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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20191128日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10216/

 

(2023年2月10日 修正2 ;追記)

202323日付で静岡新聞からは、剥がした塗膜くずが密閉空間に大量に置かれていた、塗膜くずからアルコール系物質が気化して滞留していた、換気設備は稼働させていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県警が昨年12月、塗装工事に従事した当時の現場責任者の男ら4人を業務上過失致死傷容疑で静岡地検に書類送致したことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

関係者によると、4人は19年11月21日、高架下の工事で火災を防ぐために必要な対応などを怠り、作業員11人を死傷させた疑い。

剝離剤で既設の塗膜を除去する作業中だった。

遺族らとの示談は済んでいるという。

火災後、工事を発注した中日本高速道路は再発防止委員会を設置した。

中間取りまとめ案などで、水性の塗膜剝離剤で剝がされて堆積した塗膜くずが、密閉性のある作業空間に一定期間置かれ、成分のアルコール系物質が気化して引火、延焼の原因になった可能性を指摘した。

出火当時、塗膜くずは上り側に約400キロ、下り側に約1150キロ堆積していた。

同社は、塗膜くずから可燃性ガスが発生することは想定していなかったとしている。

工事現場では塗膜くずの飛散を防ぐため、つり天井形式の足場に養生シートなどを3層にわたって敷設。

換気設備はあったが、当日は自然風があり、稼働させていなかったという。

空気より重いアルコールなどが可燃性ガスとして足場の底部に滞留して引火、燃え広がった可能性が高い。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1188250.html 

 

 

※以下は令和2年1月21日付の中間報告抜粋。(最終報告は見つからなかった)
塗膜に有害物質が含まれていたため飛散防止目的で養生シートの密閉度を上げていた、塗膜剥離剤そのものは引火しない性質だったため電気設備は非防爆だった、剥離剤が含侵した塗装くずから剥離剤の成分であるアルコール等が発生したなどと記されている。

・・・

4.想定される延焼メカニズム

【火災発生時の現場状況】

① 橋桁の既存の塗膜に、鉛やPCB等の有害物質が含まれるため、塗膜くずの足場外への飛散防止および確実な回収を図る観点から、足場上の防炎性能を有したシートの上に、隙間を塞ぐように養生シートを敷設することにより、塗膜くずの足場外への落下等による飛散の防止対策を行っていた。

② この養生シートは、防炎性能を有していないものであり、また、養生シートの上には、剥離した塗膜くずが堆積していた。
足場内からの塗膜くずの搬出は、週1回の頻度で行うこととしており、当日は、2日間の作業による塗膜く ずが足場内に堆積していた。

③ 水性の塗膜剥離剤を使用しており、剥離剤そのものは引火しない特性であったことから、含浸した塗膜くずから引火性や延焼性を有する濃度のガス(以下、可燃性ガス)が発生することは想定していなかった。
剥離作業時における 剥離剤に含まれるアルコールによる作業員の中毒を防止するため、換気設備は 設置されていたが、当日は足場内においても自然通風が一定程度確保されていたことから稼働させていなかった。

④ 照明、電動工具等の電気設備については、可燃性ガスの発生が想定されていなかったことから、防爆仕様を採用していなかった。

【延焼メカニズムの想定】

① 通常の作業環境であれば、水性の塗膜剥離材が含浸した塗膜くずから剥離剤の成分であるアルコール等が発生するものの、すぐに拡散し引火性や延焼性を有する濃度で滞留する可能性は非常に小さいが、本現場においては、鉛等の有害物質の飛散等を防ぐため、養生シートを敷設しており、結果的に足場内の密閉性を高めることとなり、また、当日、換気設備を稼働させていなかったことと相まって、気化成分が空気より重いアルコール等が可燃性ガスとなって足場内の底部に滞留し、なんらかの要因により引火した可能性がある。

② 実証実験の結果を踏まえると、足場に敷設した養生シートにも何らかの要因により引火した可能性があり、また、足場上に堆積した塗膜くずにもなんらかの要因により引火し、延焼した可能性がある。

③ 火災発生後、作業員は直ちに消火器で消火活動を行おうとするとともに、大声で火災発生を知らせたが、火のまわりが早く、養生シート、塗膜くず等に延焼し、消火困難な状況となった可能性がある。

④ 養生シート、塗膜くず、滞留した可燃性ガスやその他の機材資材等に延焼したことにより、大量の煙が発生し、火災発生箇所付近で1名が死亡し、火災発生箇所から離れた場所おいても、風下の作業場所において、作業員の避難が遅れ、10名という多数の負傷者が発生した。

5.暫定的な再発防止策

・・・

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/accident_prevention/pdf/accident_prevention06.pdf

 

 (2023年3月8日 修正3 ;追記)

2023361916分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、書類送検されていた4人は不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、当時の現場責任者など4人について、必要な措置を怠ったとして業務上過失致死傷の疑いで書類送検していましたが、静岡地検は6日、 4人を不起訴処分としました。

理由は明らかにしていません。

当時 現場では古い塗装をはがす作業が行われていて、事故後に設置された再発防止委員会では「換気装置」を作動させていなかったことが問題点として指摘されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61a404a5286400867d54242d166cff9f9656b74f 

 

 

 

 

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202327日付で毎日新聞和歌山版から下記趣旨の記事が、倒壊した吊り橋の全景写真付きでネット配信されていた。

白浜町が修繕工事をしていたつり橋が落ち、作業員ら2人がけがをする重傷事故が起きていたことが6日、町への取材で判明した。

町などによると、3日午後2時半ごろ、同町小房の日置川に架かる小房橋(長さ約120メートル、幅15メートル)が落ちた。

修繕をしていた大阪府の建設会社の男性(49)が56メートル下の河原に落ち、肋骨(ろっこつ)を折った。

また、この工事とは別に、対岸で測量作業をするため工事用の仮設足場を渡っていた町内の測量会社の男性(65)も転落し、ひじを骨折した。

橋は県道と現在は無住となっている地区とを結ぶ町道の一部で、地区内の畑などに行く際に使われているという。

1960年設置で老朽化しており、1月から着工。

事故当時は、人が歩く床板部分の撤去作業をしていた。

左岸側の橋脚が倒れたといい、町が原因を調べている。

https://mainichi.jp/articles/20230207/ddl/k30/040/310000c

 

261215分にNHK関西からは、コンクリート製の橋脚が倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月3日午後2時半ごろ、白浜町小房の日置川にかかるつり橋「小房橋」が落ちました。

この事故で、つり橋の上で修繕工事をしていた、建設会社の49歳の男性が河原に落ちてろっ骨を折ったほか、別の工事のためつり橋を利用していた測量会社の65歳の男性も落下して肩やひじなどを骨折しました。

いずれも病院で治療を受け、このうち65歳の男性はいまも入院していますが、命に別状はないということです。

町によりますと、つり橋は長さがおよそ120メートル、幅が1.5メートル、川の表面からの高さはおよそ5メートルあります。

橋は昭和35年に設置され、事故当時、老朽化していた橋をつるすワイヤーや人が歩く床板を取り替える工事を行っていたということです。

事故はコンクリート製の橋脚が何らかの原因で倒れ、起きたということです。

この橋脚については6年前(平成29年)の町の検査では異常は見つからなかったということで、町が原因を調べています。

現場は紀伊山地の山あいにあり、いまは人が住んでいない地区と、県道をつなぐためにかけられた町が管理する橋で、ときおり地元の人たちが地区にある畑などを訪れる際に使っているということです。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230206/2000070789.html

 

 

 

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2023231850分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日 午前、静岡・富士市の中学校の給食室が燃える火事があり、生徒など20人以上が病院に搬送された。

発表された火事の原因は調理員の単純なミスだった。

けたたましく鳴る、非常ベルの音。
3日、富士市の中学校は消防や救急隊が集まり、騒然としていた。

(片山記者):
「富士市、岳陽中学校前です、火事の影響で生徒らが運動場に避難しています」

火事があったのは、富士市立岳陽中学校の給食室。

校庭には、調理員や全校生徒が避難し、毛布にくるまるなどして寒さをしのいでいた。
中には体調不良を訴えた生徒も。
消防隊員や救急隊員に支えられながら消防車へと乗せられていた。

消防によると、3日午前9時ごろ、「給食室から黒煙が出ている」と消防に通報があった。

火は約1時間後に消し止められたが、生徒14人と、給食室で調理をしていた7人が煙を吸うなどして体調不良を訴え、病院に搬送され治療を受けている。

そのうち59歳と53歳の調理師2人は軽いやけどをしたという。

もくもくと立ち上る黒い煙。
これは、視聴者が撮影した火災発生当時の写真。
1階の給食室から立ち上る黒い煙は、校舎の4階部分にまで達している。

学校の近くにある店の人は…。

(近隣住民):
「黒煙が上がっていて、そんなに大きいとは思わなかった、学校の一部からもくもく上がってる感じだった」

(片山記者):
「こちら火元とみられる給食室です。現在、市の立ち合いのもと、消防による火災原因調査が進められています」

学校では午後1時半ごろ、調理員らが立ち合い消防による火災の原因調査が行われた。

給食室の窓は割れ、中も黒く焼け焦げていて、火事の激しさを物語っている。

避難した生徒によると、火元とみられる給食室は炎を上げ、激しく燃えていたという。

これはDaiichi-TVが入手した岳陽中学校の3日の給食のメニュー。

3日は節分にちなんで「いわしの蒲焼き」や「五目きんぴら」などがメニューが載っていた。

火が出た当時は、こうしたメニューの調理中だった。

一体いったい何が起きたのか。

午後、富士市教育委員会が会見を開き、火事の原因を説明した。

(江村教育次長):
「火災は調理上の過程で発生しました。生徒や保護者、地域の皆様に多大なる心配をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」

