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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20221251842分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

視聴者の疑問に答えていく「シラベルカ」。
今回は早川カメラマンとお伝えします。

今回、気になった疑問はこちら。
「雪道(車道)はなぜデコボコになるんですか?とても運転しづらいので調べて下さい」

確かにデコボコ道、歩いていても大変ですよね。
この疑問、さっそく調べてきました。

※以下は音声のみの情報(一部は要約表現)。

・・・・

蟹江教授によると、路面上の雪は車の通行の影響で氷の粒のような状態になっています。

そこに車が停車することで、タイヤからかかる圧力と車からの排熱の影響で雪が解け、その雪が冷えて再び氷り、塊となります。

何台もの車が通り、このプロセスが繰り返されることで多くの凸凹ができ、路面がまるでソロバンのようになるということです。

特に駐停車が多い道路で、こうした影響が多くあらわれるといいます。

・・・

札幌に来て1年目、雪道を運転したことがないカメラマンが自動車学校の雪で凸凹になっている運転してみると、車は上下左右に大きく揺れた。

それに対し、ベテラン教官が運転すると、そんなことはなかった。

・・・・






























https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220125/7000042666.html

 

 

 

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2022125228分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前9時ごろ、大垣市の金属買取業「O金属」の敷地で、「ドラム缶が爆発して男性が倒れている」と消防に通報がありました。  

消防が駆け付け、40代くらいとみられる男性が病院に運ばれましたが、男性は頭を強く打ち、およそ4時間後に死亡しました。  

警察によりますと、男性はドラム缶をバーナーを使って切断する作業をしていて、ドラム缶が爆発した衝撃で死亡したとみられています。  

ドラム缶からは「酢酸エチル」が検出されていて、警察は爆発の原因を調べています。  

また、死亡した男性はこの会社の従業員ではなく、社長の知人だったということで、警察は男性が作業を手伝った経緯についても詳しく調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/246a43b1e9c125dd5c8d95f0ebaf99bdc22b199e

 

1251922分にYAHOOニュース(岐阜新聞)からは、事務所にいた人が爆発音を聞いて外に出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午前910分ごろ、岐阜県大垣市の会社で、40代男性がガスバーナーでドラム缶を切断していたところ、このドラム缶が爆発した。

男性は市内の病院に搬送されたが、約4時間後に死亡が確認された。
死因は脳挫傷。  

大垣署によると、同社は金属買い取り業、加工業。

事務室にいた男性が屋外で爆発音がしたため外に出たところ、ドラム缶の横で倒れていた被害男性を発見し、119番した。

被害男性は1人で作業していたという。

署が身元と詳しい事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/125b31e608fc467cb0d1ee21455c69e23653a18b

 

 

 

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20221241815分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年11月、道東の中標津町の山奥にある無人の温泉で、男性が露天風呂に転落して全身にやけどを負い、死亡する事故がありました。

当時、湯船の中は高温だったとみられ、土地を所有する林野庁は管理体制が整うまで立ち入り禁止にしました。

事故があったのは、中標津町養老牛の国有林内にある無人の温泉「からまつの湯」です。

林野庁根釧東部森林管理署によりますと、去年11月、1人で入浴に訪れた地元の男性が誤って露天風呂に転落し、全身にやけどを負って5日後に死亡したということです。

この温泉は通常、およそ80度の源泉に湧き水を混ぜて温度が調節されていますが、当時、水を引く配管のバルブが何らかの原因で閉まっていて、湯船の中は源泉に近い高温だったとみられています。

温泉には人は常駐しておらず、安全管理などは利用者自身に委ねられていました。

「からまつの湯」は「野湯」と呼ばれる自然に囲まれた温泉で、およそ30年前に設置され、地元の愛好会のメンバーが定期的に清掃などを行っていました。

一方、土地を所有する森林管理署の許可を得ずに設置されたということで、森林管理署は管理体制が整うまで立ち入り禁止にしています。

根釧東部森林管理署の松本署長は、「国有林の中で重大な事故が起き、重く受け止めている。今後、適切に維持管理できる団体が見つからなかった場合は閉鎖も検討せざるをえない」と話しています。

地元の愛好会の男性は、「自主的に管理することは暗黙の了解だと思っていた。地元の人や観光客に親しまれた温泉なので再開を目指したいが、求められるような管理体制を作ることは難しい」と話しています。

 

【ブームの一方で】

大自然の中にあり、人の手があまり加えられていない温泉は「野湯」と呼ばれ、開放感が魅力で、道外からも温泉ファンが訪れています。

日本全国の温泉データを独自にとりまとめている会社「マウンテントラッド」によりますと、北海道にある野湯や秘湯は、全国最多のおよそ50に上るということです。

道東では、弟子屈町の屈斜路湖畔にある「コタンの湯」や知床半島の羅臼町にある「熊の湯」などが有名です。

「コタンの湯」や「熊の湯」は国有林内にありますが、町が林野庁から土地の貸与を受けた上で、地元の人に管理を委託しています。

一方で、「からまつの湯」のように、土地の所有者の許可を得ずに設置され、管理者がはっきりしない温泉も点在しています。

高温の源泉によるやけどや有毒ガスの噴出、それにクマの出没など、危険が伴う場所もあります。

事故を防ぐためにどのように安全を管理すべきか、林野庁森林管理局は対応に苦慮しています。

北海道森林管理局の担当者は、「これまでは入浴の勝手が分かっている地元の人だけの利用が主だったが、SNSなどの普及によって、観光客にも広く利用されるようになった。立ち入り禁止などの強制的な措置をとることは難しく、頭を悩ませている」と話しています。











https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220124/7000042626.html

 

1231223分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、足を滑らせた、自力で病院に行ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

根室管内中標津町養老牛の国有林内にある露天風呂「からまつの湯」で昨年11月、入浴に訪れた利用者が誤って湯船に落ちてやけどを負い、その後に死亡する事故があったことが22日、北海道森林管理局への取材で分かった。

からまつの湯は設置者や管理者がはっきりせず、土地所有者の国も設置を認めたわけでない“野湯(のゆ)”。

周辺の国有林を管理する同局根釧東部森林管理署は湯への立ち入りを禁止し、施設閉鎖も含め検討しており、愛好者は対応に苦慮している。

風呂は標津川支流の渓流沿いにあり、数人が入れる湯船二つと木造の脱衣所などがある。

付近には、かつて営林作業者向けの宿舎があり、昭和50年代に撤去されたが、後に地域の人らが石を積むなどして風呂を整備。

近くの養老牛温泉の客や愛好者が多く訪れるようになっていた。

70度以上の源泉を入れるバルブと、沢水を入れるバルブが設けられ、利用者が二つを開閉し、湯温を調整できる。  

同管理署が医療機関から聞き取った情報によると、事故があったのは昨年1126日夜。

利用者は足を滑らせ、高温になっていた風呂に転落。
自ら中標津町内の病院に向かって受診し、釧路市内の病院に転送されたが、全身にやけどを負っており、同12月上旬に亡くなった。
当時の湯温など詳細は不明という。

これを受け、同管理署は入り口に立ち入り禁止の看板を設けた。  

同管理署の松本署長は、「安全面などを含めて適切に管理できる団体などが出てきた場合は、国有林貸し付けの手続きを経て施設存続を検討できる」とし、地域の愛好者グループにもこの方針を伝えた。

ただ愛好者の1人は、「存続させたいが、個人による管理は難しい」と困惑。

松本署長は、「管理者が現れない場合、閉鎖を含めて検討せざるを得ない」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30f89403aed667122bfb3058843551f25b8e240d

 

1251942分にYAHOOニュース(ABEMA  TIMES)からは、現場は真っ暗で湯船も深いという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

夜間に利用したことがある人は「基本的には真っ暗です。更衣室があって、その中には小さなLEDといった照明はあったんですけど、温泉の方は暗かったです。場所自体が手すりもない場所で お湯の深さも深いなと思いました」と教えてくれた。  

https://news.yahoo.co.jp/articles/3af66c58c22ab5532d34b2140c9dc970281a3169

 

 (2023年3月18日 修正1 ;追記)

