







2020年4月1日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉・秩父労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして、建築工事業の㈲N住建(埼玉県秩父市)と同社取締役を安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置など)違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。
平成30年12月1日、秩父市羊山公園の羊の飼育小屋で屋根材の取付け工事を労働者に行わせた際、囲いや手すり、覆いなどを設けさせていなかった疑い。
作業をしていた労働者3人のうち、1人が屋根上の端から墜落して頭を打ち、死亡した。
羊小屋の軒高は約2.9メートルで、屋根の勾配は24度だった。
墜落した労働者は同社に雇用されていたが常勤ではなく、屋根工事という特殊な作業を行わせるために選任された経験者だった。
同労基署によると、墜落防止措置を講じなかった理由として、経済的理由や工期が短かった点、作業現場がそれほど高所ではなかった点を挙げているという。
https://www.rodo.co.jp/column/89377/
2020年2月22日21時25分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後1時前、兵庫県豊岡市京町の神戸地裁豊岡支部で、2階の窓を清掃していた男性作業員(70)が転落し、死亡した。
豊岡南署によると、建物の清掃を請け負っている業者の作業員。
高さ約5メートルの位置で、内側の窓枠に立って外に身を乗り出して作業をしていたという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202002/0013138024.shtml
2019年9月20日23時42分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年6月、高松市の運送会社の営業所で、社員がトラックの荷台から転落して死亡した事故で、社員にヘルメットを着用するよう指示を怠ったとして、高松労働基準監督署は運送会社と専務取締役を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
今年6月、高松市六条町の運送会社「T運送」の営業所で、大型トラックの荷台に積んだ石こうボードにシートをかぶせる作業をしていた63歳の男性社員が荷台から転落し、頭を強く打って死亡しました。
高松労働基準監督署の調べによりますと、社員はシートの上で作業していて足を滑らせ、およそ2m70cm下に転落したということで、ヘルメットをかぶっていませんでした。
労働基準監督署によりますと、最大積載量が5トン以上のトラックの荷台で荷物を積む作業を行うときは、危険防止のため労働者にヘルメットを着用させることが法律で義務づけられています。
労働基準監督署は、死亡した社員にヘルメットを着用するよう指示を怠ったとして、20日、T運送と、安全管理の責任者にあたる52歳の男性の専務取締役について労働安全衛生法違反の疑いで高松地方検察庁に書類を送りました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190920/8030004733.html
2019年8月19日19時51分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鎌倉市は19日、鎌倉芸術館(同市大船)大ホールの天井改修工事で、施工業者の男性作業員(46)が作業床から約10m落下し、両足を打撲した、と発表した。
市文化人権課によると、16日午前11時55分ごろ、同館3階の天井付近で鉄骨を組む作業を終え、道具を片付けていた際に足を踏み外し、2階客席部分に落下した。
作業員は同日、入院して精密検査を受け、翌17日に退院した。
同課によると、市は安全確保を徹底するよう業者に要請。
業者は市に対し、安全点検と対策を実施すると報告した。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-189462.html
2019年7月24日14時33分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都世田谷区三軒茶屋のカラオケ店「KS」で今月20日、3階個室の非常扉から客の男性が路上に転落して死亡していたことが24日、警視庁世田谷署への取材で分かった。
男性が非常扉に寄りかかった際に扉が開いたとみられ、同署は業務上過失致死容疑も視野に、非常扉の施錠の管理状況などを調べている。
同署によると、20日午前3時50分ごろ、3階の個室で同僚ら数人とカラオケをしていた客の会社員、恵本さん(男性、38歳)=同区在住=が個室内の窓際の非常扉から路上に転落。
頭を強く打つなどして、搬送先の病院で死亡が確認された。
非常扉は内側から押し開ける片開き式で、ロックを外してドアレバーを回すと開くタイプだった。
事故当時、恵本さんは扉の前のソファにおり、背もたれの上から扉に寄りかかったとみられる。
恵本さんらのグループは20日午前0時すぎに入店し、カラオケをしながら飲酒。
同署の調べに対し、同僚らは「気がついたら扉が開いていた」と話しており、転落の瞬間は目撃していなかったとみられる。
個室内には防犯カメラが設置されていなかった。
出典
『カラオケ店の個室非常扉から転落し死亡 東京・三軒茶屋』
https://www.sankei.com/affairs/news/190724/afr1907240024-n1.html
(ブログ者コメント)
以下は7月24日11時58分にテレビ朝日から放映された映像の3コマ。(記事は紹介省略)
三角マークのついた窓がクローズアップで映されていたことから考えると、非常時に消防が内部に進入するための窓から転落した可能性が考えられる。
出典
『カラオケ店で客が転落死 3階非常扉が突然開く』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000160364.html
