







2019年2月5日11時44分にFNN PRIME(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
テントを押しつぶし、倒れたクレーン車…。
5日午前11時前、名古屋市昭和区檀溪通の石川橋交差点で、大型トレーラーの荷台に積まれたクレーン車が店舗のアーケード上のテントに倒れかかった。
この事故で、ケガをした人はいない。
トレーラーの運転手は、「走っていたら重機が滑り落ちた」などと話しているという。
警察は、積まれたクレーンが電線に引っ掛かり倒れた可能性が高いとみて調べている。
この事故で、交差点の信号が停止している。
現場では現在、横転したクレーン車の撤去作業が行われている。
出典
『大型トレーラーの荷台からクレーン車滑り落ちる 店舗の軒先テントに倒れ掛かり破壊』
https://www.fnn.jp/posts/3997THK
2月5日12時43分にNHK東海からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前11時前、名古屋市昭和区檀渓通5丁目の交差点付近で、トラックに積まれていた建設用重機が横転し、道路脇の電柱やアーケードなどと接触し、アーケードの一部がなぎ倒される被害が出ている。
・・・・・
出典
『昭和区でトラックから重機横転』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190205/0003138.html
2月5日19時39分にNHK東海からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トレーラーの荷台から建設用の重機が滑り落ちた。
重機は、道路脇の電柱や店舗のアーケードなどと接触し、アーケードの一部に倒れかかったが、けが人はいなかった。
警察によると、トレーラーの運転手は「走っていて車線変更したら、重機が滑り落ちた」などと話しているという。
出典
『昭和区でトレーラーから重機横転』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190205/0003144.html
2019年2月4日17時33分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年7月、阿智村にあるリサイクルセンターで運搬作業をしていた男性従業員がフォークリフトの下敷きとなり死亡した事故で、労基署は必要な安全対策を講じていなかったなどとして、従業員が勤めていた会社と39歳の副工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、阿智村に本店があり、産業廃棄物の収集や処理を行っている会社「E興業」と、リサイクルセンターの安全管理を担当する39歳の男性副工場長。
飯田労基署によると、去年7月、阿智村にあるリサイクルセンターで当時22歳の男性従業員が運搬作業をしていた際、運転していたフォークリフトが倒れて下敷きとなり死亡した事故で、会社と副工場長は必要な安全対策を講じていなかったなどとして、労安法違反の疑いがもたれている。
男性従業員は、荷物の入った袋のひもをフォークリフトに引っかけただけの、法律に違反する方法で運んでいたところ、傾斜でバランスを崩し、フォークリフトが倒れたということで、労基署は会社と副工場長がフォークリフトが傾斜がある場所に入らないようポールを設置するなどの対策も怠ったとして、検察庁に書類送検した。
労基署によると、副工場長は容疑を認めているという。
E興業は、「書類送検の事実について現在確認中ですが、真摯に受け止めて再発防止に努めます」と話している。
出典
『運搬中事故死 会社など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190204/1010007537.html
2019年2月4日17時31分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3年前、鹿児島市の公立中学校で校舎の雨どいが落下して生徒が足の骨を折る大けがをしていたことがわかった。
これを受けて、市教育委員会が市立の小中高校を調査したところ、別の12校でも雨どいの留め金の不具合などが見つかり、改修を進めたという。
鹿児島市教委によると、3年前の平成28年10月に東谷山中学校の校舎にあった雨どいが損壊し、これにあたった男子生徒が右足を骨折した。
雨どいは直径10cm余りの筒状で、校舎の1階から4階まで専用の留め金で垂直に取り付けられていた。
校舎の外にいた生徒たちが雨どいを触ったところ、1階と2階の部分が外壁から外れて、この弾みで2階部分が落下し、けがをした男子生徒にあたったという。
落下した部分は重さが14kgあった。
その後の調査で、1、2階部分に6か所あった留め金のうち、4か所が十分に固定されていなかったことがわかったという。
この事故を受けて、市教育委員会が市立の小中高校を調査した結果、別の12校でも雨どいの留め金の不具合やサビが見つかり、おととし3月までに修繕した。
市教委では3年に1度、主に目視で雨どいを含めた建物の点検を行っていて、東谷山中学校では事故の2年前に点検したが、雨どいの異常は報告されていなかった。
現在は、点検の際に実際に雨どいを触り強度を確かめるよう、対応を変更したとしている。
学校で発生した事故については、文科省が都道府県を通して報告するよう求めているが、この事故を国や県教委などに報告していなかった。
これに関して県教委は、事実を把握していなかったとして、市教委から詳しい内容を聞き取る方針だ。
その上で、鹿児島市以外でも同じような事故が起きないよう、注意を促したいとしている。
出典
『3年前校舎の雨どい落下生徒けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20190204/5050005588.html
(ブログ者コメント)
以下は映像の1コマ。
2019年2月4日17時35分に新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県糸魚川市消防本部は4日、同市大所地区の工事現場にあった工事用LPガスのボンベ5本が同日までになくなり、付近の大所川に流れたとみられると発表した。
市民に注意を呼び掛けている。
市消防本部によると、工事現場からボンベがなくなっていると連絡があり、消防と工事関係者が捜したが見つからなかった。
大所川は3日からの雨と雪解けで増水しており、川へ流出したとみられる。
大所川が合流する姫川に流れ出た可能性もある。
市消防本部は、LPガスボンベを見かけたら、触れたり移動させたりせず、近くで火気を使わないよう呼び掛けている。
出典
『LPガスボンベが川に流出か 糸魚川』
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190204448917.html
2019年2月4日20時5分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日の午後4時前、芽室町東芽室基線にある「Y雑穀芽室工場」で、従業員の井口さん(男性、63歳)が小豆が入ったコンテナに埋もれた状態で意識を失っているのを、同僚が見つけた。
