2018年10月26日5時30分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西宮労基署は25日、労安法違反の疑いで、神戸市東灘区の「Kデリカフーズ」と同社生産部の課長の男(47)を書類送検した。
送検容疑は6月26日午後4時半ごろ、同区向洋町西5の同社工場で、男性従業員=当時(50)=にかまぼこ製造設備の上部(高さ約2.5m)に乗って清掃をさせた際、手すりや囲いなどを設けず墜落防止措置を講じなかった疑い。
男性従業員は転落し、頭を強く打って死亡した。
同署によると、いずれも容疑を認めているという。
出典
『清掃作業で従業員死亡 K社と同社の課長を書類送検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201810/0011762362.shtml
2018年10月22日20時46分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前4時15分頃、宮城県石巻市重吉町の「I製鐵所石巻工場」で従業員が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認された。
死亡したのは、この工場に勤務する内山さん(男性、43歳)。
警察によると、内山さんは21日午後11時頃から、地上12mの高さに運転席があるクレーンを操縦し、鉄くずを台車に積む作業をしていた。
運転席までは同じ高さの足場を通らなければならず、警察は、内山さんが、この足場から転落したとみて、事故の原因を調べている。
出典
『石巻の製鉄所 高さ12mの足場から転落 男性死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000006-tbcv-l04
10月22日19時2分にNHK東北からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、内山さんは工場で、高さおよそ12mの所に設置されたクレーンを操縦していたということだが、無線で連絡が取れなくなり、不審に思った同僚が探したところ、倒れているのが見つかったという。
警察では、現場の状況などから、内山さんがクレーンの操縦席を離れ、作業用の通路を歩いていた際に誤って落下したとみて、当時の状況を詳しく調べることにしている。
出典
『作業中に落下か製鉄所で男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20181022/0003297.html
(ブログ者コメント)
以下は東北放送映像の1コマ。
架鋼上に設置された手すり付きの通路をヘルメット姿の作業員が歩いているが、その向こう側をクレーンが、右から左に向け、水平方向に滑るように動いていた。
手すりの高さは見た目1mにつき、通路歩行中に落ちたとは考え難い。
どこかに隙間でもあったのだろうか?
2018年10月10日14時58分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、七尾市の水産加工会社「S」の工場で、棚卸しの作業をしていた従業員が転落して死亡した。
これを受けて七尾労基署が調べたところ、手すりを設置するなど安全対策を怠っていたことがわかり、会社と56歳の前の工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、七尾市に本社がある水産加工会社「S」と56歳の前の工場長。
同署によると、七尾市の工場で、去年12月24日、30代の男性従業員が商品が保管されているラックで棚卸しを行っていたところ、転落し死亡した。
これを受け、同署が工場内を調べたところ、死亡した従業員はどこから転落したのかわからなかったが、一緒に作業していた20代の男性従業員が最大で2.1mの高さがあるラックで棚卸しをしていたにも関わらず、会社は手すりを設置するなどの事故を防ぐために必要な措置を取っていなかったことがわかったという。
このため同署は9日、労安法違反の疑いで、会社と前の工場長を書類送検した。
S社」は、「事故につきましては真摯に受け止め、反省しています。今後、このような事故を二度と起こさないよう、今後も継続して対応していきたい」とコメントしている。
出典
『従業員が転落死 スギヨ書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20181010/3020000028.html
(ブログ者コメント)
労働安全衛生規則第519条に違反した容疑だと思われるが、作業していた場所は「最大で2.1mの高さがあるラック」。
文面から推察すると、2m未満の場所もあったのかもしれない。
そのような、最大でもわずか10cmしか超過していないのに書類送検とは、かなり厳しい気がする。
死亡事故だったがゆえの書類送検だろうか?
