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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20241192230分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

119日午後1時すぎ、北広島市大曲で「屋根で雪下ろしをしていた人がロープでぶら下がっている」と近隣住民から110番通報がありました。

男性は現場近くに住む74歳の男性で、ロープが腹部に巻き付いた状態で、高さ2メートル以上ある納屋の屋根から宙づりになっている姿を男性の妻が発見。

男性は意識がない状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。

警察によりますと、男性は19日午前9時ごろから、1人で納屋の雪下ろし作業をしていたということです。

その際、”トラロープ”と呼ばれる黒色と黄色の細いロープを納屋の屋根の梁に結びつけ、その先を体に巻きつけ”命綱”にして作業していたとみられています。

警察は、男性が屋根の上で滑ったほか、病気がきっかけで宙づりになった可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4689771f2e88a01525cba1d7883091e9162a11

 

1201325分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、死因は窒息死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後1時ごろ、北広島市大曲の納屋で、近くに住む無職、桜井さん(74)がローブに宙吊りの状態で発見されました。

桜井さんは意識不明の重体で搬送後、死亡が確認されました。

司法解剖の結果、桜井さんは、巻き付いたロープで胸や腹を圧迫されたことによる窒息死と判明しました。

警察は、桜井さんが命綱を巻いて納屋の雪下ろし中、転落して宙吊りになったとみて、引き続き事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7821b3a3b7c123b211a95b3d9dfe55274871aa59

 

(ブログ者コメント)

産業現場でも、墜落時に安全帯が腹部を圧迫し死亡した事例が少なからずある。
以下は、その1例。
正しく装着していたが、落下時に腹部までずれたらしい。

[災害事例] 安全帯を使用していたが 墜落時の衝撃で内臓が圧迫され被災

http://www.tokyotsa.com/file/24jirei.pdf

 

 

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20241191920分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午前10時15分ごろ、福岡市の繁華街・天神の因幡町通りで、西日本鉄道が建設中の「新福岡ビル(仮称)」の18階部分、高さ約81メートルから重さ約180グラムの金属片が車道上に落下した。
けが人はいなかった。

この建設現場では昨年11月に約500グラムの金属片、同12月には約1・4キロの断熱材を落とすトラブルを起こしている。

西鉄によると、今回落ちたのは長さ約40センチのL字形で、防鳥ネットの固定に使うアルミ製部品。

作業規定では2人で担うべきだったが、1人で行っていた。

落下防止ネットを二重にする対策を講じていたが、構造上1枚しか設置できない部分ですり抜けたという。

西鉄は、工事を中断して対策の確認を進めるほか、今後は鹿島などでつくる共同企業体の担当者1人を巡回させると説明している。

https://www.sankei.com/article/20240119-5JJ3S7HGTFNOLMGKOGC3B6XPXQ/

 

120038分に九州朝日放送からは、換気口への防鳥金網取り付け中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡市天神に建設中の「仮称・新福岡ビル」の工事現場で19日、18階からおよそ180グラムのアルミの部品が道路に落下しました。

このビルで物が落ちたのは、11月から3度目です。

「仮称・新福岡ビル」を建設している西鉄によりますと、19日午前10時すぎ、18階から長さおよそ40センチ、重さ180グラムほどのL字型のアルミの部品が車道に落ちました。

換気口に鳥の侵入を防ぐ金網を取り付ける作業中に落ちたもので、落下防止のネットの隙間を、すり抜けたとみられています。

けが人はいません。

このビルでは去年11月以降、金属部品や断熱材が落ちるなど、今回が3度目です。

西鉄では再発防止策として、落下対策が確認できるまでは、落下の恐れのある作業は中止するとしました。

https://kbc.co.jp/news/article.php?id=11655220&ymd=2024-01-20 

 

 

 

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2024118200分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午前11時半ごろ、オホーツク海につながる北海道北見市常呂町栄浦のサロマ湖第2湖口付近で、「海上で作業中の船が転覆した」と陸上にいた作業関係者から119番通報があった。

北見地区消防組合消防本部と網走海上保安署によると、小型の作業船第2西村丸(5トン未満、全長約6メートル)が転覆し、男性3人が投げ出された。

このうち、船の所有会社社員の笹原さん(43)と、建設コンサルタント会社社員の男性(28)が、意識不明で病院に搬送され、笹原さんの死亡が確認された。

残る1人は、自力で陸に上がって無事だった。

作業は、北海道開発局の発注で行われていた。

網走開発建設部によると、周辺での漁港施設の整備を検討しようと、海の深さを測量する業務を委託しており、18日中に終わる予定だったという。

同署が事故の詳しい状況と原因を調べている。

気象庁によると、午前11時時点での付近の天候は曇りで、風速は南西06メートル、気温は零下58度だった。

https://www.asahi.com/articles/ASS1L67BNS1LIIPE00H.html

 

1182130分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、湖口と海を繋ぐ水路で水深測定していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

118日午前、北海道北見市のオホーツク海で測量作業をしていた船から作業員3人が海に投げ出され、1人が死亡1人が心肺停止の状態で病院に搬送されています。

18日午前11時半すぎ、北見市常呂町栄浦で「海上で作業中の船から3人が転落した」などと陸上にいた作業関係者から消防に通報がありました。

この事故で2人が別の船に救助され病院に運ばれましたが、笹原さんが死亡、加留さんが心肺停止の状態です。

残る男性1人は自力で陸に上がり軽傷です。

当時3人は、長さ約6mの船でサロマ湖の湖口とオホーツク海を繋ぐ水路で水深を測る作業をしていました。

網走海上保安署は船を回収し、3人が転落した原因などを調べることにしています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/792b2ea7f216ef6cdefae9f2ee549a74dc772737

 

1201244分にNHK北海道からは、重体だった人も死亡した、海は穏やかだったが突然の大波を受けて転覆したらしい、3人ともライフジャケットを着用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

意識不明の重体となっていた測量会社の社員、加留さん(28)も19日の夜10時ごろ、低体温症が原因で死亡したということです。

海上保安署によりますと、当時、海は穏やかだったものの、事故を目撃した人の話などから、船は突然の大きな波を受けて転覆した可能性が高いということです。

3人はライフジャケットを着用していたということで、海上保安署は、船長が周囲の安全を十分に確認して操業していたかなど、当時の状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240120/7000064160.html 

 

(ブログ者コメント)

〇映像を見る限り、岸からわずかな距離で転覆した模様。
極寒の海に落ちてしまえば、救命胴衣を着用していても助かりにくい・・・ということか?