井口さんは病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
警察によると、井口さんは当時、小豆が入った縦1m40cm、横1m90cmのコンテナをフォークリフトで持ち上げて、中の小豆を別のコンテナに移し替える作業を1人でしていたとみられるという。
警察は、移し替え先のコンテナに誤って落ち、落ちてくる小豆に埋もれたとみて、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『コンテナに転落か小豆工場で死亡』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190204/0007617.html
2月5日0時6分にYAHOOニュース(北海道テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナの深さは140cmほどで、警察は、井口さんが誤って足を滑らせて転落した可能性があるとみて調べている。
出典
『<北海道>小豆に埋もれて男性死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000001-htbv-hok
(2019年3月23日 修正1 ;追記)
2019年2月5日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
井口さんが発見されたコンテナには、深さ120cmほど小豆が入っていた。
2019年2月4日22時37分に新潟日報から、下記趣旨の記事が現場の写真付きでネット配信されていた。
4日午後1時半すぎ、新潟県十日町市学校町1の十日町雪まつり雪上カーニバル開催予定地で、制作中の雪像ステージが崩れ、作業員2人が雪の下敷きになった。
十日町市の渡辺さん(男性、70歳)が意識不明の重体となり病院に運ばれ、午後9時すぎ、死亡が確認された。
死因は外傷性出血。
ほかに40代男性が肩や足を打撲するなどの軽傷を負った。
同まつり実行委員会によると、雪像造りでは3年前に作業員が転倒して骨折した事例があるが、雪が崩れたことによる事故はこれまでなかった。
警察などによると、事故があったのは火焰型土器の雪像。
重機を使って雪像の周囲を削っていたところ、高さ約5m、幅約7m、奥行き約4mにわたって雪が崩れ、雪像の下で指示を出していた2人が巻き込まれた。
新潟地方気象台によると、4日は糸魚川市(能生)で16.7℃を観測するなど全県で気温が上がり、29地点中26地点で今年一番の気温となった。
十日町市の最高気温は9.3℃と3月下旬並みで、朝から雨が降っていた。
事故現場にいた建設会社の関係者は、「この時期に雨は珍しい。気温も高く、雪が解けるので注意が必要だと話したばかりだった」と声を落とした。
雪上カーニバルは16日に予定され、城と火焰型土器をモチーフにした雪像ステージを設営する計画だった。
会場には大型ダンプ2200台分の雪が運ばれていた。
2日に安全祈願祭を行い、雪像造りを始めた。
今年で70回を迎える十日町雪まつりで、雪上カーニバルは第8回(1957年)から開催。
「雪で造った世界一の建造物」としてギネスブックにも掲載された。
近年は観客減や財政難などもあり、まつりの在り方を検討していた委員会はカーニバル廃止を提言し、今回で最後の見通しだった。
出典
『雪像崩れ作業員下敷き 十日町 70歳男性が死亡』
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190204448966.html
2月4日16時38分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
雪像は地元で出土した縄文時代の土器をイメージしたもので、雪を高さ10mほど積み上げて重機で削る作業が進められていて、雪の下敷きになった2人は、雪を削る場所の指示などをしていたという
雪像が崩れた現場の近くにいた71歳の男性は、「雪像が『ドーン』という音とともに半分ほど崩れた。きょうは気温が高く雨も降っていて、雪はやわらかかった」と話していた。
出典
『制作中の雪像崩れる1人心肺停止』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190204/0025016.html
2月4日22時55分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、20数人の作業員がステージ上で雪像をつくっていた。
2人は、別の1人と一緒に火焰型土器の形をした雪像をつくるため、高さ7m、奥行き5mの雪を重機などで削っていたという。
渡辺さんは全身、40代男性は体半分が雪に埋まり、作業員たちが救出した。
出典
『雪祭りの雪像が崩れ、70歳男性が死亡 新潟・十日町』
https://www.asahi.com/articles/ASM245PY0M24UOHB00G.html
2月5日10時47分にNHK新潟からは、同種事故防止のための札幌雪祭りにおける取り組み内容が、下記趣旨でネット配信されていた。
・・・・・
大小190もの雪像が作られ、期間中250万人が訪れる「さっぽろ雪まつり」。
5年前に雪像が倒れてけが人が出たことを受けて、安全対策を強化した。
特に市民が作る雪像については、事前にプロの技術指導員から講習会を受けることや、雪像に木の心棒を入れて安定させることを義務づけている。
さらに、期間中は1時間に1回、警備員が巡回して雪像をチェックし、解けて崩れるおそれのある雪像は速やかに壊している。
こうした対策の結果、この5年間は事故が起きていないという
出典
『雪像崩れ重体の男性が死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190205/1030006731.html
2月7日8時29分に新潟日報からは、雪上カーニバルが中止になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、雪まつり実行委員会(会長・関口市長)は6日、市役所で臨時会議を開き、16日夜の雪上カーニバルの中止を決めた。
代替イベントの実施を検討する。
雪まつり関連の他のイベントは、予定通り開催する。
会見で関口市長は、「70年の歴史で初めて死傷事故が起きた。雨や気温の上昇で雪像ステージが崩れやすく、安全が確保できない」と、カーニバルの中止を表明。
作業員の遺族から「雪まつりが大好きな人だったので、やめないでほしい」との意向が伝えられたと説明し、他の関連イベント開催に理解を求めた。
15~17日の日程のうち、オープニングフェスティバルや、きもの女王コンテスト、おまつり広場などに変更はない。
雪上カーニバルについても、規模を縮小した代替イベントを16日に十日町高校グラウンドで開催できないか、8日をめどに検討する。
実行委は、市内各地で今後、雪像づくりが本格化することから、事故防止を呼び掛ける。
雪上カーニバルの中止は、中越地震の翌年の2005年、関東の大雪で交通機関がストップした14年などがある。
