2024年9月17日18時20分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東かがわ労働基準監督署は、労働安全衛生法違反の疑いで高松市のコンクリート圧送工事会社とその社長の男(67)、取締役の女(65)、そして別の会社のコンクリートミキサー車を運転していた男(70)と工事現場の責任者の男(51)を17日付で書類送検しました。
労基署によると去年12月15日、東かがわ市帰来の道路建設の工事現場で、コンクリート圧送作業の補助をしていた外国人労働者の男性(20代)が、コンクリートポンプ車の後部に立ってコンクリートミキサー車がバックするのを誘導していたところ、ミキサー車がポンプ車に衝突。
これにより、男性のつま先が車両の間にはさまれ、親指以外の4本の指が挫滅し切断しました。
そして2カ月以上休業することになりました。
労働安全衛生法では、労働者が労災により死亡したり4日以上休業したりしたときには遅滞なく報告することが定められていますが、社長ら4人は共謀の上、報告書を提出しなかった疑いが持たれています。
労基署は4人の認否を明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/228551a7df36bc88d37ccf6b59c8b9c657fa7ae2
2024年9月16日付で茨城新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時ごろ、茨城県行方市小幡の県道で、道路を掘削し電線ケーブルの埋設作業中だった男性から「路面が崩れ作業中の男性が下敷きになった」と119番通報があった。
掘削した溝の底で作業していた同県つくば市、会社員、男性(59)が、崩れ落ちてきたアスファルト路面や土砂の下敷きになり、外傷性ショックで死亡した。
男性と一緒に作業していた同県牛久市、会社員、男性(26)も巻き込まれ、骨盤を折るなどして重傷を負った。
県警行方署で事故原因を調べている。
同署によると、2人は電線ケーブルを通す配管を地中に埋めるため、掘り出した土砂が崩れないよう土留めする作業を行っていた。
現場は行方消防署の北方約1.1キロの場所。
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=17264871201766
9月16日21時1分にYAHOOニュース(毎日新聞)からは、現場では6人が作業していた、死傷した2人は路面から1.5m下で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警行方署によると、作業員計6人が工事に関わっていた。
そのうち吉原さんと20代の男性会社員の計2人が、路面から約1・5メートル下で作業をしていた際、路面が崩れたという。
男性会社員も事故に巻き込まれ病院に運ばれたが、意識はあるという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a05bcc2dcecbe5410aed3a491e18e4b006a359d8
2024年9月15日8時2分にYAHOOニュース(THE GOLD ONLIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
知られざる「日本の住宅とその性能」について焦点をあてる本連載。
今回のテーマは「窓」。
冬暖かく、夏涼しい家にするためには、窓の断熱性能が極めて重要だといわれています。
しかし、日本の窓事情は深刻で「日本最高評価の断熱窓は、海外では違法レベルの低性能」です。
この状況の真相について、詳しく解説していきます。
■実は日本の住宅の断熱性能は、先進国で最低水準
知っている人の間では常識でも、多くの人が知らない事実というのは結構あるものです。
日本の住宅性能、特に断熱・気密性能(冬暖かく、夏涼しく、省エネの家)は、先進国で、突出して性能が低いという事実もそのひとつです。
残念なことに、家を新築する、もしくは分譲住宅の購入を検討している多くの人は、この事実を認識していないようです。
このことを知った上で住まいづくりをするかどうかは、建てたあとの満足度に大きな差が生じます。
■決定的に劣っている、日本の窓の断熱性能
冬暖かく、夏涼しい家にするためには、断熱・気密性能が大切です。
なかでも窓の断熱性能が極めて重要です。
なぜなら、夏に流入する熱のうち74%、また冬に流出する熱の50%は、窓からなのです(図表1)。
そのため諸外国では、窓の断熱性能に厳しい基準を定めています。
U値〔W/m2・K〕は、窓の断熱性能示す値で、小さいほど高断熱であること意味します。
たとえば、ドイツではU値1.3〔W/m2・K〕以下のサッシでないと使うことができません。
中国、米国の基準も下図の通りです。
日本は地域によって基準が違います。
6地域は、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡といった人口が集中する温暖な主要都市を含む地域ですが、この地域の基準は、4.65〔W/m2・K〕です。
他国に比べて、窓の断熱性能の基準があまりに違うことをおわかりいただけると思います(図表2)。
■日本で最高等級の断熱サッシは、他の国では違法レベル
さらに驚くべきことに、日本では、一般社団法人日本サッシ協会が定める窓の断熱性能表示制度では、2.33〔W/m2・K〕の断熱性能で、最高等級の星4つがもらえます(図表3)。
【図表2】を見返してほしいのですが、日本で最高等級の評価が得られる断熱性能のサッシは、他の国に持って行くと、断熱性能が不十分で違法になってしますのです。
このように、日本で普通に家を建てるということは、他の国では考えられない低性能な家になってしまうのです。
窓の性能はわかりやすい例ですが、他にも多くの面で、日本の住宅性能は、他の国に比べて劣っています。
つまり日本では、施主が知識を持ち、意識して性能にこだわらないと、他国の基準に照らして、まともな性能の家にはならないのです。
■アルミサッシは他の国では使われていない
ではなぜ、こんなに窓性能の基準が違うのでしょうか?
背景の一つに、アルミサッシが普及していることと、樹脂サッシの普及の遅れが挙げられます。
他の国々では、基本的にはアルミサッシは使われていません。
なぜなら、アルミと樹脂で比較すると、アルミは樹脂の約1,400倍も熱を通してしまうのです。
つまり、アルミサッシを使っている時点で、十分な住宅の断熱性能の確保は困難なのです。
そのため、他の国々ではアルミサッシはほとんど使われず、樹脂製もしくは木製サッシが主流を占めています。
日本も樹脂サッシの割合が少しずつ高まっていますが、図の通り、新築住宅における樹脂サッシの割合はまだ29%程度で、他国に比べて圧倒的に普及が遅れています(図表4)。
■なぜ、窓の性能向上が重要なのか?
・・・
■アレルギーや喘息のリスクも低減される
・・・
■引違い戸はなるべく避けたい
・・・
■「パッシブデザイン」も意識したい
・・・
■既存住宅の窓の断熱改修の大チャンス!
