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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2024717日 1811分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後11時半すぎ、三好市池田町の県道32号線の工事現場で、「車の誘導していた警備員が崖から転落した」と消防に通報がありました。

警察と消防が捜索したところ、およそ9時間後の18日になって工事現場から2.4キロメートル離れた三好市の三縄ダムで男性の遺体が見つかりました。

警察によりますと、亡くなったのは吉野川市の警備員、中山さん(42)で、ほかの警備員5人といっしょにケーブルを敷設する工事現場で車両の誘導を行っていました。

中山さんは工事現場からおよそ60メートル下の祖谷渓に転落して下流のダムまで流されたと見られ、中山さんがいた場所にはガードレールや柵はなかったということです。

警察は、車両の誘導中に誤って崖に転落したとみて、事故の原因を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20240718/8020020755.html

 

71898分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、電線を埋設する工事中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後11時55分ごろ、徳島県三好市にあるキャンプ場「祖谷渓キャンプ村」で、「工事現場で誘導員が転落した」と現場の作業員から消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、キャンプ場から約400メートル離れた電線の埋設工事の現場で、40代の男性警備員が交通整理をしていたところ、誤って崖から転落したということです。

男性は50メートルから70メートルほど下にある川に落ちたとみられ、現在も行方が分かっていません。

警察と消防は男性を捜索するとともに、当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f74949ee5c8e94df9119b83a4493802a5b554521

 

(ブログ者コメント)

ブログ者は最近、現場近くを通ったことがあるが、狭い道路のほぼ全線、ガードレールが敷設されていた。

それなのに・・・どこで?

キャンプ場から400mという情報をもとに調べたところ、1ケ所、ガードレールが切れている場所があった。

ここが事故現場だったのかもしれない。

 

 

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20247162044分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後5時半ごろ、盛岡市本宮の盛岡商業高校から陸上競技のやり投げの練習中、生徒にやりが刺さったと消防に通報がありました。

警察や学校によりますと、けがをしたのは陸上競技部に所属する2年生の男子生徒で、地面に向かってやりを突き刺す練習をしていた際、跳ね返ったやりが首の左側に刺さったということです。

近くにいた生徒がすぐに気づいて教諭に伝え、生徒は救急車で病院に運ばれ、手当てを受けています。

警察によりますと、詳しいけがの程度などは分からないということですが、運ばれた当時、意識はあったということです。

警察が当時の状況について詳しく調べるとともに、学校も部活動の指導などに問題がなかったか調べています。

盛岡商業高校のタカ橋校長は「生徒の無事を祈るとともに、詳細を確認して今後の対応を検討したい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20240716/6040022244.html 

 

717757分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、事故当時、陸上部の顧問は一時的に現場を離れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後5時半ごろ、盛岡商業高校のグラウンドで、陸上部に所属する2年生の男子生徒がやり投げ用のやりを足元の地面に突き刺す練習をしていたところ、跳ね返ったやりが自分の首に刺さりました。

男子生徒は、意識のある状態で病院に運ばれました。

事故当時、陸上部の顧問は一時的に、その現場を離れていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/700184ed8ce5909727d9344aecee32fd498ead37

 

(2024年8月9日 修正1 ;追記)

20248870分にYAHOOニュース(withnews)からは、助走練習中に転倒し、やりの後ろ部分が刺さった、陸上競技の投擲物が人に当たる事故は定期的に発生している、他の種目と同じ場所で練習せざるを得ないことが多いので練習時間を分けるといった対策が必要など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

陸上競技の大会や練習で、やり投げに使用されるやりが人に刺さる事故が何度も発生しています。

「首やのどに」「下腹部から背中へ」といった痛々しいニュースにはネットに反響が多く寄せられますが、なぜ事故をなくすのが難しいのでしょうか。

投てき物や競技自体の特徴を、選手への取材とあわせて紹介します。

【画像】後ろの方がむしろ鋭い“やり” 実物はこんな形

 

■投てき物自体の特徴

716日、岩手県の商業高校の関係者から「生徒の首にやりが刺さった」と119番通報があり、陸上競技部員の男子生徒が練習中、やりが体に刺さって搬送されました。

男子生徒は当時、校庭でやり投げの練習をしていましたが、助走の練習中に転倒し、持っていたやりの後ろの部分が自分ののど付近に刺さったとみられるということです。

20135月には、石川県の大学で、陸上競技部員がグラウンドでやり投げの練習をしていた際、やりが刺さる事故がありました。

このケースでは、自分が投げて地面に刺さったやりを取りに行く際、誤ってやりの後部が刺さり、下腹部から背中に貫通しました。

共に重傷を負いましたが、命に別条はなかったということです。

このように、やりが自分に刺さったケース以外にも、20127月には広島県の大学で、練習中に投げたやりが当時高校1年の女子生徒の頭に刺さり、骨を折るけがを負わせたとして学生と監督が書類送検されたケースや、19974月、兵庫県の高校において、やり投の練習中に投げたやりが別の生徒の側頭部に当たり、けがをしたケースなどがあります。

陸上競技の投てき物が人に当たる事故は、国内で定期的に発生しています。

例えば日本スポーツ振興センターのデータでは、201320年度の8年間に災害共済給付が始まった事例の中で、中高の部活で投てき物が人に当たる形で起こった重大事故は、7件(ハンマー投げ4件、砲丸投げ1件、円盤投げ1件、やり投げ1件)でした。

投てき物による事故が起きる背景には、いくつかの理由があります。

まずは、投てき物の重量と形状です。

競技者の年齢や性別により違いがありますが、オリンピックで使用される投てき物の重量は砲丸・ハンマーで男子用が7.26kg、女子用は4kg

円盤は男子2kg、女子1kg

そしてやりは、この中では軽い方ですが、それでも男子800g、女子600gと、500mlペットボトル以上の重量があります。

それが、選手たちの助走と投げる力によってエネルギーを持たされた状態で空中に放り出され、やり投げであれば男子の世界記録で最長約100m飛ぶことになるため、競技や練習の方法が適切でなければ危険であることは否めません。

また、競技用のやりは長さや重心の位置や柄の直径などにも規定があり、先端だけでなく後部も尖っており、むしろ後部の方が細くなっています。

このように、まずは投てき物自体の特徴により、例えば重量の軽いボールなどを使用する競技と比較して、事故が起きやすい事情があります。

 

■投てき競技の特徴も

もう一つは、陸上競技の大会や練習などの進行方法の事情です。

陸上競技の大会は、投てきだけを行う専門の大会でない限り、同じスタジアムの中で、走る競技や跳ぶ競技と同時並行で競技を行います。

オリンピックなどは、夏場のため競技時間をずらすことはあるものの、基本的に同時並行の試合を観ることができます。

広い陸上競技のグラウンドであっても、最長100mの飛距離があるとすると、警戒しなければいけない範囲は広くなります。

オリンピックなど上位の大会であれば、審判員や補助員の全体としての習熟度も高くなりますが、陸上競技にはさまざまな競技レベルを対象とした大会があります。

2012年にはドイツで、やり投げ競技中、やりがのどにささって競技役員が死亡する事故も起きています。

さらに、日常の練習では、気の緩みが発生しやすくなります。

また、大会とは異なり、サッカーやラグビーなど、陸上部が他の部活と共同でグラウンドを利用する場合も多くなります。

ただし、危険な場合はそもそも、特にやり投げではグラウンドでの練習が禁止されていたり、専用の練習場で別に練習したりすることもあります。

公益財団法人日本陸上競技連盟(JAAF)の安全対策ガイドラインでは、<他の種目と練習場を共用で使用することにより、投てき物が他の選手に衝突する危険性がある。>とし、次の注意事項を挙げています。

・他の部活動や種目等と時間帯や練習場を分けるなどの対策を講じる。

・サークル(記者注※砲丸、ハンマー、円盤を投げる場所)以外では試技をしない。

・投てき者は確実に周囲の安全を確認し、大声で「行きます」または「投げます」と周知し、必ず自ら前方と周囲の者の反応を確認する。
すべての安全が確認できた時に初めて投てき動作に入る。

