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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20191212159分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後6時ごろ、草津市にある立命館大学のキャンパスで、警備員から「研究施設の火災報知器が鳴っている」と消防に通報があった。


消防が駆けつけたところ、2階建ての研究施設の実験室から煙が出ていて、室内にあったテーブルの一部、およそ1m2が焼けたという。


この火事で、消火にあたった20代の学生2人が気分が悪いと訴えて病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。


警察や消防によると、大学の研究員が材料を入れたビーカーを乾燥機にかけて実験室をはなれた後、物音に気づいた学生が見に行ったところ、火が上がっていたという。


警察と消防で、学生から話を聞くなどして出火原因を調べている。

 

出典

立命館大学で火災 2人搬送

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20190121/2060001881.html 

 

 

 

 

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2019120947分に福島民報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2009(平成21)年から昨年12月末までの10年間の夜間に起きた交通事故で、死亡した歩行者216人のうち、96.8%に当たる209人が、夜光反射材を着用していなかった。

 

65歳以上が過半数を占めており、県警本部は、反射材がお年寄りを交通事故から守る一助になると重視している。

 

着用率が低迷する中、警察官が高齢者方を訪れ、反射材を靴などに貼り付ける取り組みを強化している。

10年間の日の入りから日の出までに起きた交通事故を県警本部が集計した。

 

夜間歩行中の死者の67.6%に当たる146人が65歳以上だった。

反射材を利用していなかった高齢者は142人に上った。


負傷者は3101人で、うち未使用者は97.7%の3030人。

反射材を着用していたのは71人にとどまる。

負傷者に占める高齢者の割合は27.5%で、853人いた。


県警は、各警察署、交通安全団体と連携し、10年ほど前から、高齢者らに無料で反射材を配布している。

近年は、年間に少なくとも7万人に提供している。

 

着用率が低調な現状を受け、昨年11月の夕方から夜間にかけ、反射材着用率の調査を初めて実施した。


県内の高齢歩行者631人に反射材の使用の有無を聞き取った結果、着用していたのは30.6%の193人。

反射材を持っているのに使っていない人は、21.6%に当たる136人だった。


過去10年間に交通事故で死亡した歩行者は、日中も含め308人おり、このうち70%ほどが夜間に交通事故に遭っている。



【有効性の浸透が鍵】


県交通安全協会によると、車が下向きにライトを点灯させて走行した場合、ドライバーは反射材を着けた歩行者を、約60m以上手前で確認できる。

 

時速60kmでブレーキをかけた後、完全に停止する距離は44mで、比較的余裕を持って止まれる。


一方、反射材を利用せず、白や黄色といった明るい服装の人に運転手が気付くのは38m手前、黒っぽい服を着た人は26mとなり、衝突する危険性は高まる。


福島市の女性(77)は、3年ほど前、交通安全街頭キャンペーンで反射材を受け取った。

「どの程度効果があるのか、分からない」として、夜間に出歩く時でも身に着けないという。


県警は、反射材の有効性が浸透していない点が、着用率の低下につながっているとみる。

 

高齢者方を訪問した警察官は、「下向きライトの場合、運転手が真っ先に気付く部分だ」などと重要性を解説し、理解を得られた場合には、シールの反射材を靴に貼っている。


昨年9月には、ホームセンターのダイユーエイト全店に、反射材商品のコーナー設置を依頼した。

全店舗がコーナーを設け、反射材を来店者にPRしている。


県警交通企画課の吉田調査官は、「反射材の着用を習慣化してもらうことが重要。定着するよう取り組んでいく」と話している。

 

出典

反射材で高齢者守れ 福島県警が啓発強化

http://www.minpo.jp/news/detail/2019012059457 

 

 

期せずして?同日、20191201247分に山形新聞からも、山形県内の交通事故死に関する同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

装着率はゼロ%―。

県内で昨年までの5年間の交通事故犠牲者218人のうち、51人の歩行者が、夜間に車にはねられて亡くなっている。

 

その全員が夜光反射材を身に着けていなかったことが19日、県警交通企画課のまとめで分かった。

 

「反射材を着けていれば・・・」。

万全ではないものの、最悪の事態は避けられたかもしれないとの思いから、県警の担当者は「夜、出歩くときは、必ず身に着けてほしい」と呼び掛ける。

同課は、2014年から昨年までに、県内の交通事故による死者の状況を精査した。

 

5年間の死者218人のうち、歩行者は71人だった。

このうち、日没後の夜間にはねられて命を落としたのが51人で、共通している事項として、夜光反射材を身に着けていなかったことが分かった。

「反射材があれば、ドライバーからの発見がもっと早く、事故を回避できていた可能性はある」と、同課の担当者。

 

夜間、車に歩行者がはねられる事故では、運転者側の注意不足が大きな要因ではあるものの、暗いと車側からは歩いている人の姿がよく見えず、発見が遅れ、はねてしまうケースがあるという。

こうした場合、車の前照灯の明かりで照らされる夜光反射材を身に着けていれば、ドライバーから発見されやすくなる。


たすきやベストなどの他、靴に貼り付けるシールタイプもある。

ホームセンターなどで手ごろな価格で販売しており、交通安全運動期間中に配布している場合もある。

犠牲者の多くは高齢者だ。

県警は本年度、事故同様にお年寄りが被害に遭いやすい特殊詐欺(うそ電話詐欺)対策の一環として、高齢者宅を回り、留守番電話設定にする作戦も展開中。


訪問活動の中で夜光反射材を身に着けることを呼び掛け、靴などにシールを貼り付ける取り組みも進めている。

夜光反射材は、高齢者だけでなく、帰宅後、ジョギングや散歩などをする若い世代にも重要。


同課は、「事故から身を守るための手段の一つ。積極的に活用してほしい」と訴えている。

 

出典

夜の外出、反射材が身を守る 県内・過去5年、輪禍犠牲者の装着ゼロ

http://yamagata-np.jp/news/201901/20/kj_2019012000374.php 

 

 

 

 

 

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20191191850分に日本経済新聞(電子版)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

いやが応でも目を引く金髪にしたのは6年前。

「もっと目立つかな」ぐらいで、特に理由はない。

 

むしろ、騒がしいのは周りの方。

「金髪の言うことなんて信じられない」との言葉も耳に届くが、名古屋大学准教授で教育社会学者の内田良さん(42)はスタイルを変えない。

「外見や肩書にとらわれず、内容で判断してほしい」と思うからだ。

 

生徒1人にかかる負荷は200kg超――

2014年、運動会の組み体操で「ピラミッド」が巨大化している危険性を、数字とともに指摘した。

 

学校現場や教育研究者、ワイドショーまで巻き込む議論となり、16年にはスポーツ庁が、全国の教育委員会に安全対策を求める文書を送付。

全面禁止に乗り出す自治体も現れ、事故は急速に減った。

 

