2014年11月14日16時29分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月14日14時37分に産経新聞westからは写真付きで、また11月14日18時41分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前、丸亀市のレジャー施設で、高さ1mほどの樹木のせんてい作業をしていた男性が頭上を走ってきたジェットコースターと接触し、頭の骨を折るなどして意識不明の重体となっている。
警察によると、きょう午前10時40分ごろ、香川県丸亀市のレジャー施設「NEWレオマワールド」のジェットコースター「ビバーチェ」の下の路上に男性が倒れているのが見つかった。
倒れていたのは、このレジャー施設のパート従業員の男性(71歳)で、頭を強く打っており、病院に運ばれたが意識不明の重体となっている。
また、ジェットコースターに客が乗っていたかはわかっていないが、警察によると、男性のほかにけが人はいないという。
警察によると、コースターは9時半から試運転を始め、10時から営業。
レオマワールドによると、男性はコースの下に設置された柵の中に入って、別の従業員と一緒に、コースターのレール脇の斜面で作業していたが、10時半ごろに従業員と離れた隙に事故が起きたという。事故自体の目撃者は見つかっていない。
警察で調べたところ、コースターの先頭部分に血が付着していたことから、男性が何らかの理由でジェットコースターと接触してけがをしたものと見て、事故当時の詳しい状況を調べている。
コースターは全長約900mで、最高時速75km。
柵の内側は、営業時間中は関係者も立ち入り禁止になっているという。
レールから斜面までは、近いところで約1mという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033202141.html?t=1415998471707
http://www.sankei.com/west/news/141114/wst1411140045-n1.html
http://www.47news.jp/CN/201411/CN2014111401001510.html
(2016年4月5日 修正1 ;追記)
2016年4月4日19時14分にNHK高松から、書類送検されていた責任者らが不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
香川県丸亀市にあるレジャー施設、「NEWレオマワールド」で、作業中の従業員がジェットコースターと接触して意識不明になった事故など2つの事故で、安全管理が不十分だったとして業務上過失傷害の疑いで書類送検された施設の責任者ら6人について、高松地方検察庁は4日までに不起訴処分とした。
丸亀市のレジャー施設「NEWレオマワールド」では、おととし11月、樹木のせんてい作業をしていた当時71歳の従業員の男性が、頭上を走ってきたジェットコースターと接触し、頭を打って意識不明の重体となったほか、去年2月にも、同じジェットコースターの点検中に当時45歳の従業員が車体とプラットホームの間に足を挟まれて骨折するなど、事故が相次いだ。
このため警察は、必要な安全管理や適切な安全指導を怠っていたなどとして、去年11月、施設の支配人や副支配人など、2つの事故であわせて6人を、いずれも業務上過失傷害の疑いで書類送検していた。
これについて高松地方検察庁は、証拠などを調べた結果として、4日、6人を先月31日付けで不起訴処分にしたと発表した。
検察は、今回の処分の理由や詳細を明らかにしていない。
これについて施設の運営会社「レオマユニティー」は、「事故によって関係者にご心配とご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。2度とこのような事故が起きぬよう再発防止策を徹底し、信頼回復に努めます」というコメントを発表した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034241381.html?t=1459808436981
(ブログ者コメント)
去年2月の事故は、下記参照。
2015年2月19日掲載
2015年2月13日 香川県丸亀市の遊園地でジェットコ-スターの運行前点検中、戻ってきたコースターがまだゆっくりと動いているのに乗ろうとして足を踏み外し、足の指骨折などの重傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4971/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。