2024年11月18日17時56分にYAHOOニュース(山梨放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北杜市の乗馬施設で18日、4歳の女の子が餌やりをしていた馬に指を噛み切られました。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に詳しい事故の原因を調べています。
【写真を見る】4歳の女の子が馬に右手中指の先端をかみ切られる 乗馬施設でエサやり体験中
事故が起きたのは北杜市小淵沢町の乗馬施設「Y」です。
警察によりますと、18日午後2時10分ごろ、神奈川県藤沢市から家族3人で訪れていた4歳の女の子が馬に餌やり体験をしていたところ、右手中指の先端を噛み切られました。
施設スタッフが近くで指導をしていましたが、他の業務で現場を離れた十数秒の間に指をかまれたということです。
この施設では小さな子どもが餌やりをする時はスコップの使用を推奨していましたが、女の子は手で直接、餌やりをしていました。
事故を受け、施設は「ご心配とご迷惑をおかけした。再発防止に努めていきたい」とし、当面の間は餌やり体験を中止するということです。
警察は業務上過失傷害の疑いも視野に詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae35b2bc1f646ab9e70b259429c89dca849cb91f
11月19日28時14分にTBS NEWS ;UTY)からは、馬は咀嚼力が強いので噛みちぎることは可能だが故意に嚙むような危険な一面をもっているわけではないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日、山梨県北杜市の乗馬施設で馬にえさやりをしていた4歳の女の子が指先を馬にかみ切られる事故がありました。
馬の診療も行う獣医師に馬のアゴの力の強さなど聞きました。
事故に遭ったのは神奈川県の4歳の女の子で、北杜市にある乗馬施設「Y」で馬のエサやり中に右手中指の先端を噛みきられました。
馬の噛み切る力はどれほど強いものなのでしょうか。
馬の診療も行う甲府市の野村獣医科の野村努獣医師に話を聞きました。
Q.馬の噛む力はどれぐらいあるのでしょうか?
野村獣医師:
「草をちぎって飲み込むための押し潰す力はかなりあると思います」
「昔から“牛飲馬食”っていうくらい馬はよく食べる。大体馬の体重の2%ぐらいは1日に普通に食べます。それだけ食べなきゃいけないから、消化器官として咀嚼(噛み砕く)力がすごく重要になってくる」
「(植物の繊維の主成分となる)セルロースは、本来であれば消化分解はなかなか難しい。だから咀嚼して砕かなきゃいけない。何度も咀嚼して飲み込むので、その分、アゴも発達して、強くなっている」
野村獣医師によれば、人間の指ほどの硬さのものであれば、馬のあごの力で噛みちぎることは可能ですが、普通の馬が故意に人の指を噛むような危険な一面を持っているわけではないといいます
野村努獣医師:
「(今回の事故に関しては)馬の状況と性格がわかりませんが、本来であればおとなしいはず。それに(人間に)慣れてるし。通常ではそういう事故は滅多にないとは思いますけどね」
「例えば小さいお子さんが指を食べ物をそのつまんだ状態であげてれば、食べ物と一緒にパクッてやる可能性はありますよね」
「手を広げて、手の上に(エサを)乗せて、馬の口に持っていく。小さい子どもの小さな手でも広げていれば大丈夫だと思います」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/1563123?display=1
2024年11月16日13時30分にYAHOOニュース(ファイナンシャルフィールド)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高速道路を運転していて、何気なく右車線を走っていただけで突然、警察に止められ取り締まりを受けたと聞くと、驚く人もいるのではないでしょうか。
「速度は守っていたし、合流が怖いから右車線を走っていただけなのに、なぜ?」という疑問を持つ人も多いかもしれません。
実は、最も右の車線を走り続ける行為は交通違反にあたります。
なぜ右車線走行が取り締まりの対象になるか、詳しく見ていきましょう。
▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
■高速道路で右車線を走ってはいけない理由
道路交通法第20条には「車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。 ただし自動車は、当該道路の左側部分に三以上の車両通行帯が設けられているときは、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。」と定められています。
2車線道路の場合は左車線を、3車線以上は最も右側の車線以外を走行しなければなりません。
2車線以上ある道路において、最も右の車線は追い越し車線とされており、追い越しを行うために一時的に使用するものです。
右車線を長時間走行すると、「車両通行帯違反」として取り締まりの対象になります。
多くの高速道路では左車線側に合流車線があるため、合流してくる車を恐れて右車線を走り続ける人もいるようですが、交通違反であり渋滞の原因にもなり得るため避けなければなりません。
■取り締まりを受けると反則金6000円と反則点数1点
追い越し車線を理由もなく走り続けていると、通行帯違反として取り締まりの対象となります。
令和6年版交通安全白書によると、通行帯違反は高速道路における取り締まりの約13.0%を占めており、決して珍しい違反ではないのです。
取り締まりを受けると、反則金6000円と反則点数1点の罰則が科せられます(普通車の場合)。
比較的軽微な罰則ではありますが、ゴールド免許だった人は次回の更新でブルー免許となってしまうため、取り締まりは避けたいところでしょう。
俗に「追い越し車線を2キロメートル以上走り続けていると取り締まりを受ける」と言われることはありますが、具体的な基準はありません。
法律上は追い越しが終わったらすぐに走行車線に戻ることを求めているため、2キロメートル未満でも取り締まりの対象です。
無意味に追越し車線に残り続けることは避けましょう。
■高速道路で守りたいそのほかのルールは?