市教育委員会によると、調理員が揚げ物用の釜を煮沸消毒をした後、釜の水滴を取るために火をつけたが、火をつけていることを忘れたまま「いわしの蒲焼き」を作るために油を入れて蓋をし、そのまま放置したため発火したという。

岳陽中学校では、2月6日 月曜日から通常通りに授業を行うとのことだが、給食室の復旧には最低でも1か月以上かかり、各自弁当を持参してもらう予定だという。

給食室にいた7人の調理員は市の職員で、毎月、事故を防ぐための研修を行っていたという。

富士市教育委員会は、今後、火事が起きた検証をもとに再発防止策を講じる方針だ。






https://news.yahoo.co.jp/articles/ca7f26b1b7eb84de67513b62a9a438df8dfcc414

 

(2023年4月21日 修正1 ;追記)

20234201715分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、蓋を開けたことで油が気化し自然発火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

静岡県富士市の中学校の給食室で起きた火事で、教育委員会は、火事を招いたとして調理主任の男性を減給の懲戒処分としました。

20232月 富士市の岳陽中学校で給食室から火が出て調理員2人が軽いヤケドをしたほか、生徒と職員 計19人が体調不良を訴えました。

原因について教育委員会は、揚げ物をする釜の水分を飛ばすために空だきし、火を消し忘れたまま油を投入し、その後 ふたを開けたことで油が気化し自然発火したとしています。

そのうえで、火を消し忘れ釜のふたを開けた59歳の男性調理主任を、過失により火事を起こしたとして、減給処分(10分の11カ月)としました。

教育委員会は事故の後 再発防止策として、空だきの禁止や点火は2人以上で確認することにしているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5f5a4b4b45ea731ae127788e66df204166f70d

 

  

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2023221521分にYAHOOニュース(KOREA WAVE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

厳しい寒さが数日間続いている韓国・釜山(プサン)で、海岸沿いの高層「オーシャンビュー」マンションを中心に「ビル風」が激しく吹き荒れている。

先月28日には午前から風が強くなって瞬間風速15メートル毎秒以上となり、遠い海を中心に1.54メートルで波が高い状態だ。

「ビル風」は高層ビル付近で吹きつける強風を指す。
風が高層ビルにぶつかったり、建物の間を通ったりして強くなる。
他の場所より3倍以上強くなるという。

一部の入居者らは、激しい風で生活に支障をきたしていると嘆いている。

釜山・松島(ソンド)海水浴場近くのマンション51階の住民によると、人が飛びそうなビル風が数日間吹き、幽霊の鳴き声のような騒音が長く聞こえたという。
この住民は「強風で耳が痛かった」と話している。

海雲台(ヘウンデ)海水浴場近くのマンション63階の入居者(40代)は、「台風の時、ビル風が激しく吹く。最近は特に不安だ。子供たちも外に出られないでいる」と心配した。

海雲台海水浴場近隣の超高層住商複合ビル・LCTで先月27日、強風で飛ばされた物体が63階と64階の間に窓ガラスに衝突し、割れる事故が発生した。
人命被害はなかったが、追加事故防止のため、警察は一帯の規制線を設置した。

釜山には海岸沿いに超高層マンションが並んでいる。

ここらを中心にビル風がますます強くなり、被害事例も相次ぎ、ビル風が「新種災難」として浮上している。

韓国国土交通省の建築物統計によると、昨年の市道面積に対する高層ビル密集度は釜山(419)が韓国1位だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a713c9a347f3591c438684d588984b99879a9202

 

(ブログ者コメント)

ネット調査結果、日本でも、台風時は部屋が揺れるとか風で洗濯物が吹き飛んだといった、高層マンションの住み難くさに関する情報が多数発信されていた。
まあ、ブログ者には関係のない世界ではあるが・・・。

 

 

 

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202324650分に琉球新報から下記趣旨の記事が、写真や解説地図付きでネット配信されていた。

沖縄県伊是名村にあるJAおきなわの製糖工場から2日、サトウキビを搾って出る糖蜜が大量に海に流出しているのが確認された。

周辺には甘いにおいが漂い、アーサの養殖場も黒く染まるなど被害が及んでいる。

JAおきなわによると、今月12日にかけて工場のタンクで水が混ざってしまい、処分することになった糖蜜約300トン分を、敷地内の残さなどを保管する場所にまいたという。
近隣の畑にも約50トンを散布した。

これらの一部が側溝を通じて海に流出したとみられる。

2日午後6時ごろ、住民から工場に連絡があり発覚した。

名護海上保安署によると、流出した糖蜜は3日午前11時ごろには沖合1.5キロ、最大200メートルの広さに及んでいる。

海面が黒く染まり養殖場に被害が出ているほか、原因は不明だが魚の死骸も複数見つかっている。

JAおきなわの前田理事長は3日、記者会見で「伊是名村の誇りであるきれいな海を汚し、漁業にも大きな影響を与え、関係者にご迷惑をおかけしている。深く反省し、原因究明と再発防止を図る」と謝罪した。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1657581.html  

 

23日付で沖縄テレビからは、畑と沈砂池に計348トン撒いた、沈砂池の側にある側溝から用水路を通じて海に流出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

JAおきなわによりますと、伊是名製糖工場では1月、水が混じって売り物にならなくなった糖蜜900トンの処分を決め、1日から2日にかけて所有する畑と沈砂池に合わせて348トンの糖蜜を撒きました。

ところが、何らかの理由で沈砂池の側にある側溝から糖蜜が流れ、用水路を通じて海に流れ出したとみられ、これまでに流出した糖蜜の量は分かっていません。

養殖されたアーサの被害の全容はいまだ把握できておらず、JAおきなわは漁業被害を調査するとともに、糖蜜が海に流出した原因などを調べています。

https://www.otv.co.jp/okitive/news/post/00007041/index.html

 

231844分にNHK沖縄からは、タンクに糖蜜を入れるためのパイプの流れをよくするため水を流したところ、タンクに水が入って売り物にならなくなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

JAおきなわによりますと、先月31日、工場で作った糖蜜をタンクに入れるためのパイプの流れをよくするため、水を流したということです。

ふだんはタンク内の糖蜜に水が混ざることはありませんが、初めて混ざってしまったため、販売することができなくなってしまい、処分することを決めたということです。

このため、1日から2日にかけて、JAおきなわが所有する近くにあるさとうきびのかすなどを処分する空き地に合わせておよそ300トンを、畑にも52トンの糖蜜を捨てました。

JAおきなわでは、その一部が用水路を通じて海に流れ出たとみています。

また、河口付近に設置されたアーサの養殖場に被害が出ていることは把握しているとして、補償する考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230203/5090021837.html
 

 

25644分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、廃棄した沈砂池は一定量がたまるとオーバーフローする仕組みだったが、職員にはその認識がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

流出元とされる場所に許容量を超える糖蜜が廃棄されていたことが分かった。

JAおきなわなどによると、工場のタンクで水が混ざってしまい、処分することになった糖蜜約300トン分を工場近くの「沈砂池」と呼ばれる用地に廃棄した。

沈砂池は一定量がたまると、水路などに流出する「オーバーフロー」の仕組みになっていた。

職員にはフローの仕組みになっているとの認識がなかったことも分かった。

人為ミスが流出につながった可能性がある。

糖蜜の回収方法はまだ決まっていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/584ba3877b80007613efcc8323b3b5639dbaa032 

 

261927分にYAHOOニュース(沖縄テレビ)からは、糖蜜について下記趣旨の記事がネット配信されていた。

伊是名島の海に流出した糖蜜とは、そもそも、どのようなものなのでしょうか。

うるま市の製糖工場を取材しました。

うるま市にある製糖工場ゆがふ製糖です。

永田記者:
「こちらが今回伊是名沖に流出した糖蜜と呼ばれるものです、どろっとしていて粘り気が強いのが特長です」

グラニュー糖や角砂糖などの原料になる粗糖を生産していて、その過程で出るのが糖蜜です。

糖蜜は工業用のアルコールや農業用の飼料や肥料などの原料になり、ゆがふ製糖では貯蔵タンク2基に保存して年間4000トンを県の内外へ出荷しています。

担当者によりますと、これまで糖蜜を廃棄処分したことは一度もなく、伊是名製糖の流出事故は稀なケースではないかと話しました。







https://news.yahoo.co.jp/articles/99fa754832f4a525ac06254895a8a29affcd2fa7 

 

(2023年2月15日 修正1 ;追記)

20232131811分にNHK沖縄からは、沈砂池は220トンを超えて液体が流入するとオーバーフローする設計だったが530トン捨てたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

JAおきなわは13日、那覇市内で記者会見を開き、伊是名村で運営する製糖工場が捨てたサトウキビの糖蜜が今月3日に海に流出した原因について、前田理事長が説明しました。

それによりますと、去年12月、糖蜜をタンクに流し入れようとした際、パイプ内の流れが悪かったことから、温水をパイプに流し入れたということです。

そのあと、バルブを閉め忘れて160トン以上の温水がタンク内に流れ込んで糖蜜に混じってしまい、水はポンプで抜いたものの、売り物にならないと判断し、廃棄を決めたということです。