費用対効果の面から廃止が検討され、ことしが最後の見通しだった。
実行委は雪上カーニバルの優待ゾーンに入場できるパスポートを販売しているが、中止を受け、払い戻しに応じる。
出典
『事故を受け雪上カーニバル中止に 十日町雪まつり実行委が臨時会議で決定』
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190207449513.html
2019年2月5日9時59分に福島放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、双葉町郡山の中間貯蔵施設建設現場で、木の伐採の関連作業に従事していた、いわき市の土木作業員猪狩さん(女性、64歳)が切った木の下敷きになっているのを同僚の作業員が発見し、119番通報した。
猪狩さんは富岡町の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
環境省によると、2016(平成28)年11月に始まった施設本体工事での死亡事故は初めて。
警察と環境省によると、猪狩さんは施設用地内で解体した住宅の木材などの置き場所を整備するため、伐採の関連作業に当たっていたという。
猪狩さんと共に作業していた作業員が、猪狩さんがいないことに気付き、周辺を探したところ、他の作業員が切り倒した直径約60cmの木に体を挟まれていた猪狩さんを見つけた。
当時、現場では強い風が吹いていたという。
同省は、「早急に原因を究明し、他の受注業者にも情報共有して再発防止に努める」としている。
出典
『木の下敷き女性死亡 双葉の中間貯蔵建設現場』
https://www.kfb.co.jp/news/fukushima/archive/2019020519.html
2月5日10時26分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後0時40分ごろ、中間貯蔵施設の敷地内の双葉町郡山で、いわき市平下神谷の土木作業員、猪狩さん(女性、64歳)が伐採された高さ13mほどの木の下敷きになっているのを別の作業員が見つけた。
警察によると、猪狩さんは廃棄物を一時的に保管する場所を整備するための作業を担当し、事故当時は不燃物を仕分ける作業を行っていて、別の作業員2人が近くで木を伐採していたという。
出典
『中間貯蔵施設 木の下敷きで死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20190205/6050004283.html
2月4日18時59分にFNN PRIME(福島テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
環境省などによると、4日正午前、家屋の解体で出た廃材の保管スペースを確保するために木を伐採していたところ、64歳の女性作業員が倒れてきた木の下敷きになった。
出典
『伐採中の木の下敷きに... 中間貯蔵施設 女性作業員が死亡』
https://www.fnn.jp/posts/00070867FTV
(2020年1月22日 修正1 ;追記)
2020年1月21日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福島・富岡労働基準監督署は、伐倒作業の合図を定めなかったとして、土木工事業のS環境サービス(福島県南会津郡下郷町)と同社現場責任者を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福島地検いわき支部に書類送検した。
平成31年2月、労働者が倒れてきた木の下敷きとなって死亡する労働災害が発生している。
同社は福島県双葉郡双葉町内の中間貯蔵施設の建設現場に、2次下請として入場していた。
廃棄物保管場の造成作業中、労働者にチェーンソーを使った伐木作業を行わせる際、合図を定めることを怠っていた。
その結果、近くで草木などの残材集積作業をしていた別の労働者に倒れた木が直撃している。
https://www.rodo.co.jp/column/86517/
2019年2月4日14時59分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時すぎ、江別市朝日町の住宅で、市内の74歳の男性が、この家の住民からの依頼を受けて屋根の雪下ろしをするため、はしごを登っていたところ、屋根から落ちてきた雪とともに、およそ3mの高さから地面に転落した。
男性は救急車で病院に搬送され、肩の骨を折る大けがをした。
警察によると、男性は屋根に対して斜めにはしごをかけて登っていたところ、突然、雪が落ちてきたということで、ヘルメットや命綱はつけてなかったという。
午前9時の江別市の気温は2.1℃で、気象台によると3月中旬並みだったという。
警察は、雪の量が増えたり気温の上昇に伴ったりして、今後、屋根からの落雪事故が増えるおそれもあることから、注意を呼びかけている。
出典
『落ちてきた雪ではしごから転落』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190204/0007598.html
※以下は近所の人の目撃談。(音声とテロップ情報のみ)
屋根の半分ぐらいの雪が、いきなりドーッと落ちてきた。
ハシゴに上った状態で雪が落ちてくるからハシゴが傾き、男性が手前側に落ちてきた。
(ブログ者コメント)
今年は、雪かき中に屋根から転落したり、屋根から落ちてきた雪に埋まったり、あるいは除雪機に巻き込まれる事故が、例年以上に多発している感がある。
そういった事故は全て紹介を割愛しているが、今回の事故は珍しいパターンだと思ったので紹介する。
2019年2月3日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事が地図付きでネット配信されていた。
日本近海を漂う微細なマイクロプラスチック(MP)の汚染源が、中国や韓国などアジア諸国から漂着したプラスチックごみだけでなく、国内の河川からのごみも影響しているとの調査結果を、東京理科大の二瓶泰雄教授(河川工学)らのグループがまとめた。
日本近海はMP密度が世界平均より高い「ホットスポット」といわれており、二瓶教授は、身近な生活からプラごみを減らす必要を訴える。
調査は2015~18年、中部、近畿地方を除く、北海道から沖縄までの全国29河川のMP密度を調べた。
全ての河川からMPが検出され、平均すると1m3当たり2.53個で、日本近海の平均3.74個に近かった。
レジ袋や発泡スチロールの容器などが原因とみられる。
最大値は千葉県の大堀川の13.6個。
利根川は8.7個、埼玉県の荒川では4.6個を検出した。
人口密度や市街地率が高い地点ほどMPの密度が高く、都市部での汚染が深刻だった。
MPの大きさの分布を調べると、河川と海でほとんど大きさの差がなく、海に流出する前に相当量のプラスチックが細かく砕けていることが判明した。
二瓶教授によると、熊本市内の河川は、16年の地震の影響で災害ごみが発生したため、数値が高かったとみられる。
二瓶教授は、「これまで、海ごみ対策がクローズアップされていたが、陸上での発生源対策が必要だ。日本も人ごとではない」と指摘。
