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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20208131234分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後、北上市の製紙工場で点検作業をしていた男性が、タンクに挟まれ死亡しました。


警察は、男性がタンクに体を入れ、抜け出せなくなり死亡したとみて、事故の原因を調べています。

 

11日午後5時ごろ、北上市相去町の製紙会社、「Kペーパー」の工場で、社員の三浦さん(男性、55歳)が紙に塗る薬品の濃度を調整するタンクに上半身を突っ込んだまま動かなくなっているのを同僚が見つけました。


三浦さんは同僚に救出され病院に搬送されましたが、体を強く圧迫され、まもなく死亡しました。


警察によりますと、タンクは高さが1メートル20センチ、直径が80センチ余りで、上の部分には点検用の窓がついていますが、ふだんは窓から体を入れて作業をすることはないということです。


11日はタンクが不調だったため、三浦さんが1人で点検を行っていたということです。


警察は、三浦さんが何らかの理由でタンクの窓から体を入れたところ、挟まれて死亡したとみて、事故の原因を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20200813/6040008310.html

 

 

813日にYAHOOニュース(岩手放送)からは、死因は循環不全だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岩手県北上市の製紙会社の工場で11日、タンクの点検をしていた55歳の男性従業員がタンクから出られなくなり、死亡しました。  

 

11日午後5時頃、北上市相去町のKペーパーの工場内で、紙の材料を混ぜ合わせるタンクの点検をしていた北上市大通りの同社社員・三浦さん(55)がタンクから出られなくなっているのを、同僚の男性が見つけました。  

 

三浦さんは同僚に助け出された後、市内の病院に運ばれ、死亡が確認されました。

死因は循環不全でした。  

 

警察によりますと、三浦さんは高さおよそ12メートルのタンクの上部にある窓から上半身を中に入れて1人で作業していたところ、自力で出られなくなったということです。  

 

当時、タンクは稼働しておらず、警察が事故の原因を調べています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e4e4330ceb751b867934723921de1ddcb37872

 

 

 

 

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2020810190分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20207月中旬、高速道路で起こったアクシデントを記録した映像が朝の情報番組でとりあげられ、そのコメントも合わせて、ネットニュース界を賑わしたことをご存じだろうか?

 

トラックの荷台に積まれていた畳が、走行風で煽られたかと思いきやフワリと浮き上がって荷台から離れ、後続車のフロントガラスを直撃した交通事故である。  

 

TV番組では、この場合の過失割合は、過去の判例に倣うと前走車が60、後続車が40で、状況によって10から20程度それぞれ増減すると紹介。  

 

司会者もコメンテーターも、後続車に自分を想定している(トラックに乗って荷物を運んでいる自分は想定できないからだろう)ことから、後続車の過失が意外と大きいことに、不満を訴える意見であった。  

 

100:0、つまり後続車には過失がないのではないか、という意見で一致していた印象だ。  

 

たしかに、後続車のドライバーは普通に走行していただけで、特に落ち度は感じられないから、同情する意見もある。  

 

そこで、この高速道路の落下物問題の真相はどうなのか? 

 

モータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。  

 

 

【どのように対処すべきか2要素に分けて考えてみる】

 

交通事故に対するドライバーの責任についての基本的な考え方と、道路上の落下物による事故に対してどのように対処すべきかの2要素に分けて考えてみたい。  

 

まず、交通事故に対するドライバーの責任であるが、車両を運転している以上、交通事故が起これば何らかの責任を負うことになるのは避けられない。  

 

信号待ちなど、完全に停車している状態を除けば、ドライバーは運転免許を交付され、クルマを走らせている時点で道路交通法を理解して、交通の安全に務めなければならないのだ。  

 

道交法のすべてを教習所で教わる訳ではないから、ドライバーにそこまで責任を追及するのは酷だ、という意見もあるだろう。  

 

しかし自動車運転教習所は、ドライバーが道路を走るために必要な技術や知識のすべてを教えてくれるところではない。

 

むしろ、最低限の知識と技術を教えて免許取得を手助けしてくれるだけの施設だと思うべきだ。

 

このあたりは、コロナ禍による自粛と経済活動との折り合いにも似たものがあるが、日本の基幹産業の一つである自動車産業を支える1要素としても、教習所は一定のペースでドライバーを育て、世に送り出すことが要求されてきたという背景があるのだ。  

 

したがって、「教習所で教わっていない」は、言い訳にならないことを覚えておくべきだ。

 

本来、ドライバーは「自動車六法」(クルマに関する法律だけを集約した法律書)に目を通しておくくらいの責任感をもって、運転に臨まなければならないのである。  

 

操作を誤れば人を殺めてしまうことにもなりかねない機械だけに、便利で快適な乗り物として気軽に扱うだけでなく、常に慎重な姿勢で運転することが必要なのである。

 

 

【高速道路の落下物による交通事故の過失割合が60:40な理由】

 

今回は、道路上の落下物に関する交通事故に絞って考えていくが、高速道路上での落下物による交通事故の場合、過失割合は過去の判例を参考にすれば、確かにTVで報じられた通り、前走車、後続車の割合は60:40となる。  

 

交通事故や交通違反に強い中央総合法律事務所の荒井清壽弁護士に、このあたりの事情を訊いてみた。  

 

「実は、高速道路上での落下物の場合、一般道よりも前走車のドライバーの責任は重くなっているんです。

それは、高速道路上では積載物の転落防止義務のほか、積載物の転落による事故を防止するために積載状態を点検する義務が課せられているからです。

これは、後続のドライバーが高速道路上での落下物を回避することが困難であることも考慮されています」。  

 

つまり、一般道の場合は、落下物による交通事故の場合、50:50あたりが基準になっているということだ。  

 

速度が遅い一般道では、落下物に気付いて急停止したり、進路を変えて避けることが高速道路よりも容易なことから、後続車のドライバーにも同程度の責任があるのが基本なのである。  

 

それにしても、今回の畳の落下事故は、後続のドライバーにとっては不運としか言いようがないような状況である。  

 

問題の動画を見て、荒井弁護士は前述の過失割合の前提条件について補足してくれた。  

 

「この落下物による事故の過失割合では、落下物はすでに落下して静止した状態にあることと、後続のドライバーが軽度な前方不注意であることが前提条件になっています。

今回のケースでは、状況がかなり異なるのです」。  

 

つまり、後続のドライバーの過失は判例よりも軽くなることが考えられると言う。

 

さらに、事故の状況から、過失割合を補正できるポイントを挙げて解説してくれた。  

 

「動画を見ると車間距離が若干短いように思えるのですが、しかし、いきなり畳が飛んできたら、人間の反射神経では車間距離を適切にとっていても避けるのは困難です。  

よって、軽度の前方不注意にはならないので、過失を10ポイントマイナスすることができると思います。  

また、追い越し車線上で起きていることから、走行車線上より速度が高いことが明らかで、後続のドライバーが回避することはさらに困難です。  

これは、過失を10ポイントマイナスさせることができます。

さらに、前走車の積載方法が著しく不適切であり、後続車が発見や回避することは困難であり、後続車に及ぼす危険性を鑑みれば、後続車側の過失を1520ポイントマイナスするべきではないかと考えられます」。  

 

ということは、過失割合は後続車側が3040ポイント軽減される可能性があり、90:10から100:0にまで過失割合を改善するよう示談交渉することが可能だと語ってくれたのである。  

 

100:0は裁判では引き出せないかもしれないが、損害保険会社との交渉では、相手側の保険会社から全額修理費用を支払わせることは不可能ではなさそうだ。

 

 

【交通事故の示談交渉には弁護士を使うと有利になるワケ】

 

こういった示談交渉は当事者だけでも行なえるが、個人でここまでの内容にもっていくことは、まず難しい。

 

保険会社はなるべく保険金の支払いを抑えたいというのが基本的な姿勢だからだ。  

 

「また、保険会社の担当者には裁量権が与えられていないので、判例通りの過失割合しか認めてもらえない場合が大半です。

個人が保険会社と交渉しても、過失割合を判例よりも軽減することは難しいでしょう」(荒井弁護士)。  

 

そこで頼りになるのが、弁護士なのである。

 

一般的に交通事故の過失割合について争う場合、弁護士が扱うだけで過失割合が10ポイント下がると言われている。

 

これは、法律のプロが扱うことによって示談交渉のレベルが上がることから、10ポイントは改善されるのだ。  

 

「被害者側が弁護士を立てて交渉すると、保険会社も担当が弁護士に代わります。  

ここで裁量権のある担当者となることで、過失割合の交渉が進むのです。

というのも、弁護士は最後の手段に裁判がありますが、保険会社としては、裁判はなるべく避けて示談にしたい。

そのため、被害者側に有利な示談交渉となることが多いのです」(荒井弁護士)。  

 