教育現場の常識を疑い、水泳の飛び込みや柔道での死亡事故など、数々の問題を統計データや事例を分析して提示。

「ブラック部活動」と、刺激的な表現で関心を引く。

 

教員や保護者に早く、広く伝わるよう、学術誌だけでなく、交流サイト(SNS)も駆使する。

 

思えば、学校の「当たり前」には昔からなじめなかった。

勉強も部活も、残さず食べねばならない給食も、強制されるのを人一倍嫌った。

高校では英語と数学しか勉強せず、国語や日本史のテストは赤点続きだった。

 

得意科目を生かして名大経済学部に進んだが、経済学には興味がわかない。

一方で、教養科目の「差別論」で、社会が抱える矛盾に衝撃を受けた。

 

就職先を探す周囲の男子をよそに、「なぜ主夫という選択肢がないのか」と考え続ける学生は社会学にのめり込み、研究の道へと進んだ。

 

4年前からは、教員の長時間労働や過労死について調査。

子供たちの問題に向き合うなか、「先生だって弱い立場なんだ」と気付いたそうだ。

 

金髪への拒否感も相まって、以前は「うさんくさいやつ」と見られることもあった。

ただ、「定額働かせ放題」、「ブラック職員室」と断じているうち、反応は変わり、耳を傾ける教員も増えてきた。

 

「人生、好きなことばかりやってきた」。

だからこそ、強制や理不尽に苦しむ人の姿に敏感なのだろう。

被害者や遺族と積極的に会う。

 

かつては、研究者は客観的な事実だけに基づき論じるべきだと考えたが、今は違う。

同じ目線に立ち、心を揺さぶられる。

「問題を繰り返さないよう、絶対に社会を変えてやるという原動力になるんです」

 

 

■6000枚のカード集 

 

2006年、学校現場で子供が死亡した事故の事例を約20年分集め、学生5人とカードにまとめた。

その数6000枚。

まるで墓標のように感じた。

 

「転落」、「熱中症」などと分類し、要因や防ぐ方法を分析した。

研究者としての原点だ。

転落死について論文にまとめたものの、08年には東京で男児が体育館の天窓から転落し、亡くなる事故が再び起きた。

 

幅広く社会に発信し、警鐘を鳴らす重要性を痛感した。

 

出典

学校の「常識」、疑い続け 教育社会学者の内田良さん

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40215750Z10C19A1CC1000/?n_cid=NMAIL007 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

学校関係の事故に関し、何回も専門家としての内田氏の意見が報道され、そのことを本ブログでも紹介してきた

その内田氏に関する記事ということで、参考までに紹介する。

 

 

 

 

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2019119114分にデーリー東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

青い森鉄道は18日、車両の緊急整備によって12日から運行本数を大幅に減らしている問題で、運行列車10編成のうち5編成の車輪に安全基準を超える傷が生じていたことを明らかにした。

 

原因は、荒天のためレールに多くの落ち葉などが付着し、強くブレーキをかけたため、車輪の負荷が大きくなったとみている。

 

同社は21日に通常ダイヤに戻す方針だが、天災以外でダイヤが長期間乱れるのは初めて。

合わせて上下123本の列車が運休し、1万人弱の利用者に影響が出る見通しだ。

 

同社が青森市の本社で記者会見して報告した。

 

車輪の傷は、列車がブレーキをかけ、回転が止まったままレール上を滑った際にできる「フラット痕」。


法令では

長さ7.5cm超の傷が1つでも発生

長さ5cm超の傷が2つ以上発生

のいずれかの場合、車輪の緊急整備が必要になる。

 

同社で問題が生じた列車は、最大で長さ25cm、幅1.5cm、最小で長さ5cm、幅1cmの傷が5編成(1編成2両)に計26カ所あった。

8日から16日までの目視検査で見つかったという。

 

現在、機械で車輪を削る「削正(さくせい)」を急いでいる。

 

千葉社長は会見で、「18年は台風の襲来が多く、倒木や停電、レール上の落ち葉の散乱などが車輪の負担増につながった可能性がある」と説明。

「多くの利用者に多大な迷惑を掛けている。心よりおわびする」と陳謝した。

 

同社の18年度ダイヤは、目時~青森間で1日当たり上下93本。

運行可能な列車編成が半減したため、「通勤、通学時間の朝夕も運休せざるを得なかった」(千葉社長)という。

 

20日までに9516人に影響が出ると試算している。

 

短期間に車輪に傷がつき、相次いで判明したことを受け、同社は検査周期を短縮するなどの再発防止策を講じる。

 

また、19、20日に控えるセンター試験については、「試験開始時間までに複数の列車が走るため、運休前後の列車で対応できると考えている」(千葉社長)として、バス代行は実施しないという。

 

出典

【青い森鉄道大規模運休】車輪の傷発見相次ぐ 21日復旧方針

https://this.kiji.is/459179498146333793?c=39546741839462401 

 

 

11930分に朝日新聞(青森版?)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

青い森鉄道(青森市)は18日、記者会見を開き、車両整備による運休が今月12日から連日出ており、20日までに計123本が運休し、約9500人の足に影響が出る見込みだと明らかにした。

 

千葉社長は、「すべての利用者のみなさまにおわび申しあげます」と陳謝。

完全復旧は21日になる予定だ。

 

運休は連日10数本にのぼり、17日は最多の19本が運休した。

これほどの運休を出したのは、2002年の創業以来、初めてという。

 

稼働している10編成(1編成2両)のうち、半分にあたる5編成の車輪から基準を超える傷が見つかり、運行を休んで機械で車輪を削って傷を消す作業が必要となった。

 

同社は傷の原因について、昨夏の台風で大量の落ち葉がレールを覆ったり、冬の寒さでレールの表面が凍結したりして車輪が空転し負荷がかかったためとみている。

 

社内規定で6日以内に1回、目視による列車検査を行う。

車輪に5cm以上の長さの傷が2カ所、7.5cm以上の傷なら1カ所でもあれば、傷を消す作業を行う。

 

同社によると、傷が原因で運転に危険が生じるわけではないが、騒音などが大きくなるという。

 

出典

青森)計123本運休、9500人に影響 青い森鉄道

https://digital.asahi.com/articles/ASM1L6GBQM1LUBNB00J.html?rm=354 

 

 

118日付で東奥日報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

車両整備の影響で青い森鉄道の一部列車の運休が長期化している問題で、同社の千葉社長は18日、青森市内の本社で会見を開き、「多大な迷惑をかけた」と陳謝した。

 

問題のきっかけとなった、複数の車両で見つかった車輪の傷の原因について、冬期間のスリップ防止のため、ブレーキを多用した上に、例年よりも台風の接近が多く、レールに付着した落ち葉による空転を避けるために緊急ブレーキをかけた場面が複数あり、車輪への負荷が大きかった-との見方を示した。

 

