2022年9月8日7時24分にYAHOOニュース(AUTOCAR JAPAN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【3歳女児が乗っていたのはハイエース・コミューターベースの幼児バス】
2022年9月5日。
静岡県牧之原市の幼稚園で、またしても小さな命が大人の不注意によって奪われた。
5日の朝、園児を送迎するバスが幼稚園に到着したあと、本来ならばバスを降りるはずの3歳女児はバスから降りてこなかった。
ドライバーと派遣職員の2人は、全員が確実に降りたか、確認を怠り、さらに幼稚園のクラス担任も確認をせず、女児は登園したことになっていた。
約5時間後、熱射病で意識不明の重体となっていた女児がバスの中で発見される。
病院に運ばれたあと、死亡が確認された。
3歳女児が倒れていたそばには、空の水筒が転がっていたという。
最後まで何とか生きようと頑張ったのに、誰1人女児に気づくこともないまま放置されてしまった。
様々なメディアが、この幼稚園が所有する送迎バスとして青い日産キャラバンの写真を添えているが、実際に3歳女児が乗っていたのはトヨタ・ハイエースコミューターである。
写真や映像から判断すると、このバスはハイエースコミューターをベースに、座席やもろもろのレイアウトを変更した「幼児バス」と呼ばれるもの。
トヨタ車体が製造し、トヨタ自動車が販売している。
子ども18人、大人2名まで乗車可能だ。
【幼児バスの保安基準にも疑問】
なお、幼児バスにはチャイルドシートはもちろん、シートベルトもついていない。
幼児バスの保安基準においては、ベルトは不要。
「様々な体格の幼児が乗る送迎バスでは、サイズが一律のベルトを備えることが難しい」
「乗降時/着脱時に保育士など保護者の負担が大きい」
「火災事故などで脱出するのに時間がかかる」
などを理由に、装備が免除されている。
その代わりに国交省では、平成25年に「幼児専用車の車両安全性向上のためのガイドライン」を定めている。
事故の衝撃を受けたとき、前のシートの背もたれに幼児が倒れこんでもけがをしないよう、衝撃を受け止める柔らかいクッションを備えることや、事故時の衝撃を和らげるためシートバックの高さを高くするなどの内容だ。
3歳女児が乗っていたハイエースがこのガイドラインに沿った年式かは不明だが、シートバックを高くすると、小さな子は見つけにくくなる危険性が生まれるのではないだろうか。
なお、保安基準では子ども用シートベルトは不要とされているが、子どもの安全を第一に考える幼稚園や保育園の中には、ベルト類を自主的に備えるところも増えている。
【センサーやカメラではない アナログな方法で子どものスクールバス置き去りを阻止】
スクールバス王国、といえるアメリカでは、小学校1年生(5歳~)から17歳まで、約9割近くの児童生徒は自家用車またはスクールバスを利用して登校する。
4歳以下の幼稚園児の場合は、保護者が自家用車で送迎するのが一般的だ。
時に命を奪う危険も大きい「車内置き去り」に対して、アメリカではどのような対策が講じられているのだろうか?
アメリカのスクールバス製造会社大手「ICバス」が標準装備している「Leave No Student Behind」(後ろにいる子どもを置き去りにしない) 手順としては、シンプルでメーカー公式の動画で手順が説明されている。
スクールバスの後部安全機能「Leave No Student Behind」について 朝、子どもたちを乗せたバスが学校に到着し子どもたちが降車するのを見届けると、ドライバーはエンジンキーをイグニッションから抜く。
その瞬間からバス内にアラームが鳴り響く(10分以上の走行後のみ)。
このアラームを消すために、ドライバーはバスの最後部まで歩いてアラームを解除(リセットボタンを押す)する必要がある。
リセットボタンを押す際に最後部まで行く間、一席ずつ確認して、子どもが眠ったまま残っていないか? シート下に隠れたりしていないか? 確認しながら歩くことになる。
カメラやセンサーではなく、ドライバーが一席ずつ歩いて子どもたちが車内に残っていないかを確認する。
そして、ボタンを押すという作業を最後におこなう。
その後、ふたたび運転席に戻るまで、もう一度シートや車内を確認することもできる。
アナログなシステムではあるが、確実に子どもの置き去りを防ぐことができる。
【アメリカのスクールバスは道路上最も安全な乗り物】
アメリカのスクールバスは5歳からの利用が基本となる。
これに対して日本の幼稚園バスは年少=3歳からバスに乗る。
3歳と5歳では体の発育も違うし、言動も異なるのは当然だが、Leave No Student Behindの方法なら、3歳児だろうが5歳児だろうが中高生だろうが、ドライバー自身が絶対に確実に見落とすことがない。
また、体が小さすぎてセンサーに反応しない、カメラに映らないなどの心配もない。
日本では全般的に、「乗車中の子ども」を守ることが保護者やスクール頼みなところがある。
つまり、社会全体、子どもに関わる産業全体で子どもを守ろうという仕組みが確立されていないのだ。
チャイルドシートに関しても同様で、法制化から20年以上経過していても、着用率はやっと7割。
そして、正しく使用できているのはわずか2~3割というデータがある。
どんなチャイルドシートを選んで、どのようにつければいいのか?
警察に聞いても、「取扱説明書を見てつけてください」としか言われない。
取り締まりも甘く、ほとんどは使用しているかの確認のみとなる。
正しく着用しているか?
事故の際にちゃんと拘束されるのか?
体に合ったチャイルドシートを使っているか?
といったところまでは、警察はチェックしないし、チェックできる知識や情報も持っていないだろう。
話を戻そう。
アメリカNHTSAにおいて、「スクールバスは道路上、もっとも安全な乗り物」であると定義されている。
NHTSAとは日本の国交省自動車局のような組織であり、アメリカの自動車に関する保安基準を定める政府機関でもある。
NHTSAが定めた保安基準がFMVSSであるが、スクールバスに関してはあらゆる自動車の中で最も多くのFMVSSが関わってくる。
こちらに書き出すにはあまりにも膨大なので割愛するが、日本の幼児バスに関する保安基準の何十倍も多くの厳しい基準をクリアする必要がある。
その1つに、スクールバスが停車して子どもが乗降しているときに出される『ストップアーム』がある。
日本では、幼児バスが止まっているときには、せいぜいウィンカーとハザードランプだけだが、アメリカのストップアームの中には約2mもの長さになる延長タイプもあり、多くのスクールバスで導入されている。
巨大で、視覚的にも物理的にも、クルマがスクールバスの横をすり抜けることを阻止する。
なお、日本は幼児バスの横を通るときは「徐行」だが、アメリカではスクールバスの追越しは厳禁で、バスが動くまで他のクルマは待つ必要がある。
【アメリカのスクールバスにはシートベルトがない?】
子どもを守るための多数のルールが敷かれるアメリカのスクールバスだが、実は、この典型的な黄色いバスにはシートベルトがない。
日本の幼稚園バスにもシートベルトの装備はなくてもよいことになっているが、アメリカと日本のスクールバスでは、シートベルトがない理由が全く違ってくる。
アメリカのスクールバスは、厳格に定められた多くの技術基準のおかげで、シートベルトがなくても衝撃を吸収し、子どもたちに影響がない構造となっている。
しかし、同じアメリカでも、日本で多く使われているミニバンタイプのスクールバスは、シートベルトやチャイルドシートの装備、着用が義務付けられている。
ドライバーに対する規則も非常に厳しい。
3歳女児を死なせた幼稚園バスを運転していたのは、臨時で園の経営者だったとのことだが、アメリカではこういうケースはあり得ない。
スクールバスを運転するのは、運転技術や安全確認のスキルはもちろん、子どもたちを守る(=死なせない、けがをさせない、事故にあわない、犯罪に巻き込まれないなど)ための、多くのトレーニングを受けて数々の試験に合格して資格を得たドライバーじゃない限り、スクールバスの運転はできない決まりがあるからだ。
「今日、いつものドライバーが休みだから園長が代わりに運転する」なんてことは、絶対にありえない。
そもそも日本では、スクールバスや幼児バスの運転に運転免許証以外、特別な資格は不要なわけだが。 何度も書く。
日本は、「乗車中の子どもの命」を国の宝として社会全体、国の制度や法律で多方面から守っていこうとする考えが希薄だ。
幼児バスの安全基準もかなり方向性がずれているし、幼稚園でのバス運用ルールも園の方針で統一されていない。
もちろん、子どもをクルマに乗せる親への交通安全教育もほぼゼロといっていいだろう。
世界で高い評価を受ける素晴らしい自動車メーカーがたくさん存在する日本。
自動車業界から率先して、乗車中の子どもを守る方法を考えてはもらえないだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff34b56abeaf1eb3cb23e6dca3fdd8137aeca4d?page=1
2022年9月8日12時16分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日未明、長野県豊丘村のリニア中央新幹線のトンネル工事現場で、作業員が重機にひかれて足の骨を折る重傷を負いました。
事故があったのは豊丘村神稲のリニア中央新幹線・伊那山地トンネル「戸中・壬生沢工区」です。
午前0時過ぎ、列車が走る「本坑」と作業用の「斜坑」が交わる場所で、55歳の作業員がバックしてきたバックホーに足をひかれました。
すねの骨などを折る重傷ということです。
豊丘村の工事現場では別の工区で去年から3件の労災事故が起きていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b1c5888389bbcfc4c013c69f41b45309720e594
(ブログ者コメント)
3件の事故の内容は本ブログでも紹介スミ。
(2022年10月21日 修正1 ;追記)
2022年10月20日19時57分にYAHOOニュース(信越放送)からは、作業員が不用意に重機の稼働範囲に入ってしまった、重機の操縦者は周囲に作業員がいないと思い込んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県豊丘村のリニア中央新幹線のトンネル工事で、9月、作業員の男性が大けがをした事故で、JR東海は事故の原因や対策をまとめ、24日から工事を再開すると発表しました。
事故は9月8日、豊丘村神稲(くましろ)のリニア中央新幹線伊那山地トンネル、戸中・壬生沢工区で発生し、トンネルの掘削作業をしていた50代の建設作業員の男性が下がってきたバックホーにひかれ、足の骨を折る大けがをしました。
事故を受けてJR東海は原因などを調べ、男性が不用意に重機の稼働範囲に入ってしまった上、重機の操縦者が、周囲に作業員がいないと思い込んだ結果、事故が起きたと結論付けました。
その上で、周囲の確認や、重機の旋回範囲に立ち入らないという基本動作を徹底するなどの再発防止策を示しました。
JR東海は再発防止策を踏まえて、10月24日に工事を再開するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/493e9b7f5a3f5852fbc5328acd1dc7b5ea7bea53
2022年9月7日18時3分にYAHOOニュース(青森放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月の大雨被害を受けて、停電対策の強化です。
東北電力ネットワークは、浸水した変電所などについて、かさ上げ工事などの対策を進めていく考えを示しました。
東北電力ネットワークによりますと、先月9日からの大雨被害で電柱が折れるなどして、県内では11の市町で延べおよそ1万2,000戸が停電しました。
このうち、およそ3分の2を占める7,800戸については、中泊町の十三湖変電所が1メートルほど浸水したことが停電の原因でした。
このため十三湖変電所を含めて、浸水リスクが高い変電所については、ハザードマップなどを確認しながら必要性や優先順位などを検討し、今後、かさ上げ対策などを進めていきます。
東北電力ネットワーク青森支社 菊地支社長:
「だいぶ気象状況も変わってきていますので、状況を見ながら浸水対策工事については前向きにやっていく」
県内の停電はすべて復旧していますが、深浦町の一部地域では電源車を使った電気の供給が続いており、東北電力ネットワークは設備の本格復旧に取り組みます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7a8539ed4cfe36420179ce856e391dad3838caa
9月8日13時47分に読売新聞からは、浸水して遮断機などの機器が壊れた、当該変電所はハザードマップの浸水エリアには含まれていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東北電力ネットワークは7日、津軽地方を中心に8月9日に降った大雨で、青森県内延べ約1万2000戸が停電し、うち約7800戸は十三湖変電所(中泊町)の浸水が原因だったと明らかにした。
今後、浸水対策工事に取り組むという。
大雨では、土砂崩れや河川の氾濫により電線の断線や電柱の倒壊があった。
停電は8月9日から弘前市や黒石市など津軽地方の9市町と、むつ市、田子町で発生。
十三湖変電所は高さ約1メートルまで浸水して遮断機などの機器が壊れたため、中泊町、五所川原市、つがる市の一部で電気が止まった。
停電は16日までに解消したが、深浦町の約50戸には現在も高圧電源車で電気を供給している。
東北電ネットワークの菊地・青森支社長は7日の定例記者会見で、十三湖変電所が中泊町の洪水ハザードマップの浸水エリアに含まれていなかったと釈明したが、「浸水しないような設備に変えていかないといけない」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220907-OYT1T50297/
8月23日付で電気新聞からは、記録的な大雨だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記録的な大雨の影響で、青森県西部では8月上旬から中旬にかけて、河川氾濫や土砂災害が相次いだ。
至る所で道路や田畑が冠水。
電力設備も大きな被害を受けた。
倒木や土砂崩れで電柱・電線が倒壊したことに加え、今回は地域の電力を支える変電所が浸水し、機能を失った。
その結果、停電の範囲が「点ではなく面で広がった」(東北電力ネットワーク)。
大雨がもたらした「想定外」の設備被害を取材した。
・・・
https://www.denkishimbun.com/archives/225599
(ブログ者コメント)
以下は中泊町のハザードマップ。
下記の説明書きがあった。
『総合的な洪水ハザードマップを令和3年3月に作成しました。水防法に規定される最大規模の降雨に伴う洪水により、岩木川、金木川が氾濫した場合と、200年に一度の大雨に伴うため池決壊の場合をシミュレーションにより予測したものです』
https://www.town.nakadomari.lg.jp/soshikikarasagasu/somuka/gyomuannai/1/2/1/1018.html
以下は当該変電所付近の地図。
両図を見比べれば、当該変電所は薄ピンク色の浸水エリアからギリギリ外れているように見える。
逆に言えば、十分に安心できる場所ではなかったという解釈も可能。
しかし、他にも危険個所は沢山あるだろうから、対策の優先順位は下の上ぐらいだったのかな?といった感触を持った。
以下は、グーグルストリートビューで見た当該変電所。
十三湖とは、ほぼ平地状態でつながっている感じだ。
9月7日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市で7日午後1時15分ごろ、卸売業者の建物が倒壊しました。
この事故で車7台が下敷きになり、このうち3台には人が乗っていました。
現場近くで働く人:
「昼休みに談笑していて、突然ですよね。
風圧みたいな感じで、バリバリというような音がした。
社長だと思うけど、『車の中に3人いる』と大きな声で叫んでいた」
建物は、木造と鉄筋が混在していたとみられています。
道路側に突き出ている2階部分のひさしが崩れて、それに引きずられる形で、壁も崩れました。
会社は創業95年になる卸売業者で、今はヘアブラシや化粧品などを扱っていました。
倒壊した建物は1970年に建てられ、翌71年に3階部分を増築していたことがわかっています。
車の中にいたのは、会社の従業員の3人。
車1台に1人ずつ乗っていました。
40代と50代の男性2人は救助されました。
もう1台の青い車に乗っていた55歳の男性は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
