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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20236171354分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午前020分ごろ、千葉県君津市君津1の日本製鉄東日本製鉄所君津地区敷地内で、50代の男性作業員が液体の入った水槽内に浮いているのを同僚の作業員が見つけ119番した。

男性は引き上げられたが、約4時間半後、現場で死亡が確認された。

液体は毒性がある疑いがあり、君津署が男性の身元や詳しい事故原因を調べている。  

同署によると、現場は事業所敷地の北西エリアで、男性は設備点検の作業中に何らかの原因で転落したとみられる。  

同社によると、死亡したのは協力会社の社員。

水槽は長さ約6メートル、幅約23メートル、高さ約21メートルで、高炉の集じん水を処理する設備。

今年2月に稼働を始めた。

昨年発覚した有害物質シアン流出問題への対応として新設したものという。  

同社は「このような事故を発生させ、被災され亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまに心よりお悔やみ申し上げる。関係当局の調査に協力する」とコメントした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf63bfe5a73617ee9005f68a0ec9d2a12c483853

 

 

 

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20236162116分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県警川口署に約9か月勾留された40歳代の男性が、留置施設の弁当の野菜が極端に少なく、ビタミン不足で脚気になったとして、県を相手取り1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、さいたま地裁であった。

沖中康人裁判長は男性の請求を一部認め、慰謝料など55万円の支払いを県に命じた。

判決などによると、男性は2017年11月に詐欺容疑で逮捕され、同署に勾留。

朝はパン、昼・夕は弁当を食べていたが、18年5~6月、筋力低下などを訴え、8月に入院。

一時は危篤状態となり、ビタミンB1不足による脚気と診断された。

県警は19年11月、同署で勾留された別の4人がビタミンB1欠乏症になったとして、納入業者との契約を打ち切った。

ただ、それ以前は栄養不備がわからなかった上、長期収容を想定しない留置施設では栄養よりもカロリー確保が求められるなどと主張し、争っていた。

判決では、ビタミンB1の不足が脚気の原因になることは広く知られているとし、「(県警が)注意義務を怠った」と結論づけた。

県警の佐藤・首席監察官は「判決内容を十分に精査し、関係部署と協議して対応したい」とコメントした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230616-OYT1T50229/

 

616 2030分に朝日新聞からは、19年に外部機関の定期検査で複数回、ビタミンB1が摂取量目安を下回っていたことからB1不足を認識できたはずなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

埼玉県警川口署の留置場に勾留されていた東京都の40代男性が、留置場の食事が原因で脚気になったなどとして、県に損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、さいたま地裁であった。

沖中康人裁判長(鈴木和典裁判長代読)は、食事に健康上必要な量のビタミンB1が含まれていなかったことを発病の原因と認め、県に55万円の支払いを命じた。

男性は201711月に詐欺容疑で逮捕され、川口署の留置場に勾留された。

187月の健康診断で手足のしびれを訴え、8月に病院で脚気と診断された。

一方、県警は1911月、同署の留置場で2030代の男性4人が栄養不足による脚気と診断されたと公表。

越谷市の弁当業者が3食を納めており、外部機関の定期調査で複数回、ビタミンB11849歳の男性の摂取量の目安を下回っていたことを明らかにしていた。

判決は、食事を管理する県警の担当者について「食事に健康上必要なビタミンB1が含まれていなかったことを認識できたはずなのに、そうした注意義務を怠った」などと指摘。

県に慰謝料の支払いを命じた。

県警は判決を受け、「判決内容を検討し、関係部署と協議の上、適切な対応をして参りたいと考えております」とコメントした。

https://www.asahi.com/articles/ASR6J6R5TR6JUTNB00Z.html

 

6162120分にNHK埼玉からは、県は業者から弁当の試作品提出を受け、仕様書どおりの品質だと判断し契約していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

都内に住む40代の男性は、埼玉県警の川口警察署に勾留されていた平成30年の5月から6月にかけて手足のしびれを感じ、「かっけ」などを発症して、一時、危篤状態になったのは、出された弁当にビタミンB1が不足していたためだなどとして、県に1000万円の賠償を求めていました。

これに対し県は「業者から弁当の試作品の提出を受け、仕様書の内容の品質が順守されていると判断して契約した。ビタミンB1の不足が体調不良の原因だとは認識しえなかった」などと主張していました。

16日の判決で、さいたま地方裁判所の沖中康人裁判長は、「かっけは、過去に国民病と言われ、原因は広く知られている」としたうえで、「被告はビタミンB1が欠乏しないよう注意すべき義務を怠った結果、原告がかっけになったと認められる」として、県に55万円の賠償を命じました。

警察は、原告に弁当を提供していた業者とはすでに契約を解除しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20230616/1100016879.html

 

 

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2023616189分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月31日、横浜市の日吉駅の構内の線路から二度にわたって煙が出て、東急東横線と目黒線、新横浜線のいずれも一部区間で、最大6時間近く運転が見合わされ、17万人余りの乗客に影響が出ました。

東急電鉄は16日会見を開き、煙が出た場所は、東横線と新横浜線のレールのつなぎ目部分で、ことし3月から東急電鉄と相模鉄道の相互直通運転を開始するのに合わせて新たに作った箇所だったことを明らかにしました。

東横線と新横浜線は、レールに流れる電気の電圧が異なっていて、この影響で、列車が通過する際に火花が断続的に発生し、ショートしたとみられるということです。

電圧が異なるレールをつなぐ場所はほかにも8か所あるということで、東急電鉄は、今月中にすべての点検を終えたいとしています。

東急電鉄電気部の藤江統括部長は、「改めておわび申し上げます。再発防止を徹底し、安全運行に努めていきます」と話していました。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20230616/1050019422.html

 

616174分に産経新聞からは、電車が通過するたびに絶縁が保てずショートした、複数路線が接続する他の駅では既に対策がとられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東急電鉄は16日、5月に横浜市港北区の東横線日吉駅で線路が発煙したトラブルの調査結果を発表した。

電圧が異なる路線同士が接続する箇所で、電車が通過する際に絶縁が保てずにショートして火花が出たことが原因。

日吉駅の線路で電圧差を弱める改修をした。

東急電鉄によると、3月に開業した新横浜線と東横線はレールの電圧に差がある。

通常はレールの継ぎ目で絶縁されているが、電車が通過する際、瞬間的にショートして火花が散り、この繰り返しで煙が出た。

複数路線が接続する他の駅では既に対策が取られていた。

日吉駅の発煙は5月31日に発生。
東横線などで計約6時間運休した。

https://www.sankei.com/article/20230616-Q2DQW747BVPN5L25D7VPQYX3ZU/

 

6161846分に読売新聞からは、想定以上に大きな火花が散る状態になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5月31日に東急東横線日吉駅構内の線路から煙が出て長時間運転を見合わせたトラブルで、東急電鉄は16日、レール継ぎ目の絶縁部が劣化してショートし、焼損したことが原因だったと発表した。

同社によると、劣化は列車が通り過ぎる度に発生する火花によるもので、想定以上に大きな火花が散る状態になっていたという。

同社は火花を小さくするための改修工事を行った。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230616-OYT1T50214/

 

 

 

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20236161557分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前、新潟県佐渡市で潜水作業をしていた54歳の男性潜水士が一時意識不明となる事故がありました。

男性は蘇生措置によって意識が回復しています。

16日午前11時半すぎ、佐渡市筵場沖で藻場形成作業に従事していた富山県在住の男性潜水士(54)が潜水作業中、自身の不注意による面体のずれから水が侵入。

これを修正すべく、浮上を試みましたが、呼吸用ホースが身体に絡まり、浮上できずに一時意識不明となりました。

男性は、近くで同じく潜水作業をしていた潜水士によって救助され、船上で蘇生措置を講じたところ意識が回復。

その後、佐渡市多田漁港からドクターヘリにより佐渡総合病院へ運ばれました。

佐渡海上保安部が事故の詳しい状況などを調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd33371efd98c31fc4e2d0fbf2d4233e2cf65d4e

