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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20187291522分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日正午前、藤沢市片瀬海岸3丁目の海の家の従業員から、「床が落ちて、けが人がいる」と消防に通報があった。


警察や消防によると、海の家の床が縦、横およそ4mにわたって抜け落ち、中にいた20歳代から40歳代の男性10人が、およそ2m下の砂浜に転落したという。


10人は近くの病院に運ばれ、いずれも打撲やすり傷などで、けがの程度は軽いという。


警察によると、海の家の従業員は、「当時は営業中で、バーベキューをやろうと食材を運び入れるときに床が抜けた」などと話しているという。


警察は、当時の状況や床が抜けた原因を調べている。

 

出典

海の家床抜け10人軽いけが

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180729/1050003378.html  

 

 

8320分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で海の家の床が抜けて10人が軽傷を負った事故で、県と市は2日、事故のあった海の家を含む同海水浴場などの約45棟を緊急点検した。

 

事故との因果関係は不明としながらも、当該の海の家で木造の床を支える鉄骨の一部に腐食した箇所があったほか、他の海の家でもさびなどが見つかった。


点検対象は、片瀬西浜・鵠沼と、隣接する片瀬東浜の両海水浴場にある海の家。

 

県と市、市消防局の職員が、構造や設計に問題がないか、消防設備が設置されているかなどを調べた。


市は、腐食やさびなどが見つかった海の家に対し、改善を要請。

後日改めて、改善点をまとめた報告書を、海の家でつくる協同組合に提出する。

 

海の家の設計などに関する法的な定めはなく、指導ではなく、あくまでも要請にとどまるという。


藤沢署や市消防局によると、事故があったのは7月29日正午ごろ。

平屋の建物の床(約20m2)が抜け、中にいた20~40代の男性10人が約2m下の砂浜に落下した。

10人は、いずれもすり傷や打撲などの軽傷を負い、同署が事故原因などを調べている。


市によると、事故があった海の家は、現在、営業を停止している。

 

出典

海の家の床落下で緊急点検 藤沢の45棟、一部に腐食

https://www.kanaloco.jp/article/350735/ 

 

 

 

 

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20187291150分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

毎日放送(大阪市北区)は29日、アンテナに雷が落ち、近畿地方の大半で午前3時半ごろから午前6時10分までAM放送が停止した、と発表した。

 

落雷による放送停止は、同社が1951年にラジオ放送を開始して以来、初めて。

記録に残る放送停止は、2010年3月の人為的なミスによる約1分9秒のみだという。

 

同社によると、本社から予備の送信器を使用して代替放送したが、AM電波は大阪市内と北摂地域周辺にしか届かなかったという。

兵庫県内をはじめ、放送エリアである近畿地方の大半で「聞こえていないと思われる」と説明する。

 

大阪府高石市の高石送信所にある高さ144mのアンテナに雷が落ち、送信塔の真下にある絶縁パネルがショートしたといい、同社は、落雷を放電する仕組みが機能しなかった原因を調べている。

 

出典

『MBSラジオが落雷で放送停止 放送開始後初トラブル、約2時間半』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011491622.shtml 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

同様の事例として、今年1月、金沢市でテレビ局の送信鉄塔に落雷があり、15時間放送中断というトラブルがあった。(本ブログでも紹介スミ)

 

 

 

 

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2018728日付で東京新聞夕刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR東日本は8月1日から、駅のホームにある発車ベルを押して流れるメロディーが駆け込み乗車を助長している可能性があるとして、ベルを使わず、車両に設置された車外向けのスピーカーでドアの開閉を知らせる実証実験を始める。

 

常磐線各駅停車の亀有(東京都葛飾区)~取手(茨城県取手市)間が実験対象で、駆け込み乗車を減らす有効性が確認されれば、拡大していく考えだ。

 

駆け込み乗車への対応で列車が遅れるケースは日常的で、死亡事故も発生。

 

同社は、大音量のメロディーがホームから離れた改札口付近でも聞こえてしまうことが駆け込みを誘発しているとみて、実験を決めた。

スピーカーからの音声が聞こえる範囲は、ホーム上にとどまるという。

 

ホームのベルを使わない方法が広がれば、蒲田駅(東京都大田区)の「蒲田行進曲」や高田馬場駅(新宿区)の「鉄腕アトム」など、一般的なメロディーの代わりに使われている「ご当地メロディー」が消える可能性もあるが、JR東は「検討段階で、決まっていない」としている。

 

JR東によると、実験では、乗務員室の「乗降案内スイッチ」を操作して、ホームに向け発車を知らせる音と「扉が閉まります。駆け込み乗車はおやめください」との自動音声を流す。


従来は、乗務員がホームに降り、ベルを押していた。

 

常磐線各駅停車に乗り入れる東京メトロや小田急電鉄の車両も、同様の取り組みをする。

 

出典

発車ベルやめます JR常磐線が来月から実験

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201807/CK2018072802000248.html 

 

 

811130分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

【8月1日からJR常磐線で実証実験がスタート】

 

JR東日本は8月1日から、駅のホームにある「発車ベル」を押して流れる「発車メロディー」が駆け込み乗車を助長している可能性があるとして、常磐線の一部区間で、「発車ベル」を使わずに、車両に設置された車外向けスピーカーからドアの開閉を知らせる実証実験を始める。

実験の対象は、常磐線各駅停車の「亀有~取手」間。
検証結果を踏まえて、拡大を検討するという。

「発車ベル」と「発車メロディー」の違いもいまいち分かりづらいが、今回の実証実験によって、どのような効果が期待できるのか?
JR東日本・東京支社の広報担当者に聞いた。

 

 

【「発車メロディー」が聞こえる範囲を狭める】

 

Q あらためて、「発車ベル」を使わない実証実験をやることにした理由は?

A 従来の発車メロディーは、駅のホームにある「発車ベル」を押して、ホームに設置されたスピーカーから「発車メロディー」を流しているので、音量が大きく、広範囲に聞こえるため、駆け込み乗車を助長している可能性があります。

そのため、ホームに設置されたスピーカーから発車メロディーを流すのをやめ、代わりに、電車の車両に設置された車外スピーカーから発車メロディーを流します。

発車メロディーの聞こえる範囲を狭めることで、駆け込み乗車を減らすことができるかどうかを検証します。

 

国交省のデータによれば、10分未満の電車の遅れにあたる小規模な遅延が起きる原因は、「乗車時間超過」、次いで「ドア再開閉」が約6割を占める。(「電車が毎日遅れるのはナゼ?」)


こうしたことからも、駆け込み乗車を減らすことが電車のスムーズな運行につながることはうなずける。

 

 

【混同しがちだが「発車ベル」と「発車メロディー」は別の
 もの】

 

Q 「発車ベル」を押すのをやめるだけで、発車メロディーは流すということ?

A はい。車両の車外スピーカーから発車メロディーを流します。

 

Q 「発車ベル」と「発車メロディー」は同じものと捉えて
  いたが?

A 違います。

「発車ベル」は、駅のホームにある「発車メロディー」を流すスイッチのことです。

 

Q 車外スピーカーから発車メロディーを流す場合、スイッチはどこにあるの?

A 車両内にあります。

 

Q 実証実験の対象を常磐線各駅停車の「亀有~取手」間にした理由は?

A 他の路線では駅独自の発車メロディーがあるため、自治体などの調整が必要なのですが、常磐線各駅停車には駅独自の発車メロディーがないことから、今回選定しました。

Q 実証実験は8月1日から始めて、どのぐらいの期間やる予定?

