







2023年4月10日16時43分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時20分ごろ、三重県度会町火打石の林道で、近くに住む60歳の会社員の女性が1人で散歩をしていたところ、猟犬4頭に襲われました。
警察によりますと、女性は耳をかみちぎられるなどの大けがをして病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
女性を襲った猟犬4頭はいずれも中型の雑種で、地元の猟友会のメンバーの67歳の飼い主の男性が、別の1頭を合わせた5頭でイノシシの駆除にあたっていました。
猟犬の鳴き声が聞こえたため男性が駆けつけたところ、けがをした女性を見つけ、車で携帯電話の電波が届く場所まで移動し、通報したということです。
町によりますと、町内ではイノシシなどが農作物を食い荒らす被害が出ていたため、猟友会に駆除を依頼し、男性にも許可を出していたということです。
また町内では、ふだん害獣の駆除が行われる際に、住民に対し、特に周知はしていないということです。
男性は現場となった林道付近の山に、これまで何度も駆除のために訪れていたということで、NHKの取材に対し、「なぜ犬たちが女性をかんだのかはわかりませんが、女性には申し訳ないです。けがからの回復を祈っています」と話していました。
警察は、飼い主の男性に話を聞くなどして、安全管理に問題がなかったかなど、当時の状況を詳しく調べています。
三重県猟友会によりますと、県内ではおととしにも、鳥羽市で狩猟中の猟犬が旅館の敷地内に入り、観光客にけがをさせる事故が発生したということで、猟友会は「ハンターに猟犬の管理の徹底を呼びかけ、再発防止に努めたい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230410/k10014034101000.html
4月10日21時49分に読売新聞からは、頭部にも骨が見えるほどの傷を負った、飼い主の男性は犬が獲物と勘違いしたと思うと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県度会町の町道で9日午前、散歩中の女性(60)が猟犬に襲われて重傷を負った問題で、県伊勢保健所の職員は10日、同町に住む飼い主の男性(67)宅を訪れて、発生時の状況や猟犬の飼育状況などの聞き取りを行った。
県警伊勢署も、業務上過失致傷容疑も視野に、男性から事情を聴いている。
男性は9日午前10時半頃から、度会町火打石で雑種の2~16歳の中型犬(体高約60センチ)5匹を連れて、イノシシなどの駆除を実施。
同11時20分頃、猟犬がほえて合図したため、男性が確認すると、4匹が女性を襲っていたため、引きはがして119番した。
女性は頭と腕をかまれて片耳を失ったほか、頭部には約10センチ四方の傷があり、骨が見えるほどの状態だったという。
伊勢保健所衛生指導課の職員が10日、猟犬7匹を飼う男性宅を訪ねて、飼育環境を視察し、9日の状況を聞き取った。
男性は「犬が猟で獲物と勘違いしたと思う」と説明。
10日に犬を獣医師に診せた上で、狂犬病の検査を受けさせたとし、結果は1週間後に判明する見通し。
予防注射などは済んでおり、現段階で、飼育に関しては手続きや法律上の問題はないという。
犬のかみつき事故などを管轄する県食品安全課によると、けがを負わせた猟犬は殺処分にはならない。
動物愛護法に基づき、再度しつけて、猟に使うことができるという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230410-OYT1T50343/
2023年4月8日0時47分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後5時25分ごろ、大阪府吹田市西の庄町の「アサヒビール吹田工場」の倉庫で、エレベーターの点検作業をしていた男性から「8メートルぐらいの高さから転落した」と119番があった。
男性はエレベーターの縦穴内に落ちていたところを消防に救出されたが、直後に容態が急変して心肺停止となり、搬送先の病院で死亡が確認された。
大阪府警吹田署によると、亡くなったのは、エレベーター会社社員の松阪さん(41)=堺市北区。
倉庫内の大型エレベーターで異常を検知し、点検作業などをしていたとみられる。
松阪さんは、一緒にいた他の作業員が別の現場に向かったため、転落時は一人で作業しており、本人が119番した。
倉庫2階に止まったエレベーターの上部で倒れており、消防が駆け付けた際には呼びかけに応じていたという。
同署は詳しい事故の状況とともに死因を調べる。
https://www.sankei.com/article/20230408-Z3U55NMX4RI7VGDIPZJSUNP27I/
2023年4月7日18時26分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時半ごろ、新居浜市惣開町にある住友化学愛媛工場新居浜地区のプラントから、作業をしていた男性がけがをしたと消防に通報がありました。
消防が駆けつけた時、機械の下敷きになっていた男性はすでに救出され、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
亡くなったのは住友化学の下請け会社の会社員で新居浜市篠場町の近藤郎さん(41)です。
警察によりますと、このプラントは養鶏で使う飼料の添加物を作る工場で、近藤さんは数人で高さ1.8メートル、重さ2.4トンの機械を台車で移動する作業をしていたということです。
警察は、機械が倒れた原因など、当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20230407/8000015652.html
4月7日18時14分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、熱交換機を移動させていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜市内の工場で7日、移動させていた機械の下敷きになり、男性会社員が死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは新居浜市篠場町の会社員・近藤さん(41)です。
事故が発生したのは新居浜市にある住友化学愛媛工場の新居浜地区のプラントで、7日午前9時50分頃に消防を通じて警察に通報がありました。
近藤さんは孫請け企業に務め、台車に乗せて移動させていた熱交換器が倒れて下敷きになったということです。
搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察は、機械を運ぶ際にバランスが崩れたと見て、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/770298bb189a85a21133ec50bb5be220a2096c82