以下は519条の条文。
事業者は、高さが二メートル以上の作業床の端、開口部等で墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのある箇所には、囲い、手すり、覆(おお)い等(以下この条において「囲い等」という。) を設けなければならない。
2 事業者は、前項の規定により、囲い等を設けることが著しく困難なとき又は作業の必要上臨時に囲い等を取りはずすときは、防網を張り、労働者に要求性能墜落制止用器具を使用させる等墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じなければならない。
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-1-2h9-0.htm
2018年10月5日0時43分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後10時半ごろ、埼玉県深谷市上野台、アルミニウム製造会社「U製造所」工場内で、清掃作業をしていた同市の会社員・菅野さん(男性、42歳)が転落、病院に搬送されたが、4日、死亡が確認された。
警察によると、菅野さんは縦6.4m、横9.7m、深さ2.47mの圧延機の清掃を一人でしており、何らかの原因で転落した。
周辺には、製造業務と清掃をしていた従業員約30人がいた。
菅野さんが見えなくなり、探したところ、圧延機の底にうつぶせで倒れているのが見つかった。
昨年8月から稼働を停止していた圧延機を動かすことになり、菅野さんはアルミのくずを取り除いていたという。
警察で詳しい事故原因を調べている。
出典
『男性死亡…工場で清掃中に転落 近くで30人が清掃、男性いなくなり探すと倒れた姿で発見/深谷』
https://this.kiji.is/420607516751070305?c=39546741839462401
(2020年8月12日 修正1 ;追記)
2020年8月12日付で労働新聞から、内部に残っていたガスによる中毒死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
埼玉・熊谷労働基準監督署は、酸素濃度の測定を行わなかったうえ、換気を怠ったとして、非鉄金属圧延業の㈱UACJ(東京都千代田区)と同社統括主任を、労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき装置等)違反などの疑いでさいたま地検に書類送検した。
労働者1人が焼鈍炉内部に入れられていたガスにより、中毒死している。
労働災害は平成30年10月3日、埼玉県深谷市にある同社の深谷製造所で発生した。
(以下は有料)
https://www.rodo.co.jp/column/93309/
2018年9月29日20時39分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後、立山町で用水路に流され、行方不明になっていた男性が30日朝、転落した場所からおよそ800m下流で遺体で見つかった。
遺体で見つかったのは、魚津市経田西町の会社員、Nさん(男性、58歳)。
警察によると、28日午後2時45分ごろ、立山町岩峅寺の用水路にNさんが誤って落ち、28日の捜索では見つからなかった。
警察が30日朝、夜明けとともに捜索を再開したところ、午前7時20分ごろ、転落した場所からおよそ800m下流にある富山市上滝の中滝発電所排水口の地下水槽から遺体で見つかった。
Nさんは、来月から始まる用水路の法面を補修する工事のため、準備作業をしていたということで、一輪車で発電機を工事現場まで運んでいた際に、誤って用水路に落ちた。
用水路は北陸電力の雄山第二発電所の導水路で、Nさんが勤めていた会社が補修工事を請け負っていた。
北陸電力は、「お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、ご遺族に対し心から哀悼の意を表します」とコメントしている。
出典
『用水路に流された男性 遺体で発見』
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=19710
9月29日19時36分にNHK富山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、Nさんが転落した用水路は幅がおよそ5mで、当時、流れは速かったということで、柵やふたは設置されていないという。
出典
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20180929/3060000430.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、現場は山間部のような場所。
のり面は畑?草地?から導水路に向け緩やかに傾斜しており、全体的に草が生えている。
(2019年8月1日 修正1 ;追記)
2019年7月29日19時18分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
魚津労基署は、転落防止のため、柵を設置したり、別の通路を使用させたりするなどの安全対策を怠っていたとして、工事を請け負っていた立山町のM建設と責任者の62歳の男性を労安法違反などの疑いで書類送検した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190729/3060002372.html