〇一方、穏やかな海なのに突然の大波を受けて・・・という報道からは、昨年紹介した「一発大波」を思い出した。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13367/
 

 当該記事では発生条件の一つとして沖合の低気圧が挙げられているが、当日の天気図を気象庁HPで調べてみると、発達した低気圧が北海道の1000km近い沖合にあった。

 

https://www.data.jma.go.jp/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20240118 

 

(2025年6月1日 修正1 ;追記)

20255291053分にNHK北海道からは、運輸安全委員会が報告書を公表した、船は後ろから高波を受けて沈没したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国の運輸安全委員会は29日、調査報告書を公表しました。

それによりますと、事故当時、水路付近では、うねりと潮の流れなどによって高波が発生していた可能性があるということです。

その上で、海から湖に戻る船が後ろから高波を受けたため、転覆したものと考えられるとしています。

事故を受けて船の所有会社と測量会社は、冬期間の海の作業では保温性の高いドライスーツを着用することなどを盛り込んだ再発防止策をとったということです。

国の運輸安全委員会は同様の事故を防ぐため、現場の水路付近で作業する際は、随時、気象などの情報を入手し危険を及ぼすおそれがあれば出航を見合わせることや遠隔で操縦する無人の小型船を運用することが望ましいと指摘しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250529/7000075739.html

 

5291229分に北海道新聞からは、うねっていたのに船長は波の大きさや周期を確認せず航行を続けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国土交通省運輸安全委員会は29日、事故調査報告書を公表した。

船長が波の大きさや周期を十分に確認しないまま航行を続けた可能性があるとした。

報告書によると、作業船は24118日午前1050分ごろ、同町栄浦の西防砂堤での測量作業終了後、係留地に戻るためオホーツク海側の第2湖口入り口の方向へ航行。

波高1メートルのうねりが確認されていたが、船長は停船せず航行し続けていた。

船は午前11時ごろ、船尾方向から高波を受けて右舷側に転覆した。

報告書では、作業船を保有する建設会社が再発防止策として、陸上で海の状況を監視する連絡員を配置するなどの対策を講じたとしている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1165895/

 

 

 

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2024117724分に読売新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

国土交通省は15日、踏切内に点字ブロック設置を進めるため「道路のバリアフリーに関する指針」を改定した。

設置について「望ましい」から、積極的な対応を求める「標準的」に引き上げて、これまで指針で定めていなかった設置方法やブロックの形状も示した。

改定は、2022年4月に奈良県大和郡山市の点字ブロックのなかった踏切の中で、全盲女性(当時50歳)が列車にはねられ死亡した事故を受けたもの。

国交省は同年6月に指針を改定し、従来は明記されていなかった踏切内の点字ブロック設置について、設置が「望ましい」と記載した上で、さらに踏み込んだ対応について当事者団体などと協議していた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240117-OYT1T50039/

 

(ブログ者コメント)

大和郡山市の事例は本ブログでも紹介スミ。

 

 

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20241161854分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岐阜県飛騨市にあるブラックホールの合体などで生じる時空のゆがみ「重力波」を観測する施設の「KAGRA」が能登半島地震の影響で観測運転ができない状態になっていることがわかりました。

「KAGRA」は東京大学が中心となり、2019年に飛※騨市の鉱山の地下に建設した大型の観測施設で、巨大な質量を持つブラックホールや中性子星といった天体が合体する際などに生じるわずかな時空のゆがみ「重力波」を捉え、さまざまな元素が宇宙にもたらされた起源の解明などを目指しています。

施設がある飛騨市では能登半島地震で今月1日に震度5弱の揺れを観測しましたが、施設によりますと施設内のトンネルの崩落などの深刻な被害は確認されなかった一方、揺れの影響で重力波を検出する機器のうち、レーザー光を制御する鏡が正しい位置からずれてしまい、KAGURAによる観測運転ができない状態になっているということです。

ことし(R6)3月には感度をこれまでの10倍に高め、海外の施設との共同観測で重力波の検出を目指す計画でしたが、鏡のずれの修正には数か月程度かかる予定で、共同観測の開始には間に合わない見通しだということです。

施設長の大橋正健教授は、「詳細な影響はまだ調査中だが、できるだけ早く復旧して共同観測に加わりたい」と話しています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20240116/3080012798.html

 

 

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20241161436分にYAHOOニュース(FLASH)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日に発生した能登半島地震から2週間。

懸命な安否確認作業や物資輸送が続けられるなか、いまネットで話題となっているのが、被災地に赴く自衛隊員の装備だ。

114日、FRIDAYデジタルが、《「靴の中はずっとぐちゃぐちゃ」能登半島地震で災害派遣に向かう自衛隊員が持参する装備品のモロさ》という記事を配信したのです。

自衛隊員の靴は、戦闘靴2型という官給品が標準装備として使用されています。

この靴は長時間歩く場合には疲れにくい仕様となっていますが、強度は劣り、踏み抜き事故を起こすこともあるそう。

また、靴の中に冷たい水や雪が入り、最終的には指が壊死してしまうリスクも指摘されました。

自衛隊員はコンバットブーツなどを持ち込んで使用しますが、官給品でなければ自腹を切るしかないのです」(週刊誌記者)

この記事を報じたニュースサイトのコメント欄には、災害派遣の自衛隊員には充実した装備品を支給すべきとの声が寄せられている。

《こういう所に税金って使ってくれたらいいのに。
というか、使ってくれてると思ってました》

《災害派遣では被災者が一番に救われなければならないが、災害派遣される自衛隊員も同様にしっかりした装備と後方支援が必要だと思う》

《実際に作業をしているのは自衛隊や消防、警察、自治体のスタッフ。
この人たちの健康の維持ができないと作業が止まってしまう》

《息子が自衛隊ですが隊では文句も言わず、お下がりの戦闘靴と心細い官品支給品プラス自腹購入品で頑張っております》  

1995年、阪神・淡路大震災で被災地に派遣された経験を持つ自衛隊員がこう語る。

「当時も、安全かつ効率的に作業するには、派遣の前に自腹でライト・皮手袋・ゴーグルなどの道具を用意する必要がありました。
上司にそれとなく官給品として支給してもらえないのかと聞いてみたのですが、『国民が納得してくれなければ無理だな』と。
あれから東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震などの大地震が続きました。
さすがに自衛隊員に対して『ぜいたくだ』と批判する国民はいないと思うのですが……」  