2023年4月6日7時56分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年3月に起きた福島県沖を震源とする地震で、釜石市民体育館の鉄骨を支えるボルトが折れる事故がありました。
釜石市の事故調査委員会は、建設工事中にもボルトが破損する事案があったにもかかわらず、十分な対応が行われなかったことなどが原因だったとする報告書をまとめました。
去年3月、釜石市で震度5弱を観測した福島県沖を震源とする地震で、釜石市民体育館の屋根の鉄骨の接合部分を止めるボルト4本が折れて落下し、市は事故調査委員会を設置して原因を調べてきました。
調査委員会が先月まとめた報告書によりますと、体育館では、工事中にも屋根の鉄骨の接合部分を止めるボルトが破損する事案が発生していたということです。
この時、施工業者から「このままでは工事の安全が保たれない」と申し出がありましたが、設計業者や市は迅速な対応を行わず、関係者の間で十分な協議がされなかったということです。
報告書では、建築基準法上の違反はなかったものの、市や業者間のコミュニケーション不足を指摘し、再発防止策として、工事中に突発的な事案が起きた際には、迅速な対応と協議ができる体制を整えることを求めています。
事故のあと、体育館は休館となっていましたが、設計業者と施工業者がおよそ1000万円を負担して補修工事を行い、去年9月に再開しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230406/6040017301.html
※去年3月28日付で釜石市のHPには、事故箇所は主要構造部ではなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。
去る3月16日未明に発生いたしました福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震により、当市においても震度5弱を観測いたしました。
これを受けて、市内の各施設の被害状況を早急に調査した結果、鵜住居町の釜石市民体育館におきまして、屋根を支える非構造部材の一部箇所において、鉄骨をつなぎとめるボルトが破断・落下していることを確認しました。
事故箇所が主要構造部ではないことから、今すぐの崩落の危険性はないのもと思われるものの、市といたしましては、市民をはじめとする利用者の皆様の安全を第一に考え、当面施設を休館することといたしました。
現在は、事故調査委員会を設置したうえで、体育館の建設にあたった設計、施工業者を交えて原因の究明と、今後の対応策の協議を行っているところであります。
https://www.city.kamaishi.iwate.jp/docs/2022032800012/
2023年4月7日10時49分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌・白石警察署は6日、札幌市白石区流通センターの会社の敷地で男性がフォークリフトを整備中に足を挟まれ重傷を負う事故があったと発表しました。
警察によりますと、6日午後5時過ぎ、1人でフォークリフトを整備していた男性が車体と荷物を持ち上げるリフトの間に足を入れたところ、突然フォークリフトが動き出し、そのまま足を挟まれたということです。
男性は搬送時、意識はありましたが、右足首を切断する可能性がある重傷を負ったということです。
警察は、男性が作業手順を間違えたのが原因とみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28765dc34ed2714a53617fb15f5a2d51c13c0e75
4月7日8時2分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、リーチと呼ばれる部分に右足を挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後5時ごろ、1人でフォークリフトの点検作業をしていた30代の男性従業員がけがをしたと、同僚が救急通報しました。
警察によりますと、男性は荷物を持ち上げるために稼働する「リーチ」と呼ばれる部分に右足を挟まれたとみられ、搬送時、意識はありましたが、右足首の切断の大けがとみられています。
まだ男性本人から話を聴ける状況にないため、これ以上の詳しい状況はわかっていません。
現場の会社は、フォークリフトなどの販売、リース、メンテナンスなどを行っていて、警察は、男性の状態が安定するのを待ち、事故の原因や会社の安全管理体制などを調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fe5ecf947fc647cccdbf7d30844652928c1606c
(ブログ者コメント)
「リーチと呼ばれる部分に挟まれた」と報じられている件、調べてみたところ、そんな名称の部位は見当たらなかった。
ただ、立ったまま操作する「リーチ式フォークリフト」の説明で、マストとツメが前後に伸び縮みするという記事が見つかった。
もしかすると、手前に動いてきたマストと運転台の間に挟まれたということかもしれない。
当該記事(フォークリフト専門店のHP)は下記参照。
https://p-c-s.co.jp/blog/rental-180521
2023年4月6日11時58分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後9時30分ごろ、愛知県東海市東海町の日本製鉄名古屋製鉄所内にある富士スチールワークの工場で、50代くらいの男性作業員が、クレーンと大型のコイルに挟まれ、死亡した。
東海署によると、事故があった工場では、別の場所で製造された工業用コイルを、機械などを使って梱包していた。
コイルの重さは約11トンで、事故当時、工場内では亡くなった男性を含めて7人が作業していた。
同僚男性が、コイルを移動させるために動いていたクレーンの方に向かう男性を目撃。
止めに行ったところ、男性がクレーンとコイルの間に挟まれているのを発見した。
https://www.chunichi.co.jp/article/667347
4月6日7時38分にNHK東海からは、死亡した作業員はクレーン操作担当だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日夜9時半頃、東海市東海町の日本製鉄名古屋製鉄所構内の大型の工業用コイルをこん包して出荷する工場で、作業員の男性がコイルとコイルを移動させるためのクレーンに挟まれているのを同僚が見つけました。
作業員の男性は50代くらいで、病院に搬送されましたが、1時間あまり後に死亡が確認されました。
警察によりますと、クレーンは2本のアームでコイルを固定し、天井のレールに沿って移動させるもので、男性はクレーンの操作を担当していたということです。
