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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2020618130分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

損害保険料率算出機構が20205月に発表した『自動車保険の概況』。

そのなかの「任意自動車保険 用途・車種別普及率表(20193月末)」のデータを見ると、全労災のマイカー共済など自動車共済に加入している乗用車を合わせても、10台に1台が自動車保険に未加入という状況がわかった。

 

しかし、もしそんな無保険車との事故を起こしてしまったらどうなるのか? 

自動車を運転している読者ならば、ぜひ知っておきたいと思うことだろう。

 

今回はこのほか、無保険車を運転するということは、どれほどドライバーとして問題があるのか? 

また、それならば任意保険は強制加入にならないのか? 

といった問題について、損保の資格を持つモータジャーナリスト、高根英幸氏が解説していく。

 

 

【共済を含めても10台に1台は任意保険未加入という実態】

 

高齢ドライバーによるペダル踏み間違いでの急発進、フラフラと車道を逆走してくる(しかも夜間は無灯火! )自転車、幼児の乗るペダルなし自転車(公道走行不可! )……。

10年前と比べ、交通事故の危険因子は間違いなく増えている。

 

クルマの安全性が高まっているから、交通事故の犠牲者は減っているが、交通事故そのものは依然として相当数あり、年間50万件近くもの事故が起こっている。  

 

近年はあおり運転や自動車盗難など、交通事故以外の犯罪に巻き込まれる可能性もあり、自衛のためにドライブレコーダーがバカ売れしているような時代なのに、自動車保険に加入していないクルマも存在するのである。  

 

損害保険料率算出機構が20205月に発表した『自動車保険の概況』によれば、自動車保険の加入率は全国平均で74.8%。

さらに全労災のマイカー共済など自動車共済に加入している乗用車を合わせても、およそ9割。

単純に考えて10台に1台が自動車保険に未加入なのである。  

 

クルマの保険には、登録時から加入が義務付けられる自動車賠償責任保険、通称 自賠責保険(別名:強制保険)と、登録後に任意で加入する自動車保険(別名:任意保険)がある。  

 

任意とは言っても、クルマを所有して公道を走行させる以上、加入していないと万が一交通事故を起こした際に、相手の治療費やクルマや建物の損害を賠償することができなくなってしまうことも珍しくない。

これは被害者も加害者も不幸なことになる。  

 

つまり自動車保険は、公道でクルマを運転する以上、絶対に入っておかなければいけない保険なのである。

 

 

【もし相手のクルマが自動車保険未加入で事故に遭ったら…】

 

もし自動車保険に未加入のクルマが交通事故を起こしたら、どうなるか。

 

自賠責保険には加入していたとすると、同乗者や第2当事者(事故の責任が小さいほう)のケガに対する治療費は自賠責から支払われるが、それとて限度がある。  

 

自賠責の傷害賠償の限度額は120万円。

これは治療費だけでなく、通院のための交通費や休業補償、精神的苦痛などの慰謝料まですべて含んでの金額だ。

 

後遺症があったり、死亡してしまった場合は3000万円が限度額となるが、これも年齢や職業によっては、まったく足りない。  

 

自動車保険に未加入のクルマのなかには、車検切れのまま走行しているケースも有り得る。

そうなると、自賠責保険も切れている無保険車状態。

車検時の点検整備もしっかりと受けておらず、ブレーキの性能だってしっかりと確保されているか、怪しい状態だろう。  

 

そんなクルマは公道を走ってはいけないのだが、クルマの品質が向上した結果、物理的には走れてしまうこともあるのだ。

想像するだけで恐ろしいことだ。  

 

自動車保険未加入のドライバーのなかには、前年に交通事故を起こして、等級が下がって保険料が急上昇してしまったために、払うことができず保険期間の継続を中止してしまったケースや、「自分が運転に気を付けてさえいれば大丈夫」などと勝手な判断で、自動車保険の保険料を払うのを惜しんでいるドライバーも含まれているようだ。

 

しかし、どちらも自分勝手な考えで、公道を危険に晒していることになる。  

 

そんな自動車保険未加入ドライバーと交通事故に遭ってしまったら、どうしたらいいかと不安になってしまった方もいるのではないだろうか。

 

しかし、安心して欲しい。

自動車保険を扱う損害保険会社は、そうしたリスクにも対応する「無保険車傷害特約」という特約を自動車保険に用意している。  

 

これは、交通事故に遭った際に、相手のクルマが自動車保険に加入していない場合、自車の乗員のケガの治療費などをカバーしてくれるもの。  

 

以前は、自分のクルマに同乗している人がケガをした場合などの治療費をカバーできる「搭乗者傷害保険」というものがセットになっていたが、最近は、交通事故の相手のクルマの保険の有無に関わらず、ケガなどの治療費を広くカバーできる「人身傷害保険」というものがセットされるようになった。

これは相手との示談に関係なく、治療費や慰謝料を払ってくれるものだ。  

 

借りたクルマが自動車保険に加入していない、あるいは家族限定などで適用外となる場合も、自分のクルマに掛けている自動車保険でカバーできる特約もある。

これは「他車運転特約」というもので、対人と対物、それに人身傷害賠償保険を、契約した車両ではないクルマにも適用できる。  

 

「弁護士費用特約」も入っておくべき特約だ。

これは交通事故での示談交渉などで弁護士に依頼する費用を担保してくれる特約で、保険によるが無料もしくは低額で組み込める特約なので、絶対に入っておいたほうがいい。  

 

無保険車傷害特約では自分のクルマの損害まではカバーできないため、車両保険に入っていても、相手の過失が大きければ、自車の保険金はそれほど出ない。

 

そうなったら、弁護士に依頼して相手に修理代や車両の評価損を払ってもらう交渉をしてもらうようなケースも出てくる。

 

さらにこの特約は、交通事故以外にも、何かモメ事で弁護士に依頼するような時にも使える場合もあるのだ。

 

自動車保険に加入していない人はもちろん問題だが、そういうドライバーがいることから、保険加入者も自衛のために補償を充実させておく必要がある、ということだ。

 

 

【なぜクルマの保険は2本立て? 任意保険を義務化しない理由】

 

ところで、クルマの保険は何で自賠責と自動車保険の2本立てとなっているのか、不思議に思う人もいることだろう。

 

自賠責だけでカバーする範囲を広げれば、未加入の問題は解決するのでは、と思うのも当然だ。

 

それには、自賠責保険の成り立ちが関係している。

 

自賠責保険は「自賠法」という法律によって定められており、これは昭和30年に最初に制定されている。

つまり、自家用車というものが普及し初めて交通事故が問題視されるようになって作られたもので、まずは事故の被害者を救済するべしと考えられて定められた制度なのだ。  

 

そのため何度も見直しされて、保険金の上限などは引き上げられているが、基本的には対人賠償のみで、現時点でも限度額は3000万円となっている。

 

だが交通事故で相手を死亡させてしまった場合、高額な賠償金を支払うケースも珍しくない。

ちなみに、これまでの最高額は52853万円で、41歳の眼科開業医をされていた方が死亡してしまったものだ。  

 

自動車保険は、自賠責ではカバーできない領域を補うためのもので、あとから損害保険会社が商品として用意するようになったもの。

そのため、自賠責のカバー範囲を大幅に広げるには、大きな法改正が必要になる。

 

それに、賠償額を無制限としたり、自動車保険のようにさまざまな特約を付けるのは、実際の自賠責保険の運用にも大きな問題となる。  

 

また、組合員が出資して助け合う共済と異なり、あくまでも自動車保険は保険商品なので、自賠責がそれを吸収してしまうのは民業圧迫ということにもなる。

自動車保険を扱う損害保険会社の屋台骨を揺るがしかねない。  

 

しかし、罰則などは設けるのは難しいとしても、自動車保険、もしくは自動車共済は加入を義務化したほうがいいと思う。

何故なら、クルマを運転しているだけでドライバーには責任が生じて、相手が悪くても過失割合が0100になるようなケースはほとんどないからだ。  

 

保険は、あくまでも損害を補償するだけで、直接、安全性を高めるような商品ではない。

安心のために保険に加入しても、常に周囲の交通に注意しながら運転することも忘れないで欲しい。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/29d7b1f078c7b3292823cc0b11b4f1de0c799b06

 

 

 

 

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20206171758分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

最新のスーパーコンピューターを使って、新型コロナウイルスの患者が病室でせきをした場合などの飛まつの広がり方をシミュレーションした動画を、神戸市の理化学研究所が新たに発表しました。

神戸市の理化学研究所の坪倉誠チームリーダーなどのグループは、最新のスパコン「富岳」を使って、せきなどによる飛まつが室内でどう広がるのかシミュレーションしていて、17日、新しい動画を発表しました。


このうち、エアコンを切った病室であおむけになった患者4人が同時にせきをしたという想定では、小さな飛まつが天井に達したあと、仕切りのカーテンのすきまから部屋中に広がりました。


エアコンをつけて窓を開けていれば、広がった飛まつは早い時間で薄まることが分かり、院内感染を防ぐためには換気の徹底が効果的だと分析しています。


また、机をはさんで4人が対面しているという想定では、マスクをつけずにせきをした場合、正面にいる人に飛まつがかかる一方、隣や斜め前にいる人にはほとんど飛んでいかないことが分かったということです。


さらに、湿度が高い場合は低い場合に比べて飛まつが蒸発せず、机の上に残りやすいことが分かり、接触感染のリスクが高まるとしています。


坪倉チームリーダーは、「窓を開けて換気するなど身近にできる対策から、建物の設備の改善まで、感染予防策の提言につなげたい」と話していました。


【発表された新たな動画】


理化学研究所の研究グループが17日、新たに発表したシミュレーション動画は合わせて4種類あります。

〈オフィス4人〉

このうち、机をはさんで4人が対面した動画は、マスクをつけずにせきをしたケースと、大きな声で話をしたケースをシミュレーションしています。


いずれの場合も飛まつの距離は2メートルほどとなり、正面の人にかかります。


一方、隣や斜め前の人には、ほとんどかからないことも分かりました。


研究グループは、感染予防に有効な座席の配置を検討する参考にしてほしいとしています。


さらに、同じ状況で湿度が高い場合と低い場合の比較も行いました。
湿度が90%の場合、30%の場合と比べて飛まつが蒸発しにくく、机の上に残りやすいことが分かり、接触感染のリスクが高まるとしています。

