







2018年2月27日19時3分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
散歩中に町道が陥没し、腰を圧迫骨折する重傷を負うなどしたとして、山形県西川町の女性が町を相手取り、治療費など約245万円を求める訴訟を山形地裁に起こしたことが分かった。提訴は2日付。
訴えによると、女性は昨年4月27日、同町海味の自宅付近の町道を散歩中に路面が陥没して右足がはまり、尻などを強打して腰椎を骨折するなどした。
女性が町に相談したところ、「陥没は予見できないので賠償責任はない」などとして、治療費の支払いを拒否されたという。
町によると、町道は幅約4mの砂利道。
雪解け水などを排出するため埋設されているパイプを通じて細かい土砂が流出し、町道の地下の一部が空洞化したため陥没したとみられるという。
町総務課は取材に対し、「現在、訴訟内容を検討している」としている。
出典
『道路陥没で散歩中重傷、町を提訴…治療費求める』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180226-OYT1T50121.html
2月27日10時27分にNHK山形からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
訴えや代理人の説明によると、女性が去年4月、自宅近くの町道を散歩していたところ、突然、足元の道路が陥没した。
女性は、腰の骨を折る大けがに加え、肩などをねんざして20日間入院し、現在も痛みが引かず通院しているという。
現場は、雨や雪どけの水で土砂が流れ出て路面の下が空洞化していたとみられ、女性の腰ぐらいの深さまで陥没していたという。
このため、「危険な状態だったことは明らかだ」などとして、町道を管理する西川町に、治療費や慰謝料など、あわせて245万円余りの賠償を求める訴えを今月2日、山形地方裁判所に起こした。
女性の弟は、NHKの取材に対し「町は『道路が陥没することは予見できなかった』と主張しているが、乱暴な考え方だ」と話している。
一方、西川町は「訴状の内容を検討した上で、裁判を通して町の考えを述べていきたい」とコメントしている。
出典
『町道陥没事故で被害女性が提訴』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180227/6020000161.html
(2019年6月6日 修正1 ;追記)
2019年6月4日19時34分にNHK山形から、町に対し賠償命令が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし4月、西川町海味に住む当時64歳の女性が、自宅近くの砂利道の町道を散歩していたところ、突然、足元の道路が陥没して、腰の骨を折るなどの大けがをした。
女性が町に治療費や慰謝料などあわせて245万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしたのに対し、町は「陥没を事前に予見することは不可能だった」などと主張し、争ってきた。
4日の判決で、山形地裁の貝原裁判長は、「過去に陥没したことがなかっただけで、安全性が確認されたわけではなく、道路の設置または管理に瑕疵があった」などとして、町の責任を認め、治療費など98万円余りを支払うよう命じる判決を言い渡した。
西川町の高橋勇吉副町長はNHKの取材に対し、控訴しない方針を明らかにし、女性に対して速やかに賠償をするとともに、今後、人通りの少ない町道を中心に点検していくということです。
出典
『町道陥没で大けが 賠償命じる』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20190604/6020003806.html
2018年2月27日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国で生息範囲を広げているシカと列車との衝突事故を防ごうと、鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市)はシカの習性を利用し、仲間に危険を知らせる鳴き声とシカが嫌う犬の鳴き声を組み合わせた「忌避音」を作った。
列車からシカを遠ざける効果があり、試験では目撃回数が約45%減ったという。
実証実験を経て、来年度の実用化を目指す。
鉄道総研によると、シカは仲間とのコミュニケーションで13種類の鳴き声を使い分け、仲間に危険を知らせる場合は「ピヤッ」という甲高く短い声を出す。
試しに聞かせたところ、周囲を警戒して一斉に鳴き声の方向に顔を向けたという。
しかし、その場からは逃げないため、「ピヤッ」という3秒間の音の後に、シカが嫌う犬の「キャンキャン」という鳴き声を20秒間つなげて忌避音を作った。
JR北海道の協力で2016年1~2月に列車のスピーカーから忌避音を鳴らし続けたり、鳴らさなかったりしながら計約1760kmの区間を走行する実験をした。
100km当たりに換算すると、鳴らさない場合のシカの目撃回数は13.6回だったのに対し、鳴らした場合は7.5回だった。
鳴らすと約45%、目撃回数が減ったことになる。
また、忌避音を聞いた約200m先のシカの群れが遠ざかる様子も確認されたという。
環境省などによると、山間部の過疎化などが原因で、シカは14年度までの36年間で、北海道、東北、北陸地方を中心に生息域を約2.5倍に拡大。
個体数も15年度は推計で304万頭に上り、10年間で倍増している。
シカと列車との接触事故も頻繁にあり、JR北海道によると、北海道では16年度だけで1777件起きている。
事故があると、安全確認をするためにダイヤに遅れが生じたり、車両が損傷したりする。
JR各社は侵入防止柵を設置したり、シカの嫌いなにおいのする忌避剤を使ったりしているが、効果は限定的だった。
鉄道総研の担当者は、「研究を重ね、接触事故を減らして安定輸送につなげたい」と話している。