建物が倒壊した会社『T』社長(50):
「申し訳ないという一言に尽きます。
亡くなられた(社員は)私のいとこにあたります。
年も私より上で、兄のような存在で。
奥さんに何て言ったらいいのか。
先程、奥さんとお姉さんには病院で話ができたんですが、ひたすら謝るしかありません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/88b9d438cd7ace88c42ec6d506d45f1dcbd7360b
9月8日11時13分に朝日新聞からは、2階には化粧品雑貨などの商品を置いていたが最近荷重が増えた状況にはなかった、2階は以前から雨漏りしていて1年前には建替え費用の見積もりをとっていたなど、趣旨の記事がネット配信されていた。
県警によると、それぞれの車に乗っていた3人のうち、樋口さん(55)が頸髄(けいずい)損傷で死亡。
2人が背骨の骨折や首のねんざなどのけがをした。
7日夜に記者会見した『T』の辻社長(50)によると、倉庫だった2階は化粧雑貨などの商品を置いていた。
最近、荷重が増した状況はなかったという。
2階は以前から大雨の際に雨漏りがしており、いったんは修理で改善されていたが、8月中旬に「壊れた所にかかる部分」に再び雨漏りがみられ、「修繕しようとしていた」という。
また、建物は老朽化が進み、これまでに壁面のひびなどを修理。
1年ほど前には、全体を建て替える費用の見積もりもしていたという。
亡くなった樋口さんは昼食後、車内で休憩していたという。
https://www.asahi.com/articles/ASQ983J95Q98TIPE004.html
9月8日19時28分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、庇部分が先に崩れ、それに引きずられるように建物が崩れた、近くの似たような作りの建物の2階も雨漏りが激しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市で会社倉庫が倒壊し1人が死亡した事故で8日、警察が実況見分を行いました。
大規模な倒壊はいったいなぜ発生したのでしょうか。
現場の映像などをもとに分析しました。
これは、倒壊現場に止まっていた車のドライブレコーダーが捉えた倒壊の瞬間です。
がれきのようなものが落ち、クラクションが鳴り響きます。
慌てて人々が飛び出してきますが、なす術はありません。
7日、山口県・下関市の会社倉庫が倒壊した現場。
8日朝、実況見分が行われました。
2人がけが、55歳の従業員1人が死亡しました。
建物が倒壊した会社「T」・辻社長(50):
「亡くなられた方は私のいとこ。奥さんになんと言っていいか」
倒壊したのは、2階の倉庫部分です。
張り出したこの部分が崩れ、それに引きずられる形で、建物は倒壊。
下に止められていた車7台を押し潰しました。
冒頭の映像は、隣の会社の車から撮られたものです。
なぜ“2階部分”は、倒壊したのでしょうか。
建物が倒壊した会社「T」・辻社長:
「数週間前の豪雨で雨漏りがひどくなって、今後修繕が必要かなと考えていた。
建物の老朽化が原因の一つではないかと」
倒壊した“2階部分”はどうなっていたのでしょうか。
近隣の会社社長:
「2メートルくらいはここからせり出している」
現場近くにある、似た作りの2階部分を見せてもらいました。
近隣の会社社長:
「2階は物置にしている。使っていないような状態。
借りて入る前の状態のまま」
この一帯は50年ほど前にまとめて建てられたため、倒壊した建物と築年数はほぼ同じ。
15年ほど前に賃貸で入居しました。
近隣の会社社長:
「雨漏りが原因で『鉄骨』がそのまま見えます」
天井は、ぽっかり穴が開き、一部剥がれ落ちています。
近隣の会社社長:
「雨漏りは激しかった。天井がはがれて」
倒壊した原因は、雨によるものなのでしょうか。
NPO建築Gメンの会・田岡1級建築士:
「当然、『鉄』とかであれば『雨』でさびたりしますので、劣化することはある」
さらに、先ほど見せてもらった会社では、ほぼ物は置かれていませんでしたが、倒壊した会社では、倉庫として利用されていました。
建物が倒壊した会社「T」・辻社長:
「(雑貨など)1個1個商品の重さはないが、それがまとまるとある程度の重さとなる」
荷物の重さによる経年劣化。
そこに雨漏りが重なったのが原因ではと専門家は指摘します。
NPO建築Gメンの会・田岡1級建築士:
「長期荷重となるとけっこう荷重がかかってくるので、接続部に影響が出たのではないかなと。
複合した原因じゃないのかなと」
下関市によると、震度5強程度で倒壊しない旧耐震基準は満たしていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b7735b0a42900d57c3a794adbfee47979b93da4
9月7日20時25分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、2階が出っ張っている庇部分は1階で支える壁や柱がないので強度的には弱くなりやすいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一体なぜ、突然、建物が崩れ去ったのでしょうか。
専門家に聞くと、構造の複雑さを指摘しました。
下関市で倒壊した建物。
元々は駐車場に被さるようにひさしがありましたが、壁ごと崩れ落ちて7台の車を押し潰していました。
一体なぜ、こんなことになったのでしょうか。
元小田原市消防本部・永山氏:
「2階が1階よりも“出っ張っている”というのは難しい構造。
1階で支えるべき壁や柱がないので、どうしても2階のはりとか床とか、そういう部材で支えなければいけない。
もしそこに強度が足りないとか、経年劣化で弱くなったりすると、どうしても崩落・落下事故が起きやすくなる。
(建築当初)しっかり建てたとしても、何年か経つと弱くなってしまう。
雨が吹き込んで鉄骨がさびたり、木造だと腐ってくる。
それが最初の強度を発揮しないと耐え切れなくなってしまうことはあり得る。
また古い建物だとしたら、構造的に基準・規制がゆるい、弱い状態で建てられている可能性もある」
https://news.yahoo.co.jp/articles/61877236f1985ec8226644b3ea2bddf05dbba2d7
9月8日18時2分にNHK山口からは、一帯の建物は産業団地としての統一感を出すため各社が庇のある社屋を建設した、この会社は3階部分増築時にも市に図面を提出していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒壊した辻豊の倉庫がある下関市一の宮卸本町には、およそ50年前から、卸売業の会社の社屋や倉庫が相次いで建てられました。
これらの会社が加盟する下関問屋センター協同組合によりますと、産業団地としての統一感を出すため、各社がひさしを備え付けた社屋を建設したということです。
『T』の倉庫は昭和45年に建てられ、その翌年には3階部分を増築していて、建設や増築の際には、工事の図面を市に提出する手続きを行ったということです。
建築基準法では、用途や面積に応じて建物の定期的な点検と報告を義務づけていますが、今回の建物は倉庫で、不特定多数の人が出入りする場所ではなく、点検や報告の対象外となっています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220908/4060014701.html
(2022年9月30日 修正1 ;追記)
2022年9月28日20時4分にYAHOOニュース(テレビ山口)からは、老朽化により鉄骨に亀裂が入っていたとする報告書が市に提出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
会社が「老朽化が原因」とする報告書を、市に提出していたことがわかりました。
報告書は今月21日付けで、郵送で提出されました。
会社の弁護士によると報告書では、倒壊の原因は老朽化により鉄骨に亀裂が入ったためとし、重みに耐えきれず倒壊したものとみられます。
倒壊した部分はすでに撤去されていて 、再発防止策については建物を使用禁止にするとともに、今後、所有者の下関問屋センター協同組合と協議のうえで解体する、としています。
市の建築指導課では、今回の結果の内容を会社側と照らし合わせたうえで、国土交通省に報告するという事です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/84e0cce0a46d8149cc4b7441090b4d3ba370c289
2022年9月6日18時4分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前6時50分ごろ、いわき市南台の「いわき大王製紙」の工場で爆発がありました。
消防や警察などによりますと、爆発があった建物の外で清掃作業をしていた関係グループ会社の60代の社員1人が、爆風でけがをして病院に運ばれました。
手や首などにやけどを負いましたが、けがの程度は軽いということです。
現場の映像からは、製紙工場の建物の外壁の一部が大きくめくれて数か所穴があき、建物の外に鉄骨のようなものが散乱している様子が確認できます。
現場は、いわき市の南部にあるJR常磐線植田駅から北西におよそ5キロの山あいの地域で、会社によりますと、この工場では段ボールの原料や新聞用の紙を製造していました。
工場内では2基のボイラーが稼働していて、このうち発電用の1基が爆発したということで、警察は、7日、現場検証を行って爆発の原因を調べることにしています。
爆発があった工場から南東におよそ500メートル離れた所に住んでいる78歳の男性は、「何かが破裂したようなバーンという音が聞こえて、周りの空気が振動したように感じました。大きな音だったので少し心配になりましたが、けがをした人が1人で命に別状はないと聞いて安心しました。事故には気をつけてほしいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20220906/6050020028.html
9月6日12時27分にFNN PRIME(福島テレビ)からは、燃料の木材チップを投入しようとしたところ爆発したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会社などによると、6日午前6時50分ごろに、発電用のボイラーへ燃料の木材チップを投入しようとしたところ、爆発が起きたという。
工場の近くに住む人:
「パン、とはじくような、普通の音とは感じが違かったです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b5a36619c98e48e3954c81ed69ceea3b7a1a9c3
9月6日18時53分にYAHOOニュース(福島放送)からは、ボイラーはバイオマス、水蒸気爆発が起きたらしい、今年5月の点検では異常なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発で、清掃作業をしていた、グループ会社の男性従業員(60代)が爆風に飛ばされ、市内の病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。
いわき大王製紙によりますと、爆発したのは、木質チップなどを燃やし、発電する建物内にある、バイオマスボイラーで、当時2~3人が、燃料を入れる作業を行なっていました。
また、2022年4月から5月にかけて点検した時、異常はなかったということです。
工場は、何らかの原因で、水蒸気爆発が起きた可能性が、高いとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58cf3115884e98654dd439eb3d1481f2176b60d8
会社によりますと、爆発したボイラーの内部には水が流れている金属製の管が通っていて、木製チップなどを燃やしてこの管を熱して水蒸気を発生させ発電機のタービンを回していたということで、何らかの原因でボイラー内に水が漏れて水蒸気爆発が起きたとみられています。
定期点検は半年ごとに行われ、ことし5月の点検でも異常は確認されていなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20220907/6050020049.html
(2023年7月9日 修正1 ;追記)
2023年7月7日16時17分にNHK福島からは、配管に1ケ所破損が見つかった、破損原因は不明という事故報告者が公表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故について、親会社の大王製紙は、社内外のメンバーによる組織を作って調査を進め、6日、報告書を公表しました。
それによりますと、現場のボイラーを詳しく調べたところ、内部にある水を通す配管に破損が1か所見つかり、ここから大量の水が漏れて、高温の砂と接触して急激に膨張する水蒸気爆発が起きたと推定されるとしています。
さらに、水蒸気爆発はボイラーの中と外で、合わせて2回にわたって立て続けに起きた可能性があり、設備の破損や被害が大きくなったとみられるとしています。
爆発のきっかけになった水を通す配管の破損の原因は分かっていないということで、大王製紙は、こうした点も明らかにしたうえで、爆発が起きた設備について再発防止対策を講じ、運転の再開を検討したいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230707/6050023167.html
本件、7月6日付で大王製紙のHPに事故報告書が掲載されていた。
以下は、破口部は当局に押収されているため、破口原因は未検討だという記述。
3)水蒸気爆発の原因(水管破口の原因)
・・・
(2)第一破口部は当局に押収されており、寸法検査・組織観察・硬さ試験等、様々な視点の調査を要請中です。
現状におきましては、第一破口部の詳細状況が明確になっていないため、複数の推定原因からの絞り込みには至っておりません。
(3)したがいまして、当該設備の復旧に向けては、想定される全ての原因に対する対策を適用することとします。
今後、当局での調査結果が入手できた際には、必要に応じ、改めて事故調査委員会を開催し、原因の特定及び必要追加対策について協議することとしております。
以下は、漏れた水で水蒸気爆発が起きたメカニズムに関する記述。
3-2 現状の把握
2) 第一破口部(推定)の特徴
・目視上、破面は減肉無く、脆性的な破壊の様相。
・管内面に内面スケールの付着が認められた。但し、爆発前に付着したものかは不明。
・破口部は、シールフィンにより本来は砂もガスも到達しないスペース(三角スペース)内。
・・・
3-5 火炉損壊の原因(漏洩が水蒸気爆発に至った原因)について
・#30破口部の詳細分析は未実施のため、破口の原因は明確になっていないが、 当該部の目視での点検結果などから、#30に破口が発生し、三角スペースという空間で 一気に大きく開口することで大量の漏洩水が発生し、シールフィンを破壊して 保有熱量の多い流動材と一気に接触したことで水蒸気爆発が発生、 ボイラ損壊に至った可能性が高いと考えられた。
・・・
https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20230706/e79bkm/140120230706518678.pdf
2022年9月5日9月5日20時50分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後2時15分頃、静岡県牧之原市静波の認定こども園「K幼稚園」の女性職員が、同園に通う同市静波の千奈ちゃん(3)を通園バスの車内で見つけ、意識や呼吸がないと119番した。
千奈ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。
県警は、千奈ちゃんが約5時間にわたって車内に取り残され、熱中症になった可能性があるとみて、業務上過失致死容疑を視野に状況を調べている。
県警などによると、5日午前9時前、千奈ちゃんが乗車した川崎幼稚園の通園バスが園に到着した。
帰りの送迎のため、職員が午後2時過ぎ、園の駐車場に停車していたバスに乗り込んだ際、千奈ちゃんを発見したという。
バスは屋根のない場所に駐車されており、車内は高温になっていたとみられる。
気象庁によると、牧之原市内では5日、最高気温は30・5度を観測していた。
バスは18人乗り。
5日の登園時は、理事長の男性(73)が運転し、園児6人と70歳代の女性派遣社員が乗車していた。
県警は園の関係者から事情を聞くなどして、当時の状況や管理体制を調べている。
県によると、川崎幼稚園には5月時点で、158人の園児が在籍している。
福岡県中間市の保育園で昨年7月、男児(当時5歳)が送迎バス内に取り残されて死亡した事件を受け、静岡県は安全管理の徹底を求める通知を出していた。