2019年2月4日6時0分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時半ごろ、埼玉県桶川市加納の清涼飲料水製造販売・三国コカ・コーラボトリング敷地内にある倉庫の屋根の上で作業をしていた作業員が転落。
病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、この日は午前8時から作業員4人が自動販売機を保管する倉庫の上で屋根の留め金を外す作業をしていたが、何らかの原因で約5.3m下の地面に転落したという。
警察は、転落したのが茨城県に住む作業員の男性(59)とみて身元の確認を急ぐとともに、詳しい転落原因を調べる。
出典
『作業員男性が死亡 倉庫の屋根の上で留め金を外す作業中、5.3メートル下の地面に転落/桶川』
https://this.kiji.is/464787629645562977?c=39546741839462401
2018年12月18日20時15分に大分放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時50分ごろ、中津市耶馬渓町の山崩れ現場で、復旧工事にあたっていた中津市加来に住む建設会社の社員、巣野さん(男性、63歳)が高さおよそ120mの山の斜面から滑落した。
巣野さんは市内の病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察によると、現場には巣野さんと作業員4人がいて、土砂や落石防止の金網を設置する工事が進められていた。
巣野さんは現場責任者で、当時、山の斜面で作業上の注意を促す看板を設置していたとみられている。
工事を発注していた県は現場の作業を一時中断し、事故の原因がわかり次第、必要な対策を講じるとしている。
出典
『山崩れ現場で作業中の男性が滑落して死亡』
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=12180043626&day=20181218
12月18日17時1分にNHK大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、ことし4月に6人が死亡した大規模な土砂崩れが起きた場所で、警察によると、当時、巣野さんは、落石を防ぐために金網を取り付ける工事に携わっていて、斜面の上の方から50mほど滑り落ちたという。
出典
『土砂崩れ現場で滑落男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20181218/5070002647.html
12月19日付で毎日新聞大分版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
約50m滑落し、全身を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、巣野さんはふもとから約130mの斜面で現場監督として、他の6人の作業員とともに落石防止の金網を付けるなどの作業に従事。
作業上の注意を呼び掛ける看板を木の枝に取り付けていた際、何らかの理由で足を滑らせたとみられ、警察が原因を調べている。
出典
『滑落 作業中に 耶馬渓災害復旧現場で死亡事故』
http://mainichi.jp/articles/20181219/ddl/k44/040/271000c
(ブログ者コメント)
以下は、大分放送映像の1コマ。
カメラワークから推察するに、斜面の最も高い場所付近から滑落した模様。
2018年10月26日5時30分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西宮労基署は25日、労安法違反の疑いで、神戸市東灘区の「Kデリカフーズ」と同社生産部の課長の男(47)を書類送検した。
送検容疑は6月26日午後4時半ごろ、同区向洋町西5の同社工場で、男性従業員=当時(50)=にかまぼこ製造設備の上部(高さ約2.5m)に乗って清掃をさせた際、手すりや囲いなどを設けず墜落防止措置を講じなかった疑い。
男性従業員は転落し、頭を強く打って死亡した。
同署によると、いずれも容疑を認めているという。
出典
『清掃作業で従業員死亡 K社と同社の課長を書類送検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201810/0011762362.shtml
2018年10月22日20時46分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前4時15分頃、宮城県石巻市重吉町の「I製鐵所石巻工場」で従業員が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された。
死亡したのは、この工場に勤務する内山さん(男性、43歳)。
警察によると、内山さんは21日午後11時頃から、地上12mの高さに運転席があるクレーンを操縦し、鉄くずを台車に積む作業をしていた。
運転席までは同じ高さの足場を通らなければならず、警察は、内山さんが、この足場から転落したとみて、事故の原因を調べている。
出典
『石巻の製鉄所 高さ12mの足場から転落 男性死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000006-tbcv-l04
10月22日19時2分にNHK東北からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、内山さんは工場で、高さおよそ12mの所に設置されたクレーンを操縦していたということだが、無線で連絡が取れなくなり、不審に思った同僚が探したところ、倒れているのが見つかったという。
警察では、現場の状況などから、内山さんがクレーンの操縦席を離れ、作業用の通路を歩いていた際に誤って落下したとみて、当時の状況を詳しく調べることにしている。
出典
『作業中に落下か製鉄所で男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20181022/0003297.html
(ブログ者コメント)
以下は東北放送映像の1コマ。
架鋼上に設置された手すり付きの通路をヘルメット姿の作業員が歩いているが、その向こう側をクレーンが、右から左に向け、水平方向に滑るように動いていた。
手すりの高さは見た目1mにつき、通路歩行中に落ちたとは考え難い。
どこかに隙間でもあったのだろうか?