出典
『シカ鳴き声合成で退散 鉄道総研「忌避音」 列車衝突を防止』
https://mainichi.jp/articles/20180227/dde/001/040/058000c
(ブログ者コメント)
シカなどの衝突防止策としては、今年2月、近鉄の「シカ踏切り」を本ブログで紹介している。
2018年2月27日14時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県喜多方市立高郷中学校で、2015年3月、部活動中に女子生徒2人(当時2年)が目にけがをした事故で、同市はうち1人に対し、2500万円の損害賠償を支払う方針を決めた。
現在治療中のもう1人に対しても、損害額が確定した後に賠償する予定だ。
市は3月1日開会の市議会定例会に、損害賠償額を定める議案を提案する。
市教委によると、事故が起きたのは、ゴムチューブを使った負荷トレーニングの最中。
男子生徒が引いたゴムチューブが切れ、反対側で支えていた女子生徒2人の顔に当たった。
今回賠償の対象となる元生徒は、視力の低下や視野が狭くなるなどの障害が残ったという。
事故の原因はゴムチューブの劣化と見られる。
江花教育部長は、「事故を受けて、練習器具を定期的に点検し練習を始める前に安全性を確認するよう、各学校に伝えた」と話している。
出典
『部活中の事故で目に障害、元生徒に2500万円賠償へ』
https://www.asahi.com/articles/ASL2W3VDXL2WUBQU007.html
2月27日16時30分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、事故は2人がゴムチューブの片側を握って固定し、もう片方は2年の男子部員が腰につけたまま前に走るトレーニング中に発生。
伸びたチューブが切れて勢いよく縮み、2人の目に当たって視力が低下するなどした。
市は、04年に購入したチューブが劣化していたことが原因として、器具の管理責任を認めた。
出典
『部活中けがに2500万円、福島 喜多方市が賠償へ』
https://this.kiji.is/341120352196789345?c=39546741839462401
2018年2月27日6時0分に日本経済新聞電子版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本の津々浦々にある多くの橋は、水を含んだ緩く堆積した地盤に建てられている。
大きな地震の時に地中から水が浮き出して構造物を損傷する液状化現象は、たびたび発生する。
液状化による道路橋の損傷を防ぐ新技術の効果を確認するため、国立研究開発法人土木研究所(茨城県つくば市)は2月15日、大規模な実証実験を実施した。
実験は、防災科学技術研究所の大型実験設備「E―ディフェンス」(兵庫県三木市)で行った。
構内には、幅16m、奥行き4m、高さ4.5mの箱型の建物が用意された。
建物の中には、実際の道路橋の橋台部分とその地盤を丸ごと22%の大きさに縮小した模型が置かれた。
模型の一つは、コンクリート製の杭同士をつなぐように鋼板で壁をつくった、新技術を活用して補強した杭。
もう一方は、現状使われている、補強なしの杭だ。
「これから世界最大規模の実験を実施します」。
構内に流れたアナウンスとともに、建物が揺れ始めた。
7年前の東日本大震災の時に栃木県で観測された震度6強程度を模した揺れは、約2分間続いた。
地上6階にいた報道陣の足元にも、振動が伝わった。
肉眼ではかすかにしか確認されなかったが、揺れからわずか50秒で、地盤の一部に液状化があったという。
液状化に伴って起こる側面から橋に力を加える「側方流動」も確認。
実験は成功した。
詳しい解析の結果、実験のポイントである新技術の補強効果はあったと判断された。
特に、地中に埋まっている杭の曲がり具合を調べるデータで、顕著な結果が得られた。
土木研の橋梁構造研究グループの大住・上席研究員の説明によると、補強を施していない杭は中間部分で大きく曲がった。
補強した杭は側面からの力が抑えられ、ほとんど曲がらなかった。
橋台も、液状化後、前方へ動いていた。
特に、新技術で補強していない模型の方が、変位が顕著だったという。
大住上席研究員は、「既存の構造の側面を補強する鋼管をつけることで補強効果がみられた」と強調した。
新技術は、液状化への効果だけでなく、工事のしやすさにも利点があるという。
橋の側面に補強材料を取り付けるだけの工法なので、一から橋を造り直すことがない。
土木研の構造物メンテナンス研究センター七沢上席研究員は、「今回の工法は、道路の通行を止めずに工事ができる」と話す。
東日本大震災では、東京湾沿いなどで液状化現象が起きた。
阪神大震災でも、臨海部の橋が大きく損傷するなど、液状化現象の脅威を社会に知らしめた。
しかし、古い道路橋は、液状化の影響を考慮していない例が多い。
こうした道路橋は、日本全体の約4分の1を占める。
今後、大地震が発生すれば、大きな被害が起こる可能性がある。
液状化により既存の橋が受ける影響を精度良く評価する手法の開発など、課題は多い。
だが、橋を守る最新技術の効果が実験で確認できただけに、早期の実用化がのぞまれる。
出典
『液状化から橋守ります 「E―ディフェンス」兵庫で実験』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27250940S8A220C1000000/
2018年3月1日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後5時15分ごろ、水戸市下入野町の市新清掃工場建設現場で、東京都江戸川区の建設会社社員のYさん(男性、25歳)が高さ約4mの足場から転落した。
Yさんは頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、Yさんは作業の進み具合を確認する立場で、はしごで地上に降りようとした際に転落したらしい。