A 現時点では決まっていません。

 

確かに、発車メロディーが聞こえると急いでしまう心理はわかる。


聞こえる範囲を狭めるという今回の試みが電車の遅れによる乗客のイライラを解消できるのか、結果を待ちたい。

 

出典

駆け込み乗車防止で「発車ベル」をやめる?JR東日本に意図を聞いた

https://www.fnn.jp/posts/00344300HDK 

 

 

 

 

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2018730935分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東北電力は29日、地下に送電線を通す工事に絡み、山形市城南町2丁目の県道が28日に陥没し、走行車両4台が穴にはまってタイヤがパンクするなどしたと発表した。

首に違和感を訴えた人もいるという。

同社によると、陥没部は長さ約3m、幅約1.6m、深さ最大約30cm。

28日午後11時ごろ、はまった車のドライバーから110番通報があった。

同日は、陥没部一帯の地中に送電線の配管を埋設する作業を実施。

夕方には埋め戻してアスファルト舗装をし、車が通れる状態になっていた。

陥没の原因は調査中としている。

 

現場はJR山形駅から北西に約700m。

同社は、「道路を走行した方をはじめ、関係各位に深くおわび申し上げる。再発防止に努めていく」としている。

 

出典

道路陥没、車4台はまる 山形・送電線埋設工事現場

http://yamagata-np.jp/news/201807/30/kj_2018073000627.php 

 

 

7291320分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場は、JR山形駅から北西に約1kmの住宅地。

 

県道18号の地下、深さ3mに送電線を通す管路(約1・8km)を埋設する工事で、東北電力が大成建設、ユアテック、升川建設の3社で組むJVに発注した。

 

出典

『山形市で道路が陥没、車4台落ちる 現場で送電線工事』

http://www.sankei.com/affairs/news/180729/afr1807290012-n1.html 

 

 

 

 

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2018729日付で岩手日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後7時50分ごろ、二戸市金田一の金田一温泉センターで開かれていた「金田一温泉まつり」で、打ち上げ花火が地面に落ちて爆発、観客7人が脚などに軽いやけどをした。

 

会場には当時、大勢の人がおり、付近は一時、騒然となった。

警察が詳しい原因などを調べている。

 

まつり実行委によると、花火は同まつり最後のイベントで、同センター隣の介護老人保健施設駐車場から打ち上げた。

 

空中で爆発せずに地面に落下、同センター玄関付近で観覧していた人たちの近くで爆発した。

 

家族4人で観覧していた同市の女性(29)は火花が腰に当たり、軽いやけどを負い、夫(29)、娘(2)も脚などをやけどした。


女性は、「開かなかった花火が目の前3mくらいに落ち、逃げる間もなかった」と振り返った。

 

出典

『打ち上げ花火が落下暴発 二戸、まつり観客7人軽傷』

https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/7/29/19402 

 

 

7282224分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、けがをしたのは2歳の女児、女子高生2人、大人の女性と男性が各2人。

 

花火は「金田一温泉まつり」のプログラムの一環で、高台から打ち上げた花火が空中で爆発せずに地面に落下、観覧していた人たちの近くで暴発したという。


目撃者が警察に通報した。

 

(共同)

 

出典

『岩手 夏祭りの打ち上げ花火暴発で7人軽傷』

https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/040/096000c 

 

 

729日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、花火は現場から数10m離れた高台から打ち上げていた。

 

直径9cmの3号玉が、打ち上げの高さが足りないまま、約1000人いた観客席に落下した。

 

花火は午後7時45分に始まり、15分間で約75発打ち上げる予定だった。

 

出典

花火が観客席で爆発、7人やけど 二戸の祭り会場

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201807/20180729_33033.html  

 

 

7291255分にNHK岩手からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

花火業者はNHKの取材に対して、「花火が上空で破裂しなかった原因はまだわからないが、導火線に火が十分つかずに上がり、その後、地面に落ちて火薬が爆発した可能性がある。けがをした方には申し訳ない」と話している。


警察は、花火を打ち上げた業者から当時の状況を聴くなどして、事故の原因や打ち上げの方法などに問題がなかったか調べることにしている。

 

出典

花火の打ち上げ状況調べる

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20180729/6040001487.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

爆発した瞬間の映像(観客がスマホで撮影?)はユーチューブで視聴可能。

 

 

 

 

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20187291719分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後7時半ごろ、神奈川県小田原市江之浦の海沿いを走る国道135号線で、冠水のため立往生していた複数の乗用車と、現場に駆けつけたパトカー、それに救急車が高波にのまれた。


パトカーには警察官2人が乗っていて、このうち1人の警察官は、立往生していた車にいた1人をパトカーの後部座席に乗せて交通整理をしていたが、高波が次々と押し寄せて道路が水につかって逃げ場がなかったため、後部座席に乗せていた人と2人で、山の斜面を登って高台に避難したという。


また、もう1人の警察官は、近くで立往生していた車両に乗っていた3人とともに、山の斜面を登って避難したという。


現場の国道では、水が引いたあと、救急車やパトカーを含む15台の車両が横転した状態などで見つかったが、いずれも避難して無事だったという。

 

湯河原町消防本部によると、当時、国道では、町の救急車が病人の高齢者と2人の付き添い人を乗せて走行中だったが、高波にのまれて走行不能になったという。

 

湯河原町消防本部の高吉署長は、「台風の接近に構えていましたが、高波がこれほど上がってくるのは初めてのことで、想定していませんでした。今回の事態を踏まえて、今後、認識をかえて対応していきたい」と話していた。

出典

「高波想定上回った」地元消防

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180729/1050003382.html

 

 

7282326分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小田原市内では、相模湾沿いを走る国道135号が冠水。

搬送中の救急車や救助に向かった県警小田原署のパトカーなど、複数の車両が巻き込まれた。

 

県警によると、午後7時5分ごろ、小田原市江之浦付近の国道135号で、トンネル内が冠水したなどと110番があった。

高波の影響とみられ、乗用車数台を含む複数の車両が動けなくなったという。

 

県警や消防が救助に当たったが、助けられた男性が乗っていたパトカーが流されたとみて、確認していた。

出典

【台風12号】小田原で冠水 救助のパトカーも立ち往生

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-107931538

 

 

7301816分にNHK神奈川からは、救急車が高波に襲われた時の状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。

 

28日、神奈川県小田原市の海沿いの国道で高波に襲われた救急車に避難の指示を出した消防の責任者がNHKのインタビューに応じ、当時の厳しい状況を振り返った。

28日午後7時ごろ、小田原市の海沿いを走る国道135号線を通過していた救急車は、急病患者の70代の男性と付き添いの2人の女性を乗せたまま高波に襲われ、車は走行不能になった。


救急車が所属する湯河原町消防署の高吉署長によると、当時、救急車にいた隊員から電話があり、「高波で海に引き込まれそうだ」と、切迫した様子で連絡があったという。


その後、救急隊員は、「救急車が波の力で道路脇の斜面やガードレールに何度もぶつかり、ドアが変形して開けることができない」などと伝えてきたという。


連絡を受けて高吉署長自身も車で現場に向かったが、高波が断続的に道路に押し寄せていたため、現場にたどりつけなかったという。


このため、現場の救急隊員には、搬送中の男性ら3人を高台に避難させるよう電話で指示し、隊員たちは、後部座席の窓などから3人を1人ずつ外に出したという。


この際、割れたガラスでけがをさせないよう、窓枠に毛布をかける対応をとったという。


そして、一人一人、高波で流されないようにするため、近くにあるフェンスや木などと体をロープで結び、およそ400m離れた安全な場所に誘導したという。


高吉署長は、「死者が出なかったことが何よりの救いだ。これまでの台風の経験が通用しなかった部分もあり、今後、対応できるようにしたい」と話していた。

 

出典

高波に襲われた救急車の状況は

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180730/1050003394.html 

 

 

7291637分にNHK神奈川からは、30年に1度の高波を想定して工事した道路でも被害が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国道135号線を管理する神奈川県の小田原土木センターによると、5年前にも高波の被害があったことから、被害が起きやすい区間を対象に、堤防の建設と道路のかさ上げの工事が進められていた。


30年に1度の高波を想定して、堤防の高さが海抜10.5m以上になるように整備し、道路も最大で3mかさ上げする計画だ。


一部は完成していたが、今回は、工事が終わったところでも想定を超えて被害が出ていたという。

出典

高波「30年に1度」想定超える

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180729/1050003381.html

 

 

730日付で毎日新聞東京版からは、熱海市のホテルで夕食会場のガラスが高波で割れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

静岡県などによると、熱海市の「ホテルNA」2階のレストランで、午後7時40分ごろ、海側の高さ5.4m、幅2.2mの窓ガラス5枚が、高波を受けて割れた。

 

レストランは海面から約6.4mの高さにあり、当時、夏休みの子ども連れなど約200人が夕食のバイキング料理を楽しんでいたという。

 

割れた直後、ホテルの従業員らが誘導し、宿泊客を上の階などに避難させたが、女児(6)や男児(7)ら宿泊客や従業員計5人が足を切るなどの軽傷を負った。

 

また、同市の「熱海」でも駐車場の車約20台が高波で流され、破損した。

けが人はいなかった。

 