こういった考えも、弁護士によっても判断は変わるだろう。

 

したがって、荒井弁護士のように交渉力の高い弁護士を味方につけることが、交通事故の民事賠償の解決に関しては重要な要素なのである。  

 

また落下物と接触していなくても、それを回避したことで事故が起こった場合も、回避するためにとった運転操作が結果として事故に結び付いたと因果関係が認められれば、落下物の所有者に過失を求めることもできる。  

 

こうした証明や交渉も、素人の個人ドライバーでは、まず不可能。

弁護士の出番となる。

 

 

【車両保険は過失なくても利用すれば等級ダウン】

 

・・・・・

 

【落下物との衝突事故を防ぐためにはどうするべきか】

 

高速道路の出入りがETCによりノンストップ化したこともあって、荷台を覆っていない、荷物むき出しの危ないトラックは、昔よりも増えたような印象を覚えることもある。  

 

高速道路を走行していて、危ない積み方をしているトラックなどに気付いたら、まずは離れること。

無理に追い越そうとして後ろで粘ろうとせず、一度離れてから追い越すチャンスを待つことだ。

 

 間に別の車両が入ってくれば安全とは限らない(他人を楯にするのもどうかとは思うが)し、近くを走っているだけで、周囲のクルマ共々被害に遭う可能性が高まる。  

 

そして、自動車保険は弁護士特約を必ず結んでおくこと。

これは、無料であったり、有料でも低額(数千円)なので必ず入っておこう。  

 

交通事故以外のトラブルで弁護士に依頼するケースでも使える場合もあるから、個人賠償保険と並んで、必須の保険特約であることを覚えておいてほしい。  

 

また、あおり運転の厳罰化によって自衛のためにも必需品となったドライブレコーダーは、こうした落下物による事故の際にも役に立つ。  

 

イザという時に壊れたり、誤作動では困るので、SDカードのグレードを含め、品質にこだわって確かな製品を選び、装着しておくことも必要だろう。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d32701003c73bdfb78f169c9355b7e3da5c49547

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

畳落下事例は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

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20208111744分にライブドアニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日、千葉県習志野市にある工場で作業していた男性が、熱中症で死亡していたことがわかりました。

 

千葉県内で熱中症による死者が出たのは今年度初めてです。

 

消防によりますと、10日午後4時半ごろ、習志野市にある工場内で、高い所で配線などの工事にあたっていた作業員の男性(48)がうつぶせに倒れているのを同僚が発見し、119番通報しました。

 

男性は発見された時、すでに意識がなく、救助隊が到着した時には心肺停止の状態で、搬送先の病院で死亡が確認されました。

死因は熱中症でした。

 

千葉県内で熱中症による死者は、今年度初めてだということです。

 

また、10日は県内で今年度最も多い81人が、熱中症の疑いで搬送されたということです。

 

https://news.livedoor.com/article/detail/18718188/

 

 

8111315分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後4時半ごろ、習志野市東習志野にある工場で、ほかの会社から照明設備の配線工事の作業に来ていた48歳の男性が倒れているのを、一緒に作業していた同僚が見つけ、消防に通報しました。


男性は市内の病院に運ばれましたが、その後死亡し、死因は熱中症と診断されたということです。


千葉県内には10日、熱中症の危険性が極めて高くなるとして高温注意情報が発表されていました。


また銚子地方気象台によりますと、千葉県には11日も高温注意情報が出されていて、11日正午までの最高気温は茂原市で36.5度、横芝光町で36.3度、市原市の牛久で35.6度などと各地で35度以上の猛暑日となっていて、熱中症への厳重な警戒が必要です。


気象台はこまめに水分を補給し、屋外ではできるだけ日ざしを避け、十分な距離を確保できる場合には定期的にマスクを外すほか、室内では適切に冷房を使うなど十分な対策を取るよう呼びかけています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200811/1080011856.html

 

 

 

 

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2020810日付で河北新報から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

9日午前10時40分ごろ、仙台市青葉区川内の市博物館1階ロビーで、防煙用のガラスが天井から落下した。

けが人はいなかった。

 

市は緊急点検のため、同日から当面、博物館を臨時休館とした。


市博物館によると、落下したのは縦約0.5メートル、横約1.9メートル、厚さ7ミリのガラス2枚。

 

3.5メートル上の天井から横幅約20メートルに渡って垂れ下げたガラス12枚の一部で、金属フレームなどで支えていたとみられる。


別の場所に設置した防煙用ガラスが、東日本大震災の際に落下したことはあったという。

 

高橋館長は、「きちんと原因を調べ、対策を講じたい」と話した。

 

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202008/20200810_11007.html

 

 

89190分にFNN PRIME(仙台放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日、午前10時40分ごろ、仙台市博物館の1階ロビーの天井に設置されていたガラス製の壁2枚が落下しました。

 

落下したのは、火事が起きた時に煙の拡散を防ぐガラス製の壁で、縦50センチ、横約2メートル、厚さ7ミリです。

 

博物館は9日は開館日でしたが、落下当時、付近に来館者はおらず、けが人はいませんでした。

 

博物館では年に1回、目視で点検をしていますが、今年はまだ実施していませんでした。

 

落下の原因は分かっておらず、仙台市は緊急点検を行うため、9日から当面の間、博物館を臨時休館すると発表しました。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/72230 https://www.fnn.jp/articles/-/72230

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

東日本大震災時の揺れにも耐えた?吊り下げガラスが今回落ちたとのこと。


大震災後、落ちたガラスの横展開対応として、目視以外の方法で点検していたと思うのだが・・・。


今回の事例自体は本ブログで紹介するほどのものではないのだが、その点が気になったので紹介する。

 

 

 

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2020881610分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ETCカードは暑さに弱い!】

 

例年8月になると、連続して猛暑日となることも珍しくありません。

 

炎天下でのダッシュボードの温度は70度に達するといわれ、エンジンを停止したまま長時間車内にいることは非常に危険です。    

 

また、熱に関するトラブルとしては、ETC車載器にカードを挿しっぱなしにしていると、思わぬ故障の原因となるといいます。

 

どのようなトラブルになるのでしょうか。

 

最近では、料金所のETC専用化が検討されていることもあって、ETCカードの必要性は高まるばかりです。

 

ETCカードには、クレジットカードに付帯するものとETC専用の「ETCパーソナルカード」の2種類があり、前者はクレジットカード会社、後者は高速道路6社にて発行することができます。

 

ETCカードの温度によるトラブルについて、ETCカードを扱うクレジットカード会社の社員は以下のように話しています。

 

ETCカードが熱に弱いのは事実です。

それだけでなく、盗難など防犯上の観点からも、車から離れる際はカードを抜き取るようにしてください。

なお、ETCカードの耐熱温度は一般的に50度ほどといわれています。

ダッシュボードに車載器を設置して、そこから耐熱温度を超える熱が伝わると、ICチップの故障、あるいはカード自体が変形してしまうことがあります。  

そのため、カードの破損、紛失の場合には早急にご連絡いただきますよう、お願いしています」

 

※ ※ ※  

 

夏の車内は、もはや危険といえる温度にまで達しています。

 

そのような炎天下でETCカードを車内に放置すると故障する可能性があることから、挿しっぱなしにすることは避けたほうがいいといえます。  

 

また、ETCカードが故障している状態でETCレーンを通行すると、正常な通信がおこなわれない恐れがあり、最悪の場合にはゲートが開かず、ゲートのバーや後続車との接触事故に繋がる可能性もあるのです。

 

 

ETCカードの差しっぱなしで犯罪に巻き込まれる恐れが】

 

前出のクレジットカード会社社員がいうように、防犯上の観点からも、ETCカードの差しっぱなしには注意が必要です。  

 

実際に20206月、名古屋市にあるフォークリフト販売業者の社用車駐車場にて車上盗難が発生。

被害にあったクルマ2台のうち1台からETCカードが盗まれました。  

 

このような事件に巻き込まれ、そのまま不正利用されてしまうと、多額の被害にあう可能性があります。  

 

そのため、盗難に気付いたら即座にカード会社へ連絡し、利用を止めてもらうことが重要です。

 

とくにクレジットカード一体型のものは高速道路以外でも利用できてしまうため、貴重品として取り扱う必要があります。

 

前出とは別のクレジットカード会社によると、車上盗難されたETCカードが不正利用されたとしても、被害者側がETCカードを車載器に差しっぱなしにしていた場合、カード会社からの補償はないとしています。  

 