被災地での安全性や効率性を考えれば、自腹を切るしかない。

特に割りを食ってしまうのは、入隊期間の短い若い隊員だという。

「国家公務員といえど、入隊したばかりの隊員の収入は少ないです。
災害支援の装備を自腹で用意するのは彼らにとっては痛手ですよ。
装備の問題は災害支援時だけではありません。
安全性・快適性を求めるならば、自腹の機会は意外と多いんです。
ただでさえ、若手不足が問題となっている自衛隊ですから、こんな体制がイヤになってやめてしまう人が出てもおかしくありません。
被災地のためにも、これからの自衛隊の維持のためにも、今回の報道がいい機会になってほしいですね」  国民を守るために働く自衛隊員の装備品には、お金をかけてしかるべきではないのか――。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6841202daf7fd9d5c8d389ec81226f7e21d2b506

 

(ブログ者コメント)

ブログ者はこれまで、安全靴やゴーグルなど、安全に配慮した装備の支給を受けて現地入りしているものとばかり思っていた。

 

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20241161317分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県警浜松中央署は16日までに、JR浜松駅に停車していた東海道新幹線内でクマ撃退スプレーを誤って噴射させ乗客にけがをさせたとして、過失傷害の疑いで、スプレーを持っていた首都圏在住の男性を書類送検した。
11日付。

書類送検容疑は昨年12月2日午後7時15分ごろ、新幹線内でスプレーを誤噴射させ、2人に軽傷を負わせた疑い。

署によると、男性は登山の帰りに浜松駅から新幹線に乗車。

リュックを荷棚に置く際、リュックのサイドポケットに入れていたスプレーのレバーに何らかの力が加わり、誤噴射された。

レバーを固定する安全装置も正しく装着していなかった。

誤噴射により、乗客5人が目や喉の痛みを訴えた。

JR東海によると、約3万9千人に影響した。

https://www.sankei.com/article/20240116-6AK623AFRFNUVPB6SJCLTDCHA4/

 

1161526分に読売新聞からは、スプレーを袋に入れるなどの飛散防止対策も取っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR浜松駅に停車中の東海道新幹線車内で昨年12月、クマ撃退用のスプレーを誤って噴射させ、乗客にけがを負わせたとして、静岡県警浜松中央署は首都圏在住の男性を過失傷害の疑いで静岡地検浜松支部に11日付で書類送検した。

同署によると、男性は昨年12月2日夜、東京行きの新幹線内でスプレーを誤って噴射させて乗客の女性2人に軽傷を負わせた疑い。

男性は登山帰りで同駅から乗車。

リュックに入れたスプレーの発射レバーを固定する安全装置を正しく取り付けておらず、荷棚に置いた際に誤噴射させた。

スプレーを袋に入れるなど飛散を防ぐ対策も行っていなかったという。

JR東海によると、当該列車が運転打ち切りになり、他の新幹線にも遅れが生じ、約3万9000人に影響した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240116-OYT1T50146/

 

1161237分にNHK静岡からは、クマ用スプレーは安全装置装着の上、袋に入れて持ち運ぶ必要ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、クマ撃退用のスプレーは安全装置を正しく装着した上で、スプレーが飛散しないように袋の中に入れて持ち運びすることが必要だということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240116/3030022749.html

 

 

 

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(2024年1月23日 修正1 ;追記)

第2報(修正1)として、第1報で記載漏れだった情報や、その後に報じられた気になる情報などを紹介します。
第1報は下記参照。
1/2
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13644/
(2/2)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13645/

 

【戦闘機スクランブル発進ではナンバー1と指示されることもある】

2024115 60分 YAHOOニュース;週プレNEWS

元航空自衛隊302飛行隊隊長の杉山氏(元空将補)は、軍民共用の沖縄・那覇空港からF4戦闘機で何度もスクランブル(外国機などに対応するための緊急発進)をした経験があり、その際も管制から「ナンバー1」の指示を受けていたという。

「今回のようなケースでは、ナンバー1という言葉は単に離陸順を示しているだけではありません。
通常のシークエンス(順序)に従って離着陸を続ける民間機の合間を縫って、空自機や海保機の任務をどう実現させるか、管制官はさまざまな判断を迫られる。
その中で、ナンバー1という言葉には、『大変でしょうけど、任務を頑張ってください。できる限り融通を利かせます』という管制官からの配慮や思いやりが込められているわけです。」

・・・

杉山氏:
「離陸の優先権をいただくと、自分は特別な任務をしている、早くしなければ、という気持ちがどうしても湧き上がってくる。
今回のケースも一刻を争う被災地への支援ですから、気がはやったとしても無理はありません。
ナンバー1の指示を受けた後、頭の中で『滑走路に入って離陸を待つ』と〝思い違い〟をしてしまっていた可能性もあるでしょう」

実際、2018年に那覇空港で、スクランブル任務中の空自F15戦闘機2機が似たような勘違いをし、滑走路に誤進入したケースがある。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c95ccd172c12c1b501ab22fa39cf5dcca5010d3

 

【機体は制御不可状態、操縦士も避難誘導した、機長は最終確認後に脱出】

11450分 毎日新聞)

両機は炎上し、JAL機は約1キロ先の滑走路右の草地に停止。

この間の状況についてパイロットは、「機体は滑っているという感覚で、機長がブレーキ、尾翼の方向舵(だ)、車輪の向きを変えるハンドルなどを操作したが機能せず、アンコントローラブル(操縦不能)だと認識した」と話した。

その後、機長、副操縦士2人と客室乗務員(CA)がどうやって乗客を脱出させたのかについても詳細に報告している。

機体停止後、操縦室内は真っ暗だった。

パイロットは「すぐに避難が必要だと認識したが、エンジンに消火剤を散布したことを示すライトは点灯せず、操縦室からCAに緊急脱出を指示する装置も機能しなかった」と述べた。