その後、JAが所有する堆肥を作る工場内にある沈砂池に、およそ530トンの糖蜜をトラックで運んで捨てたということです。

ただ、この沈砂地は、220トンを超えて液体が流れ込むと、あふれて海につながる側溝に流れ出る設計になっていて、海に流れ出てしまったということです。

工場の担当者はこのことを把握しておらず、糖蜜を捨てたということです。

JAおきなわはプロジェクトチームを発足させ、環境への影響調査や、被害を受けたアーサの養殖業者への補償額の調整を行っているということです。

前田理事長は陳謝するともに、「人為的ミスにより、海洋に糖蜜が流出する事故を起こしてしまった。この事を摯に受け止めて、再発防止策を検討中だ」と話していました。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230213/5090021956.html

 

 

  

  

 

 

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2023212016分にYAHOOニュース(岐阜新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前11時ごろ、高山市中山町の飛騨高山ビッグアリーナのメインアリーナで、遮光ロールスクリーンの修繕作業をしていた会社員男性(53=同市西之一色町=が、天井裏の点検用通路から約20メートル下の観客席通路に転落した。

男性は市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
死因は外傷性血気胸。

高山署などによると、男性は午前10時から1人で作業。

命綱などは付けておらず、天井板を突き破って落下した。

指定管理者の市体育協会によると、ロールスクリーンの一部が正常に作動しなかったことから、修繕を依頼していた。

署が詳しい事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c759dcf07bc883d610977c7802815c0fda13ee1

 

21192分にYAHOOニュース(ぎふチャンDIGITAL)からは、死亡したのは度々修繕依頼を受けていた人だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前11時ごろ、ロールスクリーンの修繕作業をしていた男性が転落しました。

転落したのは高山市内に住む男性会社員(53)で、病院に運ばれましたが、約2時間後に死亡が確認されました。  

警察によりますと、男性は1人で作業していて、何らかの理由で、天井付近の点検用通路から約20メートル下の2階客席通路に転落したとみられます。

男性は過去にビルメンテナンス業に携わっていたことから、施設関係者から度々、修繕などの依頼を受けていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c41f8739c1638f8b1d02d64fb85db19a9027022f  

 

211730分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は紹介省略)









https://news.yahoo.co.jp/articles/48d5937aea75739c34a8110c59b9949764cfbb16 

 

 

 

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20231月31日15時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

JR西日本の近畿エリアで、線路のポイントに積もった雪をとかす装置の6割が現場で点火する旧式であることが、同社への取材でわかった。

ボタンで遠隔操作できる電気式への交換を豪雪地域から進めてきたが、予算の制約もあり、都市部では旧式が多く残る。

最強寒波で東海道線の列車が立ち往生した原因となったポイント故障を起こした場所も大半は旧式で、JR西は電気式への交換を急ぐ。

雪をとかす装置は、灯油入りタンクを線路下に設置して着火する旧式の点火式と、遠隔操作で作動させて電力で温める電気式がある。

JR西によると、近畿では2600か所に設置され、1500か所が点火式、1100か所が電気式という。

点火式は現場で作業員が火をつけるため、労力がかかる。

始発前など、列車の走っていない時間帯を見計らって作業するという制約もある。

一方、電気式は駅などでボタンを押せば、すぐに作動できる。

東海道線の高槻(大阪府)山科(京都市)間では24日夜~25日朝、最強寒波で雪がポイントに挟まるなどして故障し、駅間で15本が立ち往生。
約7000人が最長約10時間閉じ込められた。

同区間の装置は点火式が8割で、故障した21か所では20か所が点火式だった。

JR西は、予想降雪量が装置を使う社内基準以下だったとして、24日朝の段階では作動させなかった。

冷え込みを受けて午後2時以降に電気式を作動させたが、点火式は列車が運行中だったため着火できず、雪がポイントに付着して故障が相次いだ。

これを教訓に、JR西は、都市部でも電気式への置き換えを加速化する。

近畿の他の私鉄では、京阪は大半が電気式で、阪急は大半が点火式など、各社によって差がある。

ただし、24日の寒波では、京都周辺を通る各社は装置を早めに作動させ、ポイント故障はなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230131-OYT1T50149/ 

 

(ブログ者コメント)

24日夜から25日朝にかけてのトラブルは本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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20231311136分にYAHOOニュース(琉球放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄本島中部・うるま市の工事現場で、トラックに搭載されたクレーンのアームが折れ作業員の男性の上に落下する事故があり、男性は間もなく死亡しました。

死亡したのは、うるま市石川の58歳の建築作業員です。

【写真を見る】ブロック積み下ろし中にクレーンのアームが折れ、作業員の男性(58)が死亡 

警察などによりますと、きのう(30日)午前9時半ごろ、うるま市石川東恩納の新築工事現場で、クレーン付きトラックを使って大型のコンクリートブロックの積み下ろし作業をしていたところ、アームが根本から折れて、男性作業員の上に落下したということです。

男性作業員は心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

事故当時、複数の同僚とブロックの積み下ろし作業をしていたということです。

警察が、クレーン付きトラックの点検が正しく行われていたかなども含め、当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f78bfb5f33876809376a57b0537bfabe169537f7

 

1311118分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)からは、頭に当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前935分ごろ、沖縄県うるま市石川の建築現場で「男性が車載クレーン車のクレーンで頭部を打った。意識なしで呼吸不明」と作業員から119番通報があった。

石川署やうるま市消防本部によると、作業中に何らかの原因で根元から折れたクレーンが同市石川の建築作業員の男性(58)に直撃。

男性は心肺停止の状態で病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。

署が死因や事故の経緯を調べている。  

署や工事関係者によると、現場は住宅を新築中で、男性は複数人で車載クレーン車の荷台から擁壁工事に使うトンブロックの積み降ろし作業をしていた。  

工事を依頼し、事故を目撃したという自動車部品販売店の経営者の60代男性は、「ガガガ、ゴゴゴみたいな大きな音がした。おかしいと思って外に出てみるとクレーンが倒れていた。当時は作業員3人が作業していた」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc58285710b7ecfc30ac653d38667ac2a278b80

 

 

 

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20231301950分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午前5時ごろ、札幌市内で発生した火災。
立ち上る炎や煙の様子から建物内も激しく燃えているのが確認できます。

消防車24台が出動し、火は約1時間後にほぼ消し止められましたが、木造2階建ての2世帯住宅1軒と車1台が全焼しました。

住んでいた家族7人は全員が逃げ出したものの、70代男女と40代男性の3人が病院に搬送。
やけどをしています。

70代男性:
「脱いだ服から家全体に燃え広がった」  

当時、札幌市の気温はマイナス12.3℃。

寒い日に家の中に潜む危険とは…。  

30日未明に発生した木造2階建て住宅1軒が全焼した火災。

搬送された70代の男性が警察に、このように話しています。

70代男性:
「ストーブに近付いて背を向けていたら着衣に火が付いた。脱いで家に火が付いた」

出火原因は、毎年100人前後が亡くなる事故「着衣着火」だったようです。

厚着になる冬場は、特に着衣着火に気付きにくいといいます。

電気ストーブでも、熱源の近くに長くいると衣服の繊維が高温になり、発火する場合があります。

NITE(製品評価技術基盤機構)は、熱源に近すぎないことと、衣服に着火した場合は直ちに水に付けること。
近くに水がない場合は、その場に倒れ、転がりながら消火するよう呼び掛けています。

















https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3e06eb648cd7b766cbf8dc567cbd02aad224e8

 

※着衣着火については、この事故の4日前、2023126日にNITEから『“だるだる”“もふもふ”衣服は着火の元! ~毎年100人前後が死亡している「着衣着火」の注意点~』というタイトルで注意喚起されている。

独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE(ナイト))は、製品使用時における着衣着火1の事故リスクの低減を目指すため、事故原因や事故防止のためのポイント、発生時の対処法をお知らせいたします。

「着衣着火」は、ガスこんろのように炎が出る機器だけでなく、電気ストーブ等の炎が出ない熱源を持つ機器に衣服が接触したりすることでも発生する可能性があり、やけどや火災、死亡事故が多く発生しています。

特に冬場は、卓上こんろや暖房器具を使う機会が増えることに加え、厚着によって着火に気付きにくくなるため一層の注意が必要です。

・・・

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2022fy/prs230126.html 

 

 

 

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20231301348分にYAHOOニュース(RCC)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日、広島市にある産業廃棄物処理業者のリサイクル場で、廃材を粉砕する機械に男性が巻き込まれたとみられる事故がありました。

骨の一部が見つかっていることなどから、警察が死亡事故として調べています。

 【写真 事故現場】男性(37)が粉砕機に巻き込まれたか 骨の一部見つかり死亡事故として捜査 広島

事故があったのは、広島市安佐北区大林町にある産業廃棄物処理業者のリサイクル場です。

警察によりますと、29日午後5時すぎ、この業者から「作業員が1人いない、機械が動いたままになっている」と通報がありました。

警察が付近を調べたところ、廃材を粉砕する機械の周辺で、血痕や骨の一部などが見つかったということです。

ここで働く37歳の男性と連絡がとれていないことから、警察はこの男性が事故に巻き込まれた可能性が高いとみています。

現場は産業廃棄物を粉砕・圧縮して固形燃料を作るリサイクル場で、男性はブルドーザーを使って廃材をベルトコンベアーに搬入する作業をしていたということです。

場内のカメラには、29日午後2時ごろ、男性がブルドーザーを停めてベルトコンベア付近に近づいたあと、転倒してベルトコンベアに引っ張られる様子などが映っていたということです。

警察が事故のいきさつを調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/457cc92b24f3f515070e3fafbc6cc78c3e9e3d8b

 

1301557分にYAHOOニュース(広島テレビ)からは、コンベアーに流されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日、広島市安佐北区の産業廃棄物をリサイクルする工場で、廃材を粉砕する機械に人が巻き込まれる事故がありました。