2018年10月10日14時58分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、七尾市の水産加工会社「S」の工場で、棚卸しの作業をしていた従業員が転落して死亡した。
これを受けて七尾労基署が調べたところ、手すりを設置するなど安全対策を怠っていたことがわかり、会社と56歳の前の工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、七尾市に本社がある水産加工会社「S」と56歳の前の工場長。
同署によると、七尾市の工場で、去年12月24日、30代の男性従業員が商品が保管されているラックで棚卸しを行っていたところ、転落し死亡した。
これを受け、同署が工場内を調べたところ、死亡した従業員はどこから転落したのかわからなかったが、一緒に作業していた20代の男性従業員が最大で2.1mの高さがあるラックで棚卸しをしていたにも関わらず、会社は手すりを設置するなどの事故を防ぐために必要な措置を取っていなかったことがわかったという。
このため同署は9日、労安法違反の疑いで、会社と前の工場長を書類送検した。
S社」は、「事故につきましては真摯に受け止め、反省しています。今後、このような事故を二度と起こさないよう、今後も継続して対応していきたい」とコメントしている。
出典
『従業員が転落死 スギヨ書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20181010/3020000028.html
(ブログ者コメント)
労働安全衛生規則第519条に違反した容疑だと思われるが、作業していた場所は「最大で2.1mの高さがあるラック」。
文面から推察すると、2m未満の場所もあったのかもしれない。
そのような、最大でもわずか10cmしか超過していないのに書類送検とは、かなり厳しい気がする。
死亡事故だったがゆえの書類送検だろうか?
以下は519条の条文。
事業者は、高さが二メートル以上の作業床の端、開口部等で墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、囲い、手すり、覆(おお)い等(以下この条において「囲い等」という。) を設けなければならない。
2 事業者は、前項の規定により、囲い等を設けることが著しく困難なとき又は作業の必要上臨時に囲い等を取りはずすときは、防網を張り、労働者に要求性能墜落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-1-2h9-0.htm
2018年10月5日0時43分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後10時半ごろ、埼玉県深谷市上野台、アルミニウム製造会社「U製造所」工場内で、清掃作業をしていた同市の会社員・菅野さん(男性、42歳)が転落、病院に搬送されたが、4日、死亡が確認された。
警察によると、菅野さんは縦6.4m、横9.7m、深さ2.47mの圧延機の清掃を一人でしており、何らかの原因で転落した。
周辺には、製造業務と清掃をしていた従業員約30人がいた。
菅野さんが見えなくなり、探したところ、圧延機の底にうつぶせで倒れているのが見つかった。
昨年8月から稼働を停止していた圧延機を動かすことになり、菅野さんはアルミのくずを取り除いていたという。
警察で詳しい事故原因を調べている。
出典
『男性死亡…工場で清掃中に転落 近くで30人が清掃、男性いなくなり探すと倒れた姿で発見/深谷』
https://this.kiji.is/420607516751070305?c=39546741839462401
(2020年8月12日 修正1 ;追記)
2020年8月12日付で労働新聞から、内部に残っていたガスによる中毒死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
埼玉・熊谷労働基準監督署は、酸素濃度の測定を行わなかったうえ、換気を怠ったとして、非鉄金属圧延業の㈱UACJ(東京都千代田区)と同社統括主任を、労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき装置等)違反などの疑いでさいたま地検に書類送検した。
労働者1人が焼鈍炉内部に入れられていたガスにより、中毒死している。
労働災害は平成30年10月3日、埼玉県深谷市にある同社の深谷製造所で発生した。
(以下は有料)
https://www.rodo.co.jp/column/93309/
2018年9月29日20時39分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後、立山町で用水路に流され、行方不明になっていた男性が30日朝、転落した場所からおよそ800m下流で遺体で見つかった。
遺体で見つかったのは、魚津市経田西町の会社員、Nさん(男性、58歳)。
警察によると、28日午後2時45分ごろ、立山町岩峅寺の用水路にNさんが誤って落ち、28日の捜索では見つからなかった。
警察が30日朝、夜明けとともに捜索を再開したところ、午前7時20分ごろ、転落した場所からおよそ800m下流にある富山市上滝の中滝発電所排水口の地下水槽から遺体で見つかった。
Nさんは、来月から始まる用水路の法面を補修する工事のため、準備作業をしていたということで、一輪車で発電機を工事現場まで運んでいた際に、誤って用水路に落ちた。
用水路は北陸電力の雄山第二発電所の導水路で、Nさんが勤めていた会社が補修工事を請け負っていた。
北陸電力は、「お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、ご遺族に対し心から哀悼の意を表します」とコメントしている。
