2018年2月26日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8063/
(2020年4月8日 修正3 ;追記)
2020年3月31日付で中日新聞から、保育園が事故検証委員会に提出した園外保育計画書は改竄されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高森町で二〇一八年二月、園外保育中だった町立保育園の男児=当時(4つ)=が倒れた墓石の下敷きになり死亡した事故で、保育園側が、事前に作成する園外保育計画書を事故後に書き換え、町の事故検証委員会に提出していたことがわかった。
町が三十日、明らかにした。
当時の園長と引率した保育士四人が二月に業務上過失致死で書類送検された際、飯田署は園外保育の下見を行っていなかったと説明。
「現場の下見をした」との町検証委に対する保育園側の報告と食い違ったため、町が当時の関係者に聞き取り調査を行い、計画書の書き換えが発覚した。
園外保育の現場やルートの下見を行っていなかったことも確認した。
町は「捜査中のため」として、現時点で計画書の書き換えと下見に関する虚偽報告の動機や詳細な経緯は発表せず、事故前の計画書を確認できないことから、書き換えの具体的な内容に関する聞き取り結果も明らかにしていない。
町は四月一日の町議会全員協議会で調査結果を報告、その後、壬生照玄町長が会見して説明する。
併せて、有識者の意見を踏まえ、再発防止に向けた再検証の必要性も検討する。
https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20200331/CK2020033102000025.html
(ブログ者コメント)
昨年8月5日付で、高森町のHPに事故報告書が掲載されている。
その報告書が改竄計画書をベースに作られたとなると、見直し必定となるかもしれない。
https://www.town.nagano-takamori.lg.jp/kosodate/2/6/4894.html
2021年7月28日16時45分にNHK富山からは、町は担当保育士が下見を行っていなかったなどとする追加の報告書を作成したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3年前、高森町上市田の墓地で、園外保育中の町立保育園に通う4歳の男の子が墓石の下敷きになり死亡した事故で、町の事故検証委員会は、担当の保育士が委員会で「事前に下見を行った」と証言したことを受けて、おととし、「保育士は下見をしていた」とする報告書を町に提出しました。
この事故で、警察は「保育士は下見をしないなど安全管理を怠った」などとして、去年、当時の園長や担当の保育士など、合わせて5人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
これを受けて町は、去年、再び事故検証委員会を設置して事実の確認などを行い、28日、壬生照玄町長に追加の報告書を提出しました。
委員会によりますと、下見を行ったと証言した担当の保育士を除く当時の園長ら4人から話を聞いた結果、担当の保育士は下見を行っていなかったことや、下見を行わないまま園外活動の計画書を作成し、園長も十分な確認をせず承認したこと、担当の保育士が別の保育士に下見をしていなかったことを黙っているよう頼んでいたことが新たに確認されたため、報告書に追加したということです。
壬生照玄町長は、「安心な保育園を運営する立場として、2度とこのような事故を起こさないように再発防止に取り組みたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210728/1010019080.html
(2021年9月10日 修正5 ;追記)
2021年9月9日17時4分にNHK信州からは、下見をしなかった保育士に罰金命令が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
飯田区検察庁は、下見をしなかったり見守りをおろそかにしたりしたとして、43歳の保育士を業務上過失致死の罪で略式起訴していました。
そして、飯田簡易裁判所は9日までに、この保育士に対して罰金50万円の略式命令を出しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20210909/1010019829.html
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、高森町のHPに事故報告書が掲載されていた。
報告書(2019年8月5日)
https://www.town.nagano-takamori.lg.jp/material/files/group/7/houkoku.pdf
追加報告書(2021年7月28日;下見していなかったことが判明したことによる追加)
https://www.town.nagano-takamori.lg.jp/material/files/group/7/20210729koukai12P.pdf
2020年3月18日19時13分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年9月、静岡市の幼稚園で運動会の練習中に強風でテントが飛ばされ園児3人がけがをした事故で、幼稚園の園長らがテントをくいで固定するなどの安全管理を怠ったとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、静岡市葵区の千代田幼稚園の64歳の男性の園長と、運動会の責任者だった38歳の女性の教諭です。
警察などによりますと、去年9月、幼稚園の園庭で運動会の練習を行っていたところ、強風にあおられてテントが飛ばされ、年中の園児3人に当たり3人が顔などに軽いけがをしました。
警察によりますと、当時、テントはくいや重しなどで地面に固定する措置が取られていなかったということで、園長らは、安全管理を怠って園児らにけがをさせたとして業務上過失傷害の疑いが持たれています。
2人は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200318/3030006192.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の2コマ。
2020年3月13日21時11分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2016年に葉山町立葉山保育園(同町堀内)に通う男児=当時(6)=が同園で死亡した事故を巡り、同町議会は13日の本会議で、町が遺族に計約5900万円の損害賠償を支払う和解議案を、全会一致で可決した。
町によると、3月中に和解が正式に成立する。
男児は16年12月、園庭に面した木製デッキに置かれていたサッカーゴールのネットに足をとられ、転倒。
帰宅後に病院へ搬送されたが、翌日に亡くなった。
園長が業務上過失致死の容疑で書類送検されたが、横浜地検横須賀支部は17年12月に不起訴処分とした。
町と同園は、遺族の意向や、検証委員会が18年3月にまとめた報告書の提言を踏まえ、緊急時の対応マニュアル改訂や職員研修、防犯カメラ設置などを実施。
町と遺族は面談を重ね、2月末に和解することで合意したという。
山梨崇仁町長は本会議後、取材に対し、「和解は成立するが、亡くなった園児が帰ってくるわけではない。改めてご冥福をお祈りするとともに、二度と同じ事故が起きないよう、保育園の安全な運営に努めたい」と話した。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-298708.html
※園長が書類送検された当時の報道は下記。
(2017年12月28日11時36分 産経新聞)
神奈川県葉山町立葉山保育園で昨年12月に男児=当時(6)=が転倒し死亡した事故で、県警葉山署は、業務上過失致死容疑で女性園長(60)を書類送検した。
捜査関係者や町への取材で分かった。
書類送検容疑は、昨年12月13日、園庭に面した木製デッキに子供用のサッカーゴールを置いたままにして安全確保を怠り、ネットに足を引っ掛けて転んだ男児を死亡させたとしている。
町によると、男児はすぐに立ち上がり「大丈夫」と話していたが、帰宅後に体調が悪化し、搬送先の病院で同14日朝に死亡した。
男児の救急搬送要請はなかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/171228/afr1712280017-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、事故検証委員会報告書から抜粋した事故の経緯など。
ただ、保育園の見取り図は掲載されているものの、肝心のネットの写真は掲載されていない。
・・・・・
(2)経緯
〇平成28年12月13日(火)16時頃、園庭で追いかけっこをしていた6歳男児が園庭と保育室の間にあるデッキの通路上を走り、デッキに置いてあるサッカーゴールの網に足をとられ転倒した。
転倒後、保育士が駆け寄り、怪我がないか全身の状態を確認した。
本児は意識、受け答えもハッキリしていたが、転倒直後のため、室内で安静にして いた。
〇児童の様子を伝えるために保育士が保護者に連絡したが、繋がらなかったため、 留守番電話に折り返しの連絡を伝言し、保護者の迎えを待つ間、検温や水分補給を行い、見守りを続けた。
18時過ぎ、保護者(祖母)に引渡しを行った。
〇19時過ぎ、容態が悪くなり自宅より救急搬送されたが、翌14日(水)5時12分に搬送先の病院で死亡が確認された。
(3)死因
〇後日、遺族からのヒアリングで、死因が腹部打撲による「臓器損傷による出血性 ショック」ということを知った。
・・・・・
https://www.town.hayama.lg.jp/material/files/group/9/houkoku.pdf
この報告書については、これまで本ブログで紹介したいくつかの記事にも名前が見られる小児科医の山中氏が、以下のような意見を述べていた。
その中で、ブログ者が違和感を覚えた写真掲載ゼロについても言及されている。
(2018年8月30日18時0分 YAHOOニュース)
・・・・・
・・・ 保育現場等で死亡事故が起こった場合には検証委員会を設置して検討し、その報告書を国に提出するよう求めている。
・・・・・
これまでに公表された検証報告書を読んで、「予防につなげる」という観点から問題点を指摘したい。
