







2023年7月9日10時29分にYAHOOニュース(あいテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日、愛媛県新居浜市にある住友化学愛媛工場菊本地区で塩素ガスの漏えい事故が発生しましたが、けが人や周辺環境への影響はありませんでした。
住友化学愛媛工場によりますと、午後11時過ぎ、同工場菊本地区で、塩素を使い「エポキシ樹脂」などの原料となる「エピクロルヒドリン」という物質を製造しているプラントの検知器が、塩素ガス漏れを知らせたということです。
当時、工場は稼働中で、関係会社の男性社員1人が様子を見に向かう途中、体調不良を訴え病院で診察を受けましたが、異常はなかったということです。
また、工場では、周辺住民に窓を閉め外出しないよう放送で呼びかけるとともに、設備の確認を進めた結果、9日午前5時40分までに塩素ガス漏れは止まったということです。
周辺環境やプラントへの影響もありませんでした。
住友化学愛媛工場では「原因を究明した上、再発防止の徹底を行う」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3b5354fc0e164e4686d1933c0a0f2d5551c5ad6
7月9日12時22分にYAHOOニュース(愛媛朝日テレビ)からは、無人で化学製品を製造している建屋内でガス検知器が反応したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
住友化学によりますと、8日午後11時ごろ、塩素を扱っている建屋内でガス検知器が反応しました。
当時、周囲は無人でしたが、検知器の反応を受けて関係会社の社員1人が駆け付ける途中で体調不良を訴え、病院で診察を受けましたが、今のところ異常はないということです。
また、このトラブルによる地域への影響は、今のところ確認されていません。
建屋内では、無人で化学製品を製造していて、その過程で塩素ガスが発生するということですが、普段は建屋内に漏れ出ることはないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a126988d0d0cb81d0c510ce3e9efbe706b0e31c8
2023年7月7日19時43分に秋田放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR横手駅東口の再開発事業で、建設中のビルの工事に施工不良があったとことがわかりました。
すでに入居する団体が引っ越し作業を進めている中で発覚した施工不良です。
工事の施工者の代表で横手市に本社があるY建設は7日午後5時ごろから横手市などと記者会見を開き、JR横手駅東口の再開発に伴い建設していた複合ビルで基礎部分や梁に施工不良があったと明らかにしました。
Y建設によりますと、施工不良は会社の調査で発覚しました。
去年10月、基礎コンクリートと部材を接合するボルトが7センチほどずれていたもので、その作業ミスを設計管理者に報告しませんでした。
その後、現場の判断で2階の梁を切断したり、新たにボルトの穴をあけてズレを修正したりして、設計図通りの施工を行いませんでした。
施工不良があったビルは高さおよそ34メートル。
地上7階建てで1階から4階はJA秋田ふるさと本店や地元の商工会などのテナントが、5階から7階にはホテルが入る予定になっています。
このうちJA秋田ふるさとは、週明けの10日からこのビルで営業を始める予定になっていましたが、問題の発覚を受けて、引っ越し作業を含めた移転作業を停止しました。
安全が確保できるまで、新しいビルでの営業開始を延期します。
横手市も、肝いりの再開発事業が施工不良によって異例の事態となっています。
https://www.akita-abs.co.jp/nnn/news93i2xgyvm6vd14vcpo.html
7月8日6時32分に読売新聞からは、3階までの柱の1本もずれることがわかった、工期内に引き渡すため工事をやり直さなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県横手市のJR横手駅東口の再開発事業のビル1棟に施工ミスがあったと、建設を担当した共同企業体が7日、発表した。
10日から同ビルで営業開始の予定だったJA秋田ふるさと本店は移転延期を決めた。
施工したJVが7日、記者会見を行った。
ミスが判明したのは「B―1棟」。
鉄骨造7階建て、延べ床面積7500平方メートルで、1~4階に同JAや横手商工会議所などが入り、5~7階はホテルとなる。
着工は2021年7月。
JV代表企業のY建設の武茂社長によると、昨年10月初旬、基礎の部分でアンカーボルトの位置がずれていて、3階までの柱(長さ10・5メートル)の1本もずれることがわかった。
設計監理者に報告し、基礎からやり直す必要があったが、現場の判断で報告せず、2階部分の梁の端を切断したり、ボルト穴を調整したりしてつなげたという。
現場担当者が6日、施工ミスを認めたといい、武茂社長は「再開発組合をはじめ、みなさんに迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。
不適切な対応の理由について、現場から「工期内の引き渡し」を挙げられたという。
ビルの安全性については、「設計監理者のこれからの判断を待つ」とし、今後、他のビルも再調査するという。
記者会見に同席した横手市の高橋大市長は「今の状況では、建物の使用中止を指示せざるを得ない」と述べた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230708-OYT1T50039/
(2023年10月15日 修正1 ;追記)
2023年10月11日18時26分にNHK秋田からは、現場責任者2名による隠蔽で組織的関与はなかったとする弁護士の調査結果が報告されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この問題をめぐって、施工にあたった「Y建設」などの企業体が弁護士に依頼した原因調査の結果が11日、発注者が開いた会合で報告されました。
報告書によりますと、柱を基礎に固定するアンカーボルトがずれた施工ミスについて、「当時の作業記録などが破棄されるなどしたため、原因特定には至らなかった」としたうえで、ミスの発覚後もそのまま工事を進めたことについて、「現場の責任者を務める『現場代理人』と技術面での責任者の『監理技術者』が工期を優先したため、会社などに報告・相談を行わず、虚偽の報告書を作成するなどして施工ミスを明らかにしなかった」と指摘しました。
一方で、組織的な関与を裏付ける事実は見つからなかったとしています。
また、施工ミスや虚偽報告に至った背景には、自主検査体制の不備やコンプライアンス教育の不備、コミュニケーションの不備などがあると指摘し、改善を求めています。
調査結果を受けてY建設の武茂社長は、「企業風土の改善などに取り組むとともに、ビルが1日も早くオープンできるよう全力をあげたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20231011/6010019282.html
2023年7月6日21時30分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京メトロは6日、日比谷線の上野駅で、ホームと電車の隙間を埋める転落防止ゴムを社内基準で定めた場所に設置せず、子供が落下する事故があったと発表した。
すぐに駅員らに引き上げられて病院に搬送された。
けがはなかった。
東京メトロは「設置場所を緊急点検し、再発防止に努める」としている。
東京メトロによると、6月25日午後5時5分ごろ、子供が乗車しようとした際、両足を踏み外して、ホームと車両の間にあった約15センチの隙間に転落した。
社内基準では、隙間が一定程度広い箇所に、くし状の転落防止ゴムを設置することになっている。
事故のあった場所は、令和2年3月にホームドアを設置した際に取り外したままにしていた。
https://www.sankei.com/article/20230706-OUTCMEBYWVMZDCQ2SI4RYRJEDI/
※以下は転落防止ゴムに関する東京メトロHPの記事。
「駅・車内の安全対策」
「転落防止ゴムの設置」
車両とホームの隙間が大きい箇所のホーム先端に転落防止ゴムを設置し、隙間を少なくすることでお客様の軌道内転落を防止します。
https://www.tokyometro.jp/safety/prevention/station/index.html
2023年7月7日18時6分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時50分ごろ、名護市の東江海岸で地元の高校に通う17歳の少年が友人4人と遊泳中に沖に流され、その後、行方不明となりました。
7日も海上保安本部や警察、それに消防などがヘリコプターや巡視船などを出して捜索を続けています。
現場周辺は沖に向かう強い流れ「離岸流」が発生しやすい場所で、一緒に泳いでいた友人が「足が引っ張られるような感じがした。もしかして流されているかもと思い、岸に戻ろうとした」と説明していることが、海上保安署への取材で分かりました。
行方不明になっている少年は黒っぽいTシャツに長ズボンを着用しているということです。
海上保安本部などが少年の捜索を続けるとともに、海で遊ぶ際にはライフジャケットを着用するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230707/5090023940.html
7月6日20時47分に琉球新報からは、現場は人気の遊泳場所だったが、海保は「リーフカレント注意区域」としていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
周辺で捜索の様子を見守っていた学生らによると、現場海域は地元の学生らがよく遊泳のために訪れる人気の場所だという。
6日も複数人で遊泳するために、海岸を訪れていたところ、捜索が始まっていたという。
捜索を見守っていた男性は、「(岸壁の付近から)飛び込める場所もあって、よく泳ぎにきている場所だ。無事に見つかってほしい」と話した。
第11管区海上保安本部のホームページは、現場となった名護市東江付近の海岸を「リーフカレント注意区域」としていた。
航空機の調査で、消波のため海中に設置されている「潜堤(せんてい)」の開口部から、沖合に向けて速い流れが観測された地点だという。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1742110.html
7月8日12時12分にYAHOOニュース(琉球新報)からは、高校生は遺体で見つかった、海保主催の離岸流体験会に記者が参加して「リーフカレント」を体験したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
離岸流の影響と思われる沖縄県内の事故者が年々増える中、第11管区海上保安本部がこのほど、糸満市大度海岸で報道関係者を対象に実施した「離岸流・スノーケリング体験会」に本紙記者が参加した。
海岸や砂浜から沖に向かって発生する離岸流のうち、サンゴ礁の礁池にたまった海水が外礁(リーフ)の切れ目や水路から流れ出す「リーフカレント」を体験。
じわじわと流れに引き込まれ、自然の恐ろしさを感じた。
4日午前10時過ぎ、大度海岸は、一時突発的な激しい雨が降り、不安定な天候だった。
この日は潮の干満の差が最も大きくなる大潮で、強い離岸流が発生しやすい条件がそろっていた。
リーフカレントの発生したリーフギャップ(サンゴ礁の切れ目)は、美しい熱帯魚が泳ぐサンゴ礁池から沖へ少し進んだところにあった。
周囲からは、それほど強い流れには見えなかったが、一度流れに乗ると身体の自由がなくなり、逆らって泳いでも、到底、上流には戻れなかった。
シュノーケリングなどに夢中になり、つい流れにのまれてしまう事態も想像に難くない。
離岸流に関連する県内の事故者は過去5年間に57人確認され、昨年から増加傾向にある。
体験会終了後、第11管区海上保安本部の島袋課長は、マスク、シュノーケル、フィン、ライフジャケットの装備徹底を呼びかけ、「ジャケットを着用していると助かることもある。体力を消耗しないよう焦らず流れに身を任せ、流れが止まるところで救助を待つように」と対処法を語った。
県内の今年のマリンレジャー中の事故者数は6月末時点で41人と、昨年1年間の27人を大きく上回っており、特に50代以上の事故者の多さも顕著だ。
マリンレジャー中の人身事故は8月から9月に多発する傾向があり、強い警戒が求められる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a96e0cde4fe98fb07d2b757698c2a8a4cb16485
2023年7月6日11時24分に産経新聞から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きで」ネット配信されていた。
6日午前3時10分ごろ、静岡市清水区の工事現場付近で、作業員から「上で作業をしていた人がけがをした。橋桁が崩れた」と119番があった。
静岡県警や消防によると、静清バイパスの立体化工事で橋桁が落下し、30~70代の男性7人が救急搬送され、作業員2人が死亡した。
2人が重傷を負った。
清水署によると、作業員約20人が夜間作業をしていた。
落下したのは高架道路の橋桁の土台となる鉄骨で、長さ約65メートルで重さ約140トン。
約9メートルの高さから落ちたとみられる。
国土交通省静岡国道事務所によると、橋脚に載せた鉄骨を水平方向にずらす作業をしていた。