作業のめどが立ち、21日には平常運転に戻る見込み。

 

出典

ブレーキ多用原因か 青い森鉄道の車輪傷

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/141155 

 

 

 

 

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20191191129分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前9時頃、東京都江東区大島で建設中の保育園(地上3階地下1階)から出火、計約200m2を焼いた。

 

この火事で作業員8人が煙を吸うなどしてけがを負い、このうち男性3人が病院に搬送された。

 

警視庁城東署幹部によると、現場では同日朝から作業員計29人が作業をしていた。


地下1階で鉄線を電動工具で切断する際、火花が近くの断熱材に引火して燃え広がったという。

 

同署は、作業手順などに問題がなかったかどうか調べる。

 

現場は都営新宿線西大島駅の北東約300mの住宅街。

出火当時、屋上にいた男性作業員(34)は、「『火事だ』という叫び声を聞いて驚いて逃げた。すぐに周囲が煙に覆われ、視界がほとんどなくなった」と話していた。

 

出典

建設中の保育園で火事、8人けが火花が引火か

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190119-OYT1T50043.html 

 

 

 

 

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20191181917分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年11月、越前市の河川の工事現場でトラックが水路に転落し、下敷きになった建設会社社員の男性が死亡した事故で、武生労基署は安全管理を怠っていたとして、労安法違反の疑いで建設会社などを書類送検した。
書類送検されたのは、越前市横市町の建設会社「U建設」と43歳の男性の取締役。


同署などによると、去年11月、越前市内の河川の工事現場で60代の建設会社の男性社員が作業用のトラックを水路脇の仮設の道路に駐車し、およそ2m60cm下の水路に降りた後、トラックが動き出して水路に転落し、男性が下敷きになって死亡した。


労安法では、トラックなどを駐車し運転者が運転席から離れるとき、運転者に車が動き出さない措置をとるよう定めているが、同署によると、トラックにはサイドブレーキがかかっておらず、タイヤに車輪止めもしていなかったという。


このため同署は18日、建設会社と取締役の男性を福井地方検察庁に書類送検した。

 

出典

トラック転落 会社など書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20190118/3050001312.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の1コマ。

サイドブレーキを引いていなかったトラックが動き出したということだが、映像を見ると路肩が崩れたように見えなくもない。

 

 

 

 

 

 

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2017819日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。

第1報は下記参照。

(1/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7478/

(2/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7477/

 

 

(2019年1月24日 修正3 ;追記)

 

20191171926分に大分合同新聞から、危険性を認識しながら作業させた当時の支配人などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11831分に大分新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は17日、業務上過失致死傷の疑いで、施設の責任者だった男性や死傷した2人を含む4人を書類送検した。

それぞれが安全確保のための措置を怠り、事故に結び付いたと判断した。

 

書類送検したのは、いずれも同パークの運営会社「城島高原オペレーションズ」の男性社員で、当時の支配人(54)と運行管理者(50)、点検責任者(47)。

亡くなった点検業者の男性=当時(44)=も、容疑者死亡のまま書類送検した。

支配人の送検容疑は、車両を走らせながら点検する危険性を認識しながら、指導・改善を行わず、作業させた疑い。


運行管理者は、走路上から作業者が退避したことを確認せずに車両を走らせた疑い。

死傷した2人は、車両を停止させずに走路上で作業した疑い。


県警などによると、2人は点検に集中していたため、気付くのが遅れたらしい。

 

同パークは事故発生から約2カ月間、ジュピターの運行を休止した。

 

再開に当たって、走路の監視カメラを4台から13台に増設。

作業マニュアルも見直すなど、再発防止策を講じた。

出典

4人書類送検 安全確認怠った疑い 城島ジュピター

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/01/18/JD0057702622 

『ジュピター死亡事故で4人を書類送検』

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=01170043889&day=20190117 

 

 

 

 

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20191211652分に熊本朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1211721分にNHK熊本からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日、熊本市の国際交流会館で壁の一部が落下し女性1人がけがをした事故を受け、熊本市は、市が所有する同様の施設の点検を始めた。

落下があった国際交流会館では、21日午後から修繕工事を行った。

 

落下事故があったのは18日。

壁の一部85cm四方、重さ10kgのアルミ板1枚が、高さおよそ3mの壁から落ち、当時、現場の6階ホールで会議に出席し、壁のそばにいた女性の左肩にあたって軽いけがをした。

 

落下したアルミ板は音楽ホールなどで使用されている吸音板で、コンクリートの下地に専用の接着剤で固定されていた。

 

熊本市営繕課は、工法は一般的なもので不適切なものではないとし、落下した原因については、熊本地震や余震の影響も考えられるとしている。

 

熊本地震発生直後の2016年4月に、一度、目視による点検を実施しているが、その際は異常は見られなかったという。

 

熊本市の大西市長は今日の会見で謝罪し、次のように話した。

「パネルボードが落下するということはあってはなりませんし、負傷された方、主催者、会社などには誠意をもって対応させていただきたい」 

 

パネルが落下し、女性がけがをした後も会議を続けたことについては、施設管理者と主催者などの協議の上決めたもので、問題はなかったとしている。

 

また市は、同様の工法で吸音板が固定されている熊本市民会館のホールなど、熊本市所有の10施設全てについて緊急点検を実施し、吸音材と下地との間に隙間が空いていないか、たるみが発生していないかなどを確認した。

 

各施設の点検作業は23日までに行う予定で、異常が見つかった場合は修繕も検討している。

 

出典

熊本市 壁落下受け他施設でも緊急点検

https://www.kab.co.jp/news/ 

壁落下で女性けが 市が点検

 https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190121/5000004355.html 

 

 

121195分にテレビ熊本からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

民間企業が会議をしていたところ、壁のパネルボードが落下。

近くに座っていた女性の肩に当たり、軽いケガをした。

 

パネルボードは1994年に接着剤で取り付けられた。

市の担当者は、「劣化というよりも、熊本地震を含めた地震の影響があるのではないか」と話している。

 

出典

熊本市国際交流会館の壁の一部落下で 大西市長が陳謝 他施設も点検

https://www.tku.co.jp/news/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%B8%82%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E4%BA%A4%E6%B5%81%E4%BC%9A%E9%A4%A8%E3%81%AE%E5%A3%81%E3%81%AE%EF%BC%91%E9%83%A8%E8%90%BD%E4%B8%8B%E3%81%A7%e3%80%80%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E5%B8%82%E9%95%B7/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

1182050分にネット配信された日本経済新聞の記事には、パネルが脱落した状態の壁の写真が掲載されている。

 

それを見ると、パネル1枚あたり10か所ほど、団子状の接着剤で接着されていた模様。

 

出典

10キロパネル落下、1人軽傷 熊本市国際交流会館の内壁

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40205520Y9A110C1ACYZ00/

 

 

 

 