・・・・・
◆事故の概要
2016年12月13日午後4時ころ、神奈川県葉山町の公立保育園の園庭で追いかけっこをしていて、園庭と保育室のあいだにあるデッキの通路上を走っていたところ、デッキに置いてあったサッカーゴールの網に足を取られ転倒した。
・・・・・
◆事故の発生状況を推測すると
報告書の4ページには、死因として「腹部打撲による臓器損傷による出血性ショック」と記されている。
推測ではあるが、この事例の場合、おなかを打ってから比較的短時間で死亡しているので、肝臓か脾臓からの大量出血によって死亡したと思われる。
尖ったものが腹部に当たれば何らかの傷が皮膚についているはずであるが、子どものおなかの皮膚には傷は認められていない。
そこで、おなかにぶつかったものは、直径が3cmくらいの棒(クッキー作りやパン作りなどに使う麺棒)状のものの先端部分ではないかと推測される。
走って転んだとき、その麺棒の先端部がおなかにぶつかり、皮膚直下の肝臓か脾臓に当たった。
麺棒の先と背骨のあいだに臓器が挟まれ、臓器が裂けたのではないかと推測される。
すなわち、子どもが転倒した現場の写真、とりわけ、おなかがぶつかったと思われる場所の写真や、麺棒のようなものの写真やその計測値(直径や長さ)を知ることが死因を考える上で不可欠である。
この報告書には、写真は何も収載されていない。
現場の見取り図、たとえばサッカーゴールの絵と、転んだと思われる場所の見取り図、おなかがぶつかったと思われるものの絵があれば理解しやすい。
・・・・・
◆この報告書の問題点
1 死因の情報がない
・・・・・
2 検証委員メンバーの問題
‥・・・
3 医療体制の問題
・・・・・
◆今後の課題
・・・・・
国からの通知には具体的な検証の進め方が細かく記載され、どのような情報を収集したらよいかの項目については下記のように挙げられている。
・・・・・
これらの項目をすべて網羅するにはたいへんな作業量が必要となる。
報告書を読むと、ほぼ全ての項目について記載されているが、何が予防につながるポイントなのかがわかりにくい。
今回のケースでは、「健康な子どもが転んでおなかを打ち、約半日後に死亡した」ので、2と5と9について詳しく調査して、そこを中心にした記録とすべきである。
・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/byline/yamanakatatsuhiro/20180830-00095009/
2020年1月28日付で中日新聞朝刊から下記趣旨の記事が、変更前後のイメージ図付きでネット配信されていた。
名古屋市教委は、市立小学校の部活動について、新年度から全校の半分に当たる約百三十校で教員の指導をやめ、民間事業者に運営を委託する方針を固めた。
多様な活動を楽しめるよう、選択の仕組みも変える。
働き方改革の一環として、二〇一八年に教員による指導打ち切りの方針を示しており、現在は一部の学校でモデル実施をしている。
今回は、全校への拡大を視野に、規模を大幅に広げる。
市教委によると、部活は二百六十一校全校で取り入れている。
四年生以上が対象で、七割が参加。
週三日、一日一時間半を上限に、教員の指導で活動している。
一七年度に市教委が部活の指導に携わる教員に調査したところ、約七割が「部活の指導を負担に感じたことがある」と回答。
市教委は民間委託の方針を打ち出し、一九年九月から五校でモデル実施してきた。
市教委は四月以降、約百三十校の指導を担う業者を公募し、二学期からの実施を目指す。
人材を確保するため、保護者や地域住民、学生など部活の指導ができる人に登録してもらう「人材バンク」も創設する。
また、児童は主に前期(一学期)、後期(二、三学期)でそれぞれ一つの部活に所属していたが、民間委託後は最大で一年間に三つの部活を選び、曜日ごとでそれぞれの活動に参加することができる。
現在のモデル校では、スポーツスクールを運営する会社などが指導を担う。
学校や児童の反応から、市教委は実施校の拡大を決定。
新年度予算案に関連事業費を計上する。
担当者は、「運動・文化活動は継承しながら、指導を民間が担うことで、教員には教員にしかできないことに取り組んでもらいたい」と話す。
市教委などによると、小学校部活は全国的には導入例が少ないが、愛知県内では名古屋市以外の公立小学校で八割が実施している。
一方で、同県蒲郡市は部活を、豊橋市は運動部を、それぞれ廃止する方針を示している。
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2020012802000061.html
1月28日5時0分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市教育委員会は2020年度、市立小学校での部活動について、本格的に民間へ委託する方針を固めた。
モデル事業として現在5校で民間委託しているが、全市立小の半数に広げる。
教員の長時間労働が問題となる中、部活のあり方に一石を投じる取り組みとなりそうだ。
市教委によると、19年度に始めたモデル事業は、スポーツ教室の運営会社など3社が各校で三つの部活を運営。
4~6年生が対象で、サッカーとバスケットボールに加え、合唱などの文化部となっている。
複数の関係者によると、20年度は全市立小(261校)の半数の約130校に民間委託を拡大する方針で、21年度に全校導入を視野に入れる。
市教委は、モデル事業で教員の負担が減り、競技経験がある指導者による質の高い練習を提供できたことなどで、より良い教育環境につながったと判断した。
1週間のうちに野球、サッカー、バスケ、合唱などから最大3種類を経験できる仕組みにする。
20年度分の総事業費は数億円規模となる見通しだ。
指導者を確保するため、元教員や地域住民などが登録する人材バンク制度を委託業者が活用することも想定している。
中学、高校での導入は検討していないが、仕組みは転用できるという。
現行のモデル事業は、学校側は部活の運営・管理に携わらず、委託された民間事業者が指導のほか、活動計画の作成、けがの対応、大会の引率・監督、保護者への連絡などを担っている。
市教委スポーツ振興課の担当者は、「企業などからコーチの派遣を受ける事例は他の自治体でもあるが、部活の管理そのものを委ねる事例は中学も含めて聞いたことがない」と説明。
スポーツ庁も同様の見解を示す。
名古屋市では全市立小で、放課後に部活を週3回以内の基準で実施している。
18年度現在で、4~6年生の約8割に当たる4万5250人(重複あり)が参加。
小学校教員のほぼ半数の約2800人が顧問となり、土日の試合の引率など、多くの教員が指導に月30時間を費やしてきた。
市教委は18年3月、教員の負担軽減のため、20年度限りで現行の小学校での部活を廃止し、21年度以降は教員が携わらない形で何らかの活動を続ける方針を示していた。
https://www.asahi.com/articles/ASN1W7FLDN1QOIPE013.html
※昨年、2019年5月17日20時0分に日本経済新聞からは、名古屋市では過労死ラインを越えて残業した月があった小学校教員は2割弱など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市は、市内の小学校の部活動の運営を担う民間事業者を募る。
今年初めて実施するモデル事業で、運動部と文化部の両方を指導することなどが条件だ。
市は将来、小学校の部活動を外部の事業者などに完全委託する方針で、教員の働き方改革を進める。
応募は31日までで、6月12~14日に事業計画を受け付ける。
2021年度をめどに、部活動の指導を民間などに委託する方針を示す。
19年度予算には、5校を対象にしたモデル事業費2200万円を計上した。
委託先として想定するのは、教育事業をてがける人材派遣会社や学校法人など。
19年9月~20年2月に、小学校のサッカー部や器楽部などで、週に3日間、計4.5時間の指導を任せる。
待遇や運営の課題を調査し、今後の制度設計に生かす。
18年度は市内261校に1197の部活動があった。
4~6年生の約8割が参加し、すべての部活動で教員が指導した。
小学校の教員は学習指導要領の改訂で負担が増えている。
市によると、18年度に過労死ラインとされる80時間を超えて残業した月があった教員は2割弱いたという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44948520X10C19A5L91000/
※一方、千葉県でも過労死ラインを越えて残業する小学校教員が8%など、下記趣旨の記事
がネット配信されていた。
(2020年1月30日5時0分 千葉日報)
千葉県教委は29日、昨年11月に実施した県内公立学校教員の勤務実態調査の結果(速報値)を公表し、残業が月80時間(過労死ライン)を超える割合は昨年6月の前回調査から低下したものの、中学校教諭で依然29・5%に上った。
副校長・教頭は市町村立の中学校で31・7%、小学校でも27・3%が80時間超え。
県教委は、80時間超えを速やかに解消する目標を設定して、業務の効率化や補助人材の活用を進めているが、一層の対策強化が必要になりそうだ。
調査対象は、千葉市教委が権限を持つ同市立校を除く、フルタイム勤務者全員。
中学校教諭の80時間超えは、6月調査時の37・9%からは8・4ポイント低下した。
80時間超えは、高校教諭で16・5%(6月調査は20・6%)、小学校教諭で8・1%(同12・1%)。
副校長・教頭は、県立高校で5・3%(同13・2%)、県立特別支援学校で11・1%(同20・3%)が80時間を超えた。
一方、校長の80時間超えは、ほとんどなかった。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/663252
(ブログ者コメント)
運動関係の部活は、専門家に任せることで事故が減るかもしれない。
2019年12月3日22時5分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後3時ごろ、三重県紀北町の町立赤羽中学校で、1年生の理科の授業で男性の常勤講師(27)が水素を発生させる実験をした際、ガラス製のフラスコが破裂した。
近くに生徒4人がおり、飛び散ったガラス片に当たった男子1人が左頬に、講師も左手首に軽い切り傷を負った。
他に男子1人と女子1人が破裂音により軽い難聴を訴えた。
自覚症状のなかった残る男子1人も含め、全員が病院に救急搬送されたが、いずれも帰宅した。