・周囲の者は投てき物が落下するまで投てき物から目を離さない。

東京品川病院陸上競技部所属のやり投げの選手で、やり投げを安全に行うための啓発活動に取り組む鐘ヶ江さんは、こうした注意事項があっても「徹底できていないことがある」と指摘します。

「声を出しても、声が小さいことが多く、周囲の人に聞こえないこともしばしばあります。大きな声をだすのが恥ずかしいようですが、『そういった人はやりを触ってはならない』と選手教育をしていくべきだと感じます」

また、同時並行で試合が行われるとき、「トラック種目とやり投げが被ることがある」場合は、「より一層、注意が必要」と鐘ヶ江さん。

「周回系の競技では、ランナーが通りかかるタイミングと投てきのタイミングが読みづらくなり、より安全管理が難しくなります。
そうした場合は投てき者が待つことが多く、投てきのタイミングを自分で決める、というルールの公平性の観点からしても、周回系のトラック種目とやり投げは、分けていくべきだと思います」

その上で、やり投げの事故を防ぐために必要なこととして、鐘ヶ江さんは、

「危険性の周知」

「知らない人でも近づいてはいけないとわかる仕組み」

「トレーニング器具の活用などによる投てき物自体の安全性を上げる取り組み」

を挙げます。

「まずは、やり投げが危険を伴う競技であることの周知を、私たち選手も含めてもっと行っていくべきです。
そして、やり投げを知らない人(危険性を認知していない人)ほど、安全管理が難しくなるので、コーンや注意看板など、誰が見てもそこに入ってはいけないとわかるような仕組みを作る必要があると考えています。
また、先端の尖っていないものや、短いもの、クッション性のあるものなど、危険性の低い器具を開発し、練習を取り入れることも有効ではないでしょうか。
やり投げは危険を伴う競技ですが、大きな魅力もあります。
うまくリスクを管理しながら、文化を発展させていければと思います」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5dc7f3ee1baa053b3fc69040fab90e463f9a83a

 

  

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20247161624分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都大田区の都立六郷工科高校で16日、激辛ポテトチップスを食べた生徒らが体調不良を訴え、14人が搬送された問題で、生徒らが食べたのは茨城県の菓子メーカーが製造した「18禁」と書かれた銘柄のポテトチップスとみられることが捜査関係者への取材で分かった。

この製品を製造している会社のホームページでは、

「18禁!辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」
「高血圧、体調不良、胃腸の弱い方は絶対に食べないでください」
「辛さに弱い方はもちろん、強い方も注意してお召し上がりください」などと警告している。

警視庁蒲田署などによると、男子生徒1人が持ち込み、生徒約30人が16日午前8時半ごろから1人1枚程度を分けて食べたあと、一部が「口が痛い」「胃が痛い」「気持ちが悪い」などと体調不良を訴えた。

学校が「辛いお菓子を食べた生徒が体調不良を訴えている」と119番通報した。

ポテトチップスを食べた生徒のうち、15人が体調不良を訴え、男性生徒1人と女子生徒13人の計14人が近くの病院に搬送された。

いずれも症状は軽いという。

https://www.sankei.com/article/20240716-JTYAQ7OPBFMPTEIR3ALHZMETEM/

 

716172分に産経新聞からは、カプサイシンの過剰摂取が原因とみられる、辛みを緩和するのに水は逆効果で乳製品が有効など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

激辛のポテトチップスを食べた都立高校の生徒15人が16日、体調不良を訴え、複数人が病院に搬送された。

チップスに含まれる唐辛子の辛味成分「カプサイシン」の過剰摂取が原因とみられる。

昨年9月には、激辛トルティーヤチップスを我慢しながら食べるSNS上の挑戦企画に参加した米国の少年=当時(14)=が死亡しており、激辛チップスの危険性が改めて浮き彫りとなった。

 

■メーカーは注意喚起

近年はSNS上で激辛料理に挑戦する企画なども多く、触発された若者がその危険性を認知せずに激辛料理を食べる例も増えているという。

16日に体調不良を訴えた高校生らが食べた激辛チップスについても、メーカー側が「食べすぎるとおなかが緩くなる場合がある」などと注意喚起をしていた。

だが、そうした注意する表記が、かえって若者の挑戦心を煽った側面もありそうだ。

激辛チップスを食べて昨年9月に亡くなった米国の少年について、検査当局は今年5月、カプサイシンを大量に摂取し、心臓に異常が起きたことが死亡原因と報告した。

チップスには大人用で子供は食べないように注意が書かれていたが、子供も購入できる状態だった。

死亡した少年の他にも病気になったり、病院に搬送されたりした子供の報告があったという。

日本でも、令和元年7月に長野市の高校の生徒9人が、文化祭で食べた激辛料理が原因で病院に搬送された例もあるなど、各国で同様の事例が散見される。

 

■辛味緩和に牛乳など効果

農林水産省によると、カプサイシンはカプサイシノイドと呼ばれる炭素、水素、酸素、窒素からなる天然の有機化合物の一つで、唐辛子などに含まれる辛みをもたらす成分であると説明。

舌の感覚神経を刺激して、辛みを感じさせ、水にはほとんど溶けず、油やアルコール、酢には溶けやすい性質を持つとしている。

強い辛味を感じた際、多くの人が水を飲むことで対処するが、カプサイシンは水では溶けにくく、その成分を洗い流すことはできず、「かえって逆効果」(スナック菓子を製造・販売するジャパンフリトレー)という。

農水省は、カプサイシンの辛味を緩和するには乳製品が有効で、乳製品に含まれている成分が舌に接触するカプサイシンを吸着してくれるという。

辛いものを食べる際には、ヨーグルトや牛乳などの乳製品を一緒に食べることを推奨しており、ジャパンフリトレーは「冷凍バターは、バターの乳成分と冷凍による冷却効果で辛さを和らげる」と薦めている。

https://www.sankei.com/article/20240716-BUN2F6SFJVHBTNF4XUL3WQNOXY/  

 

7171828分に毎日新聞からは、ブットジョロキアと呼ばれるカプサイシンを多く含んだ世界一辛いとされる唐辛子が使われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この商品「18禁カレーチップス」を製造するI商事(茨城県鉾田市)は17日、ホームページで「お客様はじめ、関係各位に多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません」と表明した。

商品回収はしないという。

このチップスには「ブットジョロキア」と呼ばれる唐辛子が使用されていた。

「世界一辛い」として2007年から11年までギネス世界記録に登録されたこともある,非常に刺激的な唐辛子だ。

原産地は北東インドで、ゴーストペッパー(幽霊の唐辛子)とも呼ばれる。

世界中の激辛料理の愛好家に支持される香辛料の一つだ。

唐辛子の辛み成分「カプサイシン」を多く含み、辛さの度合いを示すスコビル値(SHU)は約100SHU

農林水産省によると,タバスコソースが16005000SHUなので、とてつもない辛さだ。

専門店に尋ねたところ、唐辛子は食欲増進や塩分摂取の抑制、血行促進、むくみ改善などが期待できるという。

一方で、食べ過ぎると胃腸が荒れたり、血圧が上がって息切れしたりするリスクがある。

専門店は「何でも取り過ぎは良くない。(辛さに慣れるまでは)徐々に辛みを増やすとか、大人数で食べる時は辛さに弱い人に合わせるとか工夫が必要」と指摘する。

食べ過ぎて口の中の辛さを緩和させたいときには,牛乳などの乳製品や、油を含む食べ物を取るのがいい。

カプサイシンには油に溶けやすい性質があるためで、水を飲むのは逆効果という。

消費者庁によると、食品表示基準では辛さについての表示のルールはない。

I商事はホームページで「辛すぎますので、18歳未満の方は食べないでください」「手、指にキズのある方は素手では食べないでください」など10項目の「警告」を記していた。

今回の高校生の救急搬送について、I商事は取材に対し「法律に違反した商品を製造しているわけではないので商品回収はしない」と説明した。

https://mainichi.jp/articles/20240717/k00/00m/040/252000c 

 

 

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20247161232分にYAHOOニュース(RKB毎日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前7時すぎ、北九州市若松区響新港の沖合で、タグボート「五十猛(いたける)」を台船に係留させるため58歳の男性船長が台船に乗り移りました。