3月1日付の茨城新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
基礎工事のため掘った穴に掛けられた高さ4mの足場から落下し、頭を強く打った。
警察は、はしごを下りようとして誤って落下したとみて、詳しい原因を調べている。
Yさんは現場監督で、ヘルメットや安全帯を身に着けていた。
2018年2月27日18時37分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後2時前、遠賀町田園にある「田園団地処理場」から火が出て、解体中だった鉄骨平屋造りの建物およそ370m2が全焼した。
ヘリコプターから午後3時前に撮影した映像では、黒い煙が高くのぼり、風に流されて広がっている様子がわかる。
消防によると、この火事によるけが人はいないという。
警察によると、現場の作業員が「解体作業の際にバーナーを使っていた」と話しているという。
また、町が作業員から聞き取った話では、現場では浄化設備の切断作業を行っていたということで、その際に火の粉が設備の一部の発泡スチロールに燃え移ったという。
現場は遠賀町役場から北西に2kmほど離れた住宅が建ち並ぶ場所で、一時、騒然となった。
出典
『解体中の下水処理場で火災』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20180227/5581951.html
2018年2月27日22時4分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前9時15分ごろ、広島県安芸高田市八千代町土師の土師ダムで、ダム湖に潜り設備設置工事をしていた福岡県筑紫野市武蔵、潜水士、Mさん(男性、36歳)が流され、搬送先の病院で死亡した。
警察によると、作業中は閉めなければいけない放流管が開いていた。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に入れ、ダムを管理する国交省中国地方整備局や工事を請け負った会社から事情を聴いている。
中国地方整備局土師ダム管理所によると、放流管は水中にあり、ダム湖から付近の川や用水路に水を流している。
同管理所が弁を開け閉めして水量を調整する。
警察によると、Mさんは、放流管内部の点検用に水をせき止めるゲートを新設するため、1人で水深約17mのダム湖の底に潜っていた。
Mさんから同僚に通信装置で「流されている」と連絡があり、放流管付近で見つかった。
土師ダム管理所の犬山所長は、「非常に残念に思う。事故原因ははっきりしていないが、二度と事故が起きないようにしたい」と話した。
出典
『ダムで作業中の潜水士死亡 「流されている」との通信最後に』
http://www.sankei.com/west/news/180227/wst1802270083-n1.html
2月27日19時36分にNHK広島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
Mさんは、およそ15分後に引き上げられ、市内の病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡が確認された。
警察によると、Mさんは水深17mほどのところにある直径およそ1m20cmの放流管の点検に必要な設備を設置するため、潜って作業をしていたという。
ダムを管理する中国地方整備局土師ダム管理所によると、工事の際は、放流管の中の水の流れを止めるため、放流管の排水口の弁を閉じることになっていたということだが、事故当時は閉じられておらず、Mさんは潜水後まもなく、放流管に吸い込まれたとみられるという。
出典
『土師ダムで作業中の潜水士死亡』
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20180227/5574161.html
2018年2月27日21時5分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前9時ころ、北海道と青森県を結ぶ電源開発の送電ケーブルから油が漏えいした。
漏れた油の量はおよそ2500ℓに上ると見られている。
電源開発によると、27日午前9時ごろ、北海道と青森県を結ぶ長さおよそ170kmの送電ケーブルから油が漏れていることが判明した。
電源開発が確認したところ、地上を通るケーブルから油漏れは確認されなかったため、電源開発は、油が漏れたのは函館市と佐井村の間の海底およそ43kmの区間とみられるとしている。
午後3時までに給油ポンプの運転を停止したため、現在、油は漏れていないが、漏れ出た油の量はおよそ2500ℓに上ると見られている。
電源開発によると、この油はケーブルの中心にある銅線とケーブルを覆うゴムの隙間にある「絶縁油」と呼ばれるもので、人体に影響を及ぼすような毒性はないとしている。
電源開発は、「関係者の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けし、心よりおわび申し上げるとともに、再発防止に努めて参ります」とするコメントを出している。
出典
『送電ケーブルから油 海に流出か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180227/6080000230.html
2月27日付で同社HPには、下記趣旨の記事が掲載されていた。
平成30年2月27日(火)午前9時頃、北海道と本州を結ぶ当社送電ケーブル(北本直流幹線)の油面計レベルが低下し、絶縁油が漏洩(約2500リットルと推定)していることが判明しました。
漏油箇所および原因は調査中ですが、絶縁油が津軽海峡の海域内に漏出している可能性があります。
絶縁油については、これ以上の漏出が発生しないように給油ポンプを停止しました。
出典
『北本直流幹線における漏油発生について』