 

 

 

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20236171617分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日、萩市の小学校で6年生の理科の授業中に11人が体調不良を訴え、このうち3人が病院で手当てを受けました。

いずれも症状は軽く、16日夜までに全員が回復したということです。

萩市教育委員会によりますと、授業には31人の児童が出席し、ジャガイモの葉の中にでんぷんがあるかどうかを調べるために、市販の漂白剤などを使った実験を行っていました。

担当した教諭は、実験結果を分かりやすく見せるために、教科書のやり方ではなく、インターネットで調べた漂白剤を使う方法で行っていたということで、教育委員会が原因を調べています。

萩市教育委員会学校教育課の池田課長は、「薬品を使う理科の授業では、基本的に教科書の方法で行うことが望ましく、指導を徹底したい」と話しています。

萩市の池田教育長は、「今回このような事案が発生したことに対して心よりおわび申し上げます」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230617/4060017277.html

 

618日付で毎日新聞山口版からは、デンプンの成分がヨウ素液で紫色に染まることを確認する実験中、染まる様子を分かりやすくするため漂白剤をかけるよう児童たちに指示していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

萩市教育委員会は17日、市立小学校で16日にあった理科の実験中に児童11人が体調不良を訴え、うち3人が病院で受診したと発表した。

実験で使った塩素系の台所用漂白剤の臭いで気分が悪くなったとみられ、同日夜までに全員が回復した。

市教委によると、16日午前、6年生31人が植物の葉に含まれるデンプンについて調べる授業を受けた。

児童は実験で葉をたたいてろ紙に成分を抽出し、デンプンがヨウ素液で紫色に染まる反応を確認した。

この際、担当教諭は葉緑素で緑色に染まったろ紙が紫色に変化する様子が分かりづらいと判断。

ろ紙にヨウ素液をかける前に、市販の漂白剤をかけるよう指示した結果、漂白剤の臭いをかいだ児童の一部が気分が悪いと訴えたという。

https://mainichi.jp/articles/20230618/ddl/k35/040/147000c

 

 

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20236161941分にYAHOOニュース(千葉テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前1時半ごろ、富津市竹岡のJR内房線の線路内で「男性が変圧器の取り付け作業中に感電し、意識がない」と119番通報がありました。  

この事故で、作業員の谷澤さん(28)が意識を失い、病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。  

警察によりますと、谷澤さんは電柱に取り付けられた変圧器の部品の交換作業中に、変圧器内の電線が胸のあたりに触れたことで感電したということです。  

谷澤さんは当時、他の作業員らと電線に電気が流れていないことを確認しながら作業をしていましたが、なんらかの原因で電気が流れたとして、警察が安全管理に問題がなかったか詳しい状況を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de7e391f3803efed92d3cae75c5a090d58782b66

 

6161155分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、同僚2人と一緒にゴンドラに乗って変圧器のコードを交換していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前1時半ごろ、千葉県富津市竹岡のJR内房線上総湊-竹岡間の線路内で、変圧器の部品交換をしていた東京都葛飾区、会社員、谷沢さん(28)が作業中に感電し、搬送先の病院で死亡が確認された。

富津署は詳しい事故原因を調べている。  

同署によると、谷沢さんは同僚2人と一緒にゴンドラに乗って、変圧器のコードの交換作業中、コードの端が胸に触れて感電したとみられる。

同僚が119番通報した。  

JR千葉支社によると、事故の影響で大貫-館山間で始発電車から運転を見合わせた。

上下3本が最大50分遅れ、乗客約170人に影響が出た。

同支社は「警察の捜査に協力していく」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/65f53f3b9e0c5da56af5435b466d2d8aa2dcb5f8

 

616812分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、コードが接触した際に火花があがったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前1時半ごろ、千葉県富津市のJR内房線の工事現場で「男性が作業中に感電し、意識が無い」と119番通報がありました。

消防などが駆け付けたところ、作業員の谷澤さん(28)が倒れていて、病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。

警察によりますと、線路内では当時、電力設備の交換作業が行われていて、変圧器のコードが谷澤さんの胸あたりに接触し火花が上がっていて、この際に感電したということです。

この事故の影響で、JR内房線は一部区間に始発から遅れが出ました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42df897776b11f0158e700a4581cc837cb00e48c

 

 

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202361570分にYAHOOニュース(withnews)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

健康食品のMCTオイルを、カップ麺などに使用される発泡ポリスチレン製容器に入れると、破損して事故につながるおそれが。

注意するべき状況について、国民生活センターが注意喚起をしています。

思わぬ事故を防ぐ方法をまとめました。

 【検証】「シュワシュワ」になったカップ麺容器、衝撃的な内側の様子

 

【身近なカップ麺容器で事故】

軽くて丈夫でクッション性があること、熱を伝えにくく食品の保存性に優れていることから、主に即席麺や総菜などの食品に使用される発泡ポリスチレン製容器。

この身近な容器で思わぬ事故が起きていることを、国民生活センターが注意喚起しました。

同センターによれば、2018年度以降、即席カップ麺を調理した際に「MCT(中鎖脂肪酸)オイルやえごま油等の食用油を加えたところ、容器が破損して湯が流出した」という相談が6件、寄せられたということです。

そのうち、漏れ出した湯でやけどを負ったという事例も1件ありました。

SNSにはカップ麺に「MCTオイル入れて食べようとしたら内側の発泡スチロールがシュワシュワ溶け出してメチャクチャ焦った、何これ」、「カップ麺…変形させた犯人は私でした」などと、驚きの声も書き込まれています。

こうした食用油は近年、いわゆる健康食品として注目され、既存の食品に追加して食べる人もいます。

一方で、容器が発泡ポリスチレン製の即席カップ麺には「容器が変質・破損するおそれがあるため、添付以外の食用油等を加えてはならない」といった表示が記載されています。

また、食用油には「ポリスチレン製の食品容器に使用してはならない」といった表示が記載されている商品もありますが、一部にない商品もありました。

同センターの検証によれば、「湯を注いで3分後にテスト対象食用油(※)を加えると、発泡ポリスチレン製容器が破損したり、内側の表面が変質することがありました」、「テスト対象食用油を加えた直後に湯を注ぐと、発泡ポリスチレン製容器が変質する範囲が広くなりました」ということです。

MCTオイル、ココナッツオイル、えごま油、アマニ油

このように、食用油を加えるタイミングも、破損や変質の状態を左右することがわかっています。

同センターはSNSでも注意喚起。

「漏れ出た湯でやけどをするおそれもあるので、添付以外の食用油等は加えないようにしましょう」と、動画とともに訴えました。

この動画には、MCTオイルを追加したカップ麺容器が時間の経過とともに破損し、数分で湯が漏れ出す様子が収録されています。

同センターは「MCTオイルやえごま油等を発泡ポリスチレン製容器(即席カップ麺やコーヒー等)に加えると、容器が変質・破損するおそれがあるため、添付以外の食用油等は加えないようにしましょう」とコメント。

また、MCTオイルを販売する日清オイリオも、自社の公式サイトのQ&Aで「MCTオイルをカップラーメンにかける場合は、中身を別容器に移し替えてから使用してください」と呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d4698391fa7dcee460485439b2997bc616195b9

 

(ブログ者コメント)

ブログ者も、DIY時、シンナーだったか剥離剤だったか、少しだけ使おうと、スーパーで魚を買った際のトレイに小分けしたところ、すぐに溶けたというトラブルを経験している。