https://www.sankei.com/article/20230706-DLPCXSMWMVJJZLRFKKSJG5RCU4/
7月6日21時50分に朝日新聞からは、橋桁をスライドさせて固定させる作業中だったが珍しい工法ではないなど、下記趣旨の記事が工事のイラスト付きでネット配信されていた。
・・・
当時は、橋脚の上で橋桁(63メートル)をスライドさせて固定させる作業中だった。
国交省静岡国道事務所によると、今回の工事は、
①現場近くで橋桁を組み立てる
②橋桁を橋脚の上に移動させる}
③橋脚に固定する、という手順だった。
事故が起きたのは③の固定直前で、橋脚の「支承」と呼ばれる部分に橋桁を移動させる作業中だ。
JVの一員であるN社は、詳細な原因は「調査中」としながら、橋桁の移動中に事故が起きたことを認め、「橋桁を動かす準備をしたり、正常に動いているか確認したりするため、橋桁の上に人が乗る可能性もある」とした。
橋工事を手がける東海地方の業者によれば、今回の手法は一般的に工期が長く、費用もかかるが、手狭な現場でも対応できるという。
ただ、「橋桁に人を乗せて移動させるのは危険で、基本的には乗せない」とした。
大手ゼネコンの幹部も「ありえないミスだ」と驚く。
事故が起きた工法について「珍しいものではなく、難易度は決して高くない。現場で何があったのかわからないが、信じられない」と話す。
・・・
https://www.asahi.com/articles/ASR7672XKR76OXIE011.html?iref=com_rnavi_arank_nr01
7月6日22時5分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、8人のうち7人は橋脚の上で作業していて落下に巻き込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によりますと、死傷した8人のうち7人は橋脚の上で橋げたを移動させる作業に携わっていて、橋げたの落下に巻き込まれ、9m下の道路に落下していたことが分かりました。
7人はいずれもヘルメットと命綱を装着していましたが、落下の際に橋げたと地面に挟まれていた人もいたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/037139e9714053eb48e48572f98e4344dc3254f9
7月6日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、橋桁を「支承」に降下させる作業はミリ単位で水平を保ちながら行う繊細な作業だなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場では『横取り・降下』という工法で作業が行われていました。
どういう作業工程なのでしょうか。
横浜国立大学の勝地弘教授に聞きました。
橋脚と橋脚の間に『ベント』と呼ばれる仮設の足場を設置します。
いくつかの橋げたのパーツを『ベント』の上にクレーンで持ち上げ、『ベント』の上で連結させて63メートルの長さにします。
この段階では仮設の状態です。
レールと油圧ジャッキを使って、橋げたを本来設置する位置まで横にスライドさせていきます。
これが『横取り』。
国道1号のように交通量が多いなどの事情で道路の上に『ベント』を設置できない場合、『横取り』工法が行われます。
最終的に『支承』と呼ばれる部分に橋げたを降下させます。
『支承』は、いわゆるクッションのような役割。
『支承』の真上まで橋げたを移動させたら、『降下』の作業に移ります。
どうやって『支承』の上に橋げたを降下させるかといいますと、スライドさせた橋げたを油圧ジャッキと『積み木』で支えます。
その後、ジャッキと『積み木』の高さを交互に変えながら、橋げたを『支承』に降ろしていきます。
これが『降下』です。
国土交通省によりますと、今回の事故は、橋げたを降ろす際に起こったといいます。
詳しい事故原因はまだわかりませんが、勝地教授によりますと、「橋げたを支承に下ろすのは、ミリ単位で、水平を保ちながら行う繊細な作業。ジャッキの操作ミスや故障など、何かしらの理由で橋げたが不均等になり、落下した可能性がある」としています。
事故現場の様子を見てみると、道路に対して橋げたが水平に落ちたのではなく、片方が大きく橋脚から離れているのがわかります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3dba4cfe457e3f9fda1ee5bc7fe31cce32c019f
7月6日18時45分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、カーブしている場所で左右の移動量を微修正するのは非常に難しいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
芝浦工業大学 工学部・稲積 真哉 教授:
「『横取り』の作業中に落下したのであれば、この工事・工程自体に問題はないが、『横取り』の微修正をする作業自体には問題があった。
(事故現場は)カーブしているので、水平で平行に移動させるのではなく、左右の移動量が違ってきます。
この調整は非常に難しい。
カーブの橋を作っていたというところで、それが一つの原因になったのかと」
そのうえで、難しい工事だった一方、最も重要な安全管理が徹底されていなかった可能性があると指摘してします。
稲積教授:
「安全第一という中で、今回の工事で想定される危険・リスクは、このように橋が落ちるということ。
万が一 橋が落ちた場合に、作業員や周辺の人々に損害が生じないよう措置を講じることが、果たして十分になされていたのか」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1b6f9e969a73d9170dbbaf86445639c0b1ff817
7月7日19時20分にNHK静岡からは、スライドさせた橋桁を油圧ジャッキを使って1mほど下げた時に落ちた、「ブラケット」というパーツの重さに注目している専門家もいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工事を発注した国土交通省静岡国道事務所によりますと、現場では当時、油圧ジャッキを使って橋脚に載せた橋げたを持ち上げながら横に移動させたあと、橋脚に下ろす作業が行われていました。
落下したのは、1メートルほど下げた時点だったということです。
警察は、何らかの原因でバランスが崩れた可能性があるとみて、事故の原因を詳しく調べるとともに、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて捜査しています。
今回の事故の状況について国土交通省静岡国道事務所は、橋脚に載せた橋げたを横に11メートル移動させたあと、油圧ジャッキで橋脚に下ろす途中に、何らかの原因で落下したと説明しています。
この説明について、橋りょうの設計や構造に詳しい首都高速道路技術センターの高木千太郎上席研究員は、橋げたの片方の側面についている、「ブラケット」という路肩部分にあたるパーツに着目し、「まっすぐに降下させようとしてもブラケットの重さの分、斜め方向に力がかかりやすい」と指摘しました。
その上で、考えられる事故の原因について、「もし、斜め方向のベクトルに変わっていることを気がつかずに降ろし始めると、橋げたがブラケットのついた側に回転するようになるので、事故が起きる可能性がある」という見解を示しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230707/3030020765.html
7月8日7時5分にYAHOOニュース(静岡新聞)からは、「支承」に固定させるため枕木の役割として積み上げられた「サンドル」を一段づつ外す作業をしていた、1991年にも広島市で橋桁降下中に落下する死亡事故が起きているなど、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
橋桁を橋脚に固定させる作業中、“枕木”の役割として積み上げられた「サンドル」(1個高さ15センチ)を一段ずつ外す作業をしていた際に橋桁のバランスが崩れ、落下したとみられることが分かった。
関係者が7日、明らかにした。
事故が発生した工事部分は「横取り降下」と呼ばれる工法を用い、橋脚上の中央付近に置かれた橋桁を端までの11メートル程度水平方向にスライドさせた後、橋桁を支える役割の部材「支承」の上に降ろす予定だった。
この際、橋脚上の端に移動した橋桁は、実際には橋脚と接することなく、組み上がったサンドルの上に置かれていた。
作業では、組み上がったサンドルの上に載った橋桁を油圧ジャッキで降下させた後、支承に固定させる際、一段ずつ外す作業を行っている際に、何らかの原因で枕木の役割をしていたサンドルの山から落下したとみられる。
1991年3月に起きた、広島市の新交通システム「アストラムライン」の建設中、橋脚上にジャッキで降ろそうとしていた橋桁(長さ63メートル、重さ60トン)が落下、車11台が押しつぶされた。
橋桁と一緒に転落した作業員も含め15人が死亡、8人が重軽傷を負った。
遺族が同市らを相手取り争った損害賠償請求訴訟の一審広島地裁判決では、「橋桁の降下作業中、不安定な構造に組まれたジャッキ架台が橋桁の重量を支えきれずに倒壊した」と認定。
総額約2億3千万円の賠償を被告側に命じている。
清水立体工事の橋桁落下事故で同様のことがなかったかどうか、今後、関係者は注目していく方針だ。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/e686dda076f4c895ebc6c53339ceef2a6cbf30af
7月8日12時8分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)からは、重傷者1人は両足を切断していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によりますと、重傷を負った男性のうちの1人が両足を切断していたことがわかりました。
また、肩の骨を折った男性もいるということです。
死傷した8人のうち警備員を除く7人の作業員が高い所で作業しています。
亡くなった2人は橋げたと一緒に落下し、地面との間に挟まれたとみられます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f2d73e0be58df1398d270bd9ca3b6c37b49dcfb
7月8日12時23分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、死亡した2人は橋桁の東側で土台に降ろす作業の微調整をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省・静岡国道事務所によりますと、事故当時、油圧ジャッキを使って橋げたを降ろそうとしていて、橋げたを支える金属製の台「サンドル」をいくつか外した後に落下したとみられることがわかりました。
また捜査関係者によりますと、死亡した作業員2人は橋げたの東側にいて、油圧ジャッキの操作ではなく、橋げたを土台におろす作業の最後の微調整を担当していたとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10a0cf573e61a8d51ef778f4bb9977d42690aa97
作業員7人全員が頭部を保護するヘルメットと墜落防止用の命綱付き安全ベルト「ハーネス」を着用していたことが8日、関係者への取材で分かった。
作業員7人は地上から約9メートルの高さにある橋脚の上に長さ63メートル、重さ約140トンの橋桁を降ろすため、橋桁の両端とその周辺、橋脚上を中心に複数箇所に分散して作業に従事していたという。
関係者によると、着用が確認されている命綱は作業員が大きく体を動かす際などには固定先に引っかけたフックを一時的に外す場合もある。
事故の瞬間にフックが固定されていたかや装着方法に問題がなかったかなども調べている。
工事に参加している4、5社はいずれも橋梁(きょうりょう)工事に関する実績があり、作業員も経験者がそろっていた。
負傷者を含めた現場作業員の聞き取りでも、予兆なく発生した突然の事故だったとして、「何が起きたのか分からない」との声が上がっているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/957176a02579b5841070e8e0dbb679084ea0d4b9
7月10日21時33分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、油圧ジャッキやサンドルが崩れた可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
専門家は、橋げたの両端、西側と東側で1mほどの高低差が発生し、東側にズレ落ちた可能性を指摘しています。
橋梁の構造に詳しいN-PRO(エヌプロ)株式会社・細見社長:
「橋げたが落ちている位置を見ると、真横に落ちているというよりは、若干 東京側(東側)にずれ落ちているようなイメージで、特に東京側の落下した橋げたが、だいぶ外に、遠くに落ちているイメージ」
細見社長は、現場の状況から、何らかの原因で橋げたの西側と東側で高低差が生まれ、東側にズレ落ちた可能性を指摘します。
細見社長:
「東京側(東側)と名古屋側(西側)で1度 傾いた場合、横方向に2.5tぐらいの水平力(がかかり)、それだけ傾いた場合にはズレ落ちる可能性がある。
1度傾くとなると高低差で言うと、だいたい1mぐらい」
1mの高低差はなぜ生まれたのか。
仮に、橋げたの移動や降下に使用する油圧ジャッキや橋げたを支える台「サンドル」が崩れれば可能性はあるといいます。