補償の内容、対象はカード会社によって異なりますが、ETCカードの差しっぱなしは重大な過失とみなされるため、上記のケースではカード会社からの補償がないことが多いようです。

 

 ※ ※ ※  

 

ETCカードを差しっぱなしにすることで、カード自体の故障以外にも盗難といった危険性が生まれます。  

 

ETCカードの抜き差しによる手間を惜しむことで、ETCカードの再発行や不正利用による多額の請求など、それ以上の手間や被害にあう恐れがあります。

 

そういったリスクを回避するためにも、ETCカードの取り扱いには十分注意することが大切です。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1cafbdc483ce916b2adb8d2f67568593f1bd3f7dhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1cafbdc483ce916b2adb8d2f67568593f1bd3f7d 

 

 

 

 

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2020871916分にYAHOOニュース(BuzzFeeD JAPAN)から、消費者庁からのツイッター呼びかけ画面付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

首から下げる携帯型の「空間除菌用品」に対し、消費者庁は87日、皮膚障害の被害が相次いでいるとして、注意を呼びかけました。

 

消費者庁によると、同製品を使用していた人が、やけどのような状態になった被害が報告されていました。

 

同製品に関しては、風通しのいい場所では、製品の表示通りの効果が得られないとして、消費者庁は5月、販売する事業者5社に行政指導をしていました。

 

同庁によると、この製品を使用していて、やけどのような皮膚障害の被害に遭った事故情報が、67月で少なくとも4件、寄せられていました。

そのうち、被害者が1歳児だったケースもあったといいます。

 

 

【空間除菌めぐり、消費者の誤解招く表現】

 

消費者庁は515日、携帯型の「空間除菌用品」について、「景品表示法(有料誤認表示)に違反するおそれがある」として、販売業者に行政指導をしたと発表していました。

 

これは、製品販売時に「身につけるだけで空間除菌」などの表示があった一方で、そのような表示の根拠となる資料が、「狭い密閉空間での実験結果」であり、風通しのある屋外などの場所で使用すると「表示通りの効果が得られない可能性がある」からです。

 

事業者は販売にあたり、「身につけるだけで、空間のウイルスを除去」、「携帯することで、オフィスや会議室などで除菌・ 消臭できます」、「通勤時の予防として、除菌・消臭いたします」などとうたっていましたが、消費者庁は「表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料がないおそれがある」と指摘していました。

 

 

【「新型コロナウイルスの予防に効果あり」の広告表示に注意を】

 

新型コロナウイルスが流行し始めてからは、インターネット広告などで30事業者による46商品が、根拠なくコロナ予防効果をうたう文言を表示していたことが判明し、消費者庁は該当する業者に対し3月、緊急に改善要請をしたと発表していました。

 

景品表示法では、商品を実際よりも優れたものとして宣伝する「優良誤認表示」や、健康増進法は承認されていない健康効果をうたい、消費者を惑わせる「食品の虚偽・誇大表示」を禁止しています。

 

それらの観点で、景品表示法に違反するおそれがあると指摘していました。

 

コロナ予防を売り文句にしたサプリメントやエキスなどのいわゆる健康食品や、「新型コロナウイルスはマイナスイオンで死滅します」などとうたったマイナスイオン発生器・イオン空気清浄機などが、販売されていました。

 

同庁は、「『新型コロナウイルス予防に効果あり』などの広告表示に注意」してくださいとし、「手洗いなど正しい予防を心がけましょう」と呼びかけていました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/88beadc3d65e56007c69f32696ef9ec6156644b5 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでは2013224日、次亜塩素酸ナトリウムや二酸化塩素がやけどの原因だという情報を紹介している。

 

2013219日報道 首から下げて使うインフルエンザ予防除菌剤使用中、次亜塩素酸ナトリウム入り錠剤が汗などで溶け、皮膚に触れてやけど被害続発 (修正2)

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2695/

 

 

 

(2020年8月29日 修正1 ;追記)

 

20208281838分に毎日新聞からは、メーカーに対し消費者庁から再発防止命令が出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

「首に掛けるだけで除菌」とうたい販売された携帯用の空間除菌用品について、消費者庁は28日、宣伝内容に根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、製造したT産業(東京)に再発防止命令を出した。

 

消費者庁によると、商品名は「ウイルスシャットアウト」。

現在も流通している。

 

同庁は、「表示通りの効果が得られないことや、二酸化塩素で化学やけどする恐れがある」と呼び掛けた。

 

T産業は23月、「半径1メートルの空間除菌」「二酸化塩素でウイルスや菌を除去」と宣伝し、公式サイトなどインターネット上で販売。

 

同庁は、宣伝の根拠となる資料の提出を求めたが、屋外で十分な除菌効果を証明する資料はなかった。

 

T産業は226日、公式サイトに「使用環境によって効果が異なる」と掲示。

 

担当者は、「包装裏面にあった『屋外では効果が期待できない』との表示をネットに掲載しなかったことを陳謝する」とのコメントを出した。

 

(共同)

 

https://mainichi.jp/articles/20200828/k00/00m/040/171000chttps://mainichi.jp/articles/20200828/k00/00m/040/171000c

 

 

8281853分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「首にかけるだけで空間のウイルスを除去」などと合理的な根拠のない表示をして空間除菌商品を販売したとして、消費者庁は28日、T産業(東京都千代田区)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。

 

消費者庁によると、同社は「ウイルスシャットアウト」と称する携帯型商品を販売。

 

今年2月、自社のウェブサイトや楽天市場で「半径1mの空間除菌」、「幅広く・様々な環境に最適! 学校 オフィス 病院 電車」などと表示し、生活空間で効果が得られるかのような表示をした。

 

T産業は根拠を示す資料を提出したが、消費者庁は「日々の生活空間とかけ離れた狭い密閉空間での実験データしかなく、合理的な裏付けとはいえないと判断した」と説明している。

 

同社は、「残念ながらご理解頂けませんでした。今後、正式な手続きを踏むことによって正当性を明らかにして参りたい」とのコメントを発表した。

 

https://www.asahi.com/articles/ASN8X632HN8XUTIL01Z.html

 

 

8291755分に読売新聞からは、狭い空間とは容器などのことだったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消費者庁が表示内容を裏付ける資料の提出を求めたところ、1・6リットルの容器など、狭い密閉空間での実験データしか示されなかったという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200829-OYT1T50184/

 

 

 

 

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2020871141分に読売新聞から、ダイヤマークの写真など付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

前方に横断歩道があることを示す道路標示「ダイヤマーク」について、山梨県警が県内の約2600人にアンケートを実施したところ、マークの意味を正しく知らない人が6割超に上ることが分かった。

 

重大事故につながりやすい横断歩道上の事故を防ぐため、県警は周知を徹底していく方針だ。

 

ダイヤマークは、信号機のない横断歩道や自転車横断帯の手前30~50メートルの路面に書かれたダイヤ形の道路標示。

 

車の運転手に、横断歩道が近くにあることを事前に知らせる役割がある。

 

アンケートは4~5月に免許更新などで県内の警察署を訪れた10~80歳代の男女を対象に実施。

 

ダイヤマークの意味を尋ねる質問をしたところ、「知らない」と回答した人や、間違った回答をした人の割合が6割超に上った。

 

中でも80歳代以上が82・7%と最も高く、20~30歳代も65・7%あった。

 

県警交通企画課によると、昨年、県内で発生した横断歩道上の事故は前年比8件減の100件。

 

昨年末には、道志村の国道413号で信号機のない横断歩道を渡っていた70歳代の男性が軽乗用車にはねられ死亡した。

 

同課の担当者はアンケート結果に「ダイヤマークを知らないまま横断歩道を渡っている歩行者に気づくのが遅れれば、重大事故につながりかねない」と危機感を示す。

 

県警は今後、街頭活動などを通してダイヤマークの周知を進めていく方針だ。

 

さらに、歩行者と運転手が手を使って横断歩道を渡る意思を確認し合う「ハンドサイン運動」の普及や、横断歩道での取り締まりを通して、歩行者優先の意識の徹底も図る。

 

県警の功刀交通部長は先月30日の定例記者会見で、「免許保有者の3人に2人がダイヤマークを知らず、県民に浸透していないことが分かった。夏休み期間を中心に横断歩道の取り締まりを強化し、周知を進めていく」と話した。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20200805-OYT1T50184/

 

 

 

 

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202087日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉労働基準監督署は、スレート屋根を踏み抜き労働者が重傷を負った労働災害で、Y建設(千葉県千葉市)と同社の工事課長を、労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで千葉地検に書類送検した。

 

労働災害は令和2316日に、千葉市花見区内の工場のスレート屋根の修繕工事現場で起きた。

屋根は令和元年の台風19号により破損したものだった。

 