新築中心に説明してきましたが、アルミの単板ガラス(1枚ガラス)の冬寒く、夏暑い家で、我慢しながら暮らしている人も多いと思います。
窓だけの断熱リノベは、もともとかなり手軽でコスパもいいのでお勧めなのです。
そこに、今年度は、「先進的窓リノベ事業」という国の手厚い補助制度が用意されているため、手軽に居住環境を改善する大チャンスです(関連記事:『 今年の夏こそ涼しく過ごす…朗報!窓の断熱改修の大型補助金「先進的窓リノベ2024事業」募集開始 』)。
窓を高断熱化するだけで、いきなり他国並みの高性能住宅になるわけではありませんが、現在の居住環境に比べれば、劇的に改善します。
ぜひ、冬の寒さ、夏の暑さを我慢する生活から脱却することを強くお勧めしたいと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4012334f3b10a417d08ad13f347d9d0a6c37c29a
2024年9月14日19時59分に信越放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県木曽町で14日、点検作業をしていた男性がロープウェーに巻き込まれ、顔などに大けがをしました。
事故があったのは木曽町三岳の「おんたけロープウェイ」です。
警察によりますと14日午前7時前、点検作業をしていた近くに住む53歳の会社員の男性が、動いていたロープウェーに巻き込まれました。
男性はドクターヘリで松本市内の病院に運ばれましたが、顔や胸などに大けがをしたということです。
男性は当時、ひとりで山頂の駅で点検をしていましたが、身に着けていた安全帯がワイヤーに引っ掛り、ロープウェーに引きずられたとみられています。
警察が事故の詳しい原因を調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbc/1428481?display=1
9月14日12時16分にYAHOOニュース(長野放送)からは、ロープウエイ上部の通路で点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や支配人によりますと、14日午前7時前、運行前の点検作業中、50代の男性作業員がロープウエーに引きずられ、顔などを通路の鉄骨にぶつけたということです。
男性はドクターヘリで松本市内の病院に搬送されましたが、重傷ということです。
当時、男性はロープウエー上部の通路で点検をしていて、安全帯のひもなどが引っ掛かった可能性があるということです。
14日午前11時現在、「おんたけロープウェイ」は事故を受けて運行を見合わせています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f20d6aee38bb657256fe6383dbd3a9ee176ca911
2024年9月13日20時5分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県大和市立中学校の陸上部で、男子部員が走り高跳びの練習中に頭を打ち、後遺障害を負ったのは、顧問教諭の安全配慮義務違反が原因などとして、市と県に約4557万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、横浜地裁であった。
小西裁判長は義務違反を認め、市と県に連帯して約3145万円を支払うよう命じた。
判決によると、2019年3月、当時2年生だった男子部員は、両足で踏み切っての背面跳びを教諭に指示された。
マットが左右に広がっておらず、不安を覚えたが、教諭から「お前は跳べないのか」「ポンコツ」などと言われて跳躍を試み、マットの外に落下。
外傷性てんかんなどによる後遺障害を負った。
判決は、教諭は安全に着地できるようマットの位置を工夫する義務があり、男子部員がこの日初めてこの跳躍方法に取り組み、跳躍をためらっていることを認識していたことなどから、義務違反があったと認めた。
一方、男子部員は危険性を認識しながら跳躍したことなどから、「過失割合を3割の限度で認めるのが相当」とした。
大和市教委の担当者は「判決文が届いておらずお答えできない」とコメントした。
https://www.asahi.com/articles/ASS9F3HVKS9FULOB00MM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(ブログ者コメント)
「危険性を認識しながら跳躍したことに過失あり」という判断、ちょっと違うような気がした。
2024年9月13日17時50分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前10時すぎ、山口市小郡下郷の市立小郡中学校の教頭から、「生徒が理科の実験で発生した塩素ガスを吸い込んだ」と消防に通報がありました。
消防と警察が現場に駆けつけたところ、理科の実験をした1年生29人のうち、男女8人の生徒が、せき込んだり、吐き気を訴えたりしていて、いずれも市内の病院に搬送されました。
8人はいずれも軽症だということです。
警察によりますと、実験は40代の男性教諭が行い、市販の塩素系漂白剤に薄めた塩酸を混ぜて塩素ガスを発生させることを実演するもので、その様子を生徒が見ていたということです。
また、小郡中学校の教頭によりますと、当時は、塩素の性質を学ぶ授業を行っていたということです。
警察が詳しい状況を調べています。
今回の事態について、山口市教育委員会は、「実験で塩素系の漂白剤に薄めた塩酸を混ぜて有毒な塩素を発生させたことは不適切だと考えている」とコメントしました。
文部科学省教育課程課によりますと、中学校の教科書には、「塩素系の漂白剤と塩酸を混ぜてはいけない」と記載されているということです。
そのうえで、山口市の中学校の授業の実験の際の詳細な状況についてはわからないものの、「気体の発生や特性を学ぶ授業で『決して混ぜるな』と注意喚起されているものを使い、塩素ガスのような有毒な気体を発生させる実験は想定していない」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20240913/4060021183.html
9月13日19時23分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、教員が生徒を呼び寄せ塩素の色や臭いを示した、一部の窓を開け換気扇を使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校や警察によりますと13日午前9時ごろ、山口市の小郡中学校で1年生29人が理科の授業で塩素を発生させる実験を見学した後、複数の生徒がひどい咳や吐き気を訴えました。
午前10時20分ごろ、学校が消防に「理科の実験で体調不良者がいる」と通報し、生徒あわせて8人が市内の病院に救急搬送されました。
実験では教員が生徒29人を呼び寄せ、市販の液体漂白剤と希釈した塩酸を混ぜて塩素を発生させ、その色やにおいを示したということです。
1年生で習う理科の内容ではなかったものの、教員がこれまでにも行っていた方法で実験を行ったということです。
理科室の一部の窓は開け、換気扇は使っていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a09d8a9c1b0f4ef660ab8ed0c7192c393ffb7e00
9月13日付で山口朝日放送からは、集気びんの中に塩素を発生させた、冒頭情報とは異なり、この実験は学習指導要領に従い、これまでも実施されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小郡中学校によりますと、1年生29人が気体の性質を学ぶ授業で、40代の理科の男性教諭が市販の漂白剤と薄めた塩酸を混ぜて集気びんの中に塩素を発生させました。
この実験は学習指導要領に従い、これまでも実施されていて、生徒たちは塩素の色や臭いを確認しました。
病院に搬送された8人はいずれも症状は軽く、既に帰宅したということです。
https://www.yab.co.jp/news-list/202409133868
9月13日17時5分にFNN PRIME(テレビ西日本)からは、授業終了後、40分後に体調不良を訴え始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校では、生徒29人が午前9時過ぎから理科室で授業を受けていて、塩素ガスを発生させる実験を行っていました。
実験中、窓を開けて換気していたということですが、授業が終わって約40分後に、生徒たちが体調不良を訴え始めたということです。
https://www.fnn.jp/articles/-/758567
2024年9月13日17時23分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時半ごろ、千葉市美浜区にある「S製油」の食用の油を作る工場で、「油の空タンク内で爆発があった。中で作業をしていた男性の意識と呼吸がない」と消防に通報がありました。
警察と消防が駆けつけ、タンクの中で作業をしていた50代の作業員とみられる男性が意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、男性が作業をしていたのは直径およそ7メートル、高さおよそ6メートルの食用の油のタンクで、別の作業員と2人でタンク内の油を除去する作業をしたあと、そのままタンク内に残って別の作業をしていた際に爆発に巻き込まれたとみられるということです。
警察は、当時の状況や爆発の詳しい原因を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20240913/1080024267.html
9月13日12時32分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、溶接作業中に爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前9時35分ごろ、千葉市美浜区新港の食用油などを扱う製油会社「S製油」で、油の空タンクが爆発した。
タンク内で作業していた男性1人が頭と口から出血した状態で見つかり、救急搬送先の病院で死亡が確認された。
千葉西署は事故の詳しい原因や男性の身元を調べている。
同署によると、「油の空タンク内で溶接作業中に爆発。男性の意識と呼吸がない」と119番通報があった。
爆発音に気付いた別の作業員が確認すると、タンクの上部から火柱が上がっていたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d583573612deb767df2a6f7f6d797fd28d2a81f7
(ブログ者コメント)
そんなことはあり得ないと思いつつも、油の除去作業後、残留可燃性ガスの有無を確認しないまま溶接作業を行った可能性も考えられる。
2024年9月13日21時35分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
東京都日野市で12日、歩行者の男性が折れたイチョウの枝の下敷きになって死亡する事故があった。
13日に現場を訪れた日本樹木医会の小林明理事は、毎日新聞の取材に対し、イチョウに病気をうかがわせる様子はなく、多くのギンナンによって枝が重くなった可能性などを指摘した。
警視庁日野署によると、事故は12日午後6時半ごろに発生。
日野市多摩平4の市が管理する緑地のイチョウの枝が折れ、下を歩いていた都内に住む男性(36)が下敷きになった。
約1時間後に助け出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
10メートル以上の高さから長さ数メートルの枝が折れて下の枝も巻き込み、計6本程度が折れたという。
実際に折れたイチョウを見た小林さんは、「健康な木で、腐ったり、枯れたりはしていないように見える。ただ、樹高が高すぎて、枝が長くなりすぎているように感じる」と指摘した。
今年は2~3年に1度の「実なりの年」で、ギンナンがたくさんついていたという。
ギンナンは上部の枝ほど多いといい、「ギンナンで枝が重くなり、上空に吹く風による経年劣化もあって枝が折れたのではないか」との見解を示した。
その上で、「樹高が高すぎたり、枝が多すぎたりすると感じた時は、管理者に連絡して対応してもらった方がいい」と話した。
日野市の大坪冬彦市長は、「御本人並びに御家族様に対し、深くおわび申し上げます。ご冥福をお祈り申し上げるとともに再発防止に向けて、全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表した。
https://mainichi.jp/articles/20240913/k00/00m/040/382000c
9月14日7時0分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、落下した枝の最大直径は30㎝、1960年ごろに植樹され2000年ごろに市の管理となったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日野署によると、落下した枝は最大で直径約30センチ、長さ約5メートル。
高さ約10メートル付近の枝が元から折れ、下の枝を次々と巻き込んで少なくとも6本が落下し、付近にいた男性が巻き込まれたとみられている。
市によると、イチョウは樹齢数十年、高さ約20メートル。
緑地は近くに団地ができた1960年ごろに植樹されたとみられ、2000年ごろの再開発に伴い市が管理するようになった。
市民から「樹木を残してほしい」との要望があったためという。
市は毎年11~12月に剪定(せんてい)作業とともに目視の点検をしていた。
この緑地にはイチョウのほか、ケヤキやプラタナスなど30本が植えられているが、これまで枝木が折れるなどの問題はなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44e0f86fd2d530f52c4130409b81edc542af83ab
9月13日21時35分にYAHOOニュース(共同通信)からは、最後の点検は7月25日、事故当日は強い風は吹いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市による7月の樹木点検時に異常が確認されていなかったことが13日、市への取材で分かった。
事故を受け、市は管理する公園や緑地を一斉点検する。
市によると、最後の点検は7月25日。
事故があった12日は強風は吹いていなかったとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8f348b3826e5dff204ff49031d5516a23898bf
9月13日16時50分に朝日新聞からは、連鎖的に枝が折れた珍しいケース、ギンナンの重みで小さなヒビができ、それが蓄積されていった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
枝はなぜ、折れたのか。
現場を訪れた、全国の樹木医でつくる日本樹木医会の小林明理事(72)に聞いた。
Q 現場を見た第一印象は?