現場は牧之原市役所榛原庁舎に近い住宅街。
一帯は、規制線が張られるなどして、緊張した雰囲気に包まれていた。
同じ園に通う子どもを持つ女性は、「今は何も話せない」とショックを受けた様子だった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220905-OYT1T50175/
9月6日0時12分に産経新聞からは、本来の運転手が休暇をとっていたので園長が運転していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同日は本来のバス運転手が休暇を取っており、園長の70代男性が代わりに運転していたことが捜査関係者への取材で分かった。
県警は、園児が降車する際の点検方法などを園長が正しく理解していなかった可能性もあるとみて、業務上過失致死容疑を視野に詳しい経緯を調べる。
https://www.sankei.com/article/20220906-T5SMFVQR25KW5BGWRGMBP5ISI4/
9月6日10時37分にYAHOOニュース(毎日新聞)からは、静岡県は送迎バスに関するガイドラインを策定していない、今年度の定期監査から新たに4項目を確認事項に加えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県は現段階で、送迎バスに関する県独自のガイドラインは策定していない。
一方で、福岡の事件を踏まえ、所管する保育園などに対する定期監査では、今年度から、新たに確認する事項として、
▽通園にバスを使っているか
▽バスの場合、運転する職員の他に子供の対応ができる職員は同乗しているか
▽乗降時に座席や人数を確認し、その内容を職員間で共有しているか
▽バス運用の園のルールが書面で定められ、職員に周知されているか
の4項目を加えていた。
ただ、K幼稚園に対する今年度の県の定期監査はまだ実施されていない。
県によると、昨年度の定期監査で、K幼稚園に規則などに抵触する運営はなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ff1bc39fa36bbf4c375104137019f2877c0f5ca
9月6日12時38分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、(正規の)バス運転手はこれまで到着後に車内確認していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(子どもを通わせている親) :
「バスの運転手が園に到着して残されていた子がいないか確認していたのを毎回みていた。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/539ea040918f43ca284c906ceae3ff89c85cd152
9月7日5時0分に読売新聞からは、本来は園児のQRコードを読み込んで登園登録するが、臨時職員だった同乗女性は紙に書き、到着後にまとめて登録したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県や市によると、同園はQRコードで園児の出欠を管理するシステムを導入。
園児側のQRコードをそれぞれ園の端末で読み込むと、システムに「登園」したと登録される仕組みになっている。
しかし、今回は、職員が園児の乗車を紙に記入して確認し、園に到着後にまとめてシステムに「登園」と登録していたという。
同乗した70歳代の派遣社員の女性も臨時の職員だった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220906-OYT1T50271/
9月7日付で毎日新聞からは、同乗女性はシルバー人材センターから派遣された人だった、理事長は車内確認方法を知らなかったと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は6日、司法解剖の結果、千奈ちゃんの死因は熱中症のうち症状が重篤な熱射病だったと公表した。
園側は、着いた際、バスに乗っていた千奈ちゃんを含む園児6人の降車を確認せず、専用タブレットなどを使って6人まとめて登園の入力手続きを済ませたと説明している。
シルバー人材センターから派遣された70代の女性職員も乗っていたが、千奈ちゃんの降車を確認しなかった。
理事長は「いつもどうやって車内を確認しているのか分からなかった」などと話しているという。
この他、園のクラス担当者は欠席の連絡がないのに登園していない千奈ちゃんの所在を確認しなかったという。
https://mainichi.jp/articles/20220907/ddm/041/040/039000c
9月9日20時23分に毎日新聞からは、マニュアルでは園児の降車確認は補助員の役割だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同園によると、園の安全管理マニュアルでは、園児の降車確認は同乗する補助員の役割とされている。
一方で、補助員と運転手が二重に点検する決まりを定めていなかった。
事件があった5日、千奈ちゃんら園児6人が乗ったバスが園に着くと、補助員の70代女性は最年少の2歳児に付き添って下車。
他の園児には自分で降りるよう呼び掛け、そのまま園内へ入った。
補助員も、当日の運転を担当した増田園長(73)も、車内点検は相手の仕事と考え、実施しなかった。
https://mainichi.jp/articles/20220909/k00/00m/040/334000c
9月7日22時34分に毎日新聞からは、連絡なく欠席する家庭があるため問い合わせしなかった、臨時の運転手3人の都合もつかなかったなど、趣旨の記事がネット配信されていた。
園と運営する学校法人「H学園」が7日、事故発生後初めて記者会見を開き、「安全管理がしっかりできていなかった」と降車や欠席の確認などで不備を認めた。
千奈ちゃんが登園していないのをクラス担任は認識したが、園に連絡なく欠席する家庭があるため、千奈ちゃんが休んだと見なして保護者側に問い合わせなかったという。
5日朝は本来の運転手が休み、臨時の運転手3人の都合もつかず、増田理事長が急きょ運転を代行した。
降車確認をしなかった理由について「いつもは運転しないため、不慣れだった」と釈明。
数カ月前にも代行運転をしていたというが、その際に降車確認したかどうかは「記憶がない」といい、これまでに送迎バスを運転した回数も「(数が多いので)分からない」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20220907/k00/00m/040/383000c
9月7日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、登園する場合はアプリに何も打ち込まない、死亡した女児の母親はいつもきちんと連絡していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記者会見での質疑;
Q.忘れ物確認をしようとかも思わなかった?
園長:
「その時は、私の“園長”という立場か習性かもしれないんですけど、その人(補助の女性職員)にお任せしているものですから、そこまでは気が回らなかったです」
副園長:
「今回、臨時で園長先生が運転することになった時に(確認を)やってくれるだろうと思っていた。でもそこがコミュニケーション不足だった。『お願いします』と言うとか、確認を自分でする方法を取っていれば良かった」
川崎幼稚園では、休みや遅刻などをする場合、保護者がアプリに、その旨を打ち込みますが、登園する場合は何も打ち込みません。
千奈ちゃんの保護者は、何も打ち込んでいませんでした。
副園長:
「連絡なく休む園児もいたため、被害園児もきょうはお休みなのかなと考えてしまったところがありました。
Q.欠席と認識していたのでしょうか?連絡なく休む園児もこれまでにいたので、千奈ちゃんもそうだろうと?
「連絡なく休むことが実際、千奈ちゃんの場合はなく、お母さんがいつもきちんと連絡をしていたのですが、この日、担任は休みなのかなって思ってしまったということです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/39bb83d2a639b81951be8d94db1251e22a4e67ee
9月8日9時22分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、登園記録を打刻する1分前に出欠確認していた、欠席確認の連絡を徹底していた時期もあったが、連絡できないケースもあって徐々におろそかになっていったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記者会見での説明内容;
同園によると、女児の打刻は5日午前8時56分に送迎バスの乗務員が行った。
一方、クラス補助が出欠確認したのは直前の8時55分ごろだったため女児の登園記録がなく、クラス担任も「遅れてくるか、休むのかもしれない」と考えたという。
通常、時刻通りに来ていない園児がいる場合は職員室で再確認した上で保護者に連絡を取るが、担任らはいずれの作業もしなかった。
保護者への連絡は園として徹底していた時期もあったが、「連絡なく休む人や電話しても出ない保護者もいた。徐々に電話確認がおろそかになっていった」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf14c810ce6eb000f201419dc2a1cc32c95fdd56
9月8日6時33分に読売新聞からは、理事長は病院で待ち合わせがあり焦っていた、バスの窓はイラストで車内が見えにくかった、保護者説明会はパニック状態に陥ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
会見で増田理事長は「(到着後に)病院で待ち合わせの予定があり、焦りがあった」とも述べた。
バスの窓がイラストで覆われて外から車内が見えにくい不備も認めた。
園では、園児を休みと勘違いしてバスに乗せないケースや、帰りの迎えが来るのに乗せてしまうような事案が繰り返されていたことも明かされた。
この日の午前、100人超が集まった保護者説明会は、思わぬ展開を見せた。
出席した千奈ちゃんの父親が「こんな園、廃園にしてください」と訴え、事件後の悲痛な思いを語ると、参加者の一人が悲鳴を上げて倒れた。
伝染するように他の出席者も体調を崩し、保護者7人、園関係者6人の計13人が救急搬送された。
静岡市消防局は「集団心理で、こういったことがまれにある」と指摘した。
説明会に参加した保護者は、「友達関係も考えると、このまま卒園させたい。今後、朝の点呼など最後までしっかり確認してほしい」と祈るように語った。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220907-OYT1T50250/
9月11日10時16分に読売新聞からは、窓までラッピングするケースは稀、人通りは多かったはずなのでラッピングがなければ気付いた人がいたのでは?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
バスはラッピングで車体が覆われていた。
違法性はないものの、窓から内部の様子が見えにくく、疑問の声も上がっている。
千奈ちゃんが乗ったバスは動物のイラストが車体に描かれ、園児が座る後部座席の窓は白いシールのようなもので覆われている。
過去に子どもが同園に通っていたという30歳代の会社員女性は、「外から手を振った時も中が見えなかった」と話す。
国土交通省の道路運送車両の保安基準によると、フロントガラスなどは運転手の視野を妨げないようにするとの決まりがあるが、後部座席の窓は特にない。
県警幹部も「バス自体に問題はない」と話す。
7日に開かれた保護者説明会では、出席者によると、園側がラッピングした理由を「(デザインが)かわいいから」と説明していた。
同日の記者会見で内部が見えにくい点を問われた同園の増田理事長(73)は、「誠に申し訳ない」と謝罪した。
同種のバスを扱う販売会社の担当者によると、「車全体に装飾を施す『フルラッピング』はあるが、窓まで全て覆うケースはまれ」という。
バスは、牧之原市役所榛原庁舎から東に約130メートルの駐車場に停車していた。
10日に現場で手を合わせた保育関連施設で働く50歳代女性は、「(駐車場周辺は)人通りは多かったはず。ラッピングがなければ、千奈ちゃんに気づけた人はいたのでは」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220910-OYT1T50263/
9月8日21時16分に読売新聞からは、これまでの送迎でもミスが目立っていた、女児の死因は熱射病だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
園では、保護者から専用アプリで連絡を受けて、欠席する児童の情報を把握する仕組みを取り入れている。
しかし、園側の説明では、登園予定の園児を「欠席」と勘違いしてバスに乗せないケースや、保護者などによる帰りの迎えが来るのにバスに乗せてしまうケースなどが繰り返されていた。
副園長(58)は7日の記者会見で、「休みだと思い、乗せるはずの子を乗せないことが度々あった」と認めている。
一方で、息子が通園する女性(34)は「休みを連絡しても、迎えのバスが家の前に止まっていることが何度もあった」と話す。
千奈ちゃんの死因は、熱中症のうち症状が重篤な熱射病だった。
バスの乗降口付近に、千奈ちゃんが自ら脱いだとみられる服があったことも関係者への取材でわかった。
持っていた水筒も空になっており、県警は脱水症状で動けなくなったとみて、業務上過失致死容疑で調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220908-OYT1T50299/
9月7日20時39分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、副担任が女児がいないと話したが担任はおかしいねと言うだけで終わったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
保護者説明会では園の責任を追及する声も…。
(参加した保護者)
「一度も出欠確認の連絡をしなかったということはありませんでした。副担任の方は『女児はいないんですけれど欠席になっていませんよ』と言いました。そうしたら担任の方はそれを聞いて『本当だ、おかしいね』で終わりました。明らかな過失です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d29587965ac61412db4516128bc0cb6769cf0685
9月9日11時21分にYAHOOニュース(文春オンライン)からは、説明会で園長らが話した内容が遺族への謝罪時に話した内容と違っていたため遺族が「嘘つき」と発言したことがパニックの原因になった、園長が送迎することは頻繁にあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
園は、こうした安全管理の杜撰さを釈明しようと保護者向けの説明会を開きましたが、結果として火に油を注ぐ形になりました。
説明会の最中に保護者たちが過呼吸や体調不良を次々訴え、ついには『女性が泣き叫んでパニックになった』という内容の119番通報が入り、救急車が出動するなど、最悪の事態を招きました。
結果的に説明会は1時間余りで中止に追い込まれました」
説明会がここまで“大混乱”したのは、参加していた千奈ちゃんの遺族が放った“嘘つき”の一言だったという。
再び参加者が続ける。:
「ご遺族がそう発言されたのには理由があって、実は保護者説明会に先立つ6日、増田園長ら川崎幼稚園の関係者がご遺族のお宅へ謝罪に訪れていたそうなんです。千奈ちゃんを死なせてしまった責任をとるよう強く求めたご遺族に対して、園長先生たちは川崎幼稚園を『廃園にする』と一筆書いたそうです。それなのに説明会では今後の幼稚園の経営については『改善して頑張ります』とお話しになった。一夜明けて言を翻した幼稚園側に、ご遺族の“不満”が爆発したのも当然の流れではなかったかと思います」
・・・
増田園長は「いつも(バスの運転を)やっていなかったので、運転をすることに不慣れだった」と釈明した。
しかし、この関係者によると「園長が運転する様子を目撃することは少なくなかった」という。
「たまに園に挨拶に行くと、増田園長の息子さんはいつもいらっしゃいますが、『園長は送迎で不在です』と言われることも頻繁にありましたよ。会見では、千奈ちゃんを何度も『ちなつちゃん』と言い間違えていましたし、園の存続について問われても「県と市の特別監査の結果を踏まえて判断する」と、これまた保護者への説明とは異なる内容を話していました。当事者として事故の重みを本当に受け止められているのかどうか……」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae4e00bbc86876a1f90a42fbc968db9712826454