高速道路では取り締まりを受けないためにはもちろん、安全のためにも守りたいルールがあります。
1つ目は十分な車間距離をとることです。
一般的には高速道路では時速80キロメートルなら80メートル、時速100キロメートルで走るなら100メートルといった具合に、時速◯キロメートルと同じ数字をメートルにした距離だけ車間距離を空けるべきと言われています。
前の車との距離を詰めすぎると高速自動車国道等車間距離保持義務違反として反則金9000円と反則点数2点の罰則が科せられます。
もう1つやりがちなのは左からの追い越しです。
道路交通法でも追い越しは右側からと定められています。例えば、3車線の真ん中の車線を走っていて、前を走る車を追い越すために左に車線変更し、そのまま追い越して真ん中の車線に戻るのは違反です。
こちらも追越し違反として取り締まられることがあり、反則金9000円と反則点数2点の罰則が科せられます。
■自動車のルールを再確認しよう
高速道路で右車線を走り続けるのは交通違反であり、取り締まりを受けることは珍しくありません。
免許取得時に必ず習っているはずですし、「知らなかった」で見逃してくれるものではないのです。
右車線を走り続けることは後続車の流れを妨げてしまうため、渋滞や事故の発生につながります。
正しいルールを理解し、安全運転を心がけることで、交通事故を防ぎましょう。
出典 e-Gov法令検索 道路交通法 内閣府 令和6年版交通安全白書 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表
執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b8dac78500aed31e9ad73add588954d56324f5b
(ブログ者コメント)
ブログ者も高速道路を走る都度、かなりの確率で追い越し車線を悠々と走っている車を見かけたことがある。
てっきり野放し状態かと思っていたのだが、その取り締まり検挙率が13%を占めるとは、ちょっと驚いた。
2024年11月17日8時18分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後4時ごろ、厚木市にある自動車メーカーの関連施設で高所作業車のかごに乗って作業員2人がビルの外壁の補修工事をしていたところ、1人が転落して命綱で宙づりになりました。
また、もう1人もかごの中で倒れていて、近くにいた警備員が見つけて消防などに通報しました。
2人は病院に搬送されましたが、このうち、宙づりになった東京・杉並区の自営業木戸さん(男性、63歳)がその後、死亡し、倒れていた50代の男性作業員も大けがをしているということです。
これまでの調べによりますと、2人は高所作業車のかごに乗り、アームを伸ばして地上から高さおよそ25メートルの地点で作業していて、何らかの原因でアーム部分が突然、縮んだためかごが急降下し、弾みで外に投げ出されたり中で倒れたりしたとみられるということです。
当時、周辺にほかに作業員はいなかったということで、警察は安全管理に問題がなかったか当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20241117/1050022456.html
11月17日21時11分にNHK神奈川新聞からは、アームは約8m縮んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後4時5分ごろ、厚木市岡津古久の自動車の技術開発会社敷地内で、外壁の補修作業をしていた東京都杉並区、自営業の男性(63)が、高所作業車のゴンドラから転落した。
男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。
伊勢原署によると、男性は男性作業員と2人でゴンドラに乗り、一般的なビルの12~13階相当の高さで建物外壁の漏水補修工事を行っていた。
何らかの理由で高所作業車のアームが約8メートル縮み、男性はゴンドラの外に投げ出されて命綱で宙づり状態になったという。
一緒に作業していた男性もゴンドラ内で転倒して足に重傷を負った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a02ccb56469dfbd5ec15f1fecff940d12847b7b
2024年11月19日6時41分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
渡島管内森町のJR函館線で16日未明に起きた貨物列車の脱線事故は、著しく腐食したレールが引き起こした可能性が高まった。
JR北海道は18日の記者会見で、通常15ミリの厚さがあるレールの「腹部」が腐食で5分の1まで減少していたと発表した。
運行の安全性が懸念される状態まで劣化していたが、JR北海道は事故2カ月前の点検で見逃していた。
なぜ事故は防げなかったのか。
「腐食がここまでひどい状況は会社発足以来初めて。今まで見たこともない」。
JR北海道の島村・鉄道事業本部長は18日の記者会見で脱線事故の原因の一つとなったとみられるレールの腐食についてそう説明した。
JRによると、腐食したレールは脱線した貨物列車から590メートル後方にある鷲ノ木道路踏切(渡島管内森町)内に敷設され、側面が敷板に覆われていた。
敷板は少なくとも14年間はがされたことはなく、何らかの原因でレールの腐食が進んだとみられる。
腐食によって細ったレールの腹部の厚さはわずか3ミリ。
「垂直方向の加重を受け止めることはかなり難しい」(島村本部長)状況だった。
JRは9月12日に事故現場付近で超音波によるレール検査を実施した際、異常を覚知していたが、敷板をはがしてレールの状態を確認することまではしなかった。
敷板に覆われた状態で見えるのは、列車の車輪と接触するレールの「頭部」のみで、目の届かない腹部の腐食は見つけられなかったという。
なぜ検査は徹底されなかったのか。
国土交通省は省令で鉄道各社にレールの定期検査を行うよう求めているが、具体的な検査周期や手法は各社の判断に委ねている。
JR北海道は1~4年に1回の頻度で探傷車を使ったレールの検査を行うと内規で定めているが、敷板を取り除いてレールを調べることまではルール化していなかった。
JR東海は過去の検査などで腐食が疑われた踏切のレールについて、5年に1度の頻度で敷板をはがして検査を行っているという。
レールの深刻な劣化が見逃されていた事態に専門家らは危機感を強める。
日本大の綱島均特任教授(鉄道工学)はレールの腐食について、塩害によって進んだと推測。鷲ノ木道路踏切は海岸沿いにあり、魚などを載せた漁業関係者の車両の通行も多いため「塩水が敷板の下にたまるなどし、長期間にわたってレールの腐食が進んだ可能性がある」という。
JRに対し「検査が表面的だったのではないか。これでは安全運行は絶対にできず、相当な責任が問われる」と早急な検査態勢の見直しを求める。
1996~2000年までJR北海道で保線などを担当した北見工大の白川龍生准教授(鉄道工学)は、塩害に加え、多くの大型車両や貨物列車の通行によって踏切内のレールに過重な負担が掛かり、劣化が進んだとみる。
「同様の条件がそろえば、レールの著しい腐食は他の場所でも起こり得る」と指摘し、海岸が近いなど類似の条件下にある踏切の点検を早期に実施すべきだと訴える。
今後、レール管理や点検に関する社内ルールの見直しを進めるJR北海道に対し、工学院大の高木亮教授(鉄道システム論)は注文する。
「今回の脱線事故は複合的な要因で起きたと考えるべきだ。ここまで劣化したレールを放置していたことは問題で、保線態勢の検証が急務だ」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1089798/
11月18日付の同社HPには、超音波検査結果の概要図など付きで説明資料が掲載されている。
https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20241118_KO_3087lecture.pdf