〈オフィス18人〉


18人が座る比較的規模の小さいオフィスで片方だけ窓を開けた場合を想定した動画では、外との温度差によって空気に流れができて、換気が進む様子を可視化しています。


エアコンをかけて外との温度差を作ることが換気をするうえで重要だとしています。

〈病室〉
エアコンを切った病室であおむけになった患者4人が同時にせきをしたケースを想定した動画では、小さな飛まつが天井に達したあと、仕切りのカーテンのすきまから部屋中に広がりました。


エアコンをつけて窓を開けていれば、広がった飛まつは早い時間で薄まることが分かり、院内感染を防ぐためには換気の徹底が効果的だと分析しています。

〈列車〉


時速80キロで走行する電車内を想定した動画では、乗車率や窓の開閉によって、空気が入れ代わる量がどの程度、変わるか比べています。


電車の外から入ってきた空気を青色で示し、車内にあった空気を赤色で示しています。


その結果、車内が混雑していなければ、窓を閉めて走行していても、換気の効果は通常のオフィスのおよそ3倍になることが分かりました。


一方、満員電車の場合、空気の流れにむらができるため、場所によっては十分に換気ができないということです。


このほか、グループでは学校の教室内の飛まつの広がり方を調べていて、近く、結果を発表することにしています。


これらの動画は、近く、理化学研究所のホームページなどで公開されることになっています。

【富岳とは】


スパコン「京」の後継機として開発された富岳は、神戸市中央区にある理化学研究所の「計算科学研究センター」内に、今月13日までに設置されました。


広さ3000平方メートルの専用の室内には、幅80センチ、奥行き1メートル40センチ、高さ2メートル20センチの計算機、合わせて432台が整然と並び、富岳はこれらを組み合わせて構成されています。


計算機の化粧パネルは、従来の「京」が赤色だったのに対し、富岳は富士山をイメージして青色があしらわれています。


理研によりますと、富岳は一時、世界最速を誇った京の100倍の計算能力を持つ一方、電力の消費量は3分の1程度に抑えられているということです。


今月22日には、世界のスパコンの性能を評価するランキングが国際学会で発表される予定で、富岳も上位に入ることが期待されています。


理化学研究所計算科学研究センターの松岡聡センター長は、「これまでのスパコンの中でも最大規模で世界最高の性能を持っている。富士山のように高い頂を目指しつつ、活用のすそ野も広げたい」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200617/2020008550.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の7コマ。

 













 

上記の動画は6月25日現在、まだホームページ上に公開されていない。

 

 

 

 

 

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20206172027分にYAHOOニュース(さくらんぼテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日の午前、山形県米沢市の山形大学工学部で火事があり、研究室の内部が焼けました。

この火事で男性3人が病院に運ばれましたが、軽傷です。

 

17日の午前8時過ぎ、米沢市城南の山形大学工学部にある「有機エレクトロニクス研究センター」から煙が出ていると、大学から消防に通報がありました。

 

研究センターは5階建てで、煙は3階の研究室から上がっていましたが、中に化学物質が保管されているため放水できず、消防が消火器を使って午前11時前に消し止めました。

 

この火事で研究室の内部が焼けました。

また、消火する際に50代から60代の男性職員3人が煙を吸って病院に運ばれましたが、軽傷だということです。

 

警察などによりますと、建物内で火災警報器が鳴ったため職員が確認したところ、3階の研究室の袋に入ったゴミから煙が出ていました。

中は無人だったということです。

 

この研究室は有機エレクトロニクスの部品開発の実験などを行う施設で、内部には多くの機械が備えられていました。

 

(大学院生)

 「有機物を研究する時に、処理の仕方によっては熱を発する試薬があるので、そこから自然発火ということも稀にはある」

 

工学部では、新型コロナの影響で控えていたキャンパス内での実験や研究を、先月から学部の4年生と大学院生に限り再開していました。

 

警察が出火原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fedea0d3ffc0dc852e504a9a256196ad3f5552a7

 

 

6172149分に日テレNEWS24からは、大学関係者から禁水性物質が階下にあるとの連絡が消防にあったなど、下記旨の記事がネット配信されていた。

 

午前8時20分ごろ、米沢市城南4丁目の山形大学工学部のキャンパス内にある有機エレクトロニクス研究センター3階の研究室から煙が上がり、火災報知器が鳴っているのに大学職員が気付き、消防に通報した。

 

火は約2時間20分後に消し止められたが、この火事で、初期消火に当たった大学職員の男性3人が煙を吸い込み、いずれものどに軽いやけどをした。

 

火事現場で消火活動にあたった米沢消防署伊藤消防司令は、「隊員が上階に行って確認したところ、黒煙が非常に濃くて内部の状況が確認できない状態だったので、排煙を先に行った」と振り返る。

 

火元となった研究室の真下の部屋には、水をかけると発火する物質があったため、消火活動に時間がかかったという。

伊藤消防司令は、「真下の階に禁水性の物質があると山大関係者の方から連絡があったので、放水はやらず粉末消火器で消火活動するよう指示を出した」と話す。

 

消防によると、現場の研究室では消防が到着時、北側の窓近くでゴミが燃えていたという。

 

大学によると、同じ建物には出火当時、学生や職員らが数人いたとみられるが、大学が避難誘導のアナウンスを行い、3人のほかにけが人はいないという。

 

大学近くのかしのみ幼稚園菅原園長は、「また誤報じゃないのと思ったが、煙が出ていたのでちょっと違うなと。臭いもゴミの臭いじゃなかったので科学薬品的な臭いだったものですから」と述べた。

 

警察によると、火元の研究室は有機トランジスタ・デバイス開発室で、警察などが出火原因を詳しく調べている。

 

https://www.news24.jp/nnn/news88710221.html 

 

 

6181420分にNHK山形からは、薬品を拭きとった布を入れていたゴミ袋から出火した可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察のこれまでの調べによりますと、燃え方が最も激しかったのは火元の部屋の窓側の壁付近で、近くには薬品を拭き取った布が入ったゴミ袋が多数置いてあったということです。


可燃性の薬品を拭き取った布もあったとみられるということで、警察は、ゴミ袋から火が出た可能性もあるとみて、火事の原因を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20200618/6020007183.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、さくらんぼテレビ映像の3コマ。

 





 

 

 

 (2021年3月15日 修正1 ;追記)

20213141154分に毎日新聞からは、パワハラを受けていた研究員の放火だった、その研究員はその後自殺したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した

県警米沢署は12日、現住建造物等放火未遂の疑いで、同センターに勤務していた男を書類送検した。

関係者によると、送検されたのは元プロジェクト研究員で、火災後に自殺したとみられる。

容疑は、20年6月17日午前8時15分ごろ、米沢市城南4の同大工学部キャンパス10号館にある同センターに放火しようとして、3階の研究室のゴミに火を付け、実験後の産業廃棄物を保管するコンテナや壁などを損傷させたとしている。

研究室の同僚によると、「(元研究員が)6月22日に死亡した」と大学側から報告があったという。

現場は、有機化合物を使用する実験室で、火災報知機が作動し、職員が119番通報した。

死亡した元研究員は出火時に同僚らと消火活動に当たっており、「おびえたように震えていた」との目撃情報もある。

山形大職員組合は20年11月に記者会見し、同センターに勤務する教授や研究員ら4人が、上司らからパワーハラスメントを受けていたとして、大学本部に公益通報したと明らかにした。

同僚らの目撃情報から、火災の前に元研究員もパワハラを受けていた疑いがあると説明していた。

https://mainichi.jp/articles/20210314/k00/00m/040/034000c

 

 

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2019516日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。

第1報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9640/

 

 

(2020年6月24日 修正3 ;追記)

 

20206161758分にNHK兵庫からは、過去の海水分析欠結果、窒素濃度と漁獲量に相関がみられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

漁獲量の減少が続いている特産のイカナゴについて、兵庫県は海水の窒素の濃度が低下したことでイカナゴのえさとなるプランクトンが減少したことが原因だとする分析結果をまとめました。

イカナゴは兵庫の春の味覚「くぎ煮」の材料として親しまれていますが、漁場とされる大阪湾などでは漁獲量の減少傾向が続き、ことし2月には不漁のため、これまでで最も短い実質2日間で漁が打ち切られました。


兵庫県の「水産技術センター」は原因を突き止めようと、およそ40年にわたって採取してきた漁場の海水の成分と漁獲量などのデータを分析しました。


それによりますと、プランクトンの成長に必要な窒素の濃度が、2017年では調査を始めた1979年に比べて4分の1まで減っていることがわかりました。


さらに、こうしたデータをもとにシミュレーションを行うと、20年ほど前の窒素の濃度に戻ればイカナゴの漁獲量は現在の2.1倍になると試算されたということです。


兵庫県は、海水の窒素の濃度が低下したことでプランクトンが減少し、イカナゴの漁獲量に影響していることが科学的に裏付けられたとしています。


瀬戸内海では、かつて工場からの排水などで窒素などが増え続けましたが、その後、排水の規制などで減少し、兵庫県では去年10月、窒素などの海中濃度の下限を定め、その濃度が保持されるよう努めるとした条例を制定し、対策を進めています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200616/2020008537.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の3コマ。

 





 

 

 

 

 

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2020616104分に長崎新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

梅雨に入り、自動火災報知設備の誤作動が急増している。

同設備は湿気に反応して鳴ることもあり、長崎市消防局管内(長崎市、西彼長与、時津両町)では今月、火災以外での作動が15日までに30件あった。


市消防局によると、梅雨入りの発表があった11日以降、15日までの5日間で、原因不明の作動が計25件。

4月(4件)、5月(17件)に比べて大幅に増加。

 

気象庁のホームページによると、長崎市の平均湿度は11日以降、95%を超える日が続いていた。


一般社団法人「日本火災報知機工業会」(東京)によると、火災報知設備には煙や熱などを感知する種類がある。

 

このうち、煙に反応する機器は、湿気で内部が結露すると、水滴が電気を通して反応してしまう場合があるという。


同会は、「点検業者と相談し、結露しにくい位置に機械をずらすなどの対策が挙げられる」としている。

 

https://www.47news.jp/localnews/4917142.html

 

 

 

 

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20206161756分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後3時半ごろ、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、「道路に穴が空いている」と近くを通りかかった人から警察に通報がありました。