A こういうことがあるのか、と樹木医としての認識を新たにした。
枝の折れ方が普通ではない。
まず木の高い所にある枝が折れて落ち、下の枝を巻き込みながら、加速度的に重さを増していったとみられる。
連鎖的に枝が折れた珍しいケースだと思う。
時間にしたら、1、2秒ほどのことだったのではないだろうか。
Q 最初に枝が折れた原因として、どんなことが考えられますか?
A 折れたのは雌のイチョウの木。
ちょうど今はギンナンが大きく実る時期で、花がたくさんついて受粉しやすい木の上の方にギンナンはできやすい。
さらに、枝が長く伸びていた。
そのため、風に揺られることで、ギンナンの重みで、目に見えない小さなひびが枝にでき、それが蓄積されていたのではないか。
Q イチョウに限らず、我々の周りにはたくさんの木があります。どんなことに注意をすればよいのでしょうか。
A 長く伸びて、下に垂れ下がっているような枝には気を付ける必要がある。
また、葉の数が少なかったり、押すと揺れたりする木も同様だ。
異変を察知したら樹木の管理者に連絡し、二度とこうしたことが起こらないような取り組みが大切だ。
https://www.asahi.com/articles/ASS9F2H6VS9FOXIE02YM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
9月17日18時0分に朝日新聞からは、折れた10本の枝には腐食はみられなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日野署は15、16両日、業務上過失致死容疑で現場検証した。
その結果、約6~16メートルの高さの計10本の枝が折れ、上の枝が下の枝を巻き込むような形だった。
いずれも枯れたり、中が空洞になっていたりするなどの腐食はみられず、折れた枝には大きな実が大量に付いていたという。
亡くなった男性は当時、勤め先の医療機関から帰宅する途中だったという。
https://www.asahi.com/articles/ASS9K2GRBS9KOXIE027M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
関連情報として、9月13日23時2分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、倒木事例の一つにナラ枯れがあるが、その原因はカシナガ虫の一斉攻撃など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日、東京・日野市で歩行者とみられる男性が落下してきた木の枝の下敷きとなり、死亡しました。
街路樹の倒木に関する国の調査によりますと、国や都道府県などが管理する道路では、近年、年間約5200本が倒木。
その3割は、強風など災害以外の原因で倒れたということです。
例えば“ナラ枯れ”。
意外な原因と対策を取材しました。
2023年7月29日放送「報道特集」を再公開します。
■原因は? 突然 木が倒れテント直撃…夫婦が死傷する事故も
・・・
■ナラ枯れの意外な原因!? 体長5ミリの小さな昆虫“カシナガ”
・・・
ナラ枯れは、夏であっても冬のように葉が枯れ始めるのがその特徴だ。
ナラ枯れには意外な原因があった。
体長5ミリほどの小さな昆虫「カシノナガキクイムシ」。 通称「カシナガ」だ。
京都府森林技術センターの小林主任研究員は、ナラ枯れを食い止める対策を研究。
カシナガの生態について観察し、YouTubeなどで発信し続けてきた。
カシナガは繁殖に適した弱った木を見つけるとまず数匹が入り込み、フェロモンで仲間を集め、一斉に襲う。
いわば虫の総攻撃で、幹に大量の穴を開けた上に病原菌を運び込む。
病原菌に感染した木は、水を吸い上げられなくなって枯れる。
5年ほどで倒れる危険性が高まり、実際、全国各地で倒木による死傷事故がおこっている。
総攻撃を受けた木を見ると、カシナガが開けた多数の小さな穴が…。
樹木医 :
「楊枝の先端が入るか入らないかの小さな穴。本当に細かい粉が積もっています」
根元には木の粉が残される。
カシナガがかじった木クズと排泄物の混ざったものだ。
カシナガは幹の中で繁殖し、羽化した成虫が木から木へと被害を広げる。
ナラ枯れは1980年代から広がり、2010年度をピークに一度は減ったが、ここ数年で再び拡大。
特に目立つのが、これまで限定的だった“首都圏”だ。
東京では皇居にも被害が及び、首都圏は3年前の20倍に急増。
人の多いエリアに倒木事故のリスクが迫っている。
・・・
■ナラ枯れ対策に秘密兵器!その名も「カシナガトラップ」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/9852780dbba404744ad8b390c6fc299f8c19d16e
(ブログ者コメント)
(2024年10月13日 修正1 ;追記)
2024年10月11日10時30分にNHK首都圏からは、10本の枝が折れ、最も太い枝は重さ200kgあった、折れた箇所に腐食の様子はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁は現場検証を行うなどして当時の状況を調べていますが、その後の捜査で、落下した枝は合わせて10本で、最も太い枝は重さがおよそ200キロあったことが捜査関係者への取材でわかりました。
枝にはぎんなんがびっしりと付いていて、10本の総重量は1トンほどになるとみられています。
折れた箇所に腐食した様子はなかったということです。
警視庁は、ぎんなんが多く実って重くなっていた上部の枝が折れ、下の枝を巻き込みながら落下したのが原因とみて、管理上の問題がなかったのかどうかさらに調べています。
一方、現地調査を行った日本樹木医会の小林明理事によりますと、折れたイチョウの木は、隣り合うケヤキやプラタナスと太陽の光を取り合うように高い位置にある枝が伸びていたということで、「上部にある枝が長く伸びている場合には、葉が落ちる11月から12月ごろにせんていするなど、対策を取る必要がある」と指摘しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241011/1000109883.html
2024年9月13日13時32分にYAHOOニュース(ABEMA TIMES)から、下記趣旨の記事が爆発した瞬間などの写真付きでネット配信されていた。
大阪市の下水処理施設で突然、大きな爆発が起き、4人がけがをしました。
【瞬間画像】「ボーン」…爆発は2回発生か 立ち上る激しい炎 向かいのマンションのガラスも割れる
■車は横転 マンションのガラス割れる
爆発の瞬間を捉えた映像では、爆発音とともに建物の屋根からは大きな炎が上がりました。
窓ガラスは吹き飛び、そこからも激しい炎が噴き出しています。
別の場所から撮られた映像では、火がかなりの高さまで上がっているのが分かります。
12日正午ごろ、大阪市内にある下水処理施設で通行人から「爆発した」と通報がありました。
撮影した人:
「突然ぶつかるような音がしたので、ベランダに出たら火が出ていて、少し収まったかと思い撮影したらすぐに爆発し、ガラスなどが飛び散ったため、すぐ避難しました」
直後の現場では、激しい煙が建物から立ち上っていました。
この大きな爆発には前兆があったようです。
周辺の住民:
「(爆発は)2回だと思う。はじめ軽いのがドーンって感じで地響きはしたけど、2回目は2分くらいしてからボーンって。それで外出た時『えっ?』と思って、ガラスが飛んでいるから」
建物の近くでは車が横転。
吹き飛んだドアがぶつかり、フェンスがゆがんでいます。
影響は向かいのマンションにも及び、ベランダのガラスが割れるなどの被害が出ました。
■汚水から可燃性ガス発生か 過去にも…
施設では当時、臭いを防ぐためにマンホールの隙間をふさぐ作業が行われていました。
市の担当者は、汚水に含まれる何らかの物質が原因で可燃性のガスが発生し、爆発した可能性があると説明しています。
元小田原市消防本部職員・永山さん:
「雨水とか下水とかをためる施設は、いろいろなガスが自然に発生する可能性がある。メタンガスと言われているものと硫化水素ガスというもので、いずれも爆発する危険がある。よくマンホールの中で発生して中毒や爆発を起こす事例もある。それに似たようなことが起きたということが考えられる」
この影響で4人がけがをしましたが、いずれも軽傷です。
(「グッド!モーニング」2024年9月13日放送分より)
https://times.abema.tv/articles/-/10142737?page=1
9月12日17時55分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、一時的に雨水や汚水を溜める施設で隙間埋め作業後に排水ポンプを試運転したところ爆発したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防などによりますと、爆発したのは「長堀抽水所」にある一時的に雨水や汚水をためる施設で、火は約20分後にほぼ消し止められましたが、30代~40代の男性4人がガラスで顔を切るなどのけがをしました。
大阪市によりますと、マンホールの隙間を埋める作業を終え、排水ポンプを試運転したところ爆発したということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52756cc7eda4a95360d1f06475d6b7da3d46e438
9月12日14時25分に日本経済新聞からは、4人はいずれも軽傷らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
府警によると、現場で30〜40代の男性作業員4人が顔を切るなどのけがを負い、うち3人が病院に搬送された。
いずれも軽傷とみられる。
けがをした1人は府警に、約3週間前から施設周辺でガスのような臭いがしていたと説明。
府警は、ガスなどに引火した可能性もあるとみて原因を調べる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF124PJ0S4A910C2000000/
(ブログ者コメント)
〇開口部から炎が噴き出るほどの爆発なのに、4人全員が軽傷とのこと。
排水ポンプ起動時、皆、どんな場所にいたのだろうか?