http://www.jpower.co.jp/news_release/2018/02/news180227.html
2月28日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ケーブルは予備用のもので、電気の供給には影響ないという。
同社は、今後、油の回収が可能かどうかを検討する。
同社によると、ケーブルは銅線の周囲をプラスチック製の筒とゴムが覆う構造で、内部に満たした絶縁性の油圧によって水圧からケーブルを保護している。
同日午前9時ごろ、油圧を維持するためのタンクの油量が減っているのを、巡回中の社員が見つけた。
陸上ケーブルを確認したところ、油の流出はなかったことから、同社は海底で漏れ出たと判断。
ケーブルのゴムが破れた疑いがある。
(2018年8月9日 修正1 ;追記)
2018年8月7日21時18分にNHK青森から、船のイカリにひっかけられて損傷していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
ことし2月、北海道と青森県を結ぶ電源開発が管理する長さおよそ170kmの送電ケーブルのうち、津軽海峡の海底を通るおよそ43kmの区間の一部で、油が漏れているのが見つかった。
これについて、電源開発が無人の潜水機などを使って調べたところ、青森県の佐井村沖およそ11kmの海底でケーブルの中の金属がむきだしになっているのが確認されたという。
また、近くの海底では、船のいかりが切り離された状態で沈んでいるのが見つかった。
このため電源開発は、船のいかりにひっかかったケーブルがよじれたことで損傷し、油が漏れたのではないかとする調査結果をとりまとめた。
会社によると、海に流れ出た油の量は2700ℓに上るということだが、水質調査の結果、環境への影響は確認されていないとしている。
電源開発は、「今後も、現場周辺の監視や水質調査を続けるとともに、損傷したケーブルについては回収する方向で検討を進めていく」と話している。
出典
『海底ケーブル漏油はいかり原因か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180807/6080001818.html
8月7日19時45分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
電源開発(東京)は7日、ケーブル上を航行する船のいかりがケーブルと接触したのが原因とする調査結果を公表した。
ケーブルは外径約14cmで計4本あり、漏出は、通常使用していない予備用の1本で起きた。
調査は2月末~7月上旬に、全長約43kmについて、ダイバーと無人潜水機で実施。
漏出箇所は同村側から約11kmの水深174m付近で、絶縁油の漏出量は発生時の推定より200ℓ多い2700ℓだった。
同社は、「油に強い毒性はなく、周辺環境への影響はない」とする一方、ケーブルの取り換え工事を検討中だ。
工事完了までは、水質調査を継続するという。
北本連系は、北海道・本州間で電力を融通する際に使用する施設。
海底での漏出は、1979年の運用開始以来、初めて。
出典
『海底送電ケーブル油漏れ、いかり接触が原因 電源開発調査』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/216466/
8月8日付で毎日新聞東京版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ケーブルに持ち主不明のいかりが引っかかっており、Jパワー(電源開発)は、いかりが巻き上げられた際に傷ついた可能性があるとみている。
出典
『Jパワー 津軽海峡送電ケーブル、いかりで傷』
https://mainichi.jp/articles/20180808/ddm/012/020/070000c
2018年2月28日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前0時35分ごろ、三島市大場の国道136号で「大型トラックが炎上し、近くに人が倒れている」と、通行人から110番通報があった。
警察によると、大型トラックは14トンで、伊豆縦貫道「大場・函南インターチェンジ」を出た付近の車線に停車したまま炎上。
左前2つの前輪のうち、1つがパンクしていた。
運転手が車両が燃えたことに気付いて、車から降りて消火作業中に、パンクして吹き飛んだタイヤに巻き込まれて死亡したとみている。
運転手には、タイヤが体に当たった形跡がみられるという。
出火原因を調べている。
2月27日付でテレビ静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消防が1時間後に火を消し止めたが、トラックの一部が焼け、運転していた60代の男性が死亡した。
警察によると、爆発音が数回聞こえたほか、車の破片や消火器などが散乱し、タイヤが破裂した跡があった。
出典
『消火中にタイヤ破裂か 運転手死亡』
http://www.sut-tv.com/news/2018/02/post-2861.php
2018年2月26日21時33分に朝日新聞から、写真と折れ線グラフ付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大型トラックやバスのタイヤが走行中に外れる事故がこの5年で5倍超に急増していることが、国交省の調査でわかった。
冬タイヤの交換などでボルトの締め付けが不適切なケースが目立つ。
重さ100kg超のタイヤもあり、ぶつかれば被害は深刻。
事故多発の背景には、運送業界の人手不足も指摘されている。
国交省の集計によると、8トン以上のトラック、または定員30人以上のバスのタイヤが走行中に外れる事故は、2016年度、56件にのぼった。
00年代前半に三菱自動車製の大型トラックの前輪と車軸を結ぶ部品「ハブ」で破断や亀裂が相次いだ問題が発覚後、減少傾向にあったが、11件だった11年度からは増加傾向に転じ、5年間で5倍超まで増えた。