警察が男性の身元の確認を進めるとともに、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230406/3000028519.html
2023年4月5日18時12分にYAHOOニュース(びわ湖放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、甲賀市西部学校給食センターから、「人が、コンテナの下敷きになっている」と消防に通報がありました。
警察によりますと、事故当時、重さが200キロある、給食を入れるためのコンテナが何らかの理由で動き出し、コンテナの修理をしていた男性1人が止めに入ろうとしましたが、コンテナが倒れ、男性は、その弾みで下敷きになったということです。
この事故で、コンテナの下敷きになった甲賀市甲賀町の設備業・原口さん69歳が病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
甲賀市によりますと、西部学校給食センターでは、今月11日から学校給食が始まるのを前にメンテナンスが行われていて、原口さんは、委託を受けてコンテナのキャスターの修理を担当していたということです。
警察は、コンテナが動き出した理由など、事故の原因について詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/35709e2701310a2e00f3ed4092f29ce1b459481a
4月5日17時16分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、コンテナと一緒に90cm下に落下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前10時50分ごろ、滋賀県甲賀市水口町山上の市西部学校給食センターで、同市甲賀町櫟野、設備業の男性(69)が給食用のコンテナ(約200キロ)の下敷きになっているのが見つかった。
男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
滋賀県警甲賀署によると、コンテナは食器運搬用で、男性はコンテナの車輪の修理をしていた。
何らかの理由で台の上にあったコンテナと一緒に90センチ下に落下し、下敷きになったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e380e7917761cb5f68f861cc23d3b36ca5c3bca
(ブログ者コメント)
200kgもあるコンテナ。
どのようなものか調べたところ、川崎市中部学校給食センターのHPに、配送車から2人がかりで降ろされているコンテナの写真が掲載されていた。
甲賀市のコンテナも同じようなものかもしれない。
2023年4月4日19時34分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後5時18分ごろ、糸島市前原中央で「建物が崩れて中から助けてという声がする」と消防に通報がありました。
警察によりますと、解体作業中のビルの一階で作業をしていた男性の足に鉄の支柱があたり、身動きがとれなくなっていたということです。
男性は救助され、福岡市内の病院に搬送されたということで、意識はあり、命に別状はないということです。
現場は、郵便局や銀行、それに飲食店が建ち並ぶ糸島市の中心部で、JR筑肥線の筑前前原駅から北東におよそ400メートルの場所です。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20230404/5010019828.html
2023年4月4日18時9分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後2時15分ごろ、新潟市西区黒島の天然ガスなどを取り扱っている会社の敷地内で、ヨウ素を抽出する高さ10mほどの建物脇に男性が倒れていると消防に通報がありました。
倒れていたのは、この会社の従業員の40歳男性で、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、高さ10mほどの建物には登れるようにはしごのような足場が付いていて、倒れていた男性の周りにはヘルメットとバインダーが落ちていたということです。
警察は、男性が作業中に転落したとみて、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c6d83ece0361bde8f92973599931f32072b002b
4月4日18時30分にTBS NEWS(新潟放送)からは、ヨウ素抽出タワーと呼ばれる大型のタンクのそばで発見されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市の化学メーカーの工場で、4日午後2時ごろ、従業員の男性が倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で亡くなりました。
警察は、周囲の状況から、男性が高所作業中に転落したと見ています。
事故があったのは、新潟市西区にあるTアーステック黒埼事務所の敷地内です。
警察によりますと、4日午後2時ごろ、この会社の従業員が地面に倒れている40代の男性従業員を発見し、消防に通報しました。
男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
男性が倒れていた脇には、高さ10メートル以上あるヨウ素抽出タワーと呼ばれる大型のタンクがあり、また、男性が倒れていた付近には、メモやヘルメットが落ちていました。
警察は、周囲の状況から、男性がタンク上部での作業中に誤ってタンクの足場から転落したと見ています。
警察は、詳しい事故の状況や原因について調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/416312?display=1
(ブログ者コメント)
グーグルアースで調べてみたところ、当該工場で高さ10m以上のタンクといえば、これしか見当たらなかった。
2023年4月3日21時36分付で環境金融研究機構のHPに下記趣旨の記事が掲載されていた。
関西電力は3日、京都府舞鶴市の舞鶴発電所で3月中旬に起きた火災について、バイオマスサイロ内に貯蔵していたバイオマス燃料の一部が、発酵・酸化して発熱して可燃性ガスを発生させ、発熱していたサイロ内の同燃料の自然発火によって、可燃性ガスが引火したとの判断を示した。
バイオマス燃料による火災事故は各地で相次いでおり、各電力会社の管理問題と共に、バイオマス発電そのものの安全性問題が課題となっている。
(写真は、燃え上がる関電舞鶴火力発電所の様子=京都新聞より)
関電舞鶴発電所の火災は、3月14日夜、木質ペレットなどのバイオマス燃料を貯蔵する施設「バイオマスサイロ」の周辺で起きた。
舞鶴市消防本部によると、火災は発生から約10時間半たった15日午後8時30分ごろに鎮火した。