2018年9月20日19時21分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし1月、奄美大島の宇検村にある急な斜面で木の伐採作業をしていた男性が転落して頭の骨などを折る大けがをした事故があり、労基署は、安全対策をとっていなかったとして、男性が勤務する建設会社などの書類を労安法違反の疑いで20日、検察庁に送った。
書類送検されたのは、宇検村にあるN建設と60歳の男性社長、それに現場責任者だった45歳の男性社員の2人。
名瀬労基署によると、ことし1月、N建設が県から受注した公共工事の一環で、宇検村の斜面でソテツの木の伐採作業をしていたところ、作業をしていた60代の男性がおよそ25m下に転落し、頭や右足首などを骨折する大けがをしたという。
現場は、傾斜が40°余りある海岸沿いの急な斜面で、男性は道路のガードレールから垂らしたロープを安全ベルトに取り付けていたが、作業の邪魔になるとして、ロープを外していたという。
このケガで男性は6か月間休業した。
同署は、急な斜面で作業をする際に必要な教育を怠っていたほか、安全ベルトを着けさせなかったことから、労安法違反の疑いで20日、法人としてのN建設と社長、それに現場責任者の書類を鹿児島地検名瀬支部に送った。
出典
『高所作業中に転落 会社など送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20180920/5050004296.html
2018年9月14日20時51分にFNN PRIME(さくらんぼテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月14日21時41分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
山形市の健診センターで機材の搬出作業をしていた男性(当時69)が階段の踊り場から転落死した事故で、山形労基署は13日、茨城県の運送会社と現場責任者の男性(46)を書類送検した。
労安法違反の疑いで書類送検されたのは、茨城県ひたちなか市の運送会社「Mロジテック」と同社の現場責任者。
運送会社と現場責任者は5月3日、山形市深町の山形市医師会健診センターの3階から医療機器を運び出す際、外階段の踊り場にあった間口2.7mの柵を閉めずに作業させ、転落事故の防止に必要な措置を講じなかった疑い。
死亡した男性は、健診センターの移転に伴い、重さ約400kgの血液分析機器を、クレーンを使って1階に下ろす作業をしていて、同僚2人と踊り場に移動していた際、約10m下の地上に転落した。
出典
『健診センターで作業員転落事故・茨城県の運送会社を書類送検』
https://www.fnn.jp/posts/1287SAY
http://www.sankei.com/affairs/news/180914/afr1809140040-n1.html
2018年3月3日19時47分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前6時ごろ、加古川市にある神戸製鋼所・加古川製鉄所で従業員のSさん(男性、28歳)が高炉とつながった排気用ダクトの中で倒れているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
Sさんは病院に搬送されたが、全身を強く打っていて、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、Sさんは当時、ダクトの中にこびりついた鉄粉の清掃作業をしていて、倒れていた場所は、ダクトの上の部分からおよそ30m下にあるという。
警察は、何らかの理由で誤って落ちたものとみて、安全管理の方法など、当時の状況について詳しく調べている。
出典
『製鉄所で従業員が転落 死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2025718541.html
3月3日9時17分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高さ約30mのタンクから落下した。
警察などによると、作業員はタンク内の清掃中だったという。
出典
『高さ30mタンクから落下し作業員死亡 神鋼加古川製鉄所』
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20180303009
(2019年2月16日 修正1 ;追記)
2018年10月18日付で毎日新聞兵庫版から、班長が労安法違反容疑で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
加古川労基署は17日、製鉄所班長の男性(45)を労安法違反の疑いで書類送検した。
送検内容は、神戸製鋼所(本社・神戸市中央区)の加古川製鉄所で3月3日、排熱回収ボイラー内の清掃を担当した男性作業員(28)に対し、地上からの高さが約45mあるにもかかわらず、安全帯を装着させたり防網を張るなどの危険防止措置を講じずに作業させた、としている。
出典
https://mainichi.jp/articles/20181018/ddl/k28/040/390000c