男性船長が、台船にタグボートのロープをかけ、係留させようとしていたところ、ロープが右足に絡まり、膝から下を切断したということです。

男性船長は、ボートと救急車で病院に運ばれ、治療を受けているということです。

事故現場では、共同企業体が発注する洋上風力の建設工事に関連する作業をしていたということです。

若松海上保安部は、事故当時、現場にいた人たちに話を聞くなどして、事故の原因や状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dafc7c8097b79b862980ccbb6d43a56e17307b7c

 

 

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20247151717分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後110分ごろ、伊豆市松ヶ瀬の狩野川で、アユ釣り大会の関係者から「男性が流された。意識がないようだ」と消防に通報がありました。

警察によりますと、流されたのは釣り大会で監視員をしていた伊豆の国市富士見の平野さん(74)で、200メートル余り下流で見つかり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

平野さんは、流されたさおを取りに向かった際、何らかの原因で流されたということです。

現場の狩野川は、水深1メートル以上のところもあり、15日は流れや水位はふだんと変わらなかったということです。

当時、ライフジャケットは着用していなかったということで、警察が詳しい状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240715/k10014512161000.html

 

(ブログ者コメント)

個人釣行は別にして、こういった大会ではライフジャケット着用が参加条件・・・と思っていたが、そうではないらしい。

調べてみると、川釣りでライフジャケットを着用すると川に入って釣る場合、身体が浮いてしまったりするので、着用率は低いという報道があった。(下記参照)

しかし、参加者は別にしても、スタッフには啓蒙活動も兼ね、着用させるべきではないだろうか?

2024627198分 YAHOOニュース;高知放送)


61日、高知県内の多くの河川で解禁されたアユ漁。

県内外からたくさんの人が訪れる高知の夏の代表的なレジャーですが、毎年のように釣り人が流される事故が発生しています。

27日は、アユ漁をはじめ、水のレジャーを楽しむために気を付けたいポイントについてお伝えします。

【写真を見る】「磯釣りはほとんどの方がライフジャケットを着けているがアユ釣りは…」水深の錯覚、川底の変化、流される要因は様々 水難事故を防ぐには


・・・

川底の地形は水流によって毎年変化していて、去年浅かった場所が今年も浅いとは限らないといいます。

川の中を移動する際は自身の経験にとらわれず、川底の変化に気を付けてほしいと仁淀川漁協の岡崎さんは話します。

・・・

次に、アユ釣りを安全に楽しむためのライフジャケットについて、高知市の釣具店に聞きました。

川に入るため、体が浮いてしまったり、道具を取り出しにくくなったりと、海での釣りに比べて、アユ釣りでの着用率は低いということです。

フィッシングハヤシ 中平さん:
「磯釣りの場合はライフジャケットを着用するのが普通という世界、ほとんど全ての方がライフジャケットを着けてます。
ところがアユの場合は、炎天下ということと、水の中に入って釣ることが多いので救命具という概念が本当にない」

こうした中、釣り具メーカーは数年前からいろいろなタイプのアユ釣り向けライフジャケットを販売していて、例えば、こちらは非常にコンパクトなのが特徴です。

・・・

海上保安庁によりますと、海では釣り中に転落して救助された人のうち、ライフジャケットを着用していた人の生存率が着用していなかった人よりも1割以上高かった(20182022年)というデータもありますし、ライフジャケットの大切さを改めて考えてもらいたいと思います。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/df4cf096d936f4b5142ea8e99c91e657d578a052  

 

 

 

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20247151627分にYAHOOニュース(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日の午後5時過ぎ、山形県天童市のNDソフトスタジアム山形。

地元のJ2プロサッカーチーム・モンテディオ山形の試合を見ようと、会場には大勢の家族連れが足を運んでいた。

 【写真を見る】「ボン!」サッカーJ2会場のガス爆発直後の様子 消し止めたのは2人の非番消防署員(山形)

試合はもちろん、観客の楽しみはスタジアムグルメも。

この日のスタジアムには、山形や隣県の飲食店が自慢の品を提供しようと、キッチンカーやテントなどで出店していた。

「ボン!

午後5時過ぎ。
当時会場にいた複数の人によると、「グルメコーナーに並んでいたら、ボン!と乾いた音が聞こえた」という。

音は1回。

「最初は、なんだろう?という感じ。ちょっと大きい音だったが、何かが倒れたのかな?ぐらいに思っていた」

しかし、直後にもくもくと煙が上がったという。

周囲の様子については、「おそらく近くにいた人が『係員の方はいませんか?』と言いながら走っていきましたが、それ以外は特にみなさん慌てていなかった」

・・・

警察や消防によると、爆発がおきたのはキッチンカー。

ガスボンベを交換する際に引火したのが原因とみられるという。

この事故では50代と20代のキッチンカーの店員2人が手や顔にやけどを負ったが、命に別状はないとのことだ。

観客にケガはなかった。

消防によると、爆発音を聞き、現場の状況を察してすぐに駆け付けたのは、2人の消防署員だった。

天童市消防本部に勤務し、普段は消火業務や救急業務にあたっているという50代と30代の2人の消防署員。

この日は非番で、地元のチームであるモンテディオの応援をしようとスタジアムを訪れていた。

「消火器をどこから持ってきたのかなど詳細はわからないが、2人がすぐに消火活動にあたった」と消防の担当者。

偶然現場に居合わせた消火のプロが、冷静に対処したという事実があったのだ。

現場には、消火に使われた消火器がいくつも並んでいた。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/e63e42981ea0b45a94550d1a98d41d75192b4381 

 

7141936分にYAHOOニュース(テレビユー山形)からは、試合は予定通り午後7時から始まった、ボンベから漏れたガスに引火したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午後5時ごろ、天童市の県総合運動公園の敷地内にあったキッチンカーの近くで爆発がありました。

中で調理をしていた20代と50代の男性従業員が顔や腕、足などにやけどをしましたが、命に別状はないということです。

観客への被害はなく、試合は予定通り午後7時から始まっているということです。

消防によりますと、ガスボンベから漏れたガスに引火したとみられるということで、詳しい出火原因を調べています。

【写真を見る】J2会場でガス爆発 キッチンカーのボンベに引火か 従業員2人がケガも命に別状なし、観客への被害なし(山形・天童市)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8433949195d172a6e3a776d842be98620018c35c

 

 

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20247151524分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日、長野県軽井沢町のゴルフ場で男性客がカートと衝突、重傷を負いました。

14日午後245分頃、ゴルフ場で2人でプレーしていた東京都の会社役員の男性(81)がカート道を歩いていたところ、背後から来た無人の自動運転のカートと衝突しました。

ゴルフ場の従業員の通報で、男性は病院に救急搬送されました。

右足の骨折などの重傷を負ったということです。

カートはリモコンで動かすことができ、男性が腰に着けていたリモコンを誤って操作してしまった可能性があるということです。

警察が事故原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99ba7249fb2374d2c7a838fd2c6207eff3c20d72

 

 

 

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20247122223分にYAHOOニュース(防災士栗栖氏の寄稿文)から、多数の解説図とともに下記趣旨の記事がネット配信されていた。

明日13日から、7月はじめての3連休がはじまりますね。

しかし残念ながら、九州から関東甲信・東北地方は梅雨前線の停滞によって連続して雨の予報です。

特に西日本では警戒急の大雨のおそれもあり、土砂災害や浸水被害が深刻のようで、同時に怖いのは落雷でしょう。

今回は、雷にスポットを当ててお届けします!

■人体に雷が落ちる「雷撃」の7種類を紹介!