昨年は、岡山県の高速道路でトラックのスペアタイヤが落下し、母と娘が死亡した事故が注目された。
ただ、大型車のスペアタイヤ落下は16年度までの5年間で計4件で、使用中のタイヤ脱落の方が圧倒的に多い。
三菱自動車製車両の問題では、1983年からハブのリコールを届け出た2004年までの約20年間に52件の脱落などの事故があったが、16年度は、それを1年間で超える規模の脱落が起きたことになる。
大型車のタイヤは、直径1m、重さは100kgにもなる。
高速で転がって直撃すれば、被害は甚大だ。
17年3月には京都府宇治市で、走行中の大型トラックから左後輪が外れて約400m転がり、信号待ち中の軽乗用車に衝突して運転者がけがをした。
同年1月には新潟市で、走行中のトレーラーの左後輪が外れて対向車線の軽乗用車に当たり、けが人が出た。
犠牲者も出ている。
04年には北海道江差町で、ダンプから外れたタイヤが直撃し、男児(当時3)が死亡した。
00年にも北海道で、トレーラーのタイヤが外れて対向の乗用車に当たって、運転者が亡くなった。
なぜ、外れるのか。
国交省の調査によると、16年度の56件の7割超が、冬のタイヤ交換など車輪脱から2カ月以内に発生している。
東北や北信越など雪が多い地方に集中。
時期は冬から春にかけてが多く、16年度までの15年間でみると、2月が最も多かった。
原因の8割は作業ミスと推定される。
ボルトを規定値よりも強く締め付けたり、逆に締め付ける力が足りなかったりしてボルトなどが破断するケースが多く、「ずさんな作業が増えている可能性がある」(国交省関係者)という。
ある省関係者は、「人手不足にあえぐ業界の余裕のなさも背景では」と指摘する。
国交省などが15年に、全国1252の運送事業者に行った調査では、68.8%の事業者がドライバーが「不足している」と回答。
休日出勤や時間外勤務でしのぐなど、現場に余裕がなくなっている実態がある。
同省自動車局は、「タイヤ交換に特別な資格は不要だが、正しく脱着する知識や能力を持たない人がタイヤを交換している可能性もある」とみる。
国交省は、冬用タイヤを取り外す機会が増える春に向け、正しい方法で取り付けるよう業界に厳しく求めていく方針という。
一般の乗用車のタイヤ脱落事案の情報はないという。
出典
『冬タイヤへの交換要注意 大型車、走行中の脱落5倍に』
https://www.asahi.com/articles/ASL284R94L28UTIL01T.html
(ブログ者コメント)
走行中にトラックやバスのタイヤが外れた事例は、本ブログでも何件か紹介スミ。
2018年2月26日10時4分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月26日11時32分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年7月に落雷で壊れて撤去され、新しく造り直されていた国宝犬山城(愛知県犬山市)天守北側のしゃちほこが完成し、26日に取り付け工事が行われた。
城のシンボルが7カ月ぶりに復活する。
犬山市などによると、新しいしゃちほこは瓦製で、高さ約1.3m、重さ約62kg。
奈良県生駒市の「山本瓦工業」が製造し、文化財の修理工事を手がける岐阜市の「田中社寺」も工事に加わった。
こん包を解かれたしゃちほこは業者がワイヤーでつり上げ、天守の屋根の端にある「芯木」(しんぎ)と呼ばれる軸に固定していった。
「しゃちほこ」は頭から尾びれまでがおよそ1m50cmで、中には「二度と被害を受けないように」との願いを込め、代々の城主が仕えた徳川家にゆかりがある日光東照宮などのお札が入れられているという。
犬山城は室町時代の1537年に建てられた。
しゃちほこは天守の南北にあり、7月12日夕の落雷で北側が壊れ、南側はひれの部分が欠けているのが見つかった。
避雷針も破損しており、犬山城ではこのあと、しゃちほこの尾びれよりも高い位置に避雷針を取り付けるなどしたあと、足場が取り外され、来月17日には正式にしゃちほこが披露される予定。
出典
『落雷で破損、愛知・犬山城の国宝天守に新しゃちほこ取り付け工事』
http://www.sankei.com/west/news/180226/wst1802260019-n1.html
『新「しゃちほこ」天守に 落雷被害の犬山城 愛知』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/k10011343481000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180226/k10011343481000.html
※当時の状況は、下記記事参照。
(2017年7月15日18時30分 産経新聞west)
愛知県犬山市は15日、落雷の影響でしゃちほこが破損した国宝犬山城(同市)の天守の一般公開を16日から再開すると明らかにした。
ひれ部分など、回収した破片の一部を城内で展示する。
しゃちほこは破損したままで、修理法を文化庁や県教育委員会と協議している。
犬山市によると、局地的に大気が不安定となり、激しい雷雨に見舞われた12日夕、天守北側にあるしゃちほこがほぼ全壊したほか、近くにあった避雷針が折れ曲がり、城内にある火災報知機8台が故障した。
屋根瓦も一部割れた。
午後4時ごろの落雷で破損したとみられる。
県によると、犬山市内の降水量は、午後3時からの1時間で65ミリに達した。
市は、15日までに屋根瓦の修理や報知機の交換を終え、安全が確保できたと判断した。
犬山城は室町時代の1537年に建てられ、しゃちほこは1964年の復元工事に合わせて取り付けられた。
瓦製で高さは約1.2m。
出典
『国宝犬山城が天守再公開へ 落雷でしゃちほこ破損、愛知』
http://www.sankei.com/west/news/170715/wst1707150069-n1.html
(ブログ者コメント)
避雷針が役に立たなかったばかりか、雷で破損していた・・・。
そんなことがあるのだろうか?