ゴムは芳香族系の油で溶けるということは知っていたが、発泡スチロールにまでは気が回らなかった。

今回報じられたMCTオイルは中鎖脂肪酸油とのことで、関連性は薄いかもしれないが、御参考まで。

 

 

 

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20236161037分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道・釧路警察署は15日午後440分ごろ、釧路市阿寒町の砂防ダムの壁を作っている現場で作業員が転落する事故があったと発表しました。

警察によりますと、当時、作業員は鉄筋の枠にコンクリートを流し込み、何層にも積み重ねる作業をしていました。

作業員はパイプで作られた足場の上に腰を掛けていて、パイプとパイプをつなぐ固定工具のクランプを外したところ、下から3段目のコンクリート層から転落したということです。

転落した先には、直径1センチ高さ45センチの鉄筋が突き出ていて、作業員の頭から首のあたりに当たり、病院に搬送されたということです。

作業員の容態は不明で、警察は事故の詳しい状況を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50cacf04d3c85bfde2bfd9d8b646016c50a072fb

 

6161834分にYAHOOニュース(北海道放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後、北海道釧路市の砂防ダムの工事現場で、作業をしていた男性が足場から転落しました。

その際、突き出ていた鉄筋が男性の頭の近くに刺さり、男性は病院で治療を受けています。  

事故があったのは、釧路市阿寒町にある砂防ダムの工事現場です。  

警察によりますと、15日午後4時半すぎ、45歳の作業員の男性が、足場からバランスを崩して2メートルほど下に転落しました。  

その際、下から突き出ていた長さ45センチ、直径1センチほどの金属製の棒が男性の頭の近くに刺さりました。

男性はおよそ45分後に、意識がはっきりしない状態で病院に運ばれ、治療を受けています。  

容体はわかっていません。  

当時、男性は、ダムの壁を作る作業に当たっていて、足場に腰をかけて、足場のパイプを固定するクランプを外していたということです。    

警察が、当時の状況を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/004c8a3c3423a66f8ba6ddccd75b80dfe77aee5c

 

 

 

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2023616044分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡市東区の工事現場で穴の縁が崩れ土砂が流入し、50代の男性作業員が生き埋めになりました。

駆けつけた隊員たちが懸命に土砂を運び出しましたが、男性はその場で死亡が確認されました。

今回の事故原因について、専門家は“2つの点”を指摘しました。

15日正午すぎ、福岡市東区にある工事現場の工事関係者から「土砂が流入して男性が埋まっている」と119番通報がありました。

マンションの建設作業が行われていたとみられていて、上空からの映像を見ると、辺りに大量の土が盛られているのがわかります。

その一角に消防と警察が集まっていました。

当時、現場では掘削が行われていました。

50代の男性作業員が深さ45メートルほどの穴の中で、1人で作業をしていたといいます。

すると、穴の縁が崩れ土砂が流入。生き埋めになってしまったというのです。

隣接するマンションから住人が撮影した映像には、現場で「携帯電話番号わかる方いたらお願いします」と救助にあたっていた人が声を張り上げる様子が映っていました。

隣のマンションの住人 :
「『電話番号を知りませんか!』というような叫び声とか、すごく緊迫感がありました」

隊員たちは、身長よりも深い穴の中で懸命に土砂を運び出します。

救助が始まってから約3時間、男性が発見されましたが、その場で死亡が確認されました。

今回の事故原因について、土木施工に詳しい専門家は、2つの点を指摘します。

土木施工に詳しい芝浦工業大学の稲積真哉教授 :
「土が崩れるのを防ぐための壁の設置がされていなかった。
穴を掘る時は、『土留め工』を設置するのは義務づけられている」

「穴を掘る角度が急なんです。
深さ方向を1とすれば、水平方向に1.5の距離を確保(しながら穴を掘っていく)。
(穴の壁の下部の)傾斜で言えば33°くらい(になるように掘る)。
今回のこの穴、側面みるとほぼ直角に穴を掘っているイメージ。
緩やかな角度で穴を掘るのが鉄則」

警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、その場にいた工事関係者から話を聞くなどし、当時の状況を調べる方針です。

 615日放送『news zero』より)











https://news.yahoo.co.jp/articles/cb3dafccf27b807fd6823bb35763d73cdc0fbd09

 

 

 

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20236152035分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午前11時頃、千葉市花見川区三角町の「こてはし温水プール」で、職員から「毒ガスが発生した」と119番があった。

施設を所有する市によると、水質管理作業中に酸性とアルカリ性の薬剤を誤って混ぜたことで、塩素ガスが発生した。

プール利用者や同じ複合施設にある高齢者福祉施設の利用者ら計433人が屋外に避難した。

千葉北署によると、水質管理作業中だった男性職員(64)が目の痛みを訴えたが軽症。

ほかに健康被害は確認されていない。

施設では当時、男性職員が地下1階の機械室で、殺菌に使うアルカリ性の「次亜塩素酸ナトリウム」をタンクに補充しようとしていた。

誤って酸性の「ポリ塩化アルミニウム」を入れたため、塩素ガスが発生したとみられる。

消防が塩素ガス濃度を測定したところ、機械室内は9ppmに達していた。

専門家によると、目の痛みを感じたり喉に違和感が出たりする濃度だという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230615-OYT1T50174/

 

6151237分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、作業していた職員が目の痛みを感じたので上司に報告したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きょう午前11時ごろ、千葉市花見川区の温水プールで、職員が薬品を誤って混ぜ、ガスが発生したとの通報があった。

警察と消防が出動するとともに、施設側では、利用者らおよそ340人を避難させているという。

 画像】温水プールで薬品の誤投入。塩素ガスが発生したか。現場の様子はこちら。

消防によると、地下1階のろ過機械室で、次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性薬品)とポリ塩化アルミニウム(酸性薬品)を誤って混ぜ、塩素ガスが発生したとみられている。

警察によると、水質管理業務を担当している男性職員が、次亜塩素酸ナトリウムが減っていたため、タンクに補充をしようとして、誤って、ポリ塩化アルミニウムを投入したとのこと。

この職員が目の痛みを感じたため、上司に報告し、119番通報したという。

他に、体調不良などを訴えるなどケガ人の情報は入っていない。

東京消防庁のHPによると、プールなどの施設で、アルカリ性薬品と酸性薬品を誤って混ぜて、塩素ガスが発生する事故が起こるとして、注意を呼びかけている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2670a41b781bc22188e55e3a5b1f640f0efbdd38

 

6151417分に千葉日報からは、2つの薬品は色の異なるポリタンクに入っていて離れた場所に保管されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市などによると、男性職員が1人で、地下1階のろ過機械室で水質管理の作業中、消毒などに使う次亜塩素酸ナトリウムの容量が減っていたため補充しようとしたところ、誤ってポリ塩化アルミニウムを混ぜて塩素ガスが発生した。

二つの薬品は色の異なるポリタンクに入っており、離れた場所に保管されていた。

同日午後、ガスを消滅させる作業を市消防局が行った。

今後、同局が施設内のガスの濃度を確認し、安全が確保できたら施設を再開するという。

市の担当者は「利用者に迷惑をかけ申し訳ない。安全な運営のため指定管理者への指導や研修を行い再発防止に努める」と話した。

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1071242

 

 

 

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2023614120分に産経新聞から下記趣旨の記事が、地図と当該集合箱の写真付きでネット配信されていた。

世界遺産・二条城(京都市中京区)近くの交差点で6月上旬、信号機が約50分間、赤と黄の点滅を繰り返し、警察官が手信号で交通誘導にあたる騒動があった。

信号の配線部分に入り込んでトラブルを誘発していたのは、1匹のナメクジだった。

専門家によると、ナメクジには重力に逆らって高い場所に上ったり、驚くほど狭い所に侵入したりする性質がある。

梅雨の時期に目にする機会は多く、家庭でも対策が必要だ。

 