〇可燃性ガスの発生が懸念される下水道。
今回着火源になった可能性があるかもしれない排水ポンプのモーターは、防爆構造になっていなかったのだろうか?
(2024年11月7日 修正1 ;追記)
2024年11月5日14時58分にNHK関西からは、現場で採取した空気からメタンが検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・西区にある大阪市の下水道関連施設、「長堀抽水所」では、ことし9月、爆発事故が発生し、職員など4人がけがをしたほか、近くにあるマンションの窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。
抽水所の地下にある雨水を一時的にためる施設、「滞水池」から可燃性ガスが発生したとみて、市が現場で採取した空気を分析したところ、メタンガスが主成分であることがわかったということです。
市は排水ポンプを起動した際に、何らかの理由でたまったメタンガスに着火し、爆発が起きた可能性があるとみて、外部の有識者に意見を聞くなどして、発生原因の特定や対策の検討を進めることにしています。
市内には「長堀抽水所」以外にも、5か所「滞水池」があるということで、横山市長は「ほかの場所でも二度と発生させないよう、しっかりと取り組んでいきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20241105/2000088966.html
2024年9月12日16時13分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後0時50分ごろ、京都市西京区の市立桂東小学校の教員から「理科の実験中に気化した塩酸を吸って多数の児童が気分不良を訴えている」と119番通報があった。
市消防局や市教育委員会によると、児童9人がのどや目の痛みなどの体調不良を訴え、救急搬送された。
全員意識はあるという。
京都府警西京署によると、当時、6年生24人が理科の授業で塩酸のにおいを確認する実験をしていたという。
過呼吸の児童もいたが回復し、症状の重い児童はいないという。
https://www.asahi.com/articles/ASS9D1RR2S9DPLZB00BM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
9月12日13時33分にYAHOOニュース(ABCニュース)からは、ビーカーに入れた希釈塩酸を試験管に移して嗅ぐ実験をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市消防局などによりますと、午前11時40分ごろ、理科室で塩酸のにおいを嗅ぐ実験をしていたところ、小学6年生の児童が相次いで目やのどの痛み、せきなどの症状を訴え出したということです。
男子児童6人、女子児童3人のあわせて9人が病院に搬送されましたが、全員軽症とみられます。
ビーカーに入れた薄めた塩酸を試験管に移してにおいを嗅ぐ実験をしていて、女性の教師が1人で授業にあたっていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec52fa49c7f01141270e7012c966d489edcd7c61
9月12日17時48分にNHK京都からは、9人はばらばらな場所にいた、塩酸などの水溶液の違いを比べる実験だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
搬送された9人は一か所にいたのではなく、ばらばらな場所にいたということです。
京都市教育委員会によりますと、桂東小学校で行われていた授業は、小学6年生の理科で学習する「水溶液の性質」という内容で、塩酸のほか、薄めたアンモニアなど、水溶液のにおいや見た目の違いを比べるという内容です。
文部科学省では、理科の実験中に児童や生徒が搬送されるケースが全国的にみられることから年に2回、都道府県の教育委員会などに理科の授業での薬品の扱いに十分注意するよう呼びかけているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240912/2010020958.html
9月12日17時23分にFNN PRIME(関西テレビ)からは、臭いを嗅いだ後、徐々に気分不良を訴え始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、小学校ではアンモニアと塩酸のにおいの違いを確かめる実験が行われていて、においを嗅いだ後、徐々に児童が気分不良を訴え始めたということです。
https://www.fnn.jp/articles/-/757967
9月12日19時30分にmBS NEWSからは、窓は閉め切られていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
教室では当時、冷房を付けて窓を閉め切っていたとみられていて、警察は学校側から話を聞くなどして状況を調べています。
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240912/GE00060426.shtml
(2024年9月28日 修正1 ;追記)
2024年9月26日19時54分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、薄い塩酸ではにおいがしなかったため教員が濃い塩酸をスポイトで試験管に足していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
京都市西京区の桂東小で理科の実験中に児童9人が気分不良となり救急搬送された事故で、誤って濃い塩酸を扱うなど学校側の安全対策に不備があったことが26日までに分かった。
事故は12日、6年の1クラス24人が塩酸のにおいを確かめる実験をしていた時に発生した。
児童9人が気分不良を訴えて搬送され、うち2人は1日入院した。
市教委によると、最初、児童は試験管に入れた薄い塩酸を用いて実験していたが、児童から「においがしない」との声が上がったという。
このため、教員が濃い塩酸をスポイトで試験管に足していたところ、児童が次々に目やのどの痛みを訴えた。
塩酸から塩化水素が発生したとみられ、せきをしたり、過呼吸になったりした児童もいたという。
理科室の換気や防護眼鏡の着用も徹底できていなかったといい、
市教委は「においの感じ方には個人差があるため、塩酸を濃くする必要はなかった」として、市立小全校に注意喚起の通知文を出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e67da3ec0c94d180177892658e14e7239a74094
2024年9月11日11時37分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前8時半すぎ、西区歌里町の「A工業」の本社工場で「臭化水素が発生し、作業室にいた人が喉の痛みを訴えている」などと通報がありました。
いずれも30代の従業員の男女3人が目や喉の痛みを訴え搬送されましたが、命に別条はないということです。
工場の従業員:
「むせるような臭いがちょっとあって。煙がすごかったので中に入れなかった」
消防によると、メッキ加工の工程で液体の薬品を温めすぎたため臭化水素が発生したとみられ、従業員などおよそ40人が近くの公園に避難したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4c39be2a9798156a5fcf2011c29af0c1530a93
9月11日15時26分にNHK NEWS WEBからは、レベル低下検知装置が作動しなかったため薬品が少なくなり加熱が進んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前8時半ごろ、名古屋市西区歌里町のメッキ製品などの製造工場から「工場内で臭化水素が発生した。従業員がのどの痛みを訴えている」などと消防に通報がありました。
警察によりますと、いずれも30代の従業員の男性2人と女性1人が、のどや目の痛みなどを訴えて病院で手当てを受けました。
症状は軽く、命に別状はないということです。
警察や消防によりますと、「臭化水素」は、吸い込むと目などの粘膜に痛みが出る毒性のある気体だということです。
警察によりますと、当時、工場では加熱した臭化水素を含む薬品で製品を洗浄する作業が行われていましたが、薬品が少なくなっていることを検知する装置が作動しなかったとみられるということです。
警察は、薬品が少なくなった状態で加熱が進み、大量に気体が発生してしまったものとみて、詳しい状況を調べています。
消防によりますと、当時、工場にはおよそ50人がいて、一時、近くの公園に避難したということです。
(音声情報のみ)
この工場では臭化水素は通常の作業の過程で発生しているという。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240911/k10014578851000.html
2024年9月10日22時0分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、JR貨物は、貨物列車の車輪と車軸からなる「輪軸」を組み立てる際に、データを不正に改ざんしていたと発表しました。
不正が行われていたのは、北海道、神奈川、広島の3つの車両所で組み立てられた貨物列車560両、機関車4両のあわせて564車両で、JR貨物の全車両の1割近くにあたるということです。
JR貨物は9日から、不正のあった車両の運転を順次取りやめ、安全性が確認されるまでは運行を停止することにしていて、貨物の輸送に影響が出る可能性があるということです。