町教委によると、授業は理科室であり、1年生4人全員が出席。
講師がテーブルの上でフラスコに亜鉛と塩酸を入れて反応させ、水素を発生させていた。
この時、生徒4人はテーブルを囲んで実験を見ていた。
水素を試験管に集めて線香の火を近づけ、軽い爆発を発生させて水素の特性を教える手順だったが、何らかの理由でフラスコ内にたまった高濃度の水素に引火し、破裂したとみられる。
赤羽中は全校生徒17人。
講師は1~3年の理科を担当している。
事故を受け、校長ら教員が生徒4人の自宅を訪問し、保護者に事故の経緯を伝えて謝罪した。
中井教育長は取材に、「子どもたちにけがをさせ、不安を感じさせてしまい申し訳ない。原因を調べて再発防止に努める。4日朝に町内の全小中学校にファクスを送り、実験への注意を促す」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019120390183603.html
12月4日付で伊勢新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
授業では、亜鉛と塩酸をフラスコに入れて水素を発生させ、火を近づけて反応音を聞く実験を行っていた。
本来ならば水素に火を近づけるはずが、手順を誤り、事故が起きたという。
事故原因は調査中。
同校は1年生4人、2年生6人、3年生7人が通っている。
https://www.isenp.co.jp/2019/12/04/39263/
2019年10月29日12時30分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府大山崎町は28日、町立第3保育所(円明寺)の女子園児(3)が21日の園外保育中に天王山で滑落し、頭の骨を折るなどの重傷を負ったと発表した。
園児の命に別状はなかったが、入院中という。
町は事故調査委員会を立ち上げ、事故原因とともに、保育士の引率方法や事故後の初期対応に問題がなかったかを調べる。
大山崎町福祉課によると、21日午前10時25分ごろ、園外保育で散歩中だった女性の保育士2人と年少児14人のうち、女子園児1人が同町の天王山(270メートル)山道の橋(全長約5メートル)周辺で約3.6メートル下に滑落した。
事故直後、女子園児は現場で意識があり自力歩行もでき、保育士らは手と腰の擦り傷の軽傷と判断した。
24日に登園後、顔に腫れなどの症状が見られ、近くの病院で左前頭部の骨折と脳挫傷と診断された。
けがをした女子園児は同日夕方に頭痛を訴え、保育士と保護者が頭に傷があったことを初めて確認し、近くの医療機関を受診した。
22日も頭痛が治まらなかったため別の医療機関に行ったが、ともに24時間の経過観察とされ、23日は通常通り通園したという。
町福祉課によると、第3保育所は、園児の事故が起こった緊急時の対応や保護者への連絡体制など危機管理が不適切だったとしている。
併せて、21日の受診では、園から保護者への事故当時の滑落状況の説明も不十分だったことから触診による診察だったという。
https://this.kiji.is/561721488295232609?c=39546741839462401
2019年10月16日12時52分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年8月、福岡市の海で、児童養護施設に入所する中学生が課外活動中に溺れて死亡した事故で、警察は、施設のルールを無視して安全管理を怠ったことなどが事故につながったとして、引率の職員ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
去年8月、福岡市東区の海で、朝倉市の児童養護施設に入所する中学1年生、緒方さん(男性、13歳)が、溺れて死亡しました。
警察によりますと、施設では、この日、職員や子どもたちが課外活動としてキャンプを行う予定でしたが、当日になって海水浴に変更したということです。
施設では、▼課外活動で海水浴を禁止しているほか、▼予定を変更した場合は責任者に報告することをルールで定めていましたが、引率の職員らはいずれも守らなかったということです。
警察は、施設のルールを無視して安全管理を怠り、波の高い海で泳がせたことが事故につながったとして、20代の保育士や児童指導員ら3人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
警察の調べに対し3人は、「海水浴を禁止していたのは理解していたが、子どもが望んだため予定を変更した。責任者に報告するとだめと言われるのでしなかった」などと容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20191016/5010005851.html
10月16日12時33分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県朝倉市の児童養護施設に入所していた中学1年、緒方さん=当時(13)=が昨年8月、福岡市東区の海岸で溺死した事故で、県警は16日、施設が禁止していた海水浴をさせて死なせたとして、業務上過失致死容疑で、施設の男性元講師(28)ら男女3人を書類送検した。
3人の書類送検容疑は昨年8月7日、施設外活動の計画を無断で変更して海岸に行き、緒方さんを溺死させたとしている。
県警によると、いずれも容疑を認め「子供たちが望んだ」という趣旨の供述をしている。
施設などによると、施設外活動には、小学1年~高校2年の計8人が参加。
元講師ら3人が引率し、海に入った数人に「危ないから戻って」と言ったが、緒方さんが波にさらわれた。
遊泳禁止地域ではなかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/191016/afr1910160025-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
2019年10月11日11時45分にFNN PRIME(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日、長崎県大村市の竹松小学校で校舎の窓がサッシごとはずれ、外にいた小学4年生の女子児童がケガをしました。
大村市教育委員会は事故の原因を、校舎の老朽化とみています。
大村市教育委員会や関係者によりますと、事故は大村市の竹松小学校で起きました。
9日午後2時半ごろ、掃除をしていた児童が換気をしようと窓を開けたところ、幅約90センチ、高さ約60センチの窓がサッシごと外れ、外にいた4年生の女子児童の背中に当たりました。
女子児童は背骨を骨折したおそれがあり、11日病院で精密検査を受けるということです。
窓は地面から約1.5メートルの高さにあり、落ちた後ガラスが割れたものの周囲の児童にはケガはありませんでした。
事故が起きた校舎は1971年の完成で開けにくくなっている窓が複数あり、大村市教育委員会は老朽化が原因とみています。
大村市教育委員会は10日付けで市内の21の小中学校に対し、動きにくい窓がないかどうかの緊急点検を指示しています。
https://www.fnn.jp/posts/2019101100000001KTN
10月11日14時19分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎県大村市教育委員会は11日、市内の公立小で9日、校舎1階の窓がサッシごと外れ、外にいた小4女児(10)の背中付近に当たり約1カ月のけがをしたと明らかにした。
老朽化が原因とみている。
市教委によると、9日午後2時20分ごろの清掃時間中、別の児童らが1階女子トイレの換気のため窓を開けた際に外れた。
窓の下にある手洗い場に被害女児がいた。
病院の診断では腰椎の一部がずれているが、歩くことはできるという。
校舎は昭和46年に完成。
窓は横約90センチ、縦64センチで、部品の一部がさびていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/191011/afr1910110042-n1.html
10月11日19時14分にYAHOOニュース(長崎放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後2時すぎ大村市内の小学校で1階の女子トイレ内を掃除していた児童が空気の入れ換えのために窓を開けたところアルミ製の窓がレールから外れ外側に落下しました。
落下した窓は手洗い場でバケツの水を流していた4年生の女子児童の背中に当たり女子児童は背中の骨を折るケガをしました。
大村市教育委員会によりますと窓は、レール部分が劣化し滑りにくくなっていて落下したのは老朽化のためとみています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00002980-nbcv-l42
10月11日15時23分にNHK長崎からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校では、すぐに保護者に連絡するとともに、車で女子児童を病院に運びました。
医師の診察の結果、児童は背中の骨を折るけがをしていましたが、安静にしていれば日常生活を送れる状態で、特に入院の必要などはなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191011/5030005715.html
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の1コマ。
(2019年10月23日 修正1 ;追記)
2019年10月21日19時18分にテレビ長崎から、戸車が錆びて回転しなかったことが原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
大村市教育委員会は21日、大村市議会の全員協議会で事故について謝罪し、今後の対応などについて報告しました。
今月9日、大村市の竹松小学校で掃除中の児童が換気のために開けていた窓を閉めていたところ、窓がサッシごと外れて外の手洗い場に落下しました。
その際、4年生の女子児童の背中に窓が当たり、腰の骨を折るケガをしました。
教育委員会は窓の下の部分についている「戸車」がさびて回転せず、窓の開け閉めがスムーズにいかなかったことが事故につながった可能性があると説明しました。
今回の事故を受けて、教育委員会が大村市内すべての小中学校で窓の点検を行ったところ、不具合があるなどの報告が287件あがっていて、今後必要な修繕を行うとしています。