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20191182349分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前10時45分ごろ、埼玉県富士見市東みずほ台2丁目、東武東上線みずほ台駅のホーム上で、富士見市の無職男性(81)が、元町・中華街発森林公園行き下り急行列車(10両編成)と接触した。

 

跳ね飛ばされた男性は、弾みでホーム上の女性2人に衝突した。

男性は頭などを強く打って死亡、女性2人は頭や肘などにけがを負った。

 

警察が詳しい事故原因を調べている。

 

警察によると、80代女性が頭を強く打ち、20代の女性が手などにけがを負って病院に搬送されたが、意識はあるという。

 

列車が同駅を通過する際、ホームの端で線路上をのぞき込むように立っていた男性を運転士が発見し、急ブレーキをかけたが間に合わず、接触したという。

 

東武鉄道によると、同線は志木~川越市間の運転を見合わせ、午後0時25分ごろ、運転を再開した。

後続の上下34本が運休、最大1時間48分の遅れ、乗客約1万4000人に影響が出た。

 

出典

駅ホームから線路のぞく男性、列車と接触して死亡 跳ね飛ばされた男性に衝突して女性2人けが

https://this.kiji.is/459007165858088033?c=39546741839462401

 

 

 

 

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2019118212分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前10時ごろ、沼津市大諏訪のT鉄工所大諏訪工場から「火事でけが人も出ている」と、従業員から消防に通報があった。


消防がポンプ車など10台を出して消火にあたり、火は2時間ほどで消し止められたが、この火事で、工場の作業場およそ100m2が焼け、作業員6人がけがをした。


警察などによると、このうち1人が体の広い範囲にやけどをして、ドクターヘリで病院に搬送されたという。
ほかの5人は、いずれもけがの程度は軽いという。


工場によると、この工場では主に半導体を製造していて、火事が起きたときは作業場で製造された部品をシンナーで洗浄する作業をしていたという。


現場はJR沼津駅から北西におよそ2kmの、住宅やマンションが建つ地域で、警察と消防が火事の詳しい原因を調べている。

 

出典

沼津市の鉄工所で火事6人けが

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190118/3030001723.html 

 

 

1181155分にFNN PRIME(テレビ静岡)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午前10時頃、沼津市大諏訪のT鉄工所・大諏訪工場の職員から「火を起こしてしまった。ケガ人がいる」と消防に通報があった。

 

消防による消火で午前11時56分に鎮火し、他の建物への延焼はないという。

 

消防によると、この火事で、建物内で働いていたとみられる男女6人がケガをしていて、うち5人は煙を吸うなどの軽傷だが、男性1人は体にヤケドをしてドクターヘリで病院に搬送されている。

 

工場の従業員によると、燃えたのは精密部品を溶剤を使って洗浄する部屋で、火災報知器が鳴り、すぐに火が広がったという。

 

出典

「すぐ火が広がった」 鉄工所で火災6人ケガ 1人はドクヘリで搬送 静岡・沼津市

https://www.fnn.jp/posts/2019011800000001SUT 

 

 

 

 キーワード;静電気




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2019119955分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

18日午前8時10分頃、甲府市のJR中央線朝日町ガードの下を通ろうとした大型トラックの荷台がガードに衝突、荷台がひしゃげて挟まり動けなくなった。

 

トラックは約1時間20分後にレッカー車で撤去され、男性運転手にけがはなかった。

 

JR東日本によると、ガードの高さ制限は3.2m。

事故による設備の破損や電車の運行への影響はなかった。

 

現場近くにいた警備員男性は、「『ドーン』という大きな音に驚いて見に行ったら、トラックが動けなくなっていた」と話した。

 

出典

ガード下を通れず、トラックが挟まる80分間

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190119-OYT1T50007.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

写真によれば、トラ塗装の梁の下部に箱型荷台の先端が引っ掛かっている。

見た目、あと数cm荷台が低ければギリギリ通過できたかも・・・といった感じだ。

 

 

 

 

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2019117160分に読売新聞(栃木版?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

寒さが厳しくなり、栃木県警が道路の積雪や路面の凍結によるスリップ事故の増加に警戒を強めている。

 

県内では昨年1月下旬に平野部でも30cm近く雪が積もり、22日から25日にかけての4日間だけで、計623件ものスリップ事故が発生した。

 

日陰になったトンネル出入り口などでは、雪や氷が解けてぬれた路面と見分けがつかない「ブラックアイスバーン」状態になりやすく、一般的な凍結路面と同様に、ブレーキをかけても車が止まりにくいため、県警は特に注意を呼びかけている。

 

県警交通企画課によると、昨年は1月18日未明から朝にかけても、前日に降った雨により路面が凍結するなどしてスリップ事故が相次ぎ、宇都宮市や鹿沼市など県央地区を中心に、人身・物損で計289件の事故が発生した。

 

この時の事故について県警が分析すると、事故車の約8割が、スタッドレスタイヤを装着していたにもかかわらず、停止できずに前の車に追突したり、道路外にはみ出してガードレールに衝突したりしていたという。

 

同課の担当者は、「スタッドレスタイヤを過信せず、適切な速度や車間距離で走ることが何よりの事故防止になる」と話す。

 

日本自動車連盟(JAF)の実験でも、その言葉の通りの結果が出ている。

 

時速40kmで走る車が圧雪路面でブレーキをかけて止まるまでの距離を計測したところ、スタッドレスタイヤを装着した車は17.3mで、ノーマルタイヤ(29.9m)やチェーン装着(28.4m)よりも、大幅に短い距離で停止することができた。

 

しかし、凍結路面(アイスバーン)では、スタッドレスタイヤは78.5mで、ノーマルタイヤの105.4mよりも短かったが、チェーン装着の59.0mと比べると、効果が十分とは言えない結果となった。

 

県警やJAFが特に注意を呼びかけているのが、ブラックアイスバーンだ。

 

路面に張る氷の膜が薄いため、ぬれただけのように黒く見える。

その分、路面の凍結に気づきにくく、スピードを緩めないまま走行して、スピンするなど事故につながるケースが多い。

 

ブラックアイスバーンは、トンネルの出入り口のほか、冷たい風にさらされる橋の上などで、夜や明け方に発生しやすい。

 

東日本高速道路・宇都宮管理事務所は、東北自動車道の佐野藤岡インターチェンジ(IC)~栃木IC間、北関東自動車道の足利IC~太田桐生IC間などの高架橋やトンネル周辺で、重点的に凍結防止剤をまくなどの対策を施している。

 

JAFの担当者は、「路面凍結が予想される寒い日には、急アクセルや急ブレーキなど『急』のつく操作を控え、車間距離を多めにとってほしい。もしブラックアイスバーンなどに遭遇しても、ハンドルを動かすと大変危険なので、必ず固定するようにしてほしい」と話している。

 

出典

「黒い氷」見分けつかない、スリップ事故多発

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190117-OYT1T50080.html 

 