不正は、車輪と車輪をつなぐ車軸を押し込む際に、基準となる圧力よりも強い圧力をかけて組み立てられたにもかかわらず、基準内に収まるようにデータを改ざんしていたということです。
基準を超えて組み立てを行うと、車軸に傷がつき、強度が弱くなる可能性があるとしています。
国土交通省は、JR貨物に対し、「このような不正行為は、鉄道輸送の安全確保を根底から覆す行為であり、極めて遺憾」としたうえで、JR貨物が所有する全車両およそ7500車両の緊急点検を指示するとともに、11日、不正行為が行われた3車両所に鉄道事業法に基づく立ち入り検査を行うとしています。
JR貨物によりますと、今回の不正は今年7月に山口県のJR新山口駅構内で発生した貨物列車の脱線事故を受け、広島車両所での組み立て作業の確認を進めていた際、社員から不正の申告があり、発覚したということです。
JR貨物は、データの改ざんと脱線事故の因果関係については「現在、運輸安全委員会が調査中の為、コメントは差し控える」としました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09f51131fd3587507f8a62d6adfb7597af49584f
9月12日6時18分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、作業を失敗すると部品廃棄になるので不正を行った、新たに300台の調査対象車両が見つかったため全貨物列車が運行停止、物流に影響が出ているなど、下記趣旨の記事が輪軸組み立て作業の模式図など付きでネット配信されていた。
・・・
不正があったのは、車輪などを車軸にはめて「輪軸」を組み立てる作業です。
車輪などを押し込む際の圧力が「基準を超えていた」にもかかわらず、検査記録表には「基準値に収まる数値」に書き換えるなどしていたというのです。
基準以上の圧力がかかった場合、軸に傷がついて金属疲労が早まり、最悪の場合、折れる可能性があるといいます。
なぜ不正が行われたのか…
JR貨物 西田車両部長 :
「作業を失敗すると、少しコストというか、部品が廃棄になることを(社員が)気にかけた」
JR貨物 小暮取締役 :
「もともとある程度の圧力が必要な作業なので、きっちりと締まっていることへの基準超えに対しての認識が甘かった」
不正が行われていたのは、貨物列車などあわせて564両。
ただ、11日になって新たに調査が必要な車両が300両見つかったため、JR貨物は全ての貨物列車の運行停止を発表しました。
この時期は、北見産のタマネギを全国に運ぶ通称“タマネギ列車”が走るなど、北海道産野菜をはじめさまざまな物流で重要な役割を担っていた貨物列車。
タマネギ農家 :
「ある程度まとまった量を一気に出したい時期なので、JR貨物、
タマネギ列車がないと不便」
JR貨物は安全が確認できた車両から順次運行を再開していますが、すでに影響が出ています。
ヤマト運輸は10日、11日に発送された、関東から九州・北海道宛ての荷物、九州・北海道から関東宛ての荷物の配達が1日以上遅れる見込みだとしています。
また、佐川急便でも現在預かっている全国から北海道、東北、関東、北陸、関西、九州宛ての荷物に遅れが生じる可能性があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/693176565e1a50da20e4fc144fe7e80198e97041
9月13日5時45分にYAHOOニュース(MONOist)からは、基準値超えのデータを基準値内のデータに差し替えたり、記録表には基準値上限の値を記入するなどしていた、いずれの車両所でも基準超過は問題なしと認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
経緯は以下のような流れだ。
2024年7月24日に山陽線山口駅構内での貨物列車脱線事故を受けて、輪軸組立作業の確認をしていたところ、社員からの申告により、車輪と大歯車の圧入作業において、圧入力が基準値を超過していた場合、検査結果データを基準値内のデータに差し替えて、検査を終了させていたことが分かった。
そこで他の車両所でも社内調査を行ったところ、3カ所で不正が発覚したという。
北海道支社輪西車両所では、圧入作業において圧入力が基準値を超過しているにもかかわらず、検査データを検査記録表に添付し、検査を終了していた。
関東支社川崎車両所では、圧入作業において、圧入力が基準値を超過した場合、検査記録表に基準値上限の数値を記入し、作成していた。
関西支社広島車両所では、圧入作業において圧入力が基準値を超過した場合、検査結果データを基準値内のデータに差し替えて検査記録表を作成していた。
不正件数は、9月10日に発表されたものから9月12日に追加があり、北海道支社輪西車両所が貨車319両(9月10日発表分に対し10両増)、関東支社川崎車両所が貨車275両(同57両増)、関西支社広島車両所が機関車4両、貨車33両だった。
いずれの車両所でも、圧入力値が基準値を超過することについては問題がないと認識していたという。
検査結果データが基準値を超過していた輪軸を搭載した車両(機関車4両、貨車627両)は運用を停止し、車軸の検査をあらためて行う。
また、今回不正行為を行っていた車両所における輪軸組立作業は、作業体制を再整備するまで作業を停止する。
なお、9月11日に不正行為の有無の確認作業のために行った一時的な運転見合わせについては現在解除しており、全列車の運転を再開している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/24914374db41d19951db358431d6ccfa256a2c6d
(2024年10月1日 修正1; 追記)
2024年9月30日18時19分にYAHOOニュース(鉄道ジャーナリスト梅原氏の寄稿文)からは、製品の精度が上がったことが背景にあるのかもといった専門家の意見が、下記趣旨でネット配信されていた。
鉄道業界を揺るがす2024(令和6)年秋の大きな話題は、車軸に車輪を装着した輪軸(りんじく)を組み立てる際に生じた不正行為でしょう。
不正行為は、JR貨物の貨物列車が山陽線新山口駅構内で2024年7月24日に脱線事故を起こしたことがきっかけで発覚しました。
貨物列車を牽引する電気機関車の脱線は車軸の折損によるものと判明し、車軸の検査状況を調査すると、車軸に大歯車を装着したときの圧入力値が基準値を超過していたうえ、圧入力値を記載した記録簿が改ざんされたというのです。
JR貨物から報告を受けた国土交通省は、2024年9月12日に全国の鉄道会社に対して輪軸の緊急点検を指示したところ、圧入力値の改ざんは鉄道会社をはじめ、鉄道車両メーカーでも発覚しました。
輪軸の組立工程でなぜ不正が行われ、しかも多発したのか、理由はまだはっきりしていません。
2024年9月末日の段階で考えられる点をまとめましょう。
■エキスパートの補足・見解
輪軸について定めたJIS(日本産業規格)E4504では、A-Cシリーズ輪軸の組み立ての際の注意事項として「締め代(筆者注、車輪や歯車の中心の穴に設けられたわずかなすき間)と圧入力とを共に狭い範囲に規定すると、組立が困難になる場合がある」とあります。
製品の精度が上がり、車輪や歯車の締め代がほぼないなどで挿入に難儀し、結果として規定を越えた圧入力値とせざるを得なかったのかもしれません。
また、圧入力値不足も見つかっており、こちらは締め代が大きいために小さな力で車輪や歯車が車軸の規定の位置に装着されたと考えるべきでしょう。
現時点で筆者が提案する方策は、JISE4504における締め代を見直すことです。
それから、圧入力値を超えると実際に車軸にどのくらいの負担がかかり、折損に至るのかも科学的に検証する必要があるでしょう。
現実に多数の鉄道会社で規定の圧入力値を超えた輪軸が存在するのですから、そうした輪軸はどの程度の走行距離までであれば使用に耐えるのかを基準に入れ、この数値を厳密に守らせることで、安全性を確保したうえで作業の効率化も図られるのではないでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/c31a7ca944d4b8fdb6b99543b999e69422ac3ffc
2024年9月10日付で中国新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後1時45分ごろ、広島市安芸区船越南5丁目の市船越ポンプ場で、作業用の滑車が外れ、市発注の電気設備工事をしていた南区の契約社員男性(59)の胸に直撃した。
男性は、心臓損傷のため、搬送先の病院で死亡が確認された。
広島県警海田署や市下水道局によると、配電盤の電線をポンプ場へ引き込むため、男性がケーブルウインチで電線を引っ張っていたところ、床に取り付けていた金属製の滑車の機器(縦30センチ、横42センチ、高さ17センチ)が外れて胸に当たった。
男性は市下水道局が契約した電気設備工事業者の2次下請けの作業員という。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/525143
9月10日21時10分にNHK広島からは、雨水を川に排水するポンプ場で事故が起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後、広島市安芸区にある雨水を川に排水するポンプ場で電気設備の工事をしていた50代の作業員が、機械を使ってケーブルを取り込んでいたところ、金属製の滑車が外れて作業員を直撃しました。
作業員は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
事故があったのは、広島市安芸区にある広島市の船越ポンプ場です。