また当時 静清バイパス・下り線は5日午後9時から6日の午前6時まで工事現場付近を通行止めになっていました。
この9時間という時間の制限が、作業員に心理的な影響を与えた可能性があるとも指摘します。
細見社長:
「今回の事故現場がどうだったかはわかりませんが、時間的制約があるというのは作業のプレッシャーにもなる」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d61aaca48a937de9f28ffc386f7699c76afedf
(2023年7月14日 修正1 ;追記)
2023年7月13日20時52分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、夜間&雨&時間制限などの要因で工事の難度は高かった、死傷した7人は落ちた橋桁に命綱をつけていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
別の区間で工事に携わったことのある建設会社は、今回の工事は難易度が高いものだったと話します。
<別区間で工事を行った建設会社> :
「(難易度が高い理由として)まず1つは夜、それと雨、それから一般道路を開放するにあたって時間制限がある、そういったいろいろな要因があると思う」
さらに、被害を最小限に抑えるために、命綱を着ける場所も重要といいます。
<別区間で工事を行った建設会社> :
「今回は、たまたま落ちた橋げたに命綱をつけていた。
でも結果的には、それで事故があったということは、命綱は役に立っていなかったと思う」
死傷した8人のうち橋脚の上で作業していた7人が命綱を装着していた今回の事故。
警察は、安全管理がなされていたかなど、業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66ceea2f7174e7c980728c94378dfd02669bbb6b
2023年7月5日12時22分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県北九州市の倉庫会社の敷地で5日午前9時半ごろ、ホイールローダー=前にバケットの付いた建設機械のタイヤに50代の男性が弾かれました。
男性は病院で治療を受けていましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
消防などによると、男性はでホイールローダーのタイヤを交換していました。
ボルトを緩めていたところ、何らかの原因でタイヤがいきなり車体から外れ、そのタイヤごと弾き飛ばされました。
近くにいた人は「ドンという物が倒れるような大きな音がした後に救急車が来た」と心配そうに語っていました。
男性は病院に運ばれましたが約1時間後に死亡が確認されました。
警察は事故の原因を調べるとともに、安全管理に問題がなかったか捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb02bea6396deb5012970c128a921805fe5a84e5
2023年7月4日17時49分にYAHOOニュース(中国新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県警察学校(山口市仁保下郷)の敷地で昨年11月、光署の20代男性巡査が公用車である軽貨物車を運転中に後輪が空転して砂利が飛散し、周囲の車両10台を破損させたことが分かった。
車両修理など損害賠償の費用は459万4132円に上った。
保険金で賄えなかった159万4132円に県費を充てたという。
県警が4日の県議会文教警察委員会で損害賠償に関する専決処分を報告した。
事故は11月16日午後0時10分ごろ、舗装されていない砂利道で巡査が軽貨物車のアクセルを踏んだ際に発生。
周囲の車のフロントガラスやボンネットなどに損害を与えた。
破損した車の所有者は全て警察職員という。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad9ef4c274ffbfb85a8e39707a7b39b267504ea7
2023年7月3日20時51分に東京新聞から下記趣旨の記事が、現場写真と地図付きでネット配信されていた。
3日午後3時15分ごろ、東京都港区新橋3の雑居ビルで「爆発音とともに大量の煙が出ている」と110番があった。
警視庁愛宕署によると、ビル2階の飲食店から出火し、男性店長(52)や通行人ら男女4人が重軽傷を負った。
いずれも命に別条はないという。
署によると、店は営業前で客はいなかった。
男性店長は調べに「ガス臭いと思いながら、たばこを吸おうと店内でライターをつけた瞬間に爆発した」と説明。
何らかの理由でガスが充満していたとみられる。
店長は顔に重いやけどを負っており、回復を待って事情を聴く。
店内にいた女性従業員(53)と、ガラス片が当たった通行人の女性(53)も重傷。
別の通行人の男性(75)も軽いけがをした。
現場はJR新橋駅から西に約300メートルの繁華街。
ガラス片や紙片が散乱するなど、一時、騒然となった。
ビルは地下1階、地上8階建て。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/260680
7月3日19時3分にテレビ朝日からは、衝撃波を感じた人もいた、1時間ほど前から100m離れた場所でもガス臭がしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
火が出たのは3日午後3時20分ごろ。
警視庁などによると、直前には「爆発音があった」との通報がありました。
この映像を撮影した人によると、火が出る3分から5分前に「ドン」という爆発音がして、100メートル離れたビルでも揺れを感じたといいます。
目撃者:
「近くのビルでデスクワークをしていたんですけど、そしたら、ものすごく大きなドンッて音が聞こえて、最初『車がぶつかったのかな』と思ったんですけど、衝撃波と音からしてそれは違うなと思って、今まで聞いたことのないすさまじい音でした」
・・・
火が出たビルの2階に入っていたのはカフェバー。
店のホームページによると、営業は午後4時からで、火が出た時は開店の準備をしている最中でした。
店内に客はいませんでしたが、50代の男性店長、50代の女性店員、そして通行人の50代男性と70代男性の合わせて4人がけがをして、3人が病院に運ばれました。
店長と店員は顔にやけどを負いました。
火が出たビルの1階の飲食店に勤める男性は、爆発が起きる前からガスの臭いがしていたと言います。
1階の飲食店に勤める男性:
「2時半ぐらいに新橋着いたんですけど、ちょうど100メートル離れたここの場所でもガス漏れの臭いがして、自分の店に近付くにつれ、激しい臭いがしたのでどこかで漏れてるのかなって思ったが、まさか同じビルだった」
・・・
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000305747.html
7月4日6時8分にNHK首都圏からは、店長はガスや下水のような臭いを感じていた、ビルの中にいた人は午前中からガスのような臭いを感じていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁によりますと、男性店長は、「ガスや下水のようなにおいがしていた。店内の喫煙室でタバコを吸おうとライターをつけた瞬間に爆発した」などと説明しているということです。
また、関係者によりますと、当時、ビルの中にいた人は「午前中からガスのようなにおいがして気になっていた」と話しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230704/1000094434.html
7月4日16時22分にYAHOOニュース(デイリー)からは、識者は近場のビルの窓ガラスが割れていないことから「穏やかな爆発」という表現をしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日に放送されたTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」では、3日午後に東京・新橋のビルで起きた爆発事故について取り上げた。
・・・
事故現場から中継で出演した元東京消防庁警防部長で危機対応人材育成研究所所長の佐藤康雄氏は、「皆さんは非常に激しい爆発と思われるかもしれませんが、プロの目から見ると穏やかな爆発だったなと思います」と断言。
このひと言にスタジオの出演者からは、一斉に「エーッ」などと驚きの声が上がった。
佐藤氏は、狭い通りを挟んだ向いのビルの窓ガラスが割れていないことを指摘し、都市ガスによる火災の場合、「150メートルぐらい(先)のガラスとかサッシはみんな吹き飛びます」と説明。
「爆発自体は激しいように素人の方には見えますけど、プロの目から見ますと穏やかな爆発」と改めて解説すると、MCの石井亮次アナウンサーは「へー、これで!」と驚きを隠さなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/511ca6108ec088e6f15512b38e0a7ec5efb47363
7月5日18時56分に産経新聞からは、3階床下のガス管接続部が外れていた、3階空き店舗で水道管撤去などを行っていた作業員がガス管に触った、その真下が喫煙室だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、爆発が起きた3日は、午前9時~午後1時半ごろの間、3階の空き店舗で水道管を撤去するなどの内装工事が行われていた。
現場検証の結果、3階の床下にあるガス管の接続部分が1カ所外れていたことが判明。
作業員の1人が警視庁に「床に出ていたガス管に触った」と話しているといい、内装業者から事情を聴くなどし、詳しい経緯を調べている。
2階店舗はガスを契約しておらず、ガス管が外れていた場所の真下が2階の喫煙室だったという。
https://www.sankei.com/article/20230705-DCAAPRODIRLYPLGELOKMKE3T5Q/
7月5日18時55分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、昔のビルではガス管と水道管は見分けがつかないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
爆発前、内装業者が水道とガスの工事を行っていました。
3階の床下にガス管が通っていて、ガス管の接続部分が外れ、ガスが漏れたといいます。
では、なぜガス管の接続部分が外れたのでしょうか。
一般的にビル内は配管が張り巡らされています。
水漏れの修理などを行う水道業者によれば、ガス、水道両業者とも作業中、誤ってガス管に触れた可能性は捨て切れないといいます。
I工業社長:
「(ガス管と水道管は)同じ材質。外目からはパイプ自体は見分け付かない」
現場のビルは1971年に建てられ、築年数は50年を超えているといいます。
I工業社長:
「(ガス管と水道管)今は見分け付くんですけど、昔だったら同じような形状の管」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/dae0bcd4c868a563d4773d36b09e8c13a1ef24e3
7月6日19時50分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、内装業者が床から出ているガス管の蓋をとろうとパイプレンチで回した際に配管ねじ込み部?がずれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火元の上の階で作業をしていた内装業者がガス管のふたを「パイプレンチで回した」と話していることが分かりました。
この作業によってガス漏れが起きたとみられます。
では、「ガス管のふた」とは…。
市民防災研究所・坂口隆夫理事:
「部屋の床の部分に出ているということは、ガス器具を使う場合にはそこからガスを引いて使う」
一般的に、店舗を改装する際、かつてあった台所などは撤去され、ガス管の一部が残されることがあるといいます。
内装業者:
「ガス管のふたの部分が出っ張っているから取ろうと思ってぐるぐる回したら接続部分がずれた」
パイプレンチを使って出っ張りを回して外そうとした際、床下につながっているガス管との接合部分が外れ、そこからガスが漏れていったとみられます。
内装業者:
「ガス管かもしれないが、ガスは通っていないと思った」
午後1時半に作業を終えた内装業者。
しかし、ガスは漏れ続けていたとみられます。
坂口理事:
「3階の床はコンクリートでできている。都市ガスが3階の改装中の店舗内に漏れていくことはない」
作業していた3階ではなく、下の2階に流れ込んでいました。
この時、ガス漏れの警報音などは鳴っていなかったとみられます。
坂口理事:
「都市ガスの場合は飲食店関係の警報器の義務はない。付けた方がいいですよと『推奨施設』となっている。法令上の義務はない」
午後3時20分ごろ、何も知らないカフェバーの店長が一服しようとすると、爆発です。
内装業者がガス漏れしたことが分かっていて現場を立ち去ったかについては捜査中とのことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d8312bac08add8ba7bedfc7147bead3459f6cb4
(ブログ者コメント)
〇3階の床下というよりは、2階の天井裏にガス管が通っていたということかもしれない。
〇それにしても、ガスのような臭いを感じていながら、ライターに火をつけた。
一般の人のガス漏れに対する意識は、この程度のものなのだろうか?