屋根は、雨漏りを防ぐためにブルーシートが張られており、工事課長がブルーシートを止めていた土嚢を持ち上げたところ、スレートを踏み抜き、6.5メートル下の地上に墜落した。

 

工事課長は3カ月ほど意識不明の重体となった。

現在は意識は取り戻しているが、重篤な後遺障害が残っているという。

 

労働安全衛生法は、踏み抜きの危険があるスレート屋根のうえで労働者に作業をさせる場合、事業者は幅30センチメートル以上の歩み板を設けるか、ネットを張るなどの危険防止措置を講じなければならないと定めている。

 

工事課長は現場に歩み板を持ち込んでいたが、屋根の上に上げておらず、数も足りていなかった。

安全帯は腰に着用していたが、親綱を張っておらず、使用できない状況だった。

 

同労基署は、「昨年の台風で屋根の修繕工事は増えている。職人不足により、現在も修理が済んでいない屋根はまだたくさんあるため、危険防止措置を適切に講じてほしい」と話している。

 

https://www.rodo.co.jp/column/93326/

 

 

 

 

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202086日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報(2/2)は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10892/

 

 

(2020年8月14日 修正1 ;追記)

 

202086940分に福島民友から、ボンベ2本分を超えるガスが一晩で漏れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ガスメーターに記録された7月のガス使用量がボンベ2本分を超える約60立方メートルに上っていたことが5日、分かった。

 

関係者によると、店は4月下旬から休業中で、休業前の3月の使用量は約100立方メートルだったという。

 

店の外に設置されていたボンベ6本のうち1本の容量は約25立方メートルあった。

 

県警や消防は、ボンベ2本分を超える多量のガスが爆発前日の29日午後8時以降に漏れ出して店内に充満、何らかの原因で引火して爆発したとみて、詳しい状況を調べている。

 

店舗内に引き込まれたガス管は調理場の流し台の下を通ってコンロと炊飯器につながっており、流し台の下の腐食が特に激しく、さびて穴が開いていたことも5日、判明した。

 

ガス管はむき出しの状態になっており、県警はガス管の管理に問題がなかったか、業務上過失致死傷の疑いで捜査している。

 

https://this.kiji.is/663910066496472161?c=39546741839462401 

 

 

861824分にNHK福島からは、安全装置が作動しない程度の量のガスが漏れ続けたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

関係者によりますと、現場から回収されたガスメーターの記録から、先月は休業前の1か月間の使用量の6割程度にあたる、およそ60立方メートルのガスが出ていたことがわかったということです。


この店のガスボンベには、1時間あたり6立方メートル以上ガスが出ると自動的に止まる安全装置がついていましたが、作動した形跡はなかったということです。

警察は、安全装置が作動しない程度の量のガスが、ガス管の損傷部分から徐々に漏れ、室内に充満した可能性が高いとみて、回収したガスメーターをさらに詳しく分析して、ガスが漏れた経緯を調べることにしています

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20200806/6050011274.html

 

 

86727分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、穴が開いていたガス配管は調理場掃除時の水で濡れていることが多かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故後、ガスの配管に腐食が見つかった。

 

関係者によると、通称「白管(しろかん)」と呼ばれ、プラスチック製などと比べ湿気に弱いという。  

 

捜査関係者などによると、現場検証に立ち会った店長が「営業中、調理場に水や洗剤をまいて掃除していた」と話しており、流し台下の床面をはう状態で設置されていたガス管が継続的にぬれていたとみられる。  

 

店の運営会社は5日、取材に対し「ガスの管理は業者に全て任せていた」と答えた。

 

業者は、6月末の検針で異常は見つからなかったとしている。  

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/79e55c7287401c30bcde273766b266a99cf28d22 

 

 

87955分に福島民友からは、腐食が激しかった配管接続部はネジ込み方式だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

店舗内に引き込まれたガス管は、流し台とガスコンロの間に接続部があり、ここの腐食が特に激しく、剥離していたことも6日、判明した。

 

関係者によると、ガス管は床にむき出しの状態で置かれ、接続部はネジでつながっていた。

 

https://this.kiji.is/664272106725016673?c=39546741839462401 

 

 

881114分にYAHOOニュース(福島民友)からは、ガス管は腐食防止仕様になっていたがネジ部はなっていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関係者によると、接続部は流し台とガスコンロの間に位置していた。

 

接続部はさびて穴が開いていた。

 

ネジと違ってガス管は腐食を防ぐ仕様になっていた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2cfde796ee622d823b2b2add21b38c0bdc61fb09

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、86日NHK映像の3コマ。

 





 

 

 

〇ブログ者の自宅でも、洗面台の固定ボルトが浮いていたので
 増締めしようとしたら、ポロっととれてしまったことがある。

 ネジの面影、全くなし。
  両脇のボルトはすぐにシール施工した。

 

 
 
 

 

(2020年12月15日 修正2 ;追記)

 

20201211113分にYAHOOニュース(福島民友)からは、警報機とガスメーターを連動させるよう保安機関から指摘されていたが対応していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ガス点検を行う保安機関が昨年12月の定期点検の際、飲食店側に安全対策としてガス警報器とガスメーターを連動させるよう指摘していたことが10日、経済産業省への取材で分かった。

 

同省によると、店は指摘後も改善を行っておらず、関係者は「連動が行われていれば、事故を防げた可能性がある」としている。  

 

同省などによると、ガスの警報器とメーターを連動させることで、警報器が一定量のガス漏れを検知した際、自動でガスの供給を遮断するようになるという。

 

事故前から、全国LPガス協会が飲食店などの業務用施設に対し、両機器を連動させるよう推進していた。

 

爆発事故が起きた飲食店でも、保安機関が昨年122日に実施した点検・調査で店側に導入を促していた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/90d727520a82cb4e17eb7c75f4556e90b3bc4f92

 


12141935分に産経新聞からは、湿気に弱いタイプのガス管(違法使用)が床面に触れる状態で設置されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

腐食による劣化で穴が開いていた調理場のガス管が、コンクリートの床面に触れる状態で設置されていたことが分かった。

経済産業省が14日までにまとめた事故に関する報告書が指摘した。

 

ガス管設置に関する国基準に違反し、腐食しやすい状態にあったことで、事故の一因となった可能性がある。

 

同省によると、穴が開いたのは湿気に弱いタイプのガス管で、直接コンクリートに設置すると通電しやすく、腐食が進む恐れがあるという。

 

報告書によると、ガス管はコンクリートと触れている部分を中心に、複数箇所が腐食。

 

同型のガス管は、法令で調理場など水の影響を受けやすい場所では使用しないよう定められており、同省ガス安全室は「2つの違反が腐食を加速化させた可能性がある」としている。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/201214/afr2012140025-n1.html 


 

12151747分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ガス管は床から離して置くことが法令で求められる材質で、法令違反の状態が続いたため腐食が進み、ガス漏れにつながった可能性がある。

 

報告書によると、事故が起きたガス管は「白管」と呼ばれ、比較的湿気に弱い。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201215-OYT1T50115/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2020881245分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前9時40分ごろ、岩手県山田町長崎の住宅の新築工事現場で、自営業の在原さん(男性、70歳)が作業中にトラックの荷台に積まれたかごの上から、およそ2メートル下の地面に転落しました。


在原さんは宮古市内の病院に搬送されましたが、頭を強く打っていて、およそ11時間半後に死亡しました。


警察によりますと、在原さんは当時、トラックに積まれていた屋根のトタン板を同僚に手渡す作業をしていたとみられるということです。


警察は、在原さんが作業中にバランスを崩して転落した可能性もあるとみて、事故の詳しい状況を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20200808/6040008275.html

 

 

 

 

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2020871835分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

柴田町の白石川で川遊び中に流され行方不明になっていた町内の女子中学生2人が、87日午後、遺体で見つかりました。

 

遺体で見つかったのは槻木中学校1年のAさん(12)とOさん(13)の2人です。

 

警察によりますと、2人は6日午後、柴田町の白石川で友人3人と川遊び中に流され、行方不明となっていました。

 

警察と消防で7日午前6時半からおよそ150人態勢で捜索を行ったところ、午後2時ごろ、潜水士が川底にうつぶせの状態で沈んでいる2人を見つけたということです。

 

2人が見つかったのは、川遊びをしていた場所から30メートルほど下流の、水深およそ1.5メートルの場所です。

 

警察によりますと、AさんはTシャツにショートパンツ、OさんはTシャツに長ズボンを着用していたということです。

 

柴田町によりますと、槻木中学校では7日の終業式で生徒たちに今回の事故のことを伝え、注意喚起を行ったということです。

 