http://www.ktn.co.jp/news/20191021278641/
10月21日20時33分にNHK長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
今月9日、市内の小学校で児童たちが1階のトイレの清掃作業をしていた際に、換気のために窓を開けようとしたところ、窓がレールから外れて外側に落下しました。
落下した窓は、窓の下の手洗い場にいた4年生の女子児童に当たり、この児童は背中の骨を折る大けがをしました。
落下した窓は一部がさびていて、開け閉めがしにくい状態だったということで、大村市教育委員会は窓の老朽化が落下の原因になった可能性があると見て、今月10日に市内のすべての小中学校に対し、窓の緊急点検を行うよう指示しました。
その結果、市内の小中学校21校のうち14校の、合わせて287か所の窓が老朽化し、開け閉めがしにくい状態だったということで、教育委員会は速やかに予算を確保し、すべての窓の修繕にとりかかることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20191021/5030005788.html
2019年10月8日17時57分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸市教育委員会は7日、今年8月末以降、運動会の組み体操の練習中に、市立小中学校30校の児童や生徒51人が負傷し、うち6人が骨折したと発表した。
同市では、久元市長が8月、組み体操の見合わせを市教委に要請していたが、市教委は「一体感や達成感が得られる演目だ」などとして、継続していた。
市教委は「来年度以降は中止を含めて検討したい」としている。
市教委が、8月末から10月5日までの事故状況を市立小中学校に聞いたところ、6人が骨折し、1人が脱臼。捻挫が10人、打撲が16人だった。
市内では昨年度までの3年間に123件の骨折事故が起きていた。
これを受け、久元市長は8月2日、市教委に組み体操の見合わせを文書で要請し、その後もツイッターで「やめる勇気を持ってください」などと学校関係者に直接訴えていた。
しかし、市教委は「すでに練習を始めた学校もある」などと組み体操を見合わせず、自主的に中止したのも20校にとどまっていた。
市教委は「けが人が出たことを重く受け止めている」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191008-OYT1T50188/
※市長のツイッターについては下記記事参照。
(2019年9月26日17時8分 NHK NEWS WEB)
運動会の組み体操で事故が相次ぐ中、組み体操をやめさせない教育委員会への怒りをあらわにする、神戸市長のツイッターへの投稿が、インターネット上で注目を集めています。
神戸市内では昨年度、組み体操で子どもが骨折するなどの事故が81件あり、神戸市の久元市長は教育委員会に対し実施を見合わせるよう要請しました。
しかし、この秋も組み体操を実施する小中学校が相次いでいて、久元市長は、先月、みずからのツイッターで、「組体操。頑なに見合わせをこばむ神戸市教育委員会。本当に無責任だ。すぐに、やめて欲しい!」と見合わせを強く求めました。
さらに、今月に入っても事故が立て続けに起きたことから、久元市長は「何を対応していたのか? 何度でも言います。教育委員会、そして、校長先生をはじめ小中学校の先生方には、やめる勇気を持ってください」と投稿し、怒りをあらわにしました。
これに対してインターネット上では「勇気ある発言を支持します!」、「もう組み体操の時代ではない」などと、久元市長を支持する意見の一方、「僕は組み体操を通して、友だちと信じ合える気持ちが高まりました」と、組み体操を肯定する声も投稿されるなど、注目を集めています。
市の教育委員会は「各学校はすでに練習や準備を重ねており、すぐにやめるのは難しい。来年春の対応については、今後検討したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190926/k10012100421000.html
(2019年10月19日 修正1 ;追記)
2019年10月17日11時53分に朝日新聞から、事故の内訳や市教委は今後の方針を年内に決めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
体育行事での「組み体操」を巡り、神戸市教育委員会は17日、市立小・中学校で今年度に66件の事故が起き、6人が骨折したとする最終集計をまとめ、市総合教育会議に報告した。
久元市長が事故の多発を危ぶみ、中止を求めていたが、市教委が応じなかった経緯がある。
骨折事故はいずれも中止要請の後だった。
久元市長は来年度以降の見合わせを改めて求め、市教委は外部有識者の意見も聞き、年内に方針を決める考えを示した。
市教委は、児童・生徒が医療機関を受診したケースを事故として集計。
春の体育行事では、練習中と本番中に計15件の事故があり、内訳は、脳振盪(しんとう)1人▽ねんざ4人▽打撲9人▽すり傷1人だった。
久元市長は7月以降、組み体操の中止をツイッターで呼びかけたり、市教委に文書で求めたりした。
だが、市教委は「すでに練習している学校がある」などとし、安全確保策を盛り込んだ「実施計画書」の提出を各校に義務づけるなどの措置にとどめていた。
秋の体育行事に向けた8月以降の練習では、計51件の事故が起き、33人がけがをした。
内訳は、骨折6人▽脱臼1人▽ねんざ10人▽打撲16人。
骨折した6人のうち5人は2人技の練習中で、1人は隊形移動中だった。
ピラミッドやタワーなどの大技の練習中にもけが人が出たという。
神戸市の小・中学校では、2016~18年度に123人が骨折している。
この日の会議で久元市長は「子どもたちの運動能力が落ちているのに危険度の高い演技を続けていいのか」と改めて問題提起。
安全への懸念から中止を求めた経緯に触れ、「事故状況をみて、その思いを強くした」と述べた。
長田教育長は専門家を交えた検討会で来年度以降の方針を話し合うとした。
また、市立東須磨小学校での教員間暴力問題を受け、組織風土改革に向けた取り組みも議論。
人事の仕組みを21年度から見直す方針が市教委から示された。
市教委は18日、事実解明にあたる調査委員会の初会合を開く。
弁護士3人が委員を務める。
https://www.asahi.com/articles/ASMB9025SMB8PIHB02R.html
(ブログ者コメント)
10月17日の朝日新聞記事によれば、同じ市教委のもと、大きな案件が2つ重なっている由。
偶然だとは思うが・・・・・。
(2019年12月23日 修正2 ;追記)
2019年12月20日22時0分に神戸新聞からは、組み体操が禁止になったなど下記趣旨の記事が、禁止されるまでの経緯表付きでネット配信されていた。
神戸市教育委員会は20日、来年度から、市立小中学校の運動会や体育大会で、組み体操を禁止すると発表した。
これまでは各校の判断に委ねていた。
市教委は今年秋、指導する教職員に事前研修を受けさせるなど安全対策を強化して臨んだが、骨折6件を含む51件の事故が相次いだ。
学校側からも「教員の負担が増えた」との声が上がっていた。
組み体操を巡っては2015年以降、市立小中で746件(うち骨折210件)の事故が発生。
近年は取りやめる学校が増えており、本年度は全校の約4割の94校が実施を見送った。
久元喜造市長は7月、自身のツイッターで「わたしの権限外ですが、もう止めるべきです」と投稿。
8月には、安全と判断できない場合は市教委として実施を見合わせるよう要請した。
市教委は、実施計画書の提出など安全対策を強化するよう各校に通知したが、今秋も事故が続いたことから、久元市長が再びツイッターで「何を対応していたのか?」「やめる勇気を持って下さい」と批判。
市教委が11月、有識者らによる検討会を設置し、今後の在り方を協議していた。
市教委が今秋、組み体操を実施した学校に行った調査では、約8割が「教員の負担が増えた」と回答。
検討会では、「最近の子は運動能力が低下し、一律の指導で組み体操をさせることは難しい」、「子どもの深刻な事故につながる恐れがあり、教員の心理的な負担も大きい」などの意見が相次いだという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201912/0012976052.shtml
12月20日21時40分に毎日新聞からは、比較的安全な「扇」などは認めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今秋は市長が反対を表明する中で90校以上が実施していたが、骨折などの事故が相次ぎ、改めて「安全が確保できない」と判断した。
市教委によると、組み体操という名称以外のプログラムでも、立った状態で積み上がる「タワー」や「ピラミッド」などの技を禁じる。
比較的安全な「扇」などについては認める。
市教委は禁止を決めた理由として、児童生徒の運動能力の低下や、指導する教職員の負担が重いことも挙げている。
神戸市立小中学校では組み体操の事故が2016~18年度に382件発生(うち骨折は123件)。
事態を重く見た久元喜造市長が今年8月、「(組み体操を)すぐにやめてほしい」とツイッターなどで訴えたが、市教委は「今から中止すれば現場に混乱を招く」などとして継続を決定した。
市教委は学校側に安全確保策を盛り込んだ計画書を提出させるなどの対策をとったものの、今秋も実施した小中学校92校中30校で練習中に計51件の事故が発生し、6人が骨折。
市教委は専門家による検討会を設置し、実施の是非を話し合ってきた。
組み体操を巡っては、事故の多発を背景として全国的に見直す自治体が相次ぐ。
大阪市は16年度からタワーとピラミッドの実施を禁止。
大阪府教委は今年6月、原則3段以上のピラミッドとタワーを禁止する通知を出している。
https://mainichi.jp/articles/20191220/k00/00m/040/278000c
2019年10月3日付で毎日新聞丹波・丹後版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京丹後市の府立M高Y分校舎の整備工事の騒音で、吐き気がして校舎内に入れず、過呼吸など深刻な症状を訴える生徒が3人出ていることが2日、分かった。
いずれも家政科3年生で、現在近くの府丹後農業研究所の一室を借り、カメラを使った「遠隔授業」を受けている。