およそ10分後、警察が現場に到着すると、車道の歩道に近い場所が陥没して穴ができていて、穴の中にバイクが転落しているのが見つかったということです。


この事故で、転落したバイクを運転していた50代の男性が、体を強く打って市内の病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。


警察によりますと、陥没してできた穴は、深さおよそ2メートル、直径1メートルほどだということです。


現場は、JR揖屋駅から南東に600メートルほどの場所で、道路を管理する松江国道事務所によりますと、15日の時点では周辺の道路に異常は確認されておらず、今後、道路が陥没した原因を調査することにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200616/4030005626.html

 

 

6171658分にNHK島根からは、道路は川の上を通っており2年前にも近くで陥没事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日、松江市の国道で車道が陥没してできた穴にバイクが転落し、男性がけがをした事故で、2年前にも同じ場所の歩道が陥没していたことがわかりました。


現場の国道は、川の上を通っていて、松江国道事務所では、何らかの理由で道路の下に空洞ができたとみて、陥没した原因を詳しく調べています。

16日午後、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、車道が陥没してできた穴にバイクが転落し、バイクを運転していた50代の男性が体を打って、軽いけがをしました。


陥没してできた穴は、深さおよそ2メートル、直径1メートルほどでしたが、道路を管理する松江国道事務所によりますと、2年前にも同じ場所の歩道が陥没して穴ができ、縦1.5メートル、横1.5メートルにわたって、コンクリートなどで補修していたということです。


松江国道事務所では、今月6日に現場近くを通った人から「歩道が沈んでいるようだ」という連絡を受け、現場を確認しましたが、異常は見つからなかったということです。


現場の国道は、幅3メートルほどの川の上を通っていて、今回と2年前に陥没した場所は、いずれも橋の部分と道路の境目付近だということで、松江国道事務所では、何らかの理由で道路の下に空洞ができたとみて、陥没した原因を詳しく調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200617/4030005634.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、6月16日映像の3コマ。

 





 

 

 

 

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202061750分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。

 

16日午後1時25分ごろ、横浜市中区の横浜港大さん橋に着岸中のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」(約5万トン)から「最上部で火災が発生した」と第3管区海上保安本部に無線で通報があった。

 

市消防局の消防車両約30台が消火活動に当たり、約3時間半後に鎮火した。

 

当時、乗客はおらず、乗組員153人がいたが、けが人はなかった。

乗組員は整備作業に従事していたという。

県警などが出火原因を調べる。

 

所有する郵船クルーズ(横浜市西区)や市によると、火元は最上階の12階にある資材庫内で、約50平方メートルを焼いた。

資材庫には、シーツやカーペットなどが保管されていたという。

 

国の運輸安全委員会は17日以降、船舶事故調査官3人を派遣し、火災の調査に当たる。

飛鳥Ⅱは、2006年2月に就航。

全長241メートル、全幅約30メートルで、436の客室を備える国内最大のクルーズ船。

 

横浜港を母港にしており、4月1日に帰港し、大さん橋に着岸していた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今後の運航は未定になっている。

 

現場では黒煙が上がり、多くの消防車両が駆け付け、一時、騒然となった。

横浜海上保安部の巡視艇など5隻も現場海域の警戒に当たった。

消火活動を見守った男性(46)は、「飛鳥Ⅱは横浜市民に最も愛されているクルーズ船。コロナ禍から立ち直りつつある中で、火災はショックだ」と不安そうに話した。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-382696.html

 

 

620625分にNHK NEWS WEBからは、溶接の熱が伝わって資材置き場の鉄の壁が高温になったらしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日、国の運輸安全委員会の船舶事故調査官3人が初めて現場に入って詳しく調べた結果、当時、近くでは1500度を超える高温になるバーナーを使って溶接作業が行われていたことが分かったということです。

これまでの調べでは、溶接で出た火の粉が原因の可能性もあるとみられていましたが、事故調査官によりますと、現場の構造などから溶接の熱が伝わって資材置き場の鉄の壁が高温になり、資材置き場の中にあった物から発火した可能性が高いということです。

火が出たとみられる壁際の燃えかたが最も激しかったということで、運輸安全委員会は引き続き原因を調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200620/k10012477801000.html

 

 

6192014分に産経新聞からは、通気管の中で溶接作業が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「飛鳥II」の資材庫が焼けた火災は、資材庫周辺の溶接作業で発生した1500度を超える高温が伝わり、出火した可能性が高いことが19日、分かった。

 

船内を調査した運輸安全委員会の船舶事故調査官が明らかにした。

 

愛甲主管調査官によると、溶接作業が行われていたのは通気管の中で、資材庫と隔てる鉄板に目立った隙間や穴はなかった。

 

溶接作業の熱が鉄板を通じて資材庫内のシーツやカーペットに伝わり、発火したとみられる。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200619/afr2006190031-n1.html 

 

 

 (2021年7月29日 修正1 ;追記)

20217291057分に読売新聞からは、運輸安全委から報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

運輸安全委員会は29日、修繕で床板を切断した際の熱が原因の可能性が高いとする調査報告書を公表した。

作業時の安全確認も不十分だったとし、運航する「郵船クルーズ」(横浜市)に安全教育の実施などを求めた。

報告書によると、火災は昨年6月16日午後1時過ぎ、同船最上階の倉庫で発生。
壁(厚さ約7ミリ)や家具補修用の布などを焼いた。
けが人はなかった。

当時、倉庫に隣接する換気用通路では、乗員が腐食した鋼製の床板(同)を、高圧ガスと炎を噴射する工具を使って切断していた。

安全委は、この時に生じた高温の熱が倉庫内の壁際にあった段ボール箱に伝わり、出火したと判断した。

同社は、火気作業時には近くに燃えやすいものがないことの確認や船長への報告を定めていたが、調査報告書は「安全措置が確認されずに切断作業が行われ、発火、延焼した」と結論付けた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210729-OYT1T50200/ 

 

7291014分に時事ドットコムからは、壁で隔てられた倉庫は火気使用時の可燃物有無確認の対象外だと考えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

運輸安全委員会は29日、直近の甲板で行われていた床の修繕作業で生じた熱が壁越しに伝わり、倉庫内の段ボール箱が発火したとする調査報告書を公表した。

報告書などによると、甲板では床板をガス切断する作業をしていた。

火を使う作業の際、責任者が付近に可燃物がないか確認する必要があったが、壁で隔てられた倉庫は対象外と考え、確認していなかったという。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021072900348&g=soc 

 

7291134分にNHK NEWS WEBからは、監督者は床下だけが安全確認の対象だと認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

調査報告書によりますと、当時、資材置き場の周辺では、鉄製の壁とつながった床板をガスバーナーで切断する作業を行っていて、壁に高温の熱が伝わったことで、そばにあった段ボールが発火し、燃え広がった可能性が高いとしています。

火を使う作業では、船で定められた手順書で周辺も含めた安全確認が求められていたものの、作業の監督者が床下のみを確認対象と認識していたなど、安全確認が不十分だったと指摘しています。

また、任意で設置されていたスプリンクラーも、ポンプが自動に作動する設定ではなく、十分に水が出ていなかったということです。

事故の後、船の運航管理会社は、火を使う作業の研修のほか、手順書の記述を見直すなどの防止策をとったということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210729/k10013167071000.html

 

729100分にYAHOOニュース(共同通信)からは、修理作業の現場責任者は部下に任せきりだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

報告書によると、修理作業の現場責任者を務める担当部長は、普段から担当技師と整備士に任せきりで、当日も立ち会わなかった。

作業の許可証は、本来の船長に代わり、航海士が勝手に署名していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/35c3862143493059a268b7e8d2b6fff1c195f318

 

 以下は、伝熱による温度上昇と保管されていた資材類の発火点を比較した調査報告書の記述。

p14/36

・・・・・

酸素ガス切断に関する文献*4によれば、板厚12mmの軟鋼製鋼板を試験体として切断するガス切断試験(以下「ガス切断試験事例」という。)において、予熱ガスに水素LP混合ガスを使用し、試験体に対して切断火口から噴射する火炎を 300mm/min.の速度で進め、試験体とした鋼板の加熱表面から2m下方及び加熱 線上から正横方向に20mm離れた位置で、切断中の被切断材温度を測定したところ、測定位置での温度が約300となることが報告されている。

・・・

一般的に、US室に保管されていたような布、木材、紙等の可燃物の発火点は、 ポリエステルが255~260、綿が366(化繊便覧第3版)、杉等の木材が280~400、紙類が290(新聞紙)~450(上質紙)で、ダンボールが250であり、化学繊維の布、古紙を含むダンボール等は、本ガス切断試験事例で測定されたような熱が伝導した場合、発火点に達して発火する可能性があり、燃焼については、綿が速やかに燃え、ポリエステルが黒い煙(煤)を出して溶融しながら燃えるという。

・・・・・

図8(p17/36

https://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2021/MA2021-7-1_2020tk0004.pdf 

 

 

 

 

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20206161748分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前9時半ごろ、松本市桐にある信州大学教育学部附属松本中学校の職員から、「校内で火事が起きている」と消防に通報がありました。


火事は、学校の関係者が直後にほぼ消し止めたため、消防による放水は行われませんでしたが、校舎の2階にある理科室の壁やカーテンが焼けました。


警察によりますと、この火事で39歳と41歳の男性教員2人が顔や腕に軽いやけどをしました。


2人は、当時、薬品を使っていたということで、警察はその際に火が出たとみて詳しく調べています。


学校を運営する信州大学によりますと、やけどをした2人は理科の担当で、当時、実験の準備をしていたとみられるということです。


学校では、新型コロナウイルスの影響で授業の開始時間を午前10時20分に遅らせていて、当時、理科室に生徒はいませんでした。

ただ、この火事のため、およそ460人の生徒全員を一時、グラウンドに避難させました。

これまでに体調不良を訴える生徒はいないということです。


信州大学広報室の中山室長は、「ご心配をおかけし申し訳ありませんでした」と話しています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200616/1010013825.html

 

 

6161240分にYAHOOニュース(信越放送)からは、爆発が起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

きょう午前、松本市の信州大学附属松本中学校で火事があり、2人がけがをして病院に運ばれました。

 

午前9時半ごろ、松本市の信州大学附属松本中学校から消防に「校内で火災が発生した」と通報がありました。

 