警察によりますと、ポンプ場では電気設備の工事が行われていて、10日午後2時前、契約社員の大田さん(59)が機械を使ってケーブルを屋内に取り込む作業をしていたところ、ケーブルをかけるために床に固定していた滑車が外れ、胸に滑車が直撃したということです。
大田さんは病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。
直撃した滑車は金属製で直径30センチほどの大きさだということで、警察は、事故が起きた詳しい原因などを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20240910/4000026952.html
9月10日18時56分にテレビ新広島からは、滑車の固定留め具が壊れ、15mほど離れた場所にいた作業員のところまで飛んで行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時ごろ、広島市安芸区船越南にあるポンプ場で、58歳の男性作業員が建物の2階にケーブルを引き込む作業をしていたところ、ケーブルを通していた滑車を固定していた留め具が壊れ、飛んできた滑車が男性にぶつかりました。
男性は心肺停止で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
滑車は金属製で直径およそ30センチ、15メートルほど離れた場所にいた男性の胸に当たったとみられています。
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000025590.html
9月10日17時27分にYAHOOニュース(RCC)からは、滑車の留め具が破断した、男性はケーブルを引き込む機械の近くに倒れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後1時45分ごろ、広島市安芸区船越南の「船越ポンプ場」で、作業していた男性(59)に、滑車にぶつかる事故がありました。
男性は、ケーブルを屋外からポンプ場の2階電気室に引き込む作業をしていたところ、固定していた滑車の留め具が破断して、滑車が男性にぶつかったということです。
男性はケーブルを引き込む機械の近くに倒れ、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0cd0f8393d2e3b72255d08a2595fbcfe7a23fa
2024年9月11日0時12分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時ごろ、北九州市小倉南区下曽根新町の商業施設「サニーサイドモール小倉」のエスカレーターで90代女性が転倒し、後頭部にけがを負った。
施設を管理するJR九州ビルマネジメントによると、エスカレーターの踏み段(ステップ)部分は動いていたが、左側の手すり部分が不具合で止まっていたため、手すりを握っていた女性がバランスを崩した。
女性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。
同社によると、不具合があったのは1階から2階に向かう上りエスカレーターで、1994年の製造。
8月23日に行われた月に1度の定期点検では、異常は確認されなかったという。
https://www.asahi.com/articles/ASS9B51JRS9BTIPE01LM.html
2024年9月10日18時25分にYAHOOニュース(福島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県喜多方市の川で60代の男性作業員が、船から転落し死亡した。
福島テレビ・宮下記者:
「男性はこちらの川で、水面に浮かぶごみを拾っていたところ何らかの原因で転落したということです。現在、警察が事故の原因を調べています」
警察によると、9月10日午前10時30分すぎ、喜多方市高郷町を流れる阿賀川で、「男性が船から転落した」と消防に通報があった。
川に転落したのは、福島県西会津町の会社員・伊藤さん(63)で、病院に運ばれたが、その後死亡した。
伊藤さんは東北電力の発注工事で、新郷ダムに流れる川のゴミを集める作業にあたっていて、警察では同乗していた作業員から当時の状況を聞くなどして、転落の原因を詳しく調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a750a0ff461b15b7360a4563beb7f2e1a25a7b7
9月10日17時24分にテレビユー福島からは、「転落し沈んでしまった」という通報があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県喜多方市のダムで10日、清掃作業をしていた60代の男性が誤って転落し、死亡する事故がありました。
事故があったのは、喜多方市高郷町にある阿賀川の新郷ダムで、10日午前10時半ごろ、「ダムの清掃中に、船から作業員が転落し沈んでしまった」と、同僚の男性から消防に通報がありました。
転落したのは、西会津町の会社員・伊藤さん (63)で、搬送先の病院で、死亡が確認されました。
新郷ダムは東北電力が管理するダムで、伊藤さんは協力企業の作業員だったということです。
警察が当時の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a07462fd03fe997475e5c0df1ae612a280904a50
(ブログ者コメント)
「転落し沈んでしまった」という通報内容が気になった。
仮に救命胴衣不着用だったとしても、すぐに沈んでしまうとは・・・。
何か重量物を身につけていたのだろうか?
2024年9月13日19時48分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月9日午後3時20分ごろ、笛吹市一宮町南野呂にある運送会社の倉庫で、電球の交換作業をしていたこの運送会社の従業員の57歳の男性が、およそ10メートル下の地面に落下する事故がありました。
男性は積み上げられたパレットの上に乗り、それを別の従業員が操作したフォークリフトで持ち上げた状態で作業をしていてバランスを崩し、落下したということです。
男性は意識不明の重体となっていましたが、警察によりますと12日、頭蓋内損傷の疑いで死亡が確認されました。
警察は労災事故として原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/87479e865b487e8c9763061421a00347cfda333b
9月9日22時15分にYAHOOニュース(山梨放送)からは、コンクリート床に落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後3時20分ごろ、笛吹市一宮町の運送会社の倉庫内で57歳の男性社員がフォークリフトで積み上げたパレットの上に乗り天井の電球を交換していたところ、バランスを崩して約10メートル下のコンクリートの床に落下しました。
男性は頭などを強く打ち、ドクターヘリで甲府市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/977015f70d368758eada5defdfc49c1940760410
2024年9月11日22時14分に上越妙高タウン情報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日(月)、上越市内の小学校で食物アレルギーのある低学年の児童1人が給食終了後に症状を発症し、緊急搬送されたことがわかりました。
この日の給食には、かきたま汁が提供されましたが、この児童には卵を除去した食事が提供されていて、現時点で給食によるアレルギーの誤食事故ではないとみられています。
上越教育委員会によりますと、9日の給食終了後の午後0時55分ごろ、当該児童の左肘が同級生のかきたま汁が入っていた食器に触れたということです。
児童が学級担任に触れたことを申し出て、児童の左肘を流水で洗い、保健室に連れて行きました。
その後、学級担任は保護者に連絡。
児童の体に症状が表れ始めたため、児童は内服薬を服用しエピペンを注射。
学校職員が救急搬送を要請し、午後2時39分に救急搬送されました。
この日は様子を見るために入院しましたが、翌日10日(火)に退院。
10日と11日は学校に不安があるため欠席したということです。
教育委員会では、アレルギー症状が発症した要因は、この児童の左肘が、同級生のかきたま汁が入っていた食器に触れたことによるものみており、食器はかきたま汁が飲み干されていたのか、一部残っていた状況かを確認中だということです。
状況の確認検証が終わり次第、改めて情報提供をする予定だということです。
https://www.joetsu.ne.jp/261618
9月12日6時30分に朝日新聞からは、自分の食器を片付けて席に戻った際にかきたま汁が入っていた食器に触れた、市教委ではアレルギー食材が給食に使われた際は黙食を指導しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市教委によると、搬送されたのは9日午後の給食終了後。
児童は卵に対するアレルギーがあり、午後0時55分ごろ、食器を片付けて席に戻った際に、同級生のかきたま汁が入っていた食器に左ひじが触れた。
水道で洗い流すなどしたが、約1時間後に湿疹の症状が現れた。
連絡を受けて駆けつけた母親が内服薬を飲ませ、症状を緩和する自己注射「エピペン」を打ち、午後2時40分ごろに救急搬送された。
市教委の担当者は「誤食ではないケースで、あまり例を聞いたことがない」と話す。
市教委では通常、アレルギー食材が給食に使われた際は、口から飛ぶなどした食材がアレルギーのある子どもに触れないように黙食を指導しているという。