同発電所は石炭火力発電で、バイオマス燃料は混焼用に活用していた。
https://rief-jp.org/ct10/133551?ctid=
関電の火災事故分析によると、
①バイオマスサイロ内にあるバイオマス燃料の一部が、発酵・酸化して発熱するとともに、可燃性ガスが発生
②サイロ内およびバイオマス燃料をボイラへ運搬する設備内に可燃性ガスが滞留
③発熱が進んだサイロ内のバイオマス燃料が自然発火し、それが可燃性ガスに引火した
としている。
バイオマス発電からの火災事故では、今年元旦に大阪ガスの千葉・袖ケ浦バイオマス発電所で燃料サイトから火災が発生した。
同発電所では、4つあるサイロのうち、1つからは木質バイオマス燃料を搬出済み、もう一つから搬出作業中、他の2つでは白煙は消えたが、引き続き消火作業を継続中としている。
火災発生から3カ月が経過した現在でも、完全消化には至っておらず、バイオマス燃料の取扱いの難しさを象徴する事例となっている。
また昨年9月には、JERAの常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)で、輸入燃料による火災事故が発生している。
構内のバイオマス受入施設(ホッパー建屋)から煙が発生。
消防による消火活動によって、火は約7時間半後に鎮火確認された。
燃料は三井物産がベトナムから輸入したとされる。
https://rief-jp.org/ct4/130119
2020年10月には、北九州市若松区のオリックスグループの「響灘エネルギーパーク合同会社」運営のバイオマス発電所で、発電所に燃料を運ぶベルトコンベアから出火し、4時間後に鎮火した。
このほか、南九州の木質バイオマス発電所で、不純物によるクリンカー発生でのボイラートラブルが頻発したほか、関東の発電所でも発電所へ燃料を運ぶコンベヤで、不純物が原因とみられるトラブルの発生が起きたとの報告が相次いでいる。
https://rief-jp.org/ct4/107574
関電の舞鶴発電所は石炭火力発電で、バイオマス燃料は混焼用に活用している。
1、2号機合計出力180万kWの発電能力を持つ。
3月15日に鎮火を確認後、2号機は同18日にバイオマス燃料消費のために 一時的に運転し、20日に運転を再開している。
同火災では、延べ面積が490㎡の「バイオマスサイロ」2基がそれぞれ全焼したほか、周辺の設備も焼損した。
バイオマス発電の燃料となる輸入木質バイオマス燃料は、昨年、ベトナム産で大規模な認証偽装が発覚する不祥事も起きている。
しかし、所管官庁の経済産業省は、燃料偽装の実態調査を十分に行わないままの状態を続けている。
各地で相次ぐバイオマス燃料の火災事故は、こうした「不良品燃料」が原因とみられるケースのほか、バイオマス燃料からの自然発火による共通要因での火災も起きている。
自然由来の燃料を大規模に貯蔵する同発電の仕組み自体に、燃料の偽装にし易さや、自然発火を招く等の不具合要因があるとの指摘もある。
https://rief-jp.org/ct10/129368?ctid=
相次ぐ火災事故の発生は、発電所内にとどまらず、近隣への影響も懸念される。
また、いったん火災が発生すると、大阪ガス系の袖ケ浦発電所のように、鎮火までに長期間かかるほか、その間の発電が途絶えてしまうリスクも顕在化している。
だが、経産省や、同省所管の固定価格買取制度(FIT)調達価格等算定委員会(委員長:高村ゆかり東大未来ビジョン研究センター教授)も、こうしたリスク面の評価には明確な姿勢を示していない。
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2023/pdf/20230403_1j.pdf
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2023/pdf/20230315_2j.pdf
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230315/2000071844.html
https://rief-jp.org/ct12/134147
2023年4月3日14時11分にYAHOOニュース(Merkmal)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【交通事故での重傷化防ぐ】
フィンランド首都のヘルシンキが全域30km/h規制を採用し、2021年には年間の歩行者が関連する死亡事故がゼロ件になったのは大きな話題だ。
大都市で年間死亡事故ゼロを実現することは無理であるという固定観念を変えたことも後押ししたのだろう。
2021年1月にはベルギーの首都ブリュッセル、8月にはパリ、さらにはロンドンやウェールズでも採用されてきた。
もちろん、幹線道路等の都市の重要路線は除外しているのが一般的だ。
東京で例えれば、山の手線内側を全域30km/h規制とし、首都高などの一部の主要幹線道路を50km/h規制としたと考えると分かりやすい。
また、都市だけではなく、2021年5月には、スペインが基本、全国を対象として実施(中央線がない区間は20km/h規制)、フランスも200以上の都市で導入が進むという。
日本では、実勢速度との乖離(かいり)を小さくするため、規制速度の上限を上げる動きもみられ、先進諸国とは大きく状況が異なる。
規制速度の上限を30km/hとしているのには、大きな意味がある。
今後も人とクルマの共存は不変であり、人とクルマが30km/hで衝突した場合には、10人に1人の割合で重傷化し、50km/hで衝突した場合には、半数の歩行者が重傷化すると報告されている。
また、世界では衝突事故の48%は速度超過が原因と言われている。
信号交差点が多い都市部では、自動車の旅行速度(信号待ちや渋滞による停止を考慮した速度)は15~25km/h程度のため、主要な道路への影響は少ないという考えが一般的だ(ただし、パリでは施行前にはタクシー事業者からの大きな反対運動もあったと聞く)。
ブリュッセルでは、1年後には騒音が大きく低下したとの報告もあり、ロンドンでは、タイヤやブレーキの摩耗による粒子状物質の排出量の減少も期待されており、環境への影響低減にも効果的な対策だ。
【歩行者関連事故が激減したロンドン】
ロンドンは、ロードプライシングの内側エリア全域を制限速度20mph(約32km/h)とした予防安全対策に取り組んでいる。
東京に例えると、山手通り内や環七内側全域を制限速度30km/hとするような大規模な対策だ。
・・・
【誰もが見られるロンドンの交通事故状況】
オープンデータ化が進んでいることで有名なロンドンは、交通事故分野でも同様だ。
市内の交通事故の状況を一目で把握できるダッシュボードをウェブサイトで公開し、過去からさかのぼっての傾向を誰もが知ることができる。
・・・
【ロンドンは2041年に死亡・重傷事故ゼロ目指す】
ロンドンでは、2041年に死亡事故と重傷事故をゼロにする「ビジョンゼロ計画」を策定している。