警察と消防によりますと、理科の実験の準備中に爆発が起こり、火が出たとみられ、教員2人がけがをして市内の病院に運ばれました。

いずれも意識はあるということです。

 

生徒たちは一時、校庭に避難するなどしました。

 

教室では、警察による現場検証が行われています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b07480eabd6b7de458e7b89bdafdb8c51577361

 

 

 

(2020年6月25日 修正1 ;追記)

 

2020623181分にNHK信州からは、容器のサビで変色した消毒液を再利用しようと蒸留していた際にゴム栓が外れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

今月16日、松本市の「信州大学教育学部附属松本中学校」の理科室で火事があり、壁やカーテンが焼けたほか、その場にいた男性教員2人が顔や腕に軽いやけどをしました。


この火事について、学校を運営する信州大学が23日会見し、当時、2人が新型コロナウイルス対策に使うアルコール消毒液に金属容器のさびが混じって色が変わっていたことから、再利用しようと蒸留する作業をしていたことを明らかにしました。


消毒液を入れた三角フラスコをカセットコンロで温めていましたが、フラスコの口のゴム栓が途中で外れ、気化したアルコールに火が燃え移ったとみられるということです。


学校側の聞き取りに対し、2人は「捨てるのはもったいないと思った」と話しているということです。


信州大学広報室の中山室長は、「関係者や近くの住民の方々にご迷惑とご心配をおかけしました。防火・安全対策を徹底し、再発防止に取り組みます」と話していました。


松本広域消防局は、アルコール消毒液の使い方や保管方法によっては引火するおそれがあるとして、近くに火の気のある場所で保管せず、使用もしないことや、一般家庭では蒸留の作業を行わないことなど、注意を呼びかけています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200623/1010013899.html

 

 

6231841分にFNN PRIME(長野放送)からは、保存していた消毒液は8ℓだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

当初、信大は「教員2人が実験の準備で薬品を扱っていた際に火が出た」と説明していましたが、実際には「消毒液」の取り扱いの不備が原因だと分かったということです。

 

新型コロナの感染防止のため8リットルのアルコール消毒液を金属製の容器で保存していたということですが、サビによって変色。

 

教員2人がきれいにして再利用しようと「蒸留」した際に、気化したエタノールが漏れ引火したということです。

 

教員は「消毒液が不足する中、捨てるのがもったいなかった」と話しているということです。

 

信州大学広報室・中山室長:

「蒸留の行為を禁止し、変色したものは廃棄すると(マニュアルに)明記するなど、再発防止に取り組む」

 

引火性のある消毒液を使う機会が多い中、消防は取り扱いに注意するよう呼びかけています。

 

これは東京消防庁が公開している実験です。

アルコール消毒液をコンロの近くで使用すると、すぐに引火することがわかります。

 

松本広域消防局予防課・森雅寛課長補佐:

「アルコールは可燃性蒸気が発生する。

火に近づけると燃え移る可能性があるので、火の近くでは使わないようにしてほしい。

高温のところに置いて漏れ出ることも考えられないことではないので、高温とか直射日光の当たる部屋とかでは保管しないように、なるべく涼しいところに保管してほしい」

 

https://www.fnn.jp/articles/-/55540

 

 

6241423分に読売新聞からは、エタノールは4月に購入したものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同大によると、教諭はエタノールに滅菌精製水などを混ぜて作った消毒液を三角フラスコに入れ、カセットコンロで温めたところ、フラスコのゴム栓が外れて気化したエタノールに引火したという。

 

消毒液は金属製の容器で保管したため茶色く変色したという。

 

エタノールは新型コロナウイルスの感染症対策として同大が4月に購入して備蓄していた。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200624-OYT1T50003/ 

 

 

 

 

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2020616102分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前4時半ごろ、兵庫県加古川市金沢町、神戸製鋼所加古川製鉄所で、作業をしていた男性が機械内で倒れているのを同僚の男性が見つけ、119番した。

男性は意識不明で搬送されたが、その後回復しているという。

 

加古川署によると、石炭を運ぶベルトコンベヤーに不具合があり、男性と同僚の2人が確認していた。

 

機械を緊急停止した後、無線機から反応がないので見に行くと、4階建て構造の3階部分で倒れていたという。

 

同署は、男性がベルトコンベヤーに落下し、そのまま運ばれたとみて調べている。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202006/0013427398.shtml

 

 

 

 

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20206152010分に「めるも by GMO;テックインサイト」から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

シャロン・ストーン( 62)が過去に自宅で落雷に遭い、意識を失った事実を告白した。

 

今年後半に発売予定の自叙伝『The Beauty of Living Twice』のプレビューのためにゲスト出演したポッドキャストで、その経験を明かした。

現地時間11日、ポッドキャスト『Films To Be Buried With Brett Goldstein』に出演したシャロン・ストーンは、過去に落雷に遭った体験を生々しく語った。

「自宅には井戸があって、アイロンに井戸水を入れようとしていたの。片手を蛇口に置いて、もう片方の手にはアイロンを持っていたわ。」

「そうしたら井戸に雷が落ちて、雷が井戸水を伝わってきた。その勢いで私は投げ飛ばされて、キッチンを横切って冷蔵庫にぶつかったのよ。ワオ!って感じだった。」

その後、シャロンは気を失ってしまい、母親のドロシーさんに頬を叩かれて目を覚ましたという。

「気が付いたら母がそばに立って、私の頬を叩いていた。私はトランス状態だったわ。どう表現すればいいのか分からないけど、すごく眩しかった。」

すぐにシャロンはドロシーさんが運転する車に乗せられ、病院に連れて行かれたという。

心電図検査の結果、体内に電流が走っていたことが判明し、しばらく経過を見るために10日間通院したそうだ。

シャロンはこれ以外にも、過去に死の淵をさまようほどの経験をしている。

 

2001年には43歳で脳卒中を起こし、9日間にも及ぶ脳内出血を経験した。

インタビューでは、このことについて「色々あって、クレイジーだわ」と明かしている。

さらに10代の頃には、事故によって頸静脈を切断する寸前だったことも告白した。

「物干し綱に引っかかったの。それで、首が頸静脈から1.5ミリ近くまで切れたのよ。」

そんなシャロンは昨年、『Variety』誌に自身の状況についてこのように話していた。

「仕事で居場所を失ったわ。私は、最も話題の映画スターみたいな感じだったのよ。ダイアナ妃みたいな感じで、とても有名だった。でも、ダイアナ妃が亡くなって、私は脳卒中を起こした。そして私達は忘れ去られたのよ。」

さらに2018年に『Radio Times』誌のインタビューに応じたシャロンは、2001年に経験した脳卒中の後遺症についてこう述べていた。

「脳卒中を起こして家に戻った後、ほとんど歩けなかった。腰が不安定でね。左目は見えないし、左耳は聞こえなかった。」

「あの後3年間ぐらいは自分の名前も書けなくて、もう一度、読み書きや話し方を習わなくてはいけなかったのよ。左足に感覚が戻るまで数年かかったけれど、最終的に感覚は戻ってきてくれたわ。」

TechinsightJapan編集部 寺前)

 

https://news.merumo.ne.jp/article/genre/9803455

 

 

616926分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)からは、流れ出る水から雷光が上がってきたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

米女優シャロン・ストーンさん(62)が自宅キッチンにいた時、落雷を受けて吹き飛ばされたと、米メディアが伝えた。

命に別条はなかった。

 

「いま考えると、生きているだけでもラッキーでした」  

雷に打たれた時、ストーンさんは水道を使っており、流れ出る水から雷光が上がってきたと話している。

 

雷のエネルギーは凄まじく、ストーンさんはシンクから冷蔵庫まで吹き飛ばされて気を失った。

 

幸い母親が自宅におり、気を失ったストーンさんの頬を叩いて正気を取り戻させて、すぐに車で病院に連れていった。  

心電図をとると、電流が通り抜けた痕が見られたという。

 

「雷光に体が持ち上げられて、キッチンの端まで運ばれたのです。すごい力でしたし、凄まじい光でした」  

 

落雷に遭い、心肺停止による死亡事故は散発しており、ストーンさんは強運の持ち主と言えるかもしれない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a557631d7dfd9d0fec887de0883795928c5c39b3

 

 

 

 

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20206151928分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

石巻市の業者が加工・販売した鯨の肉を食べた北海道や福岡県などの34人が下痢などの症状を訴えていたことが分かりました。


県は、鯨の肉が原因の食中毒と断定し、この業者を15日から5日間の営業停止処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは、石巻市の「A捕鯨」です。


県によりますと、今月6日、北海道庁から「石巻市の業者が出荷したミンククジラの肉の刺身を食べた7人が、体調不良となっている」と連絡があったということです。


県が出荷先などを調べたところ、北海道で22人、福岡県で7人、それに、この業者の社員5人のあわせて34人が下痢や発熱、おう吐などの症状を訴えていることが分かりました。


このうち1人は入院したということですが、命に別状はなく、現在は、ほぼ全員が快方に向かっているということです。


県は、全員に共通する食事が、この業者が先月31日に捕獲し、今月1日に出荷したミンククジラの肉だけだったことから、鯨の肉が原因の食中毒と断定し、業者を15日から5日間の営業停止処分にしました。


A捕鯨の伊藤社長は、NHKの取材に対し、「食中毒となった具体的な原因は調査中だが、食べた方から症状が出たので自主回収することにした。症状が出ている方に深くおわび申し上げるとともに、さらなる品質・衛生管理に努めていきたい。商業捕鯨が始まり盛り上がっている中で、このようなことになってしまい、大変申し訳ない」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20200615/6000010433.html

 

 

616日付で河北新報からは、生食用として出荷されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

宮城県は15日、生のミンククジラ肉を食べた北海道と宮城、福岡両県の10歳未満から80代までの計34人が下痢や発熱、吐き気の食中毒症状を訴えたと発表した。

宮城県石巻市の30代女性1人が入院したが、命に別条はなく、現在は全員が回復した。


県は原因の特定を急ぐとともに、クジラ肉を出荷した同市のA捕鯨を19日までの5日間、営業停止処分にした。

同社は商品を自主回収中。


県によると、同社は5月31日に青森県の下北半島沖でクジラを捕獲し、6月1日に3道県などに生食用として出荷した。

 

