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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(ブログ者コメント)

2001年には明石市の花火大会で、2022年にはソウル繁華街の雑踏で押し合いへし合いしていて死者が出ているが、あれらは一方通行など交通整理していれば防げた事故。。
しかし西大寺の裸祭りは、そうもいかない。
500
年以上も続いてきた伝統行事ゆえ、今の世代で止めるわけにはいかないだろうし・・・

 

以下は今回の報道。

 

20262221833分にNHKから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

21日午後10時ごろ、岡山市東区の西大寺観音院で行われていた祭りの参加者がけがをしたとの情報があり、消防によりますと、男性6人がけがをして病院に搬送されました。

警察によりますと、このうち岡山市の58歳と47歳の男性、岡山県美作市の42歳の男性の合わせて3人は、いずれも意識がないということです。

この3人のうち2人は本堂の南側の階段付近で、もう1人は本堂の西側で倒れていたということです。

祭りは「西大寺会陽」で、まわし姿をした多くの参加者たちが福を呼ぶとされる「宝木(しんぎ)」を体をぶつけて奪い合う様子から、「裸祭り」とも呼ばれています。

主催者によりますと、21日夜の祭りにはおよそ1万人が参加していて、けが人が出たのは、午後10時に本堂の明かりが消され、密集する参加者の中に「宝木」が投げ入れられた頃とみられるということです。

当時の状況について、主催者の西大寺会陽奉賛会の大森会長は「宝木を争奪する時に本堂の中央から階段のほうに参加者がなだれを起こしていた。あれだけの人数が動いたのは記憶にない」と話しています。

警察が当時の状況を詳しく調べています。

 

■主催者「警察などと問題点を把握し改善していく」

西大寺会陽奉賛会の大森会長は「3人が一日でも早く元気になることを祈っています。祭りの性格上、想定外のことがつきまとうものだが、今回は、これまでの記憶にないくらい激しかった。万全の安全対策をしていたが、このようなことになってしまった。今後は、警察などと問題点を把握して改善していく」と話していました。

 

■祭りの参加者「AEDを使って助けている様子も」

参加者の男性は「複数回、救護の人が入って助けているのを見た。中にはAEDを使って助けている様子もあった。自分は危機感を感じなかったが、人どうしが押し合って人の波が立つことがあったので、その時には圧迫されて痛みも感じた」と話していました。

別の参加者の20代の男性は「中心に入っていくと人が多くて挟まれる感じがあり、怖いと思って、その時は自分の判断で後ろに下がった」と話していました。

祭りを観覧していたという80代の男性は「階段のところで人が倒れた時があり、待機している消防や警察がすぐに駆けつけて救助していた。それが何回かあって、担架で運ばれている人もいた。それでもここまでの被害が出ているとは気付かず、見ている時はいつもどおりと感じていた。難しいのかもしれないが、安全に、けががないようにしてほしい」と話していました。

 

■「裸祭り」西大寺会陽 過去の事故と安全対策

「西大寺会陽」は、西大寺観音院で500年以上続くとされる伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

まわし姿の男たちが福を呼ぶとされる「宝木」を激しく奪い合う様子などから「裸祭り」とも呼ばれています。

2007年には、40代の男性が宝木を奪い合っている最中にほかの参加者たちの下敷きになって全身を圧迫され死亡する事故が起きています。

主催者によりますと、21日夜は事故防止のため、警察や消防、警備会社などが1100人余りの態勢で警備を行っていたということです。

そして参加者には、飲酒を禁止して必要に応じてアルコールチェックを行っていたほか、めがねやネックレスなどは外し、密集する中で体調が悪くなった人や異変がある人がいた場合には周囲で助け合って外に運び出すことなどを呼びかけていたということです。

また、事故が起きた際などに速やかに対応できるよう、参加者のまわしの中に名前や緊急連絡先のほか血液型などを記した名札をつけてもらい、境内には医師や看護師などが待機する救護所を設けていたということです。

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015058351000

 

2221634分に朝日新聞からは、本堂2階からは関係者が状況を常時監視していた、宝木争奪戦はコロナ禍の中断を経て一昨年に復活したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