11月21日20時36分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、本来は15mmあるレール腹部厚みが3mmにまで減肉していた、これは塩害被害に関する過去の論文と符合するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先週、北海道森町で発生した貨物列車の脱線事故は、私たちの身近に隠れていた危険を浮かび上がらせました。
・・・
脱線現場から見つかった鉄の塊。
腐食して、ボロボロ、バラバラになったレールです。
これは、レールの断面を表わしたもの。
上から順番に「頭部」、「腹部」、「底部」と呼ばれます。
そして本来「腹部」は15ミリの厚さがありますが、事故現場のレールは薄いところで3ミリにまでなっていました。
・・・
実はレールの塩害については、JR東日本新潟支社が調査した論文を発表しています。
今から12年前=2012年のことです。
日本大学(鉄道工学) 綱島均特任教授 ;
「その論文によれば10年間で4ミリ(レールの)腐食が進むと言われてるので、今回(事故が起きた踏切では)30年レールを使っているわけなんですけども、単純計算で言えば、12ミリ以上の腐食があってもおかしくはないということになると、今回の腐食量とも、かなり符合する」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/4acc2262e80211fe232517909d155bdf931d686c
11月21日21時53分にYAHOOニュース(鉄道ライターの寄稿文)からは、事故の背景の一つとして大量の離職者が出続けていることも考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
事故現場となった鷲ノ木道路踏切では9月12日に超音波検査を実施したところ異常が検知されていたものの、目視により線路頭部の確認しか行われず、踏切の敷板を外してレール腹部の確認までは行っていなかったことから、レールの腐食を発見することができなかった。
JR北海道の内規でも確認は求めていなかった。
こうした状況に対して、「検査体制の不備がある」ことや「内規があいまいで作業員が未熟だった可能性がある」という有識者からの厳しい指摘も報道されていた。
有識者が指摘する「作業員が未熟だった可能性」の背景のひとつの要素としてあるのは、止まらない大量の離職者だ。
JR北海道が11月13日に発表した2024年第2四半期の報告書では4月から9月の自己都合退職者が89名になると公表されていた。
この数字は昨年度の同時期と比較して2名減少しているものの、昨年2023年度の自己都合退職者は236名で初めて200名を超えた。
ここ数年、JR北海道では例年200名近い自己都合退職者を出し続けており、その人数はこの5年間で約1000名にのぼる。JR北海道では、2024年10月入社の社会人採用と2025年4月の新卒・社会人採用で250名を確保するというが、採用した人数とほぼ同数の人数が自己都合退職していくという現実だ。
JR北海道の離職者が止まらない理由の一つには、給料の低さがあるようだ。
転職サイトに書き込まれたJR北海道の退職理由を見ると「独身だと結婚する気が起きないほど給料が低く、仕事に対するモチベーションが湧かない」といったものや、「30代から40代の働き盛りのベテランが少ないので技術継承が難しく、仕事を覚えるには根気がいる」、さらに「国鉄時代の悪しき風土が抜けきれておらず、社内の雰囲気がよくない」といった趣旨の書き込みも見受けられた。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/21eaa68075dd33a00410a48154ed02179f601615
(2024年12月1日 修正1 ;追記)
2024年11月30日8時15分にYAHOOニュース(STV)からは、漁港近くの踏切ゆえ通過する車の荷台から海水がこぼれていた、線路が曲線ゆえ踏切内に凹凸ができ、そこに水がたまりやすかった、緊急点検結果、海沿いの30年超踏切24か所では異常なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
レール腐食の原因はわかっていませんが、脱線が起きたとされる踏切のすぐ近くには漁港があり、地元の人からは「塩害」の可能性が指摘されていました。
(地元の漁師):
「漁師だから塩水積んだ荷物を運んだら常に塩水がかかる。だから普通の踏切とはわけが違う」
踏切では、漁業関係者が荷台に積んだ荷物から海水がこぼれる様子も見られました。
さらにー
(宇佐美記者):
「列車が踏切を通過します。車両が大きく右に傾いています」
JRは塩害のほかにも、線路が曲線で傾いていたことがレールの腐食につながった可能性があると説明しました。
(JR北海道鉄道事業本部 進藤工務部長):
「傾きがついた線路になっていて、踏切内が凹凸がついた道路面になっているので、凹凸のくぼみに水がたまりやすかったのでは。
環境要因など、どれが鷲ノ木道路踏切(現場)で強く働いたか現段階では特定できていない」
JR北海道は事故をうけて、海沿いにあり敷設30年以上経過するなどした道内24の踏切を22日までに緊急点検し、異常がないことを確認しました。
さらに今後は点検範囲を拡大するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9d8112d88ab564cf6834a68efe1686b1ce70e44
11月30日8時15分に同じYAHOOニュース(STV)からは、ほとんどの漁業関係者がこの踏切を利用していてトラックが段差を通るたびに海水がこぼれているなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真など付きでネット配信されていた。
現場の踏切で何が起きたのか、検証しました。
・・・
■踏切を起点に脱線か 物流の大動脈で事故
・・・
■JRも「初めて見た」 踏切のレールが腐食
・・・
■漁港近くの踏切 トラックが通ると海水が…
問題の踏切を通り抜けると…
(宇佐美記者)
「目の前に港が見えます。たくさん船がとまっているのがわかります」
鷲ノ木踏切と目と鼻の先にある、森町の「鷲ノ木漁港」です。
地元の漁師に話を聞いてみると…
(宇佐美記者):
「どういう踏切?」
(地元の漁師):
「(利用するのは)主に浜の人」
「(漁師は)全員使っている」
さらに話を聞いてみると、多くの人が懸念していたことが浮かび上がってきました。
(地元の漁師):
「4トン車とか結構通るから、だんだんすれば(揺れると)水がこぼれる」
「漁師だから塩水を積んだ荷物を積んだら常に塩水がかかる。だから普通の踏切とはわけが違う。そういうのをJRは丹念にしていない。だからこういう事故になったんだ」
(宇佐美記者):
「海水でしょうか。漁港から来た軽トラックから少し水がこぼれているのが見えます」
ほとんどの漁業関係者がこの踏切を利用していて、段差で車が大きく揺れているのがわかります。
別のトラックも荷台に積んだ海水が線路に・・・。
普通の踏切とは、明らかに状況が違っていました。
(日本大学 綱島均特任教授):
「海風の影響によって塩分がレール腹部に付着し、それに加えて日常的に漁業関係者が通っていて、塩分がさらに付着しやすい影響があれば、腐食が進む可能性は当然考えられる」
■レールはわずか3ミリに…敷設から32年経過
・・・
■地元の漁師「なるべくしてなった」
(地元の漁師):
「1回も(レールを)取り替えているのを見たことない。これだけ塩水がかかるところでたったそれだけの点検で。なるべくしてなった」
・・・
(JR北海道 綿貫社長(20日)):
「現場の責任ではなく、そういうルールにしていたので、腹部の腐食に思い至らなかったルールの設定の問題と認識」
■「塩害の影響」踏切の特異的な構造も
・・・
■繰り返される脱線事故 修繕費は4割増加
・・・
■厳しい経営状況「国全体で考えるべき」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/732f663c9e2983c53a3272604cbeec3a4297e3de