社員5人と北海道の22人、福岡県の7人がクジラ肉を食べ、同様の症状を示した。


宮城県内でミンククジラ肉が原因の食中毒が発生したのは、2010年9月以来。

 

商業捕鯨は19年7月に再開され、拠点となる石巻市鮎川では今年4月、32年ぶりの水揚げがあった。

 

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202006/20200616_13020.html

 

 

 

(ブログ者コメント)


〇解体、加工時に大腸菌などに汚染された?
 加工後の温度管理不備?
 寄生虫?
 可能性があるのはそんなところだろうが、 詳細は不明だ。


〇以下は、映像の一部。

解説はなかったが、これがミンククジラかもしれない。
もしそうだったら、案外と小さいクジラだ。

 

 

 

〇閑話休題。

沿岸捕鯨といえば以前、房総半島の和田までツチクジラの解体を見に行き、解体直後の生肉を買って帰ったことがある。

帰宅後、聞いたとおりに水で洗ったが、いくら洗っても血はなくならず、これでは刺身は無理だと感じた・・・そんなことを思い出した。

 

これがツチクジラ。

 

 

 

ウインチで皮を剥ぎ取り、

 

 

 

解体し、

 

 

肉を切り分けて販売していた。

 

 

 

ブログ者が到着した時は買いに来た地元住民らしき人が大勢並んでいたが、販売時間が遅れるというアナウンスがあったため、バケツで順番取りして、皆、一旦、家に帰っていった。

 

 

 

 

 

 

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20206151510分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

人類が棒を安定して持つことができるようになったのは、約400万年前の猿人の出現以降とされています。

 

草原での生活に適応するために直立二足歩行の能力が高くなった我々の祖先は、両手の自由を手に入れ、その結果、親指の把握力が発達し、棒などをしっかり握れるようになりました 1) 。  

 

さて、小さな子ども(特に男の子)を観察していると、棒状のものを手にするや否や、スイッチが入ったように走り出す気がします。

なぜなのでしょう。

 

子どもの発達は、「歩けるとモノを持つようになる」という人類の進化をなぞっているようです。

その進化の歴史で培われた狩猟本能のスイッチが入って、走り出すのでしょうか。

探検に出かける気分なのかもしれませんね。

 

 

【転倒でのどを…圧倒的に多い歯ブラシ】

 

そんな人類の悠久の歴史に思いをはせていても、小さな子どもが棒のようなものを握りしめているのを見ると、現実に引き戻されます。

 

「なんか嫌な予感がする。転んだりしないかな」なんて心がざわついて、すぐに子どもの元に駆け寄ります。

 

特に小さい子は、手にしたものを口に入れる習性があります。

転んだら一大事! 喉を突いてしまいます。  

 

では、日本で子どもが喉を突き、けがをするケースで一番多いものといえば、何でしょう?  

やはり、とがっているものでしょうか。

鉛筆? それとも割りばし?  

 

実は、圧倒的に多いのが歯ブラシなのです。

異物で口や喉を突いて病院を受診したケースの68割が歯ブラシという報告もあります23)。  

 

とがっていなくて丸いのに危ないの?と思われるかもしれません。

確かに先端は丸いのですが、問題は長さです。

長いため、のどの奥まで突いてしまうのです。

 

喉の奥には大切な血管や神経もあります。

刺さる場所が悪いと、脳や血管、神経を傷つけてしまう恐れもあります。

 

今回は、歯ブラシの事故についてのお話をしたいと思います。

 

 

【保護者が見ていないときに起きやすい】

 

歯ブラシによるけがは、子ども、特に歩行を始める12歳に多いとされ、その年齢が実に75%を占めています4)。

歩いたり走ったりして転倒したケースが66%と多く、そのほかでは、人や物とぶつかったのが13%。

とにかく、転倒が圧倒的に多いのです。

 

まだ歩行が未熟なうえ、周囲に好奇心が強くなり、大人が思っている以上に行動範囲が広くなることも一因でしょう。  

 

それでは、どこでけがをするのでしょうか。

 

廊下や階段などは、いかにも危なそう。

しかし、意外に多いのは子ども部屋やリビングで、保護者が夕食後の家事に追われ、きょうだいなどで遊んでいるときに増えるという報告があります5)。

 

そのため、保護者が事故の瞬間を見ていないケースが目立ちます。

また、子ども自身は事情を上手に伝えられない年齢です。

つまり、事故の詳細が分からないことが少なくないのです。

 

 

【けが後の発熱 急いで受診を】

 

歯ブラシのけがには注意が必要です。

たとえ刺さるほどのけがでも、出血は少ないことが多いのです。

 

刺さっていない場合も、注意が必要です。

歯ブラシの先端に血が少し付いている程度で軽いように見えても、突いた場所によっては、血管や神経を損傷したり、「縦隔」(心臓や気管、食道などがある空間)というところに炎症を起こしたりします。  

 

意外に知られていませんが、口の中には非常に多くの雑菌がいます。

毎日歯磨きする歯ブラシには、とても多くの雑菌が付着しているのです。

 

そのため、歯ブラシによるけがでは、他の棒状のもの(おもちゃなど)によるけがと比べて、膿瘍(のうよう)(膿がたまる感染症)が約10倍できやすいという報告もあるほどです(93%対09%)6)。  

 

また、歯ブラシによるけがの場合は、後になって感染症を引き起こすこともあります。

 

実際には何もなく無事に過ぎることも少なくないのですが、けがの後に熱を出したりするようなら、早めの受診をお勧めします。

 

 

【座って磨く習慣を】

 

歯ブラシのけがを減らすには、どのようなことが必要でしょうか。  

米国に興味深い研究があります。

 

生後9か月~18歳の異物による口蓋損傷205件を調べたところ、原因は、細い棒、日用品が約16%ずつ、キッチン器具、おもちゃがほぼ同数で10%でした。

歯ブラシは、わずか8例(4%)しか見られなかったのです7)。

 

一方、日本では、持っていた異物による口腔内のけが43例のうち24例(56%)が歯ブラシだったという報告2)や、16例中13例(81%)が歯ブラシだったという報告3)があります。

 

ひょっとすると、米国と日本では生活習慣に違いがあるのかもしれません。

 

米国では、保護者が付きっきりで歯ブラシを指導する習慣が、日本より浸透しているのでしょうか? 

これは確認しておきたいところです。  

 

いずれにしても、歯ブラシを持ったまま子どもが走ることのないよう、「鏡を見ながら磨く」、「座って磨く」習慣をつけることが必要です。

東京消防庁も啓発用のリーフレットを出しています4)。

 

でも、子どもに指導する前に、ちょっと待って。

そもそも日本では、大人自身が歩き回って歯磨きしていることが多いのではないでしょうか。

だとしたら、子どもにだけ習慣づけするなんて、難しいでしょう。

 

子どもは大人の行動を見ながら学ぶものです。

子どもが小さなうちは、大人も座って(または洗面所で)歯磨きをする、という習慣を心がけることが大切だと思います。

 

 

【安全に改良された歯ブラシも】

 

ただし、保護者に「気をつけましょう」というだけでは事故は減りません。

子育ては24時間、休みのないものです。

ずっと目を離さないでいるのは無理。

目の届かないところでも、事故が起きないようにする対策も重要です。

 

グッズの改良はそのひとつです。

先端が曲がって突き刺さりにくい歯ブラシや、喉の奥まで入らないようなストッパー付きの歯ブラシなどがお店で売られています。

歯ブラシの事故が多い3歳前半までは、こうしたグッズを使うことで防げる事故も少なくないと思います。  

 

今回は、歯ブラシの事故について取り上げました。

ここまで記事を書きながら、私自身も、ふと気づいたら歯磨きしながら歩いていることに気づきました。

なんてことだ! ちゃんと鏡の前で磨こう!と、改めて心に誓いました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1867d130df726e03507cfafd51e14e6b80626abc?page=1

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

歯ブラシ使用時の事故については、過去に本ブログでも、グニャリと曲がる歯ブラシ情報を含め、2件ほど紹介スミ。

 

 

 

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202069日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10737/

 

 

(2020年6月22日 修正1 ;追記)

 

2020615610分にYAHOOニュース(週間プレNEWS)からは、異臭がこれほど長時間続き、異臭の表現も様々だったことは初めてで、識者は過去の岩盤圧縮実験でも同じような異臭がしていたと解説したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

「ゴムが焼けたようなにおいがする」

三浦半島の南端に位置する神奈川県三浦市の住民から119番通報があったのは、6月4日の20時過ぎだった。

 

三浦市・横須賀市を管轄する横須賀市消防局の担当者が、異臭騒ぎについて話す。

 

「一報があった20時過ぎから、約3時間にわたって、『ガスのようなにおいがする』、『シンナーや塗料のようなにおいがする』、『何かが焼けているようなにおいがする』など、さまざまな表現での通報が150件ほどありました。

なかには異臭で気分が悪くなり、病院に搬送された方もいます」

 

こうした通報は、三浦市から徐々に北上するような形で半島中央部の横須賀市に移動。

そして、横須賀市の北西に位置する逗子市でも、22時5分頃に通報があったという。

 

つまりこの時間帯には、三浦半島のほぼ全域で異臭が漂っていたことになる。

 

「異臭の原因は不明です。

タンカーのガス抜きなどで異臭がすることはありますが、その場合は10分程度の短時間です。

これだけ広範囲で長時間にわたる異臭は初めてです。

『ゴム』『ガス』『シンナー』など、異臭の表現がさまざまだったことも今までにありません」(横須賀市消防局担当者)

 

こうした通報を受け、横須賀市の海上保安部も異臭調査を行なったが......

「船舶に積まれた油が海に流れ出し、揮発してそのにおいが流れるといった原因が考えられましたが、付近を航行する船舶に確認した結果、特に事故はありませんでした」

 

では、この異臭の原因はなんだったのだろうか?