その辺の事情を調べたところ、マスメディアからの報道は見つからなかったが、下記趣旨のNAVERまとめ記事が見つかった。
『避雷針はしゃちほこに沿って取り付けられていたが、北側のしゃちほこだけ取り付けワイヤーが切れ、避雷針がしゃちほこから離れた状態になっていた。』
犬山城に避雷針を設置した会社で働いていたという人や犬山市議会議員からの情報が転載されており、こういう話ならと理解できたので紹介する。
ちなみに、しゃちほこから離れた状態になっている避雷針写真を見ると、避雷針はシャチホコの最も高い尾の部分より低い位置までしか設置されていなかったようにも見える。
もしかすると、そういうこともあり、「このあと、しゃちほこの尾びれよりも高い位置に避雷針を取り付け・・・」ということになったのかもしれない・
2018年2月26日付で紀伊民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山県白浜町の富田中学校体育館で、部活動中に雨漏りで足を滑らせて転倒し大けがを負ったのは、建物の安全管理に問題があったためだとして、男子生徒(当時)が町を提訴した裁判の和解が成立する見通しになった。
町が損害賠償金を支払う内容。
和歌山地裁田辺支部で、27日に弁論準備協議が予定されている。
事故発生から2年10カ月、提訴からだと1年7カ月での決着。
町側は「管理上の問題はない」として争う姿勢を示していたが、主張はほぼ退けられた形になる。
町は23日、この裁判で和解するための議案を町議会に提案、議会は全会一致で可決した。
損害賠償金として町が支払う1200万円を盛り込んだ補正予算案も認めた。
全国町村会の総合賠償補償保険金で全額を賄う。
訴えなどによると、バレーボール部に所属していた生徒は2年生になる2015年4月1日、レシーブをしようとした際に雨漏りでぬれていた床面に足を滑らせて転倒、右大腿骨を折る大けがを負った。
翌日に手術を受け、同年5月下旬まで入院。
以降も通院が続いた。
このけがで、生徒は右足が1.5cm短縮する後遺症を負った。
出典
『富田中学の体育館事故和解へ 白浜町が損害賠償』
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=347984&p=more
(ブログ者コメント)
以下は、濡れた床面で滑って・・・という点で似たような事例。
[昔の事例の顛末] 2009年8月 東京都新宿区のみずほ銀行四谷支店で出入口の足拭きマットの裏面がやや湿っていたため滑って転倒し負傷した事故で、高裁は銀行に賠償命令
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3754/
2018年2月26日18時43分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時10分ごろ、大阪府交野(かたの)市私市(きさいち)の資材置き場で、伐採作業中の樹木(高さ約14m)が倒れ、近くの重機の運転席にぶつかった。
重機を操縦していた工務店経営のDさん(男性、69歳)が全身を強く打ち、病院に運ばれたが、約2時間20分後に死亡が確認された。
警察によると、Dさんが重機で樹木を支え、別の男性2人がチェーンソーで木を切断していたが、木が倒れてきたという。
警察が原因を調べている。
出典
『伐採中に高さ14メートル大木直撃、重機運転の69歳男性が死亡 大阪・交野』
http://www.sankei.com/west/news/180226/wst1802260068-n1.html
2018年2月26日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後9時45分ごろ、北本市荒井6丁目のワクチンの研究開発・製造・販売会社「北里第一三共ワクチン」内にある鉄製の液体タンクが破裂、工場の外壁などを損傷した。
けが人はいなかった。
破裂による火災や付近への被害もなかった。
警察によると、タンクは幅4m、高さ3m、奥行き1mで、高温、高圧で殺菌する施設。
タンクの中身は菌のウイルスなどを含んだ汚水で、既に高温で殺菌されていたという。
「ドーン」という破裂音で事故に気付いた警備員(58)が午後11時すぎ、119番した。
土日は通常、タンクを作動させておらず、当日は数人の職員がいたという。
タンクが作動していたのかどうかも含め、警察で事故の状況などを調べている。
出典
『殺菌タンク破裂、北本のワクチン製造会社 破裂音に気付いた警備員が通報 外壁など損傷』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/02/27/04.html
2月26日付で同社HPに下記趣旨のニュースリリースが掲載されていた。
3.破裂の原因
液体タンク内の圧力が加熱用蒸気によって、異常に上昇したためと推定しています。
圧力が異常に上昇した原因については調査中です。
4.被害状況
液体タンクの破裂により、同社の建物(工場)外壁の破損等が発生しました。
液体タンク内に細菌およびウィルス等は含まれておらず、外壁が破損した建物では現在製造は行われていないことから、本破裂事故による環境汚染等は発生しておりません。
出典
『北里第一三共ワクチンの北本事業所における液体タンク破裂事故に関する報告とお詫び』
https://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006813.html
2018年2月25日0時5分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後6時13分ごろ、都営地下鉄浅草線と三田線、都電荒川線で、同時に停電が発生するトラブルが起きた。
この停電の影響で、3線は午後7時30分ごろまで全線で運転を見合わせ、最も時間がかかった浅草線が全線で復旧したのは午後8時42分ごろだった。
東京都交通局によると、全体で131本が運休し、5万5000人に影響があった。
交通局によると、都が管理する複数の変電所で同時に異状を知らせる警報が鳴り、3線の架線が停電。
いったん復旧したが、午後6時44分に再び停電した。
三田線では、15駅の構内でも停電が起きた。
3線の電気系統はそれぞれ分離されており、停電が同時に起きた理由はわからないという。
今のところ、人為的な操作などの形跡はないという。
交通局によると、三田線は大手町~神保町駅間で車両が停車し、乗客が約30分間にわたって閉じ込められたが、体調を崩す人やけが人はなかったという。
出典
『浅草線・三田線・荒川線が同時停電 都の変電所で問題か』
https://www.asahi.com/articles/ASL2S64MSL2SUTIL01Z.html