 

※本件、昨2018129190分にJ-CASTニュースからも、同趣旨の記事が
  ネット配信されていた。

 

冬になるとドライバーを悩ませるのが、凍った路面だ。

 

気を付けて運転しているつもりでも、「凍結した路面でスリップした」、「ブレーキを踏んでも車が止まらなかった」という経験をした人はいるだろう。

 

なかでも昨今、冬場の道路の危険現象としてツイッターで指摘されているのが「ブラックアイスバーン」だ。

 

その「正体」を探るため、J‐CASTトレンドはJAF(日本自動車連盟、東京都港区)に取材した。

 

 

【アスファルトの色が見えているので油断しがち】

 

「『ブラックアイスバーン』は路面に薄い氷の膜ができ、濡れた路面のように見える状態のことです」

JAF広報部から、このような回答を得た。

 

ブラックアイスバーンは、見た目として道が凍っているのか濡れているのか判断がつかないのが特徴のようだ。

 

だが、単に濡れた道とは危険度が段違いに高い。

 

JAFはウェブサイトで、時速40km走行する車が、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動する急ブレーキをかけて停止するまでの距離を計測したテスト動画を公開している。

 

その距離は、路面が雨などで濡れている状態で11mなのに対して、ブラックアイスバーン状態では69.5m、6倍以上という結果が出ている。

 

動画では、ブラックアイスバーンについて「アスファルトの色が見えているので油断しがちだが、表面が凍っているため、氷盤と同じように滑ってしまう」と説明している。

 

 

寒さが厳しい地域特有ではない!

 

ブラックアイスバーン状態になっている道では、スリップによる落輪や衝突事故が想定される。

 

対策についてJAFは、「急ブレーキ・急ハンドル・急アクセルなど、『急』のつく運転をしないこと」、「前方をよく見て車間距離をあけ、早めのブレーキ操作を心がけること」を挙げた。

 

JAFによると、ブラックアイスバーンが発生しやすい時間は、「昼間に積もった雪がとけたり、雨が降ったりした後の冷え込みが強くなる夜間や明け方」。

 

また、場所は「多くの車が停止や発進をくりかえす交差点」が考えられるという。

 

北海道や東北などの寒さが厳しい地域特有の現象ではない。

条件次第では関東でも発生する可能性があり、注意が必要だ。

 

出典

濡れた路面と思ったらブレーキ効かない 超危険「ブラックアイスバーン」の
 恐怖

https://www.j-cast.com/trend/2018/12/09345343.html?p=all 

 

 

 

 

 

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2019119241分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後10時25分ごろ、北海道当別町茂平沢の無職、古市さん(男性、66歳)の自宅玄関の数10cm手前で古市さんが倒れているのを、警察官が見つけた。

 

古市さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

死因は低体温症による凍死だった。

 

現場付近は、当時、吹雪で視界が遮られる「ホワイトアウト」で、古市さんは玄関前にたどりつきながら、力尽きたとみられる。

そばには玄関の鍵が落ちていた。

 

当別町は札幌市の北側にあり、札幌管区気象台によると、当時の当別町内の気温は不明だが、隣接する石狩市は氷点下11.2℃にまで冷え込んでいた。

 

警察によると、古市さんから17日午後4時20分ごろ、「車が雪山に突っ込んだ」と110番があった。

「自力で脱出できる」とも語ったが、その後、連絡が途絶えた。

 

署員が捜したところ、午後10時過ぎ、自宅から約120mの路上で雪山に突っ込んだ車を発見。

自宅に向かい、古市さんを見つけた。

 

古市さんは1人暮らし。

運転中にホワイトアウトで視界が利かず、雪山に数回突っ込んだ後、車を置いて徒歩で自宅に向かっていたとみられる。

 

出典

『猛吹雪「ホワイトアウト」で家見えず 自宅数十センチ手前で凍死 北海道当別町』

https://mainichi.jp/articles/20190118/k00/00m/040/201000c 

 

 

1182111分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後4時20分ごろ、当別町茂平沢の古市さん(66)から、「雪山に車が突っ込んでしまった」と携帯電話で警察に通報があった。


警察官6人が携帯電話の位置情報を元に、自宅を含む半径およそ3kmの範囲を中心に捜索したところ、およそ6時間後の17日午後10時すぎになって、古市さんが自宅の玄関前で倒れているのが見つかった。


また、同じころ、車も自宅からおよそ100m離れた路上で見つかったという。


古市さんはまもなく死亡が確認され、警察が調べた結果、18日午後になって死因は低体温症とわかったという。


警察によると、当時、現場周辺は吹雪で視界がほとんどない状態だったという。


また、捜索を始めた当初は、自宅やその近くに車も古市さんの姿もなかったということで、警察は、古市さんが自ら車を雪山から出したあと、自宅に戻ろうと周辺をさまよっていた可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べている。


古市さんを発見するまでにおよそ6時間かかったことについて、対応にあたった北警察署は、「男性の通報内容では現場の特定につながる情報が得られなかった上、その後、繰り返し電話をかけても通じず、発見に至らなかった。残念な結果となったが、当時は暴風雪に伴う事故などが相次ぎ、人員が限られる中で捜索にあたったもので、最善は尽くしたと考えている」とコメントしている。

 

出典

自宅前で男性が低体温症で死亡

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190118/0007152.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

前も見えないほどの暴風雪で命が失われた事故として、6年前の特に湧別町の事例を思い出した。

 

201333日付 日本経済新聞)

 

想像を超える暴風雪の猛威が、家族の命を次々と奪った。

 

北海道中標津町で母子4人が車内に閉じ込められ、湧別町では寒さから守るように父親が娘に覆いかぶさったまま力尽きた。

 

「もう少し早ければ」。

救出に当たった隊員は唇をかんだ。

 

「車が雪に埋もれ、人が中に閉じ込められている」。

2日夜、4人が閉じ込められた中標津町の現場近くの人から119番があった。

 

中標津消防署によると、隊員18人が救急車や指揮車に分乗し、署を飛び出した。

 

現場まで約11km。

猛吹雪で視界はなく、除雪車の先導で向かった。

 

通報から到着まで約2時間。

隊員の一人は「30年やっているが、こんな雪と風は初めてだ」と話した。

 

現場周辺は2~4mの雪に埋もれ、隊員はスコップで掘り進んだ。

 

車内にMさん(40)と子供の姿があったが、心肺停止の状態。

病院で死亡が確認された。

 

Mさん方の近所に住む酪農業の女性(59)は、「Mさんは、私が1カ月ほど入院したとき、代わりに犬の散歩をしてくれる、親切で明るい人だった。子供たちも、挨拶をするいい子だった」と、声を落とした。

 

湧別町の農業用倉庫前では、2日夜から車を残し、行方不明になっていた近くの漁師、Oさん(男性、53歳)と長女のKさん(9歳)が倒れているのが見つかった。

Oさんは、倉庫の扉と自分との間にスペースを作ってKさんを入れ、覆いかぶさっていた。

 