それとも、自分の店ではガスを使っていないので、ウチで漏れているのではないだろうと思い、火をつけたのだろうか?
〇ガス漏れトラブル時、消防は「火は使わないでください」と巡回広報する。
しかし今回、1時間ぐらい前からガス臭がしていたというのに、「広報していたが・・・」という報道は見当たらなかった。
2023年12月22日10時10分にYAHOOニュース(弁護士ニュース)からは、爆発した店はガス臭いのにライターに火をつけたという当初の報道を否定している、ガスを使っていない部屋でもガス警報器設置が必要か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
・・・
あの現場は今、どうなっているのか。
忘年会シーズン真っただ中の金曜夕方、多くのサラリーマンが行き交う新橋に向かった。
・・・
事故当時、爆発元となった飲食店の店長が「ガス臭いと感じながらタバコを吸おうとライターをつけた」と話しているとの報道がなされ、批判が集まっていた。
しかし事故から9日後の7月12日、当該店舗の公式サイトには以下のコメントが掲載されている。
「一部報道において、当店店長が、捜査関係者に対し、ガスの臭いを認識しながらライターに火を付けたことが本件の原因であると説明した旨の報道がなされており、当該報道を基に、一部SNS上で、同人の行動を非難する言動がなされております。
しかしながら、当店店長が捜査当局に対し、そのような説明をした事実はございません」
本来、無色無臭のガスには安全のためわざと臭いがつけられているが、今回の事故のように気づけないケースもある。
ましてや、自身がガス契約していないとなれば、まさか部屋にガスが充満しているとは夢にも思わなかったのではないだろうか。
他の部屋からのガス漏れは、住居においても“人ごと”ではなく、爆発のみならず一酸化炭素中毒の巻き添えになるリスクもあり、死亡例も存在する。
現状、一般家庭におけるガス警報器の設置は義務付けられていないが、経産省によると、LPガスの事故だけでも国内で年間200件前後発生しているという。
新橋で爆発した店舗のように、ガス契約がない場合にも警報器を設置するのかといった点で議論の余地はあるが、自分が気をつけるだけでは安全を守り切れない以上、異常をいち早く知らせてくれる警報器の設置を検討してみてもよいかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db781d90ebd4729064ca835327c4ebd8e89aa869
(2024年12月18日 修正2 ;追記)
2024年12月17日14時49分に産経新聞からは、工事した2人が書類送検された、ライターに火をつけた店長と工事した2人はいずれもガスの臭いはしなかったと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)
警視庁捜査1課は17日、業務上過失致傷と業務上失火の疑いで、事故当時に工事に関わっていたいずれも男性の現場監督(37)=練馬区=と配管業者(62)=同=を書類送検した。
・・・
業者は調べに対し「一度ガス管かもしれないと思ったが、違うと思った」との趣旨の供述をしたという。
漏出源のガス管は数日後にガス供給が停止される予定だった。
爆発は2人が帰宅した約1時間半後に発生。
巻き込まれた男性店長は「ガスの臭いはせず、漏出には気付かなかった」と説明し、送検された2人も同様の説明をしているという。
https://www.sankei.com/article/20241217-RHXWZWD4EBOW5AP2FIBSASEUX4/
12月16日23時20分に時事通信からは、当初は固く締まっていたガス管が途中から空回りするようになったなど、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
・・・
2人は昨年7月3日、配管図を取り寄せるなど構造を事前に確認することなく、工事を開始。
ふたと一緒にガス管をパイプレンチで回し、外れた接続部からガス漏れを引き起こし、爆発で店長や通行人ら5人に重軽傷を負わせた疑いが持たれている。
水道業者は任意聴取に対し、当初は固く締まっていたガス管が途中から空回りするようになったと説明。
その時点で床下にある接続部が外れていたとみられるが、確認せずに立ち去っていた。
同庁は、接続部分を目視できなかったとしても、むき出しになっていた3階天井部分の同様の配管構造を観察したり、元栓を閉めるなどガスの漏出を防ぐ措置を講じたりしていれば、火災は防げたとみている。
火災は昨年7月3日午後3時15分ごろに発生。
開店準備中の店長と女性従業員(54)が顔や手などに激しいやけどを負ったほか、通行人の50代男性らもガラスの破片を浴びるなどしてけがをした。
店長は数十回にわたり皮膚移植などの手術を受けたが、完治していないという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024121601118&g=soc
2023年7月3日10時35分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時ごろ、空知管内雨竜町中島の水田で、旭川市錦町24、会社役員沖野さん(女性、56歳)がコンクリート製U字溝の下敷きになったと息子が110番した。
沖野さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
深川署によると、沖野さんは水田の拡張工事中、U字溝に別の作業員と2人で並んで座っていたところ、U字溝が負荷に耐えきれずひっくり返った。
2人とも深さ80センチの溝に落ち、続いてU字溝も落下。
作業員はU字溝を避けたが、沖野さんは避けられず下敷きになったという。
U字溝は長さ2メートル、幅74センチ、高さ49センチで重さは300キロ以上という。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/871953/
7月3日20時4分にNHK北海道からは、地面から深ささ80cmほどの作業現場に転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前、雨竜町中島で田んぼの拡張工事をしていた旭川市錦町の会社役員、沖野さん(56)がU字溝の下敷きになり、砂川市内の病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、落下したU字溝はコンクリート製で、長さ2メートル、幅75センチ、深さ50センチほどで、重さは300キロ以上あるということです。
沖野さんは当時、休憩中で、U字溝に腰掛けていたところ、バランスを崩して地面から深さ80センチほどの作業現場に転落し、その上にU字溝が落下したということです。
警察は、現場にいた工事の関係者から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230703/7000058849.html
2023年7月3日19時44分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時前、東京・板橋区にある2階建てアパートで、2階の外廊下の床が抜け、40代の女性と30代の男性が3メートル以上の高さから落下して骨折などのケガをしました。
落ちた廊下の残骸は、ひどくサビ付いているように見えました。
外廊下にいたのは引っ越し業者の3人でした。
2階の部屋の引っ越しのため現場に来ていましたが、事故当時は全員「てぶら」だったといいます。
すると突然、床が崩落。
3人のうち1人は、とっさに鉄筋に足をかけることができましたが、ほかの2人は床とともに落下したということです。
落下をまぬがれた引っ越し業者;
「物を持ってなかったんです。
普通の人間の体重だけで(落ちた)。
やっぱり老朽化してるんで、多分、その管理上の問題」
アパートは築50年以上だということです。
警視庁はアパートの老朽化も含め、管理に問題がなかったかなど、業務上過失致傷の疑いも視野に原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/56c9dd01ba18455ee95135a65b97dcd3745b481c
7月3日22時25分に読売新聞からは、2階に住んでいた大家の転居に伴う作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都板橋区赤塚で3日、木造アパート2階の外廊下が壊れ、引っ越し作業をしていた30~40歳代の男女2人が床ごと約3メートル下の地面に落下した。
2人はともに足の骨を折るなどの重傷。
高島平署幹部によると、3日午前、負傷者を含む6人で引っ越し作業中に、外廊下のコンクリート製とみられる床が幅約90センチ、長さ約4メートルにわたって崩れ落ちた。
2階に住んでいた大家の70歳代女性の転居に伴う作業だったという。
都内では2021年4月に八王子市のアパートで外階段の一部が崩落し、住人女性(当時58歳)が死亡する事故も起きている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230703-OYT1T50192/
7月3日12時23分にNHK NEWS WEBからは、近く建て替える予定だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、現場では引っ越しのため荷物の運び出しの作業が行われていたということで、警視庁や消防が詳しい状況を調べています。
現場の近くに住む男性は、「『ガタン』という大きな音がしたので、外に出ると廊下が崩れ落ちていました。現場のアパートは築50年ほどたっていて、近く、建て替えると聞いていました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230703/k10014116671000.html
2023年7月3日19時28分に九州朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐賀県小城市にある遮断機のない踏切で、52歳の男性が列車にはねられ死亡しました。
3日午後3時ごろから、国交省などによる調査が行われています。
現場では事故当時の状況について、列車や道路からの見え方などが調べられました。
警察などによりますと、2日午後6時ごろ、小城市のJR唐津線「二十の坪踏切」で、佐賀駅行きの普通列車が近くに住む52歳の男性をはねました。
男性は、その場で死亡が確認されました。
運転士は警察に対し、「走ってくる人を確認し、汽笛を鳴らして緊急停車しようとしたが間に合わなかった」などと話しています。
男性の家族の話や服装などから、事故当時、男性はイヤホンをつけてランニングをしていたとみられています。
運輸安全委員会の鉄道事故調査官は、「警報機がないっていうことで、踏切の手前ではいったん立ち止まって左右確認するところを注意喚起していければ」と話しています。
警察は、イヤホンの音で列車の接近に気づかず、はねられたとみて詳しい経緯を調べています。
https://kbc.co.jp/news/article.php?id=10464541&ymd=2023-07-03
7月3日19時3分にYAHOOニュース(サガテレビ)からは、列車は250mほど進んだところで停車したなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後6時前、小城市三日月町にあるJR唐津線の踏切で、上りの列車と人が衝突しました。
この事故で、小城市に住む52歳の男性が死亡しました。
列車はブレーキをかけたものの間に合わず、衝突後、約250メートルほど進んだところで止まりました。
運転士は「人が走って踏切に入ってきたため、警笛を鳴らし止まろうとしたが気付く様子はなかった」と話しているということです。
警察によりますと、シューズなど服装からみても男性は日課のランニング中だったとみられています。
また、男性のイヤホンが列車の前方に引っかかっていて、イヤホンによって周囲の音が聞こえず列車の接近に気付かなかった可能性があります。
さらに、現場はいわゆる“第四種踏切”で、警報器の音や遮断機の進入制限がありませんでした。