客室から乗客に落ち着くよう呼びかける声が聞こえ、CAの責任者(チーフ)が操縦室に来て状況を報告した。

その前後に、どこかから火が出ているという声も聞こえた。

そして、機長が大声で緊急脱出を指示。

八つある非常ドアのうち、一番前にある左右の二つから脱出用シューターが降ろされた。

副操縦士2人は、前方の客に荷物を置いて前から脱出するよう大声で誘導した。

1人は拡声器を使って、後方の乗客に前から逃げるよう呼びかけた。

機長は後方へ移動し、しゃがんでいる乗客を見つけて前へと誘導した。

その後、乗客が残されていないかを再び確認しながら後方へ移動。

後方では乗客を捜すCAの声がしていたという。

前方の避難が落ち着くと、副操縦士2人は後方に向かった。

後方は煙が充満しており、1人が防煙マスクを取りに戻ろうとした。

その際に乗客を発見し、前方へ誘導。CAと機長がいる後方に向かった。

機長は前方から2人の声が聞こえたが、後ろに来ると危ないと感じ、2人とも前から逃げるよう指示した。

そして、副操縦士2人とチーフは前方左側から脱出。

機長も後方に乗客がいないことを確認し、後方左側から脱出したという。

https://mainichi.jp/articles/20240113/k00/00m/040/197000c

 

【滑走路手前の停止線灯は休止中】

16 1900分 朝日新聞)

誤進入を防止する目的で滑走路手前に設置されている「ストップバーライト(停止線灯)」が事故当時、メンテナンス中で運用を停止していたことが国土交通省への取材でわかった。

ただ、羽田空港では、視程が600メートル以下、または、管制官が必要と判断した場合に使われる。

管制官が進入を許可した際、手動で停止線の点灯を消し、進路を点灯させるという。

国交省の担当者は、「仮に運用中だったとしても、事故当時は視程が5千メートル以上だったため、条件に当てはまっていなかった」と話す。

https://www.asahi.com/articles/ASS165W1CS16UTIL00J.html 

 

【地上移動管制と飛行管制は異なる周波数ゆえ着陸情報を知らなかったかも】

16 2054分 毎日新聞)

地上管制と飛行場管制の周波数は異なるため、周波数を切り替える必要がある。

同じ周波数なら、他の機体とのやり取りを聞くことができるが、異なる周波数だった場合は内容は把握できない。

JAL機は飛行場管制との交信を2日午後5432秒に始め、同4456秒に管制から着陸許可を受け、同451秒に復唱した。

これ以降はやり取りがなかった。

一方、海保機が飛行場管制と最初に交信を始めたのは10秒後の同4511秒だった。

この10秒間に海保機が周波数を切り替えたのか、他機の動きをどこまで把握していたのか、運輸安全委員会や警視庁は詳しく調べる

https://mainichi.jp/articles/20240106/k00/00m/040/208000c

 

【離着陸兼用のC滑走路は世界的にみても異常】

(191612 YAHOOニュース;文春オンライン)

現役管制官が「週刊文春」の取材に対し、事故が起きた羽田空港のC滑走路について、以下のように語った。

「羽田空港にはADまで4本の滑走路があります。
事故当時は北風が吹いていましたが、この場合、B滑走路は使用せず、A滑走路が着陸、D滑走路が離陸専用となる。
ところが、C滑走路は常に『離着陸兼用』の運用なのです」

「混雑ランキング1位のアトランタ空港、2位のドバイ空港はもちろん、関西国際空港も離着陸ごとに滑走路を分けている。
そうした実態を踏まえると、羽田のC滑走路は“異常”な運用と言えます」

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c486da5ba15a5092e6a39c8a4ffdf1a93a7a3e1

 

【機体位置情報受発信装置(欧州では義務化)を海保機は未設置】

115 612分 YAHOOニュース;乗りものニュース)

空港では、管制塔から離陸許可が出ていても、誘導路から滑走路へ入る前に、別の航空機が同じ滑走路への最終進入コースにいないことを目視で確認する決まりがあります。

海保機は、この一瞬で済む動作を怠った可能性があります。

・・・

航空機側に衝突を未然に防ぐ装置が存在するのかというと、2つのシステムが実用化されています。

1つは「TCAS(ティーキャス)」と呼ばれる接近警報装置。

モードSを搭載した航空機が信号を発信しながら近づいてくると、この装置はパイロットに注意を促してくれるのです。

これをさらに進化させて、自機の位置を緯度経度の座標情報を含んだ信号で、周囲にいる他の航空機に発信するシステムが「ADS-B」。

TCAS」と「ADS-B」、これら2つのシステムは多くの国で採用されていて、ヨーロッパなどでは「TCAS」に反応するモードSの発信機を搭載していない航空機は混雑空域を飛ぶことができません。

さらにヨーロッパでは、2020年より総重量5.7t以上ある全ての航空機にADS-Bの装備が義務付けられました。

ところが日本では、TCASやこれに反応するモードSの導入は進んでいますが、ADS-Bは義務化されていません。

海外メディアは、今回の事故を起こした海保機は、モードSこそ搭載していたものの、ADS-Bは未搭載であったと伝えています。

・・・

海保機にADS-Bが搭載されていれば、JAL機はコックピットから視認できなくても気が付いた可能性は高いでしょう。

パイロットの目の前にある計器盤の画面上には、滑走路上の海保機をはじめ近くにいる他機の位置が表示されていたはずです。

つまり、今回の事故は、少なくとも海外では回避できた可能性がといえるのです。

海外メディアはこの点に注目していますが、国交省はこれに関して一貫して説明を避けています。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/584655d8f5d9255b9245e9f228d6055e7d605fc2


 
【付近にいたANA職員もすぐに駆け付け救援活動】

151815分 YAHOOニュース;まいどなニュース)

事故後、付近にいたANAのグランドハンドリング(グラハン)のスタッフ約10人がすぐさま駆け付けました。

ふだんは貨物を運んだり、機体を誘導する地上業務です。

グラハンのスタッフは避難誘導した後、乗客のケアに努めました。

何人かが「トイレに行きたい」と話したため、同社の整備士に連絡。

偶然、近くにANAの小型機が駐機していたため、整備士の誘導で乗客数人がトイレを利用しました。

混乱のさなかでしたが、ANAの広報担当者は「小型機にはボーディングブリッジ(搭乗橋)がついており、整備士が乗り込んだのち、すぐに電源を入れました」と、迅速な対応であったことを明かしました。

このエピソードがXで披露されると、15万を超える「いいね」が寄せられるなど話題に。

空の仲間の危機に駆け付けたANAスタッフの行動を称える声があがっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e9021282c44b3d912d027f24cd1c727451b09ab