警察は、従業員の男性が巻き込まれたとみて調べています。

事故があったのは、広島市安佐北区の産業廃棄物をリサイクルする工場です。

警察によると29日午後5時過ぎ、業者から「作業していたはずの関係者が見当たらず、工場内の機械が動いていた」と通報がありました。

工場内のカメラを確認したところ、男性がベルトコンベアに詰まったゴミをとろうして転倒し、ベルトコンベアに流される様子などが映っていたということです。

警察の調べによると、粉砕器の周辺には血痕や骨の一部も発見されたということです。

ベルトコンベアの作業をしていた37歳の男性と現在も連絡が取れておらず、警察は、この男性が事故に巻き込まれた可能性が高いとみて調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d942910e3d6e41027e7d06c24717e6ca410162a0

 

 

 

 

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20231262135分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

空気が乾燥して火災のリスクが高まるこの時期、家の中で注意が必要なのが延長コードの使い方です。

◇寿命の目安は5
◇危険な使い方
◇タコ足で容量オーバー

以上の3点について詳しくお伝えします。

 

【火事の原因は延長コードの劣化か パッと見わからなくても実は…】

22日、兵庫県神戸市の共同住宅で8人が死傷する火事がありました。

その出火原因について、兵庫県警と消防が現場検証を行った結果、延長コードの劣化が原因とみられることがわかりました。

畳の上に置かれていたコードの周辺が最も激しく燃えていて、断線していたことなどが出火につながったとみられています。

延長コードの劣化が、どのように火災につながってしまうのか。
日本配線システム工業会に聞きました。

まず、延長コードは長年使ったり、過酷な環境で使うと劣化して、故障の原因になります。

パッと見ではわからなくても、実は中の導線が切れていたりして、そのまま使い続けると、やけど・感電・火災など重大な危険につながる可能性があります。

では、劣化しているかどうか、どのようにして見分けたらいいのか。

まず、延長コードには寿命があります。
その目安は5年です。

5年を過ぎると、焦げたり断線したりといったトラブルの報告が増えるそうです。

ただ、これはあくまでも目安で、使い方によって寿命は変わります。

5年を目安に、まずは点検して、必要なら交換するといいそうです。

 

【劣化を見分けるポイントは? 1つでも当てはまれば交換を】

では、具体的にどう点検したらいいのか。

劣化を見分けるサインがいくつかあります。

◇サイン1:差し込み口やコードが熱くなっている
抜き差しの頻度が多かったり、無理やり抜いたりすると、内部で接触不良が起きて熱を持ち、危険な状態になってしまいます。

◇サイン2:使用中の器具がついたり消えたりする
コードの根元あたりは最も曲がりやすい部分です。
何度も曲げていると内部で断線が生じます。
照明器具など光がチカチカしているような場合は、断線している可能性があります。

◇サイン3:プラグの抜き差しがゆるくなっている
コンセントを差し込んだ時にぐらぐらするような状態になっていると、タップの金属部分のプラグの刃をくわえ込む力が弱まっている可能性があります。

◇サイン4:プラグの焦げ・溶け・曲がり
電源プラグが焦げていたり、溶けたり、変形している、もしくは差し込む部分が曲がっていると、プラグ内部で熱が発生し、部分的に断線していることがあります。
これは、抜き方が悪いと起きてしまいます。
抜く時は、プラグ本体をしっかりつかんでまっすぐ抜くといいそうです。

こうしたチェック項目が1つでも当てはまる場合には、新しいものに交換しましょう。

 

【長持ちさせる方法は? 水や蒸気にも注意】

では、なるべく長持ちさせるためには何に気をつけたらいいでしょうか。

◇気をつけるポイント1:コードを引っ張らない
例えば、掃除機を使う時などに、コードを無理やり引っ張るのは止めましょう。

◇気をつけるポイント2:重いもので踏みつけない
棚などの家具の下にひいてしまったり、ドアに挟まったりしていると、その部分に負荷がかかって劣化を招きます。

◇気をつけるポイント3:水や蒸気をかけない
水分も劣化の原因になります。
風呂場や洗面所など、水気がある場所での使用はなるべく避けて、加湿器なども注意が必要です。

◇気をつけるポイント4:束ねて使わない
コードを束ねたまま使ったり、絡まっていたりすると、その重なった部分に熱がたまり、コードを覆っている樹脂の部分が溶け、導線がむき出しになる危険もあります。

 

【タコ足配線は危険…本来の電力の容量を超えて発火も】

延長コードの危険はほかにもあります。

プラグとコンセントの隙間にたまったほこりで延長コードがショートしてしまうトラッキング現象というものがあります。

トラッキング現象は、ほこり以外に水分が原因になる場合もあります。

対策は、しっかり差し込むこと、そして隙間をつくらない、ほこりがある場合には払うことが重要だそうです。

さらに、延長コードにさらに延長コードを差す、いわゆるタコ足配線も危険です。

本来の容量を超えて電力を使ってしまい、発火するおそれがあります。

実際の延長コードをみますと、胴体部分に差していい容量は1500ワットまでと記されています。

家電ごとの消費電力の目安が下記になります。

【消費電力の目安】
・液晶テレビ 210W
・掃除機弱 弱は200W 強は1000W
・ドライヤー 1200W
IH炊飯器 1300W
・アイロン 1200W1400W
・電子レンジ 500W1500W

組み合わせに気をつけてください。

コロナ禍以降、テレワークの増加で、自宅でパソコンや電気機器を使う機会も増えて、延長コードの出番も増えています。

普段、あまり気にかけることのない目立たない存在ですが、正しい使い方や点検方法を知って、防げる事故は防ぎましょう。

 2023126日午後4時半ごろ放送 news every.「知りたいッ!」より)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fba22476b12b224fcdd130dd0059e10944962771  

 

 

 

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20231261853分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

25日夕方、山梨県富士吉田市で木造2階建てのアパートが燃える火災が発生。
警察によりますと、逃げ遅れた人やけが人は確認されていないということです。

驚きは、その出火原因です。

火元は2階部分。
ただ、関係者はこう証言をしています。

燃えたアパートの関係者:
「最初、水道管が凍結して(1階の住人が)ドライヤーで温めていたみたいなんですけど、それでも溶けなかったみたいで、ヒートガンというものを使っていたら、あっという間に隣の家にも広がったそうです」

1階の住人が、凍った水道管を溶かすため、ヒートガンという電気工具を使っていたことが判明。

警察は、壁の内側にあった水道管付近の“燃えやすい何か”に引火し、それが2階で燃え広がった可能性があるとみています。

警察は、詳しい火事の原因を調べています。



https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000284992.html

 

1252138分にNHK山梨からは、壁にドライヤーを5分ほど連続して当てていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後4時ごろ、富士吉田市新町で「アパートから炎が見える」と近所の人から消防に通報がありました。

火事があったのは木造2階建てのアパートで、火は午後7時前にほぼ消し止められました。

警察によりますと、逃げ遅れた人やけが人は確認されていないということです。

これまでの警察の調べで、火元とみられる1階の部屋に住む人が「寒さで水道管が凍結したので、壁の奥にある水道管を温めようと、壁にドライヤーをあてていたところ、突然、壁から火が出た」と説明しているということです。

この住人は、5分間ほどドライヤーを連続して使っていたということで、警察は詳しい火事の原因を調べることにしています。

現場は富士急行線の下吉田駅から南西におよそ300メートル離れた住宅街で、近くには保育園や小学校があります。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20230125/1040019156.html

 

 ※キーワード ;伝導過熱


 

 

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2023124101分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県の川越労基署は23日、牛丼チェーン店などを展開する「松屋フーズ」(東京都武蔵野市)と同社嵐山工場の40代現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。

書類送検容疑は昨年1月21日、嵐山町の松屋フーズ嵐山工場内で、同工場排水処理施設の貯水槽付近で清掃作業していた男性従業員の男性=当時(32)=に対し、転落防止処置を怠った疑い。

同労基署は認否を明らかにしていない。

同労基署によると、男性は貯水槽の点検口のふたを開けて清掃作業に従事していたが、貯水槽の開口部に転落。
窒息により死亡した。

貯水槽には、廃棄される油脂が入っていたという。

同法では危険防止のため、高さ75センチ以上の柵を設けるか、労働者に墜落制止用器具(安全帯)を使用させて、転落防止のための措置をしなければならないが、男性は事故当時、安全帯を付けておらず、柵もなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b66dc6552f14d92379654e253c0db3983c685be

 

1231918分にNHK埼玉からは、2枚ある蓋の片方が取り外されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

川越労働基準監督署によりますと、去年1月、嵐山町花見台にある「松屋」の嵐山工場で、食品の加工で出た汚水をためる貯水槽を掃除をしていた当時32歳の男性が誤って中に転落し死亡しました。

男性は当時、貯水槽の上で作業していたとみられ、2枚あるふたの片方が取り外されていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20230123/1100015928.html 

 

 

※事故発生当時、2022123日付の埼玉新聞では、排水の移し替え作業を行っていた、深さ3mまで汚水が入っていた、近くにいた作業員が転落するのを目撃していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後5時40分ごろ、嵐山町花見台の松屋フーズ嵐山工場で、排水の移し替え作業を行っていた日高市原宿、会社員男性(32)が貯水槽に転落、病院に搬送されたが約4時間後に死亡が確認された。