警察で2人の死因の特定を急いでいます。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c35db5097dd6971cabef4b936e9daf1516d811e

 

 

8765分に河北新報からは、現場付近では遊んではダメだと学校から注意されていた生徒もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察などによると、不明の2人を含む同級生の女子生徒5人が6日午後0時半ごろから、当初は浅瀬で遊んでいたという。

このうち3人が川の深みにはまり、1人は自力で泳いで岸に上がったものの、2人が流された。

友人2人と現場を訪れた槻木中2年の男子生徒(13)は、「学校から、現場付近は危ないので遊んでは駄目と注意されたことがあった」と語った。

https://kahoku.news/articles/20200807kho000000012000c.html

 

871932分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、水難学会では多重水難のことを後追い沈水とも言っているなど、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。

 

川遊びの中で起きてしまった今回の事故。

 

現場付近では過去にも死亡事故が起きていて、専門家は、下流域の川で起きやすい典型的な事故だった可能性があると指摘しています。

 

岩附記者;

「中学生2人が流された現場の川付近には、危険を呼び掛ける看板が設置されています」

 

現場付近では、おととし7月にも釣りをしていた大学生が流され、死亡する事故が起きています。

 

 住民;

「(住民はこの川で水遊びは)そんなにしない。ここ危険区域だから。

(この川は流れは)穏やかだけども、たこつぼっていうか深みと浅みがあるような感じ」

「あー気の毒だなあと思って、一瞬にしてね」

 

水難事故に詳しい専門家は、事故は同じ場所で繰り返されると指摘します。

 

水難学会・斎藤秀俊会長;

「場所によって同じ事故が同じように繰り返されます。

ですから、なんでここで同じような事故が起こるんだろうなという所は、例えば、川が浅い所から急に深くなっていると、典型的な構造を示していたりするんですね」

 

今回の白石川のような下流域では、一般的に川底が砂地であることが多く、上流のような岩の川底に比べて深さが見通しづらい傾向があります。

 

事故の経緯は詳しく分かっていませんが、1人が足を取られ、助けようとしたもう1人も被害に遭う「多重水難」、「後追い沈水」の典型に見えると言います。

 

水難学会・斎藤秀俊会長;

「多重水難というのは、我々水難学会では後追い沈水とも言っているんですけども、1人目が深みにはまって流されそうになって、2人目がそれを追いかけて入って行って同じ目に遭ってしまうと」

 

また、新型コロナウイルスの影響で、監視の目がある海水浴場や学校のプールが閉鎖される今年の夏は、子どもたちの行動に特に注意が必要だと言います。

 

水難学会・斎藤秀俊会長;

「暑い夏にどこに行くかというと、間違いなく川に行ってしまう。

川は涼むのにも一番良い所ですし、見ているとそんなに危なそうじゃないなあと思ってしまうんですね」

 

また、家族連れであっても、危険性に変わりはないと注意を呼び掛けています。

 

水難学会・斎藤秀俊会長;

「家族連れで、今までプールでしか泳いだことがない人たちが、いきなり川に行けば、今回の事故のように全く同じようなことが必ず起こります。

ですから、今年は慣れていなければ水遊びはもうしないという、それぐらいの心構えで行かないと、こういった事故はなくならないんじゃないかなあと思います

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d0cf9f3ea7d683b8ee73860755e2f00fa2ed1e3

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、東日本放送映像の2コマ。

 



 

 

 

 (2021年8月8日 修正1 ;追記)

2021861433分にYAHOOニュースからは、水難学会が現地で調査した結果、岸辺の循環流から本流に向けて流された可能性があるなど下記趣旨の記事(水難学会会長寄稿文)が、写真や動画、解説図付きでネット配信されていた。

・・・

実験動画では、砂の河岸から砂洲に沿って歩いていき、膝より深い川に入った様子を映しています。

水深が胸の深さに達したので元に戻ろうと振り向いたとたんに沈水しています。

背浮きができなければ、このまま溺れ沈んで、生きては浮き上がってきません。

・・・

この場所(宮城県柴田町 白石川)では、4年前に大学生が溺れて命を失いました。
ここで釣りをしていたそうです。
残された荷物はカバー写真の砂地の上に張られたテント付近で発見されています。
よく釣りに出かけていたそうで、川には慣れていたようです。

昨年の86日には地元の女子中学生2人が、この場所で溺れて命を失いました。

水難学会は、この8月に事故調査委員会(犬飼直之委員長)を現地に派遣し、上述した2件の水難事故の原因調査を行いました。

その時に撮影された現場の様子が図1です。

1では、左側に砂の河岸があります。
上流から下流に向かうように、本流である流れ(矢印1)は明確に見て取れます。

現場では、本流の他に、矢印2や矢印3で示した流れがありました。
この流れは、下流から上流に流れていました。

そして、砂の河岸から矢印3に沿って右側に向かうように細長く砂地が延びているのがお分かりになるでしょうか。
これを砂洲(さす)と呼びます。

そもそも、中流域の川には珍しく、なぜ砂がたまるのでしょうか。

それは、この地点にて循環流が発生して、川の流れがくるくる回っているからです。

2をご覧ください。
1の川を真上からみたイメージ図です。

矢印1の上流からの流れは矢印Aのように分岐して上流を目指します。
砂の河岸に並行するように矢印2のように川を遡り、砂洲に沿うようにして矢印3のように元の流れに戻ります。
流れがくるくる回るイメージです。

動画1の被験者は、砂洲に戻ろうとして矢印3の流れに逆らったわけです。
だから、本流に向けて流されました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20210806-00251569

 

 

 

 

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2020871210分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京都葛飾区小菅で6日、金属加工工場から排出された劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)水溶液が通行人の70代男性にかかり、腕に軽いやけどを負ったことが7日、警視庁などへの取材で分かった。

 

警視庁などによると、工場はM金属工業の葛飾工場(本社・東京都台東区)。

 

劇物の中和作業に使うホースが何らかの原因で外れていたとみられ、同庁は当時の状況を詳しく調べている。

 

男性は6日午前10時半ごろ、自転車で通り掛かった際に水溶液がかかり、工場に届け出た。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200807/afr2008070008-n1.html

 

 

 

 

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2020871756分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日、埼玉県川越市の消防で、通報の内容が聞き取れず録音データの確認も行わなかったため救急車の到着が28分遅れたことが分かりました。


女性は、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

川越地区消防局によりますと、5日午後5時50分ごろ、川越市内の公衆電話から119番通報がありましたが、早口で内容が聞き取れず、救急車は公衆電話の場所に向かいました。


救急隊員が付近を探したところ、搬送が必要な患者は見つからなかったということです。


その後、再び通報があり、詳しい場所などが分かり、最初の到着から28分後の午後6時28分に自宅の玄関で倒れていた70代の女性を見つけ、救急車で搬送したということです。


女性は、意識不明の状態で、市内の病院に運ばれまもなく死亡しました。


消防によりますと、119番通報が聞き取りにくい場合は、録音データを確認していますが、今回はそれを行わず、データを確認すれば内容を聞き取れたということです。


消防では、救急車の遅れと死亡の因果関係はわからないとしています。


川越地区消防局の比留間局長は、「住民の信頼を大きく損ね、心からおわび申し上げます。今後は再発防止に取り組んでまいります」と陳謝しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20200807/1100009251.html 

 

 

871738分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

川越地区消防局によると、119番通報があったのは5日午後5時50分。

早口で聞き取りにくく、救急隊が公衆電話付近に向かったが、通報者と接触できなかった。

 

午後6時16分に再び同じ公衆電話から119番通報があり、住所と名前を確認して同28分に救急隊が到着。

女性は玄関で車椅子に座り、ぐったりしていた。

体温は40・2度あり、搬送中に心肺停止状態になった。

 

通報したのは女性の家族で、自宅から通報する手段がなかったという。

 

最初の119番通報も、録音データを聞き直せば住所と名前が分かったという。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200807/afr2008070022-n1.html

 

 

 

 

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2020852253分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

5日午後3時ごろ、愛知県一宮市にある繊維加工会社「O繊工」の工場で、「倉庫の外にあったパレット(荷物を載せる台)が燃えて、倉庫に燃え移りそうだ」と、目撃した男性従業員から119番があった。

 

県警一宮署によると、鉄骨3階建ての工場兼倉庫を全焼した。

 

現場付近では工場から出た煙が立ちこめ、焦げ臭いにおいが充満した。

近所に住む50代女性は、「帰宅途中で黒い煙を見た。あっという間に建物全体に炎が燃え広がった」と話した。

 

同署によると、倉庫の外にあったパレットや段ボールから燃え広がったとの情報がある。

 