2月25日18時50分に朝日新聞から、原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月25日19時30分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都交通局は25日、浅草線の浅草~本所吾妻橋間で、電車に電気を供給する架線と天井の鋼材が接触したことが原因だったと発表した。
交通局によると、鋼材に火花が散ったあとが残っていた。
架線をつっている「ちょう架線」が、電車の通過時などの振動で鋼材に接触して異常電流が発生、浅草線の変電所が停電したとみている。
「ちょう架線」と天井は通常、20cmほど離れ、去年12月の点検では異常はなかった。
三田線、荒川線の停電も、この異常電流の影響とみられるという。
担当者は、「通常、天井はコンクリート製で、架線が接触しても異常電流は発生しない。だが、この場所では耐震補強で鋼材が使われた」と話し、交通局は、今後、同様の箇所の調査を進める。
出典
『架線と天井鋼材との接触原因 地下鉄浅草線などの停電』
https://www.asahi.com/articles/ASL2T5RX7L2TUTIL018.html
『都営地下鉄の停電…架線が天井に接触しショート』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000121649.html
2018年2月25日1時26分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月25日5時0分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後2時15分ごろ、上川管内中富良野町の「森林公園キャンプ場」の駐車場で、男性が頭から血を流して倒れているのを近くを通りかかった男性が見つけ、消防に通報した。
倒れていたのは近くに住むOさん(男性、53歳)で、病院で手当てを受けていたが、約8時間後に死亡した。
警察によると、Oさんの近くにはモーターパラグライダーのエンジンや工具があり、エンジンが動いたままの状態だったという。
また、男性から10mほど離れたところにはモーターパラグライダーの樹脂製のプロペラが一部、壊れた状態で落ちていたという。
警察は、Oさんが公園の駐車場でパラグライダーの整備をしていた際、誤ってプロペラに巻き込まれたとみて調べている。
出典
『整備中に事故か 53歳男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180225/5512711.html
『モーターパラグライダー整備中事故か 中富良野の男性死亡』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/167194
2018年3月1日21時5分にテレビ岩手(山形放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月2日14時3分に山形新聞から、3月1日13時2分にテレビユー山形からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
鶴岡市によると、2月24日の午後、市内の「朝日中央コミュニティーセンター」で施設の灯油のタンクが空になっているのを施設の職員が発見した。
施設の周辺は落雪や除雪された雪が3mほど積もった状態で、室内の暖房器具へ灯油を送る配管が雪の重みで損傷した可能性があるという。
タンクは流出が見つかる前日に469ℓを給油したばかりで、先月1日に給油した灯油も一部流出した可能性があり、流れ出た灯油の量は約700ℓに上るとみられている。
市総務企画課によると、配管の全長は20mほどで、外壁に取り付けられている。
周囲に約3mの積雪があるために近づけず、破損箇所は特定できない状態。
センターの約200m北東には赤川が流れていて、センター近くの側溝とつながっていたが、酒田河川国道事務所が調査したところ、河川への灯油の流出は確認されなかったという。
また、側溝からはわずかに灯油の匂いがするというが、市では流出した灯油の大部分がタンク付近の積雪に浸透し、とどまっているとみている。
市ではこれまで、近くの側溝5か所に灯油を吸着するマットや流出を防ぐフェンスを設置し、今後、側溝内の清掃も行っていく方針。
業者と相談して、灯油が浸透したとみられる雪の処理方法も検討する。
施設ではエアコンなどが使用できるため、利用に影響はないという。
出典
『鶴岡・灯油700リットル流出か』
http://www.tvi.jp/nnn/news8878492.html
『灯油700リットルが流出 鶴岡市朝日庁舎、落雪で配管破損か』
http://yamagata-np.jp/news/201803/02/kj_2018030200052.php
『鶴岡市 コミセンから灯油流出』
http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/61609/
(ブログ者コメント)
今年1月の矢吹町事例など、本ブログでは過去に同種事例を紹介している。
2017年6月18日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7243/
(2018年3月5日 修正1 ;追記)
2018年2月23日22時33分に毎日新聞から、現場に対策が施されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県警は23日、昨年6月に愛知県新城市の東名高速道路で乗用車が中央分離帯を飛び越え、対向の観光バスに衝突して乗員・乗客40人を負傷させたとして、乗用車を運転していて死亡した男性医師(当時62歳)=浜松市東区=を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検した。
大幅な速度超過はなく、県警は男性のハンドル操作ミスが原因と判断した。
事故を受け、東名高速を管理する中日本高速道路は、現場の安全対策を強化した。
県警は、男性の乗用車搭載の走行状況記録装置「イベント・データ・レコーダー」を解析したが、現場の最高速度100kmを大幅に上回るスピードは出ていなかった。
メーカーの検査で、車の不具合も見つからなかった。
下り線を走行中の男性は、緩い右カーブで自車を左側ガードレールに衝突させた後、中央分離帯を飛び越えていた。
中日本高速は、県警と協議して昨年10月、現場付近の下り線で対策を施した。
左側ガードレールに反射材を付け、路肩にコーン標識を設置した。
緩い下り坂のため、加速を抑える凹凸も、約1kmにわたって路面に設けた。