小川署によると、貯水槽は食品を加工する過程で発生する汚水をためるためのもので、縦7メートル、横3メートル、深さ5メートルの立方体。

当時は深さ3メートルまで汚水が入っていた。

近くで作業していた会社員男性(26)が叫び声を聞いて振り向くと、男性が貯水槽に転落するのを目撃。

119番で駆け付けた救助隊員が、貯水槽の底に沈んでいる男性を発見したという。

同署で死因と事故原因を調べている。

https://www.saitama-np.co.jp/news/2022/01/23/04_.html

 

 

 

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20221241110分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県の春日部労基署は23日、労働安全衛生法違反の疑いで、東京都港区の塗装等製造業「D化学」と同社越谷工場の50代の男性工場長をさいたま地検に書類送検した。

書類送検容疑は、昨年2月3日、越谷市七左町4丁目のD化学越谷工場内で、フォークリフトと労働者の接触防止措置を怠った疑い。

同労基署は認否を明らかにしていない。

同労基署によると、従業員男性が運転するフォークリフトが右折後、左側から歩いてきた60代女性従業員と接触。
転倒した女性をひいた。

女性は体を挟まれ、搬送先の病院で死亡が確認された。

フォークリフトは塗料を入れるための空き容器を運んでいたという。

同法では、誘導者を配置したり、フォークリフトと労働者の通路を分けたりする接触防止措置が義務付けられているが、同工場では、接触防止措置が不十分だったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8035e6d1950308ba694bd2f984b6aed7f03c03e1

 

 

 

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20231252347分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今季最強の寒波による大雪が各地で猛威を振るった。

立ち往生した列車の中では、最長で10時間近く乗客が閉じ込められ、JR西日本が25日、対応の不手際について謝罪した。

高速道路でも多数のトラックなどが動けなくなり、運転手らは疲れ切った表情を見せた。

「長時間、列車の運転を見合わせ、ご迷惑をお掛けしたことをおわびします」

JR西は25日午後、大阪市北区の本社で記者会見を開き、三津野・近畿統括本部長が頭を下げた。

24日夜から25日朝にかけて、東海道線の高槻(大阪府)―山科(京都府)間に、特急や新快速、普通列車など計15本の列車が駅間で立ち往生した。
乗客計約7000人が最長で10時間近く車内に閉じ込められた。

原因は、分岐器(ポイント)が計21か所で凍結したり、雪が挟まったりして故障したためだった。

ポイントには雪をとかす装置があり、社内規定では降雪が予想される場合は事前に点火する。

目安は「6時間の降雪量が10センチ」で、気象予報会社から提供された予報では8センチ程度とされ、点火させなかった。

24日午後6時以降に激しく雪が降り、短時間で15センチ積もった。

点火が間に合わず、次々と故障した。

その結果、各地で立ち往生が発生し、ガスバーナーなどでポイントの雪を除去する作業を行った。

修復したところから列車を最寄り駅へ動かして乗客を降ろしたが、山科駅近くのポイントは修復できなかった。

同駅近くで停車していた2本は約3時間半後にその場で乗客を降ろし始め、同駅へ徒歩などで移動してもらった。

15本の列車で、乗客が列車内に閉じ込められた時間は最短で1時間42分。

最長は湖西線の普通列車の9時間50分だった。

立ち往生していたある列車の車掌から「乗客を降ろした方がよい」と運転指令に進言があったが、「ポイントの修理を優先する」とされ、実現しなかったという。

湖西線の列車には約1400人が乗っており、24日午後7時40分に山科駅の手前で停車。

そのまま動けず、午後11時5分から乗客を降ろし始め、完了したのは翌25日午前5時半だった。

この列車に乗っていた大津市の高校2年男子生徒(17)が外に出たのは、25日午前1時30分頃。
家族の車で帰宅した。
「もう少し早く降ろすことはできなかったのか」と憤っていた。

乗客を長時間降車させなかった理由について、三津野本部長は「夜間でかなり雪が降る中、多数の乗客を安全に誘導できるか、 躊躇 した」と釈明した。

災害級の悪天候が予想される場合、事前に運転の取りやめを決める「計画運休」は、一部区間で実施したが、東海道線などの主要区間では未実施だった。

気象予測の数値が計画運休を行う基準を下回ったためという。

JR西によると、15本の列車で16人が体調不良で救急搬送された。
多くの乗客が帰宅難民となり、山科駅の構内などでは約1300人が一夜を過ごした。

同社は今後、雪をとかす装置を作動させる目安の設定や、乗客を降ろすタイミングが適切だったかどうかなどを検証するという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230125-OYT1T50327/

 

1261452分に産経新聞からは、閉じこめられた環境と情報量不足で救急搬送された16人を含め乗客には急激なストレスがかかっていた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大雪の影響でJR東海道線で複数の列車が立ち往生した問題では、長時間車内に閉じ込められた乗客が体調不良を訴え、少なくとも16人が救急搬送された。

いつまで続くか分からない車内での閉じ込めという過酷な環境に、JR西日本からの情報提供の不足も影響し、乗客に急激なストレスがかかっていた可能性がある。

どう対処すればいいのか、専門家に聞いた。

JR西の説明では、24日夜から立ち往生した15本の列車には計約7千人が乗っていた。

乗客によると、一部列車では車内に2つあるトイレの1つが使えなくなるトラブルも起きたという。

「今後の見通しが分からない中、(列車が)長時間動かない。情報も不足し、不安になっただろう」と指摘するのは、危機管理教育研究所の国崎信江代表。

不安や不満が募ると息苦しさを覚える人もおり、「(乗客は)どう対処していいか分からず、ストレスが大きくなっていったのではないか」と推測する。

こうしたトラブルは悪天候時に限らず、いつ、どこで起きるか分からない。

「日頃からカバンの中に最小限の防災用品を入れておいてほしい」と国崎代表。

トイレが使えない状況も予測されることから、利尿作用が弱いゼリー飲料などを常備しておくのも手だとする。

モバイルバッテリーのほか、冬場はカイロも心強い。

所持しているだけで気持ちにゆとりも生まれるという。

複数人が巻き込まれた状況では、「隣の人に声をかけるなどし、つらいのは自分だけではないと共有することも大切」(国崎代表)。

また、現場では多くの人が同様の情報を知りたがる傾向があるとして、国崎代表は「情報を共有すればバッテリーの消費も抑えられる」と話した。

今回立ち往生した車内では20~30分おきに同じ内容のアナウンスが繰り返されるだけだったといい、JR西の情報発信に強い不満を抱く乗客もいた。

国崎代表は、「30分間隔で情報を流す」とアナウンスするだけでも乗客の不安を緩和する効果はあったと指摘。
「乗客の心をつなぐ情報は大切。それだけで救われる人もいる」と述べた。

https://www.sankei.com/article/20230126-T3RBZ6QOUJOWZKBWIN4GAJWBD4/

 

127341分に毎日新聞からは、JR西のルールでは停車が1時間経過したら乗客に降りてもらうか判断することになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西では停車が1時間経過したら乗客に降りてもらうか判断するとのルールがあった。

しかし、雪で転倒する危険などを考慮し、分岐器を復旧して列車を動かすことを優先したという。

https://mainichi.jp/articles/20230126/k00/00m/040/157000c

 

12770分に読売新聞からは、阪急京阪近鉄の3社は融雪装置を作動させる目安はないが事前に作動させていた、JR西の社長は「最悪の事態を想定して物事を決めるスタンスが重要だが・・・」と述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

阪急、京阪、近鉄の鉄道3社が今回の寒波に備えて、京都を通る路線で分岐器(ポイント)の雪をとかす装置を事前に作動させて故障を防いでいたことが、各社への取材で分かった。

・・・

阪急、京阪、近鉄はいずれも装置を作動させる予想降雪量の目安はないが、「今季最強の寒波」を警戒し、京都を通る路線で23日夜~24日未明に装置を作動。3社ともポイントの故障は起きなかった。

JR西の長谷川社長は26日、東京での定例記者会見で立ち往生に触れ、「多大な迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝。

「最悪の事態を想定して物事を決めるスタンスが重要だが、その点で私たちの考えが不十分だった。これだけの輸送障害を起こす雪になると判断できなかったことに問題があった。(他の)私鉄に学ぶべきことは学びたい」と述べた。

今後について「京阪神エリアでの雪への対応の見直しが必要と考えている」とし、具体的な検討を進めていく考えを示した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230127-OYT1T50078/  

 

(ブログ者コメント)

〇数日前から、10年に1度あるかないかの強烈な寒波が24日~25日に襲来すると報じられていた。
(例;2023012316:26 tenki.jp
 
10年に一度の強烈寒波で考えられる影響は? 日本海側ドカ雪 太平洋側も積雪・低温
https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2023/01/23/21529.html 

そのような状況下、「予報会社の8cm積雪予報はあくまで予報、トーチ点火基準目安の10cmを2cmしか下回っていないので、10年に1度の寒波下、安全サイドに点火しておいたほうがいいのでは?」といった話しは出なかったのだろうか?