Kさんは問い掛けに泣き声を上げたが、Oさんは搬送先の病院で死亡が確認された。

凍死だった。

 

捜索を指揮した遠軽署幹部は、「風雪から娘をかばったのだろうか」とつぶやいた。

 

3日の夜明けから始まった捜索。

「どこかの建物に避難していてほしい」。

遠軽署員らは祈るような気持ちで、周囲に点在する住宅や牧場を徒歩で回った。

途中、車体が雪に埋まり乗り捨てられた車を何台も見かけた。

 

〔共同〕

 

出典

『体張り9歳の娘守った父が凍死 風雪猛威、命奪う』

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0301E_T00C13A3CR8000/

 

 

 

(2019年1月26日 修正1 ;追記)

 

20191251854分にNHK北海道から、下記趣旨の検証的音声情報がネット配信されていた。

 

「雪山に車が突っ込んでしまった」と警察に通報してきたが、名前や具体的な場所は言わないまま、電話は切れた。

 

携帯電話の契約者情報から男性の身元がわかり、携帯電話の位置情報を頼りに捜索を始めた。

 

しかし、位置情報でわかるのは自宅周辺の半径3kmの範囲まで。

猛吹雪で見つけられないまま6時間が経った頃、車と男性を見つけた。

 

数年に1度の猛吹雪で、立ち往生の車が少なくとも23台(去年までの3年間は2台だけ)あったため、警察などは対応に追われ、男性の捜索に当たれたのは警察官6人だけだった。

 

道内で9人が犠牲になった平成25年3月の暴風雪を教訓に、町は警察や消防などと連携して対応する新たな仕組みを作ったが、今回は活用されなかった。

 

町の仕組みでは、車が立ち往生するなどした場合、町の建設課が警察や消防から一元的に情報提供を受けることになっている。

町は、この情報をもとに、除雪車を出動させたり救助を要請したりといった対応にあたり、その結果を関係機関に提供して情報を共有する。

現場がはっきりわからない場合は、町がパトロールの車を出すこともあるという。

 

しかし今回、警察から町に連絡があったのは、男性が見つかった翌日だったということで、町が対応する余地がなかった。

 

警察は取材に対し、町に連絡する必要はないと考えていたと話している。

 

町の関係者は、仕組みができてから5年以上たち、関係機関で認識が薄れていた可能性があるとしている。

 

一方、関係機関への周知不足も背景にあったとみられ、町は今回の事態を受けて、近く、関係機関が顔を合わせて話し合う場を設けたいと考えている。

 

出典

猛吹雪の中死亡 そのとき何が

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190125/0007350.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の1コマ。

新たな仕組みを使った訓練などは行われていたのだろうか?

 

 

 

 

 

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20191182138分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中部電力は18日、三重県四日市市から愛知県弥富市へ、公道を通って変圧器1台(15トン)をトレーラーで輸送する途中、人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)を含む油が最大約50mℓ流出した可能性があると発表した。

油が漏れないようにする処置が不十分だった。

 

少量で、トレーラー監視のため後方を走っていた輸送業者の車には油が付着しておらず、飛散は限定的とみられるとして、中部電は「ただちに健康や環境に影響はないと判断している」と説明した。

 

四日市火力発電所1、2号機の廃止に伴い、17日午後2時から3時半にかけ、変圧器を弥富市の処理施設に運んだ。

 

流出跡が到着後に見つかり、200mℓあった油が150mℓに減っていた。

 

PCBは熱に強く、電気機器の絶縁油などに使われる。

毒性が強く、自然界では分解が難しい。

 

〔共同〕

 

出典

中部電、輸送中PCB流出 人体に有害、三重―愛知間 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40209740Y9A110C1CN8000/ 

 

 

119100分に伊勢新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中部電力は18日、四日市火力発電所(三重県四日市市三郎町)から変圧器を搬出した際、絶縁油に含まれる有害物質のPCB(ポリ塩化ビフェニール)が県内などの道路上に飛散した可能性があると発表した。

 

同社によると、変圧器を運ぶトレーラーが愛知県弥富市内の処理施設に到着した際に発覚。

運搬していた委託会社の作業員が、トレーラーの荷台に絶縁油が付着しているのに気付いたという。

 

このトレーラーは17日午後2時ごろ、変圧器を積んで発電所を出発。

国道23号などを通って同日午後3時半ごろ、処理施設に到着した。

四日市、弥富市両市のほか、川越町、桑名市、木曽岬町を通過した。

 

絶縁油を抜き出した状態で変圧器を運搬したが、少量が残っていた。

飛散量は最大でも50mℓ程度という。

 

ビニールシートやテープなどで配管を養生する作業が不十分だったことが原因とみている。

 

変圧器の運び出しは、この日が初日だった。

残り3台の変圧器を運び出す必要があるという。

 

同社は、「ただちに健康や環境への影響はないと考えている。飛散を確実に防ぐ対策を講じたい」としている。

 

出典

中電、路上に有害物質飛散か 変圧器運搬の車に付着

https://this.kiji.is/459160934955975777?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

1月18日付で中部電力HPに掲載されていた記事の添付写真によると、大型機器の上部にある小配管に残留していたとのこと。

 

・・・・・

 

【飛散した原因・状況】

 

変圧器の無害化処理にあたり、抜油し輸送する際に、取り外した配管の開口部をビニールシートで覆う養生を実施しましたが、養生が不十分であったため、配管のくぼみ部分に残った絶縁油が、輸送に伴う振動によって養生部分から一部飛散したと考えております。

 

・・・・・

 

5 輸送した変圧器


総油量 8,900l(輸送時は、事前に絶縁油の抜油を実施)
PCB
含有量 0.65mg/kg

 

(注)低濃度PCB0.5mg/kg超過5,000mg/kg以下のものをいう。(0.5mg/kg超過が特別管理産業廃棄物として扱われる)

 

出典

変圧器輸送中における絶縁油の飛散について

https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3270117_21432.html 

 

 

 

 

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2019116956分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

女性ホルモンを作り出す「アロマターゼ」という酵素の量が脳の特定の部位で多い人ほど、協調性が低い傾向にあることが分かったと、理化学研究所生命機能科学研究センターの渡辺恭良チームリーダーらが16日までに発表した。

 

人の性格を生み出す仕組みや、多様な性格への理解につながるとしている。

 

チームは、成人男女約20人を対象に、陽電子放射断層撮影装置(PET)で脳内のアロマターゼの分布や量を解析し、攻撃性や協調性などの性格を測定する質問紙に回答してもらって調べた。

 

その結果、男女とも脳の視床という部位にアロマターゼが多い人ほど協調性が低かった。

 

女性では、左の扁桃(へんとう)体という部位にアロマターゼが多いほど攻撃性が高いことも分かった。

 