9月8日7時0分に読売新聞からは、女児はバスが楽しいということで2学期からバス通園を始めていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千奈ちゃんの父親は会合の後半に発言し、「(千奈ちゃんは)バスに乗ったら『楽しかった』と話していたので、2学期から乗り始めた」と、バス通園を始めた経緯を説明。
声を振り絞るように「(バスでは)先生に言われるまで静かに座っていなさいと教えていた」と話したという。
会場では泣き出す人もおり、消防によると、保護者と職員ら計13人が過呼吸などで搬送された。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220908-OYT1T50009/
2022年9月8日18時35分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月5日、波佐見高校の野球部員が部活動中に練習で使う器具の下敷きとなりケガをしたことを受け、8日、県の教育委員会が会見を開きました。
部員は現在も集中治療室で治療を受けているということです。
ケガをしたのは波佐見高校野球部に所属する1年生の男子生徒です。
県教委によりますと、9月5日午後4時過ぎ、ケガをした男子生徒を含む野球部員7人が部活動中、顧問からの指示で高さ約3メートル、横幅約5メートルの「バッティングゲージ」を移動させていたところ、何らかの原因でゲージが倒れ、男子生徒が下敷きになったということです。
県教育庁体育保健課の担当者:
「(バッティングゲージを)畳んで、地面に倒す作業をしていた。被害生徒のほうに倒れたというイメージ」
当時、野球部は台風11号の接近に備え、練習で使う器具を撤去していて、作業には外部コーチ1人が立ち会っていました。
男子生徒は病院に搬送され、現在も、ICU=集中治療室で治療を受けています。
意識はあるということです。
県教育庁体育保健課の担当者:
「現場に他の野球部員もいて、目の前で事故が起こっている。学校側としても他の部員のメンタル心のケアも考えながら、スクールウンセラーとも相談しながら進めていく」
一方、学校が警察に報告を行ったのは、事故発生から2日後の「7日」でした。
報告が遅れた理由について県教委は、「被害生徒や保護者への対応を最優先した」と説明しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4962e8139857eab883f5028fecd4cbdf8b2bf11
9月8日19時59分にYAHOOニュース(長崎文化放送)からは、ゲージ折り畳み時に倒れた、指示した顧問は会議で不在だったためコーチが救急車を呼んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
野球部が部活動中、顧問の指示で、部員7人で台風に備え、高さ約3.5メートル、横約5.5メートルのコの字型のバッティングゲージを撤去しようとしたところ、折り畳む時に何らかの原因で倒れ、作業に当たっていた1年生の部員(16)が下敷きになりました。
顧問は会議で不在のため、立ち会っていた外部のコーチが救急車を呼んだということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/076cc459104cb01c7251c5fd028bf173aa99117d
9月9日14時33分に朝日新聞からは、3面のうち1面を折り畳んだ際に倒れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ケージは最大高3・5メートル、最大幅5・5メートルの折りたたみ式。
ネット3面を支柱でコの字形につなぐ構造で、うち1面を内側に折り畳んだ際、生徒側に倒れたとみられる。
9月8日18時56分にYAHOOニュース(長崎放送)からは、ゲージを地面に伏せる作業をしていた、事故翌日は臨時休校だったため翌々日に部員から状況を確認して警察に報告したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風の接近に備えて7人でコの字型のバッティングゲージをたたんで、地面に伏せる作業をしていました。
その際、何らかの原因でゲージが倒れ生徒が下敷きになりました。
事故の翌日(6日)は、台風接近に伴い高校が臨時休業だったため、学校側は、7日、現場にいた野球部の生徒に状況を確認し、川棚警察署へ報告しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbf621215a601522c6b791e53cd0a8fd083b5e8a
9月8日18時43分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、専門家は責任者を明確にした器具管理の手順書が必要だと指摘しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
専門家は今回の事故について「器具管理の甘さ」を指摘し、再発防止策として手順書の作成が必要だとします。
学校リスクマネジメント推進機構 宮下代表:
「撤去の際のリスクの想定と対策ができていなかった。撤去する際は何人でやれば安全なのか手順書に定められていて、教員や生徒とかに周知されていたのかと」
今回の事故は、片付けを指示した顧問が不在で、コーチの外部指導者しかいない環境で起きました。
中学校の運動部では教師の超過勤務を減らそうと、部活動の指導を外部に委ねる取り組みも進んでいますが、専門家は「誰が責任者なのか」はっきりさせておくべきと指摘します。
学校リスクマネジメント推進機構 宮下代表 :
「事故が起きたときの責任の所在、起きないようにどうしたらよいのか考えることがポイント。事故が起こった場合どうするのか(対応の)動きも悪くなります。しっかりと(対応を)決めといたほうがいい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a75b50f0e53882cc093afa2f09b47e33b460577b
2023年5月11日10時46分に朝日新聞からは、ケージの撤去を指示した後、現場を離れた顧問が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警川棚署は10日、野球部顧問の男性教諭(54)を業務上過失傷害の疑いで書類送検し、発表した。
当時、生徒は台風の接近に備えてケージの撤去・収納作業をしていたといい、署は顧問が作業に立ち会わず、生徒に任せきりにしたことで事故につながった疑いがあると判断した。
川棚署によると、生徒は昨年9月5日午後4時15分ごろ、顧問の指示を受け、他の部員6人とともにケージを片付ける作業中に下敷きになった。
ケージは全長約14・3メートル、高さ3メートル、重さ330キロ。
3面あるネットがコの字形につながれた構造で、折り畳み式になっている。
けがをした生徒は、各面を折り畳んでケージを片付けようとした際、倒れてきたケージの下敷きとなったという。
顧問はその場におらず、生徒だけでケージを撤去していた。
署は、大人が監督せずに生徒だけで不慣れなケージの撤去をさせれば、事故につながる可能性があると認識しながら立ち会わず、結果的に事故につながったとみている。
下敷きになった生徒は首の骨が折れるなどの大けがを負い、現在も入院しているという。
https://www.asahi.com/articles/ASR5B7QRFR5BTOLB006.html
5月10日17時35分に毎日新聞からは、顧問は作業の途中から現場を離れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
送検容疑は、22年9月5日午後4時10分ごろ、同校グラウンドで野球部員らにバッティングケージなどの撤去を指示してその場を離れ、現場で作業の具体的な指揮を執らず、男子生徒に首の骨を折るなどのけがをさせたとしている。
同署などによると、倒れたバッティングケージはコの字形で、全長14・3メートル、高さ3メートル、重さ330キロ。
当時は同町に強風注意報が発令されていたが、男性教諭は会議のために作業の途中で現場を離れた。
男子生徒は今も入院中でリハビリに励んでいるという。
県教委高校教育課は取材に「事実関係が確認できていないのでコメントできない」と答えた。
https://mainichi.jp/articles/20230510/k00/00m/040/214000c
2022年9月3日6時54分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
猛毒を持つキノコ「カエンタケ」が今夏、小山町や御殿場市など静岡県内で相次いで見つかった。
触れただけで皮膚がただれ、食べると死に至る場合もあるといい、小山町などは「絶対に触らず、食べないでほしい」と注意を呼びかけている。
カエンタケは、赤やオレンジがかった色が特徴。
棒状で、大きいものは手の指のような形になることもある。
大きさは数センチから20センチ超まであり、土の中から一部が出た状態で群生することが多いという。
触れると皮膚が炎症を起こし、食べると発熱や嘔吐 、手足のしびれなどが表れる。
厚生労働省によると、消化器不全や脳神経障害を起こすことがあり、薬効があると勘違いして酒に浸して飲んで死亡した例もあるという。
県内では、8月に小山町の住宅街の公園で自生しているのを町民が発見し、町が取り除いた。
今夏は、小山町の山中などや、御殿場市や裾野市でも発見の報告があり、県東部を中心に自生が広がっている可能性がある。
神奈川県や山梨県でも確認が相次いでいる。
カエンタケについて、東京農業大の橋本貴美子教授(天然物化学)は、「最近は関東地方周辺で発見例が多い」と話す。
ブナやコナラなどの枯れ木付近に群生することが多く、県内でも発生するナラ枯れが影響している可能性があるという。
12月頃まで見かけることがあるといい、山中だけでなく、公園などの枯れ木付近でも注意が必要だ。
橋本教授は、「3センチ程度食べれば、大人でも死んでしまう最も危険な部類の毒キノコだ。触ってしまったら、なるべく早くせっけんで手を洗ってほしい」と話している。
◇
県は、秋のハイキングやキノコ狩りのシーズンを前に、毒キノコへの警戒を促している。
県によると、食べられると確実に判別できないキノコは、
▽採らない
▽食べない
▽売らない
▽人にあげない
が基本という。
県衛生課の担当者は、「食べられると思っても、似ている毒キノコの可能性がある。専門的な知識がなく、迷うなら食べないという判断をしてほしい」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220902-OYT1T50283/
2022年9月3日18時51分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後4時前、新潟市中央区で街路樹の枝切り作業をしていた男性2人がけがをしたと119番通報があり、2人は意識不明の状態で新潟市内の病院に搬送されました。
搬送されたのは、新潟市秋葉区の会社員、轡田さん(47)と新潟市北区の会社員、小田さん(33)の2人です。
警察によりますと、2人は新潟市から委託を受けて、作業車に乗って街路樹の枝切り作業をしていたということで、高圧の電線で感電したとみて、事故の詳しい状況を調べています。
男性を救護した近所の男性によりますと、「ドーン」という音がなり、現場に向かったところ、男性2人が作業車のゴンドラの中で倒れていて、呼びかけたものの反応はなかったということです。
また、2人は安全ベルトのようなものを装着していましたが、Tシャツ姿で、1人は背中にやけどのような跡があったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220903/1030022500.html
9月3日22時0分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、別の作業をしていた同僚が感電に気づき通報した、高圧線には近づくだけで感電の危険があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市中央区で9月3日、街路樹のせん定作業をしていた男性2人が作業中に感電し、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
2人が作業していた木の近くには高圧線がかかっていました。
警察によりますと、3日午後3時50分頃、新潟市中央区の市道で 街路樹のせん定作業をしていた新潟市秋葉区の会社員、轡田さん(47)と新潟市北区の会社員、小田さん(33)が感電しました。
2人は新潟市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。
新潟市からの委託を受け、当時、造園会社の社員6人で、せん定作業をしていましたが、2人は高所作業車のバケットで枝切りを担当していたということです。
別の作業をしていた同僚が2人が感電したことに気づき、消防に通報しました。
街路樹の周辺には高圧線がかかっていて、警察によりますと、接触しなくても近づくだけで感電の危険性があるということです。
警察は事故のくわしい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0c27361f13972c8159591b501dcb85fd1218356
9月4日6時49分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、バケットを誤って操作し高圧電線に接近した可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日、新潟市で街路樹の剪定(せんてい)をしていた作業員2人が感電し1人が死亡、1人が意識不明の重体です。
午後4時前、新潟市の市道で高所作業車で街路樹の枝などを切断していた轡田さん(47)と小田さん(33)が高圧電線に近付き、感電しました。
現場にいた他の作業員が消防に通報し、2人は病院に搬送されましたが、轡田さんが死亡し、小田さんは意識不明の重体です。
警察は、2人が高所作業車のバスケットを誤って操作し、高圧電線に接近した可能性もあるとみて、事故の経緯を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4148ef466b9c3c1b83eda2795889e73d9ca6611
2人は市の委託を受け、高所作業車のバケットに乗り、街路樹の枝を切る作業をしていた。
次の剪定場所に移動する途中で感電したとみられ、バケットの近くに高圧電線があった。
https://www.sankei.com/article/20220904-LEF2ZDCS4ZPLRIJIEF7TX54PM4/
9月4日7時49分にFNN PRIME(新潟総合テレビ)からは、高圧電線は数m近づいただけで感電する恐れがあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、2人がせん定作業をしていた街路樹の上には高圧電線があり、作業中に電線に近づいたため、感電したとみられるということです。
高圧電線は数メートル近づいただけでも、感電してしまう恐れがあるということです。
https://www.fnn.jp/articles/-/412372
9月5日19時9分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、電圧は66KVだった、電力会社は4m以上距離をとるよう注意を呼び掛けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【記者リポート】
「事故があった現場です。街路樹のてっぺんから数m上のところに高圧電線のケーブルが伸びているのが分かります。作業員はこのケーブルに近づいたため、感電したとみられています」
街路樹の上に伸びていた高圧電線は地上から約11mの高さに。
この高圧電線には、直接触れなくても、近づくだけで感電する可能性があるといいます。
2人が近づいた高圧電線にかかっていた電圧は約6万6000ボルト。
感電を防ぐためにも、電力会社などは4m以上距離を取るよう注意を呼びかけていました。
警察は、高所作業車の操作を誤って2人が高圧電線に近づいたとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1937e2811c767a2fc51bf9497f24337d8542c09
