本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月8日0時14分と1時46分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後10時50分ごろ、浜松市の南を飛行中の那覇発羽田行き全日空140便(ボーイング737―700型機)が約1900m急降下し、女性客室乗務員2人が軽傷を負った。
トイレのため離席した男性機長(64)が操縦室に戻る際、男性副操縦士(38)が、ドアの鍵を開けるつまみと間違え、機体の左右方向の向きを調整する「方向舵調整スイッチ」のつまみを左に回したため、機体が左に傾き降下したという。 ほかの乗客乗員115人にけがはなかった。
国交省は事故につながる「重大インシデント」と判断し、運輸安全委員会は8日、航空事故調査官3人を羽田空港に派遣する。
操縦室ドアの鍵を開閉するつまみは、左右の操縦席の間の操作盤にあり、「方向舵調整スイッチ」の左斜め隣に位置していて形も似ている。
機長からの合図で、鍵のつまみを左に回して解錠するはずが、副操縦士は誤って「方向舵調整スイッチ」を左に目いっぱい回した。
当時は自動操縦中だったが、自動操縦中でも「方向舵調整スイッチ」は操作できるという。
副操縦士が機体の姿勢を立て直し、機長は自分で鍵を開け戻った。
出典URL■■■
■■■
(ブログ者コメント)
産業現場でも、ヒューマンエラーを起こさないよう、操作スイッチの色とか配列を工夫することがある。
飛行機でも、操縦用のスイッチとそうでないスイッチは、別の操作盤に設置できないのだろうか?スペースがないことは承知しているが・・・。
(2011年9月30日 修正1 ;追記)
2011年9月28日20時37分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日、機体が一時左側に大幅に傾き、ほぼ裏返しの状態となってらせん状に約1900m降下していたことが、運輸安全委員会の調査で分かった。
乗客112人にけがはなかったが、6人が体調不良を訴えていた。
委員会は大惨事につながる恐れがあった事態を重視し、さらに調査を進める。
重大インシデントの状況は、同日開かれた定例会見で委員長が明らかにした。委員長は「(機体は)ほとんど背面飛行といえるまでひっくり返った」と指摘した。
委員会がフライトレコーダーを回収して解析したところによると、6日午後10時50分ごろ、トイレのため席を外していた機長がコックピットに戻ってきた際、副操縦士がドアの解錠スイッチと間違えて尾翼にある左右の方向舵を調整するスイッチを操作した。
機体は少し右に傾いた後、左側に最大131.7°傾斜。同時に機首も左に35°下向きとなった。
約1万2500m上空を航行中だった機体はらせん状に大きく旋回しながら約30秒間にわたり約1900m急降下。右側の主翼が上になり、機体は自らの重力を支えられず、ほぼ裏返しになった。
この際、機内では最大で地上の2.68倍の重力がかかっており、最高速度は国の制限値(マッハ0.82)を超える同0.828に達していたという。
副操縦士が機体の体勢を立て直し終えたとき、機首は当初の進行方向とはほぼ反対になっていたとみられる。
乗客にけがなかったことについて、委員長は「深夜のため乗客がシートベルトをして着席しており、重力で体が(シートに)押さえつけられたことが幸いしたのでは。ジェットコースターと同じ原理で遠心力がかかった状態」などと話した。
運輸安全委はさらに調査を進め、原因についての報告書を公表する方針。
出典URL■■■
(2012年1月27日 修正2 ;追記)
2012年1月24日5時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
この問題で、操作ミスをした副操縦士(39)がスイッチの配置を同じB737の旧型機と勘違いしたとみられることが、国交省関係者らへの取材で分かった。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0123/TKY201201230649.html
(ブログ者コメント)
これは、設計が悪い。
別の機種ならまだしも、同機種でスイッチの配置を変えるなど、ヒューマンエラーを誘発してしかるべしだ。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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