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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

10211110分に朝日新聞からは、タイヤを落としたトラックが特定されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1022940分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がスペアタイヤ格納場所の写真付きでネット配信されていた。

 

県警が、このタイヤを落としたとみられるトラックを特定したことが、捜査関係者への取材でわかった。

車両からスペアタイヤがなくなっており、男性運転手から任意で事情を聴いている。

 

関係者によると、運転手の男性は広島県呉市に本社がある運送会社に勤務。

県警は、車両整備に不備がなかったか調べている。

 

県警によると、タイヤはトラックなどの大型車両用で、重さ約90kg、直径約1m。

現場付近には、車体とスペアタイヤをつないでいたとみられるチェーンも落ちていたことから、県警は、車底部などに取り付けられていたスペアが外れ、落ちた可能性があるとみていた。

 

県警は、料金所やトンネルのカメラ、事故時に付近を走っていた車のドライブレコーダーなどの映像を回収し、事故当時、現場付近を走っていた車両を特定。

スペアタイヤの有無を確認し、スペアがない、このトラックを見つけたという。

 

死亡した2人は路肩に避難していたが、タイヤに接触して横転したトレーラーが、ガードレールをなぎ倒しながら2人をはねたとみられるという。

 

呉市の運送会社の関係者は、取材に「事故後、車を一斉調査し、スペアタイヤがなくなっているトラックがあった」と話した。

 

出典

『中国道事故、タイヤ落下?トラック特定 県警が任意聴取』

http://www.asahi.com/articles/ASKBP3GFCKBPPPZB002.html 

『母娘死亡 予備タイヤ落下か 広島の会社、現場にチェーン』

https://mainichi.jp/articles/20171022/k00/00m/040/104000c

 

 

10221136分に読売新聞からは、タイヤ固定装置が壊れ、現場には部品も落ちていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、チェーンは、トレーラーが乗り上げたホイール付きのタイヤの落下場所付近で見つかった。

ほかに複数の部品も発見された。

 

県警が、道路上のカメラから、広島県内に本社を置く運送会社の大型トラックを割り出して調べたところ、車体底部に予備タイヤを固定するためのチェーンを巻き上げる装置が壊れ、チェーンがなくなっていたという。

他の部品も、トラックのものと一致した。

 

岡山県警は、固定方法や点検に問題がなかったか、捜査している。

 

事故当時、男性運転手が乗っていたといい、県警が任意で事情を聴取。

男性運転手は、「タイヤを落としたことは気付かなかった」と話しているという。

 

出典

『中国道の母娘死亡、現場にタイヤ固定用チェーン』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171021-OYT1T50145.html?from=ycont_top_txt 

 

 

1024日付で毎日新聞東京版からは、タイヤを落としたトラックに関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運転手が勤務している運送会社によると、運転手は約10年の勤務歴がある40代のベテラン。

事故当日の18日は島根県から大阪へ冷凍食品を配送中で、現場を通りかかった際にタイヤを落としたらしい。

 

その後、県警がカメラ映像などからトラックを特定。

運転手は、県警からの連絡でタイヤがなくなっていることに初めて気付き、島根県へ戻る途中の19日、県警の任意聴取を受けたという。

 

出典

『岡山・津山の母娘死亡事故 聴取の運転手「タイヤ落下気付かず」』

https://mainichi.jp/articles/20171024/ddm/012/040/104000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇映像によれば、現場は緩やかな右カーブ。

夜間で雨が結構強く(事故処理時の映像だが)、かつ追い越し車線で比較的スピードが出ていたと思われる状況下、黒っぽいタイヤがいきなり視界に現れたのでは、避けようがなかったのかもしれない。

 

〇映像によれば、中央分離帯には高さ1m程度の植栽がある。

また、地方の高速道路ゆえ、夜間の車は、そう多くはなかったかもしれない。

とすれば、実際にどうだったかは不明だが、ハイビームにしておけば、対向車の妨げにはならずに、タイヤの早期発見につながったかもしれない。

 

〇毎日新聞掲載写真によれば、スペアタイヤはトラック最後尾の側面荷台下に格納されていた。

「スペアタイヤがないトラックを道路上のカメラなどから見つけた」と報じられているが、よくぞ見つけたものだ。

 

〇能美市と北上市の事例は、本ブログにも掲載スミ。

 

 

 

(2017年10月28日 修正1 ;追記)

 

201710252217分に毎日新聞から、トラックはディーラーで3ケ月点検を受けたばかりだったがスペアタイヤの固定状況は点検項目に入ってなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運送会社がタイヤの固定状況を点検項目に入れていなかったことが分かった。

法律上、スペアタイヤは積み荷で、法定点検項目にないことが背景とみられる。

 

国は「スペアタイヤは点検の位置付けが曖昧」とし、事故を詳しく検証する方針。

一方、運転者には落下防止義務があり、警察は固定が十分だったか調べている。

 

事業用トラックは、道路運送車両法に基づいて3カ月ごとに整備工場などで点検を受ける義務があるが、スペアタイヤの固定状況は法定の点検項目にない。

道路交通法では、スペアタイヤは一般の荷物と同じ「積載物」であるため、運転者が管理責任を負う。

 

運送会社によると、当該のトラックは2005年式で、今月上旬にディーラーに3カ月点検を依頼。

法定点検項目にないこともあり、スペアタイヤの固定状況は点検項目に入っておらず、チェックされなかった。

 

同様に、乗車前点検の項目にも含めず、担当者は「あんな頑丈なものが外れるとは想定していなかった」と釈明する。

 

一方、運転者によるチェックが十分されていないとの指摘がある。


一般的に、トラックのスペアタイヤは車底にチェーンで固定し、大型車両では重さ100kgを超す。

点検作業は大がかりになり、神戸市のある運送会社社長は、「下手に触ってチェーンが緩んだらと思うと怖くて触れない」と明かす。

全日本トラック協会(東京)の担当者は、「スペアタイヤの安全性は整備会社任せという声もある」と言う。

国交省自動車局の担当者は、「3カ月点検でも乗車前点検でもチェック項目に入っていないため、曖昧になっている点は、正直、ある」と話している。

 

出典

『中国道 スペア固定、点検項目外 「外れる想定せず」』

https://mainichi.jp/articles/20171026/k00/00m/040/093000c

 

 

10271844分に読売新聞からは、国交省が予備タイヤなどの固定状況を緊急点検するよう通知したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を受けて、国交省は27日、全国のトラック事業者や整備事業者に、車両へ固定する予備タイヤなどの緊急点検を実施するよう通知した。

 

出典

『全国の関係事業者に緊急タイヤ点検要請…国交省』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171027-OYT1T50086.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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