11770分 YAHOOニュース;ABEMA TIMES

元成田空港主任航空管制官のタワーマン氏は、
「全日空のターミナルビルに近い滑走路を使っていた。
そこで日本航空の事故が起きた。
通常であれば、他社が手助けすることは起こり得ない。
何か違うミスが起きてしまった場合、それはそれで新たな問題が生まれる。
にもかかわらず今回、他の会社がお手伝いされた。
ルールに定まっているというより、その瞬間やらなきゃいけないことを考えて、助けることを最優先ということをやられた」
との見方を示した。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/34934387a7f1d63df23df87f9531a184d2ecdaa1


【海保機は東日本大震災で津波に巻き込まれていた】

1101732分 YAHOOニュース;FNN PRIME;仙台放送)

海保機は2011311日、定期検査のため仙台空港近くの整備工場にいた。

東北の沿岸部を襲った津波に巻き込まれたが、機体の流出は免れた。

仙台空港周辺にいて唯一、生き残った機体だったという。

しかし機体の損傷は激しく、神奈川県内で修理が行われ、翌年2012329日、東京の羽田航空基地で業務に復帰した。

当時、第三管区海上保安本部への取材によると、津波で被災した航空機が復活したのは、「世界で初めて」だったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ebb652258a2eb0e476ed2629b9d15e6d0e512a

 

JALでは機内連絡不可時を想定した訓練も実施】

111 632分 YAHOOニュース;TBS NEWS)

日本航空 元客室乗務員 代田さん:
「電気系統がだめ、キャプテンからの連絡がだめだった場合は、何も連絡も来ないのでずっと待っているのではなく、客室乗務員それぞれが判断するという想定で訓練をしています」

代田さんによると、一人が一秒遅れるだけで後ろの乗客の命に関わるため、躊躇している乗客がいた場合、背中を押してでも脱出させることがあるという。

今回の乗客が撮影した映像からも、脱出用シューターから次々と乗客が滑り降りている様子が分かる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e623391ab29358007a13af93a125c4a61bc81696

 

CAは非常時対応の鉄則どおりに行動、乗客の声掛けも支援になった】

JALの元客室乗務員の香山氏:
「今回のような突発的な事故の場合、CAも状況が分からない中、まずは『大丈夫、落ち着いて』と呼びかけるのが鉄則。
事故時の機内の動画を見てもそうした鉄則が守られており、煙が充満すると『姿勢を低くして、鼻と口を押さえて』と指示できていた」

元外資系CAの小澤氏:
「救難の際は笑顔を見せず、大声で叫ぶ、敬語を使ってはいけないなどのルールがあり、適切に守られていた印象です」

乗務員の呼びかけに呼応するように、周囲に「落ち着いて」と声をかける男性客の姿もあった。

小澤氏:
CAが現場の状況判断などに奔走している中、乗客が協力的で、落ち着いて声をかけ合っていたこともパニックコントロールに繋がりました。
今後の教訓にすべきだと思いました」

・・・

呼吸も苦しくなるこのタイミングで、乗務員同士が大声で確認し合う声が響いた。

R3開けません」
L3ダメです!」

この時、8人の客室乗務員は「どの非常ドアから脱出するか」を冷静に見極めていた。

香山氏:
「機内に8か所ある非常ドアのうち、今回は安全な3か所のドアを開けてお客様を誘導しました。
非常ドアは一か八かで開けるのではなく、炎や燃料漏れがなく、スライドスペースが確保できるかを目視で確認して判断します。
乗務員同士が情報を共有し、脱出直前に適切な確認作業ができていたのです」

脱出劇は「奇跡」ではなく、まさに日頃の訓練の積み重ねの成果だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d2b1bdd4bc54cc3f73c24b8235dc7be3e1740133 

 

CAの半分は23年入社の新人だった】

11284分 YAHOOニュース;現代ビジネス)

JAL社内では、あるニュースが駆け巡っている。

「じつは、事故に遭った航空機に搭乗していたCAの約半数が'23年春に入社したばかりの新人だったのです。
このニュースに、社員は驚くとともに、称賛を贈っています。
実際に、ここまで深刻な事故を経験したCAは社内にほとんどいません。
本当は自分たちも怖かったはずなのに、冷静な対応を見せた彼女たちは真のヒロインです」
(JAL
・現役CA)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba8396e143b4a6fcb5c8417ac4b18353ea374dd7

 

【茨城空港臨時バスは通常運行を終えた運転手が要請に応じ運転した】

11072分 YAHOOニュース;トラベルwatch

この日は正月三が日の最中であり、近隣の路線バスは休日よりさらに少ない「特別ダイヤ」で運行。

出勤している運転手も通常時より少ない状態であった。

そのなかで、市内のバス路線での運転を終えて帰ってきた運転手に次々と声をかけ、茨城空港への連絡バスを受け持つ「関鉄グリーンバス」(関東鉄道の子会社)の石岡営業所を中心に、いすゞ「エルガミオ」(58人乗り)を2台、ほか2台で、計4台のバスならびに運転手を確保したという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7817c470665547d8b180c971532ca173721d98a

 

 (2024年2月5日 修正2 ;追記)

202423032分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、消火用水が不足したので「スーパーボンバ-車」を使い海水を汲み上げて放水したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

鎮火まで8時間を要した消火活動では水が不足し、東京湾から「海水」をくみ上げて放水を続けていたことがFNNの取材でわかった。

この事故では国直轄の消防部隊のほか、東京消防庁から115台の車両が出動した。

消火栓からの水に加え、空港地下の「防火水槽」からおよそ300トンの水が使われたが、残量が低下したため10トンの水槽車が2台出動した。

さらに水の不足が続いたため、「スーパーポンパー」という車を出動させ、東京湾の海水をくみ上げて放水を続けていたことがわかった。

この車は東日本大震災で、福島第一原発への冷却作業の際にも使われたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f87cd12ddd5be9435ee0a73e5146a8ecbd6e675 

 

 

 

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2024115733分にYAHOOニュース(現代ビジネス;フリージャーナリストの寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

元日の夕刻に起きた令和6年能登半島地震。

公共放送・NHKがその使命を発揮すべき災害にも関わらず、緊急報道は後手に回ってしまった。

エンジントラブルもあって当日にヘリによる空撮はできず、その後はL字画面を出さずにドラマの再放送やお笑い番組を垂れ流す──。

いったいなぜNHKの緊急報道が劣化してしまったのか、NHKの元職員が分析していく。

 