死亡事故だけではなく、重傷事故をゼロにするという野心的な計画だ。
2024年までには市内の30km/h規制対象区間(ゾーン30)を倍増する予定であり、この3月にも、さらに5つの地区に対して28kmを超える路線長でゾーン30を拡大していくそうだ。
併せて、年間100万件のスピード違反に対応できるよう、道路交通マネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に推進、加速していく構えだ。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/62677cf36ae29662abf955ee24c02b2ff2389c14
2023年4月3日17時33分にTBS NEWS(長崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日朝、諫早市のコンクリート製品工場で、50代の男性作業員が砂を溜めたタンクの中で発見されました。
男性は病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、諫早市多良見町でコンクリートブロックなどを製造している会社の54歳の男性作業員です。
消防などによりますと、3日午前7時15分頃、同僚から「男性作業員が砂に埋まっている」と119番通報がありました。
消防が駆け付けたところ、工場内の縦・横4メートル、高さ7メートルの骨材砕土を貯蔵しているタンクのなかで、ほぼ全身が砂に埋まった状態の男性を発見。
諫早市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
この工場ではコンクリートブロックなどを作っていて、タンクの中には材料となる砂が入っており、作業員が中に入って砂をならす作業を行うことがあったということです。
警察は当時の状況や原因を詳しく調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nbc/413975?display=1
4月4日付で毎日新聞長崎版からは、タンクの中央付近で立っている状態で埋っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前7時35分ごろ、諫早市多良見町にあるM産業のコンクリートブロック製造工場の従業員から「作業員が砂に埋まっている」と119番があった。
駆けつけた消防隊員らが砂を掘り出して、長崎市江川町、同社社員、村山さん(54)を救出したが、搬送先の病院で死亡が確認された。
諫早署によると、村山さんは同日午前6時50分ごろに出勤し、セメントの材料の砂を貯蔵する施設付近で作業していたらしい。
施設は縦横約4メートルで高さが約7メートル。
砂は半分くらいまで入っており、村山さんは中央付近で立っている状態で埋まっていたという。
同署が詳しい原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20230404/ddl/k42/040/317000c
4月3日20時25分にNHK長崎からは、死亡した人は砂をならすため貯蔵庫の中に入ることがあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
村山さんは砂をならす作業をするために貯蔵庫の中に入ることがあったということで、警察は作業中に巻き込まれたとみて原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20230403/5030017608.html
2023年4月2日11時0分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から下記趣旨の記事が、現地の写真付きでネット配信されていた。
東日本大震災による福島第一原発の事故から12年経った現在。
原子力発電所を有する全国の自治体では、原発災害時の避難道路が整備されつつある。
日本原子力発電所がある福井県敦賀市近辺にも、原発事故が起きた時の事故制圧や避難用の道路が県や市によって続々と開通した。
2022年春に開通した市道西浦2号線鈴ケ崎トンネルもその一つだ。
【駐車をしないよう側溝のフタを外してほしい】
敦賀市在住のAさんが体験した「落とし穴事故」は昨年11月13日、その鈴ケ崎トンネルのすぐ近くで発生した。
「その日はマツダデミオで敦賀市色浜近辺の県道141号線を北(鈴ケ﨑トンネル)に向かっていました。
ふと気づくと、後ろから接近してくるクルマがいたので、先に行かせようと思ったんです。
煽られている雰囲気ではなかったのですが、『追いつかれた車両の義務』(道路交通法第27条)のことが頭に浮かんだので、これはよけるべきだと。
しかし、色浜周辺はずっと海沿いの片側一車線で、左側は路肩も狭く…。
やっと左前方に見えてきたのが、事故現場となった空き地でした。
左ウィンカーを出して空き地に入ろうとした瞬間、落とし穴に落ちたような強い衝撃を感じました。
ガガッ、ゴゴッという、下回りをぶつけた鈍い音もしました。
その時点で、後続車は一気に加速して私の車を追い抜いていきました」
Aさんの愛車は、空き地の入り口近辺の路肩にずっと連なる「フタのない側溝」に落ちたのだ。
その後、すぐにハンドルを切ったため、元の道路に戻ることができたものの、車には傷がついた。
Aさんが続ける。
「運転席からフタが飛び飛びになっていることなど確認できなかったばかりか、一部フタで覆われている部分もあり、混乱しました。
車を空き地に入れようとした時に初めてそれが確認できましたが、まさにトラップ。
道路の左脇にある空き地に入るには必ずその側溝を横切るわけですが、入口には進入禁止や立ち入り禁止などの警告看板やポールも何もありませんでした」
Aさんの車はコンクリートでできた固い側溝で激しく損傷したため、その修理代は約60万円と高額なものになってしまった。
「道路の欠陥による事故ではないか、と考えたので、事故の翌日、福井県庁の土木部道路建設課にメールを送りましたが、数週間経っても何の反応もなかったんです。
それで、敦賀市役所など様々なところに問い合わせて、鈴ケ崎トンネル手前の側溝は福井県の管轄だとわかりました。
結局、事故現場の道路を管理している土木事務所の担当者と現場確認に行けたのは、事故から1ヵ月半が経過していました」
そして、Aさんは担当者の指示によって、管理者である県知事へ損害賠償の申し立てを行う申立書を提出した。
上記の情報をキャッチして、事故現場の道路を管理していた「嶺南振興局敦賀土木事務所」を取材した。
「あの場所の側溝のフタがなぜ外されていたのか」と質問すると、担当者からは耳を疑う驚愕の理由が語られた。
「フタを外したのは地元からの要望です。
釣り客がたくさん訪れて、道路沿いに何台も違法駐車をする。
駐車をしないよう側溝のフタを外してほしいという要望にこたえたものです」
これにはびっくりである。
側溝のフタを外して、わざと危険な状態にして駐車をさせないようにしていた…ということなのか?