2024年11月15日19時35分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時20分ごろ、加茂市の運送会社の倉庫で、作業中の男性がトラックの荷台から転落しました。
男性は病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
事故があったのは加茂市後須田にある運送会社の倉庫敷地内で、トラックの荷台に米袋を載せる作業をしていた男性が、荷台(高さ約2メートル)から、何らかの理由で転落したということです。
男性はトラックの荷台の上でフォークリフトで運ばれてくる米袋を荷台に乗せる作業をしていました。
運送会社の社員から消防に「荷下ろし中に転落した。意識がないらしい」などと通報があり、事故が発覚。
男性は新潟市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
警察が事故の経緯などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef554f53e204d1dd665ba717c54de7f7a2ff3ba
2024年11月14日19時33分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県立K病院(神戸市中央区)は14日、生後6カ月の女児に9月、通常濃度の5倍の抗菌薬(抗生物質)を投与する医療ミスがあったと発表した。
女児は容体が悪化し、投薬開始から約2時間半後に死亡した。
病院は「医療ミスと死亡との因果関係は現時点で明らかではない」とし、病院内外の医師らによる医療事故調査委員会を設置して原因を調べる。
同病院によると、死亡した女児は今年3月に同病院で生まれ、先天性疾患のため入院。7人の医師による専門チームが処置に当たっていた。
うち総合診療科の担当医は9月上旬、女児に肺炎の症状があり、エックス線や血液検査、感染症の流行状況から「マイコプラズマ肺炎」の可能性があると診断。
治療薬として抗生物質のアジスロマイシン水和物(販売名ジスロマック)を計45ミリグラム投与しようとした。
その際、医師は本来投与するべき濃度の5倍を看護師に伝え、結果的に計225ミリグラムを投与した。
また、本来2時間かけなくてはならない点滴を1時間で投与するよう指示していた。
経過観察していた看護師が、女児の心拍数が低下していることを確認。心肺蘇生を施したが、約1時間半後に死亡した。
その後の病理解剖で、女児からは新型コロナウイルスの陽性反応があったという。
院内のヒアリングに対して、医師は「思い込みで(投与の注意点などを記した)資料を見誤ってしまった」と説明しているという。
飯島院長は会見で「患者やご家族に深くおわび申し上げる」と謝罪。
その上で「過量投与や投与時間の検証に限らず、抗菌薬を投与する決定過程など幅広い分析を行う」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe52605b9352c4530f5f4f5914d61edc8e94c660
11月14日20時30分に朝日新聞からは、看護師も指示された内容を添付文書などで確認しなかった、投与終了直前に心拍数が低下した、病院は確認システムを整備したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
病院によると、女児は先天性疾患で入院中だった9月上旬、肺炎の症状が出た。
担当医師の一人が、治療のため抗菌薬のジスロマックを処方。
点滴を担当する看護師に対し、誤って通常の5倍濃度になるよう、かつ投与時間も本来2時間のところを1時間で投与するよう指示した。
看護師も指示内容を改めて添付文書などで確認せず、5倍の濃度の薬剤を短時間で投与した。
女児は投与終了直前に心拍数が低下。
心肺蘇生をしたが、投与開始から2時間半後に死亡が確認された。
死亡後に新型コロナウイルス陽性と確認され、敗血症の所見もあった。
過剰投与が死亡に影響したかどうかは現時点ではわからないとしている。
病院は事故を受け、正しい希釈方法を看護師らが共通のシステムで確認できるようにしたとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASSCG3JYCSCGPIHB00BM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
11月14日23時0分に読売新聞からは、抗菌薬1mlを希釈すべきところ5 mlと伝えた、病理解剖したところ抗菌薬の副作用に多い不整脈などは確認されなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女児に肺炎の症状が出たため、医師が看護師に抗菌薬を点滴するよう指示した。
その際、抗菌薬の溶解液1ミリ・リットルを希釈すべきところ、誤って5ミリ・リットルを希釈するよう伝え、看護師も規定の量と違うことに気づかないまま投与したという。
さらに、医師は投与する時間についても、本来、2時間のところ「1時間」と指示し、2倍の速度で投与していた。
医師は「なぜ初歩的なことを間違ったのかわからない」と話しているという。
女児の遺体を病理解剖したところ、新型コロナウイルス感染や敗血症などの疑いもみられたが、抗菌薬の副作用に多い不整脈などは確認されなかったという。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20241114-OYT1T50150/
2024年11月14日19時36分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう14日午前10時ごろ、I造船の従業員から「男性がワイヤーで手を挟んでいる」と消防に通報がありました。
消防や警察によりますと、完成した船に乗り込むための階段をクレーンでつり上げて作業していた際、作業員の男性がワイヤーロープと金属製の柵の間に頭や腕などを挟まれたということです。
男性は病院に搬送されましたが、およそ30分後に頭などを強く打っていて死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのはフィリピン国籍のケベドさん(44)で、I造船の協力会社の造船工だということです。
警察が詳しい状況を調べています。
I造船は「現在、事故の状況について詳しく調べています」と話しています。
I造船をめぐっては、先月10月22日、クレーンでつるしたデッキのバランスが崩れて作業員2人が転落し、骨を折るなどの大けがをする事故が起きています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20241114/8000019849.html
11月14日22時4分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、進水した船に乗り込むための昇降機を吊り上げていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時ごろ、市内小浦町の造船会社の敷地内で進水した船舶に乗り込むため昇降機をクレーンで吊り上げる作業をしていたところ、男性が昇降機を吊るワイヤーロープと金属製の柵の間にはさまれました。
男性は市内の病院に搬送されましたが、約30分後に死亡が確認されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8be826662ffc33e26a55994d6c83df298dcd44dd
(ブログ者コメント)
10月22日の事故は本ブログでも紹介スミ。
2024年11月13日7時57分に読売新聞から下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
時間帯によってセンターラインの位置が切り替わる静岡市内の国道1号に設置された「中央線変移システム」が、来年1月に廃止されることになった。