【事故発生のリスク】

近畿地方に台風2号が近づいていた2日午後4時40分ごろ、京都府警交通管制センターに信号機の異常を知らせる信号が届いた。

現場は幹線道路の堀川通と御池通が交わる交差点。

ちょうど、帰宅ラッシュが始まる時間帯だった。

赤、黄、赤、黄-。

警察官が急行すると、交差点にあるすべての信号機が不可解な点滅を繰り返していた。

降りしきる雨の影響で、ただでさえ視界が悪い。

さらに、信号トラブルの影響で、複数の車が現場で立ち往生していた。

事故発生も危ぶまれたため、かっぱ姿の警察官約30人が拡声器を使い、手信号で誘導を開始。

車は少しずつ流れ出したが、周辺では約500メートルも渋滞が続いた。

交差点近くにある中京消防署の署員、岩本さん(男性、42歳)は一部始終を目撃したといい、「警察官が拡声器で交通整理を行う声が響いていた。誘導がなければ緊急車両の出動に支障をきたす可能性があった」と振り返る。

 

【個体を除去すると…】

信号の復旧に向けた動きも同時並行で始まった。

警察官は、業者とともに、信号機の配線が集まる「集合箱」と呼ばれる箱(縦約35センチ、横約40センチ、高さ約110センチ)を開け、不具合の原因を調べた。

集合箱内にある復旧ボタンを押すと、一時的に正常にはなったが、すぐに点滅状態に。

「何が原因なのか」。

作業にあたった担当者が箱の中にある配線部分をよく見ると、1匹のナメクジがいた。

信号を制御する配線部分にのっぺりと居座っていたナメクジ。

配線から個体を取り除き、再び復旧ボタンを押すと、信号機は何事もなかったかのように復活した。

異常を告げる一報から、約50分が過ぎていた。

 

【2ミリ四方でも入り込む】

「ナメクジは暗い場所を好むほか、『重力走性』という(重力に逆らって)上に登ろうとする性質がある」。

ナメクジの生態に詳しい福岡女子大の松尾亮太教授(分子神経生物学)が解説する。

集合箱は周囲に生け垣がある土の上にあった。

こうした状況から、ナメクジは地中にある電気配線などが入ったパイプをつたって、集合箱の隙間に侵入したとみられている。

なぜ配線に影響が出たのか。

松尾氏は「粘液に覆われたナメクジの体は電気をよく通す。集合箱の中でショートを引き起こしていた可能性も否定できない」と示唆する。

過去にも同様のトラブルがあった。

北九州市のJR路線では令和元年5月、線路の近くにある電力設備にナメクジが入り込み、機器がショート。

この影響で停電が発生し、電車が運休している。

府警は今回の不具合を受け、パイプと集合箱が接合する部分にあった隙間を補修材でふさぐ再発防止策を取った。

松尾氏は「ナメクジは小さい個体であれば2ミリ四方の隙間に入り込むこともある。(対策には)隙間を完全になくすしかない」と述べた。

https://www.sankei.com/article/20230614-YLFCO36K7VLEBCGE3OCXDIOJWM/

 

(ブログ者コメント)

北九州市のナメクジ事例については、本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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2023615164分にYAHOOニュース(南日本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ため池での水難事故を防ごうと、鹿児島県薩摩川内市で14日、転落防止などのために設置されたコンクリートブロックの検証試験が行われました。

検証試験を行ったのは、水難事故に関する研究や調査を行っている一般社団法人・水難学会です。

薩摩川内市中郷のため池では、県北薩地域振興局が発注したコンクリートブロックの設置工事が先月、完了したばかりです。

斜面を歩きやすくし、水に落ちた場合に自力ではい上がりやすくしただけでなく、落ちた人の救助も行いやすくするのが狙いで、その効果を確かめました。

(水難学会 斎藤英俊理事):
「水に落ちてしまった場合に、こうしたコンクリートブロックのような対策がしてあれば、それを使って自分の力で生還してほしい」

水難学会がこうしたコンクリートブロックの検証試験を行ったのは全国で初めてで、水中転落事故を減らすためにも設置を呼びかけていきたいとしています。









https://news.yahoo.co.jp/articles/e468e85cff43115530fe068789beda004e3606d4

 

 

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2023614203分にYAHOOニュース(新潟テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

化学製品メーカー「デンカ」の糸魚川市にある工場で配管の切断作業中に爆発事故があり、 50代の男性作業員が死亡しました。

デンカの工場では、これまでボヤ騒ぎなども頻発していて、不安の声が上がっています。

事故があったのは糸魚川市の化学メーカー「デンカ」の田海工場。

14日午前9時半前、工場の関係者から「プラント内で小爆発があって、けが人が出ている」と消防に通報がありました。

近所の人 :
「バーンという音が聞こえたので、山の発破音かと思った」

屋外のプラントで配管の切断作業中に爆発が起きたとみられ、作業をしていた関連会社の社員・渡辺さん(56歳)が心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

また、一緒に作業していた30代の男性と近くにいた40代男性の2人も巻き込まれ、耳の不調などの軽傷です。

糸魚川市内に2つの工場を持つデンカ。

今回事故があった田海工場とは別の青海工場では、4月に建物や工場内の製造プラントで相次いで小規模な火災が発生しました。

糸魚川市消防本部の緊急立ち入り検査では、全体で28カ所の軽微な改善を指導され、デンカは「再発防止策を徹底する」としていました。

こうした中、別の工場で起きた爆発事故。

近所の人 :
「火災が続いていることもあるし、地元の大企業ですからデンカは、これはよくないですよね」

警察は、爆発の原因を調べるとともに、業務上過失致死の疑いも視野に捜査を進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/90ad3abb58121a98c2e529bb8238be6d6d1b7352

 

614194分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、青海工場で起きた小規模火災などに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

事故があった現場では、当時、複数の作業員が配管を切断する作業をしていたということです。

デンカをめぐっては4月、糸魚川市内の別の工場で製造プラントの設備の一部が焼ける火事があったほか、敷地内の排水溝にたまったガスが燃える火事もあり、糸魚川市消防本部が緊急の立ち入り検査を実施。

施設の維持管理について軽微な28か所の改善を指導していました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0e45235e83616a205ea9ca9e93ef041c6ada002 

 

6161718分に産経新聞からは、配管が破裂したとみられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

新潟県警は16日、糸魚川市の化学メーカー「デンカ」の工場で会社員渡辺さん(56)が死亡した爆発事故で、渡辺さんの死因は胸部大動脈損傷だったと明らかにした。

県警によると、渡辺さんの体からは金属の破片が複数見つかった。

メンテナンス作業中だった配管が破裂したとみられる。

事故は14日、渡辺さんら協力会社の作業員がデンカの田海地区工場の屋外で、配管のメンテナンス作業に従事していた際に発生。

40代と30代の男性2人も負傷した。

https://www.sankei.com/article/20230616-JQD4IO5ZINNYPI26U6RHPAXDJU/

 

(2023年11月24日 修正1 ;追記)

202311231130分にYAHOOニュース(新潟テレビ21)からは、乾燥すると発火する物質(当該性質は事故後の調査で判明)が乾燥状態で配管内にあり、電動ノコ切断時の熱で着火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

デンカは専門家らによる事故調査委員会を設置し、原因の調査を進め、22日にその中間報告として、原因を特定したことを明らかにしました。

報告によると、原因となったのは合成ゴムの原料となるクロロプレンモノマー(CP)と窒素酸化物(NOx)が結合した「CP-NOxダイマー」と呼ばれる化学物質で、湿った状態では発火の危険はありませんが、乾燥すると危険が増すといいます。