後日、福井県の担当者より「わざと危険な状態にした」という発言を訂正する説明は受けたが、結局、なぜフタを外していたかについては、いまだに説明はない。
「そもそも、あそこは退避所ではなく、鈴ケ崎トンネルを作る前に通っていた昔の道路で、工事の資材などを置いていた場所です。
一般車両が入る想定はしていませんでした」
「退避所ではない」「一般車が入る想定はなかった」とはいうものの、進入禁止の掲示はなく、ポールやロープで入口がふさがれていたわけでもない。
開通から2ヵ月、2022年5月に撮影されたストリートビューの写真には、側溝にはまった際についたと思われる複数のタイヤ痕が写っている。
また、トンネルの入り口には駐車禁止の標識がかすかに見えるが、現場は駐停車禁止ではない。
左脇の空き地にちょっと車を寄せて停車することは、不自然ではないだろう。
【60万円以上の損害に対して33000円の賠償で済むのか】
その後、Aさんのもとには、申立書の提出から約2ヵ月経過した今年2月下旬に、やっと損害賠償に関する連絡が福井県道路保全課の担当者から届いた。
「ひどい話ですよ。
まず、保険会社の言い分は、車の時価が支払いの最大なので『11万円』ですと。
さらに(Aさんのケースは)ドライバーの前方不注意による事故だから、私に7割の過失がある。
また、あの場所は待避所ではない。
側溝は『道路構造令によって75cmの路肩の外側に設置されたものだから、フタがなくても問題ない』とも言われました。
フタを外していた理由も、はっきりとは答えてもらえませんでした」
つまり、写真に示す道路に置き換えれば、白線(車道外側線)から幅75㎝以上路肩として確保しなければいけないが、それは確保されていて、それより外側は道路とはみなされない。
つまり、側溝のある場所は道路外にあたるので、仮にフタがとれている部分があっても、県として道路の安全管理を怠ったとは言えない、という言い分なのだ。
福井県側が伝えてきた、道路管理の不備で発生した損害を「時価」で支払おうとすること自体、極めて異例で、また「ドライバーの前方不注意」という指摘も大いに疑問が残る。
そもそも、運転席からフタのない側溝が続いているのが見えていたら、運転手はその場所を横切ろうとは思わないだろう。
前方に注意して安全だと思ったから空き地に車を寄せたのである。
福井県は、60万円以上の損害を受けたAさんに対して、『Aさんの過失が7割』という理由で、わずか33000円の賠償で済ませようとしていることになる。
福井県の道路保全課に改めて聞いてみたところ、「道路の保険で対応することになりますが、金額については折り合いがついていないので、再度検討しているところです」という返答があったが、「Aさんの過失が7割」という言い分は、不条理だろう。
現場は今、どうなっているのか。
『この先路肩注意』という看板がトンネルのはるか手前に立てられているのみで、空き地への進入を禁止する道路標識もなく、ポールなども一切ない。
『この先路肩注意』という看板だけでは、運転手は結局、何に注意すればよいのかわからない。
今まで通り、空き地にも自由に入れることから、今後も同様の事故が起きる可能性はあるだろう。
「危険箇所を放置し続けることに対してもそうですが、危険箇所の放置を理由にもならない理由で正当化しようとする態度に、より一層の怒りを覚えます」(Aさん)
原発事故を回避するための道路なのに、落とし穴事故の回避には無頓着。
重大な事故が新たに発生しないことを願うばかりだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d7fda7899f2c31b157572888a6f3b431d3ff2b2
(2023年4月20日 修正1 ;追記)
2023年4月19日12時44分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、区長会長と県はレジャー客対策ではなく排水能力を上げるために蓋を外したと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
・・・
なぜ、このような事態になっているのでしょうか?
現地へ向かいました。
現場は、福井県敦賀市の県道141号線。
美しい敦賀湾を臨むツーリングコースとしても人気ですが…。
現場は事故の後、一変。
県により、注意を呼び掛ける看板や、ポールなどが設置されていました。
事故が起きた付近の側溝の穴には、細い木の板が渡され、その上には、コンクリートのブロックが置かれています。
ちなみに、側溝の大きさを測ってみると、縦60センチ、横1メートル、深さ70センチの大穴だったことが分かります。
現地で取材を進めると…。
近隣住民:
「観光客とか、ドライブの人とか、左に側溝に止めてドスンと落ちる。危ないなと感じていました」
Q.事故は?:
「事故は、しょっちゅう(あった)。ここで車止めて、パンクしてるのが、3台くらい止まってました」
近くに店を構える男性は、観光客などが事故を起こす「危険な場所」だと証言しました。
近隣住民:
「あおり運転で、後ろから車来ると、脇によけて。先に行かせようと左側に寄ったら、ドスン。かわいそうですよね」
別の住民は、次のように話します。
近隣住民:
「(夜や雪の日)見えない時もあるから、ふたしてほしいと思う時もある」
なぜ、危険が放置されてきたのでしょうか?
地元の区長会の会長が取材に応じてくれました。
地元・西浦地区 山川区長会長:
「レジャー対策。車が入って行けると、ゴミだらけに。レジャー対策も兼ねて、側溝を外してくれと県にお願いした」
Q.ふたを半分開ける、まだらにするようにお願いした?
山川区長会長:
「道通ってきたら分かると思うけど、ふためくって(外して)あるでしょ?あんな感じでやってくれたらいいって(お願いした)」
周辺にはトイレが少なく、釣り人や観光客が用を足したり、ゴミを捨てたりすることが頻発。
そのため、地元住民側が「対策として県に要望した」というのです。
しかし、落下防止の対策については…。
山川区長会長:
「ポール立てて、側溝にふたがないよと、注意喚起はしとくべきだと思いました。側溝に落ちる人もいるし、対策しとくべきだった、ポール立てて」
はたして、穴の真意とは?
道路を管理する県の担当者を取材すると、“違う答え”が返ってきました。
Q.(穴は)釣り客がたくさん訪れて、違法駐車するのを防ぐため?
山川区長会長:
「ではないです」
Q.地元からの要望?