【前田改革下に進められたコストカット】

災害報道と言えば、最も重要なのは被災地からの中継ですが、NHKはこの中継体制もコストカットの名目のもと、縮小してきました。

今回の地震では、その弊害も現れていました。

本来、中継と言えば、箱根駅伝などでもおなじみの中継車で行うものでした。

中継車は一般に、放送用の電波を送受信する専用のアンテナを備え、電源も自家発電で賄えるため、極めて安定的に放送を出すことができるからです。

かつて、中継車を運用して生放送を仕切れるスキルはNHK職員にとっては必須でした。

昼時には20分ほどの中継番組枠があり、一人前のディレクターになる為の登竜門のような位置付けとなっていました。

かくいう私も、何十本と昼の中継番組を制作しました。

1つの現場でスタッフは総勢40人近くにも及ぶ大オペレーションは、時に無駄だと批判も受けましたが、実はこの中継枠には災害報道の“訓練”としての意義も大きかったのです。

しかし、この中継枠は2019年末に打ち切られて、再放送の枠になってしまいました。

見かけ上のコストは圧縮できますが、代わりに職員が中継車を運用するスキルが失われてしまったのです。

 

【災害よりもドラマの宣伝を優先!?】

災害などで中継車を稼働させようにも、現場でオペレーションを担える人材が育っていないから上手く回らないというわけです。

ちなみに、今、ニュース等の短い中継で多用されているのは、LiveUという、携帯電話用のSIMカードを束ねて運用するリュック型の小型中継装置です。

運用に必要な人員は1人で済むため安価ですが、基本的にカメラ1台の簡易中継しかできませんし、安定性と信頼性は中継車に大きく劣ります。

今回の地震でも当初、NHKLiveU頼みだったようです。

しかし、携帯回線さえもダウンする状況では、そもそも使えませんし、仮に復旧しても、被災者や支援者とNHKが“命綱”である携帯回線を奪い合う恐れがありますから、良い手段とは言えません。

改めて、受信料で整えた中継設備の重要性を見直した上で、職員の中継スキルを高める事が不可欠です。

・・・

【能登半島地震を契機に災害報道の体制充実を】

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/8caab68e4a022b324423ca55e69c61b30c25ca1a

 

 

 

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20141161650分にYAHOOニュース(佐賀テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後3時ごろ、伊万里市のN造船所で、有田町の70歳の作業員の男性が稼働中の機械に挟まれ死亡しました。

警察によりますと、この機械は、船に使用する鉄板を切り出す「プラズマ切断機」と呼ばれる大型のもので、何らかの原因で稼働中の機械と地面に挟まれたとみられています。

別の場所で作業をしていた同僚が発見し消防に通報。

救出時に意識はありましたが、出血があり胸の痛みを訴えていて、約8時間後に搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察が事故の詳しい原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/386abb7dc88684445c56f61250e7cb3d2a2229eb

 

1161849分に佐賀新聞からは、レール上を移動する作業台と床との間に挟まれたなど、下移動する趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後2時50分ごろ、伊万里市黒川町塩屋の造船所で、作業員の男性(70)=西松浦郡有田町=が作業中にレール上を移動する作業台と床の間に挟まれ、搬送先の佐賀市内の病院で同日深夜に死亡が確認された。

伊万里署などによると、男性は当時、1人で作業をしていた。

うつぶせの状態で機械に挟まれているのを同僚が発見し、119番した。

死因は出血性ショック死だった。

原因を調べている。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1178090

 

 

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20241161344分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

タイヤホイールの製造工場で、高さ5メートルの位置でプレス機の据え付け作業をしていた77歳の男性が、乗っていたバケット(かご)とプレス機のデッキ部分に挟まれ死亡しました。

 【写真を見る】高さ5メートル プレス機デッキ部分とバケット(かご)の間に挟まれ77歳男性死亡 プレス機据え付け作業中 富山・高岡市

死亡したのは、福岡県北九州市の会社員、森さん(77)です。

高岡警察署によりますと、15日午前1140分ごろ、富山県高岡市にある自動車用ホイールメーカー「B社」の工場で、高所作業車のバケットと呼ばれる「かご」に乗って作業をしていた森さんが、高さ5メートルある鍛造プレス機のデッキ部分と、バケットの間に挟まれているのを近くにいた別の会社の従業員がみつけました。

森さんは病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

死因は外傷性窒息とみられています。

森さんは鍛造プレス機の据え付け作業の委託を受けていた関連会社の社員で、据え付けられたプレス機の塗装を一人でしていました。

警察が詳しい事故原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a74d5954cf737937e474b0d68dc1d036760304b1

 

 

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20241161215分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後98分ごろ、つくばエクスプレス秋葉原駅(東京都千代田区)構内のエレベーターが停止し、中に男性2人が閉じ込められていることに駅員が気づいた。

2人は約25分後に保守作業員に救出された。
けがや体調不良などの訴えはなかったという。

つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道が16日に発表した。

同社によると、エレベーターの昇降速度を制御する「調速機」にごみがたまっていたことで、安全装置が作動したという。

その後、ごみは取り除かれ、このエレベーターは15日午後1038分ごろに運転を再開した。

同社は、ほかの駅の同機種のエレベーターについても、緊急の点検をするとしている。

https://www.asahi.com/articles/ASS1J3TFBS1JUTIL00L.html

 

 

 

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20241151131分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前0時ごろ、野田市桐ケ作の鉄製産業用容器リサイクル業「Eドラム」の工場で、鉄に付着したインクを落とす作業に使う金属製容器内で作業していた埼玉県加須市、同社社員、西浦さん(男性、47歳)が意識と呼吸のない状態で見つかった。

西浦さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

容器内で有害物質を吸引し、窒息死したとみられる。

野田署が詳しい事故原因を調べている。

同署によると、西浦さんが職場から戻らないことを不審に思った妻が同社の社長や工場長に連絡。

社長らが工場内を捜索し、西浦さんを見つけ119番通報した。

金属製容器は縦横約108センチ、高さ約82センチで、内部で作業する際はマスクや酸素ボンベを着けることが義務付けられていたが、西浦さんはいずれも装着していなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b54c82c898d8900ad1f863813231fe2b95cfff2