雷が人体に落ちると、命に関わる重大な事故となります。

しかし、人体に雷が直撃しなくても、さまざまな状況で人体に雷の電流が伝わってしまうのです。

ここでは、雷が落ちる7つの種類を紹介しましょう。

■直撃と側撃

落雷が人体に直接落ちる「直撃」は、電流が大量に体にながれるため死亡する確率が高い落雷です。

直撃を受けた場合の死亡率は約7080%と高く、万が一蘇生術を施さなかった場合の死亡率は、約90%にアップします。

一方で「側撃(そくげき)」は、落雷が直撃した人や木などの物体から、別の人に飛び移る雷のことです。

人が側撃を受けるときには「人⇒人」や「木⇒人」のケースが多いです。

「木の下で雨宿りをしてはいけない」との意味は、この側撃を受けるからで、先の直撃の次に多く死亡率も高い落雷です。

■分岐放電

分岐放電とは上図のように、落雷の電流が途中で分岐して複数の地点に落ちる現象です。

上図では、木に落ちていた落雷の電流が途中で分岐して、少し離れた場所にいた人に流れています。

この落雷も死亡率が高く、高い木の傍などにいると危険であることを示しています。

■誘導電流

雷が近くに落ちたとき、落雷の電流による「電磁誘導」によって、落雷電流と逆方向の誘導電流が流れます。

この現象が起きた場合は、短時間意識を失ったり、めまいや頭痛などの症状に見舞われます。

ただし、これまで紹介した、直撃や側撃のように命に影響なく比較的軽傷で済むようです。

■歩幅電圧

なかなか聞いたことのない単語ですが、地面に接している2点間の電位差が原因で、2点間を流れる電流のことです。

落雷点の近くに立っている人の両足間に電流が流れた場合、ビリビリと電流が流れることを感じるようです。

ことのときの心臓までの通電量は、全電流の0.4%以下といわれており、これにより死亡する危険性は極めて低いため、不安にならなくても大丈夫です。

ただし、腹ばいの姿勢の場合は心臓への通電の可能性が高くなるため、危険性が高くなります。

■爆風

雷が落ちた衝撃で起こる爆風です。

鼓膜が破れるなどの症状が起きますし、状況によっては頭蓋骨骨折や肺・肝臓などの破裂を起こし、死に至るケースもあります。

雷が落ちそうな付近には、立ち寄らないことが大切です。

■コロナ放電

落雷によって、人体から上向きに発生する微小の電流のことです。

症状としては、多くの方が髪の逆立ちを感じたり、頭を打たれたような衝撃を受けたり、瞬間的に意識を失ったり、しびれなどを感じます。

ただし、いずれも軽症でほとんどが早期に回復します。

■「ゴロゴロ」と、雷が鳴ったときの正しい行動

それでは、前述した落雷に合わないために「ゴロゴロ」と雷が鳴ってきた際の、正しい行動を紹介します。

・鉄筋コンクリート製の建物内に逃げる

・自動車の中に逃げる

・避雷設備の施された建物の内に逃げる

■目からうろこ!配電線や送電線の下は安全地帯となる

雷について専門に情報を公開している「雷(らい)ぶらり」では、目からうろこの雷から身を守る安全地帯を紹介しています。

ただし、これらの下でも傘などをさしていると危険です。

■高さ30m以下の電線(主に配電線)の保護範囲

一般的な電柱間の電線の中央部分は、雷から身を守る最適の場所になるようです。

上図では高さを20mとしていますが、一般的に電柱の高さは8m10mなので、保護範囲の幅は16m20mとなります。

■高さ30m以上の電線(主に送電線)の保護範囲

このパターンは鉄塔間になるため、障害物が多くなります。

しかし、覚えておくとイザという時に便利です。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0c132b2b235ecacd5eb1ca88b73925b4237e9a19

 

 

 

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20247121153分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023年7月、H工業(本社笠岡市)の総社工場で、クレーンで工作機械を荷下ろし中にチェーンが切れ、1人が腕を切断した労災事故で、岡山労働局倉敷労働基準監督署は、12日、H工業と腕を切断した整備課長の男性(当時55)を労働安全衛生法違反の疑いで岡山地検倉敷支部に書類送検しました。

調べによりますと、工作機械を天井クレーンで吊り上げ、トラックから荷下ろしする作業を行った際、整備課長は、吊り上げた工作機械の上で作業指揮を執っており、労働者を吊り上げて作業させてはならないと定めたクレーン等安全規則に違反した疑いです。

また、工作機械は9.2tの重さがあったのに対し、吊り上げた用具の使用荷重の合計が6.2tしかなく、危険防止の措置を講じなかった疑いです。

さらに、整備課長はクレーンのフックに重い荷物を掛ける「玉掛け作業」の資格を持っていなかった疑いです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/47fbd52365beae9d4ddc96b23b07c1eda2a669f2

 




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20247121120分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前6時50分ごろ、兵庫県伊丹市昆陽北1の住友電工伊丹製作所で「塩酸が漏れ従業員が負傷した」と119番があった。

20~30代の男性3人が皮膚の痛みを訴え、病院に搬送された。

県警伊丹署によると、1人が塩酸で鉄を洗浄していたところ、不具合で機械が停止。

2人が補修作業後に再始動させた際、塩酸を注ぐ管が外れ飛び散ったという。

3人は防護服を着ていたが、つなぎ目から塩酸に触れたとみられる。

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202407/0017875839.shtml

 

7121143分にYAHOOニュース(ABCテレビ)からは、機械を補修していたところポンプのつなぎ目が外れた、この工場では5日にも鉄線で首を切り死亡した事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、塩酸で鉄を洗浄する機械の補修をしていたところ、ポンプのつなぎ目が外れ、20~30代の男性3人が飛び散った塩酸を浴びたということです。

3人は防護服を着ていましたが、皮膚の痛みなどを訴え、病院に搬送されました。

全員軽症で命に別状はないということです。

警察で事故の原因などを調べています。

この工場では5日にも、30代の男性が鉄線で首を切って死亡する事故が起きていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea13c4e312b69c3fcdf4729a817a6a9d30781fbc

 

712126分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、メッキ加工設備と塩酸タンクを接続しているホースの修理が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防によると、工場で作業をしていた20代から30代ぐらいの男性3人が、顔や上半身などに塩酸を浴びましたが、いずれも意識はあるということです。

工場では、メッキ加工設備と塩酸タンクを接続しているホースの修理が行われていて、作業中に塩酸が漏れ、3人に付着しました。

3人とも防護服を着ていましたが、服のつなぎ目から塩酸が皮膚に付着したとみられます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b8f8c5db37c742dd5076b605747a9528e6049cb  

 

(ブログ者コメント)

5日の事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

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20247122254分に読売新聞から下記趣旨の記事が、写真付きでネット配信されていた。

12日午前3時50分頃、松山市緑町の重要文化財・松山城がある城山の北東側斜面が幅約50メートル、高さ約100メートルにわたって崩れ、木造住宅1棟が巻き込まれて倒壊した。

住人とみられる90歳代男性と80歳代女性、40歳代男性の3人が行方不明になっており、愛媛県警や市消防局が捜索している。

松山地方気象台によると、同市では12日朝までの2日間で、平年の7月の1か月分に相当する213ミリの雨量を観測。

現場は市の中心部で、土砂は近隣のマンションや民家など計4棟に流入した。

被害に遭った15階建てマンションでは、水分の多い土砂が上層階まで跳ね上がったとみられ、7階付近のベランダに流木が引っかかっていた。

7階に住む会社員本田さん(55)は「隣の部屋のベランダに木が突っ込み、アルミ製の手すりがひしゃげていた」と驚いた表情を見せた。

現場の上部では、昨年7月の大雨で、松山城の天守につながる緊急車両用の道路の擁壁が傾いたため、修復工事が行われていた。

市は同9月に擁壁の修復を決定したが、国の史跡内にある道路の修復は文化庁の許可が必要で、許可が出たのは今年5月になってから。

修復工事の準備で6月に山肌の樹木の一部を伐採した後、今月から工事を始め、擁壁の約3分の2を撤去した。

9日夕に土砂の流出を防ぐためにブルーシートをかけていた。

さらに、6月下旬~7月上旬にまとまった雨が降り、緊急車両用の道路の路面に長さ約10メートルの亀裂が入っているのも見つかっていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240712-OYT1T50175/

 

7122114分に毎日新聞からは、崩れた部分の形状から考えると流水管理ができていなかった可能性が高いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場の映像などを見た専門家には、今回の災害はどう映ったのか。