工場は稼働中で50人の従業員がいたが、外に逃げてけが人はいなかった。

 

現場はJR東海道線木曽川駅から東に約16キロの住宅や田んぼが混在する地域。

 

(共同)

 

https://mainichi.jp/articles/20200805/k00/00m/040/240000c アカスミ

 

 

811日付でCBCニュースからは、中学生2人が噴射した殺虫剤に火をつけハチの巣を駆除していた火が燃え移ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8月5日、愛知県一宮市の繊維加工工場「O繊工」で、工場と倉庫合わせて約3400平方メートルが燃えました。  

けが人は、いませんでした。  

 

火が出たのは午後3時ごろで、火元とみられる場所付近で、一宮市内に住む中学1年生の男子生徒2人が目撃されていました。  

 

捜査関係者によりますと、男子生徒2人が、ハチの巣を駆除しようと噴射した殺虫剤に火をつけていたところ、その火が工場に燃え移ったとみられることがわかりました。  

 

2人は、火遊びをしたことについて認めていて、関係者によりますと、殺虫剤に火をつける動画を見て真似をした可能性もあるということです。  

 

警察は近く、2人を失火の非行内容で、児童相談所に通告する方針です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=3--ltZKXKlE

 

 

8111148分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、あきらめるしかないが悔しいという社長談話など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によりますと、市内に住む12歳と13歳の中学1年の男子生徒2人が、出火に関与したとみられることが新たにわかりました。  

 

工場のパレットにできた蜂の巣を駆除しようと噴射した殺虫剤に火を付け、火炎放射器のように使用したところ、工場に燃え広がったとみられ、

 

調べに対し、2人は行為を認めているということです。

 

O繊工の社長: 「火炎放射器を作ってと聞いています。子供たちがやったことなんで、まあ諦めるしかないんですけど…正直悔しいですね」  

 

14歳未満の少年は刑事責任を問われないため、警察は近く、失火の非行内容で少年2人を児童相談所に通告する方針です。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/b8fc4f2bebf7e12aedbc562a1e3e468e72fdd5a0 

 

 

8112341分に中日新聞からは、2人は親と一緒に工場に謝りに来たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関係者によると、市内に住む中学1年の男子2人は、敷地内のパレットにできた蜂の巣を駆除しようと、殺虫剤を噴射して火を付け、火炎放射器のように使ったという。

その後、パレットに引火し、工場に燃え広がった。

 

同社社長(44)によると、火事の後、2人は親を伴って謝罪に訪れ「自宅から殺虫剤を持ってきて興味本位でやってしまった」と謝罪した。

 

社長は取材に「子どもがやったことなので仕方がないが、悔しい。今は復旧に向けて一丸となりやっていくしかない」と語った。

 

一宮署は失火容疑で捜査しているが、14歳未満は刑事責任を問えないため、今後、児童相談所に通告するとみられる。

 

一宮市消防本部によると、殺虫剤に限らず家庭用のスプレー缶には、可燃性の液化石油ガス(LPG)などの噴射剤が入っており、炎や火気の近くで使ってはならない。

 

予防課の担当者は「取り扱いを誤ると事故になる」と注意を促す。

 

https://www.chunichi.co.jp/article/103281

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

グーグルアースで調べたところ、どこが火元かは不明だが、道路に面した場所にパレットなどが積まれていた模様。

ともあれ、そのような場所にハチの巣があると作業に支障が出るような気もするのだが・・・。

 

 

 

 

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2020841953分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

私たちを癒やしてくれるペット。

しかし、そのペットをしっかり見ておかないと、大きな事故に発展するおそれがあるのです。

それは…

 

【新潟市消防局予防課 市橋 火災調査係長】

「こちらが実際にペットの尿が原因となって火災が発生したコンセント」

 

7月、新潟市内の住宅でコンセントから出火。

ペットがコンセントに何度も尿をかけてショートしたことが原因とみられています。

 

また、5月にも市内の他の住宅で、同じくペットの尿が原因とみられる火事が発生しています。

 

【記者リポート】

「ペットの尿に見立てた塩水を延長コードにかけて、どのように燃えるのか実験してみます」

 

延長コードに塩水をかけ、電気を流してみると湯気が出てきます。

 

開いてみると、ショートした熱で塩水が沸騰していました。

 

【新潟市消防局予防課 市橋 火災調査係長】

「何度もこのような状況が起きると、やがて最後には火災になる」

 

今度は、塩分がたまった状態の延長コードに電気を通してみると、一気に火が立ち上りました。

 

【新潟市消防局予防課 市橋 火災調査係長】

「ペットの尿に含まれる塩分や汚れなどが中にたまっていって、最後はずっとショートした状態が続くと考えられる」

 

今年発生した2件は、いずれもケガ人はいませんでしたが、大きな火事につながるおそれもあります。

 

また、気温が高く、機械がうまく放熱できない8月は、特に電気火災が多くなるといいます。

 

【新潟市消防局予防課 市橋 火災調査係長】

「電気火災は、いつどのようなところでも起きると認識していただければありがたい」

 

新潟市消防局は、ペットの尿が電気系統にかかった場合は、使用をやめるか、電気店に点検してもらうよう呼びかけています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/44085bc5d2d7d0f627dd51e55b388a22229f8a1b

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の8コマ。

延長コードコンセントのカバーを開けた映像が3コマ続いているが、2コマ目は沸騰する泡が映っているコマだ。
お分かりいただけるだろうか?

 















 

 

 

 

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20208661分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

レバノンの首都ベイルートで4日に起きた大規模な爆発は、死者が135人に増えました。

 

レバノン政府は非常事態を宣言し、近く調査委員会を立ち上げて、爆薬の原料にもなる化学物質が長期間にわたって保管されていた経緯などを調査し、責任を追及することにしています。

 

レバノンの首都、ベイルートにある港で、4日に起きた大規模な爆発について、レバノンの公衆衛生相は5日、現地メディアに、これまでに135人が死亡し、およそ5000人がけがをしたと明らかにしました。

今も数十人の行方がわかっておらず、爆発現場では、日が暮れてからもライトの明かりを頼りに、懸命の救出作業が続いています。

 

また、ベイルートの県知事は、首都で30万人が家を失い、被害額は、30億ドルから50億ドルにのぼると指摘しています。

爆発があった港の倉庫には、爆薬の原料にもなる硝酸アンモニウムおよそ2750トンが、6年にわたって保管されていたことがわかっています。

アウン大統領は5日、緊急の閣議を開き、ベイルートに、2週間の非常事態宣言を出し、この間、軍に対し、硝酸アンモニウムの保管に関わった人物を自宅に軟禁するよう要請しました。

政府は、近く、調査委員会を設置し、5日かけて原因の調査や責任者の特定にあたり、その結果を公表することにしています。

アウン大統領は、「できるだけ早く調査を行って何が起きたのかを明らかにし、責任がある人物を処罰する決意だ」と述べて、責任を追及する考えを示しました。

 

 

【衛星画像でも爆発の威力が】

 

レバノンの首都ベイルートで起きた大規模な爆発で、爆発後の現場をうつした衛星画像は、爆発の威力のすさまじさを物語っています。

アメリカの衛星会社プラネット社が撮影したのは、爆発が起きた港で、爆発が起きた場所を中心に、埠頭が大きくえぐりとられてクレーターのようになっています。

 

また、爆発前に撮影された画像では、ふ頭の周辺に倉庫のようなものが確認できますが、爆発後には、跡形もなく無くなったり、骨組みだけになったりしています。

周囲には爆風で飛ばされたとみられるコンテナや建物の破片なども散らばっていて、爆発の威力を伺い知ることができます。

さらにアメリカの衛星会社マクサー・テクノロジーズが、別の角度から撮影した衛星画像では、爆発が起きたふ頭の対岸に係留されていたクルーズ船のような船が、横倒しになっている様子が確認できます。

 

 

・・・・・

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200806/k10012553261000.html

 

 

862257分に毎日新聞からは、爆発した硝酸アンモニウムは故障で入港した船が入港税を支払わなかったため差し押さえられたものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・

 

今回の爆発では、中心となる港湾地区から市街地へと同心円状に被害が広がっている。

 

特に、港の南側一帯の建物被害が激しく、倉庫群などが爆風で崩壊した。

 

34キロ離れた地点でも建物の窓ガラスが割れて吹き飛ぶ被害が報じられており、爆発のすさまじさを物語っている。

 

BBCによると、英シェフィールド大学の専門家らは今回の爆発の威力について、第二次世界大戦で広島に投下された原子爆弾の約10分の1と推定。

「原子爆弾によらない爆発としては、間違いなく史上最大規模」としている。

 