出典

『台風12号 高波、ホテル窓破る 夕食の200人、騒然 5人軽傷 静岡・熱海』

https://mainichi.jp/articles/20180730/ddm/041/040/120000c 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

7291951分にNHK神奈川からは、今回の高波の特徴に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

台風12号の影響で、神奈川県小田原市や静岡県熱海市で高波による被害が相次いだことについて、気象庁は、満潮の時間帯と台風の接近が重なったことに加え、今回の台風が東から西に向かう異例のコースだったため、東風が吹き続けて高波が起きたとみている。

気象庁によると、今は1年でもっとも潮位が高い時期だったうえ、小田原市や熱海市周辺では、28日午後6時ごろに満潮の時間帯を迎えていたとみられ、台風の接近する時間帯と重なっていた。


さらに、今回の台風は東から西に向かう異例のコースを進んだため、午後7時前後の3時間ほどにわたり、小田原市の相模湾や熱海市がある伊豆半島の東海岸線に向かって東風が吹き続けていたという。


こうしたことから、気象庁は、潮位が高まった状態に東風が吹き続けて高波が起きたとみていて、小田原市にある気象庁の観測点では、28日午後7時ごろから潮位が上がり始め、午後8時すぎには、通常よりも潮位が1m50cmほど高くなっていた。

 

出典

異例コースで東風吹き高波か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180729/1050003385.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

台風襲来前、テレビのニュースや報道番組では、

「今回の台風は過去に例がないルートで東から西に向けて進むため、過去の経験は通用しない。満潮、それも1年で最も潮位が高い時とも重なるので、特に高波には注意」

といった注意情報が繰り返し流されていた。

 

それでも、高波打ち寄せる海岸沿いの135号線を走る車がいた。

 

ホテルでは、映像によれば、海面から6mほど高い位置にあるダイニングルームの窓ガラスに波が直接、打ち付けている状態でも、夕食をとっていた。

 

西日本豪雨時にも、「まさか濁流が押し寄せるとは・・・」といった感想を述べていた被災者の方がおられたが、今回もまた、「まさかの事故」が起きてしまった感がある。

 

両事例ともに、担当者あるいは責任者が感度よく危険予知していれば、避けられた事故ではなかっただろうか?

 

 

 

 

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20187291535分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後1時半ごろ、静岡県側の富士山御殿場口6合目付近で、同県の業務委託を受けた富士山安全誘導員の男性2人から、「強風で身動きが取れなくなった」と119番通報があった。

 

2人は、出動した静岡県警山岳遭難救助隊と合流して富士宮口5合目まで下山したものの、午後10時半ごろに1人の容態が急変。

病院に搬送され、死亡が確認された。


亡くなったのは同県富士宮市のアルバイト、西方さん(男性、71歳)で、死因は低体温症とみられる。

もう1人の誘導員に、けがはない。

 

西方さんらは民間警備会社に勤めており、同県の委託を受けて、富士山で安全誘導業務を行っていた。

 

3人1チームで26日に登頂し、27日午前2時から山頂付近で、混雑回避のため、登山客らの誘導や案内を担当。

 

28日午前10時に勤務を終え、下山する途中で遭難したという。

 

出典

『富士山で強風、動けず 誘導員が死亡』

http://www.sankei.com/affairs/news/180729/afr1807290015-n1.html 

 

 

7291733分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県や警察などによると、2人は、県が県内の警備会社に発注した富士山の安全誘導業務に従事。

26日から山頂で勤務し、28日午前から下山を始めていた。

 

一緒にいた静岡市の会社員(40)は、命に別条はない。

 

2人は、御殿場口6合目から約200m離れた場所で発見された。

その際、西方さんは意識があったが、下山後に心肺停止状態となった。

 

〔共同〕

 

出典

『富士山の安全誘導員死亡 71歳男性、低体温症で』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3354944029072018000000/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

一般の登山者ではなく、富士山頂で安全誘導に当たっていた、いわばプロの方が亡くなったという点が気になったので、紹介する。

 

一般の道路工事などならともかく、警備会社が富士山頂での安全誘導業務に、なぜ71歳の方を派遣したのだろうか?
その点も気にかかる。

その方が何度も富士山に登ったことがあるとか、そういった理由でもあったのだろうか?

 

 

 

 

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2018727239分にdmenuニュース(山陽新聞)から下記趣旨の記事が、越水現象の図解付きでネット配信されていた。

 

西日本豪雨により倉敷市真備町地区の小田川が決壊した原因を探っている国の調査委員会(委員長・前野詩朗岡山大大学院教授)は27日、岡山市内で会合を開催。

 

川の水があふれ出て「越水」し、堤防が外側から削られたことなどが影響したとの見解で一致した。 

 

地盤・地質や河川の専門家ら委員7人が出席し、非公開で行われた。

終了後に会見した前野委員長は、「現段階では、水流で堤防(外側ののり面)が削られ、破堤したことが主な原因と考えられる」と説明した。

 

ただ、河川の水が堤防に染みこんでもろくなるなど、複数の要因が絡んだ可能性もあるとみている。 

 

越水を主な原因とした根拠については、テレビ報道で流れた映像での確認に加え、決壊場所近くの堤防上に漂流したごみが残るといった痕跡があることを挙げた。

 

また、越水の発生原因に関しては、本流である高梁川の水位が上がり、支流の小田川の水が流れにくくなる「バックウオーター現象」によって引き起こされたとの見方を示した。

 

今回の豪雨で、真備町地区では小田川2カ所が決壊したほか、同川の支流である末政川、高馬川、真谷川の3河川でも計6カ所が決壊し、推計で4600戸の浸水被害が出た。

 

同委員会は、支流の6カ所も同じく越水が要因で破堤したとみている。

 

次回会合は8月中旬ごろを予定。

詳しい要因を明らかにするとともに、今秋以降に取り組む堤防の本復旧工事の工法を協議していく。

 

出典

小田川堤防決壊の主要因は越水

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sanyo/region/sanyo-107923450 

 

 

727239分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調査委によると、住民が洪水時に撮影した映像で、川の水が堤防の外側を削る様子が一部の決壊場所で確認できた。

 

一方、川底や堤防の内側がコンクリートで覆われているのに決壊した箇所もあり、内側から堤防が壊れる「浸食破壊」の可能性が低いことも、越水が原因とする判断理由になったという。

 

前野委員長は、「複合的な要因で決壊した可能性があり、さらに検討したい」と話している。

 

出典

『西日本豪雨 真備決壊は「越水」原因か 堤防の外側削る』

https://mainichi.jp/articles/20180728/k00/00m/040/131000c 

 

 

 

(2018年8月24日 修正1 :追記)

 

20188221957分に毎日新聞から、堤防決壊の主因は越水だったと結論づけられたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調査委は7月から、現地を訪れるなどして決壊の原因を調査。

 

その結果、8カ所のうち7カ所はバックウオーターの影響で水位が上昇して越水が起き、あふれた激しい水流が堤防の外側(市街地側)を削って堤防の強度を弱め、決壊を招いたとの結論に至った。

 

残る1カ所では、バックウオーターの影響で堤防以外の部分から水があふれる「(溢水いっすい」が起き、同様に決壊を招いたとした。

この場所には、堤防より低い場所に橋が架かっており、この橋の部分から溢水したという。

 

こうした調査結果を基に調査委は、小田川と支流の水位を下げる必要があると判断。

小田川の流れをスムーズにするための河川付け替え工事や、河道掘削工事を進めるよう提言した。

 

調査委の前野詩朗委員長(岡山大教授)は、「国や県は、効果的かつ効率的な工法を決定し、速やかに復旧工事に着手してもらいたい」と話した。

 

出典

『岡山・真備決壊 主因は「越水」 国の調査委が結論』

https://mainichi.jp/articles/20180823/k00/00m/040/062000c 

 

 

 

 

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6月、札幌駅近くのビルで非常用発電機を動かしたところ小爆発したという事例を紹介したが、その記事に対し、英語でコメントが書き込まれた。

 

読んでみると、どうやら金儲けさせてくれるらしき内容。

 

英語のコメントは、これで3回目。

ブログ記事の内容に関係ないコメントは2回目だ。

 

メールならまだしも、ブログのコメント欄に、なぜ、このような書き込みがされたのだろう?