「例えば、バケツや洗濯ばさみなどのプラスチック製品を長時間屋外に置いていても劣化してMPとなり、空気中を漂って河川の汚染につながる場合もある」と注意を呼びかける。
同種の調査は昨年5~9月、環境問題対策のベンチャー企業ピリカ(東京都渋谷区)も実施した。
関東、関西地方の河川11本26カ所中、25カ所からMPを検出。
最大だった大阪市の大川では、1m3当たり19.8個に上っていた。
出典
『マイクロプラスチック 微細、河川も汚染 日本近海流出 1立方メートル2.53個 東京理大調査』
https://mainichi.jp/articles/20190203/ddm/001/040/141000c
(ブログ者コメント)
ピリカの調査結果については、本ブログでも紹介スミ。
2018年10月19日掲載
『2018年10月13日報道 環境問題に取り組むベンチャー企業が国内の11河川を調べたところ、全ての川からマイクロプラスチックが検出された、愛媛大などの調査でも同様の結果 (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8949/
2019年2月3日6時0分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後5時15分ごろ、福岡市早良区荒江3丁目、7階建てマンションの6階の一室で爆発があった。
住人の40代男性と知人の60代男性が、顔や手足などにやけどを負った。
命に別条はないという。
警察によると、2人は台所で、卓上こんろ用のカセットボンベ数10本分のガス抜き作業をしていた。
室内に充満したガスに何らかの理由で引火し、爆発したとみている。
住人男性は、「20本目くらいで爆発した」と話しているという。
爆発の衝撃で台所の窓ガラスが割れ、破片が道路上に落下したが、これによるけが人はなかった。
出典
『カセットボンベのガス抜き中に爆発 マンション住人「20本目で」 福岡・早良区』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/484103/
2月2日21時40分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後5時15分ごろ、福岡市早良区荒江3丁目のワンルームマンションで「6階から煙が出ている」と通行人の男性から119番通報があった。
警察によると、この部屋でガス爆発があり、住人の男性と知人の男性が手や顔にやけどを負って病院に運ばれた。
2人は家庭用カセットコンロのガスボンベ約20本のガス抜きをしていたと話している。
爆風で窓ガラスが割れ、破片が地上に飛び散ったが、火は燃え広がらなかったという。
出典
『カセットコンロのボンベ、20本ガス抜き中に爆発 福岡』
https://www.asahi.com/articles/ASM22732XM22TIPE020.html
(ブログ者コメント)
昨年12月に札幌市の不動産店舗で同様な爆発事故があったばかりだ。
当時、新聞やテレビで大々的に報じられていたが、今回の2名の方は、そのことを知っていたのだろうか?
また、何のために大量にガス抜きしていたのだろうか?
2019年2月4日6時1分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後3時ごろ、埼玉県川口市江戸3丁目の金属加工会社工場内で、工場の屋根の上で作業をしていた川口市源左衛門新田、工事会社経営の上野さん(男性、41歳)が落下。
病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、上野さんは工場屋根の雨漏り補修作業を請け負い、同日午後3時から1人で作業の準備をしていた。
その後、何らかの原因で屋根が穴が開いたように壊れ、そこから約6m下の工場内に転落したという。
警察で詳しい原因を調べている。
出典
『屋根壊れ6メートル下の工場内に転落 作業の男性死亡 雨漏りの補修作業を請け負う/川口』
https://this.kiji.is/464778060175410273?c=39546741839462401
2019年2月5日8時52分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
内閣府は4日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の事故を想定した2日の佐賀県原子力防災訓練でテレビ会議に参加できなかったトラブルについて、庁舎の点検に伴う停電が原因と明らかにした。
訓練の担当部署が点検日を失念しており、内閣府は4日午後、県に謝罪した。
内閣府の原子力防災担当によると、2日は内閣府の庁舎で電源の法定点検があり、全館が停電した。
停電は昨年10月に各職員へ通知されていたが、「通知から時間が空き、恥ずかしい話だが、訓練当日まで気づけなかった」と説明する。
当日は、原子力防災担当の政策統括官の代理として、課長補佐が1人で訓練に対応する予定になっていた。
課長補佐が登庁後、停電に気づき、テレビ会議システムを立ち上げられないため、唐津市の県オフサイトセンターに代役を頼んだ。
実際の事故時には、首相官邸に原子力災害対策本部が設置される。
内閣府の担当者は、「官邸であれば非常用電源が確保されており、停電はしない」と釈明する。
2日のテレビ会議の際は、オフサイトセンターの原子力規制庁の担当者が、本来の役割に加え、内閣府が担うべき5km圏内への避難指示もした。
県消防防災課は、「急きょ代役を頼んだ形で、実際のトラブル時の対応について、きちんとした意思決定がなされないのではと感じた」と疑問視する。
そのため、4日に副島副知事へ内閣府の担当政策統括官から謝罪の電話があった際には、
(1)責任のある人物が適切にトラブル時の対応を判断すること
(2)代役ではなく政策統括官が自ら訓練に参加すべき
という2点を申し入れた。
県消防防災課は、「テレビ会議での訓練参加に限るのではなく、電話でもよかった。当事者意識を持って臨んでもらいたい」とくぎを刺していた。
出典
『内閣府の原子力防災訓練テレビ会議不参加は停電日失念が原因 佐賀県「当事者意識を持って臨んでもらいたい」』
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/333941
2月5日15時0分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラブルがあったのは、佐賀県知事や玄海町長、内閣府などが参加する情報伝達の訓練。
内閣府は避難や安定ヨウ素剤服用などを指示する立場だったが、直前に内閣府の庁舎の停電でテレビ会議がつながらないと判明。
唐津市のオフサイトセンターにいた原子力規制庁職員が急きょ代行した。
県消防防災課の宮原課長は、「県などが主催する訓練への国の参加のあり方に疑問を感じた。もっと当事者意識を持ってほしい」と話した。
出典
『内閣府が停電確認しないミス 玄海原発訓練のトラブル』
https://www.asahi.com/articles/ASM2466NCM24TTHB00R.html
(ブログ者コメント)
数か月前に停電計画の連絡があった以降、何も連絡がなかったのだろうか?