県警が発表した。
分かりにくさに起因した逆走事故が起きていたほか、老朽化による誤表示もあった。
システムは1978年、渋滞解消のため、同市葵区南安倍―同市駿河区手越原の約2キロの区間に、県内で唯一設置された。
朝の通勤時間帯を含む午前0時から正午までは静岡市方面に向かう道路が2車線、夕方の帰宅時間を含む正午から午前0時まで藤枝市方面が2車線となる。
県警交通規制課によると、国道1号バイパス開通や静岡大橋の供用開始などにより、交通量は2020年にはピークだった85年の57%まで減少していた。
一方で、時間帯により走行車線が異なる分かりにくさから、事故の要因となっている可能性も指摘されていた。
23年には区間内で20件の交通事故が起きたほか、過去には正面衝突による死亡事故も発生。
12日も正午を境に中央の車線の進行方向は逆向きになり、誤って反対車線にはみ出しそうになる車があった。
老朽化により誤表示などのトラブルもあり、11日朝には静岡市方面が2車線になっているはずの午前中も、1車線と表示されるトラブルがあった。
県警は来年1月中旬に廃止し、右折レーンにする一部区間を除き、時間帯に関係なく静岡市方面に向かう車線を2車線とする。
工事は1月中旬~2月末に行われる予定。
県警は「工事中は車線規制で混雑が予想されるので余裕を持って通行してほしい」と呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241112-OYT1T50212/
2024年11月15日20時1分にYAHOOニュース(新潟テレビ21)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐渡市の一般住宅の解体現場で、トラックの荷台で廃材の積み荷作業をしていた65歳の男性が転落しました。
男性は病院に搬送され治療を受けていましたが、15日死亡しました。
警察によりますと、佐渡市市野沢のアルバイト従業員の男性(65)は、12日午前8時ごろから佐渡市岩首の一般住宅で5人で解体作業をしていましたが、2tトラックにたんすを積み込もうとして、高さ約1mの荷台から転落しました。
現場にいた作業員が「男性が車の荷台から転落して意識がないようだ」と119番通報。
男性は病院に搬送されましたが、外傷性くも膜下出血のため15日朝に死亡しました。
警察は事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5e1e02254846398455b788f9ebb69df51c193b7
2024年11月11日14時38分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年2月14日、岡山県笠岡市の化学製品の製造工場で、30代の男性社員が地下のピット内にたまった有機溶剤などを含んだ水をくみ取る作業を行っていたところピット内に転落し、有機溶剤中毒によって死亡しました。
この事故で、ピット内への転落防止措置を講じていなかったとして、岡山労働局・笠岡労働基準監督署は、JFEケミカル(本社 東京)とJFEケミカル笠岡工場の工場長の男性(38)を、労働安全衛生法違反の疑いで11月11日に岡山地検倉敷支部に書類送検しました。
笠岡労基署は、会社と工場長の認否について明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f66b83af1eaa2a00a52834d92c75c09db6ca93c1
2024年11月12日6時45分にYAHOOニュース(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山形県村山市の金属加工メーカーの工場で11日午後、従業員の56歳の男性が機械の点検中、顔に金属加工用の刃が直撃し、 搬送先の病院で死亡しました。
亡くなったのは山形県大石田町豊田の会社員・斎藤さん(56)です。
警察の調べによりますと、斎藤さんは11日午後3時40分ごろ、勤務先で、山形県村山市金谷にある金属加工メーカー・S製作所山形工場で、 歯車を研磨する機械を1人で点検整備していました。
その際、機械に取り付けられているグラインダーと呼ばれる円盤状の金属加工用の刃が砕けて斎藤さんの顔を直撃し、倒れ込みました。
近くで作業していた従業員が倒れる状況を目撃し、ほかの従業員が119番通報したものです。
斎藤さんは病院に運ばれましたが、午後5時51分に死亡が確認されました。
警察で事故の原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4188281d43ac011d7980d730997daf5ecbd27588
11月12日5時10分にNHK山形からは、電源を入れた状態で点検整備していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後3時半すぎ、村山市金谷にある工具を製造する会社の工場で、この会社に勤める齋藤さん(56)が、加工用機械の点検整備にあたっていたところ、何らかの原因で機械の刃の一部がかけて、齋藤さんの顔にあたりました。
作業をしていた齋藤さんが倒れ込む様子を見ていた同僚が消防に通報し、齋藤さんは、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、齋藤さんは機械の電源を入れた状態で点検整備をしていたとみられるということで、警察は労災事故として詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20241112/6020022381.html
2024年11月9日9時2分にYAHOOニュース(静岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
沼津労働基準監督署は11月8日、プレス機械の危険防止措置を怠り、従業員を死亡させたとして、機械器具製造業の法人と同社製造部の課長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反などの疑いで、書類送検されたのは、神奈川県横浜市に本社がある冷蔵・冷凍ショーケースなどを製造する会社法人と事故が起きた同社御殿場事務所の製造部課長です。
沼津労基署などによりますと、2024年2月15日午後、静岡県御殿場市の同社工場内で、男性従業員(当時37)が「タレットパンチプレス」と呼ばれるプレス機械を使い、金属加工作業を行っていたところ、往復運動する機構の一部と接触し、死亡しました。
労働安全衛生法では、事業者には、機構が危険を及ぼす場合は、覆いや囲いなどを設けることなどが規定されていますが、その危険防止措置を講じなかった疑いがあるということです。
警察によりますと、男性は鉄をプレス加工する機械の近くで、頭にけがをした状態で仰向けに倒れていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7a2e235584752c116e5decc175218885f8f413
(2024年11月23日 修正1 ;追記)
2024年11月22日13時14分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、プレス機械のストローク端に危険防止措置が講じられていなかった、課長らが労安法違反容疑で書類送検されたが不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県御殿場市の工場で2月に発生したプレス機械による死亡事故で、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されていた横浜市に本社を置く会社の御殿場事業所と製造部課長について、静岡地方検察庁沼津支部は11月21日付けで不起訴処分としました。
11月21日付けで不起訴処分となったのは、横浜市に本社があるショーケースなどを製造する会社の御殿場事業所と、同事業所に所属する製造部課長です。