https://www.asahi.com/articles/ASS9C4FDCS9CUOHB00FM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
9月14日18時2分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、学校は5分以内に判断して内服薬を飲ませるというマニュアルがあったのに、それに従った対応をしていなかった、上越市では去年の給食アレルギー事故を受け研修会などを開いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
児童は発疹やかゆみが出たものの、学校側はすぐに薬を飲ませておらず、約1時間後に駆けつけた保護者が薬を飲ませたものの、児童に軽いせきの症状が出ていたことからエピペンを注射。
児童はその後、市内の病院に運ばれたという。
上越市のマニュアルでは「軽度のかゆみなどの反応があれば、5分以内に判断して内服薬を飲ませる」とされているが、マニュアル通りに対応していなかったことが明らかとなった。
上越市では去年10月にも給食を食べた児童が救急搬送されるアレルギー事故が発生。
このときも対応の遅れが指摘されていたことから、教職員を対象にした研修会などを開き、対策を強化していた。
今回、救急搬送された児童はすでに退院しているが、のどの腫れが続いていて、登校できていないという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/713230c73bb44297da49fa020e0246fc174a8ae7
9月13日付で上越タウンジャーナルからは、搬送時の症状について保護者は学校側の説明と違い重篤だったと話している、内服薬もエピペン注射も救急車要請も全て保護者が対応した、保護者はこれまで皮膚についただけでは症状はでていないと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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市教委は今回、搬送当時の児童の症状について「重篤な状態ではなかった」としているが、保護者は「重篤なアナフィラキシーショックを起こしていた」としているなど、双方の認識も食い違っている。
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児童は卵成分を除いた除去食の給食を食べ終わった後、手を洗いに行って教室に戻ったら、同級生のかきたま汁の食器が自席に置いてあり、左肘が食器に触れたという。
■市教委の発表内容(時系列)は次の通り(全文ママ)
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■事実と異なる発表 緊急対応はすべて保護者
市教委の発表では、症状が現れ始めたのは午後2時10分頃とされている。
保護者によると、午後1時20分頃に担任から電話を受けた際、児童が首をかゆがっていると伝えられたという。
さらに約30分後の午後2時前に保護者は学校に電話し、再度、症状を確認。
その際に児童本人と直接電話で話したときにもかゆみを訴えていたという。
その後午後2時頃、保護者は学校に到着。
保護者が確認したところ、全身にじんましんが広がっていたため、主治医に電話で指示を仰ぎ、内服薬を飲ませた。
その後、児童は腹痛を訴え、声もかすれてきたことから午後2時30分頃、保護者がエピペンを注射し、教職員に救急車を呼ぶよう依頼したという。
保護者の説明を市教委発表の時系列に追加すると、次のようになる(赤字が保護者の認識。黒字は市教委の発表)。
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■マニュアル無視 保護者「1時間以上放置された」
上越市のマニュアルでは、児童がアレルギー原因物質に触れた可能性を認識した場合、まず人を集めてエピペンと内服薬を持ってくるように指示する。
5分以内に緊急性が高い症状か否かを判断し、緊急性が高い場合はただちにエピペン注射、そうでない場合は内服薬を飲ませるか保健室へ移動させ、5分ごとに症状を判断して、軽度のかゆみなどの症状があれば内服薬を飲ませ、一定の症状の場合はただちにエピペン注射することになっている。
今回のケースでは、学校は午後1時20分頃にかゆみの症状を認識しているにもかかわらず、内服薬を服用させていない。
服用させたのは保護者で、少なくとも50分が経過している。
内服薬もエピペンも学校にあったが、いずれも使用したのは学校の職員ではなく、保護者だった。
エピペンの使用は、発症から1時間以上経っていた。
さらに保護者によると、救急車についても、保護者が職員に呼ぶように依頼したという。
保護者は「救急搬送先の医師からは『エピペンの使用があと少し遅ければ命の危険があった』と言われた。学校で子どもは1時間以上放置された」と話している。
■誤食ではないのか?
また、保護者は「これまでの経験から、皮膚についただけではアナフィラキシーは起きない」と、皮膚への接触が原因とする市教委の発表に疑問を呈している。
https://www.joetsutj.com/2024/09/13/034000
2024年9月9日20時45分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時45分ごろ、福井県越前市広瀬町の吉野瀬川ダムの建設工事現場で、茨城県茨城町城之内の会社員、藤枝さん(46歳)が、生コンクリートを運ぶ「コンクリートバケット」のメンテナンス作業中、開閉式の排出部に胸を挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。
越前署によると、バケットは高さ約3メートル、上部の直径約2・6メートルの逆円すい形。
中は空で、藤枝さんは下の排出部から入って作業していたとみられる。
現場にいた別の作業員が意識のない藤枝さんを発見し、119番通報した。
https://www.sankei.com/article/20240909-NG2Y3RPO6VNLJMHXOT2RGQUMRA/
9月9日19時35分にYAHOOニュース(FBC)からは、機械が正常に作動するか確認していた、発見時は電源が入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時45分ごろ、越前市広瀬町の吉野瀬川ダムの建設工事現場で、コンクリートを運搬する機械のメンテナンスをしていた作業員の男性が、機械の開閉部分に挟まれているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡したのは、茨城県東茨城郡茨城町の会社員藤枝さん(46)です。
越前署によりますと、近くで別の作業をしていた男性が、機械に挟まれている藤枝さんを発見したということです。
藤枝さんは事故当時、機械が正常に作動するかどうか、1人で確認を行っていたということです。
また、機械の開閉部分は両開きで、発見時は電源が入っていたということです。
警察では、藤枝さんが機械が動いたままの状態で誤って開閉部分に入り、挟まれたのではないかとみて、当時の詳しい状況を調べることにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8dfa7752fcd126fd3fa5e64d6212e20908db78
9月10日10時46分にNHK福井からは、つまりの除去や電源が入るか確認する作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時前、越前市広瀬町にある「吉野瀬川ダム」の建設工事現場で、茨城県茨城町の会社員、藤枝さん(46)が、生コンクリートを運ぶ機械の点検をしていたところ、コンクリートを排出する部分に上半身を挟まれました。
藤枝さんは呼吸がない状態で病院に搬送され、約1時間後に死亡が確認されました。
「吉野瀬川ダム」は、県が治水用に建設を進めているダムで、警察や県によりますと、事故当時、藤枝さんは機械のコンクリートのつまりを取り除く作業や、電源が入るか確認する作業を1人でしていたところ、突然、機械が動き出して胸のあたりを挟まれたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20240910/3050018806.html
2024年9月8日5時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮崎県で最大震度6弱を観測した日向灘を震源とする地震から、8日で1か月。津波注意報が発表された九州の沿岸部は、南海トラフ地震でも津波の到達が見込まれ、自治体や関係機関は初動対応などの見直しを始めている。住民の避難が一部で滞るなど新たな課題も浮き彫りとなり、識者は、今回の経験を津波防災の教訓とするべきだと指摘する。
宮崎県延岡市長浜町区長の男性(76)は地震の数分後、近所の高齢者を伴って自宅そばの津波避難タワーを訪れた。すでに6、7人が集まっていたが、「入り口の扉が開かない」と慌てた様子で、外にとどまっていたという。
タワーは高さ約10メートルで最大440人を収容でき、市が約1億円かけて2016年に整備した。普段は施錠されており、震度5弱以上の揺れを感知すると「解錠ボックス」を開くことができるようになり、鍵を取り出せる仕組み。しかし、市の最大震度は4で、ボックスは開かなかった。
そばには厚さ6ミリのボードでできた「緊急用避難扉」があり、蹴り破ってタワーに入ることも可能だ。イラスト付きの説明書きも掲示されているが、ちゅうちょしたとみられる。扉を蹴破り、住民らを中に入れた甲斐さんは「災害時は1分1秒を争う。迅速にタワーに入れた方がいい」と話す。