調べてみると、スパムコメントなるものがあるとのことだった。

 

まったく、油断も隙もならない世の中になったものだ。

 

 

 

 

 

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2017825日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報として掲載します。

第1報は下記参照。

(1/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7501/

(2/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7500/

 

 

(2018年8月2日 修正3 ;追記)

 

20187271332分に毎日新聞から、会長らが不法投棄容疑で逮捕されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜県警は27日、窯業原料を適切に処理せず道路脇斜面上に山積みしていたとして、窒業原材料メーカー「M陶料」(瑞浪市)会長のM容疑者(男性、66歳)ら3人を、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕した。

 

ほかに逮捕されたのは、いずれも同町に住む同社常務、W容疑者(男性、68歳)と土木会社社員、T容疑者(男性、58歳)。

 

県警によると、M容疑者は「分かりません」と述べ容疑を否認し、W、T両容疑者は容疑を認めている。

 

逮捕容疑は、M容疑者らは2015年6月18日ごろ、共謀して同町の会社敷地内に産業廃棄物である汚泥など約6トンを投棄したとしている。

T容疑者は、頼まれて不法投棄を手伝ったとされる。

 

県警は、M容疑者が会長に就任した05年以降に不法投棄が始まり、土砂崩れ事故につながったとみて、業務上過失傷害容疑でも捜査を進めていく。

 

出典

『中央道土砂崩れ 会社会長逮捕 廃棄原料を道路脇に山積み』

https://mainichi.jp/articles/20180727/k00/00e/040/262000c 

 

 

7271111分に岐阜新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警生活環境課によると、T容疑者は個人的に委託を受け、産廃を投棄していたという。

 

出典

窯業原料会社会長ら3人逮捕 瑞浪の中央道土砂崩れ

https://www.gifu-np.co.jp/news/20180727/20180727-61057.html 

 

 

728755分に岐阜新聞からは、逮捕理由について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は27日、3容疑者を逮捕する強制捜査に踏み切った。

事件発生から1年を前に、真相解明へ向け、重要な局面を迎えた。

 

強制捜査に乗り出した理由について、県警生活環境課は、「任意捜査では、事案概要が明らかにできないと判断した」と説明。

捜査関係者によると、M容疑者が容疑を否認していることや、これまでの調べで曖昧な供述をしていることなどから、逮捕に踏み切ったという。

 

M容疑者は今月9日、岐阜新聞社の電話取材に、「土砂崩れ以降、県の措置命令などに基づきながら粛々と対応してきた」と答えた。

違法性の認識などについては触れず、「犯罪者ではないし、今さら取材を受けて話すことは一切ない」と話した。

 

出典

中央道土砂崩れ発生1年、強制捜査に

https://www.gifu-np.co.jp/news/20180728/20180728-61280.html 

 

 

 

(2018年10月26日 修正4 ;追記)

 

20181023日付で中日新聞から、違法投棄していた詳細状況が公判で明らかになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

初公判が22日に岐阜地裁であり、同社が違法性を認識しながら40年余り汚泥を捨てていた詳細が明らかになった。

 

検察側の冒頭陳述によると、会社は1950年にM被告の父が設立。

77年ごろから中央道の北の斜面に違法な投棄を繰り返し、M被告が代表になった2007年以降も、同社常務のY被告(69)を通じ、土木会社員のT被告(58)に埋め立てを依頼していた。

 

検察側は証拠調べで、M被告らは捨てた汚泥を再利用するつもりはなかったと指摘した。

 

15年1月にくぼ地がほぼ埋まると、M被告とY被告は、捨て場の閉鎖や新たな投棄場所について相談。

同年6月28日に汚泥6トンを埋めて以降は、敷地内の別の場所に捨てるようになったという。

 

検察側によると、不法投棄することで同社が免れた処分代金は約1830万円。

一方、8月に流出した汚泥や土砂の撤去に、約5890万円かかったという。

 

M被告は逮捕直後、県警の調べに「分かりません」と容疑を否認したとされるが、この日の罪状認否では他の2人と同じく、はっきりした声で「間違いございません」と答えた。

 

出典

「捨て場」に投棄40年 瑞浪土砂崩落で初公判

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20181023/CK2018102302000242.html 

 

 

102391分に岐阜新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

検察側の冒頭陳述によると、同社は1977年ごろから窯業原料の製造過程で出た汚泥を投棄するようになり、投棄場所を「捨場(すてば)」と呼んでいた。

 

2007年にM被告が同社の単独代表となった際、Y被告に捨場の管理を指示し、Y被告から依頼を受けたT被告が重機で埋め立てを繰り返していたとされる。

 

初公判後に取材に応じた同社の代理人弁護士は、この捨場を閉鎖した後にも新たな捨場を設け、産業廃棄物を投棄していたことを明らかにした。

 

出典

会社会長ら不法投棄認める 中央道土砂崩れ初公判

https://www.gifu-np.co.jp/news/20181023/20181023-83971.html 

 

 

 

 

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2018726 1927分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

汚染排水を用水路に流していたとして、愛知県警は26日、同県小牧市西之島北屋敷の貴金属精錬会社「T貴金属精鉱」社長、(男性、58歳)と工場長のN(男性、51歳)の両容疑者を水質汚濁防止法違反容疑で逮捕した。

 

容疑は、昨年11月8日~同12月12日に3回、同社工場の排水口から基準値の1.14~1.38倍の硝酸化合物などを含んだ汚染水を用水路に排出したとしている。

 

S容疑者は「慣習として、簡易検査をやらずに流していた」と容疑を認め、N容疑者は「基準値以内と思っていた」と否認している。

 

県警によると、汚染水は用水路を通して庄内川に流れ込んでいたとみられるが、周辺で健康被害は確認されていない。


汚染水は、乳幼児が過剰摂取すると、酸素欠乏症で死亡する恐れがある。

 

県は同社に対し、同法に基づいて2013年から19回にわたり立ち入り検査を実施。

基準値を超えた汚染水を排出していたなどとして5回以上、文書や口頭で行政指導を行っていた。

 

出典

『汚染水排出 貴金属精錬会社社長ら逮捕 愛知県警』

https://mainichi.jp/articles/20180727/k00/00m/040/062000c 

 

 

7261058分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

民間の信用調査会社によると、同社は1980年に創業。

パソコンやスマートフォンの電子部品を製造する過程で出る廃材を集め、ニッケルや銀、コバルトなど希少な金属をより分けて精錬し、取り出した貴金属を加工、販売している。

 

不要になったスマホの基板などから希少金属を取り出す業態は「都市鉱山」事業として知られていた。

 

県や小牧市が何度も改善を指導したが応じず、事態を重く見た県警が今年1月、同社を家宅捜索し捜査を進めていた。

 

出典

庄内川に基準超の有害物質 愛知県警、容疑で小牧の会社社長ら逮捕

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018072690105828.html 

 

 

 

 

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201599日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正4として掲載します。

第2報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5196/

 

 

(2018年8月2日 修正4 ;追記)

 

20187251924分にNHK北海道から、モーターの取り扱い説明書どおりに配線工事しなかった整備士が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国の運輸安全委員会などの調べで、車両デッキに止めていた冷凍機付きトラックの冷凍機にある冷却用モーターの配線の一部がショートしていたことが、火が出た原因とみられている。


室蘭海保の調べによると、このモーターが火事の4年5か月前に交換されていたことがわかった。


さらに、モーターを交換する際は、冷凍機のメーカーの取り扱い説明書で、配線を電源部分からすべて換えることとされていたが、整備士は配線の一部を切断し、電源部分からの配線とつなぎ合わせていて、それが接触不良を引き起こして発熱し、火が出た可能性があるとしている。


出典

苫小牧沖フェリー火災で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180725/0001793.html 

 

 

726日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

室蘭海保は25日、火元となったトラックの冷凍機モーターを交換した整備士の男(52)を業務上過失致死などの容疑で書類送検した。

 

容疑は11年2月ごろ、勤務先の整備工場でモーターに送電する配線をつなぐ際、発火の危険性があるねじり接続をして発火を誘発し、乗組員1人を死亡させたとしている。

 

国の運輸安全委員会が16年9月に公表した経過報告書は、火元のトラックのモーターへの配線にショートした痕跡があり、配線に手作業でねじり合わせた形跡があったと指摘。

ここから出火した可能性が高いとみていた。

 