この事故は2月15日、御殿場市内の工場で「タレットパンチプレス」と呼ばれるプレス機械を使用中、当時37歳の従業員が機械の一部と接触して死亡したもので、プレス機械のストローク端が労働者に危険を及ぼす恐れがあったにも関わらず、適切な危険防止措置を講じなかったとして、事業所と製造部課長が11月8日に書類送検されていました。
地検沼津支部は、今回の不起訴処分の理由について明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/491a58b9fcd863fc5f1f0886f81de5a826ea0bb0
2024年11月18時37分にYAHOOニュース(高知放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月9日の夜、高知県内約8万戸を含む四国で最大36万戸あまりの大規模な停電が発生したことを受け、四国電力送配電の関係者が11月12日に高知市で会見を開き、関西電力送配電との認識の齟齬が原因だったと発表し謝罪しました。
9日夜の高知龍馬空港の映像です。
照明が消え真っ暗になりました。
土佐清水市では、住民が懐中電灯で照らし明かりを確保している映像が。
四国電力送配電によりますと、9日午後8時22分、四国4県の広い範囲で最大36万5300戸の停電が発生し、県内では南国市や四万十市など10市町村、7万9500戸で停電になりました。
約1時間半後の午後9時49分までにすべて復旧。
県によりますと、内で停電によるけが人の報告はありませんでした。
武藤経済産業大臣は、1日の会見で四国電力送配電に対して原因究明と再発防止策を検討するよう指示したことを明らかにしました。
大規模停電を受け、12日に四国電力送配電の高知支社長などが四国4県でそれぞれ会見を開きました。
停電は送電線の復旧作業を行う中での四国電力送配電と関西電力送配電の認識の齟齬が原因だとしました。
四国エリアは、中国エリアと本四連系線、関西エリアと阿南紀北直流幹線という、合わせて4つの送電線で本州と連携しています。
9日はそれぞれ1つずつが作業中で停止していて、さらに9日午後に本四連系線の1つで事故が発生し、送電が停止したことから、四国電力送配電は作業で停止していたうちの1つの復旧に取りかかっていました。 復旧作業は関西電力送配電と連携して進める必要がありました。
しかし、作業を行う中で両社の間で認識の齟齬があり、本来は同時に停止しなければならなかった周波数を合わせる機能と電力の流れを振り替える2つの機能のうち1つのみが停止する事態となり、これにより四国エリア内の供給力が減少。
需要と供給のバランスを維持するために設置されている装置が作動して送電を自動で停止。
広範囲の停電にいたったということです。
四国電力送配電は原因についてさらに調査するとともに、再発防止策についても検討していくとしていて、今後、経済産業省に報告書を提出します。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35a2e67fc0fcea3350323428d50c573c52a4e950
11月 12日付で四国電力送配電のHPには、マニュアルではEFCとEPPSを同時停止するようになっているので、そのつもりでEFC停止とだけ依頼したところ、相手側はEFCだけを停止するものと受け取ったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
四国エリアは本四連系線(交流:2回線、以下「本四」という)と阿南紀北直流幹線 (直流:2回線、以下「DC」という)により他エリアと連系しており、当日の状況は以下 の通りでした。
・・・
原因分析
・ 四国と関西間の給電申合書では本四の同期並列が完了した後にEPPS+EFCを同時停止する運用を定めています。
・ 今回は、本四の同期並列操作において大きく位相がずれたままで同期がとれなかったことから、 四国はDCの1回線連系が長期化することを懸念し、本四の同期並列前にEPPS+EFC を同時停止することを検討しました。
・ 四国から関西にEFCの停止を依頼(四国はEPPS+EFCを同時停止する認識)しましたが、関西はEFCのみの停止依頼と認識し、EFCのみを停止しました。
※ EFC ; 「DC」の潮流を変化させ、 四国エリア内の周波数を本州エリアに合わせる機能
EPPS ; 「本四」連系が途絶した場合、 「ECS」の信号により「本四」から「DC」に潮流を振替える機能
https://www.yonden.co.jp/nw/press/2024/__icsFiles/afieldfile/2024/11/12/npr002_1.pdf
2024年12月6日17時34分にYAHOOニュース(あいテレビ)からは、報告書が経産省に提出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
四国電力送配電は6日、原因と再発防止策をまとめた報告書を関西電力送配電と連名で経済産業省に提出しました。
報告書によりますと、停電が発生した当日、四国から中国地方に向けて電気を送り出す送電線にトラブルがあり、送電を関西方面に振り替える措置が取られていました。
その後、中国方面の送電線の復旧作業を行う際、関西への送電に必要な2つの装置を停止するよう関西電力送配電に依頼しましたが、片方の装置のみ停止させたことから広範囲での停電を引き起こしたということです。
両社は「装置の操作について認識の違いがあった」と認めた上で、再発防止策として装置の操作を依頼する際にその目的と内容をより具体的に述べることや、運用者の教育改善などを申し合わせました。
また、今回の停電を受け四国電力送配電の横井社長と高畑副社長は、今月分の役員報酬の一部を自主返納するということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/72b4fa6e090839a355d9a55c02974bd2daa251e8
(ブログ者コメント)
報告書では、双方の認識の齟齬について以下のように説明されている。
4.給電連絡用語に対する認識齟齬
四国はEFCによる制御が原因と想定し、「本四EFCの停止」を関西に依頼したが、系統制御装置の操作に関して四国と関西に認識の齟齬があり、関西は本四EFCのロック (本四EFC機能のみ停止)を実施。
四国の 依頼と認識 ;
給電連絡用語で「本四EFCの停止」を依頼し、操作スイッチを押下することで、EPPS+EFCを停止する認識
関西の 操作と認識 ;
本四EFCのロック操作の依頼と認識し、 操作スイッチのロック操作を実施 (本四EFC機能のみ停止)
https://www.yonden.co.jp/nw/press/2024/__icsFiles/afieldfile/2024/12/06/npr001.pdf
2024年11月8日6時43分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市中心部を流れる広瀬川が先月30日、突然赤く濁った原因は、石炭の一種「亜炭」の廃坑から流れ出た大量の「鉄さび」との見方が強まっている。
生態系への影響は確認されていないが、仙台ではかつて安価な燃料として亜炭が盛んに採掘された。
広瀬川周辺には亜炭の廃坑が数多く残り、今後も流出する恐れはある
濁りが見つかったのは30日朝で、一時は愛宕大橋や広瀬橋付近まで広がった。
市下水道南管理センターが31日に調査したところ、瑞鳳殿近くの霊屋橋(おたまばし) から下流約400メートルにあり、廃坑につながる「吐出(はきぐち)」付近で、赤いヘドロ状の 堆積物が見つかった。
霊屋橋付近の廃坑を調査したことがある東北大の高嶋礼詩教授(地質学)によると、亜炭の層は鉄を含む層に挟まれ、廃坑にしみ出した水には鉄分が含まれている。
高嶋教授は「鉄を酸化させるバクテリアが繁殖し、赤い鉄さびが作られるのではないか」と分析する。
センターによると、廃坑から流れてくる地下水は、吐口から雨水と一緒に排出される。
この地下水に含まれる鉄さびが吐口の内部などに堆積。