2023317140分にYAHOOニュース(北海道新聞)からは、立入禁止にしても入浴する人がいたため施設自体を撤去したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道森林管理局根釧東部森林管理署(根室管内標津町)は、死亡事故があった同管内中標津町の国有林内にある露天風呂「からまつの湯」の施設を撤去した。

撤去したのは男女別に設けられていた数人用の湯船や脱衣用の小屋、源泉をためる貯湯槽など。

昨年12月に工事を行い、更地にした。

「からまつの湯」は渓流沿いの“野湯”として30年以上前から住民らに利用されていたが、設置者が明確でなく、施設管理者もいなかった。

202111月に利用者が高温になっていた湯船に落ちてやけどを負い、後に亡くなる事故が発生。

同管理署は施設をパイプ柵で囲い、看板を設けて立ち入りを禁じていた。

撤去の理由について同管理署は「安全管理の計画を立てて整備・運営をする適切な管理者が現れなかった」と説明。

立ち入り禁止措置後も、訪れた人物が入浴する例が確認されたため、撤去を決めたとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b557c72e1262dd4ab6744e70f6e8096ee866a6cb

 

 

 

 

  

 

 

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20221231534分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鳥取市の私立幼稚園で2020年12月、当時5歳の園児が大やけどを負った事故を受けて鳥取県が設置した検証チームが20日、再発防止策などの報告書をまとめた。

事故は同年12月14日に発生。
園内のコンロで熱したゆずジュースが入ったやかんを持った担任と園児がぶつかり、園児が大やけどを負った。

報告書では、担任らがトイレにあるモップなどを洗う深いシンクの流水で園児の体を冷やしたり、服を脱がせたりしていたと指摘。

熱傷に伴う感染症の危険性を増幅させた上に皮膚がはがれる恐れもあり、初期対応は不適切だったと断じた。

また、国への報告が1か月以上もかかった県の対応を非難した。

報告が遅れた県は、その後、子育て王国課の担当者以外でも、事故の状況やその後の進捗状況が確認できる「保育施設等事故報告データベース」の運用を始めたことも示された。

事故を受け、県内の保育施設に火や熱を発する器具を使っているか調査したところ、297施設中163施設(55%)で、園児が育てた野菜の調理などで使用していることがわかった。

チームの委員長を務めた鳥取大地域学部の塩野谷斉副学部長は、「事故はどの保育施設でも起こり得る。今回の検証から、安全対策や初期対応について学んでほしい」と話している。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220121-OYT1T50239/

 

(ブログ者コメント)

では、どうすればよかったのか?
以下は、日本形成医科学会HPに掲載されている応急処置方法。

直ちに冷却することが大切です。

これにより、熱による皮膚への損傷が深くなることを防ぐだけでなく、受傷部位の痛みをやわらげることができます。

この場合、無理に衣服を脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接流します。
冷却は20分くらい行います。
水疱(水ぶくれ)がある場合は、出来るだけ破らないようにしましょう。

手指のやけどの場合、指輪をあらかじめ外すようにします。
受傷後時間がたつと指がはれて抜けなくなり、指輪を切断しなければならないこともあるからです。

冷却と聞くと保冷剤が思い浮かぶかもしれませんが、あまりに冷たいので、それによる凍傷を引き起こすことがあります。
また、冷却剤とやけどした皮膚がくっついてしまって、水泡がやぶけてしまうこともあります。

https://jsprs.or.jp/general/disease/kega_kizuato/yakedo/yakedochiryo.html

 

 

 

 

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2022123642分にYAHOOニュース(東海テレビ)から下記趣旨の記事が、ビル全景の写真付きでネット配信されていた。

22日午後、名古屋市西区の解体中のビルで、男性作業員(52)が誤って5階から落下し死亡する事故がありました。  

午後140分ごろ、名古屋市西区城西3丁目の解体中のビルで「作業中の男性が落下した」と同僚男性から119番通報がありました。  

落下したのは名古屋市緑区の会社員の男性(52)で、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、全身を強く打っていて、約1時間40分後に死亡が確認されました。  

警察によりますと、男性は同僚2人と、ビル5階部分で地面まで貫通した穴から廃材を落とす作業中に、誤って約10メートル下の地面に落下したとみられています。  

一緒に作業していた同僚が落下した瞬間を目撃していて、警察は安全管理に問題が無かったかなど、事故の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d0225f47dd6ddb99309044bc92780a0c79d99930

 

 

 

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2022123659分にYAHOOニュース(埼玉新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午前9時50分ごろ、埼玉県川越市中福、K建材リサイクルセンターで、大型トラックから廃材の荷下ろし作業をしていた会社員男性(63)が、落ちてきた廃材の下敷きになった。

同僚の会社員男性が事故に気付いて119番。
男性は搬送先の病院で約1時間半後に死亡が確認された。

川越署によると、落下したのは古紙を圧縮した塊で、大きさは縦1・7メートル、横0・9メートル、高さ約1メートル、重さは約440キロ。

男性がトラックの荷台後部の扉を開けたところ、古紙の塊1個が落下し、下敷きになったとみられるという。  

同署で男性の死因と事故原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30c1ef0852117a486113d0ab7730ca8c7c4e89b4

 

 

 

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20221211145分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

冬になるとテレビで頻繁に見かけるスタッドレスタイヤのCM
みなさんはすでに準備OKでしょうか?

冬のドライブには欠かせないスタッドレスタイヤですが、バスの場合は乗用車と異なり、スタッドレスに加えてチェーンも用意します。

バスにチェーンは必須。
バス用チェーンとは一体どんなものかご紹介します。

/運屋フランク(バス運転手)

 

■チェーンは命を守る必須アイテム、バスの事故は身内だけでは済まない

みなさま初めまして。
バス運転手の運屋フランクと申します。

私は地方の路線バス会社に所属しています。
雪が降る地方ですが、バスは雪が降っても止まりません。
公共交通の最後の砦です。  

そんな雪道で私どもの足元を支えるのがチェーンです。

雪の予報ともなれば、翌朝は早めに出勤をしてチェーンを巻きます。
バスにチェーンをかける際には会社から指示がありますが、最終的には運転手が判断します。  

バスは一般車と違い、事故を起こせば新聞沙汰。
社会的信用を失いますし、身内の問題で済まないのです。

実際、雪道で事故を起こした場合、チェーン装着の有無で事故の評価が変わります。
事故を起こせば、運転手は懲戒問題になります。  
会社からのチェーン装着指示を無視したともなれば重い懲戒が課せられますし、もちろん自分の大型二種免許にも。
「スタッドレスを履いていた」は理由になりません。

万が一、人を巻き込んでしまった場合は最悪です。
数年前のスキーバスの痛ましい事故が思い出されます。  

また、北国のバス会社ともなれば、この時期には必ず新しいスタッドレスタイヤに履き替えるのですが、使用するのはゴムを貼り替えたリトレッドタイヤ。
性能はかなり信用できます。  
圧雪であればトラクションもブレーキもハンドリングもしっかり効きますが、残念ながら万能ではありません。

急な上り坂や下り坂、特に凍結路ではスタッドレスでも意味はありません。
思わず運転席で声を上げるほどガッツリ滑ります。  

チェーンを履いていればスリップを確実に防げるので、やはり最後はチェーンだと思い知ります。

 

■現在のバス用チェーンの主流は乗り心地が良くコンパクトなワイヤータイプ

バス用チェーンとはどんなものでしょう。
ゴツい鎖を思い浮かべる人も多いと思いますが、現在の主流はワイヤータイプです。  

ワイヤータイプはコストがかかるのですが、効果は絶大。
振動と音が抑えられるからです。

また、路面に優しいのも特徴。
鎖はアスファルトを削りますが、ワイヤーは軽微で済みます。

そして何より、軽くてコンパクト。
鎖は筋トレレベルです。  

チェーンをかける前に知っていただきたいのは、バスは基本的に3本のチェーンを使います(会社により違いはあるかもしれませんが…)
駆動輪と前輪の歩道側に巻きます。  

例えば、斜めの場所に停車した際、バスは長いので、後輪のみチェーンを巻いていると、コンパスのように前輪が流れてしまいます。
それを防ぐためです。
もちろん、前輪に1本巻くだけでハンドリングもブレーキングも良くなります。