出典

『北海道・苫小牧沖のフェリー火災 整備士書類送検 15年に発生』

https://mainichi.jp/articles/20180726/ddm/041/040/074000c 

 

 

 

(2018年9月29日 修正5 ;追記)

 

20189271239分に北海道新聞から、フェリー会社の消火体制にも不備があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省運輸安全委員会は27日、調査報告書を公表した。

 

火元は、一昨年公表した経過報告書で出火による損傷を確認した、車両甲板のトラックの冷凍機と指摘した。

 

火災は、消火体制や装備の不備が重なり、延焼を防ぐ作業が的確に行われなかったために起きた可能性があるとし、実践的な消火訓練などの再発防止策を求めた。

 

安全委は原因究明のため、トラックを所有する運送会社に再三、聞き取りへの協力を要請したが、断られたという。

 

このため、出火当時を再現し、さまざまな条件で結線部分の発熱や出火の状況を調べる検証実験も実施。

結線部分に発熱や出火の可能性があると確認し、冷凍機を火元と推定した。

ただ、出火要因の特定までには至らなかった。

 

また、冷凍機を搭載したトラックがあった甲板の一つ階上の甲板では、トレーラーの荷台に引火性高圧ガスを含む小型ガスボンベ1056本が「雑貨」として積まれており、火災で破損した。

安全委は、ボンベが熱で破裂し、ガスに引火して延焼被害が拡大したとみている。

 

出火や延焼に至った原因について、調査報告書は、乗組員が消火の装備や設備を的確に使えず、冷凍機の火元の消火が行えなかったなどの可能性を指摘した

火災に伴う有毒ガスの危険性に対する、乗組員への教育不足もあったとした。

 

安全委は再発防止策で、フェリー会社に船内の消防設備や用具の習熟訓練、トラックを持つ運送会社に冷凍機の定期点検を求めた。

 

フェリー会社が危険物のボンベを船内に積み込むことを把握できなかったことから、荷送人は荷物の明細書の提出が必要とした。

 

出典

火元はトラック冷凍機 消火体制に不備 苫小牧フェリー火災で運輸安全委

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/232269 

 

 

927101分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

燃え広がったあとも、防火服などを身に着けずに消火にあたっていたため、近くから効果的な放水ができなかった可能性があるとしている。

 

出典

フェリー火災“消火の訓練不足”

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180927/0004312.html 

 

 

927日付で毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同委員会は、再三、冷凍車を整備した会社に経緯を確認したが、会社側は調査への協力を拒否したという。

 

出典

『北海道・苫小牧沖のフェリー火災 防火訓練の不足指摘 運輸安全委』

https://mainichi.jp/articles/20180927/dde/041/040/038000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

運送会社、整備会社ともに事故調査に協力しなかった由。

とても信じられず、理由に言及した記事がないか探してみたが、見つからなかった。

 

以下は、運輸安全委員会報告書(概要)に記載されている内容

 

・・・・・

 

乗組員が消火ホースからの放水による消火及び延焼の拡大を防止できなかったのは、消防員装具を装着した上で組織的な消火作業が行われなかったこと、乗組員の固定式加圧水噴霧装置の使用方法についての理解が不足し、加圧水噴霧ポンプの能力を超えた5区画に噴霧させたこと、及び安全かつ適確な消火作業を行うために必要な空所が確保されていなかったことによる可能性があると考えられる。


乗組員による消火及び延焼防止が適確に行われなかったのは、商船三井フェリー(株)の乗組員に対する実践的な教育及び訓練が不足していたことによる可能性があると考えられる。


本件火災により二等航海士が死亡したのは、大きな危険を伴う火災現場において、所在が不明な甲板員を探すなどの職責を果たす際に、火災発生場所の風下に立ち入り、一酸化炭素を吸い込んだことによるものと考えられる。


・・・・・

 

https://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/ship/detail.php?id=7956

 

 

 

 

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20187262117分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後4時前、高砂市荒井町にある「神戸製鋼所高砂製作所」で、「大型のクレーンが倒れ、負傷者が出ている」と消防に通報があった。


消防によると、クレーンは高さ200mまで伸ばすことができる巨大なもので、現場では2本のアームが横倒しになり、周辺にある工場の屋根が激しく壊れている。


警察や消防によると、この事故で、近くで別の作業をしていた50代の男性が意識不明の重体になっていたが、その後、死亡した。
また、20代の男性が大けがをしたほか、工場の建物内にいた50代の男性2人が、軽いけがをしたという。


会社などによると、当時、建設機械の走行テストなどを行う場所で、関連会社の社員が、納品前のクレーン車におもりをつるして旋回するテストをしていたところ、突然、倒れたという。


神戸製鋼所高砂製作所は高砂市沿岸部の工場地帯にあり、航空機や自動車などに使われる鉄鋼製品や工作機械などを製造している。


警察は、事故の状況を詳しく調べている。

 

出典

神鋼工場でクレーン倒れ4人死傷

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180726/0004456.html

 

 

7262215分に神戸新聞からは、アームが根元から折れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、子会社「コベルコ建機」(東京都)が製造したクレーンの性能テスト中に倒壊した。

 

コベルコ建機によると、死亡した男性と重傷者2人は同社の協力会社社員。

別のクレーンの塗装作業中、倒壊したクレーンの部品が当たったという。

軽傷の1人は神戸製鋼所の関係者。

 

同社などによると、クレーンは明石市内で製造。

約130トンの重りを提げて旋回中だった。

 

最大つり上げ能力は1250トンあり、アームは最大約200m。

アームが根元から折れ、付近の建屋にぶつかってバラバラになった。

 

出典

『神鋼高砂製作所でクレーン倒れる 作業の4人死傷』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011482634.shtml 

 

 

727828分に神戸新聞からは、死者は2人になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

重傷だった男性1人が27日に死亡した。

 

神戸製鋼の子会社「コベルコ建機」(東京都)の協力会社社員で、別のクレーンの塗装作業中、倒壊したクレーンの部品が当たった。

病院に搬送され治療を受けていたが、27日未明に死亡が確認された。

 

この事故では、ほかに男性作業員(56)=加古川市=が死亡し、1人が重傷、1人が軽傷を負った。

 

出典

『神鋼高砂クレーン倒壊 重症の男性が死亡、死者2人に』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011484649.shtml 

 

 

7271128分にNHK兵庫からは、クレーンは現場で組み立てられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、クレーン車は高速道路や発電所などの大型建造物の建設に使われるもので、神戸製鋼の子会社のコベルコ建機が製造し、工場から運び込まれたパーツを現場で組み立てて、納品前の性能テストを繰り返していたという。

 

出典

神鋼クレーン2人死亡で現場検証

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20180727/2020001091.html 

 

 

728849分にNHK関西からは、クレーンが停止し重りの遠心力でアームが折れた可能性もあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

製造元の神戸製鋼の子会社によると、このクレーン車は、1250トンまでつり上げられる、これまでに2台しかない国内最大級の特別仕様のもので、来年の納品に向けて、ことし3月から性能を確かめるテストを繰り返していたという。

 

会社の担当者は、現場の状況から、何らかの原因でクレーンが停止し、おもりの遠心力でアームが折れた可能性もあるとしている。

 

警察は、業務上過失致死傷の疑いで現場を検証したほか、技術担当者から話を聞くなどして、テストの進め方や安全管理について調べている。

 

出典

事故のクレーン車は特別仕様

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180728/0004501.html 

 

 

 

(2018年8月20日 修正1 ;追記)

 

20188192030分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

取材を進めると、犠牲者となった2人は、クレーン製造会社が立ち入りを禁止にするべき区域内にいた可能性があると、複数の専門家が指摘した。

 

労安法はクレーンの規模に応じて立ち入り禁止区域を定めているが、同社が十分な安全対策を取っていたのかどうかが注目される。

 

出典

『クレーン倒壊4人死傷 立ち入り禁止区域に問題?』

https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201808/0011557900.shtml 

 

 

 

(2019年7月10日 修正2 ;追記)

 

2019781530分にNHK兵庫から、重りが重量オーバーだったうえ急旋回させたことが原因らしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故当時、納品前の性能テストのため、アームを180mにまで伸ばして旋回させていたが、捜査関係者によると、その後の捜査で、この状態でつり下げられるのは、およそ100トンが上限だったのに、誤っておよそ130トンの重りをつるしていたことが分かったという。