ロイター通信によると、死者の多くは港湾や税関で働く人々と、夕方のラッシュアワーに近くを車で通行していた人々という。

強烈な爆風で海に投げ出された犠牲者もいた。

 

現場付近には行方不明者の家族らが集まり、必死に手がかりを探している。

 

ベイルートのアブード知事は、「爆発の被害額は、間接的なものを含めて150億ドル(15800億円)に達する可能性がある」と地元テレビ局に述べた。

 

特に、今回壊滅的な被害を受けたベイルート港はレバノン最大の食糧輸入拠点で、その中心となる穀物貯蔵用サイロも破壊されたため、代替手段の確保が急務となる。

 

爆発の原因については、事故との見方が強まっている。

 

港湾地区の倉庫に6年前から保管されていた硝酸アンモニウム2750トンに、何らかの形で引火したとみられている。

 

硝酸アンモニウムは、化学肥料だけでなく火薬や爆薬の原料となる化学物質で、爆発の危険性から保管や輸送に厳重な管理が求められる。

 

海外では硝酸アンモニウムの爆発事故が絶えず、20019月に仏トゥールーズの肥料工場で爆発し30人超が死亡。

 

134月には米テキサス州の肥料倉庫で爆発して15人が死亡。

 

158月には中国天津の港湾倉庫で発生した火災から、保管していた硝酸アンモニウム約800トンなどに引火し大爆発、近隣住民を含めて165人が死亡した。

 

ロシア船員組合の発表や露メディアによると、今回爆発した硝酸アンモニウムは、極東ハバロフスク出身でキプロス在住のロシア人実業家が所有するモルドバ船籍の貨物船から押収され、倉庫に保管されていたとみられている。

 

船はジョージアのバトゥーミを出港し、アフリカのモザンビークに向かっていたが、13年秋に故障のため、ベイルートの港に停泊。

入港税が支払われなかったため、港湾当局が船を差し押さえ、ロシア人の船長ら一部の船員が船内に拘束された。

 

港湾当局は当初、硝酸アンモニウムの船外への積み出しも許さなかったが、約1年後になって裁判所が許可し、船長らも帰国できたという。

 

船長は露メディアの取材に、「実業家が船を放棄し、賃金も支払われていない」と訴えている。

船はすでに海に沈んだという。

 

https://mainichi.jp/articles/20200806/k00/00m/030/258000c

 

 

871227分にYAHOOニュース(ロイター)からは、亜鉛化窒素を含む赤褐色の煙は硝酸アンモニウムの爆発に特有のものだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

硝酸アンモニウムは一般的な工業用化学品で、肥料にしたり、採石や採掘の現場で使用される。

適切に保管されていれば、比較的安全とされる。

 

だが汚染された場合、とりわけ燃料と混ざると極めて危険だ。

 

また、大量で高温にさらされると爆発の可能性があり、量が多ければ多いほど爆発の危険性が高まる。

 

ベイルートでは、2750トンが安全対策なしに保管されていた。

非核爆発としては史上最大級の規模だった可能性があると専門家。  

 

映像から、硝酸アンモニウムの爆発には特徴がみられる。

衝撃はのキノコ雲とともに、亜鉛化窒素を含む赤褐色の煙が発生した。  

 

過去にも多くの犠牲者を伴った爆発事故には、硝酸アンモニウムが関係していた。

 

1921年、ドイツの工場が爆発し、約570人が死亡または行方不明になった。

 

2015年には中国の天津港で倉庫が爆発し、200人近くが死亡または行方不明になった。  

 

ほかの物質と混ぜることで爆発物になるため、意図的に使用された事例も。

 

1990年代にはアイルランド共和軍(IRA)がロンドンで爆破させたほか、1995年のオクラホマシティ連邦政府爆破事件や、2002年のバリ島ナイトクラブ爆破事件などでも使われた。

 

また硝酸アンモニウムを含んだ手製爆弾が、アフガニスタン駐留米軍に対して多数使用されたという。  

 

だが専門家は、レバノンの爆発は事故であった可能性が高いとみている。

仮に意図的にほかの物質と混ぜられ、爆発物として使用された場合、赤褐色の煙は上がらないことが多いからだ。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/50752d1d1f0bcbe6147ad9214a2f99e8627bddc9

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、NHK映像の13コマ。
  衝撃波によって生じた水蒸気の雲がカメラに向かって押し寄せ
 てきている。(2/2に解説あり)

 

























 

 

〇天津事例は本ブログでも紹介スミ(ニトロセルロースの自然発火が引き金で、硝安保管量は800トンだった)

 

  

(2/2へ続く)






 

 

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(1/2から続く)

 

2020881221分にYAHOOニュース(WIRED)からは、硝酸アンモニウム保管上の絶対禁止事項が2つとも守られていなかったなど、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

レバノンの首都ベイルートで84日午後6時ごろ(現地時間)に発生した倉庫火災は大爆発を引き起こし、超音速の爆風がベイルートの街全体を駆け抜けた。

 

映像を見ると、港に近い倉庫で発生した火災に続いて大きな白いキノコ雲が勢いよく立ち上がり、爆発の衝撃波で通りが焼き焦げ、建物は倒壊し、車や人が吹き飛ばされ、窓ガラスが砕け散った。

 

この爆風は10km先まで及んでいる。

 

記事の公開時点で、少なくとも135人の死亡が確認され、4000人以上が負傷している。

なぜこのような爆発が起きたのか。

そして、なぜこれほどの大爆発となったのだろうか。

 

 

【燃料と酸化剤の両方の特性】

 

今回の大規模な爆発の原因となったのは硝酸アンモニウムだと考えられている。

 

硝酸アンモニウムは、農業用肥料や鉱山で使われる爆薬の原料として使われることが多い化学物質だ。

 

レバノンのミシェル・アウン大統領によると、爆発現場の港湾倉庫には2750トンの硝酸アンモニウムが、安全対策が不十分なまま、6年にわたり保管されていた。

 

爆発の威力は凄まじく、200km離れたキプロス島でも感じられたほどだった。

 

硝酸アンモニウムへの引火の原因はまだ不明だが、港湾倉庫の火災が硝酸アンモニウムに引火して爆発を引き起こした可能性が最も高い。

 

硝酸アンモニウムは比較的安定した化合物だが、170℃で融解する。

 

ベイルートで大量の硝酸アンモニウムに引火し、続いて起きた化学反応で大きな火の玉が発生し、大爆発を引き起こしたようだ。

 

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの化学教授であるアンジェラ・セッラは、硝酸アンモニウムの爆発性は、その化学成分に起因するのだと指摘する。

 

すなわち、アンモニウムは水素に似た性質があり、硝酸塩は酸素に似た性質をもつ。

「燃料と酸化剤の両方があるようなものです」と、セッラは説明する。

 

酸化剤は炎に酸素を送り込み、その勢いを増す。

「燃料と酸化剤をまとめて点火源と組み合わせれば、大きな問題になることは確実でしょうね」

 

 

【超音速の衝撃波が都市を襲った】

 

硝酸アンモニウムの爆発は、空気を急激に圧縮する。

 

その結果、港湾倉庫から超音速の衝撃波が波紋のように広がった。

 

衝撃波の前方は非常に高温だが、後方の温度は低く、ソニックブームの周りの空気は移動・圧縮される。

「シャンパンボトルからコルクが勢いよく飛び出すと、ボトルの中に水蒸気が凝縮した霧が発生する現象と少し似ています。

それとまったく同じプロセスで、非常に急激に冷却されるのです」

と、セッラは説明する。

 

今回の爆発は核爆発以外で近年最大級の規模であると、シェフィールド大学の土木工学教授であるアンディ・ティアスは語る。

 

ティアスとシェフィールド大学の衝撃・衝突力学研究グループの研究チームは、ベイルートの爆発を記録した多数の動画と画像を分析し、爆発を引き起こした爆薬の量を推定した。

 

この結果、爆発はトリニトロトルエン(TNT)火薬換算で約10001500トンに相当するとみられている。

広島に投下された原爆の10分の1の威力だ。

 

しかし、なぜ、これほどの大爆発になったのだろうか。

それには、複数の要因が組み合わさっている。

 

要因のひとつは硝酸アンモニウムの量の多さ、もうひとつは不適切に港湾倉庫に保管されていた期間だ。

 

 

【「絶対禁止」のルールが守られず】

 

ベイルートでの爆発の原因となった硝酸アンモニウムの量それ自体は、決して珍しいものではない。

肥料をつくるために同程度の量の硝酸アンモニウムが世界中に出荷されている。

 

だが、硝酸アンモニウムがこれほど大量に1カ所に保管されることは、あまりない。

まさにベイルートで目撃された爆発の原因となったものだ。

 