警察は自殺の可能性は低く事故とみて捜査していて、踏切の手前では必ず立ち止まって左右の安全を確かめるよう注意を呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28f7406e91e48a1908b7ad4b8b41a753ba86167a
今回は自分自身の死亡事故だったが、車や自転車運転中だったら、加害者になっていた可能性もある。
2023年7月5日6時45分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月1日の大雨で小川村の河川工事の現場から水があふれ、住宅の浸水被害が発生したことについて、工事を発注した県は、工事の方法が適切ではなかったという認識を示しました。
県は、ほかの河川工事の方法に問題がないか総点検を始めました。
小川村の鴨ノ尾地区では、今月1日の夕方、大雨で土尻川の水があふれ、住宅6棟が浸水被害を受けました。
現場付近の土尻川では、去年8月にも洪水があったため、ことし1月から復旧工事が行われています。
それに使う重機や資材の運搬のため、川を横切る形で盛り土の仮設道路が設けられていました。
今回の大雨では、その仮設道路が増水した川の水をせき止める形となり、水があふれ出してしまったということです。
川の水は、仮設道路に埋め込まれた11本のパイプを通して流されていて、水量が増えた場合は仮設道路を取り壊す計画でした。
しかし、急な大雨で水位が一気に上昇したため、仮設道路の取り壊しが間に合わなかったということです。
浸水被害にあった複数の住民から、工事のあり方に対する疑問や憤りの声が上がっています。
70代の女性は、「大雨が降れば水があふれるのではないかと思っていた」と話していました。
また、40代の男性は、「当日も作業員が午前中からいたのにどうして仮設道路の撤去をしなかったのか疑問だ」と話していました。
県河川課は、NHKの取材に対し、「災害復旧工事をできるだけ早く進めるため出水期に工事を行っていたが、仮設道路の設置や管理に適切でない点があったと考えている」とコメントしました。
そのうえで、県が発注したほかの河川工事の方法に問題はないか、総点検を始めたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230705/1010027274.html
7月4日12時12分にNHK信州からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20230704/1010027265.html
7月4日18時57分にYAHOOニュース(信越放送)からは、住民とのコミュニケーション不足で工事が進められていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
小川村の鴨之尾(かものお)地区。
3日前の氾濫で床上浸水した住宅では、4日も住民やボランティアが片付けを行っていました。
住民:
「(県の工事が原因だと)認めたけど、住宅・畑・田んぼもろもろどこまで補償してくれるのか…」
住民:
「(工事は)ちゃんと冬にやるべきだよ」
川の水位が下がったことを受け、昼頃には県の建設事務所の職員が現場を視察しました。
鴨之尾(かものお)地区では1日、土尻川(どじりがわ)が氾濫し、住宅6戸が床上・床下浸水。
県は3日夜、「県の河川工事が川があふれた原因と考えられる」と発表しました。
河川工事は2022年の豪雨災害で傷んだ護岸を補強するもので、重機の行き来などのため川を横断するように盛り土をし、下にパイプを通して水を流していました。
1日は大雨で押し寄せた水をせき止める形になり、水があふれたといいます。
住民:
「どういう工事でも、地元に説明っていうのは、本当はすべてあっていいと思うんですけど…」
そもそも今回の工事に関して、住民に対する事前の説明会はなかったといいます。
また、現場の近くには接岸道路と呼ばれる火災時に緊急車両などが通れる道がありましたが、今回の工事に伴って、なくなったといいます。
住民:
「工事始まる前に忠告はした。
緊急用の道がある。
そこは確保しといてくださいと言ったんだけど、工事のために、ここを平らにしちゃった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/0885b670fde1668ebec8cf37988a7f9a8e6fe0b7
7月5日6時2分に信濃毎日新聞からは、出水期でない冬場に行うべき工事ということは承知していたが、梅雨の時季までに終わらせるべく工事していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
県は4日の県会建設委員会で、原因などについて説明した。
委員の藤岡義英氏(共産党)は、工期が出水期と重なっていると指摘し、「河川内に盛り土をする工法は妥当だったのか」と質問。
河川課の川上課長は、施工状況を確認しているとして、「原因究明も含めて調査を進める」とした。
県長野建設事務所整備課の渡辺課長は取材に、「原則冬場に行うべき工事だと重々承知している」とした上で、「できれば梅雨の時季までに終わらせたかった」。
施工業者は4日、現地での取材に対し、急激な増水を「想定していなかった」と釈明。
当日は1人でパイプに詰まった枝や草を手を使って取り除こうとしたが、危険を感じて待避したと明かした。
小川村は、床上に土砂が流入した家庭に一律5万円、床下に浸水した家庭に同2万円を給付する予定。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023070401170
2023年6月30日20時55分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし8月、北九州市小倉北区の国道で西鉄の路線バスが自転車に追突し、自転車に乗っていた当時70歳の女性が死亡しました。
この事故について国の事故調査委員会は30日、調査報告書を発表しました。
それによりますと、運転手からの聞き取りでは当時の状況について「対向車線を走行してくる同じ会社のバスが目に入り、ふだんから顔見知りの運転手には会釈をしているため、バスの行き先や誰が運転しているのかが気になり、2〜3秒間バスに視線を向けた」などと説明したということです。
その上で、報告書では事故の原因について、運転手がバスを注視し続けたため、自転車の認知が遅れ、追突した可能性が高いとしています。
西鉄バスが運転手に配布している手引きには「すれ違う時の挙手や会釈は厳禁する」と明記されているということですが、報告書は徹底されているかどうかの個別指導が不十分だったと指摘しています。
西鉄バス北九州は、「事故調査報告書のご指摘も踏まえ、二度と同じような事故を発生させないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20230630/5020013640.html
※事故当時、2021年9月1日9時35分に西日本新聞からは、被害者の方への誹謗中傷などが相次いだことから西鉄は打ち消すために異例のコメントを発表したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市小倉北区で8月28日夜、西日本鉄道の路線バスが自転車の女性(70)をはねて死亡させた事故について、同社は31日、「事故の原因は乗務員の前方不注意」と認める異例のコメントを発表した。
インターネット上で相次ぐ女性への誹謗(ひぼう)中傷や臆測を打ち消すためだという。
事故は28日午後8時15分ごろ、同区高浜1丁目の国道3号で発生。
男性運転手は小倉北署の調べに「事故直前にブレーキを踏んだが、間に合わなかった」と話した。
西鉄は、ドライブレコーダーや運転手への聞き取りから、自転車は道路に飛び出すなどしておらず、運転手の前方不注意が原因だと判断したが、ネットでは「自転車側に問題があると思う」、「70のおばあちゃんが夜に自転車に乗る方が危ない」などの投稿が相次いだ。
西鉄は「被害者に原因がある旨の投稿は事実と異なる。再発防止に全力で取り組む」としている。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/793951/
2023年6月30日16時37分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時10分すぎ、読谷村伊良皆の石材工場から「石材に男性が踏み潰されている」と、消防を通じて警察に通報がありました。
警察によりますと、当時、工場では1枚500キロの重さがある石板を移動させる作業をしていて、何らかの理由で立てかけられていた複数の石板がドミノ倒しになったということです。
倒れてきた石板と立てかけられた石板の間にいた男性従業員が挟まれ、病院に運ばれましたが、1時間半後に死亡が確認されました。
亡くなったのは、近くに住む我如古さん(48)で、警察は、現場にいた別の従業員から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230630/5090023867.html
6月30日19時3分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、被災者はフォークリフトを使って複数枚の石板を運ぶ作業を行っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
重さ500kgの石板に挟まれ、48歳の男性が死亡した。
30日午前10時ごろ、沖縄・読谷村にある石材会社から「男性が石板に挟まれて意識がない」と、消防に通報があった。
この事故で、石材会社の社員・我如古さん(48)が心肺停止の状態で病院に運ばれ、およそ1時間半後に死亡が確認された。
我如古さんは、立てかけられていた重さ500kgある石板を複数枚、フォークリフトを使って運ぶ作業を行っていて、何らかの原因で倒れてきた石板に挟まれる状態になったという。
警察が、事故のくわしい状況を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9e40492317cbb411c3e15838d83b0d981332ad
2023年6月29日23時45分に北海道新聞から下記趣旨の記事が、写真と地図付きでネット配信されていた。
29日午前11時半ごろ、後志管内蘭越町湯里(ゆのさと)にある三井石油開発(東京)の地熱資源の調査エリアで、掘削工事中に地中から水蒸気が噴き出した。
現場にいた作業員18人は無事だった。
けが人はなく、周辺への被害もなかった。
水蒸気は高さ約100メートルにも達し、同日午後7時現在、勢いよく立ち上り、周囲にはごう音が響いている。
同社によると、現場では資源量調査のための掘削工事が行われていた。
地下216メートルまで掘り進めたところで水蒸気が噴出した。
同社は緊急対策本部を設置。
今後、水蒸気の成分を調べるほか、噴出を止める対策を検討し、原因も調べる。
「皆さまにご心配をおかけしている。再発防止に努める」としている。
町は防災行政無線で町民に注意を呼びかけた。
当時現場にいた関係者は「爆発音がした。噴出した水から逃げる人もいた」と緊迫した状況を語る。
周辺で目撃した人は「蒸気は当初は灰色で、その後、白くなった」と話した。
付近の温泉施設の利用者や観光客が水蒸気の様子を心配そうに見つめた。
同社は地熱発電所の稼働を目指し、同町と同管内ニセコ町にまたがるエリアで地熱資源を調査している。
道内では昨年8月、渡島管内長万部町の神社敷地内で高さ約30メートルの水柱が現れ、噴出は50日間続いた。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/869828
7月4日12時16分にNHK北海道からは、当日に弁当配送女性が軽度の硫化水素中毒になり1日入院していた、噴出物は石英を主成分とする鉱物だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
蘭越町湯里にある地熱発電に向けた資源量調査の掘削現場では、先月29日以降、蒸気が噴出していて、掘削を行っていた「三井石油開発」は、噴出物は石英を主成分とする鉱物だとしています。
会社側は、噴出が始まった29日の時点で、体調不良などを訴えている人はいないとしていましたが、4日になって、噴出が始まった日に現場に弁当を配送した40代の女性が体調不良を訴え、病院に搬送されていたことを明らかにしました。
女性は硫化水素による中毒症状と診断されましたが、症状は軽く、翌日、退院したということです。