消防によると、他にも午後10時に宝木が投下される直前、肩を痛めたという男性1人を救急搬送。
10
時半過ぎにもけがをした2人を病院に運んだという。

主催する西大寺会陽奉賛会によると、当日は警察や消防、民間の警備会社など計約1150人が祭りの警備にあたっていた。

参加者が密集する本堂の大床では、2階から消防関係者らが状況を常時監視し、体調不良者が出れば拡声機でアナウンスして群衆の中から運び出す運用にしていた。

今年の西大寺会陽はコロナ禍での中断を経て、4年ぶりに争奪戦が復活してから3年目だった。

コロナで争奪戦を中止した2021年はくじで福男を決め、2223年は宝木を祝主(いわいぬし)に直接投下して授与した。

23年に裸衆が境内を練り歩く「地押し」が復活。

本来の争奪戦が復活したのは一昨年だった。

・・・

https://www.asahi.com/articles/ASV2P5WS0V2POXIE00QM.html

 

2231835分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、なだれの下には何十人もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

ふんどし姿の裸衆が階段を上り本堂へ。

祭りには約1万人が参加していたということです。

隙間がないほど、ひしめき合っています。

午後10時、明かりが消され、福を呼ぶとされる宝木が投げ込まれると激しい争奪戦が始まります。

祭りの参加者(60代):
「床の上が4000人くらいでいっぱいになって、浮いてくる人もいれば足がついたりつかなかったり、相当な圧迫がある」
「皆が重なっているから『これは危ない』『何かが起きている』皆がよけた時に、人が一番下で下敷きになっていた」

この時、本堂から階段のほうに参加者がなだれを起こしていました。

警察と消防によりますと、40代から50代の男性3人が現在も意識不明の重体です。

祭りの参加者(60代):
「心臓マッサージを始めた人の前にもはさまれて困っている人がいたので、引っ張り出すのを手伝ったがまだその下に人がいた。12人じゃなくて何十人もいた」

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/e47086c778fd5807ee50454d6dd8bafff78622ce 

  

2251820分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)からは、南のほうに飛んだ宝木めがけ裸衆が集まったらしい、安全と祭りの伝統との折り合いをつけるのは難しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

祭りを主催する奉賛会の大森会長は当時、本堂の南側で2人、西側で1人が搬送されたと話します。

また当時の状況については……。

大森会長:
「宝木投下後、宝木が人の手から飛んで外の方に特に南の方に飛んだような感じになったんだと思いますけど、それをめがけて裸衆が一斉になだれを起こすようにそれに向かって集まった。
それがああいう大きな事故につながったのだろうと思いますが、裸衆の方からここにけが人がという声が飛び交いだしまして、消防団がすみやかに搬送を日赤の救護所の方に運んだと思います」

警察や消防や警備員など1150人体制で警備を行う中、2026年は安全対策も強化していました。

・・・

群集の安全について研究している関西大学の川口教授:
「われわれ安全を考えているものからすればこうした方がいいんじゃないかって提案はありますが、それと地元の人の祭りへの愛着だとか伝統と折り合いをつけていくというところが大事だと思いますけど、難しいのが現実と感じています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/03996e48f34ddb1ef4bc53ac7a894521ce062cac

 

 

(2026年3月10日 修正1 :追記)

2026392036分に読売新聞からは、3人のうち1人が死亡、1人は意識回復、もう1人は意識不明のままなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づきタイトルも修正した)

岡山県警岡山東署は9日、同区の会社員高谷さん(48)が死亡したと発表した。
死因は低酸素脳症。

発表によると、事故は2月21日夜、宝木を投下した直後に起きたとみられ、高谷さんは、男衆のもみ合いの中で倒れているのが見つかった。

群衆に圧迫されて呼吸困難に陥った可能性があるという。

同署によると、重体となった3人のうち同県美作市の男性(42)は事故から4日後に意識が回復し、もう一人の男性(58)は現在も意識不明という。

祭りでは他に3人が負傷した。

同署は詳しい事故の原因を調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20260309-GYT1T00381/

 

(2026年3月19日 修正2)

意識不明だったもう1人の男性も死亡した。

(新情報に基づきタイトルも修正した)



 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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