立命館大学環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授(災害リスクマネジメント)が解説する。

 

「活断層が動いて地震が発生する際、どんなことが起きるのか。

それを知るために、円柱形の岩盤を人工的に圧縮する実験に立ち会ったことがあります。

 

その結果、

(1)X字形に割れ目が入る

(2)割れる少し前に電磁波が出る

(3)コゲ臭いような、ガス漏れっぽいような、言葉に困るようなにおいがする

(4)岩盤が破裂する直前に光が出る

ということがわかりました。

 

今回の三浦半島の異臭騒動では、通報した人々が『ゴムが焼けたような』、『ガスのような』、『シンナーのような』など、異臭をさまざまな形で表現している。

岩盤が割れたときに発生するにおいの特徴に似ているので気になります。

 

三浦半島には、北米プレートの下にフィリピン海プレートが沈み込んでいる『相模トラフ』という場所があります。

ここで北米プレートが割れるか、跳ね上がると地震になる。

 

もしかすると、今、三浦半島の地下の北米プレートが割れているのかもしれません」

 

相模トラフで起きた代表的な地震といえば、1923年の関東大震災だ。

このクラスの地震が起こるのか?

 

「異臭が三浦半島だけならば、三浦半島直下型地震で収まるかもしれません。

しかし、房総半島の南部でも同じような異臭が発生していたら、相模トラフ由来の大きな地震になる可能性があります」

 

原因不明の異臭が岩盤の割れによるものでないことを祈りたいが、一方で地震への備えも忘れずにいたい。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e92ef71f8155fce2a21b1853a3d4bb9b298b35f7

 

 

 

(2020年7月17日 修正2 ;追記)

 

20207171230分に神奈川新聞から、横須賀市で今度は昼間にまた異臭がしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前10時50分ごろ、横須賀市内の海岸沿いの住民から「ガスのような異臭がする」との通報が署などに相次いだ。

「海の方向から漂ってきた」といい、横須賀海上保安部が原因を調べている。

同日午前には、野比海岸に漂着したクジラの死骸を新港ふ頭から東京湾外へえい航する作業が行われていたが、「臭気の通報内容に照らすと関連は薄い」(横須賀海保)という。

 

三浦半島地区では6月4日夜にも異臭騒ぎがあったが、原因は分かっていない。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-412663.html

 

 

 

 

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202061420分に日本経済新聞電子版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全面解除されて約3週間。

経済活動の正常化は遠く、勤務先への出勤とテレワークを併用している人は多いだろう。

 

勤務先でウイルスに感染したり、在宅ワークをしているときケガをしたりしたら、労働者災害補償保険(労災保険)の対象になるのだろうか。

 

副業やフリーランスなど、働き方の多様化も進むなか、労災保険の基本と注意点を知っておこう。

 

 

【手厚い労災補償】

 

「コロナに感染しないかどうかが、やはり不安です」。

都内の金融機関に勤める30代後半の女性Aさんは、こう話す。

 

5月は週2回のペースで出社していたが、東京で緊急事態宣言が解除されたのを受けて、6月から週3回出社し、残り2回は在宅で仕事をする。

 

Aさんはメーカー勤務の夫と共働き。

仮にコロナに感染して仕事を休まざるを得なくなっても、家計がすぐに困ることはなさそうだが、万が一に備えた公的なセーフティーネットとしては労災保険がある。

労働者が仕事や通勤中に病気、ケガをしたときに補償を受けることができる制度だ。

 

補償内容は手厚い。

療養のため仕事を休むと、休業4日目から「休業(補償)給付」として、直前3カ月間の1日当たり平均賃金の8割を受け取れる。

「療養(補償)給付」では、病院で治療した際の費用が全額免除となる。

 

従業員を雇用する事業所は加入義務があり、保険料を全額負担する。

パートやアルバイトなど非正規社員も対象となる。

一方、フリーランスや個人の自営業は原則適用外だ。

 

では、コロナに感染した場合はどうなるのか。

厚生労働省が4月下旬に出した通達では、業務が原因で感染した場合は、原則として労災補償の対象になるとの見解を示している。

 

医療や看護、介護に従事する人だけでなく、複数の感染者が出た職場で働いていたり、多くの人と接する仕事をしていたりして感染した場合は、労災の対象になる可能性が大きい。

 

実際に認定されるか否かは、労働基準監督署が個々のケースに応じて判断する。

 

例えば、仕事が終わってから繁華街に飲みに行ったりするなど、職場以外で感染したことが明確かどうかなどを調べる。

 

同じ感染症でも、インフルエンザは流行期の患者数が多く、「感染の原因が仕事かどうか判断が難しいため、労災の対象にならない」と厚労省労働基準局では話す。

 

労災の新規受給件数は2018年度で686513件と、5年前に比べ14%増えた。

近年増える傾向にあり、背景には60代以上の働くシニア世代のケガや、職場のストレスなどによる精神障害などの増加があるとみられている。

 

 

【テレワークも対象】

 

コロナ禍をきっかけに自宅やサテライトオフィスなどで勤務する人が増え、テレワークを前提に雇用制度を見直す企業も相次いでいる。

 

テレワークでケガをした場合、業務に関連するものであれば労災の対象となる。

厚労省によると、自宅での業務中にトイレへ行くため離席し、イスに座ろうとして転倒した人が補償を認められた例もある。

 

一方、在宅勤務の合間に息抜きのため散歩に出たり、子供の保育園の迎えで外出したりしたときにケガをしても労災の対象外だ。

カフェで業務をしていてケガをした場合も、会社が認めた場所でなければ補償されない可能性が大きい。

 

仕事と私的な行為が混在する在宅勤務では、職場と比べて労災の認定は難しい。

「どこでテレワークをするのかを事前に会社と確認し、日々の業務開始と終了、中抜けする場合の連絡をすることが必要」と、特定社会保険労務士の毎熊典子氏は助言する。

 

副業など、複数の仕事をする場合はどうだろうか。

 

現在は、ケガなどをした職場の賃金のみが補償対象となる仕組みだ。

 

例えば、就業先A(賃金は月20万円)とB(同15万円)の2つの職場で働き、Bでケガをして仕事を休んだ際に補償の算定基準となる賃金は15万円だけだ。

仮にスーパーと飲食店でアルバイトをし、飲食店でコロナに感染したとすると、スーパーのバイト料は補償対象にならない。

 

複数の職場で働く人の増加を受けて、関連法は3月末に改正された。

9月からは、ABの両方を合算した賃金が補償の対象となる。

 

一方、会社に雇用されないフリーランスや自営業者は、もともと労災保険に加入できないため、補償の対象外。

備えとしては、民間の医療保険や所得補償保険などが選択肢になる。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60247430R10C20A6PPE000/?n_cid=NMAIL007_20200615_A

 

 

 

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2020614203分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前9時すぎ、鈴鹿市平田町にある本田技研工業鈴鹿製作所の警備員から「作業中の男性2人がやけどした」という通報が消防にありました。


警察などによりますと、当時、工場内で従業員2人が配電盤を操作していたところ、突然、爆発音がして、2人が倒れているのをほかの従業員が見つけたということです。


2人のうち、鈴鹿製作所の21歳の社員が上半身を、27歳の派遣社員が顔を、それぞれ、やけどする大けがをしたということです。


警察によりますと、配電盤は溶鉱炉のもので、6月5日から停止していたということですが、15日以降、溶鉱炉を動かすため配電盤に電気が通るかどうかを確認する作業の途中に爆発が起きたということです。


警察と消防は15日、現場検証を行い、爆発の詳しい原因を調べることにしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200614/3070003556.html

 

 

6141848分に毎日新聞からは、ショートした配電盤から出た火花を浴びたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前915分ごろ、三重県鈴鹿市平田町1907のホンダ鈴鹿製作所で、溶鉱炉につながる配電盤付近から爆発音がして、作業中の同市稲生町、ホンダ社員野原さん(男性、21歳)と同市住吉町、派遣社員熊谷さん(男性、27歳)がやけどの重傷を負った。

 

鈴鹿署によると、ショートした配電盤から発生した火花を浴びたとみられる。

野原さんは上半身の広い範囲に、熊谷さんは顔にやけどを負った。

 

同署が事故の状況やショートが起きた詳しい原因を調べている。

 

同署によると、鈴鹿製作所は溶鉱炉を停止させ点検中で、2人は電気が通っているかどうか確認するために配電盤を操作していた。

 

(共同)

 

https://mainichi.jp/articles/20200614/k00/00m/040/123000c

 

 

6151250分にYAHOOニュース(三重テレビ)からは、2人の位置関係に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

溶鉱炉の配電盤を操作していた社員の野原さん(21)と、すぐ後ろにいた派遣社員の熊谷さん(27)が倒れているのを従業員が見つけました。  

 

この事故で、野原さんは上半身に、熊谷さんは顔などにやけどをする重傷を負いました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/948c14cfe577b0a8ed863697575075d6a5b206d8 

 

 

6151940分にNHK三重からは、ヒューズが激しく焼けていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は15日、午前10時半ごろから現場検証を行い、爆発音がした溶鉱炉の配電盤を詳しく調べたところ、配電盤の「ヒューズ」が激しく焼け焦げていたことがわかりました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200615/3070003559.html 

 

 

 

 

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202061362分にYAHOOニュース(デイリー新潮)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

スマートフォンを操作しながら歩く、いわゆる「歩きスマホ」をしている人にぶつかりそうになった経験は誰にでもあるだろう。

 

事故も増えており、東京消防庁によると、2018年までの5年間に都内で165人が緊急搬送されている。

 

この統計は緊急搬送された人数だから、実際に起きている事故はこの何倍にも上ると思われる。  

 

社会問題化しているなか、全国で初めて公共の場での歩きスマホを条例で禁止せんとする自治体が現れた。

神奈川県の大和市である。

 

 「条例は6月中に市議会で審議して、71日からの施行を目指しています」  と話すのは、市の道路安全対策課。

 

「大和市は神奈川県では川崎市に次ぐ人口密度2位。

密集地におけるスマホトラブルが増えているため、去年の5月頃から大木哲市長が条例を考えていました」  

 

ただ、禁止条例は出しても、市では罰則規定は設けず、当面は啓発活動に力を入れていくという。

 

「例年行っている交通安全ポスターコンクールに『歩きスマホ防止部門』を設けます。

他にも、全戸配布の広報紙『やまとニュース』や自治会を通じて配布する『広報やまと』で告知。

交通安全キャンペーンなどでも啓発していきます」  

 

だが、それだけでは実効性に乏しいように思える。

街中で歩きスマホをしている若者に対して、何か直接の対策は行わないのか。

 

「大和市には、不正駐輪している自転車の撤去等を行う交通安全巡視員が10名、路上喫煙者を注意する路上喫煙防止指導員が4名いて、市内を巡回してもらっています。

彼らに、普段の業務に加えて、歩きスマホをしている人に対して注意喚起してもらいます」  

 