保護者の間から「家政科は調理実習など仲間と一緒にやることに大きな意味がある。みんなと一緒に授業を受けさせてほしい」と土日、放課後に絞った工事の実施を求める声が上がっている。
教員の間からは「状況は切迫している」と工事そのものの中止を求める声も上がっている。
整備工事は丹後地域の高校再編に伴うもので、Y、間人、伊根の3分校は来春統合され清新高としてスタートする。
清新高の校舎はY分校を使い、7月末から新校舎の建設や改修工事が始まった。
関係者によると、大きな音が出る足場を組む工事などは夏休み中に実施するとの説明が教職員にあったが、2学期が始まった8月末から現在まで大きな騒音が続いている。
3人の生徒は2学期が始まるとほぼ同時に症状を訴え始め、学校は耳栓を支給し、体調を整えるための部屋を用意するなど対応し、9月24日から「遠隔授業」を開始した。
保護者の一人によると、娘の生徒は音に過敏に反応するためY分校には知らせていた。
「Y分校は心や体に問題を抱えた子どもが多く通う学校で、娘は先生方の温かい指導で中学時代と比べて見違えるほど元気になった。3年の1学期までは何の問題もなく普通に通学できた」と語った。
今は大学受験を控え、不安な気持ちでいっぱいという。
現在、Y分校内にある清新高の岡田校長によると、Y分校からは音に過敏な生徒がいるとの事前情報は来ておらず、「ここまで深刻な事態となるとのとらえ方ができていなかった。対応は後手後手に回ったが、出来る限りの誠実な対応に努めてきた」と語る。
また、調理実習、美術、音楽、書道室などにはエアコンは付いておらず、教師の間から「この暑い中、騒音で窓も開けられずに授業にならない」との声が上がっていることについて、岡田校長は「調理実習室にはスポットのエアコンを入れるなど対応してきた」とし、「授業が成り立たない」との指摘を確認したのかとの問いには「外部の人間が教室の中に入るわけにはいかない。Y分校としての正式な申し入れには対応するが、個々の教員のいろいろな思いにはいちいち答えることはできない」と述べた。
保護者の一人は「大きな音が出る工事をやるなら事前に説明があってしかるべきだが、全くなかった。子を持つ親として工事を始める前に事情を聴いてほしかった。工事の状況は現場の先生にもほとんど知らされておらず、いろいろな所で悲鳴が上がっていると感じる。これまで通りのY分校らしい教育を続けてほしい」と求めた。
来春には清新高が開学し、新入生を迎える。
岡田校長は工期の関係で土日、放課後の工事に絞ることは無理と説明する。
「遠隔授業」を受けている生徒の一人は「私たちは工事の説明を受けていない。工事は止めてほしいです」と語った。
https://mainichi.jp/articles/20191003/ddl/k26/100/354000c
2019年10月3日9時8分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後、御殿場市の高校で工作機械から火が出て、消火にあたった教員1人がのどをやけどしたほか、生徒と教員4人も煙を吸って体調の不良を訴え病院で手当てを受けました。
当時、機械は自動運転をしていたということで、警察が火が出た原因を詳しく調べています。
2日午後1時すぎ、御殿場市の県立御殿場高校から「爆発音がした」と消防に通報がありました。
警察によりますと、工作室にある、レーザーでアクリル板などを加工する機械から火が出てすぐに消し止められ、消火器で消火にあたっていた50代の男性の教員がのどをやけどしたほか、工作室の外の廊下まで煙が充満し煙を吸い込んだ教員や生徒、あわせて4人が体調の不良を訴え病院で手当てを受けました。
出火当時は、工作室に人はいませんでしたが、午前中の授業でアクリル板を切るためにこの工作機械を使用し、その後、自動運転をしていたところ、火が出たということです。
警察は、機械を調べるとともに教員らから話を聞くなどして火が出た原因を詳しく調べています。
県立御殿場高校の渡森副校長は「学校でこのような火災を起こしてしまい大変申し訳なく思っています。原因を究明し、再発防止に取り組みます」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20191003/3030004324.html
10月2日16時45分にFNN PRIME(テレビ静岡)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後1時過ぎ、県立御殿場高校から「爆発音がした。煙が見える」と消防に通報がありました。
消防などによりますと、2階にある工作室でレーザー加工機から火が出たということです。
この火事で、消火にあたった男性教師の他、16歳の女子生徒など合わせて5人が煙を吸うなどして、のどに痛みなどを訴え病院に運ばれました。
火が出た時は昼休みで工作室には誰もおらず、レーザー加工機はパソコンで遠隔操作していました。
警察と消防が詳しい状況を調べています。
https://www.fnn.jp/posts/2019100200000004SUT
2019年9月27日付で山口新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県教育委員会が本年度始めたスクールカウンセラーによる「心理教育プログラム」を巡り、岩国市内の市立小中学校2校で、「5人が死ぬか」「1人を死なせるか」を選ばせる心理テストを行っていたことが26日、岩国市教育委員会などへの取材で分かった。
一部の子どもに心理的不安を与えたとして両校は文書で保護者に謝罪した。
一方、市教委は「心理テストの目的はなかった」と釈明する。
問題となったのは、左右に分かれた線路上に、それぞれ5人と1人が横たわり、トロッコが5人いる線路に向かって走るイラストの教材を使った授業。
トロッコはブレーキが利かず、レバーを引けば1人だけの線路に方向転換する設定で、レバーを引くかどうかを選ばせる内容だった。
市教委青少年課によると、心理テストを行ったのは同じカウンセラーで、5月下旬に東小学校の5、6年生計140人と東中学校2、3年生計191人が受けた。
6月上旬に教材を問題視した保護者から東小に苦情が寄せられた。
両校が児童・生徒にアンケートをしたところ、一部が不安を覚えたと回答したという。
両校は文書で謝罪し、子どもたちの心のケアを図るため不安を覚えた際はカウンセラーに相談するよう呼び掛けたという。
同課の福屋課長は二者択一を求める問題の教材について「児童・生徒が選択に困り、周囲へのSOS相談を促すため」と心理テストの意図を否定。
東小の折出校長は取材に「心理テストを実施した人とは別のカウンセラーを配置し、児童の心のケアを第一に行ってきた。不安な心の動きの察知に今後とも気を配る」と話した。
この問題は、26日の県議会一般質問でも井原議員(草の根)が取り上げた。
県教委による「心理教育プログラム」は、心の専門家であるカウンセラーが授業をすることで心の教育の充実を図るのが狙い。
県教委の繁吉副教育長は、学校とカウンセラー間で事前の確認協議が不十分だったとの認識を示し「授業内容の事前の確認の徹底を図る。県教委や市町教委への相談体制もつくり、情報共有に努めたい」と述べた。
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2019/0927/4.html
9月29日15時13分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
授業は、選択に困ったり、不安を感じたりした場合に、周りに助けを求めることの大切さを知ってもらうのが狙いで、トロッコ問題で回答は求めなかったという。
しかし、児童の保護者が6月、「授業で不安を感じている」と東小と市教委に説明を求めた。
両校で児童・生徒に緊急アンケートをしたところ、東小で数人の児童が不安を訴えた。
市教委によると、授業は、県が今年度始めた心理教育プログラムの一環。
スクールカウンセラーによる授業については資料や内容を学校側と協議して、学校側も確認してから授業するとされていたが協議、確認していなかった。
東小の折出校長は「心の専門家による授業なので任せて、確認を怠った」と確認不足を認めた。
https://mainichi.jp/articles/20190929/k00/00m/040/044000c
9月27日12時45分にNHK山口からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岩国市教育委員会は「ひとりでは解決できない問題を抱え込まずにSOSを出し、心を軽くするよう指導するのが目的だった」と釈明する一方で「授業内容や教材の事前確認を徹底し、今後、子どもに不安を与えることのないようにしたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190927/4060003895.html
※少し昔、2019年5月16日に毎日新聞からは、「坂村健の目 社会のトロッコ問題」という記事で、下記趣旨の内容がネット配信されていた。
・・・・・
大津の事故では直進車はブレーキをかけずハンドルを左に切ったらしい。
途中衝突もしているようで、回避が園児の列に突っ込んだ原因ともいえないし、一義的な責任は前方不注意の右折車だろう。
とはいえ、助かるためにとっさにハンドルを切った状況は「トロッコ問題」を思い起こさせる。
どうしても命を天秤(てんびん)にかけざるをえない状況を単純化したのが「トロッコ問題」だ。
「無人トロッコが暴走し直進だと5人死にますが、あなたがポイントを切り替えれば、死ぬのは1人です。どうしますか?」という倫理の思考実験だ。
この問題が明らかにするのは実は命の天秤があること自体ではない。
助かる命の重さを比べれば当然ポイントを切り替えそうなのに、少なくない人が「なにもしない」。
逆に「切り替えると5人死ぬ」なら全ての人が「なにもしない」を選ぶ。
命の天秤の2択は同じでも、自分の手で状況を変えるかどうかが人の決断に大きくかかわるのだ。
ここからわかるのは「自分が変えた状況による死を、変えないときの死より過剰に捉える」という人の認知的なゆがみだ。
最近問題になっている反ワクチン運動も「接種したことによる被害より何もしない--自然に任せたときの被害を軽く捉える」というゆがみが見え隠れする。
日本は特に「変えることを恐れる」傾向が強い。
それは責任感が強くて不安に弱い国民性から、変えたことの心理的負担を取りたくないということなのかもしれない。