前日の29日夜から降り始めた雨の影響もあって川に流れ出た可能性があるという。
広瀬川では2010年12月と昨年6月にも赤く濁ったことがあり、愛宕大橋から上流約750メートルの長徳寺付近にある吐口から流出した鉄さびが原因だった。
市博物館によると、亜炭は明治以降、大きな木製のおけに釜と煙突を組み合わせた「鉄砲風呂」や、学校の暖房の燃料として広く使われ、市内には小規模な業者が坑道を掘っていたという。
ただ、石油へのエネルギー政策の転換などに伴い、1970年頃には多くの鉱山が閉山したという。
センターは毎年、吐口の清掃を実施する方針を決めており、今年は11月を予定していた。
高橋・管路管理係長は「堆積物が川に流れない方法を検討し、速やかに除去していきたい」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241107-OYT1T50241/
2024年11月7日21時1分に朝日新聞から下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
兵庫県西宮市立小学校に通っていた女児が校庭の遊具から転倒しけがをした事故をめぐり、女児側が西宮市に約750万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が7日、大阪高裁であった。
嶋末裁判長は、遊具を安全に使うための指導を学校が怠ったと認めて市に約400万円の支払いを命じた、一審・神戸地裁尼崎支部判決を支持。
市側の控訴を棄却した。
支部判決によると、遊具は、盛り土で作られた高さ約4メートルの山の斜面にコンクリートが張られ、滑り台などがつけられたもの。
2021年4月、当時小学1年生だった女児が休み時間中に、遊具の頂上から歩いて降りる際、転倒して左大腿(だいたい)骨を骨折した。
高裁判決は、遊具は本来滑り台として降りるものだが「児童による利用の態様は画一的でなく様々だった」と指摘。
手すりや衝撃吸収材がなく、「立って降りることを禁じるなどの措置を講じるべきだった」とした。
原告の両親は判決後、「賠償責任を認めていただき、暗闇に光が差した。西宮市には、ほんの少しでも児童に寄り添う気持ちを持っていただけたらと願っている」とコメントした。
市教育委員会の担当者は「しっかりと受け止めたい。ただ、判決文が届いていないため、詳細なコメントは控える」とした。
https://www.asahi.com/articles/ASSC73DZ9SC7PIHB015M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
以下の過去記事1件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2021年5月22日掲載
2021年4月15日 新宿区のマンション地下駐車場で天井ボード貼り換え工事中、ぶら下げ状態だった感知器が熱に続き煙も感知したためCO2消火器が作動し4人死亡 (第2報)
(新情報)
・安全管理を怠ったとして当時の現場責任者が書類送検された。
・管理会社からは起動ボタンを押さないとガスは出ないと聞いていたと供述している。
・熱感と煙感センサーは見分けがつきにくかった。
・再現実験によれば着脱時の手の熱で作動した可能性あり。
・誤って取り付けられた感知器にこもっていた熱が煙と判断され消火設備が作動したらしいなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11656/
2024年11月8日18時30分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日、北海道後志地方の赤井川村で行われている北海道新幹線の橋の工事現場で、作業員の20代の男性が橋桁から転落し、けがをしました。
【写真を見る】高さ約10mの橋桁から転落するもネットで命拾い…20代男性作業員が足を踏み外す 北海道新幹線の橋の工事現場
転落事故があったのは、赤井川村都の北海道新幹線の橋の工事現場です。
警察によりますと、7日午後4時半ごろ、地上からおよそ10メートルの高さの橋桁の上で作業していた20代の男性作業員が足を踏み外し、地上と橋桁の中ほどに張られたネットに転落しました。
男性は当初、左半身にしびれを訴え病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
当時、現場付近では雪が降っていて、男性はコンクリートを雪から守るためにシートをかける作業をしていたということで、警察が転落の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff69f46641937fb04c0edc5476c266b337fade91
(ブログ者コメント)
写真では中ほどに張られていたというネットの位置を確認することはできない。
橋桁全体を覆うネットの中にあるからか?
2024年11月8日6時13分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前11時40分ごろ、唐津市内の小学校で理科の授業中に塩酸がこぼれ、6年生の児童2人の足首と教師の顔、手の甲にかかった。
うち児童1人は直径5センチほどの範囲が一時赤くなったが、他の児童と教師に腫れや痛みはないという。
市教育委員会によると、塩酸のにおいを調べる実験が理科室で行われ、教師が各グループの机に濃度35%の塩酸の瓶を持って回った。
教師が教卓に戻る際、足が延長コードに引っかかり転倒。
弾みで塩酸約30ミリリットルが外に飛び出した。
児童2人に靴下の上から塩酸がかかったため、靴下を脱がせて薬品を洗い流して応急処置を行い、病院を受診。
足首が一部赤くなった児童は塗り薬と飲み薬の処方を受けた。
実験では希釈した塩酸を使う予定だったが、においがあまりしなかったため希釈前の塩酸を使った。
市教育委員会は全ての市立小中学校に注意喚起の通知を出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8f1f98186af9d1cbc3fd49dfaaa0307dbdd3df
11月8日10時12分に毎日新聞からは、教師を含め3人に塩酸がかかったが治療を受けたのは1人だけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
持っていた瓶から塩酸約30ミリリットルが飛散し、担当教諭の顔と手の甲、近くに座っていた児童2人の足首に靴下の上からかかった。
塩酸がかかった児童2人は病院で受診し、1人は足首が直径5センチほど赤くなる軽傷を負った。
もう1人は異常は見当たらないと診断を受けた。
担当教諭に特段の異常はなかった。
https://mainichi.jp/articles/20241108/k00/00m/040/029000c
11月7日20時29分にNHK佐賀からは、教員向けの指導書では希釈して使うことになっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
当時、授業では塩酸の臭いを確かめる実験が行われていて、教員向けの指導書では、塩酸は希釈して使うように定められているということですが、臭いがあまり感じられなかったことから、教員の判断で希釈せずに使用していたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20241107/5080018334.html
11月7日19時18分に佐賀テレビからは、児童全員ゴーグルを着けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
児童全員がゴーグルなど防具を身に着けていましたが、唐津市教育員会は塩酸を扱う際には注意するよう各小学校に通知したということです。
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2024110718249
(ブログ者コメント)
〇延長コードは何の目的でどのように置かれていたのだろうか?