 

■タイヤチェーンをかけてみよう:1「チェーンをかぶせる」

ジャッキアップと行きたいところですが、バスを上げるには油圧ジャッキが必要です。

そんなもの、現場にはありませんので、バスを動かしながらかけます。
この時に、前進するか後退するかも要チェック。
ラッチのない端を進行方向にして、その端が道路に着くくらいの位置にかぶせます。  
タイヤ半周くらい前に進めると、ラッチ側がタイヤに乗ります。
こうすることで、かけやすくなります。

ただ、単に下に敷くだけでは、両端をタイヤに上げなくてはなりません。
無駄な手間になります。  

ちなみに、進行方向にラッチを向けないのは、踏んで曲げてしまう事故を防ぐため。
また、実際は3本一気に巻くのですが、3本全ての位置を合わせておかないと、この段階でどれかが脱落して手間が増えます。

 

■タイヤチェーンをかけてみよう:2「ラッチをかけて固定」

まずは内側のフックをかけます。
これが最も手を焼きます。
なぜなら、「見えない」から。

腕を奥に突っ込んで感覚を頼りにかけるのですね。
冗談ではなく、針に糸を通す感覚です。  

内側さえかかれば、表側のラッチはすぐに締められます。
そして、この状態で数十メートル走りチェーンをタイヤになじませ、増し締めをして一丁あがりです。

基本的には、道具は使わず素手でかけますが、作業効率化の部品がありますのでご紹介。

まずは延長用のリンク。
これをあらかじめかけておけば、端と端を繋ぎやすくなります。

ちなみに上記の完成図の写真は、そのリンクで延長しています。
カラビナを含む先がリンクです。

 

■タイヤチェーンをかけてみよう:3「ゴムバンドをかけて終了」

次にゴムバンド。

チェーンは必ず緩みます。
不意の脱落を防ぎ、増し締めをゴムに頼るというわけです。

これが現在のバス用チェーンです。

これだけで、驚くほど雪道を進みます。
路線バスは後輪駆動ですが、それを忘れるくらい。

しかし、チェーンを巻く最大の効果は、運転手が安心してハンドルを握れるという点に尽きます。

 

■チェーンは全てのクルマに有効、手元において損はなし

現在の市販車は、当然、4WDばかりではありません。
でも、スタッドレスだから大丈夫は過信です。  

例えばスキーに行くとしましょう。
当然、坂を登ります。
その途中に停車したとしましょう。
そうなれば、前輪駆動では発進が困難です。

実際、タイヤが空転した瞬間に滑って落ちてきたトラブルも見ました。
チェーンを付けていれば……と思うわけですね。  

幸い、一般乗用車向けのチェーンはバス用に比べて安価です。
参考までにおおよその値段は、写真のワイヤータイプのバス用左右1ペアで4万円、乗用車用であればその半分の2万円、そしてネットで売られているようなスパイク付きのゴムを巻き付けるようなタイプは1万円で手に入れられます。  

転ばぬ先のチェーンです。
どうか事故のためにレジャーが台無しになりませんように。  

それでは末筆ながら、皆様の冬の安全を願っております。
気が向いたら、ぜひバスもご利用くださいね!
ありがとうございました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9662362f01e7e38e08cdb6e28df46963241e1e9 

 

(ブログ者コメント)

〇昨年12月の彦根市大雪渋滞記事中、「数年に一度の寒波襲来と報じられていたのに、甘く考えていたのだろうか?」などとコメントしたが、今回の情報から考えると、「スタッドレス対応だけで大丈夫と思っていた」ということかもしれない。

〇リトレッドタイヤについて調べたところ、横浜ゴムのHPに以下の説明があった。
・リトレッドタイヤとは、走行により摩耗したトレッドゴムを新しく貼り替えて、タイヤの機能を復元して再使用するタイヤのこと。更生タイヤとも呼ばれている。
・ユーザー側には費用低減、メーカー側にはCO2低減や廃棄物削減のメリットがある。
https://www.y-yokohama.com/group/ytr/about/

 

 

 

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202212220分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

神奈川・横浜市の繁華街で21日、ビルから男性が転落し、窓から様子を見ようとした女性も誤って転落しました。

さらに、下の階の窓で見ていた男性や通行人を巻き込みました。

職務質問を受けていた男性がビルの中に入り、屋上から転落したとみられています。

21日、横浜市のビルから男女が相次いで転落し、下にいた人を巻き込む事故がありました。

午後5時ごろ、現場は規制線がはられ、騒然としていました。
警察官がビルの上を指さしている様子も。

現場は、人通りの多い横浜市の繁華街にあるビルです。

21日午後4時すぎ「建物から人が落ちてきて、下にいる人とぶつかった」と通報が入りました。

警察によると、40代の男性がビルの前で職務質問を受けていたところ、男性は「このビルに用がある」と言って5階建てビルの中に入っていき、屋上から転落したとみられています。

その後、「ドスン」という音を聞いた女性が、3階の外にあった足場からのぞき込んでいたところ、誤って転落。

その際、2階の窓からのぞき込んでいた男性にぶつかりました。

さらに、最初に落ちた男性を介抱していた男性にぶつかりました。

事故が起きたのは、隣のビルとの隙間でした。

最初に屋上から落ちたとみられる男性と、地上にいた男性は骨折しましたが、命に別条はなく、ほかの2人は軽傷だということです。

警察は、男性がなぜビルから転落したのかなど、詳しいいきさつを調べています。

(1月21日放送『news zero』より)



















https://news.yahoo.co.jp/articles/851fc763cf0a135ba4f432ddce0f5c9f31f5a442 

 

 

 

 

 

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20221202043分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県立高校の硬式野球部で打撃練習中に打球が頭を直撃し、難聴などの後遺症を負ったのは、顧問教諭が安全配慮義務を怠ったためだとして、元部員の男性(19)が県に約2492万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、福岡地裁小倉支部であった。

植田智彦裁判長は「教諭の過失は重大」と認め、県に約2261万円の支払いを命じた。

判決によると、男性は2年生だった20198月、打撃練習の投手を務めた際、打球が右側頭部を直撃。
外傷性くも膜下出血などで、難聴や内耳機能障害になった。

男性の前にはL字形の防球ネットがあったが、高野連が打撃練習時の着用を義務づけている投手用ヘッドギアが高校になく、男性は着けていなかった。

事故当時、投手と打者の距離は実戦の1844メートルより短い約15メートルだった。

男性側は「ヘッドギアを装着していれば事故は起きなかった」と主張。

県側は「L字ネット後方で投球すれば、打球が投手を直撃することはない。事故が発生したのは(男性が)指導に従わなかったからだ」と争っていた。

これに対し、判決は「打者との距離が短く、L字ネットだけでは打球が当たる可能性が高くなっていた。ヘッドギアの着用を指導する必要性は高く、職務上の注意義務に違反した教諭の過失は重大」と認定した。

福岡県の吉田教育長は、「判決内容を慎重に検討し、適切に対応したい」とコメントした。

https://mainichi.jp/articles/20220120/k00/00m/040/292000c

 

1201959分に産経新聞からは、顧問の教諭はヘッドギア着用が義務付けられていることを知らなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県立八幡中央高校(北九州市)で令和元年、野球部の練習中に打球が頭に直撃してけがをし、難聴となった元生徒の男性(19)が、県に損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁小倉支部は20日、頭部を守るヘッドギアを着けさせなかった義務違反があるとし、約2260万円の支払いを命じた。

植田智彦裁判長は、「日本高野連は打撃投手のヘッドギア着用を義務付けているが、顧問はそれを知らず、同校野球部にヘッドギアはなかった」と指摘。
顧問は注意義務に違反しており、県が賠償責任を負うと判断した。

判決によると、男性は元年8月8日、練習中に打撃投手を務めているときに打球が右側頭部に直撃。
外傷性くも膜下出血などのけがをし、右耳の聴力は大きく失われた。

https://www.sankei.com/article/20220120-D5SHQY6I5RLTHLBQTQJWHXGWNI/

 

(ブログ者コメント)

県側が「L字ネット後方で投球すれば、打球が投手を直撃することはない」と主張している件、どういうことか調べてみたが、解説している報道は見つからなかった。

詳細不明だが、スピードのある球に打者を慣れさせようと、防球ネットの前から投げていた・・・ということだろうか?