〇一方、阪急など3社の対応から考えると、基準となる予報積雪量の目安があったばかりに、それに判断が縛られてしまった、という可能性も考えられなくはない。

 

※トラブルのあった翌日126日には山科駅で融雪装置を作動させていたにもかかわらず分岐器に詰まった雪が解けずダイヤが乱れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20231262254分 毎日新聞)

東海道線は26日、始発から通常通り運行。

しかし、午前645分ごろ、山科駅で特急や新快速などが走る下り線の信号が赤色から変わらなくなった。

担当者が調べたところ、車両をホームに引き込むレールの分岐器に雪が詰まり、動かなくなっていた。

特急などは山科駅を通過させ、詰まった雪を取り除くなどして、約2時間後に復旧した。

山科駅と高槻駅(大阪府高槻市)の間では24日、雪の影響で複数の分岐器が動かなくなり、列車15本が立ち往生。
乗客約7000人が最大10時間閉じ込められる問題が起きたばかりだった。

JR西によると、今回トラブルがあった分岐器は、24日に故障した計21個とは別の分岐器。

熱で雪を溶かす装置を作動させていたが、十分に機能しなかったという。

一方、ダイヤの乱れを修正するシステムは午前8時ごろ、一部が何らかの原因で停止した。

東海道線など各路線で計330本が運休。計892本が最大約3時間50分遅れた。

https://mainichi.jp/articles/20230126/k00/00m/040/178000c

 

※その翌日127日にも、また同じ山科駅で特急などから落ちた雪で?分岐器が動かなくなるトラブルがあった。
これも、事故は起きる時には続けて起きるという一例か?

20231271731分 毎日新聞)

27日午前755分ごろ、JR東海道線の山科駅(京都市)で、下り線の信号が赤色から変わらなくなった。

JR西日本によると、車両をホームに引き込むレールの分岐器が動かなくなったためで、雪が原因とみている。

26日も同じ分岐器に雪が詰まり、同様のトラブルが起きたばかりで、連日ダイヤが乱れる事態となっている。

大阪指令所の職員が遠隔で分岐器を動かす作業を続け、約20分後に復旧。

この影響で4本が運休、24本が最大約30分遅れ、約16000人に影響が出た。

トラブル時に降雪はなく、JR西は走行中の特急などから分岐器付近に雪が落ちた可能性があるとしている。

https://mainichi.jp/articles/20230127/k00/00m/040/169000c 

 

※溶雪装置の一つであるカンテラについては、乗客がその火を火災と間違えたトラブルも発生している。
20231301136分 朝日新聞 ;カンテラの写真付き
火災と見間違えたカンテラの炎 列車の運行を止めた「二重の勘違い」
https://www.asahi.com/articles/ASR1Z3QMTR1ZOXIE00K.html
 


 

(2023年2月19日 修正1 ;追記)

20232171731分にNHK京都からは、融雪装置稼働基準を変更し、駅長にはそれを目安として柔軟に判断させるなどとした報告書が運輸局に提出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本は一連の対応の検証結果や再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめ、近畿運輸局に提出しました。

この中では、気象会社からの予測をもとに大規模な輸送障害は発生しないと判断し、対策本部を設置しなかったことが事態を悪化させたとしたうえで、今後、気象庁から特別な注意が呼びかけられている場合には対策本部を設置するとしています。

そのうえで、雪をとかす装置を稼働させる際の目安となる予想降雪量について、これまで「6時間で10センチ」としていましたが、寒さによってポイントで雪が固まり作業に時間がかかったことを踏まえて、気温が0度以下で、降雪などが見込まれる場合に装置を稼働させることになりました。

この基準をあくまで目安として駅長が現地の状況を踏まえて稼働させるかどうかを柔軟に判断するとしています。

また、ポイントの雪をとかす装置については、京都駅などでは多くが列車の運行前に設置する「手動式」でしたが、今回の事態を踏まえて、京阪神エリアを対象におおむね1年以内に、遠隔で稼働できる「電気式」や「手動式」でも稼働時間がより長いタイプに切り替えていく方針を示しました。

こうした設備投資には、40億円程度の費用を見込んでいるということです。

一方、乗客が長時間、車内に閉じ込められたことを踏まえて、駅の間で列車が止まっているときは復旧作業と乗客の救護準備を並行して行うほか、1時間以内に乗客を降ろすかどうか判断することを徹底するなどとしています。
・・・

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20230217/2010016713.html  

 

 

 

 

 

 

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2022820日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正5として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12672/
  

 

(2023年1月30日 修正5 ;追記)

20231232116分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、初期消火に当たった店舗関係者は消防に対し見取り図で示しながら説明したが消防はその記録映像を公開していないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(以下は約8分にわたる報道の全文)

20228月、消防隊員1人が殉職した静岡市葵区呉服町のビル火災をめぐり、初期消火に当たっていた店舗関係者がメディアに対し、初めて証言しました。

「火災の火元を伝えたのに、消火活動に活かされなかった」。

この関係者と静岡市消防局とのやりとりを記録した映像は公開されず、「不都合な情報を隠している」と指摘する声もあります。

20228月、消防隊員1人が殉職した静岡市葵区呉服町のビル火災で隊員がつけていたカメラの映像です。

<消防士>:
 
「煙の色変わった?」
 
「ちょっと白っぽくなりました」
 
「了解」

この緊迫した消火活動の様子は、静岡市への情報公開請求によって開示されました。

しかし、この映像には”肝心な記録”が抜け落ちているといいます。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「僕は、はっきり、自分が見た範囲で、『火元はここですよ』という説明は、見取り図で『ここが燃えていました』という話は(現場で)させてもらっている」

初めてインタビューに答えた火災の火元となった店舗で働いていたAさん。

初期消火にもあたっていたAさんは、「火元の場所を伝えたのに、それが生かされなかった」と、当時の消防の対応を疑問視します。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「給湯室があって『一番熱の温度が高いんだけど、ここって何かありましたか』と聞かれたときに、『火元はそこじゃないと思います、完全にこっちですね』と、僕ははっきり指している」

火災現場の見取り図をみると、Aさんが消防の現場本部に伝えたビル火災の火元は、店舗奥の倉庫兼休憩室だったと話します。

しかし、消防は、Aさんの情報とは異なる店舗入り口付近を火元と推定。

先行部隊が、給湯室など誤った場所の確認に時間を費やし、結果、火元の特定に1時間もかかったのです。

現場の状況が変化する中、3番目の部隊が火元を特定。

しかし、その部隊の男性隊員が何らかの理由で逃げ遅れ、死亡しました。

なぜ、火元の情報がありながら、別の場所から調査に入ったのか。

静岡市消防局は事故調査委員会を設置し、経緯を検証していますが、協議はすべて非公開。

火元を知らせたというAさんと消防とのやり取りは、個人情報の保護を理由に公開されていません。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「正直、僕としても納得いかない。間違っていることは間違っていることだし、しっかり正すという意味であれば(映像を)使っていただいて構わないし、逆に隠しているのであれば、見せていただいた方が解決するのであれば出していただいて構わない」

SBSでは、本人の許可をもとに、Aさんとのやりとりが記録された映像の公開を静岡市に求めました。

しかし…

<静岡市消防局 警防課 坪井参事>:
「誰がどういう理由であっても開示できないものは開示できない。映されている個人の許可を得ている場合についても同様に開示できない」

Q.判断のミスがあったと公表してもいいのでは?

「別区画から活動した理由についても事故調査委員会の回答を待っているので、差し控えます」

情報公開制度に詳しい専門家は、消防局の対応に疑問を呈します。

<情報公開制度に詳しい 同志社大学 小黒純教授>:
「個人が特定できる可能性があるとして不開示の理由、要するに公開できない理由にするのはかなり無理がある。不都合な情報があって隠しているんじゃないかと感じてしまいます。感じること自体も市のやっていることとしてはあまりいいことじゃない。行政と市民との間の信頼関係が生まれない」

静岡市消防局をめぐっては、この1年間だけでも、患者搬送中の救急車があおり運転を受けていた事案や訓練中に落下した隊員が重傷を負った事故などを公にしてこなかった経緯があります。

Q.消防局の体質としてオープンにすることを極端に避ける傾向にあるように見受けられるが、市長にはどう映る?

<静岡市 田辺信宏市長>
「私もそういう体質があると、記者の問題意識と同感です。静岡市消防の在り方に非常に危機感を持っています」

消防の広域化によって、現在、静岡県島田市を含む32町も管轄する静岡市消防局。

2020年には、吉田町の工場火災で3人が殉職しましたが、そのうち2人は元々は島田消防署採用の隊員でした。

消防局に対して、島田市の染谷市長は…。

<島田市 染谷絹代市長>:
「(吉田町工場火災の)2人の遺族から『うちの夫は島田消防署勤務だったなら、こんな目にはあわなかった』と言われた時に、もう本当に守ってあげられなかったことに自らを責めたし、二度とこういうことは起こさないと。ところが、2年も経たずして、この8月に、また事故がありました。(ビル火災で殉職した)男性隊員の奥さんは、2歳のお子さんとまだ6月に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いての葬儀でした。ご遺族は何が一番してほしいかと言えば、真実を知りたいんです。なんで、私の夫は亡くならなければならなかったのかということです」

男性隊員はなぜ、亡くなったのか。

火元の情報を提供したAさんは、消防が現場の状況を複合的に見て判断した可能性に理解を示しつつも、真実を明らかにしてほしいと願います。

<火元となった店で働いていたAさん>:
「誰にでも間違いはあるので、それが組織だろうが、会社だろうが、人間だろうが、間違いは間違いなので、間違いを認めてもらって、しっかり今後、そういうことがないようにしてもらえれば、僕は何も望むことはないです」





https://news.yahoo.co.jp/articles/28dc44be4a081a5fd09b082d9dc43dbf7ae83c4f

 

(ブログ者コメント)

情報伝達ルートあるいは指揮命令系統に問題があったのではないか?と思わせる報道だ。

大事なのは責任追及ではなく再発防止。
事故原因究明を使命の一つとする消防は、どこに問題があったのかを詳らかに検証し、他の消防にも教訓として情報提供してほしいものだ。

 

(2023年2月13日 修正6 ;追記)