しかし技術が世界を大きく変えている現在、自動運転のように「変える勇気」が必要な社会的「トロッコ問題」はますます増えていく。
未来の世代のために、変えることによるリスクを引き受けても、先に進むべきときが来ているのだ。
https://mainichi.jp/articles/20190516/ddm/016/070/002000c
※少し前、2019年4月15日17時0分にITmediaからは、ギアを中立にするという解決策があるといった、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
制御不能になったトロッコをどう扱うべきか。
有名な思考実験「トロッコ問題(トロリー問題)」について、全員の命を救える最適解が明らかにされ、Twitter上で大きな注目を集めています。
トロッコ問題とは、2010年に亡くなった哲学者フィリッパ・ルース・フットが提唱した「人間が道徳心から生まれるジレンマにどう対処するのか」を見るための倫理学の思考実験。
・・・・・
何もせずに5人を見殺しにして1人を救うか、1人を犠牲にして5人を救うか。
どちらを選んでも後味の悪い結果になるため、世間ではよく「第3の回答」が求められています。
そんなトロッコ問題の第3の回答「誰も死なせずに解決する」を実現できる最適解が、Twitterユーザー・ナローの泉(@hornby32mm)さんによって明らかにされました。
その方法とは2本の線路に分岐するポイントレールを「中立」にするという、言われてみれば納得の単純なものでした。
・・・・・
この「ポイントを中立にする」という方法は、以前から鉄道ファンにはよく知られていたそうですが、初めて知ったという人からは「目から鱗」「そんな手が!」「救世主」などと驚きの声が上がっていました。
・・・・・
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1904/15/news114.html
2019年9月25日16時32分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風15号が首都圏を直撃した9日朝、神奈川県平塚市立中の3階建て校舎付近で、50代の男性教頭が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡していたことが25日、県警平塚署や市教育委員会への取材で分かった。
教頭は当時、校舎の屋上で安全確認をしており、フェンスの外に出た形跡があった。
誤って転落した可能性がある。
市教委によると、教職員らは9日、台風の通過に伴い、生徒の登校前に校舎や通学路の安全確認を行っていた。
https://www.sankei.com/affairs/news/190925/afr1909250011-n1.html
2019年8月16日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9909/
(2019年9月21日 修正2 ;追記)
2019年9月12日16時0分に朝日新聞から、トーチトワリングが愛知県で始まったいきさつなどに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市立中学校で7月、火のついたたいまつを回す「トーチトワリング」(トーチ)の練習中に、2年生の男子生徒がやけどを負う事故が起きた。
野外活動の花形として伝統的に続いてきたトーチだが、全国的には珍しい。
「感動する」という声の一方、「危険だ」との指摘もあり、見直しの議論が広がっている。
トーチは「火の舞」や「火踊り」とも呼ばれ、長さ50~60センチのステンレス棒の先端にタオルを巻き付け、灯油を染み込ませて着火。
その状態で回しながら演舞する。
名古屋市では昨年度、中学校110校中109校が、小学校261校中32校が実施した。
行う学校が多いことから市教育委員会はマニュアルを作成。
教員の初任者研修などで指導法を伝えてきた。
ところが7月26日、市立守山東中で2年生の男子生徒が校庭で練習中、服の袖に火がつき、腕にやけどを負った。
野外活動で披露するため、希望者が練習していた。
市教委によると、マニュアルに沿った安全対策が不十分だった可能性が高いという。
市教委は8月13日付で今年度は火を使ったトーチを行わないよう市立小中高校に通知した。
事故が報道されると、ネット上で「危険すぎ」「やめるべきだ」といった声があがる一方、「愛知だけだと知って驚き」「全国でやっているんじゃないの?」といった書き込みも相次いだ。
朝日新聞が愛知県内の各教委に聞いたところ、春日井市や一宮市、岡崎市などでもトーチは行われてきたというが、同じ東海地方の津市や岐阜市は行っていなかった。
また名古屋市以外の19政令指定都市の教委に尋ねたところ、「分からない」も含めて、「トーチをしている」と回答したところはなかった。
「トーチトワリングという単語自体初めて聞いた」「ネットで検索して初めて知った」と話す教委もあった。
トーチは愛知県でいつごろから、どのように始まったのか。
名古屋造形大の大橋基博教授(教育行政学)が、教員らから聞き取ったところ、1970年代後半~80年代前半、学童保育や地域の少年団の夏季合宿で実施され、そこでノウハウを得た教員や児童生徒が学校に導入したという話や、キャンプのカウンセラーが野外合宿で実演したのを教員がまねて実施するようになり、やがて生徒がやるようになったという話が出たという。
キャンプファイアに点火する際、教員が愛知県の手筒花火をヒントにぐるぐる回しながら点火したところ生徒が喜び、恒例化したという説もあるが、名古屋市教委は「少なくとも30年以上前から始まっていることは確認できたが、導入の経緯は不明」と説明する。
なぜ、トーチは続いてきたのか。
中学校で長年教えてきたという市教委幹部は8月27日にあった名古屋市議会教育子ども委員会でこう語った。
「満天の星の下でキャンプファイアが燃えている。その奥からたいまつを持ったメンバーが現れる。もうそれだけで子どもたちは歓声をあげます。ボーッというすごい音とともに火が自由に操れているように見えるわけです。演じる側も、見ている側も感動する。子どもたちに感動を与える最適の方法ではと思ってやってきたのが正直なところ」
また市教委のマニュアルにはトーチの効果として、「一緒に頑張った仲間との連帯感や最後までやり遂げた達成感を味わうことができる」などと書かれている。
だが、火を振り回す演舞には危険が伴う。
市教委が調べたところ、やけどや火に触れるといったトーチに関する事故が2017年度は7件、18年度は16件、19年度は14件起きていた。
これら37件のうち、病院にかかったものは14件だった。
学校での事故を研究している名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は「灯油を使い、火を振り回すというのは大やけどの可能性が高く、安全対策で乗り越えられるものではない」と指摘し、「子どもの体を直接危険にさらす可能性の上に感動が成り立っているとしたら考え直さなくてはならない」と警鐘を鳴らす。
今年度の火を使うトーチは中止という通知を受け、8月下旬にあった名古屋市の教員の初任者研修は、ケミカルライトの使用を前提とした内容に変わった。
来年度以降のトーチについて市教委は、「今年度の実施状況を見ながら、ケミカルライトでもトーチの狙いが達成できるか慎重に検討していきたい」と話している。
https://www.asahi.com/articles/ASM8Z33W9M8ZOIPE006.html
(2020年2月8日 修正3 ;追記)
2020年2月1日6時0分に朝日新聞から、昨年の事故ではタオルに染み込ませた灯油を絞り切っていなかった、今後トーチトワリングは禁止されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
名古屋市の市立小中高校が野外活動などで続けてきた「トーチトワリング」(トーチ)について、市教育委員会が事実上、禁止する方針を固めた。
火がついたたいまつを回す演舞のため、やけどなどの事故が後を絶たず、市教委が「安全確保が困難」と判断した。
トーチは「火の舞」や「火踊り」とも呼ばれ、野外活動のキャンプファイアなどの際に子どもたちが披露してきた。
長さ50~60センチのステンレス棒の先端にタオルを巻き付け、灯油を染みこませて着火し、回しながら演舞する。
市内では2018年度、高校14校中4校、中学校110校中109校、小学校261校中32校が実施した。
しかし、昨年7月、市立中学2年の男子生徒が校庭での練習中に、服の袖に火がつき、腕をやけどする事故が発生。
灯油を絞り切っていないなど、学校の安全対策が不十分だった可能性が高かったことがわかった。
昨年8月現在で、トーチで17~19年度に37件の事故が起きており、市教委は昨年8月にトーチを19年度は行わないよう通知し、今後の対応を検討していた。
複数の関係者によると、有識者から安全面で否定的な意見が相次いだ。
児童生徒への調査で、代用のケミカルライトでも火と同等の満足度が得られたことが判明し、市教委は、今後は火を使わず、ケミカルライトを使うなど安全を最優先するよう、2月にも各校に通知することにした。
https://www.asahi.com/articles/ASN106TT5N1ZOIPE03J.html
2月4日19時23分にNHK東海からは、新年度以降も禁止とする通知が出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市の教育委員会は、事故のあと、市内の学校に対し、今年度については、火のついたトーチを使った演技を行わないよう通知していましたが、4日付けで、新年度以降も、火を使った演技を禁止する通知を出しました。
理由について、市の教育委員会は、火をつけた演技で安全を確保するのが困難なことなどをあげていて、「今後も野外学習などで児童や生徒が思い出作りをできるようにしていきたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200204/3000008875.html
2019年9月11日7時55分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
岐阜市教育委員会は10日、鶉小学校(同市中鶉)の運動場にある夜間照明用の電柱1本が9日に折れて倒れた、と発表した。
1年生が体育の授業を行っていたが、けが人はいなかった。
校舎など建物への被害もなかった。