以下の写真は楽天の防球ネット販売画面より引用。
もしそうだったとしたら、なぜネットを前方に移動させなかったのだろうか?

 

 

 

 

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20221191834分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年、阿南市の漁協で作業中の職員が屋根から落ちて大けがをし、漁協と組合長が転落を防ぐ措置を取らなかった疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは阿南市の伊島漁協と、60代の組合長です。

阿南労働基準監督署によりますと、去年8月、漁協の40代の女性職員が作業のため漁協の屋根の上を歩いていたところ、屋根の一部に穴があきました。

職員は3メートルあまり下に転落して、背中を強く打つなどして大けがをしました。

屋根のほとんどは鉄製でしたが、穴のあいた部分は柔らかい素材で、転落を防ぐ網や歩行用の板など、危険を防ぐための措置は取られていなかったということです。

このため、阿南労働基準監督署は19日、労働安全衛生法違反の疑いで漁協と組合長の書類を検察に送りました。

伊島漁協は「事故の再発防止のためのできるかぎりの取り組みはすでに済ませているが、改めて職員や組合員一同、注意を徹底していきたい」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20220119/8020013437.html

 

(ブログ者コメント)

goo地図とグーグルアースを参照した結果、おそらくは写真右下のオレンジ色の平屋根だったのではないかと思われるが、天窓など、屋根の一部が別素材でできているような感じは見受けられない。



 

 

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2022119431分にYAHOOニュース(YAHOOニュース;東洋経済ONLINE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京メトロ東西線の茅場町―門前仲町駅間で、開いた側窓から飛び込んだとみられる異物で乗客が目を負傷するというトラブルがあった。

このような場合、どのような対応が必要なのか。
また駅係員には、どのような支援を受けられるのか。

負傷者の方と東京メトロに聞いた。

このトラブルは202196日に起きた。

茅場町駅を出発し、門前仲町駅に向かう電車に乗車していた青年I氏が、側窓から飛び込んだ異物で目を負傷したのである。

新型コロナウイルス対策で、通勤電車の側窓は基本的に、換気のために開けてある。

鉄道会社はトンネルを定期的に点検しているとはいえ、パンタグラフと架線がこすれた際に鉄粉が撒き散らされ、それが窓から車内に飛び込むことはありうるだろう。  

筆者は、負傷したIさんに状況をインタビューした。

 

■普段より大きく開かれた側窓

Q.トラブル発生時はどのような状況でしたか。

A.時刻は18時半頃。茅場町駅を出てすぐだったと記憶しています。
普段の地下鉄では、側窓が10cmほど開いていたのですが、その日は、30cm近く開いていました。
恐らく、乗客が新型コロナウイルスを恐れて「換気をもっとしたい」と考えて、開けたのだと思います。
この事件以降、余計に開かれた側窓を見たら、他の側窓と同じくらいまで閉めるようになりました。
私は大き目のメガネをしていたのですが、それでも左目に異物が入りました。
何かが刺さったような感触があり、激痛が走りました。
反射的に目をぬぐおうとしたのですが、同行者のCさんが「こすると目の傷が広がるから、触ってはいけない」と強く制止してくれました。  
門前仲町駅に至る車内で、一刻も早く目の洗浄をしようという話になりました。
そこで、次の停車駅である門前仲町駅で電車を降りました。
僕は目があまり開かなかったので、Cさんが駅構内図を確認してくれ、トイレまで導いてくれました。
トイレで目を洗うと、異物のようなものが流れ落ちたのがわかりましたが、そのまま流れてしまったので、どのようなものかはわかりません。

Q.駅係員には、どのような協力を求めたのですか?   

A.Cさんが「後々で、治療が必要になった場合なども考えられるので、『事故が起こった』という記録を残してほしい」と要求し、駅係員は記録を残してくれました。
また、駅係員は乗車していた列車に連絡を取り、状況を確認した後で「過度な窓開けはおやめください」という車内アナウンスを流したとのことです。  

.その後、どのような治療を受けたのですか。  

A.目を洗ったものの、痛みと違和感が取れなかったこともあり、Cさんが東陽町駅近くの眼科をスマートフォンで調べて、連れて行ってくれました。
診断を受けたのですが、「角膜が傷ついていて、すでに細菌の感染が始まっている可能性が高い」とのことでした。
医師は、「地下鉄のトンネル内は、ネズミなどが生息しているなど、衛生的な環境ではありません。そこから何か落ちてくるとしたら、油で固まったホコリや、錆びた鉄片など、細菌感染を引き起こすことも考えられます」として、角膜を保護する薬と、強力な抗菌剤を処方されました。  
医師に、今回の対応はどうだったのでしょうかと聞いたところ、「こうした事例で『単に目にゴミが入っただけ』と放置すれば、失明する可能性もあります。速やかに眼科を受診すべきケースで、今回の受診は正しい処置です」と言われました。

.対応を間違えたらと思うと、ぞっとしますね。  

A.はい。
「処方した目薬を2時間間隔で、今日中に最低でも3回点眼してください」と言われました。
その通りにしましたが、3日は痛みが引きませんでした。
1
週間後に再び眼科に行きましたが、「完治していないので、点眼をあと2日続けてください。角膜は損傷しているので、コンタクトレンズは使わないでください」という指示を受けました。
C
さんのおかげで対応が速かったこともあり、今では元通りになっています。

 

■東京メトロに聞いてみた

では、東京メトロは今回の事例をどう見ているのか。
広報部に聞いてみた。
そのやりとりは以下のとおりだ。

.今回の事例をどのように考えますか。  

A.お申し出の後にトンネル内および当該車両を確認しましたが、目に見えるような異物を見つけることはできませんでした。
車内窓開けにおいては、コロナ対策の車内換気のために、窓開け開口が10㎝程度となるよう、東京メトロ保有全車両に窓開け開口目安のお知らせステッカーを貼り付けてご案内しており、今後も、窓開けのご協力に関するご案内の強化に努めてまいります。

.こうした「開口した側窓から異物が飛び込む」事例は、年間でどの程度発生しているのでしょうか。  

A.今回の事例以外では、同様の事例のお申し出はいただいておりません。  

.今回のように負傷した事例が起こった場合、負傷者は、駅係員にどのような対応を求めれば(求めても)いいのでしょうか。  

A.負傷事例が起こった場合は、お客様の安全を第一に考え、また、お客様に寄り添った対応を行えるように努めます。
駅係員へお申し出をいただいた場合は、まず、おけがの具合をお聞きし、状況にもよりますが、救急車を要請するか、お客様に確認させていただきます。
お客様から救急車を呼んでほしい旨、ご要望があれば、119番いたします。
もちろん、切迫した状況であれば、速やかに救急車の手配をいたします。
また、お客様から近場に医療機関がないかお問い合わせいただいた場合は、医療機関をお調べすることも可能です。 

 

■窓開け幅を増やすのは無意味  

側窓から異物が飛び込む事例は、レアケースのようだが、どこでも起こりうることではある。

国土交通省「コロナ禍に鉄道を安心してご利用いただくために」によると、「10cm程度の窓開けと空調施設を併用すれば、列車内の空気は23分で入れ替わり、乗車率が上がっても、換気量はほぼ変わらない」とのことである。

つまり、「新型コロナウイルス怖さに、窓開け幅を増やす」ことは、ほとんど意味がないということだ。

異物の車内侵入を防ぐためにも、過度な窓開けは慎む必要があると感じた。

(安藤 昌季 :乗り物ライター)

https://news.yahoo.co.jp/articles/68315c9da04ae1d196d9f5665392d88dded9ec6a 

 

 

 

 

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20221191752分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後1時半すぎ、札幌市豊平区平岸の小学校の新築工事現場で、建設中の建物を覆っていた仮設の屋根がおよそ30メートル四方にわたり崩れ落ちました。