さらに、操作ミスでクレーンを急旋回させた疑いがあることも分かったという。


警察は、重量を超過した状態で急旋回させたことで、アームに想定外の強い負荷がかかり事故が起きたとみて、捜査を進めている。

 

出典

『神鋼クレーン事故 重量超過か』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190708/2020004268.html 

 

 

 

 

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2018727日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後1時50分ごろ、東京都多摩市唐木田1で建設中のオフィスビル(鉄骨造り、地上3階地下4階)の地下3階から出火した。

 

警察などによると、現場では当時、約320人の作業員が働いていたが、逃げ遅れた男性作業員5人が煙を吸うなどして死亡した。

負傷者は約40人に上り、このうち約25人は症状が重いという。

 

消防が出火原因を調べている。

警察は、業務上過失致死傷などの容疑で捜査を始めた。

 

警察などによると、作業員2人が地下3階でガスバーナーを使い鉄骨を切断していたところ、近くにあったウレタンの断熱材に火花が飛んで、出火したとみられる。

 

作業員は、消火器を使うなどして消火を試みたが、火の回りが早く、瞬く間に燃え広がったという。

死亡した5人は、地上3階と地下4階で1人ずつ、他の3人は地下から発見された。

 

建設中のビルは、企業の事務所などが入居するオフィスビルとして、三井不動産(東京都中央区)が100%出資する南多摩特定目的会社(同)が発注。

安藤ハザマ(東京都港区)が施工していた。

 

同社によると、工事は2016年10月に着工し、今年10月に完成する予定だった。

26日は、内装工事を中心に作業していた。

 

消防などによると、この火災で約70台の消防車や救急車が出動。

延べ床面積約1万7600m2のうち約5000m2が燃え、約6時間後にほぼ消し止めた。

 

現場は火災による黒煙が広範囲に立ち上り、周辺は一時、騒然となった。

 

出典

『東京・多摩の建設現場火災 5人死亡 作業員40人けが』

https://mainichi.jp/articles/20180727/ddm/001/040/159000c 

 

 

7262145分に朝日新聞からは、出火当時の状況が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

捜査関係者らによると、出火当時、地下3階で工事用作業台の鉄骨をガスバーナーで切断する作業をしていた。


その際に火花が出て、床下のウレタンの断熱材に引火して燃え広がったと、作業をしていた男性2人が説明しているという。

1人が切断、もう1人が火花を水で消す役割だったという。

 

2人は、近くにあった消火器や水で初期消火にあたったが間に合わず、地下3階のさらに下にある免震装置が置かれた階にいた作業リーダーに「もうダメだ」などと報告し、避難を始めたという。

 

出典

東京・多摩の建築現場で火災 5人死亡、約25人が重傷

https://www.asahi.com/articles/ASL7V4SXWL7VUTIL032.html 

 

 

728日付で毎日新聞東京版からは、地下4階にいた人の役割が下記趣旨でネット配信されていた。

 

作業員3人が地下3階で、鉄骨の柱をガスバーナーで切断していた。

 

3人のうち、バーナーで切断していたのは1人で、他の1人は飛び散った火花を水で消す担当、もう1人は1.5m下の地下4階から火花が火災にならないように作業を見張っていた。

 

出典

『東京・多摩の建設現場火災 断熱材引火、昨年にも 施工会社、別の工事で』

https://mainichi.jp/articles/20180728/ddm/041/040/113000c

 

 

7272218分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

地下3階でガスバーナーを使用した作業員は、「引火しないよう、周囲に防火シートを敷いていた」と話しているという。

 

出典

『床の隙間から火花落下、引火か 東京・多摩のビル火災 施行会社、昨年も出火』

http://www.sankei.com/affairs/news/180727/afr1807270033-n1.html 

 

 

7262112分に朝日新聞からは、作業員たちが煙に巻かれながら避難した状況が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

作業員たちは建物内に取り残され、煙に巻かれながら避難した。

現場で何があったのか。

 

「ウレタン、ウレタン!」「火事だ!」

ウレタンが燃え、出火元とみられている地下3階。

電気工事をしていた男性(38)は叫び声を聞き、とっさに上階へ続く階段を探した。

 

一瞬で焦げ臭い煙に包まれた。

逃げる途中、うつぶせで倒れている人がいた。

「頑張れ、死ぬぞ」と起こし、何とか見つけた階段を駆け上がった。

 

外に出ると、大勢の作業員がせき込んで座り込んでいた。

見当たらない同僚を捜す人も。

「まるで戦場のようだった」と振り返った。

 

地下3階の下にある免震階で空調設備工事をしていた男性(44)も、火災の知らせを聞いた直後に黒煙にのみ込まれた。

停電して、辺りは真っ暗。

ヘッドランプの明かりと通路に並ぶ黄色いコーンを目印に、階段に向かった。 

 

黒煙は、地上階の作業員も巻き込んだ。

3階で内装作業をしていた男性(36)は、「10cm前も見えなかった」と言う。

煙が抜ける瞬間を見計らって1階へ逃げた。

約1カ月前からこの現場で働くが、「火災の際の逃げ方などは教えてもらったことはない」と話した。

 

3階にも多くの作業員が取り残された。

地上でクレーンを操っていた男性(41)は、かご付きのクレーンを3往復させ、10人くらいを3階から下ろした。

「指示はなかったが、緊急時なのでやるしかないと思った」と言った。 

 

出典

黄色い煙「吸ったら死ぬ」破裂音の中逃げた 多摩の火災

https://www.asahi.com/articles/ASL7V5SMLL7VUTIL05Q.html 

 

 

      (2/3へ続く)

 

 

 

 

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(1/3から続く)

 

 

727646分にNHK首都圏からは、火が出た直後に電源ケーブルが焼けて避難用の照明が消えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

建物内では、火が出た直後に工事用の電源ケーブルが焼けて断線し、停電が起きていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

当時、建物内では300人余りが作業をしていたということで、地下3階から避難した複数の作業員は、「火事に気づいた時には、すでに地下3階は真っ暗で視界がなく、一気に煙が立ちこめてきた」などと、当時の状況を証言している。


警察は、停電によって避難誘導用の照明が消えたため、逃げ遅れた人が増えたとみて、作業の進め方に問題がなかったか、業務上過失致死傷の疑いで詳しい状況を調べている。

 

出典

火災 断線停電で逃げ遅れ拡大か

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180727/0015448.html 

 

 

7271757分にNHK首都圏からは、床裏にウレタンを吹き付けた後に鉄骨を溶断する手順で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

会社側は、地下3階の床裏に断熱材のウレタンを吹き付ける工程のあとに、付近の作業台を支える鉄骨をガスバーナーで切断して撤去する作業をしていたことを明らかにした。


この手順で作業をする場合、ウレタンに火花が燃え移らないよう、不燃シートを敷くなどのルールを社内で定めていたという。

 

出典

5人死亡火災 安藤ハザマが謝罪

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180727/0015496.html 

 

 

7272331分に朝日新聞からは、施工者の安藤ハザマは昨年にも同様の火災を起こしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施工者の中堅ゼネコン「安藤ハザマ」(東京)が昨年、別の現場でも同じ原因とみられる火災を起こしていたことが分かった。

 

同社などによると、昨年6月、東京都江東区の工事現場で、下請けの作業員が鉄骨をガスバーナーで切断した際、火花が断熱材のウレタンに引火。

約5000m2が焼け、作業員1人が全身やけどの重傷を負った。

 

これを受け同社は、現場で火を使う際、周囲を不燃シートで覆ったり初期消火用にバケツの水を用意したりするなど、6つのルールを定めた。

 

社員や下請け業者も含めて現場での朝礼などで周知し、下請け業者が変わる際には、説明の場を設けていたという。

 

同社は、「過去の件にも触れて火災の怖さを伝えていたが、こういう結果になってしまった」と謝罪した。

 

今回、同社は、周囲に不燃シートを敷いていたと説明しているが、捜査関係者によると、地下3階の床の一部に隙間があったという。

 

警察は、この隙間から火花が落ちて引火した可能性があるとみている。

 

出典

断熱材引火、昨年に別現場でも ビル火災の安藤ハザマ

https://www.asahi.com/articles/ASL7W4TGZL7WUTIL027.html 

 

 