作業当時、配管内に付着した「CP-NOxダイマー」が乾燥した状態になっていて、配管を電動のこぎりで切断した際に、その熱で着火し爆発につながったと推定されるとしています。

また、「CP-NOxダイマー」が乾燥すると発火の危険があることは今回の調査で判明したということです。

デンカは再発防止対策として、CP-NOx ダイマーの管理を徹底し、協力会社の安全管理や、全社的な安全管理の強化を図るとしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bafad657c9451d5a0b100c4a77a598b0974b0c4 

 

 (2024年1月14日 修正2 ;追記)

2024112日付で上越タイムスからは、最終報告書が公表された、着火源から3m離れた場所で爆発した、当該部分には原因物質が多く付着していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

デンカ(本社・東京都)は11日、糸魚川市の青海工場クロロプレンモノマー製造設備で昨年6月、メンテナンス中の配管が破裂し協力会社の従業員1人が死亡、2人が負傷した事故について、事故調査委員会による最終報告書を公表した。

事故原因は、昨年11月の中間報告書でも示した、配管を通る「クロロプレンモノマー(CP)」と窒素酸化物(NOx)が結合した「CPNOxダイマー(原因物質)」と特定した。

事故調は、原因物質が100度前後で発火することを突き止め、配管切断時に使った電動のこぎりの熱で原因物質が発火、爆発したと結論づけた。

事故で死亡したのは、電動のこぎりの作業者から約3メートル離れた場所で配管を支えていた協力会社の従業員。

作業場所と爆発箇所が離れている点については、配管内壁の上流側に付着していた原因物質に徐々に燃え広がったこと、爆発部分に原因物質が多く付着していたことを挙げた。

また、工事前に行われたドライ窒素を配管内に流入させる作業で原因物質が乾燥、摩擦感度などが高まり、危険が増したと指摘した。

最終報告書は、同社の安全に関する意識の低さを間接要因として指摘。

「長年事故がなかったことから、この設備は安全であるという『思い込み』があった」として、事故発生日の6月14日を「安全の日」として記憶するよう求めている。

事故調査委は昨年7月発足。

委員長を務める京葉人材育成会の中村昌允代表理事・会長をはじめ学識者ら外部委員4人、デンカの高橋専務ら社内委員4人の計8人で構成。

現地視察を含め計9回の会議を開き、調査を進めてきた。

https://j-times.jp/archives/47833 

 

1121616分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、水洗いによる液だれを防ぐためドライ窒素で配管内を乾かしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

CP-NOxダイマー」は乾燥すると発火の危険があり、作業当時、配管内に付着して乾燥した状態になっていました。

関係者は「CP-NOxダイマー」を湿った状態に保てば安全に工事が実施できるという認識があり、工事の前にあらかじめ配管の液抜きや水洗いをしていたものの、水洗いによる液だれを防ぐために、ドライ窒素で配管を乾かした結果、乾燥してしまい危険性が増したということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4771cc199cadc0fd8317ea685195d782ba1c53f4

 

※以下は、最終報告書の主要ポイント抜粋。
 窒素で配管内を乾かしたのは液だれによる薬傷防止のためなどと記されている。

P6/66

<事故発生の経緯>

04:00頃 配管解体前準備の為、水洗を停止し、ドライ窒素にて水切置換開始
06:30
頃 配管水切り終了し、窒素置換を停止
08:40
頃 デンカから工事元請会社へ配管交換作業許可証を発行
09:00
頃 工事元請会社・工事施工会社が現地の作業前ミーティング実施

その後、工事施工会社従業員が5C工程内タンクヤード内にて更新する配管の取り外し作業を開始。

配管の両端のフランジを開放。

配管をラックから取り出すために、配管の中央付近で切断に着手。

工事施工会社従業員のうち、1名が脚立上で配管を支え、1名がラック上でセーバーソー(電動のこぎり)を使用、1名が歩廊上で監督

09:05頃 配管破裂(爆発)が発生(事故の発生)

ブログ者注)p9/66に被災者3名の位置関係写真あり)

P13/66

41.調査結果のポイント

配管のセーバーソーによる切断箇所は爆発しておらず、爆発箇所は、当該切断箇所から約 2.9m離れたエルボ部付近で起きた(このエルボ部を支えていたと推察される工事施工会社従業員 A が被災)。

当該爆発の着火源は、セーバーソーによる配管の切断時に発生した熱と推定する。

・切断時にその刃先は 150℃以上に発熱した。

・スケール(付着物)は、約 100℃になれば発火する。

当該切断箇所から爆発箇所にかけての配管内にスケールが付着しており、爆発箇所において多く付着していたと推定されることから、約 2.9m離れたエルボ部で配管破裂事故が発生した。

P18/66

<過去の事故情報>

① 1994 DuPont 社事故

デンカは、1995 年頃、DuPont 社研究者から送付された書簡によりその事故の概要を知った。

その書簡は、保安技術に関して同業関係者への参考情報として送付されたもので、そこでは、DuPont 社において配管破裂事故があり、その原因物質が CP-NOx ダイマーであることが記載されていた。

今回の事故発生後、DuPont 社事故の詳細を調べたところ、1995 8 月発行の Chemical and Engineering News において、DuPont社の研究者からの速報として、CP-NOx ダイマーの危険性を警告する記事が掲載されていた。

しかし、当時のデンカに送付された書簡や Chemical and Engineering News の記事からは、当該物質の構造や生成メカニズム等の詳細までは確認できず、今回のデンカでのプラントにおける配管内壁付着スケールの危険性を想定することは難しかった。

・・・

②2001 年デンカのインシデント

デンカ青海工場では、2001 年にクロロプレンモノマーと NOx の付加物と推察されるスケールが付着した配管が破裂したことがあった。

この事象は気相部でクロロプレンモノマー、NO ガス及び酸素が存在したことが発生原因であったことから、再発防止策としてクロロプレンモノマー蒸留塔のコンデンサ冷却、及び真空装置の気密管理を強化した。

この結果、スケール類の生成・堆積を抑え込むことができ、この問題は解決したものと判断されていた。

加えて、過去より、今回の事故が生じたクロロプレンモノマー移送配管のような液相部において、クロロプレンモノマーと NOx の付加物が析出するといった事象がなかったこともあり、この情報を活用するには至らなかった。

P20/66

4.事故の直接原因

45.窒素流入による爆発物質の乾燥化

配管において、当日未明までに、配管水洗によりスケール(CP-NOxダイマー)を湿潤状態にした上、湿潤下における有機物の液だれによる薬傷(皮膚の炎症)を防止するため、ドライ 窒素を流入させていた。

事故以前は、スケール類は、一旦湿潤状態にすれば、湿潤状態が維持できていると考えられていた。

P22/66 

47.着火源の特定と爆発のメカニズム

1)セーバーソー切断時の刃先の温度(実証実験結果) 実証実験の結果、セーバーソー切断時に刃先が発熱し、刃先が中古品でも新品でも CPNOx ダイマーの発火温度である 100℃以上の温度に達することが判明した。