山川区長会長:
「ではないです」
「(路肩)75センチ確保した道路は、側溝を開いていることが多い。雨水などを流すためのものですので」
福井県側の説明によると、側溝は排水能力を上げるためにふたを外して穴をあけたもので、
「法令に基づき、十分路肩の幅が確保されているため、構造上の問題はない」
「同様の脱輪事故は、これまで把握しておらず、今回が初めて」
「地元の要望を受けた『違法駐車対策』ではない」
ということでした。
福井県:
「道路の構造上は“安全”だと思いますけど。より安全を徹底するため、注意喚起を徹底していきたい」
(「グッド!モーニング」2023年4月19日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2853179a09fe1c6f90a4f46a97d9676869a3c9fa
2023年4月2日13時44分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月1日午後2時半ごろ、富山県射水市にあるアルミ加工の事業所で、従業員が電気溶接機を使ってドラム缶を切断していたところ、ドラム缶が爆発する事故がありました。
【写真を見る】ドラム缶が爆発 “くず入れ”にしようと切断中に49歳男性が重傷か 富山・射水
この事故で、作業にあたっていた49歳の男性従業員が頭の骨などを折り、重傷とみられます。
警察によりますと、男性は屋外で1人で作業していて、作業所内にいた別の従業員が爆発音を聞いて外に出たところ、男性が倒れているのを見つけ、通報しました。
男性は、鉄製のドラム缶が不要になったため、くず入れとして利用しようと考えて電気溶接機でドラム缶を切断。
その際にドラム缶が爆発したということです。
現場には、そのドラム缶が残されていました。
切断していたドラム缶は「洗浄剤」が入っていたものだということですが、作業当時にドラム缶の中に何が入っていたかはわかっておらず、警察が詳しい事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0318a324ba0e0e3e398ac64b60f60ed07deea0c6
2023年3月31日18時10分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後、JR下関駅前の人工地盤で、こども複数人がおよそ5メートルの高さから転落する事故がありました。
命に別条はないということです。
下関市消防局によりますと、31日午後2時過ぎ、「小学校低学年と思われる子どもが3~4メートルの高さから転落した」と通報がありました。
消防や警察が駆け付けたところ、人工地盤と隣接する建物の間に設置されている金属製の網が落下していて、現場近くにいた人の話によりますと、「金属製の網と子ども3人くらいが一緒に落ちてきた」ということです。
人工地盤は、高さがおよそ5メートルありますが、命に別条はないということです。
警察と消防で、詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d24a6fcf7111ea06f2c5fb3234aa240aa2d6c4b0
3月31日15時43分にYAHOOニュース(テレビ山口)からは、こども3人が手すりを乗り越え網の上で走って遊んでいた、市は人が乗ることを想定していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後2時ごろ、山口県下関市のJR下関駅前で、子どもが3人が約5メートルの高さから落ちる事故がありました。
警察や消防によりますと、午後2時すぎ、複数の人から「子どもが上から転落してきた」という内容の通報がありました。
転落したのは小学校2、3、4年生の男子児童3人とみられ、市内の総合病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はないということです。
市によると、駅前の人工地盤と隣の建物の間に隙間があり、転落防止用の金属製の網が設けられています。
3人は人工地盤の手すりを乗り越え、その網の上で走って遊んでいたということで、網が抜けて落下しました。
これまでに同様の事故はなく、市は人が乗ることは想定していなかったとしています。
警察などが、事故のいきさつを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb4fb732aad8ad85f970a577ec94d6e5fdbe173d
3月31日20時57分に朝日新聞からは、網は隙間にかぶせてあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後2時5分ごろ、山口県下関市竹崎町4丁目のJR下関駅ビルと、ビル2階に面する人工地盤の隙間から小学生3人が約6メートル下の地上に転落した。
下関署によると、3人はけがをしている模様だが、命に別条はないという。
同署や人工地盤を管理する市によると、3人は高さ約1・1メートルのフェンスを乗り越え、隙間にかぶせてあった落下防止用の金網の上で遊んでいたが、金網がはずれ、地面に落下したとみられる。
病院に搬送されるまで2人はベンチに腰かけ、1人は横たわっていたが、「痛い痛い」と叫び声を上げていたという。
https://www.asahi.com/articles/ASR306KW1R30TZNB00K.html
2023年3月31日付で新潟経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟東警察署によると、31日13時20分、新潟市東区に所在する産業廃棄物処理などを請け負う会社の敷地内において、新潟市東区月見町在住で会社員の男性(49歳)が作業中に火傷を負う事故が発生した。
新潟東署によると、負傷した男性が廃棄物である大型洗濯機の解体作業中に、なんらかの原因で服へ引火。
同じ敷地内で作業していた同僚が事態に気付き、119番通報したが、男性は全身に火傷を負い、新潟市内の病院に搬送された。
同署によると、負傷した男性はガスバーナー溶接機のようなものを使って作業に従事しており、解体していた大型洗濯機内に残留していた可燃物に引火し、服に着火したと見られている。
詳細については、現在捜査中。
3月31日16時46分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、ガスバーナーの火が引火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市東区で31日、業務用洗濯機の解体作業中にガスバーナーの火が作業員の衣服に引火し、全身にやけどを負う事故がありました。
事故があったのは新潟市で産業廃棄物処理などを手がける会社、S社の敷地内です。
警察によりますと31日午後1時20分ごろ、新潟市東区のS社の敷地内で、廃棄物である業務用の大型洗濯機をガスバーナーを使って解体していた49歳の男性会社員の着衣にガスバーナーの火が引火したということです。
男性はひとりで作業していましたが、近くにいた同僚が男性の全身に火が回っているのを発見し、119番通報しました。
男性は搬送時は意識があったということですが、全身にやけどを負っているということです。
警察が事故の原因など詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4c8a3d8b514cefad951be6b7f2e5f4e3dc0342c
2023年3月31日11時8分にYAHOOニュース(福島民友)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後5時35分ごろ、いわき市泉町下川字田宿の堺化学工業小名浜事業所で「黒煙が見える」と、近くの会社で働く従業員から119番通報があった。