愛媛大の防災情報研究センター長を務めるバンダリ・ネトラ・プラカシュ教授(地盤工学)は、現地の地質についてこう説明する。

「砂岩やれき岩といった比較的水を吸収しやすい土壌です」

土砂崩れは、見た目の状況から山の上層部で起きた可能性があるという。

土砂が崩れた部分は、尾根からの谷間のような形状になっている。

このため、ネトラ教授は「雨水が上からだけでなく尾根側の横からも集まってくるような谷地形だった」という見方を示した。

さらに、一般的な山にある沢や渓流など水が逃れる場所がなかったことも影響したと分析する。

市によると、城山公園は「松山城跡」として国史跡に指定されているため、文化財保護法上、土砂崩れの対策を取るのが難しい。

対策に必要な構造物を設置するには文化庁の許可が必要となる。

ネトラ教授は、「流水管理がきちんとできていなかった可能性が高い。人工的な水路などがあれば防げていたかもしれない」と指摘した。

https://mainichi.jp/articles/20240712/k00/00m/040/343000c 

 

713212分に読売新聞からは、土砂に埋もれた住人3人は死亡していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

押しつぶされた木造住宅に住む90歳代の男性と80歳代の妻、40歳代の息子の3人が13日、見つかり、死亡が確認された。

市などによると、3人は同日午後、倒壊した木造住宅付近で見つかった。

遺族の意向として、3人の氏名などは公表していない。

捜索活動は断続的に雨が降る中、重機などを使って行われたが、他に行方不明者はいないとして終了した。

現場付近の住民らによると、倒壊した木造住宅に住んでいた家族は数十年前からこの場所で暮らし、近年は足の不自由な両親を息子が介護していたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240713-OYT1T50099/ 

 

(2025年1月31日 修正1 ;追記)

20251301047分にYAHOOニュース(南海放送)からは、最終報告書がまとまった、緊急車両用道路が直接の影響を与えた可能性は低いと評価されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年712日に松山城の城山で発生した土砂崩れ。

「二度と同じような被害の発生を防止するため」に県が設置し、専門家や国、市などと発生メカニズムの解明を目指して分析を行ってきた技術検討委員会が30日、最終報告を取りまとめた。

それによると、大きなプロセスとして

  「斜面変形」(クリープ的変形)

②「土砂流出」(斜面崩壊)

③「土砂流下」

の過程を経て発生したと推定。

712日にはあわせて3回の土砂の流下が起きたとしている。

土砂崩れの“前提条件”ともいえる①「斜面変形」の主たる誘因は「降雨」としつつも、江戸時代以降の軟質な「捨土(すてど)」や巨木をはじめとする「樹木の生長」、そして「緊急車両用道路」の「擁壁・盛土荷重」などが「個別もしくは複合的に影響を与えた可能性がある」と結論づけた。

その上で、松山市が整備した「緊急車両用道路」については、712日当日の土砂流出には「起点となるような直接の影響を与えた可能性は低い」としながらも、計算などの結果から「斜面変形に影響を与えた可能性がある」としている。

 

■道路の擁壁・盛土で「安全率が低下」も

「緊急車両用道路」を整備した2015年以降、2017年から去年まで断続的に路面のクラック(亀裂・ひび割れ)や擁壁の傾倒が発生していることが確認されている。

報告書では、これらの現象は「道路施設の荷重による変形の可能性も考えられる」としつつも、「降雨を誘因」とする斜面変形が主たる要因であると考えるとした。

一方、「緊急車両用道路」の荷重が斜面変形に与えた影響を調べるために委員会が実施した試算によると、考え得る複数の条件下いずれにおいても、斜面や現場の安定性を示す「安全率」が「擁壁・盛土があることで低下」したという。

数値的には4.6%から7.9%程度の「安全率」の低下となるが、これが水の影響を受けた場合の安全率はさらに大きくなり、「満水位」という条件下で試算すると52%~57%減少するとしている。

 

■斜面崩壊が起きた“2つの可能性”

斜面変形が進行した結果、712日午前340分頃、土砂流出(斜面崩壊)が発生し、麓の民家やマンションになだれ込んだ。

広く捨土が分布する上流部に位置する35度以上の急傾斜部で、捨土が原形をとどめずに崩落した。

技術検討委員会では、この土砂流出の起点(発生位置)について2つの可能性に絞りんこんだという。

「可能性1」は、上流部の中段部または末端部から流出した土砂が、付近の巨木を巻き込みながら流下した可能性。

「可能性2」は、上流部の末端部で水が集中し、不安定化が進行した斜面で巨木の倒木が発生。崩壊が上方に向けて拡大した可能性である。

いずれも「緊急車両用道路」が直接的に影響した「可能性は低い」としている。

 

■再発防止に向けて

技術検討委員会は、今後も松山城・城山が抱える課題として、①巨木の存在、②軟質な捨土、③降雨による水の流入の3点を挙げている。

その上で、今後新たに道路などを整備する際は、発生メカニズムを踏まえた設置計画や点検方法などに留意が求められるほか、土砂災害警戒区域の見直しなど検討が必要と指摘した。

また、今回土砂崩れが発生した城山の北東部には、少なくとも5つの谷地形が残るという。

報告書では、被災した今回の渓流以外の調査や対策が求められるとしている。

3人の尊い命が奪われた今回の土砂災害。

技術検討委員会は「亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方が一日も早く日常を取り戻し、今後同様の土砂災害が発生することがないよう強く願う」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d515d20693228916573329c604b65c80dfdeb792  

 

 

 

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20247111913分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

学校プールの水が出しっぱなしになり、多額の損害が出る事案が全国で相次いでいることを受け、文部科学省は10日、プールの管理責任を特定の教員に負わせず、組織的に管理することなどを求める通知を出した。

給水を止め忘れてプールの水が出しっぱなしになる事案は各地で起きている。

今年も6月以降、宮城、大阪、東京、石川の4都府県で、少なくとも計約400万円の損害が生じている。

昨年は川崎市教育委員会が約95万円の賠償を校長や担当の教員に求め、校長側が払った。

文科省は通知で、特定の教員が学校プールの管理を任せられ、損害賠償の責任を負う可能性がある中で働く状況は「望ましくない」と指摘。

プール管理は「必ずしも教師が担う必要のない業務」と整理されていることも紹介した。

その上で、教員の負担軽減のために、学校プールの指定管理者制度の導入や民間への委託の検討を求めた。

学校で管理する場合は、教員でない管理員の配置や、自動で給水を止めるシステムの導入、複層的なチェック体制の構築など、特定の教員に任せきりにせず、組織的な管理体制を整えることも求めた。

https://www.asahi.com/articles/ASS7C31YPS7CUTIL02DM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

7111254分に毎日新聞からは、通知では損害が発生しても校長や教員に賠償を請求しないよう求めているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国の学校プールで教員が水を止め忘れる事案が相次いでいることを受け、文部科学省が、プールの管理体制を検討するよう求める通知を全国の教育委員会などに出した。10日付。

管理業務の外部委託など教員の負担軽減につながる対策を検討するよう求めている。

通知は「学校プールの管理業務が教師にとって過度な負担につながっている」と指摘。

指定管理制度や管理業務の民間委託、外部のプールの活用といった負担軽減策が考えられるとした。

その上で、ミスで水があふれるなどして水道代の損害が発生しても、校長や教員に賠償を請求しないよう求めている。

学校プールを巡っては、川崎市で2023年、水を出しっ放しにしたミスがあったとして市が教諭と校長に水道代の一部を請求。

今年に入っても横浜市や福島市、東京都江戸川区などでプールの水をあふれさせるミスが判明しており、一部では校長が損害の自己負担を申し出ていた。

https://mainichi.jp/articles/20240711/k00/00m/040/072000c

 

 

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20247111142分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三重県川越町の建築資材メーカーの工場の敷地に石こうボードの廃材が埋められていることがわかり、県は廃棄物処理法に違反する可能性もあるとみて調べています。

【動画で見る】「悪臭がする」と苦情…埋められた“石膏ボードの廃材” 建築資材メーカーの工場敷地内に 硫化水素を検出  

川越町の建築資材メーカー「チヨダウーテ」によりますと、今年5月ごろ、工場の敷地内に石こうボードが埋められていたことが県の指摘をきっかけにわかり、詳しい経緯を確認しています。