チームによると、アロマターゼは男性ホルモンのアンドロゲンを女性ホルモンのエストロゲンに変換する酵素で、男女ともにある。

 

成果は英科学誌電子版に掲載された。

 

〔共同〕

 

出典

『脳内酵素、協調性と関連か 理化学研究所が解析』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4005561016012019CR0000/ 

 

 

116550分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

理化学研究所生命機能科学研究センター(神戸市中央区)は15日、もともと脳内にある「アロマターゼ」と呼ばれる性ホルモンに関連する酵素の量が、人の協調性や攻撃性に関与しているとみられることが分かったと発表した。

 

成果は英科学誌に掲載された。

渡辺恭良チームリーダーや、高橋佳代上級研究員らによる共同研究。

 

健常な男性11人(20~45歳)と女性10人(26~43歳)が研究に協力した。

 

まずは国際基準の質問に基づき、それぞれの性格や攻撃性を点数化。

アロマターゼの量や位置の目印として独自に開発した化合物を投与し、「陽電子放射断層撮影装置」(PET)で脳内を撮影、性差や性格による違いを分析した。

 

その結果、視覚や聴覚など外界からの感覚情報を大脳に送る中継地点「視床」にアロマターゼが多いほど、男女とも協調性が低い傾向にあることが分かった。

 

女性の場合、感情の動きの記憶に関わる「扁桃(へんとう)体」での量が多いと、攻撃性が高いことも示された。

 

高橋研究員らは、「今回の結果は、気質や性格の個人差を理解する手掛かりの一つになる」と説明。

 

また、コミュニケーションが難しかったり、こだわりが強かったりする自閉スペクトラム症の症状を緩和する方法の研究につながることも期待できるという。

 

出典

『脳内の酵素量「協調性」に影響 理研チームが解明』

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201901/0011982971.shtml

 

 

 

 

 

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20191152157分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

総務省消防庁は15日、市場が拡大している加熱式たばこの主要3製品に関し、紙巻きと比べて火災発生の危険性が低いとの検証結果を公表した。

 

ただ、今後も新たな製品の登場が想定されるため、全ての加熱式を対象とした安全基準の検討が必要だとしている。

 

3製品は「アイコス」、「グロー」、「プルームテック」。

火災となる可能性が高い状況を再現し、燃焼の有無や温度の高低などを調べた。

 

寝たばこを想定し、たばこを布団に置いた実験では、紙巻きは布団が焼けたが、加熱式は燃焼しなかった。

 

丸めたティッシュが入ったごみ箱への吸い殻投棄では、紙巻きはティッシュに燃え移るケースがあった一方、3製品はいずれもすぐに温度が下がり、異常が見られなかった。

 

検証結果は加熱式の安全対策を議論する有識者検討会で公表。

検討会は、結果を踏まえ、今年度内に報告書をまとめる。

 

出典

加熱式たばこ「火災の危険低い」消防庁が検証

https://www.sankei.com/affairs/news/190115/afr1901150043-n1.html 

 

 

※本件、検証することになったきっかけは下記記事参照。

 

2018821447分 時事ドットコム)

 

総務省消防庁は、火を使わない加熱式たばこの利用が急速に広がっていることを踏まえ、吸う行為が消防法令上の「喫煙」に当たるか、検討に着手した。

 

重要文化財や劇場など、喫煙を禁じている場所で加熱式たばこを使えるか、現状では曖昧なため。

 

同庁は実験をして火災の原因となるか危険性を判断し、今年度末、市町村に同庁の見解を通知する

 

消防法は、火災を起こす恐れがある場合、消防職員が喫煙行為などを禁止できると規定。

各市町村は条例を制定し、重要文化財や劇場、百貨店の売り場などで喫煙を禁じている。

 

加熱式たばこの普及に伴い、各消防本部から喫煙規制の対象となるか戸惑う声が聞かれるようになったため、消防庁は統一的な見解を示すことにした。

 

出典

加熱式たばこ「喫煙」該当か検討=火災の危険調査-総務省消防庁

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080200801&g=soc 

 

 

 

 

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2019115156分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

阪神大震災を機に始まった民間資格「防災士」の取得者が、昨年末で16万1650人に達した。

 

防災の専門知識を持ち、地域の防災活動や災害時の避難誘導などを行う。

 

東日本大震災後は年間1万人以上が取得し、今年度は災害多発の影響もあり、初めて2万人を超える見通しだ。

 

地域の防災リーダーの需要が高まるなか、各地の自治体が養成に力を入れている。

 

防災士を認証するNPO法人「日本防災士機構」(東京都)によると、阪神大震災(1995年1月)後の99年12月、防災士制度の検討に着手し、2003年に制度を開始した。

 

研修機関で講義を受けて筆記試験に合格し、救急救命講習を修了すれば取得できる。

 

地域の防災訓練への参加、災害時の避難誘導や避難所運営、被災地支援などを行う。

 

取得者が増加した背景には、東日本大震災などで行政の対応能力の限界が明らかになり、地域の防災力強化が求められるようになった状況がある。

 

自治体単位などで講座や試験を行う独自の養成が広がり、都道府県では23、市区町村では36の自治体・地域連合が実施。

取得費用も352自治体が補助している。

 

全国に先駆け、05年度から取得費を公費負担する松山市では、全41地区で防災士が中心となり、地区防災計画を策定した。

 

南海トラフ地震で大津波が想定される高知県は、13年度から年間300人の取得を目標に掲げる。

 

大災害の被災地での取り組みが目立つ。

 

14年の土砂災害と昨年の西日本豪雨で多数が犠牲になった広島市は、20年度までに950人の若手防災士を養成する予定。

 

岩手県では、全県議46人が今年度内に取得する方針を掲げた。

都道府県議会では初の試みで、県の担当者は、「地域代表の議員が率先して活動すれば、住民にさらに防災意識が浸透する」と狙いを語る。

 

神戸市立科学技術高校は、今年度、資格取得が可能な養成講座を全国の高校で初めて開始し、3年生384人中、78人が受験した。

桝見教諭(48)は、「阪神大震災を知らない世代に教訓を伝えるのが目的。災害に強い町づくりに加わってほしい」と期待する。

 

同機構は、「18年は特に災害が多く、自治体からの問い合わせが増えた。全国的に、防災士をキーパーソンに、地域の防災力を強化する方向にシフトしているようだ」としている。

 

出典

『「防災士」取得16万人超 地域力強化、行政も支援』

https://mainichi.jp/articles/20190115/k00/00m/040/091000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関連情報がないか調べていた際、防災士に関する辛口評価ブログが目にはいった。

 

本ブログでは、これまで個人のブログは引用対象外だったが、内容的によく纏められていると感じたので紹介する。

 

主だった内容は下記。

 

・防災士とはNPO法人日本防災士機構が定める民間検定(資格)であり、法的根拠に基づく資格ではありません。

 