いわき東署によると、燃えたのは酸化チタンを製造する工場で、製造過程で煙を集める集じん機から発火、機械の一部を焼いた。
けが人はいなかった。
堺化学工業によると、小名浜事業所では白色顔料や電子材料に使う酸化チタンや炭酸バリウムなどの化学製品を製造しているという。
市消防本部によると、火災は午後6時25分ごろに鎮火。
いわき東署などは31日に実況見分を行い、出火原因などを調べる。
同社では2021年5月に同市常磐岩ケ岡町の湯本工場で爆発事故が起きていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbaa1883d1246362604882cb922c00f905a27bca
2023年3月30日20時15分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時半ごろ、日出町藤原で、作業員の尾崎さん(男性、43歳)が「クローラー」と呼ばれる荷台がある重機を1人で運転中、重機と橋の間に上半身を挟まれました。
近くにいたほかの作業員が気が付き、尾崎さんは病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡しました。
当時、現場では作業員5人で近くの川底にコンクリートを敷くなどの護岸工事を行っていて、尾崎さんは「クローラー」を使ってコンクリートを運ぼうとしていたということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20230330/5070015436.html
2023年3月29日23時5分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2022年4月、知床半島沖で起きた観光船沈没事故を教訓に、水難学会が行なった冷たい水から身を守るドライスーツの実証実験の結果が公表されました。
胸などにセットしたのは、温度を計測するセンサー。
そして最後に着用するのはドライスーツです。
2月、宮城県で行われたこの実証実験は、冷たい海で事故が起きた際の救助の可能性を探るために水難学会が行ったものです。
2022年4月、観光船が沈没し、20人が死亡、6人が行方不明となった知床半島沖の当時の海水温はおよそ3度。
海水に浸かった乗客・乗員は短時間で体温を奪われ意識を失ってしまったと考えられています。
水難学会 斎藤秀俊会長:
「今のところ対策としては、救命胴衣の着装というところにとどまっておりますので、いわゆる体の冷え、低体温症に対する何らかの対策については法令でも決まっていない」
2月の実証実験では、厚さの異なる3種類の衣服の上に防水性のドライスーツを着て、15分間、水温0.5度のプールに浮かび体温の変化を調べました。
「冷たい?痛み感じる?」
「つま先がしびれるような感覚」
実験の結果、ダウンジャケットの上にドライスーツを着た人は、上半身の体温が30度前後で保たれ、ドライスーツに保温効果が期待できることがわかりました。
水難学会 斎藤秀俊会長:
「救助が来るまで生きていることができる水温は17度。
17度よりも水温の低いところでは、ドライスーツを着装するというのがこれから理想の形になってくるのではないか」
水難学会では、2022年をめどに、ドライスーツで体温が1時間以上保てることを証明したうえで、簡易型ドライスーツの開発に取り組みたいと話しています。
なお、事故があった斜里町のウトロを拠点とする小型観光船の運航会社3社は、4月28日から今年の営業を始めます。
3月29日(水)「今日ドキッ!」午後6時台
https://news.yahoo.co.jp/articles/8950b47627f42bba46692277b5f18f444df1b8cf
2023年3月29日11時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区、病床数865床)がサイバー攻撃を受けた問題で、情報セキュリティーの専門家らでつくる調査委員会が28日、報告書を公表した。
調査委は、センターでは電子カルテシステムに接続するためのものと同じパスワードが別のシステムでも使い回され、サイバー攻撃に対して脆弱な状態だったと指摘。
「システム業者を含めて危機管理意識が不足していた」と批判した。
センターは昨年10月31日、サイバー攻撃を受け、電子カルテシステムに障害が発生。
「ランサム(身代金)ウェア」と呼ばれる、データを復旧するために金銭を要求するコンピューターウイルスに感染し、外来や救急患者の受け入れが制限された。
サイバー犯罪集団によるものとみられ、今年1月の完全復旧まで約2か月を要した。
報告書によると、センターでは、基幹システムの一つである電子カルテシステムと、給食などのシステムに接続するために使うパスワードが同じだった。
また、取引先の給食委託業者とセンターのシステムは常時接続しており、給食業者側のシステムで、外部からの侵入を防ぐファイアウォール(防護壁)が最新のものに更新されていなかった。
そのため、給食業者側のシステムを介して、センターの電子カルテシステムに侵入され、その後、パスワードを使ってシステムを書き換えられるなどしたとみられるという。
また、電子カルテシステムのサーバーには、負荷を軽くするため、ウイルス対策ソフトが設定されていなかったという。
調査委は、「医療機関には『システムは外部とつながっていないから安心』という認識がある。そのあしき慣行が、問題を発生させる要因になった」と指摘。
システム業者の役割も、契約上、あいまいだったとした。
委員長を務めた猪俣敦夫・大阪大教授(情報セキュリティー)は記者会見で、「今回の問題はどこの病院でも起こりうる。各病院でもセキュリティーの向上が必要だ」と述べた。
センターは、使い回されていたパスワードを全て異なるものに変更し、ウイルス対策ソフトを設定した。
患者の受け入れ制限などによるセンターの損害額は十数億円に上るとみられ、センターの嶋津総長は「ITガバナンスの確立に向けて、真摯に取り組んでいきたい」と述べた。
( 森井昌克・神戸大教授(情報通信工学)の話)
「過去の医療機関を対象としたサイバー被害は、いずれもセキュリティー対策のずさんさが原因だ。
今回も同じで、当事者に危機意識がないことが改めて浮き彫りになった。
国は、大病院ですらこうした問題が起きたことを深刻に受け止め、対応を病院任せにせず、必要な法整備などを進めるべきだ」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230329-OYT1T50114/
3月28日19時51分に毎日新聞からは、攻撃者はウイルス対策ソフトをアンインストールしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によると、攻撃者は2022年10月31日、ネットワーク接続する配食事業者経由でセンターの給食管理サーバーに侵入。
ウイルス対策ソフトをアンインストールし、電子カルテシステムにも侵入して暗号化したため、カルテが閲覧できなくなった。
センターは、外部接続の利用状況を確認していなかった上、給食管理サーバーのパスワードが他のサーバーと共通だったことなど、内部のセキュリティーが不適切な状態で、電子カルテなど基幹システムへの侵入も許した。
被害額は診療制限に伴い十数億円以上を見込む。
調査・復旧費用にも別に数億円かかるという。
https://mainichi.jp/articles/20230328/k00/00m/040/314000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。