忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(01/22)
(01/22)
(01/21)
(01/21)
(01/20)
(01/19)
(01/19)
(01/18)
(01/18)
(01/17)
(01/17)
(01/17)
(01/16)
(01/16)
(01/16)
(01/15)
(01/15)
(01/14)
(01/14)
(01/14)
(01/13)
(01/12)
(01/12)
(01/11)
(01/10)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6

2024123100分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

トレーラ(被けん引車)における火災事故がたびたび報じられています。

エンジンがついていない被けん引車にも関わらず、なぜ走行中のトレーラが燃えてしまうのか?

主な原因とされる3つの理由を解説しましょう。

 【画像ギャラリー】トレーラの火災事故に関係するブレーキ部品とハブベアリング(14枚)  

/トラックマガジン「フルロード」編集部 写真・図/日本自動車車体工業会、国土交通省、ウクライナ国家緊急事態省

 

■なぜ火の気がないのに燃えるのか

トラクタ(牽引用トラック)が牽くことで初めて走ることができるトレーラには、もちろん走行用エンジンがありません。

にもかかわらず火災事故が発生しているのはなぜでしょうか?

実はその火元となっているのが、トレーラの車輪まわりの部分です。

一見すると火の気がなさそうな部分ですが、トレーラ火災の主因と考えられているのが「ブレーキの引きずり」と「ハブベアリングの破損」の二つで、どちらも車輪まわりのトラブルです。

車輪まわりということから、「ドライバーはトレーラの走りの異常に気づかないの?」と疑問に思われる方もいるはず。

実は、トレーラ連結車はそもそも重量が大きい上に、トラクタにつながれて走るトレーラの挙動は、ドライバーにはダイレクトに伝わりません。

そのため、トレーラの走りの異常に気づくことは、事実上困難なのです。  

ちなみに、日本よりもトレーラが普及しているドイツやオーストラリアなどでも、この二つがトレーラ火災事故の主因になっていて、日本だけで起きているトラブルではありません。

それだけに発生しやすいともいえ、保守・整備の重要性がうかがえます。

 

■「ブレーキの引きずり」とは?

「ブレーキの引きずり」が起きる原因には、『ブレーキシステムに混入した水分の凍結』と『ブレーキ部品の劣化』の2つがあるのですが、先に「ブレーキの引きずり」でなぜ火災が発生するのかを解説しましょう。

「ブレーキの引きずり」とは、トレーラの車輪にブレーキが掛かった状態のまま走行してしまうことです。

それによりブレーキ部品が赤熱するほど高温となり、その熱がホイールを伝って可燃物のタイヤを着火させます。

この段階になると消火もたいへんで、トレーラの荷台へと延焼し、積荷を焼いてしまうことになります。

トレーラのブレーキシステムは、それを構成する配管や部品に異常・破損が起きた場合、非常ブレーキが自動的に掛かるように設計されています。

「ブレーキの引きずり」は、システムの異常に気づかずにトレーラを走らせた際や、あるいは走行中に配管・部品が破損した際に発生してしまうトラブルなのです。

 

■原因その1:水分凍結による「ブレーキの引きずり」

「ブレーキの引きずり」でも多いと考えられるのが『ブレーキシステムに混入した水分の凍結』によるものです。

具体的には、「リレー・エマージェンシー・バルブ」と呼ぶ、トレーラ側ブレーキの作動に関わる重要なバルブ装置において、内部に溜まった水分が寒冷時に凍結、作動不良を起こして、自動的に非常ブレーキが掛かるというものです。

また、水分のほかに異物(ゴミなど)が溜まってしまう場合もあります。

凍結を防ぐためのブレーキシステムの水分除去では、「圧縮エアタンクの水抜き」「エアドライヤー(除湿装置)の点検整備」「リレー・エマージェンシー・バルブの点検整備」「コントロールライン内部の水分除去」といった作業が不可欠です。

もちろん、異物にも注意が必要です。

トラック車体およびトレーラメーカーの団体である日本自動車車体工業会によると、近年は冬季のトレーラ火災事故が減少しているとのこと。

トレーラのユーザーや整備関係者が、リレー・エマージェンシー・バルブの凍結や異物混入に注意するようになった成果かもしれません。

 

■原因その2:部品の劣化による「ブレーキの引きずり」

「ブレーキの引きずり」は『ブレーキ部品の劣化』でも発生します。

特に多発部位とみられるのが、ブレーキシステムを構成する「スプリング・ブレーキ・チャンバー」と呼ばれるユニットの劣化によって、チャンバー内部の圧縮エアが漏出すること。

この現象が起きてもブレーキを引きずってしまうのです。

スプリング・ブレーキ・チャンバーとは、メインブレーキおよび駐車ブレーキを直接作動させる役割をもつ、非常に重要なユニットです。

駐車ブレーキは、走行時に解除するわけですが、スプリング・ブレーキ・チャンバーの内部では『圧縮エアの力を使って解除状態を維持』しています。

ところがスプリング・ブレーキ・チャンバー内部の部品のひとつである「ダイアフラム」が劣化すると、圧縮エアが漏れでて解除が維持できなくなり、駐車ブレーキが掛かってしまうのです。

スプリング・ブレーキ・チャンバーのダイアフラムは、2年ごとの定期交換部品です。

スプリング・ブレーキ・チャンバー自体も、3年ごとの定期交換部品として指定されています。

その中の細かいゴム部品やシール部品は1年ごとの交換部品となっています。

それぞれ交換を怠った場合、また交換した部品の品質が低い場合でも、ブレーキ引きずりを起こす危険性があるといえます。

交換部品選びにも注意したいものです。

また、ブレーキ引きずりが発生しているかどうかの点検は、2人で確認作業が行なえます。

1人は数回ブレーキ操作(トラクタからのブレーキペダル操作、トレーラブレーキの操作、駐車ブレーキの操作)を繰り返し、もう1人はアクスル(車軸)に装着されている「スラック・アジャスタ」が左右および前後(複数軸の場合)で同調して動いているかを確認します。

 

■原因その3:「ハブベアリングの破損」

主要なトレーラ火災のもう一つの原因が、「ハブベアリングの破損」によるものです。

ハブベアリングとは「軸受(じくうけ)」のことで、タイヤのついたホイールを組み付ける「ハブ」に内蔵されています。

ハブベアリングに組み付けられた多数の「円錐ころ」で、トレーラシャシー側に固定されたスピンドル(車軸の先端部分)を受けることにより、ホイール(+タイヤ)が滑らかに転動するしくみになっています。

したがってハブベアリングには、トレーラの重量、転動するときの力、路面から入ってくる力などの負荷が掛かります。

これが破損してしまった場合、大きな摩擦熱が発生して、ハブベアリングに塗布されたグリース(潤滑剤)を燃焼させます。

その高熱が、さらにホイールからタイヤへと伝わって燃えあがるのです。

ハブベアリングが破損する原因としては、ベアリングの潤滑と冷却の役割があるグリース(潤滑剤)の給脂不良、あるいは劣化によって、ベアリングが焼き付くためとみられています。

その予防もまた、保守・整備をきちんと行なうことに尽きます。

グリースは1年ごとの交換で、給脂作業も適切に行なうことが欠かせません。

ハブベアリングの気密性を保つためのハブベアリングオイルシール、ハブキャップシールも、1年ごとの定期交換部品です。

 

■原因そのほか:駐車ブレーキの解除忘れや解除不良

トレーラが火災事故を起こす主な原因を紹介しましたが、これらのほかにも、『トレーラ駐車ブレーキの解除を忘れてブレーキ引きずり』『圧縮エア圧の不足による駐車ブレーキの解除不良でブレーキ引きずり』などもあるようです。

こちらは運転する際の手順・作業をきちんと踏まえることで防止できるでしょう。

国土交通省では、公式ウェブサイト内・国交省政策チャンネルあるいはyoutubeで「トレーラ火災の原因と防止について」という、実車トレーラを用いたブレーキ引きずり実験動画を公開しています。

これはとても参考になると思います。

また、日本自動車車体工業会の公式ウェブサイトでは、「安全への取組み」内の「安全に関するニュース」に、「トレーラサービスニュース」という項目があります。

ここから、トレーラに使われている部品のメンテナンスに関する資料を、無料でダウンロードすることができます。

トレーラユーザー、トラクタドライバーの皆さん、どうぞご安全に!

https://news.yahoo.co.jp/articles/217259e8cd4b5bcb410b818b78d0eea826a3de9b  

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

20241222240分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前5時ごろ、横浜市鶴見区大黒ふ頭で、同区東寺尾1丁目、会社員の男性(66)が運転するトレーラーがふ頭入り口の門扉に突っ込んだ。

警備員の男性(70)が頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。

別の男性警備員(59)も顔に軽傷を負った。  

鶴見署によると、会社員の男性は同ふ頭内の運送会社に勤務。
コンテナを運び出すためにトレーラーを運転していた。

警備員の男性は門扉の開閉作業をしており、事故直後、会社員の男性が110番通報した。

任意の調べに対し、会社員の男性は「いつものように午前5時ごろに門が開いていると思った。門が閉まっていることに気付き、ブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5f90d1392a70763e53e26a70db23a573194ab0c

 