2018年2月14日20時19分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後1時55分ごろ、東京都中央区明石町の佃大橋の水道工事現場で、作業員の男性(38)が橋から転落する事故があった。
男性は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察が詳しい事故原因を調べている。
工事を発注した東京都水道局や警察によると、男性は当時、橋の下に布設された水道管の耐震工事の作業中だった。
水道管を覆うパネルの取り付け作業を行っていたところ、約6mの高さから橋を支える橋台付近に落下したという。
現場は地下鉄有楽町線新富町駅から東南東約600mの佃大橋の橋のたもと。
出典
『佃大橋の水道工事現場で作業員が落下し死亡 警視庁』
http://www.sankei.com/affairs/news/180214/afr1802140031-n1.html
2018年2月9日18時34分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時20分ごろ、大崎市岩出山下野目にある東北電力の鉄塔の上で、大崎市内に住む会社員のSさん(24)が作業にあたっていたところ、何らかのはずみで、50m下の地上に落下した。
Sさんは頭などを強く打って市内の病院に搬送されたが、およそ2時間後に死亡が確認された。
Sさんは電気工事を請け負っている会社の社員で、東北電力によると、当時、鉄塔の補修作業を行っていたという。
警察は労災事故とみて、落下した状況や安全管理に問題がなかったかなどについて詳しく調べている。
東北電力は、「鉄塔の上での作業は転落防止のため、綱をつけて作業をすることになっているが、今回の事故原因を調査し、再発防止に努めていきたい」と話している。
出典
『鉄塔から落下 男性作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180209/0000142.html
2月10日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、Sさんは命綱となる安全帯を身につけていた。
安全帯を鉄塔と適切に結んでいなかったか、何らかの原因で鉄塔から外れた可能性があるという。
(ブログ者コメント)
映像によれば、山の中に設置された鉄塔。
2017年8月11日13時8分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後4時50分ごろ、鳥取市湖山町の鉄工所で会社員の男性(53)がクレーンから転落しているのを別の作業員が見つけ、消防に通報した。
男性は市内の病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は壁に取り付けられた高さ8mのクレーンの上に乗って1人で清掃作業を行っていたという。
警察は、作業の安全管理などに問題がなかったか、事故の状況を詳しく調べることにしている。
出典
『クレーンから落下し男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045984101.html
2017年5月8日19時12分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時40分ごろ、京都市山科区椥辻東潰の店舗の建設工事現場で、「作業員が鉄骨の下敷きになった」と、一緒に作業をしていた人から消防に通報があった。
消防や警察が駆けつけたところ、トラックの荷台に積んであった鉄骨が地面に落下し、八幡市の建設作業員の男性(41歳)が下敷きになった状態で倒れているのが見つかった。
男性は病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、男性は当時、大型トラックの荷台の上で鉄骨をクレーンで下ろすため、ワイヤーを取り付ける作業にあたっていたという。
鉄骨は1本の長さがおよそ6mで、重さが800kgほどあるということで、警察は、鉄骨が落下した原因を詳しく調べている。
出典
『荷台から鉄骨落下 作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013219571.html
5月9日付で朝日新聞京都市内版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄骨とともに高さ約1.3mのトラックの荷台から落下した。
2017年3月13日14時49分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前7時15分ごろ、東京都中央区銀座の10階建てのビルの6階付近で、窓の清掃をしていた60代の男性が約20m下の地面に転落し、搬送先の病院で死亡した。
男性はヘルメットをつけていたが、安全帯や命綱はつけていなかったといい、警察が業務上過失致死容疑も視野に、関係者から事情を聴いている。
警察によると、男性は当時、ほかの作業員2人とともに窓の清掃作業をしていた。
ビルには窓の周辺に幅30cmほどの足場があり、男性は、清掃を終えた窓から別の窓へ移動しようとした際に転落したとみられる。
出典
『銀座のビルで窓清掃の男性が転落死 安全帯付けず』
http://www.sankei.com/affairs/news/170313/afr1703130022-n1.html
