本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年10月15日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前5時15分ごろ、いわき市小名浜にある小名浜製錬所の熔錬工場で、高熱の溶けた銅が流出して小規模な水蒸気爆発が起き、近くのケーブルなどが焼けた。けが人はなかった。
製錬所によると、精製炉内の銅を流し出す穴から銅が勢いよく出たため、受け皿から飛び散り、近くのホースなどに触れた。
コントロール室の作業員がレバーで炉を操作した際、体調が悪くなり、炉を傾けすぎたという。
警察が、詳しい原因を調べている。
小名浜製錬所では今年1月、熔錬工場で爆発事故が起き、7月にも鋳造工場で高熱の銅が流出。
8月には硫酸の製造プラントでガス漏れがあった。
製錬所は、「周辺住民に度々心配と迷惑を掛け、申し訳ない。再発防止に取り組む」と謝罪した。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201410/20141015_63033.html
2013年10月15日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事が若干異なる表現でネット配信されていた。
警察などによると、傾いていた炉を戻そうとした男性従業員が、炉のレバーを倒した直後、男性が失神。
炉が傾き、炉内の銅が漏れたという。
銅は、炉の下にある受け鍋からあふれて床に漏れ、ゴムホースと接触。
ホースの中の水などと反応して、水蒸気爆発を起こしたという。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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