122日付で横浜市港湾局からは、現場地図付きで記者発表資料が公開されていた。

12月2日5時頃、横浜市より施設の指定管理者として指定されている横浜港埠頭株式会社が委託する警備会社の社員2名が、大黒ふ頭の門扉開閉作業中にトラックの門扉接触に巻き込まれ、そのうち1名が死亡する事故が発生しました。

・・・

https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/kowan/2024/1202daikokujiko.html 

 

(ブログ者コメント)

〇道路の左端に車輪付きの黄色い門扉がある。

   上記情報から考えると、おそらくはこの門扉を開けようとしていたものと思われる。

 

   


〇午前5時といえば、まだ真っ暗。
周囲に車がいない状況なのに、ライトはアッパーになっていなかったのかもしれない。

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202411221649分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

長野県千曲市でトラックのタンクから塩酸が漏れているのが見つかりました。

有毒なガスの発生の恐れがあったため、中和作業が行われ、周辺の道路は3時間半にわたって通行止めとなりました。

道路の端に白いラインができています。
塩酸を中和するためにまかれた石灰です。

午前10時過ぎ、千曲市でトラックの運転手から「塩酸が漏れた」と消防に通報がありました。

積んでいた800リットルのうち半分の400リットルが周辺の国道などに漏れたということです。

近くの住民:
「煙がもくもく出ていた感じ、蒸気みたいなのが。逃げようと思って孫を連れて車で少し離れたほうがいいなと」

塩酸は濃度25%以上で有毒な塩化水素ガスが発生します。

積んでいたのは濃度35%の塩酸だったため、警察が周辺の道路500メートルを通行止めにし、消防や県が中和作業を行いました。

3時間半後の午後145分に作業が終わり、通行止めは解除されました。

けが人や体調不良を訴える人はいなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7e64a915ee71b3408e63f08da092c2d19eefb21c

 

11221730分にNHK長野からは、プラ製のタンクに10cmほどの亀裂が入っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午前10時ごろ、化学薬品などを取り扱う千曲市の「M化成」の敷地内でトラックに積まれていたタンクから塩酸が漏れ出したと通報がありました。

トラックは茅野市にある工業用の薬品を製造販売するメーカーのもので、タンクからおよそ400リットルの塩酸が漏れ出したということです。

塩酸の一部は、周辺の国道にもおよそ600メートルに渡って漏れ出し、消防などが中和剤をまく作業などを行いましたが、けが人はいませんでした。

トラックを所有するメーカーによりますと、荷台にあるプラスチック製のタンクに10センチほどの亀裂が入っていて、塩酸は走行中に漏れ出たとみられるということです。

この影響で、周辺の国道403号は3時間余りにわたって一時通行止めになりました。

トラックを所有するメーカーは「近隣の皆様にご迷惑をおかけしました。原因を調査して再発防止に努めます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20241122/1010032886.html

 

11221846分にYAHOOニュース(長野朝日放送)からは、トラックは化学薬品などを扱う会社に向かう途中で、その会社の700m手前から漏れ出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

塩酸が漏れ出したのは国道403号千曲市雨宮の「雨宮の渡し入口」の交差点付近です。

午前10時前、中型トラックから塩酸が道路に漏れ、ガスが発生したとみられています

警察や消防によりますと、トラックは化学薬品などを扱う会社に向かう途中で、会社のおよそ700m手前から漏れ出したとみられています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c66831a1d3c026a8a8ce211b9c249581abacc137 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202482762分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から下記趣旨の記事が、複数枚の写真や解説図付きでネット配信されていた。

26日、宮崎県の交差点で大型トラックがけん引していた荷台部分が横転し、積まれていた丸太が信号待ちの乗用車に落下しました。

この事故で、2人が病院に搬送される事態となりました。

宮崎・国富町の交差点。
そこに転がった大量の丸太─。

記者(26日):
「国富町の事故現場です。こちらではトレーラーが横転し、反対車線の車が丸太に押しつぶされています」

丸太の下には、重さでゆがんでしまった乗用車が。

近くで車内をのぞくと、屋根が沈み込んでいるのが確認できます。

別の車は、ドアがふさがれてしまい、丸太が車内まで…。

事故が起きたのは、26日午前10時半ごろ。

乗用車2台と軽乗用車1台の3台の車の上に、丸太が落下してきました。

警察によると、丸太を積んだ荷台をけん引した状態で、トラックが交差点を左折しようとしたところ、荷台部分が横転。

この時、対向車線には信号待ちをしていた車が。

停車していた車の上に丸太が落下したといいます。

この事故で、軽乗用車を運転していた70代の女性が、約1時間ほど車内に閉じ込められる事態に。

女性は骨盤骨折の疑いで病院に搬送されたといいます。

また、乗用車を運転していた80代の男性も“腰の違和感”を訴え、病院に搬送されたということです。

    ◇

26日夜、「news zero」が訪ねたのは、都内にある木材の製造会社「沖倉製材所」(※事故とは関係のない会社です)。

大町フィールドキャスター:
「だいたい、このトラックで何本丸太が載る?」

製材会社の社長 :
「太さにもよるのですが、だいたい今だと4050本」

見せてくれたのは、普段丸太を運搬するのに使っているトラックです。

大きな丸太を運ぶこともあるといいますが…

【注意1】しっかり固定

製材会社の社長 :
「走行する時の丸太をワイヤやベルトでしっかり固定をする。丸太が動かないようにする。積んだ後に丸太が本来は動かない」

大町キャスター :
「触ってみても?」

製材会社の社長 :
「いいですよ」

大町キャスター :
「触ってみると、かなりきつくなっています」

【注意2】積み過ぎない

他にも、気をつけているというのが…

大町キャスター :
「もう一本ずつくらい、載せられるのではと思うが…」

製材会社の社長 :
「あまり高くも積まない。走行のリスクにつながるので」

【注意3】スピード慎重に

製材会社の社長 :
「とにかく減速して、慎重なくらいゆっくり走る」

大町キャスター :
「ドライバーにかかっている?」

製材会社の社長 :
「そうですね。うちも毎日丸太は運んでいるが、慎重に慎重を重ねてやるというのが、本当にそれが大原則ですね」

 ◇

今回の事故について、警察は大型トラックの運転手に話を聞くなどして、事故の原因を調べています。

 826日放送『news zero』より)



https://news.yahoo.co.jp/articles/e79972500bf19d5b71ae35a645e7feca6e68ae9c 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2024821346分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前9時半すぎ、横浜市の本牧ふ頭で、「コンテナがトラックの運転席に落下した」と119番通報がありました。

警察によりますと、当時現場では、クレーンを使ってコンテナをトラックに載せる作業が行われていましたが、長さおよそ12メートル、幅およそ2.4メートル、高さおよそ2.9メートルのコンテナが、何らかの理由でトラックの運転席付近に落下したということです。

現場にいた作業員は、コンテナには学習机が入っていて、重さはおよそ6.4トンあったと話しているということです。

消防によりますと、およそ1時間後、トラックの運転席から運転手の中澤さん(男性、73歳)が救助されましたが、心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。

警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、当時の状況を詳しく調べています。

横浜市によりますと、本牧ふ頭は様々な大きさの船に対応していて、横浜港のコンテナ取扱個数の約5割を扱う重要な物流拠点です。

【写真を見る】横浜市の本牧ふ頭・上空からの様子

https://news.yahoo.co.jp/articles/e2fb851ca980377a688ae73328fe31a401fcb04b

 

821758分にNHK NEWS WEBからは、載せる予定のコンテナを吊り上げようとしたところ落下したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、当時、現場にはトレーラーに載せる予定のコンテナが数個積み上げられていて、このうちの1つをつり上げようとしたところ落下したとみられるということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240802/k10014533951000.html 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2024726710分にYAHOOニュース(信濃毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

宅配便のドライバーが集配車を路上にとめ、車両の周りをきびきびと動き回る様子はよく見る光景だ。

その際、路面が平たんであってもタイヤの動きを止める“輪留め(わどめ)”を使っているドライバーもいる。

三角形の輪留めをタイヤの前後に差し込む姿を見るたびに、記者は「なぜそこまで?」と疑問を抱いてきた。

坂道ならば理解できる。

ドライバーが離れている間に車両が勝手に動き出す〝自走〟を防ぐために輪留めは有効だ。

でも、平たんな道では、AT車ならばPレンジとパーキングブレーキで十分に自走を防げるはず。

ヤマト運輸と佐川急便に理由を聞いた。

【動画】ヤマト運輸ドライバーの安全確認、安全対策

 

■佐川急便「平たんに見えても…」

佐川急便は「車種を問わず、ドライバーが車を離れる際は必ず輪留めを使用する運用になっている」と答えた。

同社は「安全は全てに優先する」という安全目標を掲げており、ドライバーの乗降時にさまざまな安全対策を実施。

降車時にサイドミラーをたたんだり、乗車時に車両を一周して周囲の状況を確認したり。

また、車の鍵はワイヤーチェーンでドライバーとつながっていて、降車時には必ず鍵が車から抜けるようになっている。

さまざまな安全対策を実施しているのならば、なおさら平たんな道では輪留めはいらないのではないか。

この質問に対し、「道が平たんに見えても、傾斜は必ずあり、僅かであっても車が動き出す可能性はある」と佐川急便。

そのため、2014年に路面の傾斜にかかわらず輪留めを使用すると規定した。

「車両が動き出して事故となるリスクを鑑み、輪留めを徹底させている」という。

 