(ブログ者コメント)
作業者には、電線から4m以内に近づかないよう注意していたはずではあるが、現場にメジャーがあるわけではない。
もしかすると、4mという距離感覚がつかめなかったから、ということかもしれない。
(2022年9月30日 修正1 ;追記)
2022年9月28日16時55分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、元請け、1次下請け、2次下請けの3社とも東北電力と事前協議を行わず感電防止措置も行っていなかった、事故はバケット収納時に起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
事故をうけ、新潟市は28日、街路樹のせん定を発注していた造園会社など3社に対し、1か月の指名停止措置を行ったと発表しました。
指名停止期間は9月28日から10月27日までの1か月間です。
指名停止となったのは、市が発注した新潟市中央区のC園、1次下請けで新潟市東区のN造園土木、2次下請けで阿賀野市のK造園の3社です。
新潟市によりますと、3社は作業にあたって送電線の設置をしている東北電力と事前に協議を行っていなかったほか、感電の危険防止に必要な措置を行っていなかったことなどから、指名停止措置を行いました。
事故が起きたのは、新潟市中央区鐙西(あぶみにし)の市道で、警察などによりますと、3日午後3時50分頃、街路樹のせん定作業をしていた2人が感電し、救急搬送されましたが、1人が死亡しました。
もう1人は一時意識不明の重体となっていましたが、その後、意識は回復しているということです。
感電したのはK造園の2人で、2人が作業していた木の近くには高圧線がかかっていました。
2人は高所作業車のバケットで枝切りを担当していたということです。
せん定作業が終了した後、高所作業車のバケットを格納する際に送電線に接近したことから、バケット部分に乗っていた2人が感電したということです。
別の作業をしていた同僚が2人が感電したことに気づき、消防に通報しました。
街路樹の周辺には高圧線がかかっていて、警察によりますと、接触しなくても近づくだけで感電の危険性があるということです。
警察が業務上過失致死傷の疑いを視野に捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c4b1a6bef73a0d4d953d72ddfabafcd0b855e9f
9月28日15時18分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、安全対策未実施のやや詳しい内容が下記趣旨でネット配信されていた。
新潟市は、受注した3社が送電線を設置した東北電力とその位置や高さなどについて事前に協議していなかったことや、監視人を置くなど、危険防止のための必要な措置をとっていなかったとして28日、3社に対し、指名停止措置を講じました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15ea5d98af659d7bd74fc75aa62b3d7804d8c0ae
9月28日17時20分にNHK新潟からは、絶縁用の防護具をつけていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市によりますと、2人は高所作業車のゴンドラに乗って作業を行い、ゴンドラを格納する際に高圧電線に接近して感電したということで、その際、感電を防ぐ絶縁用の防護具をつけず、作業を監視する人がいなかったうえ、電力会社との事前の協議を行っていなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220928/1030022746.html
(ブログ者コメント)
送電線の近くで作業するのに、電力会社と事前協議していないとは思ってもみなかった。
発注した市は、仕様書に事前協議することと書いていなかったのだろうか?
2022年9月2日21時1分にYAHOOニュース(クックパッドニュース)から、数枚の実験時の写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
一度にたくさんの量が作れて家族ウケも抜群の“揚げ物料理”。
揚げ物鍋でなく、お手軽なフライパンで揚げ物をすることもありますよね?
そんなとき、気になるのが油はね。
油がはねないように蓋をしたくなりますが……
ちょっと待った!
それ、とても危ないんです。
今回、製品事故の調査を行っている独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)と協力して実証実験を行いました。
【揚げ物に蓋は危険!その理由とは?】
フライパンで揚げ焼きや揚げ物をする際、油はねを防ぐために「蓋」をする人が増えています。
でも、それは火事を招く恐れのある危険な行為なんです。
■なぜ蓋をすると危ないの?
1.油の過熱に気づかず発火の恐れがある
蓋をすることでフライパンや鍋の中は空気(酸素)が供給されない状態が続きます。
NITEの実証実験では、油の温度が発火温度に達していても、蓋が発火に必要な空気(酸素)を遮断して、発火はしませんでしたが、蓋を開けたとたん、一気に空気(酸素)が流れ込み、発火してしまいました。
揚げ物に蓋をするのは大変危険です。
2.蓋に付いた水滴による火傷の危険
一度蓋をあけて大丈夫だったからといって、また蓋をした状態に戻して加熱を続けるのも危険です。
NITEの実証実験では、蓋をした状態で揚げ物をすると、時間の経過とともに食材(冷凍ポテト)に含まれる水分が蒸発し、蓋の裏に大量の水滴が付いている様子が観察できました。
一見異常がなくても、蓋をあける際に蓋に付いた水滴が油の中に落ちると、水蒸気爆発により高温の油が周囲に飛び散って、火傷をする危険があります。
3.危険を察知しにくい
油の温度が上がり、約250度を超えると通常は油煙が発生します。
NITEの実証実験では、蓋をしていると油の温度が上がりやすくなるうえ、蓋により油煙が外に出ずに、中が見えにくい状態に。
そのため、油が発火する温度に達する前に、過熱に気づくのが遅くなってしまいます。
フライパン用のガラスの蓋でも、煙が充満してしまうと中が見えないのでNGです。
【少量の油で揚げものは要注意!】
最近は少量の油で揚げ物、揚げ焼きをする人が増えていますよね。
しかし、これも注意が必要なんです。
蓋の有無にかかわらず、油が少ないとIHクッキングヒーターやガスコンロの安全機能がうまく働かずに発火する場合があります。
NITEの実証実験では、鍋やフライパンの底から3mm~1cm程度の油で発火してしまいました。
IH、ガスコンロともに、揚げ物をする場合の最低油量が決められています。
取扱説明書をよく確認しましょう。
もし、揚げ焼きなどをする場合は、フライパンから目を離さず、キッチンから離れず、しっかり目視で確認しながら調理をすることが大事です。
【IHなら大丈夫は誤解です】
火を使わずに調理できるIHクッキングヒーター。
ガスコンロと違い、コンロの炎が油に引火することはないので大丈夫だと思っていませんか?
加熱によって油の発火温度に達すると、フライパンや鍋の中の油だけで発火し、火災を引き起こすことがあります。
また、最近では、IHは火を使わないという安心感からか新聞紙を蓋やシートがわりにして油はねを予防している人が増えてきていますが、これは大変危険なのでやめましょう。
火がなくても、可燃物をトッププレートにおいたり、近づけたりしてはいけません。
むしろ、新聞紙は油よりも発火する温度が低いため、油より先に発火する可能性もあります。
まだまだ暑い夏、揚げ物片手にビールを一杯! という人も多いと思いますが、揚げ物調理をする際は、油量が少なくても、IHであっても、「蓋」は危ないので注意しましょう。
安全に調理して、おいしい揚げ物を味わいましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/946f7dbd1561e522f51e56fe7f8d7b46ff32de8c
9月7日11時50分にYAHOOニュース(まいどなニュース)からも同趣旨の、より詳しい記事がネット配信されていた。
フライパンで揚げ物料理をする際に気になるのが“油はね”ですよね。
油がとんでこないように、つい蓋をしたくなりますが、この「揚げ物中に蓋をする」行為、めちゃくちゃ危険なことなのだそうです。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が、クックパッド株式会社と共同で実証実験をしたところ、「蓋をして揚げ物をすること」、「少量の油で揚げ物をすること」で火災に至る危険性があることを確認しました。
事故防止に向けて注意を呼び掛けています。
実証実験では、揚げ物調理を行う際に、やってしまいがちな調理法・15パターンについて、発火に至るかどうか検証。
10パターンではコンロの安全機能が作動し発火に至らなかったそうですが、残り5パターンでは発火がおこり、揚げ物調理を行う際の注意点が確認できたといいます。
発火したパターンは以下の通りです。
【検証1】
「26cmのフライパンに150ml (油の深さ:3mm程度) の油を入れ、蓋をして加熱する」
実験によると、油の発火温度(約370度)に達していても、蓋が発火に必要な空気(酸素)を遮断して発火はしませんでしたが、蓋を開けたとたん一気に空気(酸素)が流れ込み、発火したそうです。
蓋をすることで、油の温度が上がりやすくなる上、蓋により油煙が外に出ずに過熱に気づくのが遅くなり、発火や火災のおそれがあることから、揚げ物調理中に蓋をするのは大変危険だといいます。
【検証2】
「26cmのフライパンに150ml(油の深さ:3mm程度) の油を加熱し、冷凍ポテトを入れ、蓋をしたまま揚げる」
一度蓋をあけて大丈夫だったからといって、また蓋をした状態に戻して加熱を続けるのも危険です。
蓋をした状態で揚げ物をすると、時間の経過とともに食材(冷凍ポテト)に含まれる水分が蒸発し、蓋の裏に大量の水滴が付いている様子が観察できたといいます。
一見、異常がなくても、蓋をあける際に蓋に付いた水滴が油の中に落ちると、水蒸気爆発により高温の油が周囲に飛び散って、火傷をする危険があるとしています。
【検証3】
「26cmのフライパンに600ml(油の深さ:2cm程度)の油を加熱し油温340度で蓋をする」
油の温度が上がり、約250度を超えると通常は油煙が発生しますが、蓋をしていると油の温度が上がりやすくなるうえ、蓋により油煙が外に出ずに、中が見えにくい状態になるため、過熱に気づくのが遅くなってしまいます。
フライパン用のガラスの蓋でも、煙が充満してしまうと発煙に気づきにくいので、蓋をするのは危険だといいます。
【検証4】
「26cmのフライパンに500ml(油の深さ:1.5cm程度)の油を加熱し、新聞紙で蓋をする」
IHクッキングヒーターも、加熱によって油の発火温度に達すると、フライパンや鍋の中の油だけで発火し、火災を引き起こすことがあるそうです。
実証実験では、IHクッキングヒーターで加熱し、油温が約360度に達した時、新聞紙の端が発火する様子が確認できたそうです。
また、火を使わないという安心感から新聞紙を蓋やシートがわりにして油はねを予防することは、発火するおそれがあり、大変危険だといいます。
【検証5】
「蓋をせず、26cmのフライパンに少量(150ml-250ml)の油(油の深さ:3mm-1cm程度)で揚げる」
蓋の有無にかかわらず、油が少ないとIHクッキングヒーターやガスコンロの安全機能がうまく働かず、発火する場合があります。
実証実験では、鍋やフライパンの底から3mm~1cm程度の油で発火したそうです。
IH、ガスコンロともに、揚げ物をする場合の最低油量が決められており、油の量が少なかったり、減ってきたりすると、発火や火災の原因となります。
また、フライパンなどの底が広い鍋で揚げ物をする際は、油の深さが足りないと発火や火災のおそれがあるとしています。
取扱説明書をよく確認し、揚げ焼きなどをする場合は、フライパンから目を離さず、キッチンから離れず、しっかり目視で確認しながら調理をすることが大事だといいます。
NITEでは「揚げ物調理をする上で気をつけるポイント」として、以下の3点を注意するよう呼びかけています。
▽揚げ物中に蓋をしない
蓋をすることで、油の温度が上がりやすくなる上、蓋により油煙が外に出ずに、油が発火する温度に達する前に、過熱に気づくのが遅くなり、発火や火災のおそれがあります。
揚げ物調理中に蓋をするのは大変危険です。
▽コンロの取扱説明書の油量を守る
取扱説明書に安全上の注意や、揚げ物については最低油量の記載があります。
油の量が少なかったり、減ってきたりすると、発火や火災の原因となります。
また、フライパンなどの底が広い鍋で揚げ物をする際は、油の深さが足りないと、発火や火災のおそれがあります。
揚げ物調理に限らず、コンロを使用する際は取扱説明書をよく読んでから調理してください。
▽火をつけたまま離れない
特に揚げ物調理中は、調理中のものが燃えるなど、火災の原因になります。
コンロから離れる時は一旦火を消してください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c1d303772f5086a0d2bcb4a1cc3776efb781ec2
2022年9月2日19時24分に高知さんさんテレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
南国市の工場跡地から川などに大量の油が流出した問題で、油には有害な化学物質「PCB」が含まれていたことが分かりました。
2015年に閉鎖した南国市の工場跡地です。
所有する紡績会社「K社」によりますと、先月26日、変圧器内の大量の油が水路に流出していたことが分かりました。
油は高知龍馬空港近くを流れる新秋田川にも。
近くの住民:
「重油系統の油が浮いているのを発見した。ここが虹色。確かに臭いもした」
K社はきょう(2日)、変圧器内に残っていた油を検査した結果、有害な化学物質PCBが含まれていたと発表しました。
PCBの濃度は油1キログラムあたり21ミリグラムで、低濃度に該当するということです。
流出した油はおよそ1400リットルとみられます。
県が先月30日に下流の川など3カ所で行った水質検査ではPCBは検出されていません。
K社は今後、住民説明会を開くことにしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fde50d85a2faee47d2ac31ba4d9306111b63763f
9月2日19時34分にNHK高知からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8月、名古屋市に本社がある紡績会社、K社の南国市立田の工場跡地にある劣化した変圧器から絶縁用の油が近くの用水路に流出していたことがわかりました。
これを受けて、この会社が変圧器の中に残っていた絶縁用の油を検査したところ、有害なPCB=ポリ塩化ビフェニルが検出されたということです。
南国市によりますと、これまでに人体への被害は確認されておらず、油の流出の拡大を防ぐ対策も取られていますが、付近の用水路や川に油が浮いていても触れないよう呼びかけています。
K社は、「近隣住民の皆様や関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」とコメントを発表しています。
油は現場からおよそ4キロ離れた新秋田川の下流でも確認され、県が先月30日に下流域で行った水質検査ではPCBは検出されていないということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20220902/8010015704.html
※9月2日付で同社HPには、市民からの通報で流出が発覚した、隣の変圧器の油量もゼロになっていたという、下記のお知らせが掲載されていた。
1 事案の内容
8月26日、市民より南国市に対し、用水路に油が流れており、発生源は K社との通報がござ いました。
弊社が調査したところ、敷地内の変圧器より絶縁油が漏れ、変圧器周囲の地面と一部は用水路に流 入しておりました。
関係各方面のご協力のもと、直ちに流出した油の回収を行うとともに、当該変圧器からの流出防止 措置を行いました。
・・・
なお、油漏れを起こした変圧器の隣に設置してある同型の変圧器について、本日、絶縁油の量を確認したところ、残量が0になっていました。
残量が0になっていた原因については調査中でありま す。
・・・
http://www.tsuzukibo.co.jp/pdf/20220902.pdf
(ブログ者コメント)
PCB含有機器を保管する場合は、飛散・流出・浸透などを防ぐ対策をとっておかねばならない。
また、管理状況について毎年報告する義務もある。
それは、保管場所が閉鎖した工場であっても同じことだ。
この会社、どのように管理していたのだろうか?