2023212842分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、退避の意味のジャスチャーが伝わっていなかった可能性あり、広域化後に局内でジェスチャーの統一したルールはなかった、退出時に命綱替わりのホースが引かれたため手元からホースが離れた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

行方不明になる直前に同僚隊員と交わした帰還などを意味するジェスチャーについて、意図が伝わらなかった可能性を示唆する意見が事故調査委員会で出ていることが11日、関係者への取材で分かった。

解釈の食い違いから、結果的に男性がはぐれてしまった可能性がある。  

関係者によると、男性と同僚隊員2人は屋内進入後に3階飲食店倉庫が火元であることを特定し、倉庫の扉近くの廊下で帰還指示を受けた。

先頭にいた男性は、2番手の隊員が送った、入り口方向に手を動かすなどの退出の意思表示や、命綱でもあった消防ホースを床に置くジェスチャーなどに対し、うなずいたが、その後に行方不明になったという。  

同局は16年に32町を管轄として広域化した。

同局によると、局内でジェスチャーに関する統一ルールはなく、屋内進入の訓練では応用としてジェスチャーを交える機会はあるものの、顔面を覆うマスクに搭載された拡声器による口頭での意思疎通が基本という。

男性に近い関係者は、「本人は生前、了解の場合は必ず親指を立てるハンドサインをするようにしていると言っていた」と証言する。

「(行方不明直前に他の隊員と交わしたとされる)うなずきは了解の意味だったのか?煙で視界が悪い中、ジェスチャーの意図が正しく伝わったのか?」と疑問の声を上げる。

有識者による事故調査委員会は、現場を退出できなかった原因を洗い出し、そこに至る背景的要因を分析しているという。

男性の当時の心理状態や日頃の訓練方法なども確認し、ジェスチャーで共通理解が図れる状態だったのか、慎重に検証しているとみられる。

火災は213日に発生から半年を迎える。  

【命綱失った可能性も】

男性と同僚隊員2人は消防ホースを命綱代わりにしていたが、3階入り口付近で待機していた駿河特別高度救助隊の現場隊長が3人に帰還命令を出した後、「よれを直すためにホースを一度引っ張った」と話していることが11日、関係者への取材で分かった。

退出時に最後尾にいた男性は、命綱代わりのホースが手元から離れていた可能性もある。

隊長は帰還命令の直後にホースを引いたと述べているという。

一方、関係者によると、同僚隊員のうち1人は「ホースをたどって退出している途中に、ホースが動いた感覚がある」と証言しており、ホースを引いたタイミングは食い違っている。

3人は進入時、原則とされる互いを結ぶロープを装着していなかった。

事故調査委員会はホースが引かれた事実について把握しているといい、同局が当時の状況を詳しく調べているとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/831eb5170da5ba1fa0363b828e4dec9908e01bd9 

 

(2023年3月8日 修正7 ;追記)

2023371911分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、タバコの火の不始末が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

関係者によりますと、消防による火災調査の結果、従業員のたばこの吸い殻が十分に消火されないまま、ごみ箱に捨てられたことで出火したと結論付けられたということです。

これまでに、建物西側にある倉庫が火元であることがわかっていたほか、この倉庫内の特に焼損が激しい場所からたばこの吸い殻が見つかっていました。

また、倉庫は、従業員が休憩などで利用していたということで、冷蔵庫や段ボール、それに衣類などが置かれていたということです。

警察は、出火当時店内にいた客や従業員らから聞き取りを行うなどし、業務上失火の疑いなどを視野に調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea2479bbb50da4547e6c83da84291a1b0aafb7e9

 

 (2023年8月2日 修正8 ;追記)

2023811839分にNHK静岡からは、「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性あり」などと指摘された事故報告書が公表された、死亡した隊員はホースをつたって退出する方法の訓練を受けていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故調査委員会は、1日、報告書を市に提出しました。

報告書によりますと、3人は当時、消防局の活動基準で定められている隊員どうしをロープでつなぐ手法はとらず、地面に置いたホースをつたって退出しようとしましたが、山本さんはこの退出方法を訓練した経験がなかったということです。

報告書では、事故の要因については本人が亡くなっていることから「特定できなかった」とした上で、現場でとられた退出方法について、「安全よりも迅速性と効率性が優先された可能性がある」などと指摘しました。

その上で、今後の再発防止策として、「手順が明確に定まっていない方法や訓練経験のない方法が現場で安易に選択されないよう、安全意識を徹底することが求められる」と提言しました。

静岡市消防局は、1日午後、この報告書を市のホームページで公表しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230801/3030021050.html

 

81日付でテレビ静岡からは、死亡した隊員はホースの筒先を持たず1人で火元の部屋に入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

今回の調査では、事故原因の特定には至らなかったということですが、要因として3点をあげています。

・死亡した隊員がホースの筒先を持たずに1人で火元の部屋に入ったこと。

・退出命令が出た時に、他の隊員が退出していないことに気付かなかったこと。

・気付いた後にすぐに隊員を見つけ出せなかったこと。

そして、これらの背景に
「『安全』よりも『作業性や効率性』を優先していた」
「隊員同士の意思統一が図られていなかった」
「活動方針の伝達が十分でなかった」、

これらの可能性が指摘されています。

https://www.sut-tv.com/news/indiv/22893/

 

※以下は訓練要領の問題点に関する報告書の記述。(p87/116

https://www.city.shizuoka.lg.jp/000987833.pdf  

 

(2023年8月18日 修正9 ;追記)

20238151946分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、事故当時に現場で活動していた元隊員は調査委員会の検証結果に疑問を呈しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

殉職した消防士と一緒に消火活動に当たった元消防隊員は、事故調査委員会の検証結果について疑問の声を上げています。

「間違いなくいえるのは、僕らが行った行動に間違いがいまのところは僕は見当たらない」

確信をもって当時の状況を振り返るのは、1年前のビル火災の現場で殉職した隊員と同じ3人組のチームで活動していた元消防隊員です。

男性隊員が亡くなった原因について、静岡市消防局の事故調査委員会は、男性隊員が行方不明になっていることを同僚の隊員が気づかなかったことなど、複数の要因が重なって起こったと結論付けました。

しかし、男性隊員と同じチームで消火活動を行っていた元消防士は、屋内への進入や退出の判断について間違いはなかったはずだと主張しています。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員> :
「(退出の際に)この距離で細かくうなづいているのを知っているんで、間違いなく意思統一ができたと感じた。
最終的には何があったのかって、本当にそこはわからない。
わからないですよね」

その上で、報告書では現場で行われた消火活動の検証が十分に行われていないと指摘しました。

事故調査委員会の報告書によりますと、男性隊員らの前に進入した隊は、活動環境を整えるため、煙を外に出そうと火元の対角線上に位置する給湯室に入り、東側の窓を開けたとしています。

一方、元消防隊員は、この窓を開けたことで、火元の煙や火がさらに中央の通路に広がった可能性があると指摘。

火元のすぐそばの呉服町通り側から排煙するべきだったと主張します。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員> :

「間違いなく進言はしているんですよ。ここ開けられないんですかって。
ここを開けることは火災を助長させる行為の1つにつながる可能性は少なからず(ある)」

こうした意見に対し、静岡市消防局は排煙する場所は「給湯室側の窓」以外になかったと反論します。

<静岡市消防局 長井警防課長>

Qそこをそもそも空気を逃がすために、開けるという選択肢はなかった?

「なかった。
南側のビルの関係者からこちらの建物の中に進入できるという情報を得たものですから、そちらを検索途中にこちらの扉があることを確認している。
北東側の給湯室の窓以外に煙などを逃がす開口部はございません」

休みの日にも公園で筋トレをし、管内にある消火栓の位置を確認するなど、消防に対して熱心に向き合った男性隊員。

<男性隊員と一緒に進入した元消防隊員>

「間違いなく、このままだったら絶対に絶対に事故が起きます。
もうちょっと現場の声を聞いたほうがよいと思いますよ」

9か月かけて検証した「事故調査報告書」は、男性隊員に胸を張って報告できるものなのか。

二度と同じような被害を繰り返さないために、組織内でのコミュニケーションを増やし、組織の風通しをよくする必要がありそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/014df27540aefa39c853caa3050d42eee81baa42 

 

 

  

  

 

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20231231944分にTBS NEWS(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本航空は、今月7日の羽田発宮崎行きの便で60代女性の乗客が機体が揺れた際に胸を打ち付け、ろっ骨を折る重傷を負ったと発表しました。

日本航空によりますと、今月7日、羽田発宮崎行きの687便が着陸に向けて降下中、機体が揺れて、60代女性の乗客が座席の肘かけに胸を打ち付けました。

女性はろっ骨を折る重傷を負ったということです。

当時、シートベルトの着用サインは点灯していて、けがをした女性はシートベルトを着用していました。

乗客と乗員はあわせて140人で、この女性のほかにけが人はいませんでした。

国土交通省は23日に航空事故と認定し、今後、運輸安全委員会の航空事故調査官が日本航空に派遣されることになっています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mrt/289875?display=1

 

1231653分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、数日後まで痛みがあったので病院を受診し骨折が判明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本航空は今月7日、羽田発宮崎行きの便で着陸直前に機体が揺れ、乗客1人が肘掛けに胸を打ちつけ肋骨を骨折する事故があったと発表しました。

今月7日、羽田発宮崎行きの日本航空687便が午前10時ごろに宮崎空港の着陸にむけ降下中、機体が揺れ、その衝撃から最後部に乗っていた60代の女性客が座席の肘掛けに胸を打ちつけたということです。