■ヤマト運輸「ヒューマンエラーは起こりえる」

ヤマト運輸長野主管支店(長野市)の宮坂・主管支店長(58)によると、路面の傾斜にかかわらない輪止め(ヤマト運輸はこちらの漢字を使用)は安全対策として奨励されており、長野市街地では「徹底して実施している」。

その大きな理由は「ヒューマンエラーを防ぐため」だ。

同主管支店のドライバーは1日で平均200戸を訪れるので、「1日に何百回もPレンジとパーキングブレーキを使い続けるうちに、使ったつもりでも使っていなかったミスは起こりえる」と宮坂さん。

輪止め以外の安全対策も、ヤマト運輸はたくさん実施している。

降車時の鍵抜き、サイドミラーをたたむこと、乗車前に車両を一周する安全確認などだ。

また、特に意識すべき対象として「子ども、自転車、老人、オートバイ」を挙げ、それぞれの頭文字を取って「コジロオ君」と呼んで、注意喚起に努めている。

ヤマト運輸の長野駅前営業所(長野市)に勤める芝波田さん(34)は、ドライバー歴5年目。

数多くある安全対策に対して「絶対に手を抜かない」と話す。

「楽をするのは簡単だけど、安全対策は地域の人のため、仲間のため、そして自分のためになる」。

集配車は子どもたちに人気で、車の近くに寄ってくる子どももいる。

3児の父でもある芝波田さんは、「もし自分が安全対策を怠って、誰かが事故に遭えば最悪の結果になる」と、常に意識しながら働いているという。

 

■ドライバーに感謝

ヤマト運輸は、全国に集配車が約5万台あり、約6万人が集配に関わる。

佐川急便は国内で約26千台の集配車を保有し、ドライバーは約29千人。

運送業全般では、より多くのドライバーが働いている。

家に届く荷物、店舗に並ぶ品の一つ一つは、一人一人のドライバーの安全運転とともに届けられている。

そのありがたみを感じつつ、記者も車を運転するドライバーの一人として、万が一を想定した安全運転を心掛けたいと改めて思った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5740c715d80bcdf1898db78289b07b631b066944 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2024721710分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

■タンクローリーの上部に注目してみると何かがついている

大きなタンクローリーに可愛らしい猫耳のような部品がついています。

この部品の名称や役割は何でしょうか。

【画像】タンク車が運ぶ「甘いもの」とは?画像で見る!(15枚)

街中にはたくさんのタンクローリーが走っていますが、タンクの上部には猫耳のような部品がついています。

この部品に名称はあるのでしょうか。

そして、どのような役割があるものなのでしょうか。

タンクローリーは様々なものを運んでいますが、その種類は大きく分けて二つの種類に分けることができます。

まずは、「非危険物タンクローリー」です。

これは、セメントなどの工業物や、牛乳やミネラルウォーターの液体食品を運んでいます。

次に、「危険物タンクローリー」です。

危険物タンクローリーには「毒」や「危」といったマークがつけられています。

「毒」がつけられているタンクローリーの中身には、アンモニアや塩酸などの毒物や劇物が積まれています。

また、「危」がつけられているタンクローリーの中身は、可燃性の高いガソリンやアルコールなどが入っています。

これらのタンクローリーに注目してみると、猫耳のような三角形の部品がタンクの上部についています。

SNSでは時々、タンクローリーの猫耳に関する投稿がされていますが、正式名称や役割についてはわからない人も多いようです。

では、この猫耳の部品には名前があるのでしょうか。

タンクローリーメーカーの極東開発工業株式会社の担当者は次のように話します。

「この猫耳のような部分は、『側面枠』という名称です。
危険物運搬ローリーには装備が義務付けられております。
ちなみに側面枠は業界用語として、『角』という呼び方もしております。
側面枠の形状はタンクローリー製造メーカーによって若干異なっているため、全てのタンクローリーに同じものがついているわけではあrません」

実は、この側面枠は危険物タンクローリーのみに装備が義務付けられています。

食品などを運ぶ非危険物タンクローリーには装備が義務付けられていないため、街中で走るタンクローリーが何を運んでいるのか、ざっくりと見分けられるようです。

 

■タンクローリー車になぜ? 猫耳ついているの?

では、なぜ危険物運搬タンクローリーには側面枠の装備が義務付けられているのでしょうか。

前出の担当者は次のように話します

「側面枠の役割は、万一車両が横転事故を起こした際に、車両の転覆による内容物の漏れ出しを防ぐものとなります。
タンク形状が丸いため、側面枠未装備の場合、横転から転覆に至り、上部の注入口より内容物が漏れ出すことで、火災・爆発等の二次災害となる危険があります」

危険物が入っているタンクローリーが転覆し、中身が漏れてしまうと大きな事故に繋がります。

そのため、タンクローリーに危険が及ぶような運転には注意が必要です。

例えば、大型の危険物タンクローリーは、スピードリミッターによりあまり速度が出ていないものがあるかもしれません。

高速道路でスピードが出ていないタンクローリーがいても、「遅い!」と思って煽り運転などの危険な運転は絶対にしてはいけません。

もしも事故が起きてしまった場合、タンクの中身が漏れなくても大きな事故になることになるため、節度のある運転を行いましょう。

 ※ ※ ※  

猫耳のような可愛い部品ですが、実は側面枠という名称が付けられており、転覆した際に中身が漏れるのを防ぐという非常に大切な役割を担います。

また、日常でタンクローリーを見かけた際には側面枠にも注目してみるのも良いかもしれません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/78b67125e20737c952c360be42437d8514e93e78  

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20246282130分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沖縄県名護市安和(あわ)の国道で28日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に対する抗議活動をしていた女性がけがを負い、警備中の男性が死亡した事故で、県警名護署は同日夜、亡くなったのは名護市の警備員、宇佐美さん(47)だったと明らかにした。

抗議活動をしていた那覇市の無職女性(72)は足の骨を折る重傷だった。

捜査関係者によると、現場は辺野古移設工事に使う土砂を搬出する安和港の近く。

土砂を搬入するダンプカーに抗議するため車道に出た女性を宇佐美さんが止めに入り、その際、左折したダンプに2人とも巻き込まれた可能性もあるとみて、事故に至る詳しい経緯を調べている。

土砂の搬出港付近では、プラカードを持ってダンプカーの前をゆっくりと横断する「牛歩」を行い、土砂の搬入を遅らせようとする市民もいる。

ダンプカーにはねられた女性が「牛歩」を行っていた可能性もあり、名護署が周辺の防犯カメラの確認を進めている。

https://www.sankei.com/article/20240628-L42IFIXAUVJ6RCDHHJCMIU3WWM/

 

6281354分にYAHOOニュース(琉球放送)からは、移設工事に従事しているダンプ運転手が取材に対し、1年ほど前に警備会社が変わり、搬入のスピードアップを図って無理な誘導が増えていたなどと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

辺野古移設工事関連のダンプトラックと警備員の男性が接触し、男性が死亡、70代女性がけがをした事故。

現場そばの名護市・安和港では、工事が進む辺野古沖へ石材を運ぶ船への積み込み作業が日々行われることから、搬入がある時間帯には移設工事に反対する市民らが抗議活動を行っている。

RBCでは、普段この工事で石材の搬出に従事し、今回の事故直後の現場を見たダンプトラックの運転手に話を聞いた。

辺野古移設工事に従事する運転手 :

「(港への)搬入は朝7時から11時ごろがピーク。現場の安和港には150台ほどが1日に出入りする。
警備員は通常5人から6人で、今日も同じくらいだった」

「現場には移設工事に抗議する人が4人ほどいた。トラックは10トントラック。
出口付近は通常徐行で国道に向かって左折し、鉱山に新しい土砂(石材)を積みに行く」

この運転手は、日々危険を感じることがあったと証言した。

運転手 :

1年程前に警備会社が変わり、土砂搬入のスピードアップを図って無理な誘導が増えていた。いわゆるヒヤリハット事例が何度もあった」

この運転手が、事故当時の様子を目撃した別の運転手から話を聞いたところ、ダンプトラックは「何かに乗り上げたような動きをしていた」そうだ。

そして、この事故は「起こるべくして起こった」と話す。

運転手 :

「工期のスピードアップの指示が上からあったようで、危ない事案が増えた。
ただ、事故の責任は運転手が問われるということで、大半の運転手は無理な誘導に従っていなかった」

「人がまだいるのに進行させるため、事故になりそうなことが何度もあった」

警察は、「ダンプトラックが左折する際に、道路上にいた2人を巻き込んだ」と発表していて、今後さらに詳しく事故原因を調べるものとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4203390c1912192e9024d79788e99d7c441ebe12

 

629556分に沖縄タイムスからは、「ダンプは別の警備員から発進合図を受けた?」などと記された事故時の状況図がネット配信されていた。(記事本文は転載省略)


https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1387455 

 

(2024年7月11日 修正1 ;追記)

202471167分にYAHOOニュース(デイリー新潮)からは、抗議のため車道に出た女性を警備員が制止しようとし、それを見ていた別の女性が飛び出そうとして警備員と言い合いになり、その時にダンプに巻き込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

現地では基地移設反対を唱える人々が集まり、通過するダンプの台数をカウント。

さらには車道をのろのろと横切ることで工事を遅らせる“牛歩”戦術が繰り広げられてきたのだが、

「今回の事故は、土砂を搬出するダンプカーに抗議しようと女性が車道に出たため、現場で警備にあたっていた民間警備会社の47歳男性が制止しようとしました。
それを見ていた別の72歳女性が飛び出そうとして男性と言い合いになり、左折してきたダンプカーに巻き込まれてしまった。
男性は頭部破裂で死亡、言い争っていた女性は足を骨折する重傷を負っています」
(沖縄県警担当記者)