警察によりますと、当時、付近には工事関係者10人ほどがいて、このうち札幌市東区の土木作業員、宮本さん(男性、70歳)が下敷きになり、その場で死亡が確認されました。

現場では札幌市立東山小学校の新校舎を建設中で、児童たちは19日午前中、すぐ近くにある今の校舎で授業を受けていましたが、事故が起きたのは全員が下校したあとだったということです。

また、警察によりますと、崩れ落ちた屋根の上には厚さ1メートルほどの雪が積もっていたということです。

警察は、雪の重みが事故の原因とみて、工事関係者から話を聞くなどして当時の状況を調べています。





https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220119/7000042449.html

 

(ブログ者コメント)

仮設とはいえ、雪の重みは考慮していたと思うのだが・・・。

 

 

 

 

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202211860分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県太田市は17日、20193月に城西小の男児(当時2年生)が、同校グラウンドのサッカーゴールとフェンスの間に張られたロープに首を引っ掛けて転倒し、鎖骨を骨折していたことを明らかにした。

昨年12月に治療費の約8割(55万円)を支払うことで和解が成立したという。
和解は同14日付。

市教委によると、男児は同年315日午後1時ごろ、昼休みに友達とグラウンドで鬼ごっこをしていて、追い掛けられて逃げていたところ、ロープに引っ掛かり転倒。

学校から連絡を受けた保護者が病院へ連れて行き、骨折が判明した。

現在、男児のけがは完治し、後遺症もないという。

ゴール裏とフェンスの間には約1メートルの隙間があり、児童の侵入防止とその注意喚起のほか、ゴールの転倒防止対策強化のために、事故発生の数年前からロープを張っていた。

ロープは事故後に撤去された。

児童の保護者が加入する健康保険組合が昨年6月、市に損害賠償を求めて東京簡裁に民事提訴した。

その後、裁判所の勧告を受け、市が治療費約668000円のうち55万円を支払うことで和解した。

17日の市議会市民文教委員会協議会で市教委の担当者が報告した。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/58282 

 

1201335分に読売新聞からは、市の過失割合8割で55万円支払いとなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県太田市立城西小で2019年3月、グラウンドに張られたロープに男児が首を引っかけて骨折した事故で、市が和解金として55万円を支払ったことがわかった。

市教育委員会によると、男児は当時2年生で、昼休みにグラウンドで友達と鬼ごっこをしていた際、サッカーゴールとフェンスの間に張られたロープに引っかかり転倒、鎖骨を骨折し3日間入院した。

男児の保護者が加入する健康保険組合が昨年6月、市に損害賠償を求めて東京簡裁に提訴。

裁判所が和解を勧告し、市が過失割合として治療費66万8592円の約8割にあたる55万円を支払うことで、昨年12月13日付で和解が成立した。

ロープはサッカーゴールの転倒防止と、ゴール裏の隙間に児童が入らないことを目的に張られていたが、事故後に撤去された。

市教委は「子供たちの安全・安心を第一に考え、再発防止に努めたい」(学校教育課)としている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220120-OYT1T50086/

 

 

 

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2022124631分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国の天然記念物に指定されているオオワシ1羽が1月、浦河町で保護されたあと、鉛中毒で死にました。

環境省によりますと、道内で鉛中毒によって野鳥が死んだことが確認されたのは、今年度初めてだということです。

環境省北海道地方環境事務所などによりますと1月17日、浦河町の牧場で衰弱したオオワシ1羽が保護され、釧路市にある猛禽類医学研究所に運ばれましたが、翌日死にました。

研究所が詳しく調べた結果、血液から高濃度の鉛が検出されたほか、胃の中から弾の破片が見つかり、オオワシは鉛中毒で死んだとみられるということです。

環境事務所によりますと、道内で鉛中毒によって野鳥が死んだことが確認されたのは今年度初めてだということです。

北海道では、国の天然記念物に指定されているオオワシなどの野鳥が銃で撃たれた鹿などの肉を食べ、鉛の弾を飲み込んで鉛中毒になって死ぬケースが毎年、報告されていて、エゾシカ猟のための鉛の弾の使用や所持が条例で禁止されています。

環境省は2025年度以降、鉛の弾の使用について規制を強化し、2030年度までに鉛中毒になる野鳥をゼロにすることを目指す方針を決めています。

環境省北海道地方環境事務所は、「道内で鉛の弾の使用を禁止している中で起こったことは非常に残念だ。今後は道と情報共有し、対策を検討していく」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220124/7000042607.html

 

1241130分に日本経済新聞からは、規制強化によりコスト増となって狩猟者が減少する懸念もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

狩猟用の鉛製の銃弾をのみ込むなどして鉛中毒で死ぬ野鳥が後を絶たないことから、環境省は対策強化に乗り出す。

既に鉛弾の使用を禁じている北海道に加え、2025年度から本州へ段階的に規制範囲を広げる方針だ。

ただ、規制はコスト増につながるとされ、狩猟者の減少を懸念する声もある。

17日、北海道浦河町の牧場で飛べずにうずくまっているオオワシが保護された。
その後、鉛中毒と判明し、治療が行われたが死んだ。

鉛中毒の確認は今年度で初めてだった。

鉛中毒は、鉛弾を撃たれたシカなどの肉を野鳥が食べた際、鉛も一緒にのみ込んでしまうことで起きる。

消化のため、体内に蓄える小石と間違えて弾を食べてしまう場合もある。

貧血や神経症状によって運動機能が低下するうえ、消化器にも深刻な障害が生じ、衰弱死する恐れもある。

北海道では、絶滅危惧種のオオワシやオジロワシの鉛中毒が1990年代から問題化した。

野鳥保護に取り組む猛禽(もうきん)類医学研究所(北海道釧路市)によると、これまでに200羽以上が鉛中毒で死んだという。

道は2000年から法律に基づき、鉛弾を段階的に規制。
14
年にはエゾシカの狩猟のため鉛弾を所持することを禁止する罰則付きの条例を設けた。

しかし、その後も北海道での被害は根絶されていない。

環境省によると、道内ではオオワシの鉛中毒が20年度に2件、21年度も1月に確認された。
道庁担当者は、「ひそかに鉛弾を使っている人がいるのではないか」と話す。

本州では、これまで鉛中毒の発生状況が詳しく分かっておらず、一部を除き、規制の対象外だった。

しかし、猛禽類医学研究所が山梨県内で1920年にクマタカ6羽を調べたところ、2羽で血中の鉛の濃度が高かった。
斉藤代表は、「氷山の一角にすぎない。本州でも予防的に規制することが必要だ」と指摘する。

こうした状況を受け、環境省は本州以南の鉛汚染の被害実態を調査し、規制する地域や弾の種類などを検討する方針。

30年度までに国内での野鳥の鉛中毒被害ゼロを目指す。

国が規制強化に動く一方、狩猟現場では負担増への不安が広がる。

鉛弾の代替品として一般的な銅や合金製の弾の価格は、種類によっては鉛弾の23倍高く、在庫も安定していないためだ。

20年以上猟を続ける女性は「全ての弾で鉛が規制されると負担は重い」と懸念する。

多くの狩猟者らが訪れるサカイ銃砲店(東京・台東)によると、銅製に切り替わると、猟期の1シーズンで数万円の負担増になるケースも想定される。

同店の経営者は、「コスト増加で狩猟をやめる人が出るかもしれない。現場が高齢化するなか、成り手がさらに減少してしまうのでは」と話す。

野鳥の保護が求められる一方で、シカやイノシシなど野生鳥獣による農作物被害の食い止めも重要だ。

被害額は近年減少傾向にあるものの、20年度で161億円に上る。
生息域が拡大しているという見方もある。

駆除にあたる狩猟者は、1975年度の50万人超と比べると、17年度は約21万人に減少した。
新規に狩猟免許を取得する人は増えているが、全体的には高齢化が進む。
17
年度でみると30代以下は全体の1割にとどまり、60歳以上が6割を超える。