隣の機器の油量がゼロだったことから、抜き出したつもりで抜き出していなかったことも考えられるが・・・。
(2022年9月30日 修正1 ;追記)
2022年9月28日19時26分にYAHOOニュース(高知さんさんテレビ)からは、初の住民説明会が開かれた、経年劣化で底に直径5mmほどの穴が開いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日夜、初めての住民説明会が開かれました。
およそ80人が参加しました。
K社は、「経年劣化で変圧器の底に直径5ミリほどの穴が空いていた」ことや工場から4キロ圏内の用水路と井戸、土壌あわせて56カ所を調べたところ、PCBは検出されなかったと説明しました。
また武内社長が、「事故による経済的損失は全力を挙げて補償する」と謝罪しました。
住民 :
「工場がなんぼ閉鎖しててもそれの管理はちゃんとするべきだと私は思う。とにかく農家の人が安心で安全な作物が作れるという結果を早急に出して欲しい」
K社は工場周辺の水質調査の対象を拡大し、10月末に再び住民説明会を開く予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc466b64434661a365aedfb8d94666ede36898f2
9月30日12時14分に朝日新聞からは、気温の上昇で内圧が高くなり側面の穴から噴き出た可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日、同社が住民説明会を開いて謝罪した。
流出した絶縁油は1400リットルと推定しているが、水路にどれだけ流入したかは分からないという。
気温の上昇で変圧器の内圧が高くなり、側面にあいた穴から絶縁油が噴き出た可能性があるという。
同社では、水路の草や堆積(たい・せき)物に残っている可能性があるとして、変圧器に近い敷地北側の用水路を重点的に洗浄するほか、確認できた油膜の回収などを行う。
来年3月までは毎月、その後2年間は年4回のモニタリング調査を行うことにしている。
県環境対策課は「会社に積極的に関与し指導、助言などを行っていきたい」としている。
https://www.asahi.com/articles/CMTW2209294000001.html
(ブログ者コメント)
当該変圧器が屋内か屋外か、どんな場所に保管されていたか、また万一の漏洩に備えた流出防止対策をとっていたかどうかなどについては、未だ情報は出ていない模様。
2022年9月2日20時25分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後2時50分ころ、千葉市中央区を流れる生実川で「男の子が取水口にはまり溺れている」と、通りかかった人から消防に通報がありました。
男の子は駆けつけた消防などにおよそ30分後に助け出されましたが、搬送先の病院でまもなく亡くなりました。
警察によりますと、亡くなったのは千葉市緑区の中学1年生、早川さん(12)で、同級生2人と現場付近で遊んでいたところ、川に設置された取水口に体の一部が入り、抜け出せなくなったとみられるということです。
千葉市によりますと取水口は直径30センチで、下流に排水するために設置されていたということです。
現場付近は当時、水深がおよそ1メートルあり、取水口は水面から出ていなかったということで、警察が詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20220902/1080018893.html
9月2日18時15分に産経新聞からは、管に尻を吸い込まれた、3人で助けようとしたが流れが強かったため119番した、事故前に通行人に注意されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後2時50分ごろ、千葉市中央区の生実(おゆみ)川で遊んでいた中学1年生の男子生徒1人が、川の中にある排水管のようなものに下半身を吸い込まれた。
ともに遊んでいた同級生2人と通行人が助けようとしたが、管の水を吸い込む流れが強く、119番通報。
救助隊と消防隊が計5隊かけつけ、午後3時20分に救助したが、男子は搬送先の病院で死亡が確認された。
千葉中央署によると、市内の中学校に通う中学1年の3人は、川で遊んでいた際、通行人に「危ないぞ」と注意されていたという。
川の深さは大人の腰くらいの高さだったとみられているが、管に尻を吸い込まれ、顔も水面下に入って抜けない状況だった。
https://www.sankei.com/article/20220902-65DTUPNMYVO3VDS3KDNKIXASOI/
9月2日17時39分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、パイプ状の排水溝に吸い込まれた、大雨注意報が出ていて水かさが増していたが肩の高さまで水に浸かって遊んでいたなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉中央署によると、早川さんは同級生2人と遊びに来ていて、パイプ状の排水溝に吸い込まれて溺れたとみられ、顔まで水に漬かっていた。
当時、雨の影響で水かさが増していたという。
市総合治水課によると、排水溝は直径約30センチ。
近くで工事をしていた男性は、「男の子3人が川で遊んでいるのを見た。1人は肩の高さまで水に漬かっていて、(同僚が)危ないよと注意していた。買い物で1時間くらい離れて戻ってきたら事故が起きていた」と話した。
近所に住む40代主婦は、「以前から夏休みに川で小学生たちが遊んでいるのを見かける。問題は聞いたことがなかった」と驚いた様子だった。
気象庁によると、関東周辺に前線が停滞し、暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、千葉市では2日、午前8時ごろから雨が降り始め、午前11時から正午までの1時間で最大15ミリのやや強い雨を観測した。
市内には大雨注意報が出ていた。
レーダー解析では、内陸部など市内の一部で午前9時ごろ、30ミリ以上の降水量も確認されている。
同庁担当者は、「上流で強い雨が降れば、下流では雨が強くなくても増水する危険性がある」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/153e10a7cd581dfe26ff655d4fd227e50af2e301
9月2日21時38分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、大人1人が助けに入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や消防によりますと、2日午後3時前、千葉市中央区の生実池で、「男の子が溺れている。大人1人が助けに入った」と通報がありました。
警察や消防が現場に駆けつけ、捜索開始からおよそ30分後に水中の排水口の部分に引っかかっている状態の男子生徒を救助しましたが、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b27a2c41effa1e72b65257b4b19f0dcb9f05492b
9月6日12時13分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、市は川の両側に緊急対応としてロープを張ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同市の神谷俊一市長は5日の定例記者会見で、事故があった川の両側にロープを張り、緊急的な再発防止措置を取っていることを明らかにした。
今後、柵や立ち入り禁止を伝える看板の設置なども行う。
市総合治水課によると、事故があったのは市が管理する河川で、当時は川の周囲に柵やロープなどはなく、誰でも川に近づける状態だった。
市は事故翌日の3日、川の下流側約20メートルにロープを張り、立ち入り禁止の張り紙も掲示。
今後、柵などを設置するほか、地元小中学生らに川に近づかないよう注意喚起も行っていくとした。
(ブログ者コメント)
事故現場は、上方に見える狭い水路のような川だと思われる。
その川は、こんな感じ。
グーグル撮影時は草は茂っておらず、水もほとんどない感じだ。
川の途中にチラっと見えている白っぽいものが排水溝だろうか?