停電の数日前に、「計画通り○月○日○時~○時の予定で停電します」などと、当該庁舎で働く全員に確認の連絡があってしかるべしだと思うのだが・・・。
それとも、確認連絡はあったが、訓練参加者が気付かなかった、あるいは忘れていたということだろうか?
2019年2月4日6時0分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時半ごろ、埼玉県桶川市加納の清涼飲料水製造販売・三国コカ・コーラボトリング敷地内にある倉庫の屋根の上で作業をしていた作業員が転落。
病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、この日は午前8時から作業員4人が自動販売機を保管する倉庫の上で屋根の留め金を外す作業をしていたが、何らかの原因で約5.3m下の地面に転落したという。
警察は、転落したのが茨城県に住む作業員の男性(59)とみて身元の確認を急ぐとともに、詳しい転落原因を調べる。
出典
『作業員男性が死亡 倉庫の屋根の上で留め金を外す作業中、5.3メートル下の地面に転落/桶川』
https://this.kiji.is/464787629645562977?c=39546741839462401
2019年2月3日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前7時半ごろ、秋田県由利本荘市新上条の男性(84)方から出火。
木造一部2階建ての1階廊下や脱衣所の壁など、計約0.2m2を焼いた。
男性の妻(79)が全身にやけどを負って秋田市の病院に搬送され、意識不明の重体となっている。
警察によると、男性は4人暮らし。
1階居間にいた男性が足音に気付き、廊下を見たところ、着衣に火の付いた状態で倒れている妻を発見。
男性が毛布でくるむなどして消火に当たり、同居する息子が119番した。
当時、妻は何も持っていなかったが、男性に「仏間にいた」などと話したことから、警察は、妻がろうそくに点火した際、火が衣服に燃え移った可能性があるとみて原因を調べている。
妻は、かっぽう着やフリース素材の服などを着ていたという。
出典
『衣服燃えやけど、79歳女性が重体 ろうそくから引火か』
https://www.sakigake.jp/news/article/20190203AK0002/
2月5日12時41分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、今月2日午前7時半ごろ、由利本荘市新上条の鈴木さん(男性、84歳)の住宅で、妻(79)が衣服に火がついた状態で倒れているのを鈴木さんが見つけ、消防に通報した。
妻は全身にやけどをして、病院へ搬送され手当てを受けていたが、4日夜、死亡した。
また、鈴木さんの木造一部2階建ての住宅の一部が焼けたが、当時、家のなかにいた鈴木さんや息子や孫にけがはなかった。
妻は、倒れているのを発見される前、仏壇に供え物をしていたということで、警察は、家族の話や現場の状況から、仏壇のろうそくの火が衣服に燃え移った可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『衣服燃えやけどの79歳女性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20190205/6010003009.html
2019年2月1日21時36分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年9月、坂城町にある建設機械の部品などを加工する会社で、当時69歳の男性従業員が機械に体を打ちつけて死亡した事故で、労基署は、必要な安全対策を講じていなかったとして、会社と46歳の取締役を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、坂城町の建設機械の部品などを加工する「T製作所」と安全管理を担当していた46歳の取締役。
長野労基署によると、この会社の工場で去年9月、金属部品の研磨作業をしようした当時69歳の男性のパート従業員が機械の回転軸に服を巻き込まれ、頭などを機械に打ちつけて死亡した事故で、会社と取締役は機械の回転軸に覆いを設けるなどの必要な安全対策を講じていなかったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
同署は1日、会社と取締役を長野地方検察庁上田支部に書類送検した。
同署によると、この取締役は容疑を認めているという。
出典
『従業員死亡 取締役など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190201/1010007512.html
2019年2月1日19時1分に名古屋テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガソリンスタンドで販売された灯油にガソリンが混ざっていた可能性がある。
ガソリンが混入した可能性がある灯油を販売したのは、三重県四日市市昌栄町にあるENEOS系列の「H店」。
消防によると、1月29日に資源エネルギー庁が行った貯蔵タンク内の灯油の抜き取り調査で、通常は40℃以上の引火点が36℃であることがわかった。
灯油を販売したH興業によると、タンクに灯油を補給した際、ホース内に残っていたガソリンが混ざった可能性があるという。
1月23日から31日までに、延べ約70人に4000ℓほどを販売したとみられ、消防は、暖房器具などに使った場合、火災につながる恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
出典
『灯油にガソリンが混入した可能性 三重・四日市市のガソリンスタンドで販売』
https://www.nagoyatv.com/news/?id=194347
2月1日17時25分にFNN PRIME(東海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
H興業社長談:
「お客さまに迷惑をかけたことに対しても、心からお詫びさせてもらいたいと思います。(タンクローリーが)前におろした所のガソリンが、若干配管の中に残っていて、最初に灯油を荷降ろしした時にガソリンと混ざったのではないか」
消防は、タンクローリーが灯油を供給した1月23日に混入したとみているが、念のため、これ以前に購入した灯油も使用しないよう呼びかけている。
出典
『ガソリン混入の灯油販売か 三重・四日市市のガソリンスタンドで約70人が購入 使用で火災の危険』
https://www.fnn.jp/posts/3941THK
2月1日21時53分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
GS内のタンクに灯油を給油した際、給油用配管内に先に荷卸しされたガソリンが残っていたとみられる。
出典
『ガソリン混入した灯油販売か 四日市のGS』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2019020190215325.html
(ブログ者コメント)
〇なぜ、配管内にガソリンが残っていたのだろうか?