牛歩を展開している「本部町島ぐるみ会議」に聞くと、

「牛歩は56年前から行っています。
ゲートから出る時に一時停止するダンプの前を、手を上げてゆっくり渡る。
終わったら1台出すという、お互いのルールで、安全に続けてきました。
ところが最近は、1台出したら警備員が続けて2台目も出そうとする。
危なくて抗議していたところです」

そう主張するのだ。

・・・

「週刊新潮」2024711日号 掲載

https://news.yahoo.co.jp/articles/a88709bcf7d95e860a668c925730b1fa4d6d1131

 

7101625分に産経新聞からは、事業者側から何度もガードレール設置要請があったが県は認めなかった、ダンプ阻止行動は条例違反という看板を設置していたが市民からの反対意見で撤去していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県北部土木事務所などによると、牛歩による抗議活動が行われてきた名護市安和(あわ)の国道では令和4年12月以降、事業者側から何度もガードレールの設置を求める要請があった。

事業者側からは費用を負担するのでガードパイプを設置させてほしいという要請もあった。

だが、県は「歩道であることからガードレールを設置する予定はない。事業者によるガードパイプの設置は歩行者の横断を制限することになる」として認めなかった。

県は昨年2月17日、隣接する本部町の本部港塩川地区に「大型車両の往来を妨害する行為」などについて、県港湾管理条例で定める禁止行為に該当する旨を明記した警告看板を2枚設置。

禁止行為を行った場合は「条例に基づき過料を処することがある」と警告した。

しかし、市民から「なんで過料を科すのか」などと「厳しい意見」が寄せられたといい、県は現場を確認したうえで「状況は危なくない」と判断。

昨年5月2日に撤去したという。

https://www.sankei.com/article/20240710-KE7OGDNCAJJDVJLVRFMFKJJZWI/

 

 (2024年8月15日 修正2 ;追記)

20248131211分にNHK沖縄からは、効率アップのためこれまで1台ごとの搬出を2台同時に行っていた、数ケ月前から警備員の誘導が強引になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ダンプカーの運転手たちの労働組合などが、沖縄防衛局に対し、「効率を上げるためこれまで1台ごとの搬出を2台同時に行ったことが原因だと考えている」などと指摘し、安全管理の徹底を求めました。

そして、メンバーの1人が「数か月前から警備員によるかなり強引な誘導が行われていた」と指摘し、ほかのメンバーも「誰が2台出すよう指示したのか」と質問しました。

これに対し、防衛局の担当者は「事故につながるような指示は一切していない」とした上で、「抗議活動をしている人に、工事車両の前に飛び出さないよう必要な警告を行うなどの対応をしてきた」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20240813/5090028961.html 

(ブログ者コメント)

関連情報調査結果、オール沖縄会議のHPに、一昨年末に警備会社が、今年2月に元請けが変わったためかダンプ誘導が強引になっていたなど、下記趣旨の記事がダンプ2台、警備員3人、市民3人の位置解説図付きで掲載されていた。
ただ、死亡した警備員以外の警備員2人の動きについては記されていない。

・・・

第1.事故の背景

2018年12月以来、警備会社・事業者・抗議者の間で、「抗議者が出口前を片道を歩いたらダンプを1台出す」、「右側、左側とダンプを交互に出し、同じ側から2台連続して出さない」、「抗議者はダンプ運転手に手をあげて合図をしてから歩き始める」等の「暗黙のルール」ができていた。

抗議行動は安全に配慮して行われてきたので、これまで大きな事故も起こらなかった。

しかし一昨年末、警備会社が変わり、今年2月頃から工事の元請業者が変わったためか、ダンプの誘導方法が強引になり、「2台出し」や、抗議者が渡り終えていないうちに見切り発車のようにダンプを出すなど、危険な状態が発生するようになった。

今年1月から3月にかけて、桟橋出口の国道で、ダンプと一般車両の交通事故が4件、立て続けに起こっていることも、ダンプの出し方が強引になったことと無関係ではないと思われる。

・・・

第2.事故の経過

1.事故発生時、安和桟橋出口には負傷したAさん、一番近い目撃者である B さん、そしてCさんの3名の市民がいた。

同じ側のダンプが連続して出る危険な「2台出し」が行われたので、最初に B さんが、「ルールを守れ」と、抗議に歩きだそうとしたが、亡くなられた警備員Uさんに制止された。

しかし、B さんの抗議により、ダンプは車両乗入部の出口と国道車道部の中間地点で停止した。

ダンプの台数記録のために後ろにいたAさんも抗議しようと立ち上がり、ダンプに近づいて抗議したが、移動した警備員U さんに制止された。

そこに発進してきたダンプにUさんとAさんが巻き込まれた。

・・・

https://all-okinawa.jp/3056/ 

 

  

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2024612010分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

街で走っているダンプカーをふと見ると、車体に「足立 営 12345」のような、謎の地名や数字が書かれたステッカーが貼られているのを見かけます。

あの謎のステッカーは、何のために貼られているのでしょうか。

また、何を意味しているのでしょうか。

実はこのステッカー、法律で決められています。

このステッカーを貼らないといけないのは、土砂等を運搬する大型自動車(つまりダンプカー)で、「最大積載量5000kg」または「車両総重量8000kg」を超える場合です。

ナンバ―プレートは道路運送車両法に基づいて自動車すべてに義務付けられていますが、この「表示番号の表示」は、「土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置法」に基づくものです。

この法律は1968年に施行されました。

当時、トラック1万台あたりのダンプカー事故件数は857件にのぼり、一般のトラックと比べても2.5倍という状況でした。

死亡事故も施行当時わずか半年で356件も発生していました(これでも施工前に比べて1割減ったという)。

国は、「ダンプカーによる交通事故は、ダンプ業界の零細性による過当競争と安全運転管理能力の欠如が大きな原因になっている」と断じています。

高度経済成長の真っただ中で、建設業も忙しい時代。

速度制限違反や積載制限違反、過労運転が蔓延していました。

そのため、車両と運転者、会社などを特定しやすくし、ドライバーや会社に「無謀な運転に対する自戒自粛」を促すために導入されたのが、この法律であり、「表示番号」制度だったのです。

まず最初の地名は、届出先の「運輸支局」または「自動車登録検査事務所」の所在地です。

「品川」や「練馬」などがあり、たとえば「春日」は春日部、「なに」は「なにわ」を表しています。

その次にある漢字はダンプカーの「経営種類」です。

運送業は「営」、砂利販売業は「販」、砂利採取業は「砂」、建設業は「建」、砕石業は「砕」、採石業は「石」、その他は「他」となります。

漢字は丸で囲まれます。

最後の数字5つは、一般的なナンバープレートのように、その車両に割り当てられた固有の表示番号です。

これらを所定のサイズで「荷台の両側面及び後面に見やすいように表示する」と示されています。

それぞれの文字のスタイルもしっかり決められていて、「高さ20cm、幅15cm、丸囲みは幅20cm、文字太さ15mm、数字太さ30mm。文字色は黒、背景は白」と定められています。

これらの表示を怠ったり、虚偽表示するなどの違反をすると、3万円以下の罰金が科せられます(法第20条)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0288611f16e23b3fd239e40d89d55d4877ecdd7d

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20244111835分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鉄製のかごは高さが約4メートルあるといいます。

これが突然、上から降ってきたのです。  

事故が起きたのは11日午前645分ごろ。

場所は神戸市のポートアイランドです。  

その時刻、大型トラックが会社の敷地から道路に出ようとしていました。

そのトラックのコンテナの上に鉄製のかごが乗っていたのです。

そしてトラックが右折した時、かごがコンテナの上から落下。

道を歩いていた60代くらいの男性に直撃しました。  

男性は下半身が挟まれた状態で発見され、頭などを強く打って意識不明の重体です。

通報したのはトラックを運転していた服部容疑者(男性、61歳)。

過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕されました。

警察の調べに「十分に確認せずに発進してしまった」と容疑を認めているといいます。

鉄のかごは固定されておらず、警察はコンテナの上に乗せて作業した後、下ろし忘れた可能性があるとみています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/f7ad9dc431aed998b2294c794869e8d9ca592c1c

 

411919分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、カゴの大きさなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

調べによると、8トントラックの上にコンテナが積まれていて、さらにコンテナの上に、重さ約100キロ以上あるとみられる巨大な鉄製のカゴ(3m×35m×3m)を固定せずに乗せていたということです。

トラックが敷地を出て右折する際に上からカゴが落下して、近くを歩いていた男性が下敷きになったということです。

逮捕された運転手は「上を確認していなかった」と、容疑を認めているということです。

現場はポートアイランドの最南端付近で、神戸空港の近くです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a640b59a9188615b4d31683d17aaf6184ec82f3e

 

4121127分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、カゴの重さは900㎏、運転手はカゴを置いたのは自分ではないと話しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日朝、神戸市中央区のポートアイランドの路上で、大型トレーラーからおよそ900キロの鉄製のカゴが落下し、下敷きになった60歳くらいの男性が意識不明の重体です。