会社側は、女性が退院した先月30日には事実関係を把握していたということで、「近隣住民の不安をあおることを避けようと公表を控えていたが、かえって不安を招いたことをお詫びしたい」としています。
会社によりますと、当初、掘削現場付近では硫化水素ガスが検出されたということですが、340メートルから590メートル離れた場所で行っているモニタリングでは、これまでに硫化水素ガスは検出されていないということです。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230704/7000058867.html
7月4日11時48分にテレビ朝日からは、弁当配達女性の体験談など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月29日、北海道蘭越町にある地熱発電調査の掘削現場に40代の女性が正午前に弁当を届けたところ、ほぼ目の前で蒸気が噴き出しました。
目の前で目撃した女性(40代):
「バリバリって音が鳴って、いきなり煙。
中心は真っ黒でした。
外側は濃い灰色の煙が立ち上がって、硫黄のにおいもすごくて。
現場の人もマスクを着けて逃げて」
その直後、体調に異常をきたした女性は、救急車で病院に搬送され、「硫化水素中毒」と診断されました。
1日入院して回復したということです。
目の前で目撃した女性(40代):
「頭痛と吐き気がすごかった。
2時間くらい横になったけど、良くならなくて」
掘削を行っていた三井石油開発は、「近隣住民の皆様の不安をあおることを防ぐため公表を控えていました」とコメントしています。
(「グッド!モーニング」2023年7月4日放送分より)
(2023年7月17日 修正1 ;追記)
2023年7月7日5時51分にNHK北海道からは、敷地内の水から飲料水基準の1590倍にあたる高濃度のヒ素が検出された、新たに1人から体調不良の訴えがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
「三井石油開発」は6日夜、今月3日と5日に現場の敷地内で採取した水から非常に高い濃度のヒ素が検出されたと発表しました。
このうち5日に採取した水には1リットルあたり15.9ミリグラムのヒ素が含まれていて、これは国が定める飲料水の基準の1590倍にあたるということです。
会社では、これらの水を水道水や農業用水として使われていない近くの沼に放出するなどしているということです。
ただ、現場周辺の川ではこれまでに農業用水の基準の1.8倍のヒ素が検出されていて、会社では噴出している蒸気にもヒ素が含まれているおそれがあるとして、引き続き周辺の住民に注意を呼びかけるとともに、町や消防などの関係機関と対応を協議しています。
また「三井石油開発」は6日、蘭越町が設置している健康被害の相談窓口に新たに1人から体調不良の訴えがあったと発表しました。
会社では「現時点で蒸気噴出との因果関係は不明だ」としています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230707/7000058959.html
7月10日11時58分にTBS NEWS(北海道放送)からは、現場では9日にも基準の2100倍にあたるヒ素が検出された、農業用水などの取水口でも飲料水基準に近いヒ素が検出されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
掘削現場からは、きのうも飲料水基準の2100倍となる高濃度のヒ素が検出されています。
また、農業用水などに使われる取水口でも1リットルあたり0.008ミリグラムの、飲料水基準に近いヒ素が検出されていますが、ヒ素を含む水の放出を止めるのには2週間程度かかる見通しです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/592863?display=1
7月11日8時33分に読売新聞からは、ヒ素が含まれた濁水は1km離れた井戸に移送する方針、噴出は井戸を掘削中に見つかった亀裂をセメントで塞ごうとしていた際に別の熱水亀裂とつながって起きた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三井石油開発(東京)の原田社長は10日、町山村開発センターで開いた2回目の住民説明会で、8月下旬までに噴出を止める考えを示した。
高濃度のヒ素が含まれた濁水については、今月15日をめどに約1キロ離れた井戸などにホースで移送する方針も明らかにした。
同社によると、井戸の掘削中、深さ約200メートルの地層で見つかった亀裂を塞ぐためにセメントを注入。
その際、何らかの理由で高圧の熱水をためている別の亀裂とつながり、噴出したと考えられるという。
噴出の抑止策について同社の担当者は、鉄製の蓋を噴出口にのせて井戸に注水する方向で検討していると説明。
8月中旬までに必要な資材を調達し、下旬までの沈静化を目指すとした。
説明会に先立ち、原田社長は町役場を訪問。
面談した金秀行町長からヒ素を含む濁水の処理を急ぐよう要請された。
同社はホースを使った仮の配管を敷設して、同社が以前に掘削した深さ約2500メートルの井戸などに移送することを決めた。
説明会には約80人の住民らが出席。
コメ農家から風評被害への対応を求める声などが上がった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230711-OYT1T50095/
7月16日17時18分に産経新聞からは、現在、蒸気から硫化水素は検出されていないが、噴出当時は含まれていた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三井石油開発(東京)が、硫化水素中毒で体調不良を訴えた女性は、噴出した蒸気によるものと因果関係を認めていたことが16日、同社への取材で分かった。
噴出当初、蒸気に硫化水素が含まれていた可能性があるとしている。
同社によると、女性は蒸気噴出が始まった6月29日に弁当を届けるために短時間現場に滞在。
その後、体調不良を訴えて一時入院しており、今後の健康状況なども踏まえて補償を検討する。
現場周辺では6月30日以降、硫化水素は検出されていない。
同社は「29日は測定できておらず、蒸気に硫化水素が含まれていた可能性がある」としている。
https://www.sankei.com/article/20230716-ZSEOM5EENFJ7VCTDTDWBECXL5Q/
7月16日12時44分にNHK北海道からは、体調不良を訴えている人は15人になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三井石油開発は、15日の時点で新たに6人がのどの痛みなど体調不良を訴えたと明らかにしました。
会社によりますと、6人のうち4人は蒸気噴出の現場敷地内に立ち入り、のどの痛みと目の違和感などを訴えたということで、現在、症状は改善しているということです。
また、2人については蘭越町が設置した相談窓口に体調不良を訴えているということで、会社は詳しい症状など確認中だということです。
これで地元の住民など、体調不良を訴えた人はあわせて15人となります。
会社は蒸気噴出との因果関係を確認中だとしていますが、作業員以外に業務で敷地内に立ち入り、体調不良を訴えるケースが増えているとして、現場の安全基準の見直しを検討したいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230716/7000059232.html
・・・
いったいなぜ、蒸気は噴き出し始めたのでしょうか。
掘削を行っていた三井石油開発によりますと、地面を掘り始めたのは先月25日のことです。
地下深くにある地熱が溜まっている層まで掘り進めようとしたところ、200mほどの場所で地下の亀裂に遭遇。
セメントを流し込んで亀裂を塞ごうとしましたが、何らかの理由でこの亀裂が地熱の層とつながり、高温の蒸気などが流れ出したことで突如噴出が始まったとみられています。
会社側は、現在の状況を制御ができない状態にある「暴噴事故」ではなく、「蒸気噴出」だと説明しています。
・・・
日本地熱学会・糸井龍一元会長:
「今回の事例は非常に特異な例。噴出が制御できないのであればある意味、暴噴と言えるかもしれない」
非常に珍しいという、今回の噴出。
作業の安全対策に問題はなかったのでしょうか。
今回の事業に助成金を出しているJOGMEC=独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構は、自主保安指針の中で、蒸気などの噴出の恐れがある場合には噴出防止装置をつけなければならないと定めています。
しかし、装置をどの段階でつけるかの規定はありません。
今回、会社側もJOGMECに対し、噴出防止装置をつけると申請していましたが、深さ200mの時点では、 まだつけていませんでした。
三井石油開発の担当者:
「この井戸では、計画上は700mの深度から設置計画でした。我々の検討が不十分であった可能性もあるかと思っております」
会社側は、この地域ですでに5本の井戸を掘っていて、その実績から地下700m付近まで掘り進めた後に装置をつける予定でした。
専門家も、作業効率や費用の問題から、装置はある程度掘り進めてからつけるのが一般的だとしています。
しかし、それを住民に事前に説明しておくことが必要だったと指摘します。
北海道大学工学研究院・佐藤努教授:
「安全装置を最初からつけられない理由があるとしたら、それも説明して、その理由を理解していただいて、何メートルぐらい掘った時からやりますという理由を説明して、理解してもらうことが重要なのではないでしょうか」
蒸気は一体、いつ収まるのでしょうか。
会社側は、まず鉄板の蓋で蒸気の流れを変えた後、井戸に水を注いで温度を下げて、蒸気を止める計画です。
最終的には、セメントを入れて廃坑にする予定で、早ければ8月下旬には作業を終えたいとしています。
しかし専門家は、簡単な作業ではないと指摘しています。
日本地熱学会・糸井龍一元会長:
「硫化水素の濃度が高いというのは、ちょっと気になりますね。濃度が高いと、(作業員が)危険な状態に陥る場合があるので、安全性に気を付けて作業を進めないといけない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c06d6a3992cf1dc9a1893b39e23d5f3703597a3
(2023年7月23日 修正2 ;追記)
2023年7月20日18時11分にNHK北海道からは、噴出日以降に現場で作業していた作業員が普段と違いガスマスクを着用しなかった18日に体調不良を訴え硫化水素中毒らしいと診断されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
三井石油開発によりますと、今月18日、現場敷地内にいた作業員1人が頭痛や腹痛など体調不良を訴え医療機関を受診したところ、硫化水素中毒の疑いと診断されたということです。
会社によりますと、この作業員は蒸気が噴出した先月29日以降、現場敷地内で作業にあたっていて、これまでにも息苦しさやめまいの症状があったということです。
また、この作業員は主に会社の安全管理基準でガスマスクなどの防護具が不要なエリアでの作業を担当していましたが、普段は自主的にガスマスクを着用していて、18日は着用していなかったということです。
現場敷地内の作業員が体調不良を訴えたのは今回が初めてですが、会社は作業の内容などを明らかにしていない一方、体調不良は蒸気の噴出が原因だとして補償する方針だということです。
これで体調不良を訴えた人は16人になりますが、会社が蒸気の噴出と因果関係を認めたのは2人目です。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230720/7000059322.html
(2023年8月29日 修正3 ;追記)
2023年8月19日18時15分に読売新聞からは、8月12日から冷却水の注水を開始し19日には蒸気の噴出がほぼ収まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
蒸気の噴出がほぼ収まったことが19日、事業者の三井石油開発(東京)への取材でわかった。
噴出を抑えるために行った冷却水注入の効果とみられる。
同社によると、蒸気噴出は6月29日に始まった。