P24/66

2)-2.配管のスケール付着状況とシミュレーションの結果の対比

配管の切断部より下流側は、事故後も内壁はきれいなステンレスであった。

セーバーソーによる配管切断部で着火し、爆発に至らなかったのは、その付近でのスケールの付着量が少量であったためと推定される。

18 では、配管におけるスケールの厚みの実測値と実測値を基に算出した推定値の対比を示す。

配管の切断箇所のスケールの厚みは薄く、爆轟には至らなかったと推定される。

一方、切断箇所から上流の配管ほどスケールの厚みが増し、破裂箇所(図 184m付近、スケール厚み約 1.21.6 ㎜)では破裂の可能性が十分あったと推定される。

P25/66

<結論>

セーバーソーによる配管の切断時に発生した熱によって切断部付近の付着スケールが発火して、火炎が生じ、切断部付近に付着していたスケールが燃えて爆燃現象が生じた。

爆燃現象によって発生した火炎・圧力が、配管内の上流側に付着していたスケールに次々と伝播して、スケール量が増えるに伴って、火炎は大きくなり、エルボ部まで達した。

配管の上流側(図 9、図 10)はスケールが多く堆積していたので、配管のエルボ部付近において爆発・配管破裂が起きた。

https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/1193/20240111_denka_omi_finalreport.pdf

 

  

 

 

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20236131030分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

三重県熊野市と和歌山県新宮市の県境にかかる三和(みわ)大橋で、大規模な補修工事が進んでいる。

1976年完成の橋をドローンで上空から撮影すると、熊野川にかかる橋長287メートルの3分の1が木製の板で覆われ、山の新緑の中に不思議な光景が広がっていた。

木の囲いは、橋のさび防止の塗装をする前に、産業廃棄物ともなる表面の古い塗膜をはがす際、川に落下させないための措置。

中はシートで覆われ、二重になっている。

ボルト交換を含めた補修工事は202112月に始まり、完了は24年度の予定。

橋の色はクリーム色から濃い茶色になる。

三重県熊野建設事務所によると、総事業費は約7億円で、三重県と和歌山県が半分ずつ負担するという。

https://www.asahi.com/articles/ASR6D43CTR66UQIP00Z.html

 

 

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20236131817分にYAHOOニュース(テレビ山口)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前11時40分ごろ、山口県山陽小野田市の介護施設の新築工事現場で、作業をしていた3人の男性が一酸化炭素中毒の疑いで病院に搬送されました。

警察や消防によりますと、3人とも命に別状はないということです。

一酸化炭中毒の疑いで病院に搬送されたのは、山陽小野田市の50歳の男性、山口市と宇部市の24歳の男性の3人です。

3人は新築工事の現場で、エンジンカッターと呼ばれる工具を使って床を切断する作業をしていて、消防が駆けつけたときには現場の空気から、人体に危険なレベルの一酸化炭素が検出されたということです。

エンジンカッターはエンジンの動力を使って工具に力を伝えるもので、警察ではこの排ガスによるものではないかとみています。

警察では、今後、部屋の大きさや換気状況などを調べることにしています。

搬送時、3人とも歩ける状態で、意識は鮮明にあったということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tys/541227?display=1

 

613190分にNHK山口からは、水道配管工事のため床のコンクリートを切断していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察と消防によりますと、13日午前11時40分ごろ、山陽小野田市東高泊にある新築工事中の介護施設の中で、水道の配管の工事中に、市内の50歳の男性と、山口市の24歳の男性、それに、宇部市の24歳の男性の合わせて3人の会社員が体調不良を訴え、ほかに作業にあたっていた人が消防に通報しました。

3人は病院に搬送されて手当を受けていて、いずれも意識があり軽症で、命に別状はないということです。

3人が体調不良を訴えたときには、施設の床のコンクリートをエンジンカッターで切断する作業をしていた最中だったということです。

警察や消防などが現場の酸素濃度を調べたり、ほかの作業員に話を聞いたりした結果、3人は、一酸化炭素中毒の疑いがあるということです。

警察では詳しい状況や原因を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20230613/4060017244.html

 

 

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20236131911分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

けさ、栃木市の石灰を製造する工場で、従業員の71歳の男性が下半身をスクリューに巻き込まれて死亡しました。

警察などによりますと、きょう午前8時ごろ、栃木市鍋山町にある石灰の製造工場で石灰を送り出すための長さ4メートル75センチのスクリューに、従業員の男性(71)が下半身を巻き込まれて死亡しました。

工場の現場責任者がスクリューから異様な音がしているのを聞き、様子を見たところ、男性が体を巻き込まれていて、すでに意識がなく呼吸もしていなかったということです。

男性はこのスクリューの清掃作業中で、工場ではスクリューを清掃する際には運転を停止させることになっていました。

ただ、実際は運転しながら清掃作業に入ることが多くあったということで、警察が事故の原因を調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd17fb7f7bc5d6597eba759fcc95f1a3bb0d60a4

 

613184分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

13日朝、栃木県栃木市の石灰工場で機械を清掃中の従業員の男性がスクリューに体を挟まれた状態でみつかり、死亡が確認されました。

警察によりますと、13日午前8時すぎ、栃木市鍋山町の石灰工場で71歳の男性従業員が石灰を搬出するためのスクリューに下半身が挟まれているのを同僚が発見し、その場で死亡が確認されました。

男性は工場1階にあるスクリューの清掃作業を1人でしていましたが、大きな異音がしたため、2階の作業場で業務にあたっていた同僚が確認しに行ったところ、下半身が挟まれた状態の男性従業員を発見したということです。

通常、清掃作業の際はスクリューが動かないよう、電源を落とすということですが、警察はスクリューが動き出した原因など当時の状況を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b18758d677e8e95955ddccd5814f4bcaef5701ba

 

 

 

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2023612188分にYAHOOニュース(北陸朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北陸電力の志賀原子力発電所で臨界事故が発生し、その事実をおよそ8年間、隠ぺいした問題を受け、北陸電力は事故の教訓を語り継ぐための式典を開きました。

式典は志賀原発の敷地内で開かれ、北陸電力の松田社長をはじめ、およそ50人が出席しました。

24年前の1999年6月、定期検査のため停止していた志賀原発1号機の原子炉内で制御棒が3本抜け落ち、核分裂が継続して起こる臨界状態となりました。

誤った手順で作業したことによる事故でしたが、北陸電力は国と自治体に報告せず、この事実を8年間にわたり、隠ぺいしていました。

北陸電力は、臨界事故や当時の状況を知らない社員に対しても教訓を語り継ぐため、事故発生日の6月18日を「安全と公正・誠実を誓う日」に定め、隠さない企業風土づくりなどに努めていきたい考えです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/89d10dfc3edf2ea3824e8aa5092f73314161c220

 

※事故の概要は、失敗学会の知識ベースに下記趣旨で掲載されていた。

・・・

「経過」

20028月に顕在化した東京電力の保全データねつ造につられるように次々にデータ改ざん、隠ぺい発覚事件が相次ぎ、経済産業省では、20061130日、経済産業大臣から全電力会社に対して、これまでのデータ改ざん、隠ぺいについて明らかにするよう指導した。

その結果、2007315日、北陸電力志賀1号機で1999年の第5回定期点検中に、想定外の臨界が起こっていたことが判明した。

問題の臨界事故は以下のようにして起こった。

1999 429日】

5回定期検査開始。

1999 618日】

制御棒1本の急速挿入を伴う試験を行うため、他の制御棒が動作しないよう、残り88本の制御棒駆動機構の弁を、順次閉止する作業を開始。

(午前 217)
制御棒3本が全挿入位置から引き抜け始める。
制御棒が引き抜けた原因は、誤った手順により制御棒駆動機構の弁を操作したため、制御棒駆動機構冷却水系の圧力が過大となり、制御棒が動き始めたものと推定されている。
2(a)-(f)にその推定原因を図示する。

(午前 218)
原子炉が臨界状態となり、出力が上昇し原子炉自動停止信号が発生したが、試験のために挿入ラインの弁が閉となっていたこと及び制御棒緊急挿入用水圧制御ユニットアキュムレータの充填圧力がなかったことから、制御棒の引き抜きは止まったが、緊急挿入されなかった。