 

114237分に産経新聞からは、窒息死らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

14日午前零時半ごろ、千葉県野田市桐ケ作のリサイクル工場で、1人で作業中だった埼玉県加須市の会社員、西浦さん(男性、47歳)が倒れているのを、家族らの通報を受けて駆け付けた野田署員が発見した。

西浦さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

調べによると、西浦さんは、もともとインクが入っていた約1メートル四方の金属製の大型容器内で見つかった。

マスクを着用せず、残ったインクを落とす作業をしていた。

同署は、有害物質を吸い込み、窒息死したとみており、事件性はないと判断している。

引き続き、詳しい状況を調べる。

https://www.sankei.com/article/20240114-SM2PJZZ6UJIQDEGGG7PQKTS7EE/

 

(ブログ者コメント)

報道された「マスク」とは、「エアラインマスク」のこと?
とすれば、そう大きくもないタンク内での事故につき、有害物質を吸引して・・・ということかもしれない。

 

 

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20241131510分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ガソリンを給油するガソリンスタンドには必ず静電気除去パッドが設置されていますが、なかでもセルフ式ガソリンスタンドの静電気除去パッドについて、実は1社のみが製造を行っているといいます。

ガソリン計量機メーカーの株式会社タツノ(以下、タツノ)の広報担当者に話を聞きました。

ガソリンスタンド(サービススタンド:SS)には、スタッフが給油してくれるフルサービス式のほか、自身で給油するセルフ式がありますが、どちらにも必ず備わっているのが静電気除去パッドです。

静電気は、気化したガソリンに着火するなどの事故が起こる可能性があるため、給油する前には必ず静電気を除去する必要があります。

実は、セルフ式のガソリンスタンドに備わる静電気除去パッドの製造を行っているのは、石油関連機器の製造を中心とする機械メーカー、タツノの1社のみだといいます。

そこには一体、どんな理由があるのでしょうか。

これについてタツノの広報担当者は、以下のように話します。

「セルフ式ガソリンスタンドにおいて、より安心・安全な給油を確実に行っていただくために、石油業界として取り組んでいるものであるからです」  

SS業界全体で取り組む安全性確保の一環であるため、社名は入れず無印で製造し、他社製のガソリン計量機にも供給しているといいます。

また静電気除去パッドは、「はじめにタッチ!」と書かれている手のマークをしたデザインとなっていますが、現在のようなデザインとなった理由について、前出の担当者は以下のように話します。

「ユーザーがどのガソリンスタンドに立ち寄っても、一目で静電気除去パッドだと認識できるようにするため、統一のデザインとしています」

※ ※ ※  

静電気除去パッドは、安心・安全面の考慮から1社のみが製造を行っていることが分かりました。

最後に、セルフ式ガソリンスタンドの正しい使い方・注意点について、前出の担当者は以下のように呼びかけます。

「クルマの給油キャップを開ける前に、必ず静電気除去パッドに素手で確実に触れていただくようにお願いします。
ガソリンは揮発性が高く、引火しやすいものであるため、危険物を取り扱うという認識のもと、未然の事故防止にご協力をお願いします」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d776e73b9e50ae1b8c78dc3fce70a03dc9e84de

 

 

 

 

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2024113188分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日朝6時すぎ、長崎県松浦市の調川港に係留していたタグボート「第三十一明神丸」の船長から「船から人が落ち、引きあげることができない」と第7管区海上保安本部に通報がありました。

転落したのは、作業船を移動させるために横付けしていた船の乗組員の男性で、消防によっておよそ20分後に引きあげられましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

伊万里海上保安署によりますと、死亡した乗組員は、ほかの乗組員2人と無線で連絡を取りながら作業を進めていましたが、途中で連絡が途絶えたため、乗組員2人が作業場所を確認したところ、海に浮かんでいるのを発見したということです。

死亡した乗組員は救命胴衣を身につけていなかったということです。

海上保安署では、乗組員から話を聞くなどして当時の状況を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240113/5030019860.html

 

1131856分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、係留中の台船を汽船に横付けして移動させるため台船に乗り込み出港した直後に海に落ちたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日朝、松浦市調川港で、汽船でじまの船員が海に転落し、死亡する事故がありました。

死亡したのは、長崎市に住む汽船でじまの機関員 森川さん(39)です。

事故があったのは松浦市調川港です。

伊万里海上保安署によりますと、森川さんは午前540分ごろ、港に係留中の台船を汽船でじまに横づけして移動させるため、台船側に乗り込み、出港しました。

その直後、汽船の船長が無線で連絡しましたが応答がなかったため、付近を捜索したところ、海に落ちた森川さんを発見したということです。

森川さんは駆けつけた消防隊に救助されましたが、午前730分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認されました。

救命胴衣は着用しておらず、溺死だったということです。

海保は事故の原因について詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/73eb4f77b3213c1e9225cf26e48ecf566fbea2fc

 

(ブログ者コメント)

2報道を見ても、状況はイマイチ不明。
ただ、こういった作業時には救命胴衣着用が常識の筈。
なぜ着用していなかったのか?誰も注意しなかったのか?
その点が気になった。

 

 

 

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2024110194分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後4時前、日出町藤原にある金属加工工場から「クレーンの作業中に操作を誤って重量物がクレーンを操作している人の頭部にぶつかった」と119番通報がありました。

男性は20代の男性作業員で、病院に運ばれ手当てを受けていますが、意識不明の重体になっています。

警察によりますと、男性は工場に設置されたクレーンをリモコンで操作していて、縦横がおよそ1.5メートル×3メートルの4角形のアルミ板をつり上げて運搬していましたが、つり上げていた一部のロープが外れてアルミ板が傾き、およそ2メートルのところから下方にいた男性の頭部に接触しました。

警察が事故当時の詳しい状況や原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b454d67f6a7e0ea8150e296a5a96ccfdfb3eed02

 

 

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20241101934分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区清田で、道路の掘削作業を行っていた北九州市若松区の会社員、太平さん(男性、51歳)がコンクリートや砂利の下敷きになりました。