交通安全巡視員も路上喫煙防止指導員も、市と年間契約している職員だそうで、その多くは60代。

下手に注意して若者に逆ギレされる懸念はないのだろうか。

 

 「歩きスマホを見つけたら、まず危険な行為であることを注意して、チラシ等を渡してもらいます。

そういう光景を他の市民が見るだけで、啓発になると考えます。

ただ、市としてもトラブルは避けたい。

ですから、巡視員の方々には、一人では注意しないで、必ず23人で注意してもらうようにします。

相手が言うことを聞かなくても、深追いはしないでくださいと伝えています」  

 

くれぐれも無理はしないようにお願いしたい。

 

「週刊新潮」2020611日号 掲載

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce58ff05d126666394f843e533294ca61fb47388

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

歩きスマホの危険性や迷惑度については数多くのメディアに取り上げられてきたが、上記報道の翌日にも報じられていた。

これも縁かと思い、紹介しておく。

 

202061420分 日本経済新聞)

 

スマートフォンを操作しながら街や駅構内を歩く「歩きスマホ」。

周囲への注意力が低下し、通行の妨げになる迷惑行為だ。

 

画面に集中する女性を狙った痴漢行為が多発しており、歩きスマホ中の当人が犯罪の被害者となることも多い。

 

自治体が禁止条例を定めるなど、対策を強化する動きが広がっている。

 

建物の影に隠れる不審者の存在に気づかず、背後から肩を触られても反応が遅れる――。

3月、愛知県警が歩きスマホの危険性を訴える実験動画をまとめ、動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開した。

 

撮影には地元の女子高校生や大学生が参加。

住宅街や公園で、スマホの画面を見ていると、周囲の異変に気づきにくいことを体験してもらった。

 

愛知県内では4月、10代の少女が夜にスマホを見ながら歩いて帰宅していたところ、突然、下半身を露出した男が現れた。

画面に気を取られ、間近に寄られるまで気づかなかったという。

 

201911月には、同県の20代女性がスマホで動画を見ながら近所のコンビニに行く途中、自転車の男に後ろから尻をつかまれる事件も起きている。

 

県警幹部は、「夜の被害が多い。暗闇にひそんだ不審者が画面の明かりを追いかけてくることもある」と注意を促す。

 

愛知県警には19年、スマホを見たり、音楽を聴いたりしながら歩いている状況で起きた、女性への痴漢・つきまといなどの被害情報が64件寄せられた。

このうち、痴漢や強制わいせつといった、近寄られて身体を触られる被害が52%と半数以上を占めた。

 

歩きスマホがより深刻なトラブルや事故を引き起こすケースも目立つ。

 

警視庁は199月、東京メトロ千代田線二重橋前駅のホームで「歩きスマホ」をしていた女性会社員に体当たりしたとして、男性会社員を傷害容疑で逮捕した。

女性は胸を打撲するけがをした。

その後、不起訴処分となった会社員は、「注意するつもりで体当たりした」と話したという。

 

187月にはJR東静岡駅(静岡市)で、当時14歳の男子中学生がホームに転落し、電車と接触して亡くなった。

静岡県警によると、防犯カメラには男子生徒がスマホを見ながら歩き、ホームで足を踏み外す姿が映っていたという。

 

神奈川県大和市は6月、歩きながらのスマホの操作を禁じる条例案を定めた。

罰則規定はないが、担当者は、「歩きスマホで誰かとぶつかりそうになった経験は誰にでもあると思う。注意の意識が市民や社会に浸透してほしい」と、狙いを話す。

 

京都府は14年施行の交通安全基本条例で「歩きスマホは慎み、道路交通に危険を生じさせないよう努めなければならない」と歩行者の努力義務を盛り込んだ。

 

米ハワイ州のホノルル市では1710月、罰則付きの禁止条例が施行。

スマホだけでなく、タブレット端末やゲーム機も対象で、初回の違反者には1535米ドルの罰金を科した。

 

愛知工科大の小塚一宏名誉教授(交通工学)によると、歩きスマホで歩行する際は、通常歩行時と比べ、視野が約20分の1に狭まる。

 

小塚さんは、「歩きスマホは誰もが加害者、被害者になりかねない。自治体や民間企業で少しずつ禁止の動きを広げ、社会一般のマナーとして浸透させていくことが必要だ」と話した。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60234720R10C20A6SHJ000/?n_cid=NMAIL007_20200614_A

 

 

 

 

 

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20206121947分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新型コロナの感染拡大で、接客業は様変わりしました。

 

飲食店などで間仕切りとして使われることもあるビニールシート。

飛沫感染を防ぐ効果が期待される一方、火災につながる危険が指摘されています。

 

 

【消防「火を扱う場所に設置しないで」】

 

記者:

「飲食店などで使われることも多い2種類のビニールシート。 どれほど燃えやすいものなのか。実際に火をつけて実験していきます」  

 

静岡県磐田市の消防署で行われた実験。

用意されたのは2種類のビニールシート。

右は塩化ビニール製、左はポリエチレン製です。  

 

実験では、やや薄いポリエチレン製の方が早く燃え広がる傾向がありました。

 

ただ、素材や厚さにかかわらず、ビニールシート付近での火の扱いには注意するよう呼びかけています。

 

実際に大阪府の商業施設では、ライターを買った客が試しに火をつけた際、ビニールシートが燃える火事があったといいます。

 

磐田市消防本部予防課 大場グループ長:

「ビニールシートを設置する際には、火を使わない、火を扱う場所では設置しないというのが大事」  

 

また、感染症対策として多くの店が置いている消毒用のアルコールを使った実験も行われました。

 

火が付いたカセットコンロに吹きかけると-。  
炎が大きくなりました。

 

磐田市消防本部予防課 大場グループ長:

「新型コロナの感染の予防をしていただきながら、火災の予防もお願いしたい」

 

 

【飲食店では燃えにくいビニールに交換 費用は4倍】

 

飲食店などでは、2つの対策の両立が求められています。  

 

浜松市内にあるこの店では、飛沫感染を防ぐため、ビニールの間仕切りを使っています。

ただ、火が燃え移るリスクは極めて低いと考えています。

 

浜松餃子M店 石津オーナー:

「客席が完全禁煙ですし、(客席で)火器を使うことがないので、引火の可能性はないです」  

 

それでも、万が一の事態に備えて、全ての間仕切りを燃えにくいビニールに取り換えることを決めました。

これまでのものと比べ、費用は4倍ほどです。

 

浜松餃子M店 石津オーナー:

「(費用が)4倍かかっても、お客様や周りに迷惑をかけてはいけないと思いますので、安全第一で。コロナも怖いですけど、火事も怖いので」  

 

新しい生活様式を取り入れながら、営業している飲食店や商業施設。

打撃を受けた経営面だけでなく、安全対策の強化でも試行錯誤が続いています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/fb39df19bcdd5e66bcf96b39208553a71541cd31

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、映像の4コマ。

 







 

 

〇コロナ対策用ビニールカーテン設置場所などに関する注意点は、先月、本ブログで紹介スミ。

 

〇以下は、先月起きた大阪府内での火災事例など。
  上記静岡朝日テレビ報道ではビニールシートが燃えたとなっている
 が、 この記事では材質不明と書かれている。
 再現実験映像での燃え方を見ると、ポリエチでもなさそうだ。

 

2020528 1927分 NHK NEWS WEB)

 

新型コロナウイルス対策で店舗での「飛まつ防止シート」の導入が進んでいますが、先月、大阪のショッピングセンターで、客が買おうとしたライターを試しに点火したところ、レジカウンターに設置されたシートに誤って燃え移る事故が起きていたことがわかりました。

 

消防は、大きな火災になるおそれがあったとして注意を呼びかけています。

 

消防によりますと先月25日、大阪府内のショッピングセンターで、たばこ売り場を訪れた高齢の男性客が、買おうとしたライターを試しに点火したところ、レジカウンターに設置されていた透明のシートに燃え移ったということです。

シートは縦およそ1メートル、横およそ2メートルの大きさで、火は全体に燃え広がりましたが、ほかの物に燃え移ることはなく、客や店員にけがはありませんでした。

客と店員を隔てる透明の飛まつ防止シートをめぐっては、大阪府はスーパーや飲食店などの業種で営業を再開する際のガイドラインで感染防止の対策として設置を求めています。

消防は、一歩間違えば大きな火災になっていたおそれもあったとして、シートを導入する際には状況に応じて燃えにくい素材を使い、周囲に火の気を避けるなど、細心の注意をするよう呼びかけています。

 

 

【実物で再現実験すると

 

事故を調査した「枚方寝屋川消防組合消防本部」では、ショッピングセンターで使われていた透明シートを店から提供してもらい、再現実験を行いました。

シートの材質はわかりませんでしたが、実験ではシートの左右を木の枠に固定して店舗のレジカウンターを再現しました。

そこにライターの火を近づけると、すぐにシートに燃え移り、大きく炎を上げながら左右に燃え広がって、1分ほどで全体が燃えました。

シートの一部は溶けて下に落ち、木の枠には焦げたあとが残っていました。

ほかにも、ホームセンターなどで飛まつ防止に使えるなどとして販売されている2種類の透明シートを使って実験を行いました。

実験では、いずれも火が燃え広がり、このうちの1つは黒い煙が大量に発生して鼻をつくにおいのするガスが充満しました。

実験した2種類のシートは、いずれも材質が明記されていませんでした。











飛まつ感染防止のため、透明のシートには燃えにくい素材のものも販売されていますが、品薄となっていることから、消防は、燃えやすい素材のシートも多く使われているとみて、設置の際には注意するよう呼びかけています。

枚方寝屋川消防組合消防本部警防部の北川次長は、「透明シートは燃えやすい素材でできているものが多いので、まずは火を近づけない状況を作ることが必要だ。迷うことがあれば近くの消防署に相談に来てほしい」と話していました。

 

 

【透明シートの材質 明確な規定なし】

 

消防法では、飛まつ防止に使われる透明シートの材質について、明確な規定はありません。

透明シートが仮に「カーテン」とみなされる場合には、飲食店やコンビニ、スーパーやデパート、31メートルを超える建物や地下街などで使う際には、燃えにくい材質のものを使うよう定められています。

しかし、消防によりますと、透明シートがカーテンとみなされるかどうかは、設置されている状況によって変わってくるということです。

 