(午前 233)
閉めた弁を再び手動で開に戻すことにより、原子炉自動停止信号発信の約15分後、制御棒が全挿入となり、事態が収束した。

このしばらく後、発電所関係者による緊急会議が行われたが、出席者のうち臨界が発生した疑念を持った者はわずかであったと報告されている。
ここで協議の結果、所長は社外に報告しないと決めた。

この決断が、その後の隠ぺいの連鎖につながった。
志賀発電所と本店原子力部、東京支社、石川支店を結ぶテレビ会議では、誤信号であったと報告された。

このため、同社内部でさえ、この事故は発電所内部の限られた人間のみが知ることとなった。

発電課長は、中央制御室の当直長らに、引継日誌にこの事故のことを書かないよう指示した。

また、記録計チャートの当該部分には「点検」とのみ、書かれ、警報の印字記録もオリジナルを紛失している。

 

「原因」

本事例の臨界事故に関しては、当時、安全を最優先する組織風土になっていなかったと言わざるを得ない。

行った作業の危険性を作業員が認識していなかった。

設備の試験を行うのに、手順書の1項目ずつを確実にチェックしなかったために、起こるべくして起こった手順からの逸脱、そして作業長の管理が不十分であったこと、作業前の手順確認が不十分であったこと、があげられる。

そして次の隠ぺい、改ざんについては、発電所での多くの関係者が少なくとも中性子束が増加するという大変なことが起きたとの認識はあったものの、2号機への工程に遅れがでることを恐れた、また誤信号(ノイズ)として説明できると思ったこと、があげらている。

いずれにしても、計画優先で、安全、そしてそれを実現するためのルール無視は組織文化の不良と言えよう。

・・・

「知識化」

作業の重大性を認識せずに言われたことをやるだけということでは、マニュアルに沿って行う作業であっても思わぬ危険をはらむことになる。

特に複雑なシステムでは、他の作業との連携や手順をよく考えないと、システムが予期せぬ反応をし、思わぬ結果が起こることがある。

ルールには、多くの場合、状況によっては違う行動をとってもいいものと、大原則として認識しそのルールが当てはまったら何も考えずに従うべき絶対的なものがある。

どんなに大きな利益であれ、目先のものに囚われて原則的なルールを無視すると、後からしっぺ返しがある。

 

「背景」

事故発生の4日前、非常用ディーゼル発電設備のクランク軸にひびが発見され、その対応に追われていた。

また、改良型の志賀2号機が2ヶ月後に着工予定であった。

この時期に臨界事故として明るみに出たなら、2号機の着工が遅れ、1号機の定期点検後の営業運転再開もいつになるやも知れないという心理が関係者の間で働いた。

・・・

https://www.shippai.org/fkd/cf/CZ0200701.html 

 

(2023年6月22日 修正1 ;追記)

2023617160分に朝日新聞からは、「誓う日」は2年前に就任した松田社長の発案で今年から制定されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北陸電力(本社富山市)は、1999618日に起こした志賀原発(石川県志賀町)の臨界事故を約8年間隠蔽(いんぺい)した過去を心に刻むため、今年から618日を「安全と公正・誠実を誓う日」に制定した。

同原発は2014年から、再稼働を目指して原子力規制委員会の審査を受けているが、長年の課題だった敷地内の断層をめぐる論点で前進を果たしたばかり。

事故から10年や20年の節目でもない今年に突然、記念日を設けたことに、同社は、再稼働の動きとは無関係だと説明している。

事故は、停止中だった1号機で手順書とは異なる操作を引き金に起きた。

当時の所長らは「公表すると2号機の工程が遅れる」「作業員の被ばくはない」などとして、日誌を改ざんして事実を隠蔽。

073月になって公表し、同社も「北電で最大の失敗」と位置づける。

同社によると、安全を誓う日は、事故を経験していない若い社員らが増えるなか、216月に就任した松田社長が発案したという。

発電所事務棟入り口近くに、事故や隠蔽の事実を説明したパネル10枚余りや、誓いを込めた鰐口(わにぐち)(青銅製、直径48センチ)を置いたアーカイブコーナーを新設した。

https://www.asahi.com/articles/ASR6D5CMZR6DPISC005.html#:~:text=%E5%8C%97%E9%99%B8%E9%9B%BB%E5%8A%9B%EF%BC%88%E6%9C%AC%E7%A4%BE%E5%AF%8C%E5%B1%B1%E5%B8%82,%E8%AA%93%E3%81%86%E6%97%A5%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%88%B6%E5%AE%9A%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82  

 

6201932分にYAHOOニュース(FNN PRIME;石川テレビ)からは、松田社長は事故隠し公表当時、再発防止対策委員会のメンバーだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

2007年の公表当時、営業部の課長だった松田社長は、再発防止対策委員会のメンバーに加わり発電所の職員へ聞き取りを行った経験がある。

・・・

事務所の一角に設けられた資料エリアには、公表した当時の新聞記事などが展示されている。

さらに、中央に設置した銅鑼には、松田社長の特別な思いが込められている。

松田社長:
「隠さない意識を常に持ち続けられるよう、お天道様は見ているという戒めを込め、この『仰天不愧』という言葉を自ら揮毫させていただきました。」

北陸電力は毎年、事故があった日に式典を開き、教訓を語り継ぐことにした。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e2c1ea35079c317b360e057b2a6709d6cd6c9ec

 

 

  

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20236121826分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前8時20分ごろ、栗東市下戸山の金勝川のしゅんせつ工事の現場で、重機のアームが川の上にわたされていた電線に接触しました。

このはずみで、近くの県道沿いの電柱1本が倒れ、通りかかった乗用車のフロントガラスが割れるなどの被害が出ました。

県によりますと、これまでのところ、けがをした人はいないということです。

現在、関西電力が復旧作業を行っていますが、これまでのところ、停電や電話の通信障害などの影響は確認されていないということです。

しゅんせつ工事は、滋賀県が発注したもので、県の南部土木事務所は「ご迷惑をおかけしたことをおわびします。重大な事故と認識しており、原因を調べていきます」としています。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20230612/2060013483.html

 

613日付で毎日新聞滋賀版からは、乗用車は渋滞で徐行運転していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前820分ごろ、栗東市下戸山の金勝川沿いで、川のしゅんせつ工事中の重機が電柱のケーブルを引っかけて電柱が近くの県道に倒れ、道路を走行中の草津市の女性が運転する軽乗用車に接触した。

工事を発注した県河川・港湾室によると、軽乗用車は渋滞で徐行運転していたといい、ボンネットやフロントガラスなどが破損したが、女性にけがはなく、停電などもなかった。

https://mainichi.jp/articles/20230613/ddl/k25/040/269000c

 

 

 

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2023611102分にYAHOOニュース(FNN PRIME;岡山放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2023527日に岡山・津山市にある橋(昭和町1号橋)で自転車に乗っていた男性が橋から転落し、死亡する事故が起きた。

今回、現場を検証取材したところ、“危険な橋”のさまざまな事実が明らかになった。

【画像】見え方がまったく違う橋

 

【階段が見えない…見え方が違う橋

津山市中心部の国道53号から少し入ったところに、事故のあった「昭和町1号橋」がある。

527日、岡山市に住む50歳の男性は、早朝、自転車で自宅を出発したとみられる。

70kmの道のりをサイクリングし、正午過ぎ、津山市中心部に近いこの橋を渡り終わったところで、高さ1メートルほどの段差から道路に転落、全身を強く打って死亡した。

実は、この橋、自転車の進行方向から見るのと逆から見るので、まったく見え方が違う。

男性が走ったとみられる道を自転車で確認した。

吉井川沿いの景色が美しい遊歩道。
緩やかにカーブしながら橋に入っていく。

すると…。

段差の直前に来るまで、階段があるのがまったく見えなかった。

もう一度、自転車に乗った目線で見てみると、段差が見えないだけでなく、目の錯覚によっては、交差する道と橋が、水平のように見えることがわかる。

地元の人に聞くと、「事故は今回が初めてではない」という。

地元の人:
「車が落ちたりもする。ナビで誘導するのでは。夜中に何回か落ちた。」

橋は延長約12メートル、幅2メートル。
軽自動車なら、通ることができる。

過去に県外ナンバーの車が迷い込み、落ちたことが何度かあったという。

現場でスマートフォンのナビを設定してみると、歩行者の設定では、この橋を通るルートが出てきた。

地元の人も危険は認識していた?