警察は運転していた服部容疑者(61)を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。

調べに対し、服部容疑者は容疑を認めている一方で、「コンテナを置いたのは自分ではない」と話しているということです。

警察は、12日朝、運転手の勤務先の会社の家宅捜索を行い、資料などを押収しました。

今後、会社についても管理責任が不十分だった恐れがあるとして、業務上過失致傷の疑いで調べを進める方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e578f773394d2ef46071d099de941d9f04d5f9c5

 

(ブログ者コメント)

開いている後部扉からタイヤが見える、そのコンテナの上にカゴが乗っていた模様。

 

(2024年5月3日 修正1 ;追記)

20244281240分にNHK NEWS WEBからは、前日に別作業員が作業の邪魔になるからとカゴを乗せていた、過去にもやったことがあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

警察のその後の捜査で、事故の前日に、トレーラーが止まっていた運転手が勤める会社の作業場で、別の従業員がフォークリフトを使ってかごをコンテナの上に載せる様子が防犯カメラに写っていたことが分かりました。

この従業員は、警察に対し「作業の邪魔だったので載せたが、降ろすのを忘れていた」と話しているということです。

トレーラーの運転手は、調べに対し「確認が不十分だった」と供述しているということで、警察は、運転手がかごに気付かず、そのまま発進したことが事故につながったとみて、詳しいいきさつを調べています。

また、かごを載せた従業員は「一時的にコンテナの上に載せることは過去にもあった」と話しているということで、警察は、安全管理に問題がなかったかどうかについても捜査を進めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240428/k10014435681000.html

 

4282236分に読売新聞からは、作業場が狭くタイヤ積み込みの邪魔になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

捜査関係者によると、別の従業員が10日夜、フォークリフトでタイヤをコンテナに積み込む作業をしていた際、ラックをトレーラーに載せたと説明。

「作業場が狭く、ラックが作業の邪魔になった」と話しているという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240428-OYT1T50091/

 

4282015分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、会社の管理責任不十分?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

その後の捜査で、事故の前日、別の従業員がフォークリフトを使ってコンテナの上にカゴを載せる様子が防犯カメラに写っていたことが分かりました。

警察は、会社の管理責任が不十分だった可能性もあるとみて詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ec21373cedc9679af685d404c33c48f452093963


5
12113分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、ラックは電線に接触して落下した、ラックを荷台に載せたのは外国籍の従業員だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神戸水上署などによると、中古車販売会社「Jトレーディングカンパニー」の敷地からトラックが車道に出た際、荷台のコンテナの上に固定されずに置かれたラック(重さ約900キロ)が電線に接触し落下。

歩いていた男性(60)が下敷きとなり、現在も意識不明の状態という。

男は逮捕時の調べに「ラックが荷台にあることに気付かず出発した」と話していた。  

捜査関係者によると、同社に勤める外国籍の男性従業員が、任意の調べに「作業スペースを確保するためにラックをトラックの上に置き、降ろし忘れた」という趣旨の供述をしたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/43a3bbab59c2d98520500c918d4b678c4834e92f

  

(2024年6月13日 修正2 ;追記)

20246121943分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、カゴをコンテナ上に載せることがあることを運転手も認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われたトラック運転手の男(61)=神戸市=に対する初公判が12日、神戸地裁(入子光臣裁判官)であった。

男は起訴内容を認め、検察側は禁錮2年を求刑し、即日結審した。

・・・

検察側の冒頭陳述などによると、この会社では従業員らがコンテナ内に中古タイヤを搬入する際、作業スペース確保のため、タイヤを保管するラックをコンテナ上に載せることがあったという。

検察側は「被告人も認識していた」とし、「目視等で点検を行えばラックを発見することは可能だった」、「点検を怠ったのはあまりに軽率」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d5fc818549163ac89e817ada4b57c9b20d403be

 

(2024年7月11日 修正3 ;追記)

20247101937分に産経新聞からは、コンテナの上からラックを下ろし忘れた作業員が逮捕された、運転手は執行猶予付きの有罪判決を受けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

前日に荷台のコンテナからラックを降ろし忘れたとして、神戸水上署などは10日、業務上過失傷害の疑いで、同社に勤務するアフガニスタン国籍のサナウラ容疑者(27)=同区旗塚通=を逮捕した。
容疑を認めている。

トレーラーを運転していた男は今月、自動車運転処罰法違反(過失傷害)罪で、禁錮2年、執行猶予3年(求刑禁錮2年)の有罪判決を受けた。

https://www.sankei.com/article/20240710-SR7XVP7NNJJT7JR26KCQI3FDIM/ 

 

(2024年11月4日 修正4 ;追記)

20241111243分にNHK兵庫からは、被害者は右目を失明した、作業の実態を把握せず安全管理を怠ったとして支店長と会社が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)

・・・歩行者の男性が右目を失明するなどの大けがをしました。

警察によりますと、作業場では以前から、従業員らが作業スペースを確保するためにかごをフォークリフトでコンテナの上に一時的に載せることがあり、夜通し放置することもあったということです。

その後の捜査で、作業場の責任者を務める自動車販売会社の30歳の男性支店長が、こうした実態を把握していなかった疑いがあることが分かりました。

警察は、安全管理を怠ったことが事故につながったとして、支店長を1日、業務上過失傷害などの疑いで書類送検しました。

また、この支店では、法律で定められた、フォークリフトを用いた荷物の積み降ろしなどに関する作業計画を作成していなかったことも分かったということで、警察は、支店長と法人としての自動車販売会社について、労働安全衛生法違反などの疑いでも書類送検しました。

これまでの任意の事情聴取に対し、支店長は容疑を認めているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20241101/2020026857.html 

 

10312046分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、支店長は事故にならなかったら大丈夫と思っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

捜査関係者によると、書類送検容疑は、危険防止に必要な作業計画を策定せず、道交法で義務化されている「安全運転管理者」を配置しなかった疑い。

作業場にラックが乱雑に置かれるなど職場環境が悪化していたにもかかわらず、改善せずに従業員を働かせたとみられる。

調べに支店長の男性は「事故にならなかったら大丈夫という甘い考えで業務管理をしていた」などと容疑を認めているという。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/9108e83d6286b98b480bdee7e0ade66eb8a18679

 

11月1日1218分にYAHOOニュース(rkb毎日)からは、支店長は現場に任せていればよいと思っていたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察の調べに対し支店長は「現場の作業員任せにしていればよいと思っていた」などと容疑を認めているということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1525776?display=1

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20243191927分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

片側2車線の高速道路で、タンクローリーが横転。
車体からは、勢いよく真っ白なガスが噴き出している。

次第に勢いを増し、噴き出すガス。
その横には、運転手だろうか、作業着姿で見守る人の姿があった。

現場近くからタンクローリーを見ると、噴出口から激しい音を立て、ガスがすさまじい勢いで噴き出しているのがわかる。

事故は19日午後1時半ごろ、宮城県を走る東北自動車道の下り線、白石インターチェンジと蔵王パーキングエリアの間で起きた。

タンクローリーと車が衝突。
現場のすぐ横では、黄色い作業車が横転し、レッカー車で運ばれていた。

タンクローリーをよく見ると、白いガスは、緑色のボンベの運転席付近の2カ所から噴き出している。

その車体には「液化炭酸ガス」と書かれているが、噴出による危険はないのだろうか。

日本産業・医療ガス協会担当者:
「(液化炭酸ガスとは?)半導体の製造工程で使ったりとか、飲料用の炭酸ジュースであったりとか、ビールとかに補塡(ほてん)したりするような使い方もある。ガス自体に火がついたりというものではない」

噴き出している白い炭酸ガスは、固まるとドライアイスになるもので、爆発などの危険はないという。

しかし、横転によりボンベが破裂するおそれがあるため、ガスを逃がしているのではないかと話している。

現場では約30分後、ガスが出尽くしたのか、次第に勢いが弱まっていた。

この事故で、これまでにけがをした人は確認されていない。

一方、事故の影響で、東北道の白石インターチェンジから村田インターチェンジの下り線で、午後5時現在、通行止めとなっている。







https://news.yahoo.co.jp/articles/c89d69985f009a38f316ed98e0dfbac349a13176 

 

3191514分にYAHOOニュース(宮城テレビ)からは、蔵王PA付近で工事中の作業車にタンクローリーが追突したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によると19日午後1時半頃、東北道下りの蔵王PA付近で、工事中の作業車に大型タンクローリーが追突する事故があった。

大型タンクローリーの運転手から「横転した」などと110番通報があった。

現在、大型タンクローリーからは白い煙のようなものが出ているのが確認できる。

大型タンクローリーは炭酸ガスを積んでいるということで、警察と消防が対応している。

今のところケガ人の情報はない。

この事故により東北道「白石IC~村田IC」下り線が通行止めとなっている。(午後3時時点)

https://news.yahoo.co.jp/articles/80d4c69cf1242750835520e88515c72a197d326d

 

(ブログ者コメント)

噴出2ケ所のうち1箇所は配管の先から出ているようにも見えることから、安全弁が作動して・・・という可能性も考えられる。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2024351742分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前9時頃、栗原市築館八沢中谷地でトラックに積み込まれていたショベルカーを荷台から下ろそうとした際、道路からおよそ7メートル下に滑り落ちました。