県によりますと、4月下旬に工場周辺の住民から悪臭がすると苦情が寄せられ、調査の結果、硫化水素が検出されました。  

検出された硫化水素は人体に影響のない濃度ということですが、埋められた石こうボードが発生源になっている可能性があるということです。

チヨダウーテは今後、ボーリング調査をするなどして埋められた量や経緯を特定するとしていて、県は廃棄物処理法違反にあたる可能性もあるとみて調べる方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eef2aed68a08fb8b855a923f3e994ea0c1138ba1

 

712日付で伊勢新聞からは、埋められているのは20年ほど前に別の工場から持ち込まれた石膏ボード、ボード材料の硫酸カルシウムが反応して硫化水素が発生したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

石こうボードの製造を手がける建築資材メーカー「チヨダウーテ」は11日、四日市工場(三重県川越町)の敷地内に廃棄物が埋まっている疑いがあると、ホームページで明らかにした。

同社によると、四日市工場北西側の資材置き場で、石こうボードとみられる物が埋められていることを6月に確認した。

20年ほど前、別の工場から持ち込まれたとみられる。

一方、4月には工場の近隣から「悪臭がする」との通報が県に寄せられていた。

県が調査したところ、工場付近の側溝で硫化水素を検出。
人体に影響がある濃度ではないという。

県は、硫化水素が発生した原因を調べるよう同社に要請した。

石こうボードの材料とされる硫酸カルシウムや紙が地中で反応し、硫化水素が発生した可能性があるとみている。

同社は先月上旬、今回の事案に対応するための危機対策本部を社内に設置した。

来月上旬にも工場の敷地内でボーリング調査を実施し、埋められた量や経緯などを特定する方針。

https://www.isenp.co.jp/2024/07/12/113252/

 

7111938分にNHK三重からは、人体に影響が出る濃度の硫化水素が測定された場所もあった、石膏ボード廃材が大量に埋められているらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

会社によりますと、通報を受けて県が調査した際に、この工場の周辺で一般的に人体に影響が出るとされる濃度を上回る硫化水素が測定された場所もあったということです。

県は具体的な濃度は明らかにしていませんが、今のところ、周辺の住民などで体調不良を申し出た人はいないということです。

会社では工場の敷地内に2004年ごろに、硫酸カルシウムを含んだ石こうボードの廃材を大量に埋めたことがあるということです。

県の調査では石こうボードとみられる廃材の一部も確認されていて、今後、廃材の量や硫化水素の濃度との因果関係などを詳しく調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20240711/3070013290.html

 

 

 

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2024711649分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

1世紀半近くにもわたって日本の産業支えてきた「産業技術総合研究所」の全面協力のもと、刊行された『「あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション』から、おもしろ発明をご紹介しましょう。

今回は、プルシアンブルーという顔料に着目した新発明を解説します。

なんと、環境汚染の原因とされる窒素化合物ですが、その化合物の一つアンモニアを、顔料で吸着・除去してしまおう、という、なんとも仰天の発明なのです。

*本記事は、『「あっぱれ! 日本の新発明 世界を変えるイノベーション』(ブルーバックス)を抜粋・再編集したものです

■なぜアンモニアを除去しなければならないのか?

・・・

アンモニア吸着機能が発見されたのは、ただのブルーではなく、プルシアンブルーだというのである。

なぜ、ほかのブルーではダメなのか?

そんな素朴な疑問にとりつかれた探検隊は、産総研のナノ材料研究部門に出向いた。

高橋顕さんと川本徹さんに疑問をぶつけるためだ。

 

■じつはPM2.5の半分をアンモニアが占める

・・・

■「窒素循環量の増大」で起こっている大問題

悪臭をなくしたいのはわかるが、研究の目的は、じつはそれだけでなかった。

その背景には、もっと大きな問題が横たわっていたのだ。

それは、「窒素循環量の増大」である。アンモニアの化学式は「NH₃」で、Nは窒素。
つまり、アンモニアは窒素化合物だ。

いま地球上では、その窒素が循環している量の増大によって、さまざまな問題が起きているという(前回記事のレポートを参照してほしい)

人口が増加すれば食糧の生産量が増えるので、アンモニアの使用量もこの50年間で、およそ10倍になりました。

そのため、地球環境を循環するアンモニアも増え、それが多くの問題を引き起こしています。

大気中では酸性雨や地球温暖化、海では赤潮、青潮、アオコなど富栄養化の原因にもなっているのです」(高橋さん)

それに加えて、アンモニアはPM2.5の主要生成物だと考えられている。

農業によって排出されるアンモニアが、工業によって排出される窒素酸化物や硫黄酸化物と空気中で結合して、アンモニウム塩(硝酸アンモニウムや硫酸アンモニウムなど)になり、その小さい粒子がPM2.5になるのだ。

いまや世界人口の95%はWHOの基準値を超えるPM2.5濃度の環境下で生活しているという。

「群馬県で採取されたPM2.5の組成を調べたところ、半分以上がアンモニウム塩だったという報告もあります(図「群馬県で採取されたPM2.5の組成」)

「農作物や家畜などの食料生産を増やせば増やすほど、PM2.5による健康リスクが高まります。
アメリカでは、食料輸出によって得られる利益よりも、それに伴うPM2.5による健康リスクのほうが大きいとする研究結果も発表されています」
(高橋さん)

EUでは、PM2.5を減らすのにもっとも効果的な手段は「アンモニアの削減」であるという考えのもと、2030年以降に大気中のアンモニアを19%削減する(2005年比)という目標が掲げられた。

環境問題で「削減すべきもの」といえば二酸化炭素(CO)のことしか頭になかったが、窒素削減もまた重要なテーマだったのだ。

「それ以外でも、アンモニア除去技術の必要性は高まってきています。

たとえば、実用化が進んでいる水素燃料でも、アンモニアの処理が課題の一つです。

分解すると水素と窒素になるアンモニアは、エネルギーキャリアになりえます。

水素は貯めるのが難しいけど、アンモニアの状態で移送してから現地で分解すれば、水素をつくれますから」

「その意味ではアンモニアは役に立つのですが、つくった水素の中に不純物としてアンモニアが残ってしまうのは困るんです」
(高橋さん)

もちろん、「悪臭」の除去もアンモニアをめぐる大きな課題の一つだ。

社会の高齢化が進むとともに、病院や介護施設などのにおいについても、何とかしたいという需要はますます高まっているという。

■大事なのはプルシアンブルーの「穴」

・・・

■プルシアンブルーは「穴だらけ」だった

プルシアンブルーの分子構造を見ると、あちこちに「空隙(くうげき)サイト」と呼ばれる空洞がある。

「サイト」は「場所」ぐらいの意味だと思えばいいだろう。

要するに、「穴」がたくさんあるわけだ。

金属を置き換えて色を変えるときも、この穴に金属イオンが取り込まれることが重要となる。

セシウムもまた、穴に入ることで吸着されることがわかった。

高橋さんらは構造解析などによってその原理を解明し、企業と協力して無機ビーズ、着色綿布など、多様な形態のセシウム吸着材を開発した。

「この研究の過程で、プルシアンブルーの結晶構造の中には水を吸着する空隙サイトがたくさんあることがわかったのです。
アンモニアのことを考えたのは、それからですね。
じつは、水とアンモニアはよく似た性質を持っています。
だから、水がくっつくプルシアンブルーにはアンモニアもくっつくのではないかと着想したのです」

「日本は化学肥料の多くを輸入に依存しています。
もしアンモニアを吸着して回収し、肥料として再利用することができれば、少しは自給率を高められるのではないかと思いました。
もっとも、単なる思いつきで提案しただけで、当初はコスト計算も何もしていなかったので、川本にボコボコにダメ出しされましたけど」
(高橋さん)

こんどは隣で苦笑する川本さんであった。

しかし、このプルシアンブルーの空隙サイトが、このアンモニア吸着という発明の大きなポイントなのだ。

※こちらの次回記事は、711()の公開予定です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1e7fc9d102b6b75a574028dc5217077903354f?page=1 

 

 

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20247111751分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午前11時ごろ、宇部市小串の化学メーカー、UBE宇部ケミカル工場で、プラスチック樹脂の原料になり、劇物に指定されている薬品の「フェノール」が漏れ出し、20代と30代の男性社員2人が薬品を浴びたほか、協力会社の従業員5人が霧状になった薬品を吸い込んだということです。