地元の人:
「危険は認識していた。」

にもかかわらず、橋に注意を呼びかける看板などはない。

段差の前には、かつて“防護柵”があったという。

穴は残っていたが、柵はずいぶん前に撤去されたということだった。

地元の人:
「小学校の通学路にもなっていたので外したのか、いつの間にかなくなっていた。

 

【事故増加の原因に 市が対策を検討】

橋の管理はどうなっていたのか?

津山市役所の都市建設部を尋ねた。

この橋は昭和50年代後半ごろ作られ、近くの小学校の通学路になっていた。

ただ、「防護柵がいつどうして撤去されたのかはわからない」ということだった。

昔の航空写真をみると、橋の周辺の遊歩道などは、今ほど整備されていない。

警察では、自転車ブームで昔からの地元の生活道に外から入ってくることが増えているとみて、対策を検討している。

津山警察署・原田副署長:
「県内外から(自転車で)入ってくるという事実はあると思う。そういう方が事故にまきこまれないために、いかにしていくか。事故が起きた事実を重く受け止め、できる対策をしっかりとっていく必要がある。」

 

【津山市と警察が現場を検証】

事故から11日たった67日、道路管理者の津山市は警察と合同で現場を点検した。

再発防止のための点検で、県警の交通事故分析官や津山市都市建設部の職員が橋の状況を詳細に確認した。

そして、階段の前には、仮の措置として、「この先階段あり」と表示された三角コーンが置かれた。

この日は、「自転車に乗って入れないよう、防護柵をいくつか設置したほうがいい」などの意見が出され、今後、市は警察と協議して設置を急ぐとしている。

今は自転車ブーム。

小回りが利き、スピードが出るものも増えている。

一方、それを想定していない昔からの道路設備も多々あるだけに、早急な対策が求められる。


https://news.yahoo.co.jp/articles/34c7369622fdf4980d6dfd58b6b3c85578d9f3c3 

 

6月16日18時8分にYAHOOニュース(岡山放送)からは、現場に樹脂製の防護柵が設置されたなど、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

自転車の死亡事故が発生した津山市の橋に、安全に橋を渡るための防護柵が設置されました。

設置されたのは、幅80センチ・高さ65センチの4つの防護柵で、樹脂製で柔らかく、反射材が使われています。

6月16日、津山市から委託をうけた業者が津山市昭和町にある橋に2メートル間隔で取り付けました。

この橋では5月27日、サイクリングをしていた50歳の男性が、橋と道路の境目にある高さ1メートルの階段から道路に転落し、死亡する事故が発生しました。

通行者の目線では、橋を渡る直前まで境目にある階段を確認することが難しく、今回の対策で通行者が境目を意識しやすくなり、自転車は押して歩くようになるため、転倒のリスクを減らすことができます。

(昭和町町内会 井上会長) :
「角度が急なので、歩いていても危ない感じがしていた。これで良くなったと思う」

(津山市土木課 三木主幹) :
「事故については非常に重大な案件として 市も受け止めている。今回の対策で啓発できて、再発防止につながれば」

死亡事故を受け設置された今回の防護柵ですが、事故を未然に防ぐためには自転車の利用者にもヘルメット着用など安全意識の向上が求められています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/75387c739d55c395f7346aa823ca10927e46e097

 

 

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20236101230分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡県飯塚市の中学校で62日午後、硫化水素の実験をした。
市教育委員会によると、2年生31人が参加したという。

実験では、まず、鉄と硫黄を混ぜ合わせて加熱し、硫化鉄を作る。
次に、硫化鉄を一部取り出し、試験管に入れ、薄めた塩酸をかけると、硫化水素が発生する。

授業後、「気持ち悪い」と訴える生徒が相次いだ。
10
人が救急搬送されたが、いずれも軽症だった。

実験は理科室で実施され、ドアや窓はすべて開け放っていた。

薬品の分量にも問題はなく、硫化水素は直接臭いを嗅ぐのではなく、手であおいで嗅ぐように指導していたという。

 

【秋田、愛知、茨城でも】

硫化水素を発生させる中学校の理科の実験中に気分が悪くなり、病院へ救急搬送される事案が全国で相次いでいる。

飯塚市のほか、5月半ばから6月はじめにかけ、秋田県にかほ市、名古屋市北区、茨城県牛久市や筑西市でも救急搬送があり、5校で計44人。
生徒はいずれも中学2年だった。

マスクをしている生徒もおり、ある市教委の関係者は「マスクをしていると、臭いがわかりづらく、気体を吸いすぎてしまう危険性も否定できない」と話す。

中学校の学習指導要領解説では、2種類の物質を反応させる実験によって、異なる物質ができることの理解を求めている。

その例として挙げられているのが、金属が硫黄と結びつく反応だ。

ただ、指導要領には「硫黄を用いた実験では有害な気体が発生することもある」とも明記されている。

 

【なぜ実験が必要なのか】

「リスクがあったとしても、実施した方がいい実験はある。硫化水素はその一つだ」と埼玉大学の小倉康教授(理科教育学)は言う。

なぜ、実験が必要なのか。

鉄と硫黄が反応すると、明るく輝く。

「驚きと感動が詰まっている。理科への興味をそそられる生徒もいるはずです」

さらに、硫化水素の臭いを覚えることで、「命を守る行動ができる」という。

硫化水素が発生すると、温泉地で嗅ぐような卵が腐ったような臭いがする。

濃度が低ければ危険はないが、高くなれば命の危険もはらむ。

「オール電化の住宅が増え、ガスの臭いや火の怖さを知らない子どもたちも増えてきた」と小倉教授は指摘する。

 

【人員や設備の充実を】

理科の実験で事故を誘引する理由として小倉教授が挙げるのが、学校の人員と施設の不足だ。

いずれの学校も、教員1人が約30人の生徒を指導していた。

元教員や大学院生らを理科アシスタントとして雇う小中学校への補助制度はあるものの、すべての学校には配置されていないと小倉教授。

「中学校では危険な実験もあるので、複数の目が必要だ」

また、理科室に強制換気の設備がない学校も少なくないという。

「換気システムがあれば、様々な実験ができる。実験を無くせば事故は防げるが、理科離れはさらに進むだろう。人員や設備の充実が期待される」

https://www.asahi.com/articles/ASR674STXR67UTIL01Y.html  

 

6月15日2015分にYAHOOニュース(九州朝日放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

6月、福岡県内で中学校での理科の実験の際、気分が悪くなって大勢の生徒が病院搬ばれるという事故が相次ぎました。

そもそも、なぜ硫化水素の実験が必要なのでしょうか。

化学や科学、教育の観点から専門家に話しを聞きました。

(文字情報は上記のみ)













 





https://news.yahoo.co.jp/articles/4102481dc2027a390757b26e7a69eb1ba8412c90

 

(ブログ者コメント)

以前、同種事例紹介時に「、実験の必要性とリスクを考えると、そろそろカリキュラムから外す時期にきているのではないだろうか?」とコメントしたことがある。

それが今回、この報道で認識を新たにした。

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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