注水作業は今月12日に開始し、18日夕頃から効果が表れ始め、19日朝にはほぼ蒸気の噴出が見られなくなったという。
同社では引き続き注水を続け、今月末までに調査井戸をコンクリートで埋め戻す作業を完了させる方針。
この問題では、これまでに近隣住民など19人が体調不良を訴え、同社はこのうち2人について蒸気噴出との関係性を認めている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230819-OYT1T50157/
8月28日13時32分に産経新聞からは、井戸の埋め戻しが完了したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三井石油開発(東京)は28日、掘削した井戸をセメントで埋め戻す作業が同日午前9時ごろ完了したと発表した。
同社によると、24日から井戸の底で土台となる砂利を投入。
その上にセメントを流し込み、固まったのを28日午前に確認した。
埋め戻しに先立ち、坑内に注水して温度を下げ、蒸気の勢いを抑える作業を26日まで並行して実施していた。
https://www.sankei.com/article/20230828-FUQNETTMUZPBXFDGTJJ7WDUIHU/
2023年6月29日14時48分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時頃、岩沼市の玉浦小学校で、熱中症への対応を想定した訓練に参加していた5年生の児童が相次いで体調不良を訴えました。
訓練は校庭にいた児童が倒れたという想定で、消防が治療の優先順位を決めるトリアージを行っていたところ、呼びかけに応じなかったり頭痛を訴えたりするなど、実際に熱中症とみられる症状が確認されたということです。
消防隊員:
「本当に熱中症かもしれない・・・」
訓練に参加した児童17人のうち6人が体調不良を訴え、うち1人が仙台市内の病院に運ばれましたが、現在は帰宅したということです。
いずれも症状は軽いということです。
あぶくま消防本部 本郷亘理消防署長:
「熱中症にかかるものかと推測される環境における集団災害ということもあると改めてきょう分かったので、訓練の実施の可否について今後検証して、次の訓練の計画の参考にしたいと思う」
訓練は中止され、学校は参加した児童全員に検温や水分補給をさせて体調管理を行ったということです。
岩沼市周辺の午前11時頃の気温は27度、湿度65%で蒸し暑くなっていました。
県内では29日、このほか6人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。
例年、熱中症は屋外だけでなく室内でも多く発生しています。
特に子どもや高齢者は注意が必要で、こまめな水分補給やエアコンを適切に使用して予防に努めましょう。
【写真を見る】救急隊員「本当に熱中症かもしれない」小学校で“熱中症想定の訓練中”に児童6人熱中症の症状に「1人病院搬送」緊迫の現場で一体何が?宮城・岩沼市
https://news.yahoo.co.jp/articles/58b8ce9f0f5b7be2a4e605fa96c477bf76d20f1b
6月29日16時230分に東日本放送からは、熱い地面の上に寝そべっていた要救護役の児童などが体調不良を訴えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前10時半ごろ、岩沼市の玉浦小学校の校庭であぶくま消防本部が熱中症の患者を搬送する訓練をしていたところ、参加していた男子児童1人が熱中症の症状を訴え、病院に搬送されました。
訓練は中止され、その後、更に7人の児童が頭痛やだるさを訴え、保健室で経過を観察しました。
搬送された児童を含め、8人は軽症です。
訓練は、17人の児童が熱中症で倒れた想定で行われていて、開始から10分後に倒れる演技をしていた男子児童1人が体調不良を訴えたということです。
高橋記者:
「男子児童は訓練の搬送者役として、地面に寝そべっていたということです。この時間、地面を触ってみますと、やけどしそうなくらい熱いです」
学校では、熱中症を防ぐため、校庭に飲み物を持って行くなどの対策を取っていたということです。
https://www.khb-tv.co.jp/news/14944391
2023年6月30日15時35分にYAHOOニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タイの首都バンコクのドンムアン国際空港で29日、動く歩道を通行中の女性(57)が機械に足を吸い込まれ、切断する事故があった。
【写真】動く歩道に足を巻き込まれた女性の救助に当たる関係者ら
機械は日立製だった。
空港や地元メディアによると、事故は29日朝、国内線の旅客ターミナル内で発生した。
スーツケースを持った女性が動く歩道に乗っていたところ、何らかの原因で降り場の安全カバーが外れ、左足が機械に巻き込まれた。
女性は左膝から下を切断する重傷を負った。
動く歩道は日立製で、1996年に設置されたものだった。
空港は全ての動く歩道を停止させるとともに、事故の詳しい状況を調べている。
サイアム日立エレベーター(タイ)の担当者は、「技術者を空港に派遣し、原因を調べている」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5d7d009d1adccc3849a9f81e3a35eb382acda98
6月29日19時33分にTBS NEWSからは、つまづいて転倒した直後に巻き込まれた、定期検査は毎日実施していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
空港によりますと、29日午前、利用客の57歳の女性が「動く歩道」に乗って移動していたところ、降り口付近でつまずいて転倒。
直後に女性の左足が、機械に巻き込まれたということです。
女性は病院に運ばれましたが、左足の太ももあたりから下を切断する重傷を負いました。
事故が起きた「動く歩道」についてドンムアン空港は、「日本の日立グループが作ったもので、27年間使用されていた」と説明。
「定期検査を毎日実施していて、けさも異常はなかった」として、原因の詳しい調査を進めています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/571409?display=1
6月30日付でバンコク週報からは、3ケ月に1度の定期チェックでも問題はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女性客は左足をひどく損傷したことから、医療スタッフにより足を膝上から切断する緊急手術を受けた後、さらなる治療のためプミポン・アドゥンヤデート病院へ。
その後、バムルンラート病院へと搬送された。
被害者の家族によれば、切断された足の損傷がひどいため、再接着をした場合、感染症等で状態が悪化する可能性が高いとして、再接着は断念するよう助言されたという。
同空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)社長によれば、負傷した女性客の治療費、賠償金についてはAOTがすべて負担する。
事故が起きた動く歩道は日立製で1996年から使用されている。
3カ月に1度の定期チェックは6月21日に実施され、問題点は確認されていなかったというが、同空港ではこれまでもエスカレーターにサンダルや靴を挟まれる事故が複数回起きている。
AOTはドンムアン空港内のすべての動く歩道について2025年までに取り替えなどによる改善を予定しているが、今回の事故発生を受けて、来年度(今年10月~来年9月)に早められる可能性があるとのことだ。
https://bangkokshuho.com/thaisocial-1329/
2023年7月1日22時9分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月28日午後5時ごろ、北海道羅臼町の知床岬先端部で、環境省事業でエゾシカの捕獲事業に従事していた40代の男性作業員1人=斜里町=がヒグマに襲われてけがをしたと、環境省釧路自然環境事務所が明らかにした。
作業員は斜里町内の病院で治療を受け、左腕に2針を縫うけがなどを負ったという。
同事務所によると、ヒグマは雄の成獣(150キロ以上)と推定される。
作業員は襲われた際、持っていたクマスプレーを噴射、ヒグマは逃げたという。
現場は知床半島ヒグマ管理計画における世界自然遺産地域の核心地域。
作業員は、捕獲事業を受託した知床財団に雇用され、エゾシカの捕獲のため、台地上の丈の高い草原で気配を消しながら移動中だった。
不意な遭遇で驚いたヒグマが、防衛のために反撃に出たとみられることから、捕獲は考えていないという。
https://mainichi.jp/articles/20230701/k00/00m/040/202000c
6月30日付で環境省HPには、複数名での行動など安全対策をとっていたが、シカが逃げるため熊鈴は使わなかったなど、下記趣旨の報道発表資料が掲載されていた。
1,概要
令和5年6月28日17時頃、知床岬(羅臼町側)の台地上の草原において、環境省発注のエゾシカ捕獲事業(受託者:公益財団法人知床財団)に従事していた作業員1名(40代男性、斜里町在住)がヒグマに襲われる事故が発生しました。
この事故により、作業員は左腕部に2針を縫う傷のほか、左頬部に擦過傷などの怪我を負いましたが、斜里町内の病院で治療を受け、命に別条はありません。
なお、ヒグマに襲われた際、作業員はクマスプレーを噴射し、ヒグマはすぐにその場から逃げ出したとのことです。
ヒグマは1頭であり、オス成獣(150㎏以上)と推定されます。
事故当時、作業員はシカの捕獲作業中であり、シカが逃げてしまうことから熊鈴は使用していませんでしたが、クマスプレーの携帯やヘルメットの装着、複数名での行動などの安全対策は行っていました。
今回の事故は、知床半島ヒグマ管理計画において、世界自然遺産地域の核心地域であり、ヒグマに対する人為的介入は避けることとされている地域であることや、作業員はシカを捕獲するため、極力気配を消して移動している最中であり、見通しの悪い草原部において不意な遭遇により驚いたヒグマが防衛のため反撃に出たと考えられることから、現時点では、知床半島ヒグマ管理計画に基づく当該ヒグマの捕獲の実施は想定していません。
なお、今回の事故発生を受け、環境省発注のエゾシカ捕獲事業については一時休止とし、今後、専門家の助言も得ながら、安全管理のさらなる強化を図った上で再開時期を判断していく予定です。
2.知床岬への入域に当たっての留意事項
知床岬に入域の際は、以下の事項に留意のうえ、十分ご注意ください。
・知床岬では頻繁にヒグマが確認されていること。
・草丈が成人の肩を越えていて見通しが効かない地域があり、人とヒグマがお互いに気がつかない状況で接近し、至近距離で遭遇する危険性があること。
※ヒグマ対策の具体な内容については、『知床半島先端部地区利用の心得Webサイト』(https://www.env.go.jp/park/shiretoko/guide/sirecoco/bear02/index.html)に記載されています。
https://hokkaido.env.go.jp/kushiro/press_00063.html
2023年6月28日18時46分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時半ごろ、大阪市浪速区で、店の関係者とみられる人が「看板が倒れて、ケガ人が出ました」と交番に申し出ました。
警察や消防によりますと、4階建てのビルの屋上からテントが落下し、通りかかった60代の男性の頭に当たりました。
男性は病院に運ばれ、意識はあるということです。
警察によりますと、このテントは隣のビルの屋上で開店予定だった飲食店のものとみられ、警察がテントが落下した詳しい状況を調べています。
現場は南海電鉄のなんば駅から200メートルほどの、人通りの多い地域です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce7dbd408a78a96d03c4ceca21d06a92da9b331b
6月28日20時40分にNHK関西からは、テントはアルミ製だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時半すぎ、大阪・浪速区難波中で「ビルから落下したテントが男性の頭に当たった」と、通りかかった人から消防に通報がありました。