この事故で、ショベルカーに乗っていた60歳の男性が下敷きになりました。

男性はおよそ1時間40分後に救助され栗原市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。

当時、現場では工事を始めるためトラックからショベルカーを下ろしていたということで、警察はトラックが傾いていたために滑り落ちた可能性もあるとみて、当時の状況などを詳しく調べています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/77ccb701a0761b98850bb0ecee121ffbb129e1df

 

(ブログ者コメント)

荷台から滑り落ちた?
歩み板から滑り落ちた?
地上に下りた際に滑り落ちた?
調べてみたが、その点に触れた報道は見つからなかった。

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20242121142分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県半田市の知多半島道路で10日、対向車線のダンプカーの積み荷が直撃し、乗用車の運転手が死亡した事故で、直撃したコンクリート片は130センチほどだったことがわかりました。

 【動画で見る】ガラス割れ天井部分歪む…ダンプカーの積み荷のコンクリ片が乗用車直撃 死亡した運転手は43歳会社員と発表  

10日午後4時半ごろ、半田市深谷町の知多半島道路の下りで、一宮市のアルバイト・伊藤容疑者(男性、45)が運転するダンプカーが中央分離帯にぶつかり、積み荷のコンクリ片や砂利が上り車線まで散乱しました。  

警察は11日、死亡した乗用車の運転手が会社員の笈川さん(男性、43)と発表し、事故車両を公開しました。

笈川さんの車は、フロントガラスが完全に割れて天井部分が大きく歪んでいて、拳ほどの大きさのコンクリート片がボンネットにめり込んでいます。

直撃したコンクリ片は大きなもので130cmほどで、警察は実況見分をするなどして、当時の状況をさらに調べる方針です。





https://news.yahoo.co.jp/articles/b64f0f09c4c5f37ea12676e3f57270ba341d8ee3

 

213175分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、ダンプは過積載だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

その後の捜査関係者への取材で、ダンプカーには規定の積載量の1.5倍ほどのコンクリート片などが積まれていたとみられることが新たにわかりました。

ダンプカーを運転していた一宮市の伊藤容疑者(45)は、調べに対して「よそ見をしていた」などと話していますが、ダンプカーは事故の直前、左右にふらついていたということで、警察は過積載が事故につながった可能性があるとみて調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3c6503bc3d7ba7d928f9f16078efa821022dcee

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202412394分にYAHOOニュース(静岡新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

沼津市松長の県道で親子2人がひき逃げされ死亡した事件で、沼津署に自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された同市大塚、魚販売業の男(85)が、事件以前からトラック積載部の助手席側の扉が故障により開いた状態で運転していた可能性が高いことが22日、関係者への取材で分かった。

路上にいた会社員男性(33)の背後から扉が衝突したとみられる。

 【地図】沼津の県道 母親と息子が死亡ひき逃げ事件の現場周辺  

容疑者のトラックは、積載部の両側面と背面が開く仕様。

事件以前からトラックの助手席側の扉は故障し、当日も開いていたとみられる。

容疑者がほぼ毎朝、魚の買い付けに訪れていた沼津港の水産関係者は、「(容疑者のトラックは)古くて、以前から助手席側の扉が完全には閉まらない状態だった」と話した。

事件当日、発生後に沼津港で五味容疑者のトラックを見た別の関係者は「助手席側の扉がぶらぶらと開いていた」と語り、容疑者に普段と変わった様子は見られなかったという。

容疑者の逮捕容疑は15日午前5時半ごろ、同市松長の県道でトラックを運転中、路上にいた近所に住む会社員の男性とその母親(59)に衝突してけがを負わせた上、そのまま逃走した疑い。

2人はその後、搬送先の病院で死亡が確認された。

関係者によると、容疑者は「人に当たったとは思わなかった」と否認しているという。

会社員の男性は車道に背中を向けて、ごみ用ネットの取り付け作業などをしていたとみて、同署は当時の状況や事故前後の経緯を調べている。

2人は自治会の班の当番として、県道脇のごみの回収場所付近にいたとみられ、県道脇の歩道と民家敷地内の間で重なるように倒れていた。

同署は22日午前、容疑者を静岡地検沼津支部に送致した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9ded864e06d28bf67ff63df01c17490e5a33379

 

1301235分にNHK静岡からは、事故前に左扉が開いた状態で走行していたことが防犯カメラに映っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、30日午前11時前、事故現場の約1キロ手前の地点まで押収したトラックを運び、事故の前の状況を詳しく調べています。

警察が県道沿いの防犯カメラの映像を調べたところ、トラックは事故の前に、荷台の左側の扉が開いた状態で走行していたことが確認されていて、この扉が被害者と衝突したとみられています。

警察官らは、防犯カメラの位置を確認した上で、県道上でトラックの荷台の扉が開いた状態を再現し、写真を撮影していました。

そして、正午すぎからは容疑者を現場に立ち会わせて、当時の状況を詳しく調べています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240130/3030022869.html

 

1301746分にテレビ朝日からは、危険な運転を注意する人もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000334944.html

 



読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202312272029分にYAHOOニュース(広島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後、JR呉線の線路をくぐるアンダーパスで、トラックが橋に衝突しました。

ケガ人はいませんでした。

アンダーパスは、周辺よりも低くなっている道路のことです。

トラックが橋に衝突した直後で、車体の上部が破損してます。

事故があったのは、呉市宝町の県道です。

警察によると27日午後115分ごろ、アンダーパスを通ろうとしたトラックが、上部の橋に衝突しましたが、ケガ人はいませんでした。

橋の高さは2.6メートルで、手前には高さの制限を知らせる看板を設置。

衝突したトラックは制限以下の高さでしたが、走行の際に上下に動くため衝突しました。

運転手は「通れると思った」と話しているということです。

同様の事故は、今年に入って14件目となります。



https://news.yahoo.co.jp/articles/2ff36a60347ac22b687d60f12d8b9f88027f93c1

 

※関連情報として1ケ月ほど前、20231120日付で中国新聞からは、途中で「当たるかも」と気付いても後続車があった場合は止まれないかも・・・という現場を見た記者の感想など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

広島県呉市宝町にある、JR呉線の線路と歩道をくぐる県道のアンダーパスで、制限高を超えるトラックなどが上部の架道橋などと接触する事故が後を絶たない。

橋の底のコンクリートに刻まれた傷が事故の多さを物語る。

道路を管理する県などは制限高を知らせる予告ゲートなどを設け、注意喚起に努めてきた。

それでも接触して身動きが取れなくなるケースが相次ぐ。

背景を探った。

現場は呉駅南東約200メートル。

呉線が通る架道橋と歩道橋の2本の下を、県道が通る。

市中心部と大和ミュージアムや呉中央桟橋ターミナルを結ぶ主要道路で、周囲には大型商業施設もあり交通量は多い。

15日午後1時ごろ、貨物車が歩道橋と接触。
動けなくなり、約1時間半にわたって片側交互通行となった。

付近には26メートルの制限高や、並行して踏切を渡る迂回(うかい)路を知らせる標識が複数ある。

だが、県西部建設事務所呉支所によると、少なくとも2021年は6件、22年は7件の接触事故が発生。

今年は6件(19日現在)起きているという。

呉署は、勾配が比較的緩やかで見通しが良いため、ドライバーの注意がおろそかになっている面があるとみる。

また、社用車など乗り慣れていない車を運転する場合、車の高さを把握していないケースもあるという。

担当者は「標識がどれだけあっても、意識して運転しないと事故の根絶は難しい」。

同支所は「車の高さをよく把握してほしい」としている。

「当たるかも」と途中で気付いても、片側1車線しかない環境で後続に多くの車がいる状況だったら…。

焦って突っ込んでしまった車もあるのではないか。

現場を見て、そうも感じた。

入念な準備と冷静な運転を心がけたい。

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/387744

 

(ブログ者コメント)

〇高さ制限表示は、ピチピチの数字ではなく、ある程度の余裕を見て決められている数字のはずだ。
たとえば今回の事故場所だと、表示は2.6mとなっているが、実際の高さは2.8mとか3mとか・・・。
詳細不明だが、今回の運転手、自分の車は表示された高さ制限ギリギリだが、余裕を見込んだ制限高さゆえ通れるだろう的に考えた・・・そういうことはなかっただろうか?