全国の猟友会でつくる大日本猟友会の佐々木会長は、「鉛以外の弾を使うと、銃の種類によっては破損する恐れがある」とし、「政府や行政は有害鳥獣駆除の奨励金を上積みするなどの支援策を講じてほしい」と話した。

環境省担当者は「どのような規制が有効か、調査を通じてデータを積み上げたい」としている。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE296ZW0Z21C21A1000000/ 

 

 

 

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2022117日付で茨城新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午後1時25分ごろ、茨城県ひたちなか市高場の道路脇で、日立市、土木作業員、男性(49)が、雨水や排水を流す側溝を埋め込むため、コンクリート製U字溝を切断しようと使っていた電動カッターが跳ね返り、自身の左首を切った。

男性は病院に搬送されたが、失血死した。

県警ひたちなか署で事故原因を調べている。

同署によると、現場では4人が作業し、U字溝の切断は男性が1人で行っていた。

事故に気付いた同僚の作業員男性(49)が119番通報した。

死亡した男性は20年以上の土木作業経験があったという。

https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=16424105915839

 

 

 キーワード;ベテラン

 

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2022116122分にYAHOOニュース(47NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

どんなに恐ろしく、どんなに痛く、救助されるまで、どんなに苦しかっただろう。

栃木県の那須サファリパークで1月5日朝、飼育係3人がベンガルトラに襲われた。
1人は右手首を失った。  

動物園やサファリパークは、野生動物の魅力や迫力を伝え、自然と人間の関係を考えるきっかけを与える。
その根底にあるのは、命の大切さだと思う。

ところが、そこで働く人が死傷する事故がなくならない。  

この事故については、まだ分からないことが多い。
園の説明によれば、トラは本来いるはずのない通路にいたとみられる。
前日夕、夜間収容する獣舎に戻していなかったらしい。

事故から2日後の7日、栃木県警が家宅捜索に入り、捜査を始めている。
刑事事件としては、安全管理の実態や具体的な過失の特定、そしてその失敗がなぜ起きたのか、誰に責任があるのかが焦点になるだろう。  

しかし、それだけでは背景にある問題を見落とすことになるのではないか。

私はこれまで14年間、動物園や水族館を取材してきた。
そこで知り得たことと、いま分かっている情報から、この事故の構造的な要因を探りたい。

(共同通信=佐々木央)

 

▼3度の事故でけがをした全員が20代  

「おやっ」と思ったのは、けがをした3人が全員20代であったことだ。

最初にトラと鉢合わせした女性飼育係は肉食獣担当で26歳、救助に駆け付け手首を失った女性飼育係は「ふれあい広場」の小動物担当で22歳、同じく救助しようとして襲われた男性飼育係は大型動物担当で24歳。

飼育係としてのキャリアは、順に4年目、2年目、4年目だという。  

那須サファリでは97年、女性飼育係2人がライオンにかまれ重傷を負ったが、2人の年齢は19歳と21歳だった。

その3年後にも、21歳の男性飼育係がライオンに襲われ、大けがをした。

若い人ばかりが被害に遭っている。  

飼育係に要求されることは幅広く、奥が深い。
動物を健康に飼ったり繁殖させたりする技術にとどまらず、野生下の状態を十分に知って飼育に生かし、訪れる人に対して動物や自然に対する認識を深めてもらう展示手法も追求しなければならない。
自ら経験を積み、また経験を積んだベテランに学ぶ必要がある。

そうだとすると、動物園やサファリパークにおける飼育スタッフの人員構成は、ベテランと中堅、若手のバランスがある程度、取れている必要がある。  

那須サファリはどうだったのか。

たまたま、若い人たちが被害に遭ったのか。
どうやら、そうではない。

従業員は五十数人で、飼育スタッフは18人。
多くが20代だという。

なぜ、若手に偏っているのか。  

 

▼圧倒的な買い手市場で起きること  

動物園や水族館の取材を重ねるうちに知ったのだが、飼育の仕事をしている人は、とにかく生きものに関わる仕事をしたいという「生きもの好き」が多い。

経歴を聞くと、大学の生物系・畜産系・水産系・獣医師養成系学部を出たり、飼育を学ぶ専門学校を卒業したりしている。  

逆に言えば、生きものが好きで大学や専門学校の関係コースに進んだ人の相当数は、動物園や水族館への就職を目指す。

しかし、求人は非常に少ない。
そのため、圧倒的に雇用側優位の「買い手市場」となる。

それは、いわゆる“やりがい搾取”と呼ばれるような職場環境につながる。

那須サファリのホームページ(HP)の「採用情報」を見る。  

「動物飼育員 正社員・契約社員/採用人数 若干名/給与17万円~/応募資格 専門学校・短大・大学で動物に関する学科を卒業、または卒業見込みの方。普通自動車免許(MTが望ましい)」(一部省略)  

月給の最低は17万円である。

居住地に制限はないから、全国から希望者が集まるだろう。
採用されたら、まず住まいを確保する必要がある。
省略した部分には「住宅手当(1万5千円)」とあるが、それではとても賄えないはずだ。

税金や社会保険料も引かれる。
交通費支給とは書いていない。
便利な場所ではないから、通勤の車の購入費、燃料費、維持費も支出することになるのではないか。

「勤務時間8:00~17:00休憩60分/休日シフト制(月8日)」という記載から、月に23日間、定時で働いたとして時給を計算すると、924円。
2021年度の栃木県の最低賃金884円を、かろうじて上回る。

 

これは那須サファリだけの問題ではないことは、付言しておかなければならない。

コストカットを狙って公営の動物園水族館にも、管理運営を民間委託する指定管理者制度が広がる。

そのしわ寄せは人件費の削減となって、働く人に及ぶ。

契約や嘱託、パート、アルバイトといった非正規雇用が増え、若者が使い捨てのようにされている。

毎年春になると、正規雇用になれず、夢を諦めて去っていく人たちのことを聞く。  

 

▼「動物を見る目」は育つか  

那須サファリの飼育係の人数は適正だろうか。  

動物飼育には土日も祝日もないから、毎日ほぼ同じ人数が稼働する必要がある。

飼育係18人が週休2日で働くと、1日当たりの稼働は12~13人になる。
しかし有給休暇の消化や病欠も考えると、これより少ない人数でやりくりしければならない日も多いだろう。  

飼育動物の種数は約70種、700頭羽とされている。
12人で割り算すると、飼育係1人が1日に担当する動物は平均約6種、60個体となる。

もちろん、数が平均するように担当動物を決めるわけではないし、負担の重さも数だけで決まるわけではないから、あくまで目安だ。

いずれにせよ、これら多数の動物たちに対して、種ごとに(場合によっては個体ごとに)異なる餌を用意し(飼育係は調理人でもある)、適切な方法で給餌し、飼育舎と運動場の排せつ物などを掃除しなければならない。  

なにより、動物に変化や異常がないかどうか、状態や動きをよく観察し、異常があるなら獣医師らと対応し、次の日の担当にも分かるように記録を残す必要がある。

長く取材してきて、この「動物を見る目」において、新人とベテランの差は大きいと感じる。  

経験の浅い飼育員が、60個体もの生きものの面倒を見るめまぐるしい作業の中で、自らの安全を確保しながら、ぬかりなく観察し、勤務時間内に記録までして引き継ぐことは可能だろうか。  

飼育スタッフが動物に襲われる事故のほとんどは、ヒューマンエラーによって起きる。
鍵のかけ忘れや動物のいる場所の確認漏れといったことが原因だ。  

こうした人為ミスへの決定的な対策は、2人体制を取ることとされている。

動物を飼育舎から運動場に出すとき、飼育舎に戻すとき、別の1人が立ち会い、適切に行われているか見守る。
その1人は、あえて何もしない。

事故の教訓に学び、2人体制を取る動物園は少なくない。

 

しかし、実行するには重い人的コストが立ちはだかる。

那須サファリにはトラやライオンだけでなく、ゾウやサイもいる。
優しいイメージがあるゾウだが、実は人身事故が多い。
サイでも19年、東京・多摩動物公園で死亡事故が起きた。  

危険性の高い動物すべてに2人で対応するなら、とても12人では足りないと思う。
人間の安全に対して、脆弱(ぜいじゃく)な体制というほかない。  

 