 

【燃えにくい製品も】

 

消防によりますと、飛まつ防止のために使われるシートには、燃えにくい加工がされているものがあるということです。

そうした加工がされた製品には、防炎性能に関する認定や試験を行っている日本防炎協会が認めたことを示す「防炎」のマークがついているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200528/k10012449281000.html

 

 

 

 

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2020612545分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地震で大量の本が崩れ、命を落とす――。

 

12日は宮城県沖地震(19786月)を受けて制定された「みやぎ県民防災の日」。

 

これまで県内外で発生した地震では、本や本棚の下敷きになる被害が相次いでおり、各地域の消防は家具の固定などの対策を呼びかけている。

 

14日で発生から12年を迎える2008年の岩手・宮城内陸地震は、山間部の土砂災害で多くの犠牲者を出したが、比較的揺れが小さかった仙台市の中心部でも、本の下敷きになり亡くなった人がいた。

 

同市青葉区のアパート2階に住む男性会社員(当時37歳)の死因は窒息死だった。

 

その日の夜、出勤しなかったことを不審に思った同僚らが自宅を訪ねて、大量の本に埋もれていた男性を発見。

男性の部屋には天井近くまで1000冊以上の本が積まれ、重さは数百キロあったという。

 

同区は震度5弱だった。

 

同様の事例は他の地震でも確認されている。

 

098月に静岡市で、116月に長野県松本市で、それぞれ震度5強の地震が発生し、いずれも集合住宅の住民が本の下敷きになり死亡。

 

震度6弱を観測した186月の大阪北部地震では、読書が趣味だったという茨木市の男性が亡くなった。

 

本や本棚に限らず、家具の転倒で命を落とす例は多い。

 

各自治体は、家具の転倒防止器具や落下防止器具の取り付けを呼びかけている。

 

東京消防庁は「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」をウェブで公開し、本の落下防止器具として、本棚に取り付ける棒や滑り止めのテープを紹介している。

 

仙台市消防局では、家具の転倒防止器具の取り付けを代行する事業を実施。

高齢者や視覚障害者が住む世帯を主な対象として、器具の購入費用以外は、原則、無料で行っている。

 

同局予防課の佐藤課長は、「自分の体を守るための基本的な対策なので、家具の転倒防止に関心を持ってほしい」と話した。

 

https://mainichi.jp/articles/20200611/k00/00m/040/335000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇本棚の危険性については、本ブログで過去に、札幌市の本屋での死亡事例を紹介している。

また、茨木市の事例についても簡単に触れた報道を紹介している。

 

〇本棚の危険性について改めて調べたところ、茨木市の事例については、以下の詳しい報道が見つかった。

 

2018618 2233分 朝日新聞)

 

大阪府茨木市小川町のマンションでは、6階に住む後藤さん(85)が就寝中に倒れてきた本棚の下敷きになり亡くなった。

 

「助けてください!」。

後藤さんと同じ6階に住む自営業の和田さん(65)は、地震発生直後に女性の声を聞いた。

 

助けに後藤さんの部屋に入ると、幅約1メートル、高さ約1・8メートルの木製の本棚が倒れ、本が散乱していた。

 

別の若い男性と2人で本棚を起こしたが、下にいた後藤さんの意識はすでになかったという。

 

茨木署によると、後藤さんは妻と2人暮らし。

妻は別の部屋で就寝中で無事だった。

 

近所の人たちは、後藤さんが道を歩きながら本を読む姿を覚えている。

 

同じ6階に住む女性(83)は、「読書家だったから、本棚に囲まれて暮らしていたのだと思う」。

 

和田さんは「本好きで、『やさしいおじいちゃん』という印象の人だった。ショックです」とうつむいた。

 

後藤さんと40年来の付き合いがあるという2階に住む女性(82)は、妻と仲良く買い物に行く姿もよく見かけたという。

 

6階に住む田中さん(47)は、あいさつすると、いつも笑顔で返してくれたことを思い出すという。

「おとなしくて優しい人だった。信じられない」と肩を落とした。

 

https://www.asahi.com/articles/ASL6L56MZL6LPTIL05B.html 

 

 

 

 

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2020612170分に神奈川新聞から下記趣旨の記事が、複数枚の現場写真付きでネット配信されていた。

 

12日午後2時50分ごろ、横浜市港北区大豆戸町の環状2号で、「道路が陥没した」と市港北土木事務所の職員から110番通報があった。

同事務所によると、片側3車線のうち、1車線と歩道が陥没。

範囲は幅約5メートル、長さ約10メートルで、深さは約4メートルに及ぶ箇所もあるという。

横断防止フェンスと街路樹1本が倒れた。

 

影響で、同区新横浜から鶴見区方面に向かう3車線が通行止めになった。

けが人はなかった。

 

現場はJR新横浜駅から北東に約800メートルで、横浜アリーナの近く。

付近の地下では相鉄東急直通線のトンネル掘削工事が行われており、地上への影響調査は定期的に実施されていたという。

 

同事務所は、「先週までの調査で異常はなかったが、今日(12日)の午後2時半ごろ、沈下のようなものを確認したと報告を受けた」としている。

現場を目撃した女性(63)は、「誰かが『危ないぞ』と叫ぶ声が聞こえた。地面は下から持ち上げられているようにえぐれていた」と驚いた様子だった。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-379580.html 

 

 

61750分に神奈川新聞からは、3日前から付近の地表が沈下していたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

横浜市港北区大豆戸町の環状2号で12日午後に発生した道路陥没事故で、現場付近の地表が発生3日前の9日から沈下していたことが16日、分かった。

 

現場の地下約18メートルでは「相鉄・東急直通線新横浜トンネル」の掘削工事が行われており、発注主の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は関連や原因を調べている。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-382695.html

 

 

※以下は次回報道までのつなぎ記事。確定報道があれば削除する。

 

2020624193分 YAHOOニュース;テレビ神奈川)

 

横浜市内の環状2号線で起きた道路の陥没で、地下の鉄道工事をしていた事業主が24日、原因究明のための検討委員会を開きました。

 

記者

「現場の路面では、22日に仮復旧の工事が終わりましたが、現在も地盤の沈下がないか、24時間体制での監視と測量作業が続いています」

 

612日に路面が陥没し、現在も片側1車線での規制が続く、横浜市港北区大豆戸町の環状2号線。

この道路の地下では、新たに開業予定の鉄道路線、相鉄・東急直通線のトンネル工事が行われていました。

 

工事の事業主である、独立行政法人鉄道・運輸機構は24日、原因究明のために外部の専門家を呼んで初の検討委員会を開き、工事の方法には直接の原因となる異常はなかったとしました。

 

一方、地下のどこかに工事前から空洞があり、工事の振動などによって陥没が引き起こされた可能性が高いとしています。

 

鉄道・運輸機構東京支社・五十嵐工事部長

「交通規制をして皆様に多大なご迷惑をおかけしたということは、工事をしている者として肝に銘じて、再発防止でできることは実施して、しっかり万全を期して今後掘進を進めていきたい」

 

道路の規制解除と、工事の再開時期の見通しは立っておらず、鉄道・運輸機構は「万全の対策を取ってできるだけ早く再開する」としています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee697d9146067c8909edcc4e14bbb505a8f21179

 

 

 

(2020年6月30日 修正1 ;追記)

 

2020630710分に神奈川新聞から、300m離れた場所で、また陥没したという、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

30日午前5時25分ごろ、横浜市港北区大豆戸町の環状2号で、「道路が陥没している」と通行者から110番通報があった。

横浜市港北土木事務所によると、現場周辺では新横浜から鶴見方面に向かう道路を交通規制している。

付近の地下では相鉄東急直通線のトンネル掘削工事が行われており、12日にも今回の現場から約300メートル離れた地点で道路陥没が発生している。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-395039.html

 

 

 

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2020612121分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前11時前、札幌市豊平区平岸の「E社Hサービスステーション」で「爆発音がして火が見える」と消防に通報がありました。


消防や警察が駆けつけたところ、ガソリンスタンドの給油機などが炎上していて、火はまもなく消し止められたということです。


ガソリンスタンドの屋根の部分が黒く焦げるなどしましたが、消防などによりますと、今のところ、けがをした人はいないということです。


また、近くには前の部分が壊れた車が止まっていて、警察と消防は,車が給油機にぶつかったあと火が出たとみて,当時の詳しい状況を調べています。


付近を通りかかった67歳の女性は、「ものすごい煙と炎が出ていて、油のような焦げくさい臭いがしていてびっくりしました。なぜ火事が起きたかわかりませんが怖かったです」と話していました。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200612/7000022013.html 

 

 

6121927分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、従業員が客の車を移動中に衝突させたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

まさかの事故は、北海道・札幌市豊平区で起きた。

黒い煙とともに炎が上がっているのは、ガソリンスタンド。

別の映像では、よく見ると、炎のすぐそばに1台の黒い車が。

火災は、この車が給油機に衝突して起きた。

事故があったガソリンスタンド内には、ボンネットが開いた状態の黒い車が止まっていた。

そして、ぶつかって炎上した場所は、消火剤で真っ白になっている。

火は、およそ30分ほどで消し止められ、現場のくわしい状況が明らかに。

突っ込んだ車は、右前方がひしゃげた状態で停車。

その直前にぶつかったとみられるのが、消防により、消火剤がかけられている場所。

もともとは、給油機が置かれていた。
衝突により、なぎ倒されてしまったように見える。

付近の住民によると、ガソリンスタンドの給油口からも、一時、炎が上がっていたという。

目撃者は、爆発が起きるのではという恐怖を感じていた。

目撃者「ちょっと見たら、まず赤い物が見えたと思ったら、火で。よく見ると、ガソリンスタンドで、まずいかなと思って。なんか爆発したら嫌だなと」、

「何メートルかわかんないけど、炎はもうすごくて、煙がすごかった。臭いはすごかった。すごく焦げてる臭い」

この火事によるけが人はいなかったが、一時、付近の住民が避難するなどした。

なぜ、黒い車は給油機に衝突したのか。

これまでの調べによると、ガソリンスタンドの従業員が、客の車を移動させる際、誤って給油機に衝突し、炎上したという。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200612-00152143-fnn-soci

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、FNN PRIME映像の5コマ。

ぶつかったというよりは、突っ込んだように見える。

 



 
 




 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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