マニュアルと違う操作をしたのだろうか?
それとも手順を省いたのだろうか?
〇官庁の抜き取り調査で灯油へのガソリン混入が発覚した事例は、2018年4月に可児市、2014年1月に大仙市でも起きている。(両事例ともに本ブログ掲載スミ)。
2019年2月1日18時52分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市が管理する街路灯のうち、撤去したにも関わらず、長年にわたって電力会社との契約を解約し忘れていたものが1800件あり、必要のない電気料金を少なくともおよそ2億円支払っていたことがわかった。
仙台市が記者会見して明らかにした。
それによると、去年7月、街路灯をLEDに交換する作業をしていたところ、すでに撤去されているにも関わらず、電力契約が続いている街路灯が見つかったという。
このため仙台市が調査したところ、市内の街路灯のうち、撤去した1800件について、電力会社に解約の手続きを行っていなかったことがわかった。
仙台市は、街路灯を撤去した記録を5年しか保管していないため、撤去の時期などはわからないとしている。
ただ、1800件の電気料金を計算すると、損失額は月額でおよそ160万円にのぼるという。
仙台市は、遅くとも平成17年には撤去を始めていたということで、累積の損失額は少なくとも、およそ2億円にのぼると見られる。
今回の事態の発覚をうけ、仙台市は撤去した街路灯の電力契約を解除したが、本来支払う必要のなかった電気料金については返金はされないという。
仙台市建設局の千葉次長は、「市民の信頼を損ね、深くおわび申し上げます。街路灯の台帳を基に電力契約を確実に管理するなど、再発防止を徹底したい」と話している。
(以下は音声情報のみ)
契約解除しなかったのは、主に次のような2つのケース。
①道路改良工事で新たな街路灯を設置した際、電柱に取り付けた街路灯を撤去したのに電力契約を解約しなかった。
②街路灯を水銀灯から蛍光灯に交換する際に、水銀灯の電力契約を解約しなかった。
出典
『街灯撤去で解約忘れ 2億円損失』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190201/0004410.html
2月2日14時48分に朝日新聞からは、台帳に契約情報を明示していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仙台市は1日、市が管理する道路照明灯について、一部で撤去したのに電力契約を続けていたと発表した。
約1800件で解約手続きを怠り、少なくとも8年間で1億5000万円を余分に払っていたという。
市道路保全課によると、この照明灯は、主に道路の拡張工事などで撤去されたもの。
電力の使用量にかかわらず、設置台数に応じて定額料金を支払う契約で、撤去時に廃止の手続きを取る必要がある。
照明灯の管理台帳には契約の情報を明示しておらず、契約状況を管理できていなかったという。
過払い額は1カ月につき約160万円で、2010年ごろから続いていたとみられる。
照明灯をLEDに替える作業の過程で、18年7月にミスがわかった。
同課は、「深くおわび申し上げる。再発防止に向けて事務のあり方を精査したい」としている。
出典
『仙台市、照明灯撤去後も電力契約継続 1.5億円過払い』
https://www.asahi.com/articles/ASM215QV1M21UNHB00P.html
2月6日付で河北新報からは、職員に弁済は求めないかもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
郡市長は5日、「誰の責任と言いにくい部分がある」と述べ、職員に弁済を求めない可能性を示唆した。
郡市長は定例記者会見で、「事務処理の流れが不統一で、管理の仕組みも整っていなかった。特定の職員の非違行為ではなく、組織的な問題の方が大きい。誰の責任だから弁済してくれとは言いにくい」と述べた。
高橋副市長をトップとし、問題の全容解明や再発防止策の検討、東北電力への返還交渉などを進め、職員の処分も検討する。
郡市長は、「返還請求は約款上、なかなか難しいと思われる。市民には申し訳ないと言わざるを得ない」と陳謝した。
市によると、2005~10年、約3万1000基の水銀灯を蛍光灯に交換した際、水銀灯の電力契約の廃止手続きを忘れたケースを中心に、約1800件の解約忘れが発覚した。
いずれも電気の使用量に関係なく一定額を毎月支払う契約で、損失は少なくとも1億5300万円以上に上るとみられる。
市は調査を継続している。
出典
『<照明灯代解約忘れ>仙台市長「個人の責任問えぬ」 職員に弁済求めない可能性示唆』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190206_11018.html
(ブログ者コメント)
本来は、どうあるべきだったのだろう?
街路灯維持管理要領のようなマニュアルがあると思うのだが、そこに撤去時は東北電力に連絡するなど、書かれていなかったのだろうか?
それとも、朝日新聞の記事から類推すると、管理台帳がマニュアルを兼ねていて、そこに記載がなかったということだろうか?