一方、現場の中央分離帯は下り線から見てのり面上にあり、乗用車は事故時に斜面を駆け上がっていたが、中日本高速は「全国的に一般的な構造」として、改修は考えていないとしている。
出典
『愛知県警 衝突事故の医師を書類送検 東名・分離帯越え』
https://mainichi.jp/articles/20180223/k00/00e/040/326000c
3月5日17時29分に産経新聞からは、書類送検されていた男性(事故時に死亡)が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋地検は5日、容疑者死亡のまま自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで書類送検された浜松市の男性医師を不起訴とした。
出典
『死亡の医師を不起訴 名古屋地検、東名バス事故』
http://www.sankei.com/west/news/180305/wst1803050062-n1.html
2018年2月12日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8025/
(2018年3月5日 修正1 ;追記)
2018年2月23日19時21分にNHK福井から、警察は110番通報を受けた際にエンジン停止を確認したと釈明しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察庁は衆議院予算委員会の分科会で、男性には車のエンジンの停止を確認していたなどと釈明した。
北陸で記録的な大雪となった2月7日、福井県坂井市の国道で、雪に埋もれた車の中で一酸化炭素中毒で死亡した男性が、「身動きが取れない」と警察に通報していたが、その情報は道路を管理する福井県に伝えられていなかったことが分かっている。
これに関連して、衆議院予算委員会の分科会で、警察庁の山下生活安全局長は、「110番通報を受けた際、男性に対しては、エンジンを止めていることを確認した上で、体調不良があれば119番通報をするよう伝えていた」などと釈明した。
その上で山下局長は、「このような重大な結果が生じたことは真摯に受け止めなければならない。警察としては、これまでにも増して、雪害への対応に万全を期していきたい」と述べた。
出典
『中毒死、エンジン停止確認と釈明』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055481131.html
2月27日5時2分にNHK NEWS WEBからは、男性の母親が何度も警察に救助要請していたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
男性の母親が車の中にいる息子から携帯電話で連絡を受け、福井県警察本部の窓口に電話で繰り返し事態を伝え救助を求めたものの、警察が現場に出動せず、救助されたかどうかも県に確認していなかったことが、警察と母親への取材でわかった。
福井県警察本部によると、この日、母親からは午前10時ごろ、正午ごろ、午後4時半ごろの少なくとも3回、本部に電話があり、通信指令課などで対応して、3回目は県の災害対策本部に連絡するよう伝えたという。
これについて福井県警察本部は、「男性から通報を受けた際、エンジンを止めていることを確認し、母親からの電話も、車の周りの除雪を求めているものとして、緊急性が低いと判断した」と説明している。
そのうえで、「このような重大な結果が生じたことについては真摯に受け止めており、今後はこれまでにも増して雪害への対応に万全を期します」としている。
母親はNHKの取材に対して、「7日の午前9時すぎに息子と電話で話した時点で、車が動けなくなってからおよそ9時間たっていたので、助けてほしいという思いで警察に通報しました。警察の担当者から『除雪車が向かっているので確認が取れたら連絡します』と言われて安心しましたが、連絡がないので再び警察に通報したら、『確認中』という返答ばかりで、4、5回ほど通報しました。息子にメールやラインを送っても読まれた形跡がなく、『こうした間に死んだらどうするんだ』と激しい口調でも伝えました。除雪車だけでなく、警察の担当者も現場に向かっていると思っていたので、裏切られたという気持ちがあります。警察からすると大雪で大変な状況の中でたくさんかかってきた通報の1つだったかもしれませんが、もう少し親身に対応してほしかったです」と話している。
出典
『救助要請も県警出動せず 大雪で男性が車内で死亡の事故で 福井』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180227/k10011344311000.html
2月27日15時46分に北日本放送からは、警察は男性に7回電話をかけていたと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は、発見されるおよそ9時間前の午前9時20分ごろ110番通報し、救助を要請していた。
さらに、男性から連絡を受けた富山県西部に住む母親が午前10時すぎと午後1時前、午後4時半ごろの3回に渡り福井県警に電話をして、息子が立ち往生しているので救助してほしいと求めていたことが新たに分かった。
福井県警は、警察が出動しなかったことについて「緊急性のある通報だという認識はなかった」と説明している。
しかし警察は、この日、男性の携帯電話に7回電話をかけていて、最後の午後1時すぎの時には応答がなかったという。
出典
『死亡男性の母親も救助要請、警察出動せず』
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=17693
2月28日7時10分に福井新聞からは、警察は男性にCO中毒への注意を促さなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警は、母親の電話を救助要請ではなく除雪要請だと判断し、道路管理者の県が手配済みの除雪車の到着を待つよう伝えた。
しかし、県には電話の内容を伝えず、県に除雪状況の確認もしなかった。
男性自身も110番通報していたが、県警はこの内容も県に伝えず、男性にCO中毒への注意を促さなかったことも既に明らかになっている。
県警は、現場近くで別の複数の立ち往生車があり、県三国土木事務所に除雪を要請済みだったとして、男性の情報は県に伝えず、再度の除雪要請もしなかったとしている。
その後、男性の携帯電話に複数回電話をしたが、つながらなかった。
出典
『豪雪車中死、母も3回県警に電話 救出求め「早く行ってほしい」』
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/299445


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。