3月13日18時40分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、男性は窓の外側にある幅30cmほどの枠に立って作業していたが、命綱を着けていなかったという。
出典
『命綱なし窓清掃…銀座でビル6階から作業員転落死』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000096360.html
(ブログ者コメント)
テレビ朝日の映像によると、壁一面、窓の外側に5列でオブジェのような円柱状の窪みが取り付けられている。
そして、その窪みの深さは見た目30cm程度。
ビル外壁に足場が映っていない点から推測するに、その窪みを足場に・・・ということだったのかもしれない。
もしそうだったとすれば、そのような場所で命綱なしに別の窓に移動するなど、ブログ者にはとても怖くてできない。
2016年12月10日17時27分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時半すぎ、魚沼市下島で送電線の鉄塔から男性の作業員が転落したと、警察に通報があった。
転落したのは南魚沼市の会社員の男性(28)で、全身を強く打ち病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察の調べによると、男性は午前9時20分ごろから、ほかの作業員8人と、現在は使っていない送電線を使えるようにするため、鉄塔の高さ40mほどのところで、電気を逃がすアース線の取り付け作業をしていたという。
警察は、男性が命綱を支柱に取り付けていたかなど、状況を調べている。
出典
『送電線鉄塔で作業中に転落死』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035151381.html?t=1481408441327
12月10日18時47分に新潟放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、午前9時半過ぎ、魚沼市下島で会社員の男性が送電線の鉄塔に登り、アース線の取り付け作業をしていたところ、誤っておよそ40m下に転落した。
男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
警察の調べによると、男性は朝から同僚4人で、電気を通す作業を行っていた。
作業中、命綱は装着していたということで、警察は、転落した原因について調べている。
出典
『魚沼市で作業中に転落死』
https://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20161210_7333496.php
2016年9月18日22時27分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月19日付で毎日新聞播磨・姫路版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後3時40分ごろ、姫路市延末の船場川で「水門を操作しようとしていたら1人が川に落ちた」と、消防に通報があった。
警察によると、川に落ちたのは、近くに住む75歳の男性で、雨によって川の水量が増えていたことから知人の男性と2人で水門を開けようとしたところ、川に落ちたという。
現場は、姫路市の中央卸売市場の近くの幅およそ20mの川と支流が分かれる場所で、男性は、鉄製の水門を開けて、本流の水を支流に流そうとしていたという。
一緒にいた男性は、「水門の上部にあるハンドルを操作しようとしていて、突然、足を滑らせて落ちた」と話しているということで、警察や消防ら70人以上が駆けつけ、捜索している。
神戸地方気象台によると、姫路市では、午後3時40分までの1時間に28.5ミリの雨が降り、大雨注意報が出されていた。
付近住民の話では、川は時期によってはひざ下の水深しかないが、大雨が降ると一気に増水するという。
事故を聞いて駆けつけた付近の70代男性は、「午後4時過ぎには川沿いの石垣が隠れるほど増水していた。転落した男性は責任感が強く、地域のための作業をよく引き受けていた。どこかで無事に見つかってくれれば」と心配そうに捜索を見守っていた。
出典
『川に転落 男性が行方不明』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160918/5800311.html
『大雨 「無事に見つかって」 水門操作中、川に転落 播磨 /兵庫』
http://mainichi.jp/articles/20160919/ddl/k28/040/223000c
9月19日11時59分にヤフーニュース(毎日放送)からは、男性が死亡していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日朝、男性が死亡しているのが見つかった。
警察によると、19日朝から捜索を再開していたところ、転落した場所から約200m下流で浮いている状態で見つかったという。
男性は、雨が降り続いていたため水門で川の水位を調整する作業をしていたところ、増水した川に足をとられ流されたという。
警察が、死因を調べるとともに、当時の状況について詳しく調べている。
出典
『「水門で川の水位を調整」転落の男性死亡 姫路・船場川』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160919-00000017-mbsnewsv-l28