▼人が少ない中での飼育管理が常態化か  

人命を脅かす事故が起きたのだから、経営者が安全のコストをどう捉えているのか知りたいし、動物をビジネスにするなら、動物に対する考え方や姿勢も問われると思うが、現状では伝わってこない。

那須サファリは「東北サファリパーク那須支店」という位置づけである。

本社である東北サファリパーク(福島県二本松市)に、事故をどう受け止めているか、スタッフ体制や人員構成は適切だったかといった点を尋ねると、副社長は「那須支店の発表をもって会社の発表ということです」と答えた。

寒い季節、那須サファリにはどれだけの客が来るのだろう。
この冬は、かなりの雪に見舞われているようだ。

寒冷な地方で動物園やサファリパークを維持するのは、経営面でも飼育環境の面でも、もともと難易度が高い。

それでも利益を求めるなら、現場に強い負荷がかかっていたのではないか。  

最後に、日本にいる動物を中心とする先進的な動物園をつくった富山市ファミリーパークの元園長、山本茂行さんの見方を紹介したい。

山本さんは10年から14年まで、日本の主要な動物園・水族館が加盟する日本動物園水族館協会(JAZA)の会長も務めた。

この事故については、厳しく受け止めている。  

「野生動物を飼育する施設には、やっていいこと、いけないことの基準がある。その基準によって今回の事故も判断されなければならない」  

そう基本的な考え方を明確にした上で、那須の事故についてはこう述べる。  

「入って数年の人たちだけで飼育現場を担っているとしたら、指揮・報告系統も責任体制も満足に構築されていなかったのかもしれない。
動物を飼う、まっとうな仕組みはできていたのか。
報道によれば、夕方、動物を獣舎に入れたという確認をしていない。
朝になって、獣舎にいるという確認もしていない。
分からない中でエリアに入っているようだ。
人が少ない中での飼育管理が常態化していた可能性がある。
もしそういうやり方なら、経験の浅いスタッフ18人でも、何とか現場は回せるが、それでは幅広く奥の深い飼育係の仕事は実現できないだろう」

https://news.yahoo.co.jp/articles/f955084a1a3a35a1bde58a8f635e6a77996de11e?page=1

 

(ブログ者コメント)

本論以外、文中に書かれていた以下の2点も目に留まった。

・「人為ミスへの決定的な対策は、2人体制を取ることとされている。動物を飼育舎から運動場に出すとき、飼育舎に戻すとき、別の1人が立ち会い、適切に行われているか見守る。その1人は、あえて何もしない。」
 →「あえて何もしない」ということが大切だ。

・「報道によれば、那須サファリパークでは朝になって、獣舎にいるという確認もしていない。」
 →これは、これまで報じられていなかった新情報だ。

 

 

 

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2022116710分にYAHOOニュース(Merkma )から360°死角なし」フォークリフト用AIカメラ発売、作業事故の抑止に期待 後付け可能、録画機能も搭載」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

電化製品メーカーのINBYTE(港区麻布台)は、作業現場の事故などを抑止するフォークリフト用の人身事故防止AIカメラシステムを2022117日(月)に発売すると発表した。

後付け可能なフォークリフト用「人身事故防止AIカメラシステムQ7(キュー・セブン)」。

人の姿かたちを学習させる、独自開発のディープラーニング技術基盤のAIアルゴリズムが搭載されており、カメラ映像をリアルタイムで解析し、的確に人間を見分けることができるという。  

危機状況を迅速に警報することにより、作業中の接触事故の事前感知をはじめ、より効率よく作業現場でのさまざまな労働災害を抑止できるようになるとしている。

録画機能も搭載。  

搭載されている専用カメラの水平視野角は約130度。

これを車両の前後左右4方向に取り付けることにより、死角なく360度、人の接近を検知することを可能にしている。  

認識距離の最大半径は約9mまでと広範囲。

人の接近警報は、作業現場の通路や作業範囲に併せて、7m5m3mに設定できる。

また、危険警報を通知する条件として、バックギア信号やブレーキ信号と連動する機能が内蔵され、よりピンポイントで効果的に危険を警告することが可能になるとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/47cb703d02e021029bdcca22c4b2a832fc5df473 

 

 

 

 

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20221162250分にYAHOOニュース(東北放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午後0時15分頃、川崎町川内の町道で「ショベルカーを操縦していた男性が下敷きになった」と、一緒に作業をしていた男性から消防に通報がありました。

下敷きになったのは70代の男性で、その場で死亡が確認されました。

消防によりますと、男性がショベルカーを操縦しながらトラックの荷台に乗ろうとしたところ、道路脇1.5メートル下に転落したということです。

当時、誘導をしていた別の70代の男性も腕の骨を折る大けがをしました。

事故当時、現場では男性3人でショベルカーを運搬するため、トラックの荷台に乗せる作業をしていたということで、警察が詳しい事故原因を調べています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/9166a26e3423b3e7e4b7d5f12d5f28ca5bda4086

 

 

 

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2022115157分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、山倉ダム太陽光パネル放水消火状況の写真付きでネット配信されていた。

太陽光発電システムのパネルの火災について、「水での消火が不可能」と主張するツイッターの投稿が拡散している。

しかし、総務省消防庁によると、感電に注意をしなければならないものの、他の火災と同様に放水で消火しており、この投稿は誤りだ。

このツイートは、匿名アカウントが2021102日に投稿した。

小池百合子東京都知事が都内で新築する住宅に太陽光発電設備の設置義務づけを検討することを伝える新聞記事を、別の、あるアカウントが批判したツイートを引用し、以下のようにツイートした。

非住宅用の大型太陽光パネルが黒煙を上げながら燃える動画も添付している。

「何度も言ってますが、ソーラーパネル火災は水での消火が不可能です。東京みたいな密集地で火を出したら、一体どうなるのか。 誰でも想像が付くと思いますね。 #メガソーラー建設反対」

※ブログ者注;リツイート文も紹介されているが、それらは転載省略。

この投稿は14日午後8時現在、7650件リツイートされ、約1万件の「いいね」がついている。

アカウントのプロフィルには「【良ければ一緒にメガソーラー反対メール!】」などと記されている。

投稿への返信では、「初めて知った」、「どう消火すればいいの?」との不安の声や、太陽光パネル導入に反対する意見が目立った。

 

【消防庁「普通に放水で消火」】

果たして、放水では消火できないのか。

総務省消防庁消防・救急課は、毎日新聞の取材に「他の火災と同様に放水で消火している。太陽光パネルだから水を使えないという事実はない」と、投稿を否定した。

正確な件数は数えていないが、太陽光パネルを設置した住宅火災の放水消火は「各消防本部で普通に実施している」という。

他の火災と違うのは、消火活動の際に、感電のリスクがあることだ。

通常、火災が発生すれば電力会社に送電を止めてもらうが、太陽光発電の場合、たとえ送電システムが働いていなくても、屋根などに設置された「モジュール」で発電が続く恐れがあるためだ。

日中はもちろん、夜間でも火災の炎の光で発電する可能性があり、現場の消防隊員は感電に警戒する必要がある。

消防庁は143月、「太陽光発電システム火災と消防活動における安全対策」という報告書をまとめている。

それによると、消火時の感電防止対策として、

▽高い絶縁性能のある手袋及び靴を着用する
▽放水は噴霧注水を用い、棒状注水は極力避ける
▽棒状注水を行う場合は太陽光発電システムから少なくとも6メートル以上(可能ならば10メートル以上)の距離をあける

などの注意事項を挙げている。

一方で、放水での消火自体を禁止する記載はない。

 

【過去の大規模火災も「障害」にならず】

この投稿に対する返信には、埼玉県三芳町の事務用品通販会社「アスクル」の物流倉庫で172月に起きた大規模火災と関連付けるものもあった。

この火災は、出火から鎮火まで12日間もかかり、消火が難航したことで知られる。

鉄筋3階建て倉庫延べ約72000平方メートルのうち、約45000平方メートルを焼き、2人が重軽傷を負う被害が出た。

ツイートの返信は、この物流倉庫が屋根に太陽光パネルを設置しており、それが原因で放水できなかった――との趣旨だった。

しかし、消防庁がこの火災について176月にまとめた報告書によると、消火作業が難航したのは、窓などの開口部が少なく、倉庫内への放水のため外壁を壊すのが難しかったためなどと指摘しており、太陽光パネルが消火活動の障害になった、との記載はない。