7271747分にNHK首都圏からは、入院した25人は全員が有毒な煙を吸った症状が出ているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察のその後の調べで、けが人のうち、症状が重く、入院した25人は、全員、一酸化炭素中毒や有毒なガスを吸った際に現れるのどのやけどの症状が出ていたことが分かった。

 

地下3階の床下にはウレタンの断熱材が敷き詰められていて、500m2にわたって燃えていたという。


警察は、ウレタンに火花が燃え移り、有毒な煙が一気に発生して被害の拡大につながったとみて、業務上過失致死傷の疑いで、作業の進め方や防火態勢に問題がなかったか調べている。

 

化学製品のウレタンは、日用や工業用として幅広く用いられている。


特に建設現場では、アスベストに替わる断熱材として、鉄骨や壁に吹き付けるなどして広く使われているが、燃えやすく、過去にも引火する事故がたびたび起きている。


建設現場での事故を防ぐための教材を企画・販売している「建設安全研究会」は、作業員向けの啓発用のDVDの中で、ウレタンの燃焼実験や引火事故につながりやすい作業の例を紹介している。


このうち燃焼実験では、壁に見立てた板に吹き付けたウレタンにガスバーナーの火を近づけると、あっという間に真っ赤な炎が広がり、黒い煙が巻き上がる様子がわかる。


また、引火しやすい作業の例として、金属の溶接や溶断の作業中に飛び散った火花がウレタンを塗った壁やウレタンの資材に燃え移るケースを紹介している。


建設安全研究会によると、建設現場では吹き付けられたウレタンがむき出しになっていることが多いということで、「ウレタンに火を近づけないことや、不燃性のシートで覆うこと、それに、火を使う場合は常に監視員を配置して、引火していないか確認するなどの対策が不可欠だ」と指摘している。

同じような火災は、全国で相次いでいる。


3年前の平成27年4月には、北海道・苫小牧市のキノコの栽培工場で、溶接に使っていたガスバーナーの火がウレタン製の断熱材に燃え移り、作業をしていた男性4人が死亡した。


また去年6月には、東京・江東区の解体中の建物で鉄骨をバーナーで切断していた際、飛び散った火花がウレタン製の断熱材に引火し、およそ5000m2が焼けて作業員1人が大けがをした。

 

出典

ウレタン燃焼で有毒煙被害拡大か

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180727/0015494.html 

 

 

72897分に読売新聞からは、今回工事時の防火対策に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、安藤ハザマは火災が起きた26日、ウレタンに引火する可能性を考慮し、作業員を配置していた。

 

火元の地下3階では、建物の角にあるH鋼をバーナーで切断し、外す作業をしていたが、下の免震層にある発泡ウレタン製断熱材に引火しないよう、床にシートで覆ったベニヤ板を置いたという。

 

バーナーを使う作業員のそばにはバケツを持った別の作業員がおり、火花が散る度に水をかけていた。

免震層にも、消火役の3人目の作業員が待機していた。

 

・・・・・

 

出典

『ウレタンの危険性認識、消火役を配置ビル火災』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180727-OYT1T50158.html

 

 

7281156分にテレビ朝日からは、出火直後にコップの水で消そうとしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、当時、切断工事に作業員3人が関わっていたが、出火直後に作業員2人がコップに水を入れて火を消そうとしていたことが分かった。

 

その後に消火器を使ったが、間に合わず、火はあっという間に燃え広がったという。

 

出典

『コップの水で消火しようと?建設ビル火災5人死亡』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000132805.html 

 

 

 (3/3へ続く)



 

 

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(2/3から続く)

 

7301157分に日本経済新聞から、死者5人は焼死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

死亡した5人の死因が、司法解剖の結果、焼死とみられることが30日、警視庁捜査1課への取材でわかった。

 

死亡した5人のうち、4人は火元とみられる地下3階と地下4階で発見され、残る1人は屋上で発見された。

 

この事故では他に作業員ら約40人が救急搬送され、うち25人が気道熱傷や一酸化炭素中毒で入院した。

 

出典

『多摩市の建設現場火災 5人の死因は焼死か』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33558740Q8A730C1CC0000/

 

 

 

(2018年8月6日 修正1 ;追記)

 

2018821730分にNHK首都圏から、作業場所が毎日変わるため作業員は避難経路の説明を受けていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

当時、ビルの中には300人あまりの作業員が働いていたが、NHKの取材に対し複数の作業員は、「毎日のように人の入れ代わりが多く、作業場所も変わるため、避難経路について説明を受けたことはなかった」などと証言した。


警察は、現場では作業員の入れ代わりが多く、避難経路について十分に周知されていなかった可能性もあるとみて調べている。

 

出典

5人死亡火災避難路周知不十分か

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180802/0015970.html

 

 

 

(2018年8月29日 修正2 ;追記)

 

20188281731分にNHK首都圏からは、当初の予定と違い燃えやすいウレタンが使われていた、切断していた柱は当初は設置予定がなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察がこれまでに押収した作業の工程表では、断熱材として、燃えにくい不燃性のウレタンが使われる予定だったのが、作業を進める中で燃えやすいウレタンに変更されていたほか、その後の調べで、バーナーで切断していた仮設の柱についても、当初は設置する予定がなかったことがわかった。


火災は、この仮設の柱を撤去するために鉄骨を切断中に起きていて、警察は、計画が変更されたことで十分な安全管理ができず、被害が広がった可能性があるとみて調べている。

出典

計画になかった柱 切断中に火災

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180828/0017548.html

 

 

 

(2018年12月23日 修正3 :追記)

 

201812211759分に産経新聞から、関係者6人が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施工者の準大手ゼネコン「安藤ハザマ」(港区)の担当社員が警視庁捜査1課の調べに「安全より工期を優先した」と供述していることが21日、捜査関係者への取材で分かった。

 

同課は同日、ガスバーナーによる溶断作業で適切な安全対策を怠り、火災を引き起こしたとして、業務上過失致死傷と業務上失火の疑いで、この社員や現場責任者ら同社の3人と下請け作業員3人の34~51歳の男6人を書類送検した。

 

火災を防ぐため業界団体などは、溶断作業について

▽断熱材のウレタンを吹き付ける前に実施

▽改修工事現場などウレタンが吹き付けられた場所では、ウレタンを除去して不燃材で養生し、消火器を準備

などの安全対策を求めている。

 

しかし、捜査1課によると、現場責任者らは安全対策について作業員に指示せず、具体的な手順書も作成していなかった。

 

この結果、ウレタンを吹き付けた場所でそのまま溶断作業が行われ、火がウレタンに直接接する状態だった。

 

火の見張り役は別の作業をしていて火災の覚知が遅れ、燃え広がった。

消火器も近くに置かれていなかった。

 

安藤ハザマは昨年6月にも江東区の倉庫解体現場でウレタンが燃える同様の火災を起こした。

同課は、現場責任者らが作業の危険性を認識しながら漫然と下請け任せにしていた状況が今回の大規模火災につながったと結論づけた。

 

出典

「安全より工期優先」供述 多摩ビル死傷火災、6人を書類送検

https://www.sankei.com/affairs/news/181221/afr1812210042-n1.html 

 

 

1221日付で毎日新聞東京版からは、下の階にいた見張り役は離れた場所で別作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査1課によると、出火時、火元の地下3階では作業員がガスバーナーで鉄骨を縦に切断していた。

 

切断箇所が床下に達した際、炎でウレタン材が加熱されて可燃性ガスが発生。一気に燃え広がったとみられる。


ウレタン材は断熱用で、階下の免震層の天井に吹き付けられていた。

 

免震層には引火を警戒する作業員もいたが、出火時は離れた場所で別の鉄骨を切断していた。

 

捜査1課は、警戒やウレタン材の保護などの防火策を十分に取っていれば防げたとし、現場責任者らに過失があったと判断した。

 

出典

『東京・多摩の建設現場火災 5人死亡 現場責任者ら6人、業過致死傷容疑で
 書類送検』

https://mainichi.jp/articles/20181221/dde/041/040/049000c 

 

 

1222日付で毎日新聞東京版からは、作業員の上下の位置関係を示すイラスト付きで、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

(記事内容の紹介は省略)

 

出典

『東京・多摩の建設現場火災 5人死亡 現場責任者ら書類送検 「工期優先」
 防火策甘く』

https://mainichi.jp/articles/20181222/ddm/041/040/153000c

 

 

 

 

 

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20187251357分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「子どもは静かに溺れます!」・・・。