(2019年2月11日 修正1 ;追記)
2019年2月11日付で河北新報からは、解約手続きを業者まかせにしていた?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
市内の道路照明灯は約8万6000基。
各区役所の道路課が台帳を作成し管理していた。
台帳には所在地や東北電力が付与する契約者番号などが記され、照明灯を撤去すると台帳からデータを削除していた。
電力契約を誰がどう解除するのか、決まった手順はなかったという。
東北電の認定業者が撤去工事を請け負うことが多いため、工事の発注課や各区道路課の担当者は、解約手続きを業者に任せていたとみられる。
依頼文書を残したケースは皆無に等しく、口頭で頼むことが常態化していた。
業者が実際に解約したかどうか、事後の確認もしていなかった。
電気代の請求書は半年に1度、各区道路課に届いたが、解約漏れに気付くことはなかった。
職務上の失敗で、公務員が個人の責任を問われる例は少ない。
しかし、神奈川県綾瀬市では、市立小学校のプールの給水栓を19日間閉め忘れ、100万円余りの上下水道代が発生した問題で、市教委が1月、教育長や校長ら7人に一部賠償を求めた。
宮城県庁のカラ出張や食糧費の不正支出問題では、浅野史郎前知事の政治判断などもあり、県職員が1996年10月から77カ月かけ、利子を含め約8億4000万円を分割返還した。
仙台市議の一人は、「1800件の全部は無理でも、可能な限り、解約忘れの責任者を特定し、弁償を求める努力をすべきだ。市長や幹部職員の給与カットなど、何かしらのけじめも避けて通れない」と指摘する。
出典
『<照明灯代解約忘れ>仙台市の巨額損失 業者任せチェック怠る』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190211_11020.html
(2019年2月16日 修正2 ;追記)
2月15日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
市建設局によると、撤去した照明灯のデータが管理台帳に残っておらず、解約忘れの発生時期がはっきりしない。
一方、既に設置されているものの、電力契約が確認できない照明灯も1300基ある。
電気代の未払いがないかどうか確認を進めており、これらも含めて実際の損失額を確定させる。
出典
『<仙台・照明灯問題>市長ら給与削減検討 職員の賠償請求は消極的』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201902/20190215_11017.html
2019年2月1日12時58分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前6時55分ごろ、都営浅草線泉岳寺~三田駅間でレールが破断しているのが見つかった。
浅草線は一時、全線で運転を見合わせたが、亀裂部分の両脇に鉄板を張る応急措置をして、約3時間後に復旧した。
ラッシュ時間帯と重なったため、通勤客ら約18万7000人に影響が出て、中学や大学の入試でも対応が取られた。
東京都交通局電車部によると、現場付近の信号機が、列車がその場にないのにあることを示す赤信号になって動かなくなったため、作業員が線路を点検。
泉岳寺駅の北、約400mで、高さ約16cmのレール1本が切れているのが見つかった。
浅草線では、1月20日にも浅草~本所吾妻橋駅間で線路に亀裂が入っているのが見つかっており、原因を調べている。
出典
『浅草線でレール破断、3時間後に復旧 泉岳寺-三田駅間』
https://mainichi.jp/articles/20190201/k00/00m/040/108000c
2月1日17時18分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
レールの一部が数mmの幅で破断しているのが見つかった。
浅草線では、先月20日にも浅草駅と本所吾妻橋駅の間で、レールの一部に破断が見つかっている。
出典
『浅草線レール破断相次ぎ対策指示』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190201/0024899.html
(2019年4月28日 修正1)
2019年4月25日17時48分にNHK首都圏から、2事例とも原因が判明したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
都営地下鉄の浅草線でことし1月と2月に相次いでレールの一部に破断が見つかった問題で、東京都交通局は25日、破断の原因と対策を公表した。
それによると、1月20日に浅草駅と本所吾妻橋駅の間で発生した破断は、急カーブしたレールの部分にトンネル内の漏水による腐食が起き、その後も列車が走行した結果、亀裂が入ったことが原因とみられている。
また、2月1日に泉岳寺駅と三田駅の間で発生したレールの破断は、レールの車輪と接する面にわずかな段差ができ、車輪からの衝撃が繰り返しレールに加わって亀裂が入ったことが原因とみられている。
これを受けて都の交通局は、都営地下鉄の全線について、急カーブの部分で腐食が進んでいるレールをことし6月末までに交換することや、レールに段差がある場合、削って平らにすることなどの再発防止策を進めることにしている。
出典
『都営線レール破断は腐食など原因』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190425/0028904.html
以下は、4月25日付で東京都交通局HPに掲載されていたお知らせ記事の抜粋。
1.専門機関((公財)鉄道総合技術研究所)による見解
(1)平成31年1月20日の事象
トンネル内、かつ漏水が有る箇所で、金属腐食が進行しやすい環境下にあり、レールの底部に腐食(電食)が見られた。
また、急曲線部では列車通過による横方向への力がレールに作用しているため、レール底部の腐食部から疲労亀裂が発生、その後急速に進行し破断に至ったと考えられる。
(2)平成31年2月1日の事象
レール底部の腐食は比較的軽微であったが、破断面近傍の溶接箇所に微小な凹凸が見られた。
このため、列車が破断箇所を通過する際に繰り返し大きな荷重が作用し、レール底部の腐食部から疲労亀裂が発生、その後急速に進行し破断に至ったと考えられる。
2.対策
都営地下鉄全線において以下の対策を行うこととします。
(1)電食箇所への対策
急曲線部における腐食(電食)箇所の亀裂が進行してレール破断に至ったことから、以下の対策を行います。
①急曲線部における電食発生箇所について、早期のレール交換を実施(発生箇所については、平成31年(2019年)6月までに完了予定)
②レールに影響を与えるトンネル内の漏水対策
③電食発生箇所の監視強化(曲線半径200m未満で電食が発生した箇所を、データベース化し、巡視時に経過観察)
(2)レール溶接部への対策
長年の列車走行で生じたレール溶接部の凹凸により、近傍のレール底部に疲労亀裂が発生したことから、以下の対策を行います。
①レール溶接部の監視強化(砕石道床区間のレール溶接部に監視マークを設置し、巡視時に経過観察)
②監視により凹凸の大きい箇所は、レール削正を実施
出典
『浅草線レール破断事象の原因と対策について』
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2019/sub_i_201904258548_h.html