警察によりますと、4階建てのビルの屋上からアルミ製のテントが落下して、近くを歩いていた男性の頭に当たったということです。
男性は頭にけがをして、病院に搬送されました。
意識はあるということです。
警察によりますと、落下したアルミ製のテントは高さがおよそ2.9メートルで、警察は、テントが落下した当時の状況などを調べています。
現場は、JR難波駅から東に500メートルほど離れた、ビルが建ち並ぶ地域の一角です。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230628/2000075235.html
6月28日20時59分に産経新聞からは、最大瞬間風速19mの風が吹いていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁によると、大阪市中央区で同時刻ごろに最大瞬間風速19メートルが観測されており、署は風に飛ばされて落下したとみて調べる。
https://www.sankei.com/article/20230628-JQKNMU45HVK3ZC5NB5B4224FUY/
6月29日11時32分にYAHOOニュース(読売テレビ)からは、テントはカフェ開店のため10日ほど前に設置されたが、固定はされていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時半ごろ、大阪市浪速区難波中の4階建てのビルの屋上から縦、横3メートルのテントが落下し、付近を歩いていた60代の男性にあたりました。
男性は、頭を14針縫うケガをしました。
警察によりますと、テントは屋上で開店予定だったカフェが10日ほど前に設置していて、その後の捜査関係者への取材で、店長の女性が「テントは重しなどで固定しておらず、急な強い風で飛ばされた」と説明していることがわかりました。
落下した際、屋上では店長らが開店準備をしていて、警察は業務上過失傷害の可能性も視野に、当時の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/787beae4203428ba84a8c45ae39d762831d7da06
2023年6月27日12時29分にYAHOOニュース(nippon.com;ノンフィクション作家門田氏の寄稿文)から、『日本を救った男-吉田昌郎元所長の原発との壮絶な闘いと死』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信(再公開)されていた。
東日本大震災の際、福島第1原発事故の収束作業を現場で指揮した故・吉田昌郎元所長。
吉田氏への長時間インタビュー、多くの関係者取材を行ったノンフィクション作家が、改めて吉田元所長の闘いを振り返る。
<吉田元所長が亡くなって、2023年7月9日で10周忌の節目を迎えるのを前に、生前の闘いを報じたnippon.comの記事を再公開する(初出:2013 年8月21日、肩書きは公開時のまま)。>
「お疲れさまでした。本当にありがとうございました」
7月9日午前11時32分、吉田昌郎・福島第1原発元所長が亡くなったという一報を吉田さんの親友からもらった時、私はそうつぶやいて、胸の前でそっと手を合わせた。
吉田さんは、最後まで原子力発電に携わる人間としての「本義」を忘れず、「チェルノブイリ事故の10倍」規模の被害に至る事態をぎりぎりで回避させ、文字通り、「日本を救った男」だった。
今も東京に住み続けている一人として、吉田さんへの心からの感謝の念が込み上げてきたのである。
【国家の「死の淵」で闘い、「戦死」した男】
吉田さんは、昨年2月7日に食道がんの手術を受け、回復するかにみえたが、7月26日に今度は脳内出血で倒れ、二度の開頭手術とカテーテル手術を受けた。
しかし、がん細胞は肝臓へと転移、最後は、肺にも転移し、太腿に肉腫もでき、肝臓の腫瘍はこぶし大になっていた。
そのことを聞いていた私は、「いつかはこの日が来る」ことを覚悟していた。
吉田さんは暴走しようとする原子炉と闘い、過剰介入を繰り返す首相官邸とも闘い、時には、理不尽な要求をする東京電力本店とも闘った。
自分だけでなく、国家の「死の淵」に立って究極のストレスの中で闘った吉田さんは、58歳という若さで「戦死」したのだと私は思っている。
昨年7月に脳内出血で倒れる前、私の二度にわたる都合4時間半のインタビューを受けてくれた。
それは、あらゆるルートを通じて1年3カ月も説得作業を続けた末のインタビューだった。
初めて会った吉田さんは、184センチという長身だが、闘病生活で痩せ、すっかり面変わりしていた。
吉田さんは、それでも生来の明るさとざっくばらんな表情で、さまざまなことを私に語ってくれた。
前述のように、あそこで被害の拡大を止められなかったら、原子炉の暴走によって「チェルノブイリ事故の10倍」規模の被害になったこと、そして、それを阻止するべく原子炉冷却のための海水注入活動を行い、汚染された原子炉建屋へ突入を繰り返した部下たちの姿を詳細に語ったのである。
【官邸、東電上層部の命に反して、断固として海水注入を続行】
吉田さんは、いち早く自衛隊に消防車の要請をし、海水注入のためのライン構築を実行させ、1号機の原子炉格納容器爆発を避けるための「ベント」(格納容器の弁を開けて放射性物質を含む蒸気を排出する緊急措置)の指揮を執っている。
空気ボンベを背負ってエアマスクをつけ、炎の中に飛び込む耐火服まで身に着けての決死の「ベント作業」は、すさまじいものだった。
その決死の作業を行った部下たちは、私のインタビューに、「吉田さんとなら一緒に死ねる、と思っていた」、「所長が吉田さんじゃなかったら、事故の拡大は防げなかったと思う」、そう口々に語った。
自分の命をかけて放射能汚染された原子炉建屋に突入する時、心が通い合っていない上司の命令では、“決死の突入”を果たすことはできないだろう。
吉田さんは、彼らが作業から帰ってくると、その度に一人一人の手をとって、「よく帰ってきてくれた! ありがとう」と、労をねぎらった。
テレビ会議で本店にかみつき、一歩も引かない吉田さんの姿を見て、部下たちは、ますます吉田さんのもとで心がひとつになっていった。
吉田さんらしさが最も出たのは、なんといっても官邸に詰めていた東電の武黒一郎フェローから、官邸の意向として海水注入の中止命令が来た時だろう。
「官邸がグジグジ言ってんだよ! いますぐ止めろ」
武黒フェローの命令に吉田さんは反発した。
「なに言ってるんですか! 止められません!」
海水注入の中止命令を敢然と拒否した吉田さんは、今度は東電本店からも中止命令が来ることを予想し、あらかじめ担当の班長のところに行って、「いいか、これから海水注入の中止命令が本店から来るかもしれない。俺がお前にテレビ会議の中では海水注入中止を言うが、その命令は聞く必要はない。そのまま注入を続けろ。いいな」。
そう耳打ちしている。
案の定、本店から直後に海水注入の中止命令が来る。
だが、この吉田さんの機転によって、原子炉の唯一の冷却手段だった海水注入は続行されたのである。
多くの原子力専門家がいる東電の中で、吉田さんだけは、原子力に携わる技術者としての本来の「使命」を見失わなかったことになる。
【最後まで現場で闘った「フクシマ69」】
2011年3月15日早朝、いよいよ2号機の格納容器の圧力が上昇して最大の危機を迎えた時、吉田さんは「一緒に死んでくれる人間」の顔を一人一人思い浮かべ、その選別をする場面を私に語ってくれた。
吉田さんは指揮を執っていた免震重要棟2階の緊急時対策室の席からふらりと立ち上がったかと思うと、今度はそのまま床にぺたんと座り込んで頭を垂れ、瞑想を始めた。
それは、座禅を組み、なにか物思いにふけっているような姿だった。
「あの時、海水注入を続けるしか原子炉の暴走を止める手段はなかったですね。
水を入れる人間を誰にするか、私は選ばなければなりませんでした。
それは誰に“一緒に死んでもらうか”ということでもあります。
こいつも一緒に死んでもらうことになる、こいつも、こいつもって、次々、顔が浮かんできました。
最初に浮かんだのは、自分と同い年の復旧班長です。
高卒で東電に入った男なんですけど、昔からいろんなことを一緒にやってきた男です。
こいつは一緒に死んでくれるだろうな、と真っ先に思いました…」
生と死を考える場面では、やはり若い時から長くつき合ってきた仲間の顔が浮かんだ、と吉田さんは語った。
「やっぱり自分と年嵩(としかさ)が似た、長いこと一緒にやってきた連中の顔が浮かんできましてね。
死なせたらかわいそうだなと思ったんですね。
だけど、ここまできたら、水を入れ続けるしかねぇんだから、最後はもう諦めてもらうしかねぇのかな、と。
そんなことがずっと頭に去来しながら、座ってたんですね…」
それは、壮絶な場面だった。
この時、のちに欧米メディアから“フクシマ・フィフティ(Fukushima 50)”と呼ばれて吉田さんと共に現場に残った人間は、実際には「69人」いた。
どんなことになろうと、俺たちが原子炉の暴走を止める―。
その思いは、事故に対処した福島第1原発の現場の人間に共通するものだっただろう。
こうして、あきらめることのない吉田さんたちの格闘は、ついに福島が壊滅し、日本が「3分割」される事態を食い止めた。
【津波対策にも奔走していた矢先に発生した大震災】
吉田さんの死後、反原発を主張するメディアが、「吉田は津波対策に消極的な人物だった」というバッシングを始めたことに私は驚いた。
それは、まったく事実に反するからだ。
吉田さんは、2007年4月に本店の原子力設備管理部長に就任した。
その時から、津波について研究を続けている。
土木学会の津波評価部会が福島県沖に津波を起こす「波源」がないことを公表し、日本の防災の最高機関である中央防災会議(本部長・総理大臣)が、「福島沖を防災対策の検討対象から除外する」という決定を行っていたにもかかわらず、吉田さんは明治三陸沖地震(1896年岩手県三陸沖で発生、津波による犠牲者が約2万2000人)を起こした波源が「仮に福島沖にあった場合はどうなるか」という、いわば“架空の試算”を行わせた。
これによって「最大波高15.7メートル」という試算結果を得ると、今度は、土木学会の津波評価部会に正式に「波源の策定」の審議を依頼している。
さらに吉田さんは、西暦869年の貞観(じょうがん)津波の波高を得るために堆積物調査まで行い、「4メートル」という調査結果を得ている。
巨大防潮堤の建設は、簡単なものではない。
仮に本当に大津波が来て巨大防潮堤にぶち当たれば、津波は横にそれ、周辺集落へ大きな被害をもたらすことになる。
巨大防潮堤は、海の環境も変えてしまうので、漁業への影響ほか「環境影響評価(環境アセスメント)」など、クリアしなければいけない問題もある。
吉田さんは、津波対策に「消極的」どころか、その対策をとるため、周辺自治体を説得できるオーソライズされた「根拠」を得ようと、最も「積極的」に動いた男だったのである。
しかし、その途中でエネルギー量が阪神淡路大震災の358倍、関東大震災の45倍という、どの学会も研究機関も予想し得なかった「過去に類例を見ない巨大地震」が襲った。
福島第1原発の所長となっていた吉田さんは、自らの命を賭けてこの事故と闘った。
吉田さんのもと、心をひとつにした部下たちが放射能汚染された原子炉建屋に何度も突入を繰り返し、ついに最悪の事態は回避された。
吉田さんが、「あの時」「あそこにいた」からこそ、日本が救われたのである。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d43892b04225cd55beb631eb8e8d372b49de53b2?page=1
(ブログ者コメント)
〇当時の報道を思い起こせば、確かに、「吉田氏は本店勤務時代に津波対策の責任者だったのに大津波への対応を怠った・・・」的な報道がメディアから繰り返し流され、ブログ者もそれを信じていた。
〇巨大防潮堤を作ると、それた波が周辺の集落に大きな被害をもたらすという件、千葉県では利根川の流れによって津波がそれ、銚子は無事だったが隣の飯岡などに大きな被害をもたらした・・・それと相通じるところがあると感じた。
〇それにしても、権力者の思いつきに振り回され、あの時、海水注入を停止していたら・・・。
考えるだに恐ろしい。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。