(ブログ者コメント)
写真や映像によると、現場は川幅10m程度。
5枚ほど水門があり、おのおの個別にバルブで開閉できるようになっている。
開閉は川に架けられた幅1m程度の歩廊上で行うようになっており、その歩廊には1m高さほどの手すりが設けられている。
その手すりの下には横方向のバーが2本取り付けられており、下側のバーは人の膝より下にあるので、一見、足を滑らせても川には落ちないように見える。
一方、縦方向のバーは、1.5m程度間隔に取り付けられている。
こういったことを合わせ考えると、30cm高さ程度の隙間に身体が入って・・・ということだったのかもしれない。
2016年8月18日18時56分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし10月、御嵩町の産業祭の後片付けをしていた職員がトラックの荷台から転落して大けがをした事故を受けて、町は、職員などの処分を決めた。
御嵩町によると、この事故はおととし10月、町の産業祭の後片付けの際、トラックの荷台に乗っていた当時54歳の職員が転落し、両手両足が麻痺する重度の障害が残ったもの。
町は、職員を荷台に乗せたままトラックを走らせるなど、安全確保を怠ったとして、トラックを運転していた30代の男性主任を1か月の減給10%としたほか、一緒にトラックの荷台に載っていた50代の課長を戒告処分とした。
また、職員全体の安全に対する意識の低さが原因だったとして、渡邊町長の給与を1か月、10%減給する条例の改正案を来月の町議会に提案することにしている。
町では、法令を守ることや作業時の安全を確保するよう、改めて職員に周知したということで、このような事故が起こらないように徹底していくとしている。
出典
『御嵩町産業祭事故で職員処分』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084909881.html?t=1471554058004
2016年8月2日5時17分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
『アリさんマークの引越社、男性と和解 作業事故で後遺症』
http://www.asahi.com/articles/ASJ815DNVJ81PTIL01D.html
引っ越しのアルバイト中に重傷を負ったとして、滋賀県に住む30代の男性が「アリさんマークの引越社」の屋号で事業展開する「引越社関西」(大阪府吹田市)に1億4634万円の損害賠償を求めた訴訟が、大阪地裁で和解した。
同社が2480万円を支払う内容で、7月19日付。
訴状などによると、男性は2009年11月、同社の従業員とともに、京都市内で住宅の引っ越しを担当。
住人の要望でタンスを3階のベランダからロープでつり下げて搬出する際、2階のベランダにいた男性は、ひさしに引っかかったタンスに傷がつかないよう手を伸ばしたところ、手すりを越えて約4m下に転落。
頭や腰、左手の骨を折り、歩くのが困難な後遺障害を負ったという。
訴訟で男性側は、「安全確保のための器具を使うなどの対策をとる義務を怠った」などと主張し、同社は、「転落の危険が生じる作業ではなかった」と請求棄却を求めていた。
取材に対し、「裁判所の提案を受け、争いを長引かせるのはよくないと考えて和解した」とコメントした。
2016年6月16日11時50分に岩手放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後、花巻市で建設中の発電所内で、男性作業員が高さ5mを超える場所から転落し、亡くなった。
亡くなったのは盛岡市の会社員の男性(36歳)。
警察によると、きのう午後2時半ごろ、花巻市大畑に建設中の「花巻バイオマスエナジー発電所」で、タービン建屋内の鉄骨に上がっていた男性が、誤って5.6m下の地面に転落した。
男性はヘルメットをかぶっていたものの、頭を強くうち、昨夜11時前に亡くなった。
この発電所は、間伐材などのチップを燃料に、木質バイオマス発電を行う施設で、今年11月の完成を予定している。
事故当時、男性は、タービン建屋内の壁にロープを結びつける作業をしていたということで、警察が詳しい事故の原因を調べている。
出典
『花巻に建設中の発電所 男性作業員が転落死』
http://news.ibc.co.jp/item_27409.html
6月16日11時20分にNHK盛岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時半すぎ、花巻市大畑の「花巻バイオマスエナジー」の2階建ての発電所の建設工事現場で、盛岡市の建設会社の作業員の男性(36)が、天井近くのはりの部分から5m下の2階の床に転落した。
男性は北上市内の病院に運ばれ、手当てを受けたが、全身を強く打っていて、およそ8時間後の昨夜11時前に死亡した。
警察によると、事故当時、男性は、建設工事用のクレーンを天井に取り付けるため、高所作業車を使ってハリの上に移動し、作業をしている最中に転落したという。
男性は、命綱はつけていなかったという。
出典
『発電所工事で作業員転落し死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043199801.html?t=1466108962619
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。