消火活動で放水できないのは、水をかけると逆に炎の勢いが強まる化学薬品工場など、特殊なケースに限られる。

住宅火災でも泡状の消火剤を用いることがあるが、これは「酸素遮断などの効果で早く消火させる狙いがある」(消防庁消防・救急課)。

ただ、コストが高いなどの理由で、放水での消火が多いという。

毎日新聞は投稿した匿名アカウントに取材を申し込んでいるが、14日現在、返答はない。

https://mainichi.jp/articles/20220113/k00/00m/040/080000c 

 

(ブログ者コメント)

〇山倉ダムでの放水消火については本ブログでも、2019年の台風15号災害記事にブログ者撮影写真を掲載している。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9995/ 

〇アスクル倉庫火災についても本ブログで紹介しているが、その中で太陽光パネルについては以下の報道があった。
消火活動が長期化している理由について、消防は、2階と3階に窓がほとんどないこと以外、・・屋上にはソーラーパネルがあり、水をかけると消防隊員が感電するおそれがあるため、直接放水することができない。・・・としている。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6801/ 

〇一方、本ブログでは、災害で損傷した太陽光パネルの取り扱い上の注意点などの情報も、何件か紹介している。

〇今回の情報は、誤った情報がごくわずかな発信元から大規模拡散する、その一例としても掲載した。

 

 

 

 

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2022115100分にYAHOOニュース(ベストカー)から、インジケーター装着の写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

また、悲惨な大型車の脱輪事故が起きてしまった。

112日、群馬県渋川市半田の国道17号で大型ダンプの左後輪からタイヤ2本外れて転がり、歩行者を後ろから直撃し重傷を負わせてしまったのだ。

このダンプを運行していた会社によると、外れたのは12月上旬に履き替えたスタッドレスタイヤで、ボルトは折れておらず、ナットが外れた状態だったという。

また、タイヤ交換は業者に依頼したという。  

実は昨年末、全日本トラック協会から「冬用タイヤ交換作業後の増し締めの徹底について」という協力依頼が各都道府県のトラック協会に出されていた。  

これは昨年126日、今回と同じように国道2号線のトンネル内で大型トラックから左後輪2本が脱落し、対向車等に衝突する事故が発生したことを受けたもの。

国土交通省の調査で、タイヤ交換後の増し締めやタイヤ専業店からの増し締めに関するアドバイスが一切なかったことが確認されていた。  

そこで、「タイヤ交換後、50100km走行後の増し締め」の周知徹底を図るべく、国交省から関係団体へ協力依頼が発出されていたのである。  

ただ、今回の事故は、その「周知徹底」が届いていなかった残念な例かもしれない。

あらためてスタッドレスタイヤへの履き替え後の軸力確保と増し締めの重要性について、現役のタイヤマン・ハマダユキオさんが綴った記事を再掲し、【緊急提言】としたい。

20219月発売「フルロード」第42号より)

 

【きちんと締めたのになぜ緩むのか?】

脱輪事故は冬場に集中しております。

これは、スタッドレスに履き替えが集中し、必然的に台数が多くなるためだと思われますが、中でも、作業直後よりしばらくしての脱輪事故があるのはなぜでしょう?  

たとえば作業後、数kmでナットが緩むことがあるならば、これは明らかに「締め忘れ」なんです。

タイヤ業界を含め整備業界も、トラック業界は万年人手不足。
一人で何役もこなさなければならない繁忙期には、こういうケースもあります。  

作業直後に緩まないならば、すなわち、最後まで締め付け作業はできているはずです。

締め付け作業が完了しているにもかかわらず緩むのは、「軸力」が不充分だったと考えられます。  

ボルトナットの締結で重要なのが、この軸力なんですが、軸力は締め付けトルク値とは違うんですよ。

 

【そもそも軸力とはなにか?】

ナットがボルトにネジ込まれ、車輪でいうならホイールに着座してから規定のトルクで締めて行くと、ナットは対象物に着座しているため、それ以上前には進めず、締め付ける力でボルトが僅かに伸びます。

伸ばされたボルトはバネのように縮もうとします。

簡単にいえば、この力が軸力です。

軸力は測るのがいろいろ大変なので、軸力の目安として「規定トルク」があり、規定トルクを予めセットしてそれ以上の力を逃がす「トルクレンチ」や、同じく規定トルクに達すると締め付けを止める「トルクセッター」があります。  

ただ、トルク管理ツールで締め付ければ万事OKというワケではございません。

トルクと軸力はイコールではないので、規定トルクで締めても、軸力が不充分ですとナットは緩んでしまいます。  

軸力確保の邪魔をする原因として多いのは、ボルトナットの錆び、ネジ部の損傷です。

その他は、ハブとホイールの合わせ、リアならばホイール同士の合わせ面のゴミ、錆びの噛み込み、ハブ当たり面の使用限度を超えた摩耗等です。  

新車トラックに新品パーツならば、錆びやゴミも付着しておらず、当たり面の摩耗も無いため、密着しております。

ところが、使用過程で錆びが発生したり、ホイールの塗幕が剥がれたり、ハブの当たり面の摩耗が進行していきます。  

本来密着しなければならない所に異物等による隙間ができると、結果、軸力の低下を招いてしまいます。

タイヤ交換時はトルク管理だけではなく、こういったリスクを減らす作業も肝要でございます。

 

【「初期馴染み」には「増し締め」を】

しかし、トルク管理と軸力確保の作業を実施しただけで安泰というワケではございません。
まだ軸力低下、ナットの緩みのリスクは隠れております。

それは「初期馴染み」です。  

初期馴染みとは、走行によりナット座面、ホイール当たり面、ハブ当たり面の表面がミクロ単位で削られ馴染むことです。
当然、その分、隙間ができるので軸力は低下し、ナットが緩む可能性が出てきます。  

これを抑制するのが「増し締め」なんですね。

通常、作業終了後50100kmくらいで増し締めをします。
作業的には、交換時と同じトルク値で締め付けること。それだけです。  

また、「すげぇ強く締めれば緩まないんじゃね?」ってなりますが、これはこれで問題です。
軸力はネジが「僅かに」伸びて、そこから縮もうとする力。
強く締めるとボルトが伸びすぎて縮まらず、軸力が確保できません。
伸びすぎたパンツのゴムが使い物にならないのと同じです!  

日常点検では運行前にナットの緩みの点検をするわけですが、以前ですと点検ハンマーでナットを締まる方向へ叩いての打診点検でした。  

今は、締め付け作業終了後、ボルトナットにマーキングをしなさいという国交省からの指示がございます。

マーキングをすれば目視で緩みを確認できるようになっておりますので、乗り込む前に車両を一周しがてら、ナットのマーキングを見て下さいね。  

それに加え、現在は「連結式ナット回転指示インジケーター」があります。  

インジケーターの種類としましては、隣り合うナットを連結して連結部分が変形するもの、ナット単体に取り付け角度が見た目にわかるもの、ナット単体に着け、緩んだ場合はそれ以上緩まないようにストッパーの役目をするモノなどがあります。  

いずれにせよ、今まで確認し辛かったナットの緩みを可視化したって感じでしょうか。  

タイヤ交換後50100kmでの増し締めと、マーキングやインジケーターでボルトナットの緩みを発見した場合は、必ず締め直しをお願い致します。

また、出先などで車載工具等で締め直しを行なった場合は、速やかにトルク管理ツールを使った規定トルクでの締め直しをお願いします。  

クルマやトラックに限らず、メンテナンスで外したり、交換作業が必要なものは、たいていボルトナットで締結します。

「外せるモノは外れる」という認識の下、作業点検をしていきましょう!

https://news.yahoo.co.jp/articles/e36cbe78bc0465f6b850946af20944163c1c9995

 

(ブログ者コメント)

渋川市での事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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