太平さんは搬送先の病院で手当てを受けていましたが、およそ2時間後に亡くなりました。

警察によりますと、太平さんは水道管工事のため、地面に掘られた穴の中で作業を行っていたところ、崩れ落ちてきたコンクリートや砂利の下敷きになったということです。

掘られた穴は幅がおよそ50センチ、長さはおよそ4メートル50センチ、深さはおよそ1メートルで、現場には太平さんを含めて7人が工事に従事していましたが、穴の中で作業をしていたのは太平さんだけだったということです。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240110/5020014864.html 

1102130分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、穴の内側のコンクリート(厚さ30cm)が倒れてきたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後2時半ごろ、北九州市八幡東区清田の下水道工事現場で、「作業員にアスファルトがかぶさって動かせない」と消防に通報がありました。

北九州市若松区の会社員、太平さん(男性、51歳)が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

太平さんは水道管の移設のため、深さ1メートルの穴の中で作業していたところ、穴の内側のコンクリートが倒れて下敷きになったということです。

倒れたのは縦160センチ、横50センチ、厚さ30センチほどの大きさで、警察はコンクリート、市はアスファルトと発表しています。

警察は、業務上過失致死の疑いもあるとみて、工事の関係者に話を聞くなどして事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d5e4b4467c6e41edaea1a72fffae53de58f0957

 

(2024年9月1日 修正1 ;追記)

20248301818分にNHK北九州からは、現場では下水道工事と、それに伴う水道管移設工事が違う業者で行われており、全体の安全管理を統括する業者は指名されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

工事を発注した北九州市上下水道局は、法律で義務づけられている工事全体の安全衛生管理を統括する業者の指名を行わなかったとして、今月13日に労働基準監督署から是正勧告を受けたことを30日、明らかにしました。

上下水道局によりますと、現場では下水道の工事と、それに伴う水道管の移設の2つの工事が行われていて、上下水道局の2つの部署がそれぞれ別の業者に発注していたため、全体の安全衛生管理を統括する業者を指名していなかったということです。

上下水道局は30日付けで労働基準監督署に対し、職員への周知徹底を行い再発防止に努めることなどを報告しました。

北九州市上下水道局は「作業員が亡くなる残念な事故が2度と起きないよう、安全管理を徹底していく」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20240830/5020016400.html

 

  

 

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2024110629分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

札幌市中央区南5条西5丁目にあるビル7階の飲食店で、きのう午後540分ごろ、「爆発音がした」と消防に通報がありました。

警察によりますと、59歳の男性店長がガスオーブンレンジを使おうとしたところ火がつかず、ふたを開けて覗き込みながら点火スイッチを回したところ引火したということです。

男性店長はひたいに軽いやけどを負いました。

警察はレンジが異常燃焼を起こし、中にたまったガスに引火したとみて事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b8aa00d3e74544ddb3f590f3a01c29ff83fe2c62

 

 

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2024182139分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後715分ごろ、佐賀県鳥栖市の佐賀競馬場で「従業員と馬がぶつかった」と119番があった。

競馬場を運営する県競馬組合や消防によると、レース出走前のゲート内で競走馬が暴れ、そばにいた男性従業員が巻き込まれた。

男性はけがをしたとみられ、病院に搬送されたが、意識はあるという。

同組合によると、午後710分出走の第9レース(9R、ダート1400メートル)で、競走馬(8歳)がゲート入りの際に暴れた。

従業員は発走係で、この馬をゲート内に入れる作業などをしていた。

佐賀競馬場は1972(昭和47)年開設の地方競馬場。

この日は12レースが予定され、9Rもその後、予定通り実施された。

同組合の担当者は取材に「容体や経緯を確認中だ」と説明している。

https://mainichi.jp/articles/20240108/k00/00m/040/202000c

 

 

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202419197分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都文京区の田中角栄元首相の旧邸宅が全焼した火災で、火元の住宅1階の仏壇付近が激しく燃えていたことが、警視庁への取材でわかった。

長女の田中真紀子元外相(79)は「線香を上げていた」と説明しており、警視庁は線香の火が出火原因とみている。

警視庁は9日、消防と合同で現場の実況見分を行った。

真紀子氏と夫の直紀元防衛相(83)も立ち会った。

警視庁幹部によると、真紀子氏は8日昼頃、仏壇のろうそくにマッチで火をつけ、線香2本を上げた後、ろうそくの火は消したと説明。

「窓ガラスが割れるような音がしたので外を見たら、煙が上がっていた」と話しているという。

火災は8日午後3時15分頃に発生。
木造2階建て住宅約800平方メートルが全焼し、敷地内の平屋住宅の一部も焼けた。

真紀子氏夫婦は当時、普段生活する平屋住宅におり、けがはなかった。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240109-OYT1T50200/

 

192141分に毎日新聞からは、仏壇周りの火災は後を絶たない、線香のような火は無炎燃焼と呼ばれているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京都文京区の故田中角栄元首相の旧邸宅で起きた火災を巡り、長女で元外相の真紀子さん(79)は「線香をあげていた」と説明しているという。

火力が弱そうな線香だが、過去には死者が出たケースもあり、油断は禁物だ。

注意するポイントを消防庁に聞いた。

東京消防庁によると、仏壇などで使用するロウソクや線香による火災は201317年に182件発生し、2人が死亡した。

落下した線香が座布団を燃やしたり、燭台(しょくだい)にサイズの合わないロウソクを挿したために根元が割れたロウソクが傾いて、仏壇の周辺が燃えたりする事例が確認されている。

月別では、親族が集まることが多い1月が最多で23件。
次いで、春のお彼岸の3月が21件、秋のお彼岸となる9月が18件だった。

仏壇に線香を供える機会が増えるタイミングと重なっており、18年以降も、同様の火災は後を絶たないという。

線香に起因する火災は、炎が無い状態でくすぶり続けることから「無炎燃焼」と呼ばれる。

無炎燃焼が続いている状態で、風の吹き込みや他の可燃物との接触があれば炎があがり、大きな火災に発展するおそれがある。

総務省消防庁の浜田・予防課長補佐は、対策として、

▽火から目を離さない
▽カーテンや紙、ゴミなど火だねとなるものを仏壇の周囲に置かない
▽電池式の線香、ロウソクを使う

を挙げる。

その上で、「線香は倒れると、まわりの物を燃やす危険性があります。供える際に(線香を折るなどして)短くすれば、倒れにくくなるし、燃焼時間が短くなります。線香に火が付いている間は、その場を離れないでください」と呼び掛けている。

https://mainichi.jp/articles/20240109/k00/00m/040/203000c

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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