長野県佐久市の医師会がスマートフォンのアプリなどで呼びかけた注意が反響を呼んでいる。

 

子どもは溺れたら騒ぐと考えがちだが、実際は声も出さずに沈むことが多い。

国も周知を始めた。

 

この注意喚起は、佐久総合病院佐久医療センター(長野県佐久市)の坂本昌彦小児科医長(41)が発案。


昨夏、当時1歳だった長男が、10秒ほど目を離した隙に「音も立てず浴槽に沈んで溺れそうになった」ことがきっかけだ。

 

坂本医師が調べると、特に子どもは、こうした溺れ方が一般的だとする米国の研究を見つけた。

 

子どもは何が起きたのか分からず、呼吸しようと精いっぱいで、声を出す余裕もないという。

 

佐久医師会は昨年9月、「静かに溺れる」ことを啓発するポスターを作製。

同医師会のスマホ向け無料アプリ「教えて!ドクター」で紹介すると、全国から反響が相次いだ。

 

・・・・・

 

出典

「子どもは静かに溺れます!」医師呼びかけ反響

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180725-OYT1T50053.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

調べてみると、昨年、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2017929120分 YAHOOニュース(BuzzFeed Japan))

 

幼い子どもが命を落とす「不慮の事故」のなかで、交通事故や窒息と並んで高い割合を占める「溺水」。

 

子どもが溺れる際の状況について、長野県佐久市の小児科医たちが注意を呼びかけたツイートが話題を呼んでいる。

 

 

【共感の声「自分の娘がそうなったら…」】

 

注意喚起をしたのは、佐久総合病院の医師たちが中心となり、子どもの病気やホームケア、子育て支援情報などについて発信している「教えて!ドクタープロジェクト」。

ツイートでは、子どもが溺れた際にバシャバシャと音を立ててもがくのは「映画の世界だけ」で、実際には、自分が溺れているという状況を理解できず、声も出せずに「静かに沈みます」と指摘。

 

溺れても物音で気付くだろうと安心して目を離すのではなく、常に見守る必要があると呼びかけた。

投稿は2万件近くリツイートされ(9月29日現在)、実際にこうした状況を経験したことがある親などから、

 

「あの時の光景は忘れることができません」

「静かに沈むなんて思いもよりませんでした」

「自分の娘がそうなったら…とゾッとして震えました」

 

などと、多くの声が寄せられた。

 

 

【医師も経験「パッと見たら、もう浮いていた」】

 

「偉そうなことを言っていますが、実は、私も経験したことがあるんです」。

BuzzFeed Newsの取材にそう話すのは、同プロジェクトのリーダーを務める坂本昌彦医師。

 

それは、いつものように1歳3カ月の息子と一緒に風呂に入り、先に自分が脱衣所に出たときだった。

「そのとき、息子は浴槽のふちにつかまってジョウロで遊んでいました。

そこまでは見てたんです。

遊んでるなーと思って脱衣所に出て体を拭き始めて、チャプチャプと息子が遊ぶ音もしていたのですが、15秒か20秒後くらいにパッと見たら、もう浮いていたんですよね。

仰向けで目を見開いて、こっちを見ているような状況で」。

 

すぐに風呂から引き上げ、息子は無事だったが、やはりバシャバシャともがくような音はしなかった。

 

「まず、バシャバシャと水しぶきをあげるためには、相当な割合で体が水から出ている必要があります。

それに加えて、赤ちゃんたちの場合は、溺れても自分がどういう状況なのか理解できていないので、頭の中が『?』のまま、もがくこともなく沈んでいくのだと思います」


坂本さんによると、こうした反応は「本能的溺水反応(instinctive drowning response)」と呼ばれ、日本の医学界でもあまり広く知られていないという。

 

坂本さん自身もアメリカ・シアトルの小児科医の著書で知り、より多くの人に知らせたいと、今回の注意喚起に至った。

 

「溺水は、本当に命に関わります。

『音が聞こえていれば溺れることはない』というのは違うんだよ、『子どもは静かに沈むんだよ』ということは、どれだけ強調しても強調しすぎということはないと思います」

 

 

【もし万が一溺れてしまったら…】

 

一方、もし万が一、子どもが溺れてしまった際には、どういった対応を取ればいいのか。

 

厚労省の人口動態調査によると、2016年に不慮の事故で亡くなった1~4歳児85人のうち、約3割の26人が溺水だった。

また、水中での時間が5分を超えると、脳に後遺症を残す可能性が高くなるといわれている。


坂本さんによると、

(1)まず意識があるかを確認し、

(2)平らな場所に寝かせて、

(3)意識がなければ、絶え間なく心臓マッサージと人工呼吸を行い、

(4)必要であれば救急車を呼ぶ

などの措置をとるべきだという。


だが、何よりも大切なのは、お風呂やプールでは子どもから目を離さずに、溺れてしまう事態を防ぐことが大切だと繰り返し強調する。

 

また、乳幼児だけではなく、小・中学生でも溺れている際に音を立てたり、大声で助けを呼ぶことができるとは限らないため、注意が必要だという。

 

出典

「子どもは静かに溺れます」医師が注意喚起

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00010003-bfj-hlth 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

先日、高知市の小学校プールで保護者など10人の監視下、8歳女児が溺れた事故を紹介したが、当該事故も、「静かに溺れた」事例だったのかもしれない。

 

 

 

 

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2018726937分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午後9時半ごろ、東海市東海町にある新日鉄住金名古屋製鉄所で、設備のメンテナンス作業を監督していたこの会社の社員、中島さん(男性、42歳)が、高さ5mほどのところから転落した。


この事故で中島さんは頭を強く打って、病院で手当てを受けていたが、約1時間半後に死亡した。


警察によると、中島さんは当時、下請け会社の作業員が鉄にすずのメッキ加工を行う設備の中から、メンテナンスのため、タンクを取り出す作業にあたるのを現場で監督していて、タンクを取り出したあとの状況を高さ5mの設備の上に立って確認していたところ、突然、転落したという。


警察は、転落の状況などについて詳しく調べている。

 

出典

新日鉄住金工場で転落死

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180726/3831881.html 

 

 

 

 

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2018723157分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

西日本豪雨による浸水被害で3人が死亡した広島県三原市の沼田(ぬた)川で、川の中州などに茂った樹木が流れを妨げ、氾濫の一因となったとみられることが、土木学会の現地調査でわかった。

 

県も危険性を認識し、今秋以降に伐採する予定だった。

 

専門家は、「全国各地に同様の河川がある。早急に対策を取るべきだ」と指摘する。

 

三原市などによると、同市では今月6日夜から7日朝にかけて、沼田川や支流の菅川などで、水が堤防を越える越水や決壊が発生、約2200戸が浸水、3人が死亡した。


県の水道施設も水没し、同市や尾道市など4市1町の約9万世帯で断水が発生した。

 

15日に現地調査した土木学会の河原能久・広島大教授(河川工学)は、沼田川の中州などに茂った樹木に大量の流木やがれきが引っかかっているのを確認した。

 

すぐ近くで水が堤防を越えており、河原教授は、「樹木や流木が流れを妨げ、川の水位が上昇したと考えられる」と分析した。

 

・・・・・

 

出典

『中州の樹木、川の氾濫の一因に…土木学会調査』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180723-OYT1T50041.html

 

 

716741分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今回の豪雨で8人の死亡が確認されている三原市では、市内を流れる沼田川があふれ、さらにその支川の堤防が決壊するなどした結果、これまでに住宅180棟余りが床上や床下が水につかる被害が出ている。


15日は、河川の災害に詳しい広島大学大学院の河原能久教授が広い範囲が浸水した三原市本郷町を訪れ、現地の様子を写真に撮ったり、流域の人に当時の川の様子について聞き取ったりした。


その結果、沼田川では、中州などに手入れされず大量に茂った樹木が水の流れを妨げ、被害を拡大させたと見られることがわかった。


さらに、橋の上流の住宅に被害が多く確認されたことから、橋脚に流木などが引っかかり、水の流れをふさぐ障害物になったと見られるという。


河原教授は、「今回のようにまとまった雨が長時間降り続く場合、ほかの場所でも同じような被害が出る恐れがある。水を下流に流す川の本来の能力を低下させないようにすることが防災につながる」と指摘している。

 

出典

三原市の河川を専門家が調査

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20180716/0001550.html 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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