市教委によると、9日正午ごろ、運動場北側に立つ約13メートル、根元の直径約50センチの電柱が根元付近から折れて倒れた。
学校から市教委に連絡があった。
電柱は1979年に設置したコンクリート製で、照明機器が付いていた。
校内にある照明機器の付いた電柱7本のうちの1本。
原因は調査中。
電柱の耐用年数は約40年で、内部の鉄筋にさびが見られるという。
倒れた弾みで桜の木の枝が折れた。
市立の小中学校、高校、特別支援学校の全70校には、照明機器の有無にかかわらずコンクリート製の電柱が955本設置されており、市教委は全学校の運動場の使用を中止した。
市職員が11日までに緊急点検を行い、安全が確認できた学校から順次使用を再開する。
後日、専門家による劣化状況などの調査も行う。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20190911/20190911-172322.html
9月11日15時34分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜市教育委員会は10日夜、市立鶉小学校(岐阜市中鶉)の校庭で9日昼、照明装置が付いた高さ約13メートルのコンクリート製の電柱が突然倒壊したと発表した。
老朽化が原因とみられ、市教委は10日から、全市立学校70校の校庭の使用を禁止。
11日以降、倒壊の恐れがないことが確認され次第、随時使用再開を認める方針だ。
発表によると、当時は小学1年生のクラスが校庭で体育の授業をしていたが、電柱は校庭の隅にあり、けが人はなかった。
倒壊した電柱は1979年の製造。
根元付近の直径は約50センチで、地中に約2・7メートル埋まっていた。
耐用年数は約40年とみられ、地表約50センチ下の所から折れており、「ゆっくり傾いていった」との目撃証言がある。
市が全70校を対象にコンクリート製の電柱955本を調査したところ、うち258本が79年以前の製造であることが確認された。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190911-OYT1T50179/
2019年8月9日21時24分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市立守山東中学校の2年生の男子生徒が火のついたたいまつを回す「トーチトワリング」の練習中に、やけどを負っていたことが、中学校への取材で分かった。
事故後、男性教諭が生徒に「自業自得」などと暴言を吐いていたこともわかり、中学校の校長は「事故が起きてしまい大変申し訳なく思っている」と話している。
中学校によると、男子生徒は7月26日夕、校庭で他の同級生約30人と林間学校で披露するトーチの練習をしていたところ、トーチの火が長袖の右腕部分に引火。
バケツの水で消火したが、生徒は腕にやけどを負った。
また、男子生徒は病院で治療を受け、母親と学校に戻った際に男性教諭から、「自業自得」、「罰が当たった」などと暴言を吐かれたという。
林間学校は8月3~5日にあり、男子生徒も参加。
学校側はやけどと暴言について、5日に男子生徒の両親に謝罪したという。
学校側は7日に市教委から問い合わせがあるまで、事故を報告していなかった。
同校の浅井校長は朝日新聞の取材に対し、「認識が甘く、報告まで頭が回っていなかった」と説明した。
https://www.asahi.com/articles/ASM8966RDM89OIPE025.html
8月9日23時11分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市教委によると、7月26日午後4時ごろ、校庭で、8月3~5日の野外学習で披露するトーチトワリングを練習中、男子生徒の衣服に火が燃え移り、右腕の手首からひじにかけてやけどをした。
男子生徒は重いやけどと診断され、現在も通院中。
市教委によると、トーチトワリングは市立中学の2年生が野外学習で取り組む伝統行事。
棒の先に固定したタオルを燃やしたものを振り回して演技する。
同校では、希望した生徒25人が演技する予定だった。
野外学習は予定通り行われ、男子生徒も参加したが、トーチトワリングは見学したという。
市はマニュアルで、火が燃え移りにくい綿100%の長袖の服を着用させるよう指導しているが、学校によると、当時、男子生徒は綿60%の服を着ており、練習前に服の確認をしていなかった。
https://mainichi.jp/articles/20190809/k00/00m/040/364000c
8月10日0時32分にCBC Newsからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後、担当の男性教諭は生徒に対し、「練習した日数が少なくて、罰が当たった」などと発言していた。
守山東中の浅井校長は、「『励ましたい』という意味で言った。言葉としては不適切ではある」と話している。
また、学校は名古屋市教委に報告をしないまま、8月3日からの野外学習を実施。
市教委が事態を把握したのは、保護者が学校の対応に不満を訴えた、7日だったという。
https://hicbc.com/news/detail.asp?id=0004B48E
(2019年8月18日 修正1 ;追記)
2019年8月17日付で中日新聞から、下記趣旨の記事がトワリングのイメージ図付きでネット配信されていた。
名古屋市の市立中学のほとんどが野外活動で取り入れている、火を付けた棒を使う演舞「トーチトワリング」(トーチ)について、本年度は実施しないよう、同市教委が13日付で、全小中高校に通知したことが分かった。
先月、学校で演舞の練習をしていた中学2年男子生徒がやけどを負ったことを受けたもの。
市教委は、「安全確保が第一」としている。
市教委によると、事故は先月26日、同市守山区の守山東中学校の運動場で発生。
トーチ棒の火が男子生徒の袖に燃え移り、手首の内側からひじにかけて約20cmのやけどを負った。
近くにいた教員が手で火を消そうとしたが消えず、別の教員がバケツで水をかけて消し止めたという。
トーチは、小学5年と中学2年が学校ごとに行う野外学習の際に、希望者が披露。
棒の先端に巻いたタオルに灯油を染み込ませて火を付け、棒を振り回すなどする。
昨年度は市内110の中学校のうち109校で実施され、小学校でも261校中、32校で行われた。
本年度も同程度の数の学校で予定されており、既に半分は実施済み。
市教委によると、昨年度も小5児童がやけどを負ったという。
トーチは、連帯感をはぐくむことなどを目的に、少なくとも約20年前から取り組んでいる。
安全対策などについて市教委が定めたマニュアルがあり、教員の初任者研修でも指導法を学ぶという。
学校事故に詳しい名古屋大の内田良准教授によると、トーチは愛知県内の小中学校で広く行われているが、「火を付けた棒を振り回す行為を学校教育で行うのは危険」と指摘。
他の自治体にも注意を促している。
https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019081702000113.html
8月17日21時17分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市教委は、守山東中の事故の関係者への聞き取り調査をするなどしたうえで、来年度以降の方針を決める。
市教委は「安全確保を最優先する」としている。
https://www.asahi.com/articles/ASM8K5TWJM8KOIPE00M.html
2019年7月28日22時30分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後6時45分ごろ、名古屋市天白区の豊田工業大の実験室から出火。
約1時間10分後に鎮火したが、初期消火の際、20代の大学院生の男性2人が腕などにやけどの重軽傷を負い、実験器具などの一部を焼いた。
警察や同大によると、実験室では男性1人がマグネシウムを加熱して強度を高める実験をしていた。
約40cm四方の電気炉内でマグネシウムを熱していたところ発火したため、消火器を噴射。
高温のマグネシウムが破裂して飛び散った。
同大は、マグネシウムを通常より加熱しすぎたとみている。
同大の榊学長は、「学生にけがをさせてしまい、申し訳ない。再発防止のため、ルール強化と教育を徹底する」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019072890223059.html
7月29日1時4分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後6時45分ごろ、名古屋市天白区久方の豊田工業大で「実験中に火災になった」と119番があった。
警察によると、実験室でマグネシウムから出火し、いずれも23歳で同市昭和区と愛知県扶桑町の男子学生計2人が重軽傷を負った。
いずれも意識はあるという。
警察は、実験の手順を誤ったとみて、詳しい経緯を調べている。
現場は工学部の実験室で、6階建ての建物の3階部分。
重傷の学生は顔や左の腕、脚に、軽傷の学生は首や腹にやけどをそれぞれ負い、実験器具や棚の一部を焼いた。
約1時間10分後に鎮火した。
2人は燃焼実験中、高温になりすぎたため、消火器で消し止めようとしたが、燃え方が激しくなったという。
重傷の学生は、「実験の条件を間違えた」と話しているという。
同大は市営地下鉄「相生山駅」から北東約800mにある。
1981年にトヨタ自動車による寄付金で設立された私立大。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47891570Y9A720C1CZ8000/
7月28日22時35分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防車18台が出て、火はおよそ1時間後に消し止められたが、マグネシウムが入っていた器具と実験室の棚などが燃え、消火器で火を消そうとした20代の男子学生2人のうち、1人が顔など上半身に、もう1人が下半身に火傷を負った。
いずれも意識はあるという。
警察によると、マグネシウムを燃やす実験中、普段より激しく燃えたため学生が消火器で火を消そうとしたところ爆発し、火が燃え広がったという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190728-00023571-tokaiv-soci
キーワード;粉塵爆発?