出典
『用水路に流された男性 遺体で発見』
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=19710
9月29日19時36分にNHK富山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、Nさんが転落した用水路は幅がおよそ5mで、当時、流れは速かったということで、柵やふたは設置されていないという。
出典
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20180929/3060000430.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、現場は山間部のような場所。
のり面は畑?草地?から導水路に向け緩やかに傾斜しており、全体的に草が生えている。
(2019年8月1日 修正1 ;追記)
2019年7月29日19時18分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
魚津労基署は、転落防止のため、柵を設置したり、別の通路を使用させたりするなどの安全対策を怠っていたとして、工事を請け負っていた立山町のM建設と責任者の62歳の男性を労安法違反などの疑いで書類送検した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190729/3060002372.html
2018年9月20日19時21分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし1月、奄美大島の宇検村にある急な斜面で木の伐採作業をしていた男性が転落して頭の骨などを折る大けがをした事故があり、労基署は、安全対策をとっていなかったとして、男性が勤務する建設会社などの書類を労安法違反の疑いで20日、検察庁に送った。
書類送検されたのは、宇検村にあるN建設と60歳の男性社長、それに現場責任者だった45歳の男性社員の2人。
名瀬労基署によると、ことし1月、N建設が県から受注した公共工事の一環で、宇検村の斜面でソテツの木の伐採作業をしていたところ、作業をしていた60代の男性がおよそ25m下に転落し、頭や右足首などを骨折する大けがをしたという。
現場は、傾斜が40°余りある海岸沿いの急な斜面で、男性は道路のガードレールから垂らしたロープを安全ベルトに取り付けていたが、作業の邪魔になるとして、ロープを外していたという。
このケガで男性は6か月間休業した。
同署は、急な斜面で作業をする際に必要な教育を怠っていたほか、安全ベルトを着けさせなかったことから、労安法違反の疑いで20日、法人としてのN建設と社長、それに現場責任者の書類を鹿児島地検名瀬支部に送った。
出典
『高所作業中に転落 会社など送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20180920/5050004296.html
2018年9月14日20時51分にFNN PRIME(さくらんぼテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月14日21時41分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
山形市の健診センターで機材の搬出作業をしていた男性(当時69)が階段の踊り場から転落死した事故で、山形労基署は13日、茨城県の運送会社と現場責任者の男性(46)を書類送検した。
労安法違反の疑いで書類送検されたのは、茨城県ひたちなか市の運送会社「Mロジテック」と同社の現場責任者。
運送会社と現場責任者は5月3日、山形市深町の山形市医師会健診センターの3階から医療機器を運び出す際、外階段の踊り場にあった間口2.7mの柵を閉めずに作業させ、転落事故の防止に必要な措置を講じなかった疑い。
死亡した男性は、健診センターの移転に伴い、重さ約400kgの血液分析機器を、クレーンを使って1階に下ろす作業をしていて、同僚2人と踊り場に移動していた際、約10m下の地上に転落した。
出典
『健診センターで作業員転落事故・茨城県の運送会社を書類送検』
https://www.fnn.jp/posts/1287SAY
http://www.sankei.com/affairs/news/180914/afr1809140040-n1.html
2018年3月3日19時47分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前6時ごろ、加古川市にある神戸製鋼所・加古川製鉄所で従業員のSさん(男性、28歳)が高炉とつながった排気用ダクトの中で倒れているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
Sさんは病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、Sさんは当時、ダクトの中にこびりついた鉄粉の清掃作業をしていて、倒れていた場所は、ダクトの上の部分からおよそ30m下にあるという。
警察は、何らかの理由で誤って落ちたものとみて、安全管理の方法など、当時の状況について詳しく調べている。
出典
『製鉄所で従業員が転落 死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025718541.html
3月3日9時17分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高さ約30mのタンクから落下した。