2019年1月31日15時42分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地震や台風などの自然災害によって停電が起きた際に役立ててもらおうと、31日、プロパンガスを使って発電する発電機が八代市に贈られた。
八代市役所鏡支所で開かれた贈呈式には、地元のプロパンガス業者19社で作る「八代市プロパンガス協同組合」と八代市の関係者、あわせて13人が参加した。
はじめに、プロパンガス協同組合の前田代表理事から八代市の中村市長に、プロパンガス発電機1台の目録が手渡された。
中村市長は、「近年、全国的に大規模災害が増えているなかで、プロパンガス発電機の設置を進めることは市民の安心安全につながるので、とてもありがたい」と、感謝の気持ちを表した。
この発電機は、プロパンガスのボンベを接続して発電するもので、組合では、プロパンガスが公共施設や家庭ごとに分散してボンベで供給されていることから、災害時に電気や都市ガスが止まっても、早急に電力供給が再開できるとしている。
一般家庭で使われている20kgのガスボンベを使用した場合、およそ2日間の発電が可能だという。
八代市では、この発電機を災害時の第二次避難所の1つに指定されている温泉施設、「ばんぺい湯」に設置する予定だ。
出典
『災害時のプロパンガス発電機贈呈』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190131/5000004454.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、この報道で初めて、プロパンガス発電機なるものがあることを知った。
調べてみると、なるほど、様々な機種が販売されている。
2019年1月17日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9251/
(2019年2月5日 修正2 ;追記)
2019年1月30日11時0分に福井新聞から、反則切符を切られた僧侶は今はモンペ着用などで運転しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
僧衣で運転した福井県内の僧侶に交通反則告知書(青切符)を切ったにもかかわらず、県警が「証拠が不十分」として書類送検しなかったことを受け、今回、青切符を切られた40代の男性僧侶が1月29日、福井新聞の取材に応じ、「知りたいのは、布袍と白衣が大丈夫なのかどうか。今後どうしたらいいのか、明確に示してほしい」と、現在の心境を話した。
今は腕に手細(てぼそ)(腕カバー)をはめて布袍の袖を入れ、もんぺを履いて運転しているが、着用に時間がかかり、負担が増しているという。
男性によると2018年9月、法事に向かうため福井市内の県道(通称フェニックス通り)を軽乗用車で走行中、取り締まり中の警察官に停止を指示された。
服装が違反と告げられたが、運転席からは降りておらず、座ったまま窓越しに青切符を切られた。
今月26日、自宅に県警幹部が来て書類送検を見送るという報告を受けた際、布袍と白衣での運転は今後可能かと確認したところ、「運転に支障のないようにしていただければ」と返答されたという。
僧衣で運転できるのかは明確でなく、「もやもやとした感じはある」と話す。
布袍は身動きしやすいよう改良され、「略装」として浸透しており、全国の僧侶らが県警の取り締まりに異を唱えた。
県道交法施行細則について男性は、「例えば『布袍、白衣は除く』と明記するなど、はっきりしてもらえるとありがたい。細則ができた背景を鑑みながら、細則を変えた方がいいのか議論が深まれば」と話している。
出典
『僧衣で運転僧侶「基準明確化を」 今はもんぺで運転』
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/787097
1月31日15時0分に朝日新聞からは、僧侶が反則金納付を拒否した理由に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
速度違反や信号無視などで交通反則切符(青切符)を切られると、多くの人は反則金を納める。
しかし、僧衣を着て車を運転し、青切符を切られた僧侶は、それを拒んだ。
「支払ってしまうと、全国の僧侶が車で動けなくなると思った」と理由を語った。
・・・・・
出典
『反則金、拒否し続けた僧侶 怖かったけど「仲間のため」』
https://www.asahi.com/articles/ASM1Y33HWM1YPTIL002.html
(2019年2月11日 修正3 :追記)
2019年2月9日18時29分に産経新聞から、対応は個別判断とする答弁書が閣議決定されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井県の男性僧侶が僧衣で車を運転して交通反則切符(青切符)を切られた問題で、政府は9日までに、僧衣や和装での運転が道交法違反に当たるかどうかは「個別具体的な事例に則して、各都道府県警で適切に判断し、対応すべきだ」とする答弁書を閣議決定した。
8日付。
国民民主党の大西健介衆院議員の質問主意書に答えた。
僧侶は昨年9月、福井市の県道で運転中に反則切符を切られた。
県警は、県道交法施行細則に基づき
(1)袖がシフトレバーなどに引っ掛かる
(2)裾の幅が狭いため足が動かしにくくブレーキ操作が遅れる
と判断したと説明したが、僧侶は不服として反則金の支払いを拒んだ。
書類送検の可能性があったが、県警は結局、違反事実を認定できなかったとして、切符を無効とした。
出典
『僧衣運転「個別に判断」と閣議決定』
https://www.sankei.com/affairs/news/190209/afr1902090029-n1.html
(2019年3月8日 修正4 ;追記)
2019年3月7日20時21分に朝日新聞から、福井県警は衣服規定を削除するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井県警は7日、車の運転に支障を及ぼす恐れのある履物や衣服の着用を禁じた県道路交通法施行細則を県公安委員会が改正し、衣服の規定を削除すると発表した。
昨年9月に僧衣で車を運転していた僧侶に対し、交通反則切符(青切符)を切った根拠だったが、「運転者にとって禁止の対象が分かりにくく、違反の立証も難しい」と説明した。
県警交通企画課によると、現行の施行細則にある「下駄(げた)、スリッパその他運転操作に支障を及ぼすおそれのある履物または衣服を着用して車両を運転しないこと」との規定から、「または衣服」の部分を削除する。
県警の提案で、県公安委員会が7日に決めた。
施行は4月4日の予定だ。
僧侶は、「規則が変わったのは、本願寺派やSNSで声を上げてくれた僧侶、みなさんの力が大きい。条例ができてから時間が経ち、時代に合っていない部分が置き去りにされていたことがわかった。衣服についての文言がなくなっても、より気を引き締め、今まで以上に安全運転に徹していかなければならないと思っている」と話した。
1月時点では、福井のほかに岩手、愛知など14県の公安委員会が、運転手の順守事項に衣服の規定を設けていた。
出典
『僧衣運転で波紋、分かりにくい衣服規定を削除 福井県警』
https://www.asahi.com/articles/ASM375KK3M37PGJB00C.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。