2019年6月18日721時14分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県草津市立幼稚園で、教諭による安全配慮が欠けた中で園児らに机を片付けさせ、1人に重傷を負わせたとして、草津市は18日、園児家族に損害賠償620万円を支払うと発表した。
市議会6月定例会に議決を求める議案を追加提案する。
市幼児課によると、2017年1月25日、T幼稚園の年長クラスで担任教諭が園児らに昼食で使った折りたたみ式机4台の片付けを指示。
園児4人で机の脚をたたんだ際、女児=当時(5)=が左手薬指を木製の天板と金属製の脚の間に挟み、指先を骨折した。
担任教諭は室内で別の園児らと関わっており、見ていなかったという。
同課は、「子どもだけでさせたことが問題で、安全への配慮が不足していた」としている。
女児の家族とは、今月、示談が成立したという。
出典
『机片付け5歳園児が指骨折、教諭の安全配慮不足で620万円賠償』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000050-kyt-soci
2019年6月20日14時39分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県草津市は18日、市立幼稚園で2017年1月、園児が折りたたみ式の机を片づけ中に指先を挟まれて骨を切断する重傷を負ったと発表した。
市は、620万円の損害賠償を支払う議案を市議会に提案した。
発表によると、当時5歳の女児が昼食後、折りたたんだ机の脚に左手薬指の指先を挟まれ、骨を切断した。
約9か月通院を続けて指先を接合したが、骨は今も遊離した状態という。
机の取扱説明書には、折りたたみは大人が行うよう記されており、市幼児課は「監督が不十分だった」としている。
出典
『折りたたみ式の机に指挟まれ、5歳女児が骨切断』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190619-OYT1T50177/
2019年6月7日1時21分にYAHOOニュース(北日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時ごろ、高岡龍谷高校(高岡市古定塚)のグラウンドで体育大会中に突風が吹き、鉄パイプ製の入場門が倒れて生徒4人が負傷、うち2人が高岡市民病院で手当てを受けた。
いずれも軽傷とみられる。
事故後、同校は体育大会を中止した。
同校によると、2、3年の女子生徒約60人らが次の種目に参加するため、入場門付近で待機していた。
突然強い風が吹き、砂ぼこりが舞い上がって門が倒れた。
1~3年の女子3人、男子1人の計4人を直撃、3年生の女子2人が上半身の打撲や後頭部を切るなどして搬送された。
入場門は高さ3m、幅7m、奥行き1.5m。
鉄パイプで組み立てられ、横断幕が掲げられていた。
左右両脇の計2カ所がくいで固定されていた。
富山地方気象台によると、午後2時ごろの市内は比較的大気の状態が安定していたが、晴れた日でも局地的に大気が不安定になり、強風が発生することがあるという。
市内では5月25日に木津小学校の運動会でつむじ風が発生し、テントが飛ばされて児童数人が軽傷を負った。
市教育委員会は、市内の小中学校と特別支援学校全39校に対し、テントの柱を土のうやくいで固定するなど安全対策を徹底するよう通知を出した。
同校は、テントは昨年に比べ、くいの数を増やすなどして安全対策を取っていたが、入場門は例年と同じ方法で固定していた。
事故を受けて体育大会を中止し、県企画調整室に報告した。
中山教頭は、「生徒の安全に配慮して対策を万全にしていきたい」と話した。
出典
『高岡龍谷高 入場門 生徒4人直撃 2人搬送 体育大会中倒れる』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00128565-kitanihon-l16
6月6日19時29分にNHK富山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時前、体育大会を行っていた高岡市の高岡龍谷高校で「入場門が倒れ、生徒がけがをした」と消防に通報があった。
高校によると、倒れた入場門の近くにいた高校3年生の女子生徒2人が鉄製の棒にあたって病院に搬送されたという。
2人はそれぞれ、後頭部を切ったり、肩などを打ったりするけがをしたということだが、いずれも意識はあり、すでに帰宅したという。
高校によると、入場門は強い風が吹いて倒れたという。
(教頭談;音声情報のみ)
つむじ風のような突風で、一瞬、浮き上がって後ろにアーチが倒れ、鉄パイプが女生徒2人を直撃した。
杭を打って倒れないようにしてはいたが、不十分だったのかなと思っている。
出典
『高校で入場門倒れ生徒2人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190606/3060002033.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
長い時間映されていたので、これが鉄パイプ製の入場門だと思われる。
とすれば、左側の2本が支柱か?
2019年5月8日付で上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後5時55分ごろ、桐生市天神町の群馬大理工学部の実験室で、「実験中にフラスコが爆発し学生2人がけがしている」と、学生から119番通報があった。
警察や消防によると、4年の女子大学生(22)と修士1年の女子大学院生(22)の2人が顔などにけがを負った。
桐生市内の病院に搬送され、いずれも意識はあるという。
同大などによると、現場は理工学部8号館5階の実験室。
同じ研究室に所属する大学生と大学院生の計6人が糖の合成の実験をしていた。
ガラス製のフラスコに薬品を入れて実験用ヒーターで加熱していたところ、爆発が起きたという。
事故当時、一つ上の階にいた男子大学生(21)は、「突然ドーンという大きな音がして、振動が足に伝わってきた。けがをした学生が心配だ」、女子大学院生(22)は、「危険性のある薬品を扱うことがあるので怖い」と話した。
関・理工学部長は取材に、「安全には十分注意していたが、けが人を出してしまい申し訳ない。原因を明らかにして再発防止に努める」としている。
警察は、関係者に話を聞くなどして事故原因を調べている。
出典
『実験中にフラスコ爆発 女子学生2人けが 群馬大学理工学部で』
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/129961
5月8日6時28分にNHK群馬からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故でフラスコの破片が周囲に飛び散り、2人が顔を切るなどのけがをしたほか、同じ研究室に居合わせた大学生の男女3人が耳の痛みなどを訴え、病院で手当てを受けた。
警察によると、けがの程度はいずれも軽いという。
大学によると、実験が行われていたのは理工学部の分子科学の研究室。
出典
『群馬大でフラスコ破裂5人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20190508/1060004426.html
5月8日5時57分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
研究室では、教員の指導のもと、複数の学生が実験を行っていた。
出典
『群馬大で実験中フラスコ破裂 女子学生2人顔にけが』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000153964.html
5月8日12時24分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、学生7人が化学の実験を行っていたところ、ガラス製のフラスコが爆発し、ケガをした5人が救急搬送された。
5人のうち女性2人がフラスコの破片で顔に切り傷を負い、男女3人が鼓膜を痛めた疑いがあるものの、いずれも軽傷。
担当教授は隣の部屋にいて不在だった。
出典
『群馬大学の実験室で爆発 学生5人が搬送』
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190508-00000075-nnn-soci
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。