7人とも病院で手当てを受け、社員2人は腕や足などにやけどをしましたが、いずれも命に別状はないということです。

会社によりますと、事故が起きた当時、社員2人が工場の2階でフェノールを蒸発させる装置の計器を入れ替える作業を行っていて、協力会社の従業員5人は、3階で別の作業をしていたということです。

会社では、フェノールが漏れ出した原因を調べています。

また、会社によりますと、薬品の一部が海に流れ出た可能性があるものの、いまのところ周辺の住民に体調不良などを訴える人はいないということです。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20240711/4060020608.html

 

7111629分に産経新聞からは、バルブを閉めて漏れは止まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

地元消防によると、工場内のタンクから劇物がミスト状になって噴き出した。

バルブが締められ、漏出は止まった。

周辺住民への避難は呼びかけていない。

現場はJR宇部線宇部新川駅から南西に約700メートル離れた工場地帯。

https://www.sankei.com/article/20240711-VWWN5X3MHVNFJOIA6FF3TLZPV4/

 

 

 

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20247111518分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。

福岡県警によると、11日午前954分ごろ、福岡県苅田町松原町のUBE三菱セメント九州工場で、「着岸している船が爆発し、負傷者がいる」と消防から連絡があった。

乗組員や岸壁の作業員ら7人が病院に搬送され、うち3人が重傷だという。

県警によると、船は全長約60メートルで、セメントなどの原材料になる土を積んでいた。

土は金属製の容器に入っており、それを降ろすために船のハッチを開けた際、爆発。

乗組員の一人は「一瞬ピンクの炎が見えた」と話しているという。

現場近くの自動車部品製造会社の男性従業員(51)によると、事故当時、ドンという大きな音と地響きがあった。

「大きな花火のような音だった。近くには工場がたくさんあるので、ガス漏れなどだったら心配だと、職場も騒然とした」という。

現場の対岸で作業していた、鉄鋼会社の40代男性も「ドーンという音とともに、船の真ん中あたりから、茶色い煙が上がったのが見えた」。爆発後しばらくして、救急車や消防車が来て、ストレッチャーで人が運ばれているのが見えたといい、「心配です」と話した。

県警は、船が積んでいたのは「管理土」と呼ばれるものだとしている。

芝浦工業大の伊代田岳史教授(セメント化学)によると、管理土は建設現場の残土などが含まれており、石灰石と混ぜてセメントの原材料になる。

土の成分によってはガスを発生させるものもあるという。

伊代田教授は「密閉状態で運ばれてくる過程で何らかのガスが発生し、ふたを開けた際に一気に外に噴き出して爆風のようになった可能性がある」とみている。

https://www.asahi.com/articles/ASS7C0VN6S7CTIPE00FM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

7111542分にNHK NEWS WEBからは、保管場所のハッチを開けようとガシャンガシャンやっている時に爆発した、顔にやけどを負った人が多いが、1人は足を骨折していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、船の積み荷は土で、保管場所のハッチを操作して開けようとしたところ、爆発音がして熱風が発生したということです。

火災は起きませんでした。

近くの工場で作業をしていた40代の男性は、「船はハッチという積み荷のふたを開けている途中で、ガシャンガシャンと音がしていました。そしてドンという音が聞こえて振り返ったら、茶色や黒っぽい煙が3メートルから4メートルくらい上がっていました。何事かと思いました」と話していました。

福岡県苅田町の小波瀬病院では、爆発で搬送された人のうち男性4人を受け入れたということです。

病院によりますと、受け入れたのは10代が1人、20代が1人、40代が1人、50代が1人で、いずれも顔にやけどをするなどしていますが、命に別状はないということです。

このうち20代の男性は足の骨を折るけがをしていて、入院して手当てを受けています。

ほかの3人は手当てを受けたあと、すでに病院を離れたということです。

この病院では爆発のあとの午前10時ごろに消防からドクターカーの要請があり、現場で医師や看護師が処置にあたったということです。

小波瀬病院の九十九看護師長は、「現場に駆けつけた時は患者は落ち着いた状態ではあったが、顔にやけどをしていた。『熱風を浴びた』と聞いたが詳しい状況はわからない」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240711/k10014508691000.html

 

7111120分にFNN PRIME(テレビ西日本)からは、ハッチを開けたことで一気に空気が入り爆発した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故当時、複数の人が乗っていて、UBE三菱セメントの工場に着岸中、荷降ろしのためにハッチを開けたところ爆発したとみられています。

火災は起きていませんが、爆発時の熱風を浴びてやけどを負った10代から50代の船員ら7人が病院に搬送され、このうち3人が重傷です。

海洋問題に詳しい東海大学の山田吉彦教授によりますと、土の中に可燃性物質があり、ハッチを開けたことで一気に酸素が入って爆発した可能性があるということで、警察と消防が事故の原因を詳しく調べています。

https://www.fnn.jp/articles/-/727091  

 

 

 

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20247101955分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後2時半ごろ、青森駅から八戸駅へ乗客を乗せて走行中の電車が、青森市の古川跨線橋内で塗装工事をしていた作業員の男性の肩に接触しました。

現場の責任者が男性が倒れているのを発見して通報したということで、男性は意識のある状態で青森市内の病院に搬送されました。

発見時、男性は自分で歩ける状態だったということです。

乗客にけがはなく、この事故による遅れも確認されていないということで、警察が運転士などに話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20240710/6080023082.html

 

(ブログ者コメント)

詳細不明だが、いろんな意味で珍しい事故だと感じたので紹介する。

 

 

 

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202479181分にYAHOOニュース(スペースチャンネル)から下記趣旨の記事が、実験時の写真や映像付きでネット配信されていた。

今まで航空機の墜落は事故後のデータしか入手できず、そのメカニズムは詳しく解明できていませんでした。

1984年、NASAと連邦航空委員会(FAA)は、航空機の安全性を高めるために、ボーイング720を意図的に墜落させる実験を行いました。

場所は、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地で行われます。

準備には4年もの歳月が費やされました。

NASAの研究パイロットは途中まで操縦を行い、墜落前にパラシュートで脱出します。

さらに機体内部には、パイロットと乗客を模擬したダミー人形が搭乗しています。

墜落後に破壊形状のデータが手に入るよう、着火しにくいジェット燃料が使用されました。

管制官は航空機を送り出す際に、通常なら「安全なフライトを」と言いますが、今回は墜落させることから「さようなら」と伝えました。

そして遂に航空機が滑走路に墜落!NASAの入念なリハーサルにも関わらず、航空機からは予想を上回る炎上が発生し、1時間にわたって機体は燃え続けてしまいました。

そのため、機体の破壊形状などの詳細を把握することはできませんでしたが、航空機が墜落するまでの貴重なデータを取ることに成功しました。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ec1c68f94178e9774ce5ca28eb2657fd28a011bd

 

 

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202473日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13969/
  

 

(2024年7月17日 修正1 ;追記)

2024791125分にYAHOOニュース(朝鮮日報)からは、過去3年で4回の火災が発生していた、2日前の火災はバッテリーへの電解液注入後に発生した、一次電池は分離膜を何重にも巻くため密度が高く、膜が損傷すると熱暴走しやすい、火元の2階には43人いたが脱出できたのは12人だけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

京畿南部警察庁捜査本部は8日、「同工場では今回の火災より前にも3年間で4件の火災が発生していた」と明らかにした。

その内訳は2021年に2件、2022年に1件、今年1件だ。

今年の1件というのは、今回大惨事となった火災の二日前である先月22日に発生していたことが捜査で分かった。

先月22日の火災は、作業員がバッテリーに電解液を注入した後に発生したことが確認されている。

この時、バッテリーの温度が急上昇して火災が発生したものの、作業員たちが消火した。

会社側はこれを消防当局に届け出ていなかったとのことだ。

警察によると、リチウム一次電池はリチウム原料に分離膜を何重にも巻いて作るため密度が高く、分離膜が損傷すると「熱暴走」という現象により火災や爆発が起こる可能性がある。