市内の津波避難ビルとして指定している病院や福祉施設でも、揺れを感知する解錠ボックスが採用されている。市の担当者は、施錠に関して「ビルは防犯上のリスクがあり、タワーの常時開放には落下事故などの危険がある」と説明。その上で「緊急時には、ためらいなくボードを破ることができるよう周知徹底を図りたい」としている。
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激しい揺れや津波に直面し、初めて南海トラフ地震の臨時情報(巨大地震注意)も発表されたことで、沿岸部の関係者は危機感を高めて対応策や備えの強化に動き出している。
震度6弱を観測した同県日南市の愛泉会日南病院は、1階の入院病棟を2階に垂直移転させることを決めた。
自力での移動が難しい重症心身障害児・者を中心に120人以上が入院しており、地震の際はスタッフ70人ほどで、1階の入院患者約40人を抱え上げるなどして2階に避難させた。
病院は海岸から約200メートルと近いため元々計画はあったが、予定を前倒しし、年度内に移すことにしたという。西島元利理事長は「今できる最善の計画。数年後には病院を内陸地へ移転させたい考えもある」と話す。
同県門川町では地震直後、高台の町役場などに避難する車で渋滞が起きた。町によると、列車が線路上で緊急停止し、近くの踏切の遮断機が上がらなくなったことが要因の一つという。町の担当者は「渋滞で津波に巻き込まれるリスクがある。できるだけ徒歩で近くの高台などに避難するよう呼びかけていく」と話す。
大分県臼杵市は、津波注意報や津波警報が出た際に防災無線で放送する原稿を用意した。地震前から大まかな伝達内容は決めていたが、誰でも速やかに対応できるよう8月下旬に作成した。市防災危機管理課の河野亮・副主幹は「防災無線は住民の命を守る重要な役割を担っている。危険が迫っていることをスピーディーに伝えたい」と話した。
静岡大防災総合センターの原田賢治准教授(津波工学)は「南海トラフ地震では深刻な被害も予想される。今回の経験を教訓にするために、個人や地域、行政がそれぞれ対応や行動を振り返り、備えを見直したり、防災意識を高めたりする必要がある」と指摘する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240907-OYT1T50205/
2024年9月9日20時45分に下野新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
8日午後4時20分ごろ、真岡市下籠谷(しもこもりや)の井頭公園運動広場で開催していた野外ライブイベント「ベリテンライブ2024スペシャル」で、会場付近に複数回、落雷があった。
ステージ北側の仮設テント付近にも落ちたとみられ、テント内で待機していた清掃ボランティア9人が軽傷を負い、6人が救急搬送された。
当時は雨が強く降っており、感電による負傷とみられる。
主催者のエフエム栃木(レディオベリー)や真岡署によると、ライブは午前10時に開演。
雷雨などの情報収集をしていた中、強い雨に伴い午後3時40分ごろに演奏中断と保護エリアへの誘導を始めた。
落雷後に負傷者を確認し、救急搬送を要請。
ライブは中止した。
会場では3カ所、クレーン車で高さ約30メートルに避雷針を設置。
半径100メートルを避雷針保護エリアとしていた。
避難誘導で観客は保護エリアのステージ前方に移動。
身をかがめた安全姿勢で待機するなどしていた際、落雷があった。
避雷針やテント近くの木に雷が落ちたとみられる。
けがをした9人は18~28歳の男性5人と女性4人で、全員が小山市の専門学校生。
清掃ボランティアとして参加していた。
テント内にいた約20人のうち、パイプ椅子に座っていた9人が負傷した。
保護エリアに移動する直前だったという。
専門学校の教諭(27)は、「『バーン』という大きく地鳴りのような音と目の前がフラッシュのような光に包まれ、焦げた匂いがした。足がしびれて力が入らない、イスから転んで立てない学生が出た」と話した。
ライブは7、8の両日に開催。
主催者発表では2日間で2万1千人、
8日は1万2千人が来場していた。
レディオベリーは、「悪天候に対する対策に万全を期していたが、けが人が発生したことを心よりおわび申し上げる。早期の回復をお祈りする」としている。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/959565
9月9日付でユーチューブ(FNN PRIME)からは、雷は2回落ち、1回目は保護エリア内、2回目が保護エリアギリギリの場所にあった木に落ちた、避難のためボランティアがテントに集まった、その時に運悪く落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回の野外音楽ライブでは、避雷針が3カ所に設置されていました。
クレーン車の先についていて、高さが約30メートル。
そこから半径約100メートルが、身を守る“保護エリア”になっていました。
この会場にあった避雷針の仕組みについて、湘南工科大学の成田知巳教授によりますと、「棒の部分が避雷針。棒と地面を電線で結び、電流を地中に逃がすようになっているのだろう」とのことです。
今回搬送されたスタッフがいたテントのそばの木に雷が落ちたということですが、こういった避雷針があったのに、なぜ周りの木に雷が落ちてしまったのか?
主催者に確認したところ、まず雷は2回落ちたそうです。
会場の3カ所に避雷針があって、その半径100メートルの3つの場所が保護エリアになります。
1回目は、観客が避難している保護エリアの中に落ちたそうなんですが、2回目がスタッフがいたテントの際、保護エリアに入るか入らないか、ギリギリの場所にあった林に落雷があったとのことです。
成田教授に「避雷針はどのくらいの範囲を守れるんですか?」と聞いたところ、「避雷針を設置する高さによって範囲は変わってきます。高ければ広範囲を守ることになる」と、必ずしも全てをカバーできるわけではないということです。
その他に、「避雷針以外の場所に落雷した理由は何ですか?」と聞いたところ、「落雷を100%受け止められるわけではない。自然現象ゆえばらつきがあります」と話しました。
過去には都庁の避雷針に落雷せず、その真横に落雷したケースもあったということでした。
――落雷の被害を受けたのはテントにいたスタッフだったということですが、テント内は危険性が高いということですか?
結論から言うと、テント内が危険というわけではないそうです。
今回の場合は、学生ボランティアが保護エリアに避難をしようとするために、一時的にテントに集まった時に、運悪く落雷があってしまったということです。
原因は、テントの近くに木があったことです。
この木から地面を伝って、テント内に来て感電してしまった。
あくまでもテントがというわけではなく、近くに高い木があることが非常に危険であるということになってきます。
落雷時の対処法の一つとして、耳をふさぎ、姿勢を低くして、両足を閉じ、膝を地面につけない姿勢で待機することなどが大事になってくるということです。
https://www.youtube.com/watch?v=4c6t2LzGvEA
9月9日付でユーチューブ(ANN)からは、雷鳴発生とともに主催者は避難エリアへの移動をアナウンスした、昼間は暑くて雨など降りそうにない天気だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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辺りにとどろく、雷鳴。稲妻がはっきりと確認できます。
アナウンス :
「お客様、大変申し訳ありませんが、中央の避難エリアの方に移動をお願いいたします」
8日、栃木県真岡市で行なわれたライブ会場で撮影された映像では、カッパを着て、しゃがみこむ大勢の観客に容赦なく打ち付ける激しい雨。
そして…。
ライブに訪れた人 :
「3時半ころからちょっと雨が降り出しまして、だんだん雨脚が強くなってきたところで、雷も鳴り始めたって状況でした」
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ライブに訪れた人 :
「サンボマスターのライブが終わった瞬間に雷が鳴り始めて、スタッフさんのほうで『木のそばにいないでください』と、『雷注意報が出ています』っていうふうなことを言われまして、かなり近いところに3、4発大きいのがきて、救急車なんかもその後来てたので、びっくりしましたね。怖かったですね。今まで経験したことないくらい、でかかった」
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ライブに訪れた人は、ここまでの雷雨になるとは全く想定していなかったと言います。
ライブに訪れた人 :
「お昼くらいは暑くて暑くてカラカラに暑かったですね。全く降らないと思っていました。雨具なんかも売ってたんですよ。雨具なんて、きょういらないじゃんって思いました」
https://www.youtube.com/watch?v=sWUVjEcg0aw
(ブログ者コメント)
主催者側としては、避雷針を複数設置して広い範囲に保護エリアを確保し、天候急変時には避難場所をアナウンス、電光掲示板に避難時の姿勢を掲示するなど、万全と思えるほどの雷対策を行っていた。
また、活字情報は見当たらなかったが、他のテレビでは気象情報も時々刻々と把握していたと報じられていた。
それなのに、保護エリアに入るか入らないかというギリギリの場所に落雷し、大勢が負傷した。
いくら万全の対策をとっていても、隙をつかれることがある・・・そのような事例ではないかと感じた。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。