・災害現場では権限とか義務などというものは一切なく、責任も当然ありません。

おそらく意見を言う機会も与えられないでしょう。

あくまでも学習を通して防災に関する知識を身につけるのが目的です。

 

・ただ、学習を通して防災についての知識は多少なりとも身に付くので、職場や地域等で減災と社会の防災力向上のための活動を行える場合はあります。

 

・日本防災士機構が開催する講習会をお金を払って受け、その後お金を払って試験を受け、合格したらお金を払って団体に登録を受けなければ防災士として名乗ることはできません。

全てにお金が必要になります。

営利団体が実施する金儲けの手段にすぎないということです。

 

『「本当に役立つ資格、全く役立たない資格」』

https://moguchan.info/entry92.html

 

 

 

 

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2019115154分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年8月、伊賀市大内で交通トラブルに巻き込まれた19歳の男性から話を聞くため、伊賀警察署のパトカーがエンジンをかけたまま路肩に停車したところ、ギヤのレバーがドライブの位置になっていたことから、パトカーが動き出した。


運転していた54歳の男性巡査部長が、乗り込むなどしてパトカーを止めようとしたが、ブレーキとアクセルを間違えて踏み込んでパトカーは男性の車に衝突し、止めようとした男性も腰などを打つ軽いけがをした。


警察は、事故の原因を詳しく調べていたが、パトカーを正しく停車させていなかった上、ブレーキとアクセルを間違えて踏み込んでいたのが原因だったとして、今日、この巡査部長を過失運転傷害の疑いで書類送検した。


警察によると、巡査部長は容疑を認めているという。

 

出典

パトカー衝突で警察官を書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20190115/3070000894.html 

 

 

1152116分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨年8月に交通トラブル対応で止めたパトカーが動き出し、トラブル当事者の男性会社員(19)が軽傷を負った事故があり、三重県警伊賀署は15日、パトカーを運転していた同署地域課の男性巡査部長(54)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で書類送検した。

容疑を認めているという。

 

書類送検容疑は、パトカーを会社員にぶつけ、腰に2週間のけがをさせたとしている。

 

同署によると、巡査部長はパトカーを止めた際、シフトレバーを「ドライブ」にしたまま、サイドブレーキもかけずに降りた。

 

パトカーが動き出したため慌てて運転席に戻り、止めようとしたが、ブレーキとアクセルを踏み誤った。

 

出典

『止めたパトカー動き出し会社員けが 巡査部長を過失運転致傷容疑で書類送検 三重県警』

https://mainichi.jp/articles/20190115/k00/00m/040/219000c 

 

 

※事故当時の報道は下記記事参照。

 

2018818日 伊勢新聞)

 

17日午前3時40分ごろ、三重県伊賀市大内の市道で、伊賀署地域課の男性巡査部長(53)が事情聴取のため停車させていた無人のパトカーが発進。

 

聴取を受けていた伊賀市予野の会社員男性(18)と、助手席に同乗していた20代の男性巡査がパトカーの前に立って手で押さえ、巡査部長が運転席に戻って停止を試みたが、誤ってアクセルを踏み込み、勢いで男性がはね飛ばされて、腰部打撲など全治約2週間のけがを負った。

 

パトカーは男性の普通乗用車に衝突して停止し、警察官2人にけがはなかった。

 

伊賀署によると、巡査部長らは男性の知人から交通トラブルの通報を受け、男性から事情を聞こうと車両の停止を求めていたという。

 

パトカー停車時にサイドブレーキはかけておらず、ギアはドライブレンジに入っていた。

 

自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いも視野に、詳しい経緯を調べている。

 

同署では7月31日にも、花火大会の雑踏警備をしていた地域課の男性警察官(53)がパトカーで男児(7つ)をはね、左足骨折の重傷を負わせる事故が起きている。

 

三國副署長は、「相手には申し訳ないことをした。事故原因を詳しく調べて防止を徹底していく」とコメントした。

 

出典

無人パトカー発進、男性はねる 伊賀署 サイドブレーキかけ忘れ 三重

http://www.isenp.co.jp/2018/08/18/21724/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、現場は緩やかな下り坂。

 

 

 

 

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20191151933分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前9時前、嘉手納基地内にある小学校の建設現場で、糸満市に住む建設作業員の島袋さん(男性、49歳)が、ショベルカーの運転席とキャタピラーの間に挟まれているのを別の作業員が見つけた。

島袋さんは近くの病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。

警察によると島袋さんは、当時、ショベルカーを使って整地する作業を行っていたという。

警察は現場の状況などから、運転席から転落してキャタピラーとの間に巻き込まれたとみて、事故の詳しい原因を調べている。

 

出典

基地内の工事で作業員1人死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190115/5090005490.html

 

 

 

 

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20191182347分に産経新聞から、落下した庇の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1191741分に毎日新聞からも、同趣旨の記事が校舎入口の写真付きでネット配信されていた。

 

大阪府松原市教育委員会は18日、同市立松原南小学校(同市岡)の校舎入り口にかかっているコンクリート製の庇(ひさし)(幅2.1m、奥行き92cm、厚さ16cm、重さ約800kg)が落下したと発表した。

けが人などはなかったが、市教委で原因を調べている。

 

市教委によると、15日午前7時半ごろ、出勤してきた校長が、庇が根元部分から折れて落下しているのを発見した。

 

12日夕方には異常はなかったという。

13、14の両日は、職員、児童とも不在だったという。

 

落ちた庇がかかっていた校舎は鉄筋コンクリート造りの2階建てで、築約60年。

建築基準法に基づき、3年に1度、校舎の検査は行っていたが、庇については検査していなかった。

 

昨年6月18日の大阪北部地震では、松原市でも震度4を観測したため、地震後、市職員らが同小学校を含め、全22小中学校の校舎を目視で確認したが、その際は異常は認められなかったという。

 

市教委は17、18日に、同校を含む全市立小中学校22校の庇を点検。

落下につながりそうな亀裂はなかったが、モルタルが老朽化している場所が同校以外の4小中学校で計4カ所発見されたため、付近を立ち入り禁止にするなどして対応。

今後、改修工事を実施するとしている。

 

出典

大阪・松原の小学校で重さ800キロの庇落ちる

https://www.sankei.com/affairs/news/190118/afr1901180055-n1.html 

『小学校で800キロのひさし落下、けが人なし 大阪・松原』

https://mainichi.jp/articles/20190119/k00/00m/040/175000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

上記記事は「大阪北部地震後の校舎目視確認時、庇に異常はなかった」とも読み取れる。

 

もし、そうだったとすれば、定期検査では対象外の場所を地震後の点検では確認した・・・という点に、ちょっと違和感。

 

地震後は落下懸念という視点からの目視確認だったので庇も確認した・・・ということなら話はわかるのだが・・・。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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