このため、厳格に工程を管理する必要があり、連鎖爆発を防止するために分けて保管しなければならない。

4件の火災とは違い、今回大惨事となった火災の被害が特に大きかった原因について、警察では「不良バッテリーが1個だけだとしても、周囲にあるバッテリーに熱が伝わり、連鎖反応が起こる恐れがある。1カ所にバッテリーを大量に積み上げておくなど、保管方式が間違っていたためだと思われる」と話している。

警察によると、火災が発生した工場第3棟の2階は完成品の出力を確認し、包装などの作業をする場所だったとのことだ。

この過程で、製品に対する外部の衝撃や操作はなかったことが分かった。

これに伴い、製品自体が不良だったか、あるいは検収に問題があったのではないかとの見方が出ている。

防犯カメラ映像などを分析した結果、警察は「火災が発生した工場第3棟の2階には作業員43人がいたとみられる」と明らかにした。

このうち23人が死亡し、8人が負傷した。
無事脱出できたのは12人だけだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/931603098614191313c158d99c6dc445d7bbb0cd  

 

71092分にYAHOOニュース(中央日報)からは、陸軍では過去5年間で31件の破裂事故が発生していた、海軍や空軍では発生していないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

国防部が提出した「最近5年間の軍納リチウム電池破裂現況」によると、2019年7月から今年6月まで、陸軍だけで計31件のリチウム電池破裂(爆発)事故が発生した。

事故が発生したエスコネクト・アリセル電池はすべて2018年10月に生産されたものだった。

陸軍を除いた残りの海軍、空軍、海兵隊では過去5年間にリチウム電池の爆発事故はなかった。

・・・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/059cb74bf7a749a73a962492df015a95cc4f9286 

 

(2024年9月25日 修正2 ;追記)

2024924151分にYAHOOニュース(中央日報)からは、安全よりも利潤を優先した経営方式であり極度の安全不感症などとして経営者が起訴された、無許可派遣会社の関係者も起訴されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

水原(スウォン)地検担当捜査チームは24日、アリセルと親会社エスコネクトの前代表取締役パク・スングァン容疑者(60)を重大災害処罰法違反および産業安全保健法違反などの疑いで拘束、起訴した。

パク容疑者の息子でアリセル総括本部長のパク・ジュンオン容疑者(35)も拘束状態で起訴された。

検察はアリセル火災事故を「極度の安全不感症が招いた予告された人災」と指摘した。

検察はこの日のブリーフィングで

▼勤労者の生命と安全よりも利潤を優先した経営方式

▼多数の事故の兆候にもかかわらず危険を放置して安全管理体系を整えなかった極度の安全不感症

▼不法派遣による危険の外注化と人命軽視形態

▼技術力不足を隠すための品質検査結果改ざんなどにより今回の惨事が発生した

と説明した。

検察関係者は「技術力不足を安い人材で埋めようとする経営方式で危険を外注化し、災害による死亡者23人のうち派遣勤労者が20人にのぼるという結果を招いた」とし、「作業の危険性を把握せず『コリアンドリーム』を夢見た移住労働者が惨事にあった」と述べた。

アリセル・エスコネクトの前代表取締役のパク容疑者は、有害・危険要因点検の未履行、重大災害発生対応マニュアルの不備など安全保健確保義務を違反し、23人が死亡する重大災害を誘発したという容疑が適用された。

・・・

このほか検察は、無許可派遣会社のメイセルとハンシンダイヤを運営してアリセル電池製造工程に労働者を派遣した疑い(派遣法違反など)でチョン容疑者(41)ら会社関係者6人を在宅起訴した。

検察は、人員を派遣した無許可派遣事業主や危険な作業を直接指示した事業主ともに、派遣勤労者の安全には無関心だったとみている。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/0fc399c78075f105fb5dae75e8acedb37050971d 

 

 

 

 

 

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202477730分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

毎年各地で発生する水難事故。

その防止策の一つとして、鹿児島市のスイミングスクールが7月から、人工知能(AI)を活用した安全対策を本格導入した。

溺れる直前に見られる特徴的な動きをAIが学習し、カメラで捉えた時にすぐ監視員に伝える仕組みだ。

最新技術は命を守る切り札となるのか――。

 

市内にある原田学園スイミングスクール。

水泳帽をかぶった子どもたちがビート板を手に真剣な表情で泳ぎ、水中ではコーチが指導に当たっていた。

すると突然、プールサイドにいた別のコーチの腕に着けたスマートウオッチが光り出した。

プール内で人が溺れる前兆をつかんだ合図だ。

画面には、プールの天井部に2台設置したカメラが捉えた画像とともに、異変を示すコード番号が映し出されていた。

「手足を動かさず水中に没する」という動きを検知したことを知らせる内容で、すぐコーチが映った場所を確認。

幸い、溺れた人はなく、指導は通常通り続けられた。

溺れる前兆として現時点で検知できる動きは、

▽水面をたたく
▽頭が浮き沈みする
▽はしごを上るようにもがく
▽うつぶせのまま浮かぶ

など、計10項目にわたる。

このシステムは、日本ライフセービング協会常務理事で中央大研究開発機構の石川仁憲(としのり)・機構教授(51)=海岸工学=と、アウトドア施設の企画などを手がける会社「パシフィックネットワーク」(神奈川県茅ケ崎市)が共同で開発した。

石川さんによると、溺れた人をAIで検知するシステムはこれまでも存在していたが、前兆をつかんで未然に防ぐシステムは全国で初めての試みという。

石川さんは「沈んでからでは遅すぎる。その前に感知できるかが生死を分ける」と意義を説明する。

石川さんは18歳でライフセーバーの活動を始めたが、翌年に溺れた人を助けようとしてかなわなかった経験をした。

その後も仲間たちと安全を守る活動を続けているが、海や川に出かけた人たちが溺れて亡くなる事故は毎年後を絶たず、人の目で命を守る限界を突きつけられる思いだった。

人の監視を補完するシステムにしようと、2022年から開発に着手した。

AIの学習段階では、自身のライフセーバー経験を生かした。

2312月にシステムを試験導入した原田学園スイミングスクールも、水深を調整する台の下に人が潜り込んだり、浮輪がひっくり返ったりするなど、事故が懸念される場面を具体的に提示するなど開発過程で協力した。

石川さんによると、AIには既に延べ32万人分のデータを学習させたという。

現状は、通知した内容が事故の前兆と関係ないこともあるため、動きのパターンを蓄積して引き続き、精度向上をはかっている。

それでも、幼児の利用も多いスクールにとってシステムは大きな安心材料で、江口コーチ(71)は「(システムが)あるとないとでは気持ちが全然違う」。

小学3年と幼稚園児の息子2人を通わせる鹿児島市の梛木さん(39)も「万が一のことが心配で入会をためらっていたが、カメラの導入を知り、迷わず通わせることにした」と話す。

パシフィック社によると、システムの設置費用はカメラ2台で2000万~3000万円が目安。

今後、全国の学校やスイミングスクールなどでの普及を目指す。

一方、海水浴場については、カメラと要救助者の距離が遠くなることが想定され、どこにカメラを設けるかなどが導入に向けた課題となっている。

石川さんは「想定外の動作がないかをさらに見極め、精度を上げたい。海や水辺での楽しい時間を決して悲しみに変えてはならない」と意気込んでいる。

 

【昨年の水難事故、全国で453件】

警察庁などによると、2023年の夏場(78月)には全国で453件の水難事故が発生し、死者・行方不明者は236人にのぼった。

場所別では海が106人で4割超を占め、次いで河川が100人。

泳ぐ範囲が限られているプールでも6歳の男児を含む計2人が犠牲になった。

どうすれば事故は防げるのか。

消費者庁は、

▽ライフセーバーや監視員がいて安全管理がされている海水浴場で遊ぶ
▽離岸流が発生しやすい河口近くや岩場に行かない
▽プールでは排水口には近づかず、遊具や台の下に潜らない

などの安全対策を挙げている。

川遊びについては、公益財団法人「河川財団」(東京)が安全に遊ぶための対策をホームページで公開している。

水難事故が多発した河川の情報、事故のパターンを解説。

ライフジャケットの必要性などをイラストやグラフ付きで伝え、事前の準備と安全管理の大切さを訴えている。

https://mainichi.jp/articles/20240706/k00/00m/040/188000c 

 

 

 

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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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