この角度からも、ガードレールの向こうに排水溝らしいものがチラっと見えている。
2022年8月31日18時24分にYAHOOニュース(FNN PRIME:新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月6日の夜、北陸自動車道を走っていた運送トラックのドライブレコーダー映像。
トンネルに入り、しばらく走行していると、追い越し車線に中型のトラックが現れた。
すると突然、中型トラックの荷台から何かが転がり落ち、青白い火花を散らしながら、そのまま、運送トラックの前方部分に突き刺さった。
中型トラックは、そのまま走り去ってしまった。
斎藤運輸・斎藤社長:
「鉄の架台なんですよね、これ。トラックのフロントグリルに刺さったみたいな形になりますかね。荷物を何も、結束も何もしないで走っていくって考えないじゃないですか」
運送会社の社長によると、飛んできた鉄骨が刺さり、運送トラックは、完全に動けない状態に。
運転手に、幸いけがはなかったが、車を動かせるようになるまで、2時間ほどかかった。
この予期せぬ事故は、新潟・柏崎市の川内トンネル内で起きた。
斎藤運輸・斎藤社長:
「これ逆に乗用車だったらフロントガラスを突き破ってたんじゃないかという感じもする。本当に死亡事故に関わるような事故だと思う」
今回、事故に遭ったのは、大型のトラック。
フロント部分に高さがあったため、飛んできた鉄骨が、フロントガラスまで届くことはなかった。
しかし、乗用車の場合、車高が低いため、鉄骨がフロントガラスを突き破り、重大な事故につながっていた可能性もある。
斎藤運輸・斎藤社長:
「やっぱりトンネル内で、このぐらいの事故を起こせば、ものすごい音がしたと思うんですよ。あとうちの車、パッシングとクラクション鳴らしているんですよね。にもかかわらず、やっぱり走って逃げていかれたのは、ちょっと悲しいかなって思いますね」
修理には、およそ120万円がかかるという。
運送会社の社長は、「荷物を落としたトラックには、早く名乗り出てほしい」と言い、情報提供を呼びかけている。
警察は、鉄骨の固定が甘かった可能性があるとみて、当て逃げ事件として捜査している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45bbd232c0b6a3a8e23a1d07a9a9bca66eed88f4
2022年8月31日15時47分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、川越市を流れる荒川の支流の麦生川や八幡川で、それぞれ国の環境基準を上回る有害物質の「ジクロロメタン」が検出されました。
警察は、この有害物質が川に流出した原因などを捜査していましたが、31日、川越市内にある金属加工会社小糸製作所の当時の社長、小糸容疑者(62)を逮捕しました。
警察によりますと、去年11月下旬、金属製品を洗浄したときに出た廃油あわせておよそ660リットルを2回にわたって会社の排水口に捨てたとして、廃棄物処理法違反の疑いが持たれています。
「ジクロロメタン」はこの廃油に含まれ、体に取り込まれると中枢神経への麻酔作用や肝機能障害を引き起こすとされるほか、発がん性も指摘されていますが、健康被害は確認されていないということです。
当時、会社は清算中で、調べに対して容疑者は、「早く工場を売却したかったので廃油を流してしまった」と容疑を認めているということで、警察は詳しい状況を調べています。
有害物質の流出をめぐっては、市が容疑者と会社に汚染の除去などにかかった費用4000万円あまりの賠償を求める裁判を起こしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20220831/1100015106.html
9月1日18時54分に読売新聞からは、不法投棄した2ケ月前から会社の清算手続きに入っていた、排水口が通じている川では環境基準の34倍が検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
入間川の支流に工場の廃油を流したとして、埼玉県警は31日、川越市石田本郷の金属加工業「小糸製作所」(解散)元社長の男(62)を廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。
同社近くを流れる麦生川では高濃度の有害物質「ジクロロメタン」が検出され、市も同社を発生源と特定している。
発表によると、男は昨年11月下旬、2回にわたり、廃油計約660リットルを同社工場の排水口に投棄した疑い。
廃油は専門業者に処分を委託する必要があるが、同社はこの2か月ほど前から清算手続きに入っており、調べに「早く工場を売却したくて流した」などと供述しているという。
ジクロロメタンは金属製品を製造する際の洗浄脱脂剤などに使われ、飲むと肝機能障害などを引き起こす危険もある。
同社の排水口が通じている麦生川では同年12月、環境基準の34倍にあたる1リットルあたり0・68ミリ・グラムのジクロロメタンが検出されていた。
健康被害は確認されていないが、市は同社と男を相手取り、ジクロロメタンの除去費用などの賠償を求め、さいたま地裁川越支部へ提訴している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220901-OYT1T50129/
※昨年、2021年12月5日付でテレビ朝日からは、浄水場で採取した水からジクロロメタンが検出されたため調査していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県川越市の荒川に流入する麦生川で高濃度の有害物質が検出されました。
水道水に影響はないということです。
埼玉県によりますと、川越市の麦生川の上江橋付近で国の基準値の34倍にあたるジクロロメタンが検出されました。
ジクロロメタンは人の体内に入ると中枢神経への麻酔作用や肝機能障害を起こすほか、発がん性物質でもあります。
麦生川が流入する荒川の水を取り入れているさいたま市の大久保浄水場で2日、採水した川の水からジクロロメタンが検出されたため調査していました。
川越市環境対策課・山原課長:
「発がん性物質だが(下流の)大久保浄水場に流れる時には環境基準を下回っているので水道水に影響はない」
川越市によると、市内にある排水処理施設でも検出されていて、この施設より上流で投棄された可能性もあるとしています。
県は、麦生川とその周辺の川や水路に立ち入らないよう呼び掛けています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000237343.html
2022年8月29日 7時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
クルマを走る際、道路によって法定速度が設けられています。
では、法定速度を1kmでも超えてしまうことは問題となってしまうのでしょうか。
クルマの速度制限として設けられている法定速度は、道路標識や道路上の標示などによって分かるようになっています。
道路によって定められている速度があり、一般道路では時速60km、高速道路では時速100kmと、道路交通法で定められています。
なお、道路によって異なる時速が定められている場合もあります。
また道路交通法第22条では、道路の速度制限について以下のように定められています。
「車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない」
上記の規定だけを見ると、時速1kmでもオーバーすれば、厳密には速度超過の違反になってしまうといえます。
では、実際のところ、法定速度を1kmでもオーバーすると違反になってしまうのでしょうか。
これについて、元警察官Bさんは以下のように話します。
「制限速度を少しでも超えているからといってただちに取り締まるわけではありません。 これは、クルマのスピードメーターが示す速度と、実際の速度との間に誤差があり、その誤差の許容範囲が決められていることがひとつにあります」
道路運送車両法の保安基準の細目を定める告示第148条では、スピードメーターの取り付け位置やその精度などについて細かく定められています。
スピードメーターが指し示す速度については、平坦な舗装路面で走行した際に、著しい誤差がないものとすると決められています。
例えば、2007年1月1日以降に作られた普通自動車のスピードメーターについては、以下のような計算式に適合するようにと示されています。
「10(V1-6)/11≦V2≦(100/94)V1」
この式において、V1は自動車に備える速度計の示す速度、V2は実際に計測器を使って計測した速度となっており、仮にクルマのメーターが時速40kmを示していた場合、計算式は「時速30.909…km≦V2≦42.553…km」という値となります。
つまり、スピードメーターに表示された速度が時速40kmのとき、実際に計測された速度が時速約31kmから約43kmの間に収まるようなメーターでなければならないということです。
この場合、スピードメーターの誤差の許容範囲は時速約12kmになるため、メーターの値と実際の速度にいくらかの誤差が出る可能性があるといえます。
自身のクルマのスピードメーターで法定速度を時速10km程度超えたとしても、メーターの誤差を考慮して、速度取り締まりをされる可能性は低いと予想することができます。
警察庁の「道路交通法違反の取締り状況」によると、2021年中の速度違反件数106万4818件のうち、時速15km未満の速度超過の取り締まり件数は198件と、全体の約0.01%と低い割合となっています。
時速15km未満の速度超過の取り締まり件数が少ない点からも、制限速度を時速10km程度超過しただけでは、取り締まりの対象になる確率は低いものと考えることができます。
速度超過に関して、元警察官Bさんは以下のように説明します。
「取り締まりの状況はその時々で変わりますが、明らかに速度違反と認められるクルマについては取り締まり対象となりやすいでしょう。 一方で、スピードメーターの誤差の許容範囲はある程度考慮して取り締まりがおこなわれていると考えられますが、それを過信せず、制限速度を意識しながら、無理な追い抜き、追い越しなどをしないよう注意して運転をおこないましょう」
上記の警察官の話にもある通り、スピードメーターの機能性による許容範囲が設けられているとはいえ、まったく取り締まりをされないというわけではないため、制限速度には十分な注意が必要です。
そもそも制限速度は、その道路における交通事故件数や、通学路であるかどうか、歩道が設置されているかどうかなど、安全性の確保やその場所の道路の構造などを考慮して決められています。
制限速度が低い道路であれば、交通事故のおそれがある、通学路があって子どもの安全を守る必要があるなど、その制限速度が設けられた意味があるため、安全な運転を心がけていきましょう。
一方で、速度超過とは反対に、最低これだけの速度は出しておかなければならないという「最低速度」が道路標識などで示されている場合もあります。
最低速度は、クルマの低速走行を規制することで、道路の交通を円滑にする目的で定められており、多くの場合、高速道路や一般道路の特定の区間に設けられています。
例えば、高速道路では、道路標識で示されていない場所では時速50km以上で走ることが決められていますが、高速道路で「最低速度違反」をおこなうと、違反点数1点、普通車で反則金6000円が科されてしまう可能性もあります。
日頃から、道路標識や道路標示などをよく確認して運転することが大切です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e91fcd2f2a4353745420c130507154c8b85bb62c
(ブログ者コメント)
時速60kmだと49~64km、100kmだと85~106km。
全般、速度オーバー部分の誤差許容範囲のほうが低い側より小さくなっているが、それは安全を考慮してのことだろうか?
2022年8月30日12時24分にYAHOOニュース(琉球朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日、南城市の産業廃棄物処理施設で、作業員がベルトコンベアに右腕を巻き込まれ切断する事故がありました。
警察などによりますと29日午後3時15分頃、南城市玉城の島尻環境美化センターで、空き缶などの不燃ごみを圧縮する作業をしていた男性(27)がベルトコンベアに腕を巻き込まれ、右肩から切断されました。
関係者によると、機械の隙間に入った異物を取ろうと手を入れた際に挟まれたとみられています。
警察は、当時の詳しい状況を調べています。
業者側は、機械の中の異物を排除する際には必ず機械を停止させることを改めて徹底し、隙間にはカバーを設置し再発防止策を取りたいと話していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b49e9037f060e3b3af7ea09b846357edeac48042
8月30日11時26分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、同僚が異変に気付きコンベヤーを止めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島尻消防組合や与那原署によると、男性はアルミ缶の圧縮作業中にベルトコンベヤーに右上腕部を巻き込まれ、負傷したという。
同僚が異変に気付き、ベルトコンベヤーを止めて119番通報した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/035c5f1e1f2d00747af4d159d1564cd846bbf66a
8月30日20時22分にYAHOOニュース(沖縄テレビ)からは、コンベヤーにはゴミが溜まりやすかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防が駆けつけると男性は右腕が切断された状態で、病院に運んだ際、意識ははっきりしていて、命に別条はないということです。
事故当時、男性は空き缶の圧縮作業に従事していました。
ベルトコンベアーにゴミが溜まりやすく、それを取り除こうとしたときに誤って巻き込まれた可能性があり、警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fda01e9a547f2f04b21d88b430c9d748f459954
2022年8月30日18時36分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日、静岡県富士市でサルを捕獲するための麻酔銃が誤って発射され矢が女性に刺さり一時気を失った事故で、市から委託を受けた業者が不適切な手順で作業をしていたことが市などへの取材で明らかになりました。
【住宅街で麻酔銃を誤射…】
事故が起きたのは JR富士川駅の南側、富士市中之郷の住宅街です。
野生のサルの目撃情報を受け、現場に向かった市の担当職員と委託業者がサル1匹を発見。
麻酔銃を使用できる距離にサルがいたため、委託業者が麻酔銃の準備を始めました。
その際、空気漏れを防ぐために銃身にテーピングをしましたが、誤って引き金に触れ、サルの目撃情報を伝えに来た女性の左腕に麻酔銃の矢が当たったということです。
麻酔薬の量は、体重15キロのサルに効果がある量が使われていました。
【この事故について 富士市の担当者は…】
富士市 環境保全課 鈴木課長:
「サル捕獲で使っている麻酔銃がエアガン、要するに空気銃でして、圧縮されたガスを開放することで薬液が入った矢が飛んでいく仕組み。空気漏れがあると思うように薬が入った矢が飛んでいかないということになるので、この委託業者はそういったことが起きないように念のためにテーピングの作業をしていた」
そもそも、空気銃にテープを巻くことは、通常、行われる作業なのでしょうか?