〇10月19日までに事故は6件。
それが12月27日の事故で14件目ということは、直近2ケ月の間に8件の事故が起きたことになる。

本当かな?と思い、他にも情報源がないか調べてみたところ、11月15日にも貨物車が挟まった事故があった。
アンダーパスで貨物車が上部の歩道との間に挟まり立ち往生 呉市の県道で一時片側交互通行 どうやって動かした?
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/385641

報道されないような小さな事故もあると思うので、2ケ月で8件起きていても不思議ではないかもしれない。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202312272047分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前1045分ごろ、名古屋市の交差点で事故がありました。

事故後に撮影された映像には、道路の真ん中に止まった市バスに長い物体が突き刺さっている様子が映っていました。

事故後の市バスの中は、窓ガラスが大きく割れ、床や座席の上にガラスが散乱していました。

当時、走行中の市バスに大きなダメージを与えたのは、大型トレーラーの荷台に積まれた長い鉄骨です。

その中には、ガラスの破片が残されていました。

警察などによると、左折するトレーラーの荷台に積まれていた鉄骨が、反対車線を直進する市バスに突き刺さったということです。

現場近くの店で働く人:
「最初クラクションが鳴って、その後にデカい音“ドーン”みたいな。乗客の方が外に出ていた」

名古屋市交通局によると、事故当時、バスに乗っていたのは運転士と5人の乗客で、いずれもけがはありませんでした。

乗客には、代行のバスに乗り換えるなどの措置が取られたということです。





https://news.yahoo.co.jp/articles/7a0450a443c4662fbaa4dddc821e91c7dce3acab

 

12271633分にYAHOOニュースCBCテレビ)からは、交差点ではトレーラー運行会社の職員が誘導していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前、名古屋市港区で起きたのは、バスの全長を超えるほどの「鉄骨」が、市バスに“突き刺さる”事故でした。

車内を見ると、座席や通路に細かい破片が散乱しています。

 【写真を見る】“鉄骨”が市バスに突き刺さる ガラス粉々「びっくりした!」乗客にケガ無かったが…交差点左折でトレーラーがまさかの事故【直後の動画・画像あり】

事故があったのは、名古屋市港区西茶屋2丁目の信号交差点で、27日午前1045分ごろ、大型トレーラーが積んでいた建築資材の鉄骨が、乗客を乗せて運転中の名古屋市営バスに突き刺さりました。

交通局などによりますと、事故当時、バスには運転手を含めて6人が乗っていましたが、けが人はいないということです。

トレーラーの運転手も無事でした。

警察によりますと、トレーラーが交差点を左折する際、反対車線を直進していた市バスに積み荷の鉄骨が突き刺さったということです。

(現場近くにいた人):
「バスの運転手は気が付いていなかったようだった。びっくりした」

トレーラーを運行する会社によりますと、積み荷の長さや重さなど法令を遵守した上で、交差点で職員が誘導していた最中に事故が起きたということで、警察が詳しい原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/34087efc3f1f87a1d9a69397ecb04f4e8da771e3

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

202312181856分に長崎文化放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日朝、長崎市で信号待ちをしていた乗用車が爆発しました。
車にはLPガスが積まれていました。

午前7時半ごろ、長崎市三川町の市道で、信号待ちの普通乗用車のトランクに積んでいたLPガスが何らかの原因で爆発し、車が大破。
衝撃で近くの会社の窓ガラスが割れるなどの被害が出ました。

爆発した車の70代の男性運転手と助手席に乗っていた60代の男性は、目立った外傷はなく、ガスを吸った可能性があることから救急搬送されました。
命に別状はありません。

浦上署によりますと、2人は建築会社に勤めていて、LPガス2本を積んで仕事先の現場に向かう途中でした。

ガスボンベ自体に破損はなかったということです。

LPガスの専門家によりますと、ガスがボンベから漏れていた場合、室内に充満して、火の気があると、引火して爆発する可能性もあるということです。

ガスボンベを車で運ぶ際は、空気の通りが良いトラックの荷台などで運ぶことが推奨されています。

警察が爆発の詳しい原因を調べています。









https://www.ncctv.co.jp/news/article/15087051 

 

12181825分に読売新聞からは、ボンベは爆発していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午前7時25分頃、長崎市三川町の市道で「車が爆発した」と110番があった。

長崎県警浦上署によると、運転席にいた70歳代男性と助手席の60歳代男性の計2人が顔に軽いやけどを負った。
命に別条はないという。

同署などによると、2人は建築関係の現場に向かう途中で、トランクにはLPガスのボンベ(高さ約55センチ、直径約30センチ)を2本積んでいたという。

ボンベは爆発しておらず、何らかの原因で漏れたガスに引火した可能性があるとみて、同署が調べている。

この爆発の影響で、周辺の建物の窓ガラスが割れたほか、周囲には爆発した車の一部とみられる破片も飛び散っていた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20231218-OYT1T50157/ 

 

 (ブログ者コメント)

車が水没しても、窓を閉めていれば、なかなか水は車内に入ってこないという映像を見た覚えがある。

そこから考えると、トランク内のガス漏れにすぐには気付かないほど、運転席は気密性が高いのかもしれない。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20235270分に読売新聞から、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。

トラック運転手の居眠り運転事故の直前は、15秒未満の睡眠状態「マイクロスリープ」(瞬眠)が頻発する傾向が確認されたと、広島大の研究チームが発表した。

トラック事故は深刻な被害が発生するケースが多く、安全運転をサポートするシステムなどへの応用が期待される。

論文が国際学術誌に掲載された。

広島大の塩見利明教授(睡眠医学)らは、特定の運送会社の協力を得て、2016年4月~21年3月に実際に起こったトラックの居眠り運転による事故52件を対象に研究を進めた。

運転席側と、進行方向を映す2台のドライブレコーダーに残された事故直前の1分間の映像から、運転手の体と車両の動きを1秒単位で分析。

その結果、運転手には事故の前、眠気にあらがい無意識に顔や頭に触れたり、ストレッチしたりするなどの「抗眠気行動」が起こっていた。

その後、次第に眠気が強くなり、事故40秒前を境に抗眠気行動は減少傾向になったが、20秒前から「マイクロスリープ」が増え始め、体の動きが止まり、まばたきがゆっくりになるなどの特徴が見られるようになった。

10秒前には蛇行や不自然な減速などの「車両挙動異常」が急増し、事故に至っていた。

乗用車では、自動ブレーキ機能など車の安全をサポートするシステムが普及している一方、重量が重く重心も低いトラックでは、同様のシステムでも事故を防ぎきれない可能性が高いとされる。

塩見教授は「トラックは死亡事故が多く、運転手が加害者側になることが多い」と研究の重要性を指摘。

今回の研究で、居眠り運転の兆候が体に表れることが判明したことを受け、「『抗眠気行動』など居眠り運転で早期に見られる兆候を検知するシステムが開発できれば、事故防止につながるのではないか」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20230502-OYT1T50060/

 

(2023年5月16日 修正1 ;追記)

20235151725分にYAHOOニュース(Science Portal)からは、52件の内訳は一般道32件高速道20件だったなど、下記趣旨のより詳細な記事がネット配信されていた。

トラックによる居眠り運転事故は、マイクロスリープ(瞬眠)と呼ばれる15秒未満の短い睡眠の直後に起きていることを、広島大学の研究グループが解明した。

実際の事故直前のドライブレコーダー映像を基に解析を行った。

瞬眠やその直前に見られる行動を関知して事故を防ぐ新たな安全システムなどが開発されることを期待している。

広島大学大学院医系科学研究科の塩見利明教授(睡眠医学)らは、20164月から213月までに対物・人身事故や脱輪事故を起こしたトラックの車内カメラと車外カメラについて、事故の衝撃で破損せずに両方とも記録が残った52件の、事故直前1分間の様子を1秒ごとに解析した。

52件の内訳は、一般道路が32件、高速道路が20件だった。

解析の結果、一般道路でも高速道路でも、ドライバーは事故の6040秒前までは、眠気を覚まそうとストレッチをしたり、無意識に顔や頭を触る「抗眠気行動」を取るが、それでも眠気がとれなかった場合、これらの行動が減り、事故20秒前位から体の動きが止まったり、目を閉じたり、半目になったりといった「マイクロスリープ行動兆候」が現れる。

その後、15秒未満の短時間睡眠「瞬眠」が起き、事故につながるという。

車外カメラでは、これらの行動と同時に、蛇行や不自然な減速といった危ない運転が見られた。

事故の発生しやすい時間帯は夕方、深夜、早朝。
年齢層では2030代に好発。

事故が起きた位置は、高速道路では左側方(衝突)、一般道路では正面(追突)のものが多かった。

近年、普通乗用車には事故を防ぐための様々な安全装置がついていることが多いが、トラックでは、作動しても車両の重さで制御できずに大事故となるケースもある。

国土交通省の自動車運送事業用自動車事故統計年報(令和3年)によると、バス・ハイヤー・タクシー・トラックといった、主に緑ナンバーで起きた重大事故のうち、死傷者の人数と割合の最多は、ともにトラックだった。

トラック業界は長時間労働や深夜勤務など過酷な労働環境にあったため、労働基準法の改正が行われ、202441日からドライバーの時間外労働の上限が年間960時間に見直される。

事故の根本的な原因は、ドライバーの激務、なり手不足に加え、ECサイトやフリマサイトの充実等によって物流量が増加するなど、社会的な背景もある。

塩見教授は、今回の研究結果から、「社会状況が変わらない以上、事故の原因を完全には除去できない。根本的な原因を変えられないのなら、実態を検知するシステム作りが必要ではないか。トラックでは、抗眠気行動を起こす事故発生約40秒前を察知できる機能が搭載されれば、大きな事故にならない可能性が高い」と強調した。

これまで、居眠り運転は事故原因のひとつとして知られていたものの、ドライバーが実際にどのような睡眠関連の問題行動を起こしているのかというデータが、訴訟や動画配信サイト以外で公開されることはほとんどなかった。

寄付講座として、研究のデータ提供や助成を行った福山通運(広島県福山市)は、「コロナ禍でエッセンシャルワーカーのトラックドライバーは以前にも増して労働時間が長く、睡眠時間は短いという問題を抱えている。働きやすい職場作りや社員の安全管理だけでなく、事故を起こさないという社会的意義のためにも産学連携に取り組んだ」としている。

成果は412日、米科学誌「アクシデント アナリシス アンド プリベンション」電子版に掲載された。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96fa9efbcf18b995b62eb6430f45ac83779aa56d

 

 

  