警察などによると、作業員はタンク内の清掃中だったという。
出典
『高さ30mタンクから落下し作業員死亡 神鋼加古川製鉄所』
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20180303009
(2019年2月16日 修正1 ;追記)
2018年10月18日付で毎日新聞兵庫版から、班長が労安法違反容疑で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
加古川労基署は17日、製鉄所班長の男性(45)を労安法違反の疑いで書類送検した。
送検内容は、神戸製鋼所(本社・神戸市中央区)の加古川製鉄所で3月3日、排熱回収ボイラー内の清掃を担当した男性作業員(28)に対し、地上からの高さが約45mあるにもかかわらず、安全帯を装着させたり防網を張るなどの危険防止措置を講じずに作業させた、としている。
出典
https://mainichi.jp/articles/20181018/ddl/k28/040/390000c
2018年2月14日20時19分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時55分ごろ、東京都中央区明石町の佃大橋の水道工事現場で、作業員の男性(38)が橋から転落する事故があった。
男性は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察が詳しい事故原因を調べている。
工事を発注した東京都水道局や警察によると、男性は当時、橋の下に布設された水道管の耐震工事の作業中だった。
水道管を覆うパネルの取り付け作業を行っていたところ、約6mの高さから橋を支える橋台付近に落下したという。
現場は地下鉄有楽町線新富町駅から東南東約600mの佃大橋の橋のたもと。
出典
『佃大橋の水道工事現場で作業員が落下し死亡 警視庁』
http://www.sankei.com/affairs/news/180214/afr1802140031-n1.html
2018年2月9日18時34分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時20分ごろ、大崎市岩出山下野目にある東北電力の鉄塔の上で、大崎市内に住む会社員のSさん(24)が作業にあたっていたところ、何らかのはずみで、50m下の地上に落下した。
Sさんは頭などを強く打って市内の病院に搬送されたが、およそ2時間後に死亡が確認された。
Sさんは電気工事を請け負っている会社の社員で、東北電力によると、当時、鉄塔の補修作業を行っていたという。
警察は労災事故とみて、落下した状況や安全管理に問題がなかったかなどについて詳しく調べている。
東北電力は、「鉄塔の上での作業は転落防止のため、綱をつけて作業をすることになっているが、今回の事故原因を調査し、再発防止に努めていきたい」と話している。
出典
『鉄塔から落下 男性作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180209/0000142.html
2月10日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、Sさんは命綱となる安全帯を身につけていた。
安全帯を鉄塔と適切に結んでいなかったか、何らかの原因で鉄塔から外れた可能性があるという。
(ブログ者コメント)
映像によれば、山の中に設置された鉄塔。
2017年8月11日13時8分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時50分ごろ、鳥取市湖山町の鉄工所で会社員の男性(53)がクレーンから転落しているのを別の作業員が見つけ、消防に通報した。
男性は市内の病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は壁に取り付けられた高さ8mのクレーンの上に乗って1人で清掃作業を行っていたという。
警察は、作業の安全管理などに問題がなかったか、事故の状況を詳しく調べることにしている。
出典
『クレーンから落下し男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045984101.html
2017年5月8日19時12分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時40分ごろ、京都市山科区椥辻東潰の店舗の建設工事現場で、「作業員が鉄骨の下敷きになった」と、一緒に作業をしていた人から消防に通報があった。
消防や警察が駆けつけたところ、トラックの荷台に積んであった鉄骨が地面に落下し、八幡市の建設作業員の男性(41歳)が下敷きになった状態で倒れているのが見つかった。
男性は病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性は当時、大型トラックの荷台の上で鉄骨をクレーンで下ろすため、ワイヤーを取り付ける作業にあたっていたという。
鉄骨は1本の長さがおよそ6mで、重さが800kgほどあるということで、警察は、鉄骨が落下した原因を詳しく調べている。
出典
『荷台から鉄骨落下 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013219571.html
5月9日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄骨とともに高さ約1.3mのトラックの荷台から落下した。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。