この乗客は、到着してから数日後も痛みがあったことから病院を受診したところ、左の第8・第9肋骨が骨折していたことがわかったということです。

日本航空は23日、女性側から診断書を受け取り、発表にいたったとしています。

国土交通省は、乗客のけがの程度が重傷と判明したことから、航空事故と認定しました。

この飛行機には乗客・乗員140人が乗っていましたが、他にけが人はいないということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6ac73b26c12a32e29be9a4ccd6c9aed1bd3058

 

(ブログ者コメント)

可能性としては、シートベルトの締め方が緩かったことが考えられる。

ただ、着陸時ということで、CAが絞まり具合を確認して回ったはずだが・・・。

 

 

 

 

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2023121515分にYAHOOニュース(中部経済新聞)から、下記趣旨の記事が当該器具の写真付きでネット配信されていた。

中部5県下で電気設備の保安管理を手掛ける中部電気保安協会(本店名古屋市中区)は、現場の作業環境の改善に力を入れている。

電気設備の停電作業時に作業者の安全を守る「短絡接地器具」について、大幅に小型・軽量化した器具を古川電機製作所(名古屋市千種区)と共同開発した。
特許も取得した。

従来品より約4割小型化し、重量は4~5割軽量化した。

今後、現場に導入し、2025年度までに全量を新型器具に入れ換える方針だ。

運転中の電気設備の安全などを点検するための停電作業は、日々実施されている。

ビルや工場などの高圧の電力需要家件数は全国で84万件あり、需要は増加傾向にある。

これに伴い、感電や火災などの電気事故も増えている。

設備の調査・点検を入念に行うことで、電気事故を未然に防止することが求められている。

ただ、技術者不足などを背景に、作業現場の効率化も課題として顕在化している。

電気設備の安全確認などをする際、設備の停電作業時の誤通電や他の電路からの電磁誘導による感電の危険から作業者を守る必要がある。

労働安全衛生規則で作業の都度、短絡接地器具を取り付けることが義務付けられている。

短絡接地器具は、停電作業時の不意の通電をアースに導く感電防止のための安全器具だ。

先端の接続部やリード線などで構成される。

このほど、電力設備機器メーカーの古川電機製作所と共同開発した新型器具は、短絡電流による電磁反発力で器具が吹き飛ばないように、形状や最適な素材を追求。

電気設備につなぐ接続部は、従来の銅の合金からアルミニウム製に変更し、リード線も最適な太さにして、作業性を向上させた。

3次元(3D)プリンターやIoT(モノのインターネット化)を活用し、早期の開発を実現した。

電気設備の保安従事者は人材不足の傾向が強まっている。

課題解決へ向け、AI(人工知能)を活用したスマート保安の技術開発も産学官で検討が進められている。

こうした背景から、女性や年配者にまで幅広い世代に活躍してもらうためには、各種器具の軽量化、小型化といった、電気設備点検時の作業環境の改善が求められている。

中部電気保安協会では、各拠点などに現状約1300セットある各種の短絡接地器具について、状況をみて新型に切り換える。

同協会執行参与人財・技術開発センター所長の遠藤氏は、「安全を確保しつつ、作業性を向上させていくことが大事だ。こうした新型の器具を今後も開発し、作業者の負担を少しでも軽減できれば」と話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1580bacf063bbf8777320fd567d969fcb90734f7

 

 

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20231201212分にYAHOOニュース(福井放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高浜町和田の沖合でおととし、スタンドアップパドル(SUP)体験中だった女性が漁船と接触して死亡した事故で、国の運輸安全委員会は事故の原因について、死角がある中で船を操縦したために起きたとする報告書をまとめた。

報告書によると、船を操縦していた80代の船長は長時間立っていられない状態だったため、操縦席の右側に板を立て、その板に肘をのせた状態で操縦していた。

このため、船長の視界は板によって遮られ、女性に気付かずに衝突したと結論付けた。

当時、女性が黒色のベストやハーフパンツを着用しており、船長の目に付きにくかったことも事故の要因の一つに挙げた。

同委員会は再発防止策として、船の操縦の際には視界を遮る物を置かないことや、SUPをする際には明るい色の服を着用し、高い位置に目立つ色の旗を掲げることなどを呼び掛けている。

2021年9月、高浜町の若狭和田海岸からおよそ250メートルの沖合で、若狭高浜漁協所属の漁船が海上でSUPをしていた小浜市の女性=当時(29)=と接触し、女性は死亡した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21a41c2e2491a1a33b7330a3b927f358f1f271f0

 

※事故当時、2021952226分に読売新聞からは、現場ではSUPツアー客6人が並び、インストラクターに写真を撮ってもらっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前10時40分頃、福井県高浜町和田の沖約250メートルの若狭湾で、水上スポーツ「スタンドアップパドルボード(SUP)」をしていた同県小浜市の看護師女性(29)に、若狭高浜漁協(高浜町)所属の漁船「栄進丸」(4・11トン)が衝突した。

女性は心肺停止状態で病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

小浜海上保安署によると、栄進丸は船長の男性(82)(高浜町)が近くの和田港に向けて1人で操船していた。

「気付いた時は人とぶつかっていた」と話しているといい、同署が業務上過失致死容疑を視野に原因を調べている。

女性は午前10時頃から、地元業者のSUPツアーに、インストラクター(34)の引率で参加していた。

事故当時、参加した6人が並び、インストラクターが写真を撮っていたところ、漁船が来て女性が巻き込まれたという。

当時、波は穏やかで、視界も良かったという。

SUPは、サーフボードに似た板の上に立ち、パドルをこいで進むスポーツ。

近年、人気が高まり、沖合に流される事故も発生している。

現場付近では年間を通してSUPを楽しむ人が多いが、港に出入りする漁船が行き交うこともあるという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210905-OYT1T50259/

 

※半年後、2022391730分に朝日新聞からは、船長とインストラクターが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福井県高浜町のビーチ沖で昨年9月、マリンスポーツ「スタンドアップパドルボード(SUP)」の体験ツアーに参加していた女性が漁船とぶつかり死亡した。

小浜海上保安署は9日、この漁船の船長の男(83=同町=と、ツアーを引率していたSUPのインストラクターの女(35=同町=を、業務上過失致死容疑で福井地検に書類送検した。

発表した敦賀海上保安部によると、2人は容疑を認めているという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ395RS5Q39PISC01G.html

 

 

 

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20201127日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正6として掲載します。
第1報(1/2、2/2)は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11211/
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11210/

 

(2023年1月26日 修正6 ;追記)

2023119100分に毎日新聞からは、GPSの岩礁表示を見落としたなどと記された運輸安全委の調査報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国の運輸安全委員会は19日、事故原因についての調査報告書を公表した。

報告書によると、船長は航行中、近くにある島について教員が子どもたちに説明しているのを聞き、その島の東側を見てもらおうと航路を変更。
瀬戸大橋の橋脚の間を通過しようとした。

船の位置が確認できる「GPSプロッター」の画面には橋脚間に岩礁があることが表示されていたものの、見落としたという。

また、岩礁は満潮時に水没する「干出岩」だったため、目視で見つけることもできなかった。

船長は、これまでも現場周辺海域を航行していたことから、岩礁の位置などを把握できていると思い込み、法令で定められた出航前の水路調査をしていなかった。

さらに、国に届け出た安全管理規定では、危険な場所を示す「避険線」が記入された海図が船内に備え付けられていることになっていたが、それもなかった。

T海上タクシーは安全統括管理者による従業員への定期的な安全教育も実施していなかったといい、運輸安全委は報告書で「安全管理規定および関係法令の理解が十分ではなかった」と指摘した。

事故を巡っては高松区検が213月、船長を業務上過失往来危険と業務上過失傷害の罪で高松簡裁に略式起訴。
高松簡裁は罰金40万円の略式命令を出した。

https://mainichi.jp/articles/20230119/k00/00m/040/009000c

 

1191225分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)からは、GPSを拡大表示して確認しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故の直前に船内で教員が児童に対して岩黒島の東側の建物の話をしていたため、船長はその景色を見せようと、急きょルートを変更したということです。

そして、「船長がルートを変更する時にGPSを拡大表示して航路を確認しなかった」ことと、「年に数回この海域を航行していたため出港前に水路調査をしていなかった」ことが事故の原因だとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfe4d6048ab24822944eacbdac695a4416bc80e5

 

1191152分にYAHOOニュース(岡山放送)からは、目視で他の船がいないことは確認していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省の運輸安全委員会が1月19日に公表した事故調査報告書によると、小型船の船長は事故直前、当初予定していた航行ルートからは見えない島の景色を児童に見せようと、急遽ルートを変更。

目視で他の船がいないのを確認し、航行に支障はないと考えていましたが、水面下にあった岩の存在に気付かず乗り上げたことが事故の原因と結論付けられました。

報告書では、今後の再発防止策として、海図などによる航行前の水路調査や水域の状況を計測し表示するGPSプロッターの適切な活用などを船長に要請しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/06e47f05d05af6790844ad2c32a6383aefeace37 

 

(ブログ者コメント)

報告書2/34ページには、GPS画面には岩礁の存在が小さいながら表示されていたと記されている。

船長が、オソワイ・・・と称する最低水面からの高さ約200cm の干出岩の存在に気付かなかったのは、進路確認の目的でGPSプロッター画面を一瞬見たとき、画面を300m縮尺スケールの状態から拡大表示して確認することはせず、同干出岩の画面表示が小さかったこと、及び本事故発生当時は同干出岩が水面下にあり目視できない状態であったことによるものと考えられる。

http://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2023/MA2023-1-3_2020tk0012.pdf

 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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