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023313511分に YAHOOニュース(Merkmal)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20225月に一部規制が緩和】

トラックに積める荷物には、さまざまな規制がある。

荷台に積載する荷物の長さや幅、重量は、決められた規定以下にしなければならない。

まず長さについては、20225月に一部の規制が緩和された。

道路交通法では、改正前「自動車の長さにその長さの10分の1に長さを加えたもの」であったが、「10分の1」の部分が 「10分の2」 となった。

幅の制限についても規制が緩和され、改正前「自動車の幅」までであったものが、 「自動車の幅にその幅の10分の2の幅を加えたもの」 までとなった。

例えば、トラックの車長が10mであれば長さは12mまで、車幅が2mであれば幅は2.4mが積める荷物の上限となる。

なお、高さの制限については改正はなく、以前より地面から3.8mまでとなっている(高速道路等の「高さ指定道路」といわれる道路では一部例外あり)。

ただし、鉄道の橋梁等では3.8mより低い高さしか確保されておらず、個別の規制が掛かっているところも多い。

ときどきトラックの積み荷が橋梁にぶつかったというニュースを目にするが、荷台や荷物の高さを認識しておく必要があるのはいうまでもない。

 

【運送会社に歓迎された制限緩和】

20225月に施行された長さと幅の制限緩和については、おおむね運送会社に歓迎されているようだ。

法改正に伴い公表されたパブリックコメントでは、 「積載物の幅の制限を緩和することは危険ではないか」 というものがあったが、安全を確保するうえでは特に問題はないと判断された。

なお、規定の大きさや重量を超えてしまう荷物を運搬せざるを得ない場合は、出発地を管轄する警察署長の許可が必要となっている。

 

【「最大積載量」とは何か】

今回の法改正との関連はないが、積み荷の制限で大きな影響を与えるのは 「重量」 である。

トラックに何tまで積むことができるのか、そして実際何t積むのかは、荷主にとっても運送会社にとっても常に気になる事柄である。

トラックに最大積むことができる重量は「最大積載量」と呼ばれる。

最大積載量は 「車両総重量 - 車両重量 - 乗員定員重量」 で計算できる。

車両重量は、ドライバーなどの乗員を含まない車両の重さのことである。

車両重量には、車体自体の重量のほか、燃料などの重さも含まれる。

乗車定員重量とは定員に55kgを掛けたもので、定員が3人なら165kgとなる。

大人ひとりの体重が55kgというのは、男性であれば少し痩せ気味ではないかと思われるが、今の規定ではそのようになっている。

車両総重量は車両ごとに決められており、一般に大型トラックと呼ばれるものは、
・車両総重量が25t以下
・中型トラックは8t未満
・小型トラックは45t程度
となっている。

通称、大型トラックは10t車、中型トラックは4t車などと呼ばれるが、これは最大積める重量が10t4tということではない。

例えば、荷台にテーブルリフター(トラックの荷台の高さから地面まで昇降させることができるように荷台後部に付いている設備)やつり上げ式のクレーン、冷蔵冷凍機などが取り付けられている場合、その付属設備の重量分だけ最大積載量は少なくなる。

中型トラックであれば、車体の重量や付属設備によって3.5t程度しか積めないこともある。

トラックの仕様によっては、逆に4tを超えて積める車両もある。

つまり、最大積載量は 「トラックごとに異なる」 ということである。

 

【過積載を依頼する荷主も】

しかし、荷主のなかには、「大型車 = 10t、中型車 = 4t」 を積めると思い込んでいる者もいる。

そのため、最大積載量が3.5tしかない場合でも、「4tまで運べるだろう」と運送会社に輸送を依頼するケースがある。

なかには、最大積載量を知っていても、それを上回る重量の輸送(過積載)を依頼する者もいる。

「多少の重量オーバーであれば大丈夫だろう」 という認識で、無理な要求を運送会社にしているのである。

コンプライアンス順守が何より重視される昨今、過積載については運行を断る運送会社がほとんどであろう。

しかし、運送会社のなかにも、荷主からの依頼だけに限らず、自社の判断においても 「今回だけは目をつむる」 といって運行を引き受けてしまうところがある。

特に、1個の荷物のサイズが小さくて重量が重いもの(食料品であれば飲料、雑貨品であれば鉄製のものなど)は、トラックの荷台容積の半分くらい積んだだけで最大積載量をオーバーしてしまうこともある。

荷主の見た目には「もったいない」と映るのかもしれない。

もう少し積むことができたら運行台数を減らすことが可能となり、物流コストを削減できるかもしれないという発想は自然かもしれない。

しかし、法令を順守し安全を確保するうえで、それは許されない。

その場合は
・輸送を依頼するトラックを大型化する
・トレーラーを活用する
といったことを検討すべきである。

過積載を行った場合、条件によっては6か月以下の懲役または10万円以下の罰金が科せられる。

これは、過積載での運行を無理に指示した荷主にも適用される。

何より、過積載が原因で事故を発生させた場合、運送会社、荷主とも企業の存続にも関わる問題となりかねない。積み荷についての法令やコンプライアンスを守ることは当然であり、 「安全に勝る利益はない」 のである。

田村隆一郎(経営コンサルタント)

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/19770c9810db146eaf8675208d5b26052df273d0

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2023年3月4日9時40分にYAHOOニュース(ENCOUNT)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大型トラックが交差点を左折する様子をドローン撮影した映像が注目を集めている。

前輪と後輪の軌道が異なることで生じる「内輪差」がくっきり。

商業物流サービス大手「西濃運輸株式会社」の公式ツイッターが発信し、「わかりやすい」と反響を呼んでいるのだ。

そもそも、この動画は初任運転者教育に活用しているという。

同社の担当者に投稿の狙いを聞いた。

 【動画】「学校・警察などに交通安全教材として配布しては」と驚嘆…実際のドローン映像  

大型トラックが十字路交差点を左に回る。
大きな車体がゆっくり曲がっていく。
空中から俯瞰で捉えている。
ドローンを用いて、教習所で特別に撮影した映像だ。

「大型トラックの『内輪差』を、ドローンで撮影した動画です。
前輪と後輪の軌道の違いがはっきりして、トラックの特性を俯瞰的に見ることができるため、初任運転者教育に活用しています。
なかなかこの角度から見ることはないと思うので、貴重です」

と紹介している。

空中ドローン映像の発信の意図とは。

担当者は、「当社の強みは『トラックによる全国輸送ネットワークとドライバー』です。普段見ることができない角度からの動画で発信することで、トラックの特性やドライバーの運転技術を知っていただきたいと思っております」との回答を寄せた。

16000件のいいね、「閲覧数」では400万件を超えている。

参考になる内容だけに、ネット上では、

「内輪差がどれほどなのか理解する事が出来ました。ドライバーさんも歩行者も内輪差を意識する事で、不幸な事故が減らせるなと思いました」
「自転車の巻き込み事故防止にもいい教材かと」
「わかりやすい映像」
「学校・警察などに交通安全教材として配布しては」
「プロならでは、ですね その華麗な技術を何度も見てしまいます」

などの声が寄せられている。

こうした反響について、「大変ありがたいと思っております。むしろ我々もなるほどと、『気付き』を与えていただきました。交通安全への意識付けのお役に立つことができたと感じています」と受け止めているという。

ここで、大型トラックやトレーラーなど、大型車運転で、右左折時の内輪差で気を付けるところ、事故防止のポイント、初任運転者教育で伝えていることについて聞いてみた。

同社は詳細に教えてくれた。

まず、右折時は
「(1)交差点の中心マークの内側を徐行 
2)交差点の中心で停車した場合、タイヤは真っすぐにすること(後突された場合、対向車線に車両が出ないようにするため) 
3)対向車両にブレーキを踏ませるタイミングで右折を開始しないこと」。

次に、左折時は
「(1)道路の左端に寄せる前に、人・自転車等の交通参加者を把握しておくこと 
2)交差点進入前にミラー越しではなく、目視による安全確認をすること 
3)車の全長が長く、ハンドルをしばらく真っすぐにして進入するため、ハンドルを切るのが遅くなります。
必ずハンドルを切る前に、巻き込みとオーバーハング(最後輪の中心点から外側にはみ出した部分)の振りで接触をしないよう安全確認すること」

を挙げた。

安全運転のための注意点はもっとあるといい、右左折時の合図については、「車体が真っすぐに戻るまで点滅させること(ハンドルが自然に戻る際、方向指示器が切れるので再点灯)」と注意喚起。

「ピラー(運転席の屋根を支えている柱)による死角に注意すること。特に左折時は、左折行動を行うまでに減速を完了させることが大事で、ブレーキを踏みながら左折しないこと(左折中にギアチェンジ等する場合は、ハンドルを動かさないこと)、2つの動作を同時に行わないこと」と付け加えた。

同社の公式アカウントでは日頃から、大型車にまつわる動画を積極発信。

トラック運転席からの道路の見え方やトレーラー後退・Uターンの動き、プロの運転技術を伝えている。

同社は、「今回の反響を見て、SNSの拡散力の強さを改めて実感しました。引き続き、交通安全への思いや願いをより多くの方にお届けしたいと思っております。また、ツイッターは当社や物流業界との接点だと考えています。皆様にご注目いただき、興味、関心につながるコンテンツを配信することで、業界全体の活性化に貢献していきたいと思います」とコメントしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2505ba30d8246ef41365fd3ec71aa75ef096c094  

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]