調べてみたが情報は見つからなかった。
〇こういった事例は以前から起きている。
ブログ者の現役時代も、会議室などで延長コードを使う場合には、丸めず伸ばした状態でガムテープ固定していた。
2024年11月6日12時23分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大牟田市消防本部(福岡県)は5日、救急用薬剤「アドレナリン」を一時紛失し、点検を怠ったとして、同本部警防課の消防司令補の男性を同日付で戒告の懲戒処分にした。
発表によると、救急救命士でもある消防司令補は10月23日夜、アドレナリン容器(1ミリ・リットル入り)3本を収納したポーチをウエストバッグに入れて、急病者の搬送に出動。
その際、ポーチを落とした。
消防司令補はその後も出勤していたが、始業時と退勤時の点検を怠っていたため、紛失に気付いたのは29日だった。
搬送した急病者の家人に確認したところ、急病者方の近くの溝でポーチを見つけ保管していたことが分かった。
未使用の状態で回収したという。
桑畑消防長は「今後は再発防止を徹底し、信頼回復に向け業務に精励していく」とおわびした。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20241106-OYTNT50065/
11月5日22時34分にNHK福岡からは、今後は必要と判断された場合のみ現場に携行するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防本部では、業務終了後にはアドレナリンを専用の保管庫で保管し、業務開始時と終了後に点検することになっていますが、職員はこの確認を怠っていたということです。
6日後の10月29日に紛失に気付き、出動先を探したところ、この家の住民が道路の側溝に落ちていたポーチを拾い、保管していることが分かり、その日のうちに3本すべてを回収しました。
消防本部では今後は業務中はアドレナリンを救急車内の鍵付きの収納庫で保管し、必要と判断された場合のみ、現場に携行するなど再発防止に努めるということです。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20241105/5010026113.html
(ブログ者コメント)
上記事例の情報調査中、今年だけで同様な事例2件が報じられていた。
(2024年08月30日 10時32分 十日町タウン情報)
※包装状態アドレナリンの写真付き
十日町地域消防署南分署で、救急車に積載する救急用薬剤「アドレナリン」1本が紛失したことが29日(木)に分かりました。
消防本部では薬剤を発見した際は、開封せずに本部警防課救急室まで連絡するよう呼び掛けています。
消防本部によりますと、8月26日(月)の午前9時30分、南分署の救急自動車点検のときに、通常10本積載している「アドレナリン注0.1%シリンジ(1ml)」が9本しかないことが分かり、薬剤管理表や資機材在庫状況から1本紛失していることが確認されました。
消防では現在も捜索していますが、発見には至っていません。
アドレナリンは医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保に関する法律で劇薬に指定されていて、救急車積載数を毎朝点検するとともに、心肺停止事案等の出動後にも確認することとされています。
・・・
https://tokamachi.yukiguni.town/l-news/210190.html
(2024年8月15日(木) 19時58分 TBS NEWS ;中国放送)
東広島市消防局は15日、救急車に保管されていた劇薬「アドレナリン」を紛失したと発表しました。
紛失が確認されたのは、東広島消防署東分署の救急車内に保管していた救急用薬剤「アドレナリン」1本です。
市消防によりますと、14日の点検時に6本あるはずの「アドレナリン注 0.1%シリンジ(1ml)」が5本しかないことに気付き、在庫を確認したところ、1本の紛失が発覚したということです。
アドレナリンは、心肺停止状態の患者に使用する薬剤で、「劇薬」に指定されています。
市消防によりますと、アドレナリンは、救急車内のカギが付いた棚に保管されていました。
7月22日に2本使用した後、補充をしたことまでは確認できているということですが、それ以降、毎朝行う点検で薬剤の本数を数えておらず、いつ紛失したのかは分かっていないということです。
市消防は15日に東広島警察署に紛失届を提出するとともに、管内の救急車の薬剤保管状況を緊急点検。
ほかの救急車から同様の紛失は確認されていないとしています。
・・・
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1361380?display=1
2024年11月9日18時34分に新潟放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県佐渡市の商店が発送した干物により「ヒスタミン」による食中毒が発生したと新潟県が発表しました。
県によりますと、6日午後5時半頃、新潟県佐渡市の「U商店」が発送した干物を大阪府内の自宅で食べた2人に、皮膚が赤くなったり、頭痛、悪寒等のアレルギー症状があったと大阪府から新潟県に連絡がありました。
その後の大阪府による検査で、食べた人の家に残っていた干物から食中毒の原因となる「ヒスタミン」が検出されたということです。
食べたのは10月11日にU商店が製造した魚介類の干物「あじ・みりん干し」です。
佐渡保健所が調査を行うことができた購入者8人のうち6人が干物を口にしていて、そのうち3人に食べてから1時間以内に同様の症状が出ていたことが判明。
これらのことから、新潟県は干物による食中毒と断定しました。
食中毒にかかったのは50代男性が1人、10代と50代の女性が2人で、いずれも現在は回復しているということです。
佐渡保健所はU商店に9日から11日まで営業停止処分をし、従事者に対して衛生教育を行う予定です。
■ヒスタミンによる食中毒とは
県によりますと、ヒスタミンはアミノ酸の一種である「ヒスチジン」からヒスタミン産生菌の酵素の働きにより生成されるということです。
ヒスタミン産生菌は海水の中に存在し、魚を獲ったときに付着していることがあるそうです。
ヒスタミンは一度生成されると加熱しても減ることはないということです。
食べてから1時間以内に顔の特に口の周りや耳たぶが紅潮し、頭痛やじんましん、発熱などを引き起こします。
■予防には
県によりますと、魚を捕獲してから食べるまで一貫した温度管理が重要で、特に「ヒスチジン」が多く含まれる赤身魚を購入した際は常温に放置せずに速やかに冷蔵庫で保管し、できるだけ早く食べることが重要だとしています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1543827?display=1
11月9日付で新潟経済新聞からは、患者宅の干物からは一般的な発症濃度の4~5倍のヒスタミンが検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月6日午後5時30分頃、大阪府から新潟県へ、佐渡市内「U商店」が発送した「あじ・みりん干し」を大阪府内の自宅で喫食した2人が、発赤、頭痛、悪寒等のアレルギー様症状を呈した旨の連絡があった。
大阪府による検査で、患者宅に残っていた当該干物から、調理済品で5,000μg/g、未調理品で4,400μg/gのヒスタミンが検出された。
佐渡保健所の調査によると、当該干物は2024年10月11日に「U商店」が製造したもので、調査できた購入者4グループ8人のうち、11月3日および6日に当該干物を喫食した2グループ6人中、2グループ3人が喫食後1時間以内に発赤、頭痛、悪寒等の症状を呈していたことが判明した。
佐渡保健所は、患者全員が同施設で製造された干物を喫食していること、患者宅の干物から内閣府食品安全委員会が一般的に発症するとしている1,000μg/g以上の4〜5倍となるヒスタミンが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同施設が製造した「あじ・みりん干し」を原因とする食中毒と断定した。
患者は全員回復している。
佐渡保健所は原因施設に対し、2024年11月9日から11日までの3日間の営業停止処分を行った。
https://www.niikei.jp/1274058/https://www.niikei.jp/1274058/
(ブログ者コメント)
〇本ブログでは過去にサバやサンマ、マグロやシイラのヒスタミン中毒事例を紹介しているがアジは初めて。
〇U商店の温度管理のどこが悪かったのだろう?
佐渡ということで、獲りたてのアジを加工しているというイメージがあるのだが・・・。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。