富士市 環境保全課 鈴木課長:
「テーピング自体は、この方の独特の手法になるので、通常はない作業。一番問題だったのは、どういう作業をするとしても、まずは銃口が人に向いていたというところが一番の大きな問題になる。銃口を人に向けてはいけないということは基本中の基本なので、その確認を怠ってしまった」
【30年以上、様々な銃の研究や取材を行っている専門家は・・】
銃器ジャーナリスト 津田哲也さん:
「仮に、テーピングの必要があったとすれば、矢を装填していない状態でやるべきことなので、あらかじめ矢を装填してしまっていて手入れを始め、テーピングをして準備を始めたというのは、これは通常の銃器としても危険性がある。誤射、暴発の危険性は必ずあるので、そういう手入れをする時には弾倉を空にしておくという措置は必要」
【去年秋から野生のサルが住宅街に出没】
富士市によりますと、この地域では去年の秋ごろから野生のサルが確認されていて、徐々に住宅街に出没するようになりました。
市では、サルは2匹いるとみていて、そのうち1匹は凶暴な性格だといいます。
今回の事故の際に目撃されたサルは、まだ捕獲されていません。
市は、今後のサルの捕獲については、県と協議して決めるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6c14fe36548b393f381aaadd4513d2c800da73
8月30日18時42分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、業者は銃身の接合部にテープを巻いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きっかけは、1週間ほど前から現れていたという、野生のサルだった。
静岡・富士市で、29日に発生した事故。
ニホンザルの駆除中に麻酔銃が誤って発射され、矢が女性に当たった。
女性は、サルを目撃したため、市の職員に居場所を話していたという。
麻酔銃の空気漏れを防ぐために、銃身の接合部にテープを巻いていた委託業者。
誤って引き金に触れ、暴発した。
サルの麻酔薬が、人にどんな影響を与えるのか、獣医師に聞くと...。
こととい通り動物病院・白石政憲院長:
「成分は、人用も動物用も基本的には同じ。副作用で、急性心不全や呼吸抑制などが、まれに発現することがあるので注意が必要。用法用量を正しく守って使えば、安全な薬かと思う」
女性は、およそ1時間後に意識を取り戻し、29日夜、退院した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/19af083973133ae3dbcd24b8ba8a69922b72133b
8月30日18時55分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、職員2人が女性から聞き取りをしている、そのすぐ後ろで業者が麻酔銃の準備をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富士市中之郷では7月から住宅街などで頻繁にサルの目撃情報が寄せられ、市は近くの小学校が再開した26日からパトロールをしており、30日朝も登校する小学生を見守っていました。
サルを見かけた市民:
「(最近)黒っぽい大きいのがそこにいて、上に登って行った。キュウリを座って食べていた。怖いですね」
市によりますと、当時、職員2人が女性から聞き取りをしており、すぐ後ろで委託業者が麻酔銃の準備をしていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfd94bd9f4641791690f173217b63ebbc325a4aa
8月30日20時26分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、業者はサル捕獲歴30年以上のベテランだった、銃口を人に向けた状態で準備していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富士市役所にJR富士川駅近くの道路沿いに「サルがいる」と通報があり、市の職員3人と市から委託を受けている業者が現場に駆け付けると、一匹のサルを見つけました。
・・・
富士市によりますと、銃を扱っていた男性は捕獲歴30年以上のベテラン。
準備は銃口を人に向けた状態で行われ、女性の「痛い」という声を聞くまで誤発射にも気づきませんでした。
住宅街の裏には山があり、富士市によりますと、今年に入り、サルが頻繁に目撃されているということです」
現場周辺では、家庭菜園の野菜が食べられたり、車のバンパーが傷つけられたりしたほか…。
<住民>
「私の娘が学校に行く途中で、サルと出くわして、目が合ってしまって、サルの方が足をひっかいていった」
富士市では、サルを捕まえようと、29日は朝から周辺のパトロールをしていました。
<富士市環境保全課 鈴木課長> :
「サルは、箱罠には入らないので、麻酔銃を使わざるを得ないので、県の指導を受けながら、できる限り早く再開できるようにしたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9027989f7bb98de64db1adde5a9bf22c25b1e08e
8月30日12時28分にNHK静岡からは、女性は1mの距離にいた、業者は誤射防止を求める県の通知に反した手順で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によりますと、麻酔銃の準備をしていた委託業者が誤ってトリガーに触れたことで発射されたとみられ、女性は1メートルの距離にいたということです。
また、この際、委託業者は銃口の向きを確認しておらず、誤射の防止を求める県の通知に反した不適切な手順で作業をしていた疑いがあることがわかりました。
富士市の小長井義正市長は「委託業者の安全管理の不備が大きな原因と言わざるをえない。事故の検証を行い対策を講じる。毎日のようにサルが出没している現状があるので、細心の注意を払い、わなや麻酔銃による捕獲も実施していく」とするコメントを発表しました。
また、委託業者の野生動物保護管理事務所は、「当社の安全管理教育や管理態勢に不備があり、当該社員においても気の緩みがあったことは否めません。大変申し訳なく思っています」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220830/3030017120.html
8月30日19時13分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、発射直前に銃身と本体を結合するなどといった麻酔銃取扱い時の安全対策が守られていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、委託業者が麻酔銃の銃身にテーピングしている際、誤って引き金に触れ、矢が発射したということで、「銃口を人に向けてはいけない」、「サルを目視した後、発射直前に銃身と本体を結合する」など、麻酔銃の取り扱いや手順について安全対策が守られていなかったことが原因としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ef87abfa4ec960bf14b3d1ffa6562c6aec82ca6
8月30日18時58分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、静岡市は県内で唯一、職員が麻酔銃を取り扱っている、その麻酔銃は安全装置付きだが富士市の業者の麻酔銃には付いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回使われた「麻酔銃」には誤射を防ぐ安全装置がついていなかったことがわかりました。
県内の市町では唯一、職員が麻酔銃を取り扱う静岡市を取材しました。
野生動物による食害などを受け静岡市は、2015年から許可を得た職員が麻酔銃を取り扱っています。
静岡市中山間地振興課・望月主査:
「静岡市の場合、銃に安全装置が付いています。引き金のところに安全装置が付いているので、打つ瞬間にこれを外す。仮に何かあって(引き金を)触ってしまっても、発射されることはない。逆に、撃つ瞬間になって外すの忘れていて『アッ、飛ばない』ということもあり得るくらい。そこは徹底しています」
法律上は問題ありませんが、富士市の委託した業者が使っていた麻酔銃には安全装置はついていませんでした。
静岡市は麻酔の量も、獣医の資格を持つ職員が動物の大きさに応じて現場で調整し、緊急を要した場合でも、県や警察と連携するなど、安全対策を徹底しているといいます。
静岡市中山間地振興課・望月主査:
「一般の方が周辺にいないような状態にする。野次馬が来たりするので規制して入らないようにして、安全な状態で行うことが大前提。仮に何かあったとしても事故が起こらないように、銃口は下に向けた状態で(準備)作業を行う」
富士市の委託業者は、「安全管理教育や管理体制に不備があり、社員にも気のゆるみがあったことは否めません」とコメントし、安全装置が付いた麻酔銃への切り替えも含め、再発防止策を検討していくとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7692551f28f7606a86eb4bc9b538fb8442e95963
8月30日19時5分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、麻酔銃はデンマーク製だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
麻酔銃はデンマーク製で、委託業者が空気漏れを防止するため、銃身をテーピングしている際に誤って引き金に触れたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6d7c8a6d9ed06e724a2327c5d2a144ad9b2e28
2020年2月17日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10460/
(2022年9月5日 修正2 ;追記)
2022年8月28日7時0分に毎日新聞からは、専門家は風車による影響と潮の満ち干きによる電波干渉が組み合わさって起きたと分析、潟上市のような地形(電波送信所と受信場所の間に海がある)は全国的にも珍しい、各家庭に電波増幅器を設置したことで障害は解消したなど、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
再生可能エネルギー主力電源化実現の柱として、陸上、洋上ともに各地で導入の動きが進む風力発電。
ビルにも匹敵する大きさ、さらにブレード(羽根)が回転するという特徴から、生活に欠かせないあるものに思わぬ影響を及ぼす可能性があるという。
【画面にノイズ、映像見られず】
日本海に面し、水田や果樹園が広がる秋田県潟上市。
人口約3万2000人で、隣接する秋田市のベッドタウンでもある。
両市にまたがる海岸沿いには、約10キロにわたって高さ約130メートルの風車が計39基並ぶ。
「A―WIND ENERGY」(潟上市)が北側17基、「秋田潟上ウインドファーム合同会社」(同市)が南側22基を運営している。
2019年夏ごろ、沿岸部に住む住民から「テレビが映らない」という声が潟上市役所などに相次ぐようになった。
同市内に住む40代の男性は、「画面にザーッとノイズが発生して、映像が見られない日が続いた」と振り返る。
【風車と潮の満ち引きが電波に影響】
ビルなど大きな建造物が電波を遮ることで、受信障害が起こることがある。
テレビ電波の受信障害が発生したのは、ちょうど風車の建設が始まったころで、その影響が指摘された。
潟上市は、日本海側に突き出た男鹿半島の南側に位置する。
海岸線は南の秋田市側へ大きく湾曲し、テレビ電波の送信所がある大森山(秋田市)とは海を挟んで20キロ以上離れている。
受信障害などについて詳しい一般財団法人NHKエンジニアリングシステム(東京都)システム技術部の伊藤・技術主幹は、19年の受信障害について「風車による影響と、潮の満ち引きによる電波干渉が組み合わさって起きた」と分析する。
電波は直進する光のような性質を持ち、海など水面に当たると反射する。
伊藤さんによると、電波の送受信場所の間に水面を挟むと、真っすぐ進む電波と反射した電波とが干渉し合って乱れ、受信場所に届くころには弱くなることがある。
秋田県沿岸は潮の満ち引きで20~30センチ程度潮位が変わるため、反射する水面の高さの変化で電波が影響を受けるという。
【施設増で乱れ起こりやすく】
地形や海面変動の影響に加え、送受信場所の間に風車があると、電波は柱で遮られたり羽根を通過するときに乱れたりする。
「風車1基ではほぼ影響がないが、電波を乱れさせる羽根が回転し、風車の数も多くなることで、さらに乱れが起こりやすくなるのではないか。潟上市のような地形は全国的にも珍しいが、同じ条件がそろうと、どこでも起こる可能性がある」(伊藤さん)。
秋田潟上ウインドファームの担当者も、「風車を建てたことが『とどめをさした』可能性があるのではないか」と話す。
ただし、受信障害は住宅のアンテナの高さや位置を変えたり、弱い電波を増幅させる装置を取り付けたりといった対策を取ることで改善する。
潟上市内などでは約2000件の受信障害の申し出があり、事業者負担で対策を実施。
現在は障害は解消されている。
風力発電の導入が進む欧州ではケーブルテレビが主流のため、風車による電波障害の報告はほとんどないという。
【洋上風力でも発生の恐れ】
洋上風力発電でも受信障害が起こりうるのだろうか。
「男鹿市・潟上市・秋田市沖」は、再生可能エネルギー海域利用法に基づき、洋上風力の「有望な区域」に指定され、政府は今後、洋上風力発電事業をする事業者を選ぶ入札を実施する予定だ。
洋上の場合、既に稼働している陸上の風車よりも大きなものが建設される見通しだ。
伊藤さんは、「地形などで電波が弱くなりやすい地域では、洋上風力でも同じような障害が起こるかもしれない」と話す。
3市や国などで作る法定協議会では、19年のケースを例に、テレビ電波への影響についても議論のテーマになった。
今月開催された協議会の会合で、潟上市は「市に相談が相次ぐと困る」と訴えた。
協議会では、事業者に求める留意事項の文書に「事業者は障害が起きた時の対応窓口を設置し十分に周知すること」と明記することで合意した。
https://mainichi.jp/articles/20220826/k00/00m/040/351000c
2022年8月29日18時50分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
父親とフォークリフトでブランコ遊びをしていた8歳の女の子が死亡しました。
パレットと呼ばれる100キロを超える板が落下し、女の子の頭に当たったということです。
新学期を迎える直前の、悲しい事故でした。
事故が起きたのは、前橋市でキッチンのリフォームなどを手掛ける会社の敷地内です。
28日夕方、フォークリフトから落下したパレットが、敷地内で遊んでいた8歳の由奈さんに当たり、由奈さんはその後、死亡しました。
重機でないと持ち上がらないほど重いパレット。
どうして落下してしまったのでしょうか。
警察によると、フォークリフトを運転していたのは40代の父親で、パレットをフォークリフトで3メートルの高さまで持ち上げ、そこからベルトをつるし、ブランコのようにしていました。
そのブランコに由奈さんを乗せて遊んでいたところ、パレットが由奈さんの頭の上に落下したということです。
3メートルの高さから落ちてきたパレット。
木と鉄でできていて、縦およそ1メートル、横2メートル、厚さ26センチ、重さは100キロを超えていたということです。
父親から連絡を受けた母親が、すぐに「大量に出血している」と消防に通報。
由奈さんは病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
そばで一緒に遊んでいたきょうだい2人にけがはありませんでした。
事故の原因についてフォークリフトを販売する会社は、「ありえない事故で、ブランコのように揺らしたことでパレットが前にずれ、落下したと思われる」ということです。
また、用途以外での使用は労働安全衛生法違反にあたるといいます。
厚生労働省によると、フォークリフトによる事故は年間およそ2000件起きているといいます。
警察に対し父親は、フォークリフトで遊んだのは今回が初めてだと話しているということです。
警察が原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00b41932d15b8e5ae1a5b0042226204b5f2928ae
8月29日21時33分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、一般的にパレットの落下原因は爪の差し込みが甘いことや操作ミスが考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
由奈さんは、父親、きょうだいと自宅の裏で遊んでいたところ、命を落としました。
パレットは、およそ150キロもの重さがあったとみられています。
主に鉄でできていて、警察もクレーンを使って現場から運び出していました。
パレットの上には、由奈さんをつるしていたとみられる黄色いベルトのような物もありましした。
そもそもフォークリフトでは、荷物などを持ち上げた下のスペースに人が立ち入ることは、原則、法律で禁止されています。
フォークリフトの技能講習を行っている協会を取材しました。
ベルトをくくりつけていた、高さおよそ3メートルを再現してみました。
Q. かなり高いんですね、やっぱり
東京技能講習協会 萩野さん:
「そうですね、かなり高いですね」
「荷物を落として人にぶつかったりとか、もちろんある」
Q. (フォークリフトの)下に入らないように?
東京技能講習協会 萩野さん:
「絶対入ってはいけない」
「資格を取る時に勉強していると思うけど(ブランコで利用するのは)まずあり得ない」
協会によりますと、一般的にパレットが落下する原因として考えられるのは、パレットを持ち上げる爪の差し込みが甘いことや、運転手の操作ミスといいます。
特に、差し込む爪は前後の動きだけでなく、上下に傾けることもできるため、誤ってパレットごと落下する事故もあるといいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f924c6b6a21dd1f31e008b83e2f0c43518ca156a
2022年8月27日18時33分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市西区新通のガソリンスタンド、「Dセルフ店」で販売したレギュラーガソリンの一部に水分が混入していたことが判明したと、27日、ENEOSなどが公表しました。
現時点で、給油した10台の車に不具合が発生しているということです。
ENEOSは原因について、地下タンクから5番・6番レーンにつながる配管の一部が腐食している可能性があり、7月23日に降った大雨が、ガソリンを吸い上げる時に混入した可能性があると見ています。
ENEOSなどは、このガソリンスタンドで7月23日(土)から8月20日(土)までの間に、5番・6番レーンでレギュラーガソリンを給油した人に対し、下記に連絡するよう求めています。
<連絡先>
Dセルフ店 025-〇-〇 受付時間9:00~17:00
ENEOSなどは「お客さまには大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。関係官庁の指導を仰ぎながら対応に全力を尽くしていくとともに、このようなことが二度と起きないよう万全な対策を講じて参る所存です」とコメントしています。
なお、7月23日から8月20日18時までに、5番・6番レーンでは2879台が給油。
このうち約6割は給油した人が特定できていて、スタンドから連絡しているということです。
現時点で不具合による事故は報告されていませんが、走行不良やアイドリングの不調の症状で、エンジン停止につながる可能性があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cbeabce8f34a10b8789c833285b5975aebc48fa
8月27日20時19分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、客からの不具合発生問い合わせで発覚したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
同店に「エンジンの不調で車が停止した」「走行中に加速しづらい」といった問い合わせがあり、20日に販売を停止。
スタンドのタンクや配管内のガソリンを調べたところ、水分の混入がわかった。
雨水の可能性があるという。
原因は不明だが、タンクのふたの部品が傷んでいたり、配管に亀裂があったりして、雨水が混入することはあるという。
エネオスは4月にも、新潟市内の別のガソリンスタンドで軽油に水分の混入の可能性があると発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c67bf94f555b8e8555d144ed5de70a4bb717a634
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。