「業界の安全プロセスに関する基本的な知識をもっている人なら誰でも知っている最も重要なルールは、大量の危険物を1カ所に保管しないことです。特に密閉された環境では厳禁です」と、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの化学工学教授であるハロウン・マゲレフテは指摘する。

 

「ふたつ目の絶対禁止事項は、人口密集地域近辺での保管です」

 

硝酸アンモニウムの安全な保管について助言する英国企業Haztech Consultantsのディレクターのスティーヴ・カーショウによると、硝酸アンモニウムは自体は比較的安定した化合物だが、長期間大量に保管したり、異物混入や汚染が起きたりすると、複合して大きな塊になる。

 

 

【不適切な保管で硝酸アンモニウムが固まった?】

 

時間経過とともに湿気を吸って固まった硝酸アンモニウムは、爆発のリスクが大きくなると同時に、爆発の激しさも増す。

 

そしてベイルートの倉庫で起きたように、固まった硝酸アンモニウムに引火すると、大惨事をもたらす可能性がある。

 

「大量の硝酸アンモニウムがぎっしり詰め込まれて不適切に保管されていたことで、爆発が起きたのです」と、カーショウは言う。

 

さらに、通常なら数百トンほどの硝酸アンモニウムを小さな容器に隔離保管し、その際には硝酸アンモニウムに引火するような可燃性物質を周囲に置くことはないと、カーショウは指摘する。

 

量が少なければ、予期せぬ事態が起きても小さな爆発で済む。

 

「衝撃と爆発で、保管されていた膨大な量の硝酸アンモニウムすべてが、ほぼ瞬時に爆発しました」

 

複数のメディアの報道によると、13年に2750トンの硝酸アンモニウムを積んだ船舶がベイルートに到着したが、船舶が航海に不適切と判断されたか、あるいは船舶所有者がベイルート港への料金支払いを拒否したことで、14年に出航不許可となった。

のちに硝酸アンモニウムが押収され、倉庫に保管されたという。

 

すでに6か月前には、この硝酸アンモニウムを移動しないとベイルート全体が吹き飛ばされることになると複数の検査官が警告していたと、『ガーディアン』紙は伝えている。

 

「時間の問題だったとわたしは思います」と、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンのマゲレフテは言う。

「絶対に起きてはならないことが起きてしまったのです」

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e279afbb9226b85262c95ac7ce4c472f39bdd003 

 

 

 

(2020年8月12日 修正1 ;追記)

 

2020811743分にYAHOOニュース(ロイター)から、大量保管の危険性は1月に司法当局から指摘され、安全保障当局からも720日付の私信で大統領と首相宛に警告されていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

レバノンの首都ベイルートで4日発生した大爆発事故の原因とされる、港に保管されていた2750トンの硝酸アンモニウムについて、アウン大統領やディアブ首相は、安全保障当局から事前に危険性を警告されていた。

 

ロイターが、当局による報告書や複数の安全保障担当高官の取材を通じて、この事実を突き止めた。

 

今回初めて存在が明らかになった報告書は、国家安全保障局が事故に至る経緯をまとめたもので、その中には、7月20日付けで大統領と首相宛てに私信が送られたことが記されている。

 

報告書で私信の具体的な内容には言及されていないものの、ある安全保障担当高官はロイターに対して、硝酸アンモニウムについて直ちに安全対策を講じるべきだと促した1月の司法当局による調査結果が要約されていたと説明した。

 

この私信作成に関与していた同高官は、「硝酸アンモニウムには危険性があり、盗まれた場合は、テロ攻撃に利用されかねなかった」と述べ、爆発すればベイルートが壊滅する恐れがあると、自身が政府首脳部に訴えていたと付け加えた。

 

アウン大統領は先週、事故前に硝酸アンモニウムがあることは知っていたと認め、直属機関の最高国防評議会の事務局長に「必要な措置を講じる」よう指示したと語った。

 

ただ、こうした直接的な警告を受けながら、結果として適切な対応を怠ったことが分かり、汚職や経済危機などを含めた政府に対する国民の怒りがさらに強まりそうだ。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/50b75e24605501f51a11f57bfde5532af0159831

 

 

 

 

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2020841746分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前10時半すぎ、長浜市八幡中山町の近くで、4階建ての集合住宅から黒煙が上がり、爆発音も聞こえたという通報が警察にありました。


火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、集合住宅の一部と駐車場の複数の車が焼けました。


この火事で、近くにいた男性が顔や手にやけどをしたほか、別の女性も体調不良を訴え、病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。


警察の調べでは、現場では集合住宅で使われていた複数のプロパンガスのボンベが激しく焼けていて、火事の前、近くにいた人がガス臭さを感じたり、シューシューという音を聞いたりしていたということです。


警察は、何らかの原因で漏れたガスに引火した可能性があるとみて、さらに詳しく調べています。


現場は、JR長浜駅から北西に2キロほど離れた県道沿いの住宅地の一角で、現場は一時、騒然としたということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20200804/2060005456.html

 

 

841217分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前10時40分ごろ、滋賀県長浜市八幡中山町の4階建てアパート「O」の駐車場付近から出火、アパートの壁面や、北側の駐車場に止めてあった車5台に類焼し、約2時間半後に消えた。

 

30代の男性が顔や両腕にやけどを負い、40代女性が煙を吸い、病院に搬送された。

2人とも命に別条はないという。

 

滋賀県警長浜署や湖北地域消防本部が原因を調べている。

 

アパート西隣の民家にいた女性(59)は、「シューとガスが漏れるような音がして、外に出たら火が噴き上がり、一気に建物の3階くらいまで燃え移った。何度か爆発音もして、車も巻き込んで燃えた」と話した。

 

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/322748

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の4コマ。

 







 

 

 

 

 

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2020832034分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故が多発している長野市の交差点です。

 

それまでT字路だった場所が十字路の交差点になったことで、いわば「魔の交差点」となりつつあり、住民も困惑しています。

 

先月22日の午前、長野市上千歳町の交差点で、軽自動車2台が出会い頭に衝突する事故が起きました。

双方にケガはありませんでした。

 

高齢の男性が運転する車が、一時停止の標識があるにもかかわらず、一時停止をせずに交差点に進入し衝突したとみられます。

 

目撃者:

「ドーンって言った。ここは前は一時停止がなかったからスピード出して通過しようとした事故。先週も事故あった、ここに信号機つけないと危ない」

 

警察によりますと、この交差点では2カ月ほどの間に同様の衝突事故が3件起きています。

 

なぜ、事故が相次ぐのか。

 

主な原因として考えられているのが、一時停止の標識の位置が変わったことです。

 

61日、新たに県庁緑町線が開通。

県庁通り、中央通り、長野大通りが結ばれ、利便性が向上しました。

 

この道路の開通で、交差点はそれまでのT字路から十字路になりました。

 

これで優先道路が変わり、一時停止の標識が、それまでなかった南北を走る市道側に設置されたのです。

 

実際、一時停止の標識に気づかなかったのか、あるいはつい慣れで走り抜けてしまったのか、一時停止をしない車が見られました。

 

住民:

「今までここは『止まれ』じゃなく真っすぐだったので、ここを通る方が止まらず行くって感じ。非常に危険だと思う」

 

タクシー運転手:

「標識をよく見てない人が多いと思う。標識をちゃんと確認して、左右を確認して」

 

また住民からは、交差点周辺の視界が悪いことも事故の要因になっているという声も上がっています。

 

住民:

「視界がとにかく悪い。今のうちに信号つけてもらわないと怖い」

 

実際に交差点を走ってみると…。

 

(記者リポート)

「一時停止のラインに止まりますと、自動販売機でうまく左が見えません」

 

確かに、南北方向は自動販売機や建物で視界が悪く感じられました。

 

このため上千歳町は、信号機やカーブミラーの設置を市や警察に要望しています。

 

上千歳町の役員・玉井さん:

「できれば、本当の信号をつけてもらうのが一番いい」

 

要望を受けて市は今月中にも、交差点の二カ所にカーブミラーを設置する方針です。

 

しかし、信号機の設置は、東西方向の短い距離の間に信号機が連続してしまうため、難しい状況です。

 

長野県警交通規制課・小原課長:

「短い区間の中にいくつも信号機が続くと、交通渋滞を引き起こす要因になる。連続しますと先の信号機と見誤る危険性もある」

 

道路改良による思わぬ「落とし穴」。

どの交差点でも、標識や信号機に注意して進行する必要があります。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/4e2dd8d4249bc71ce6f9880ff2e720f0eed250a4

 

 

842017分にYAHOOニュース(信越放送)から、上記報道の翌日にも事故があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新たな道路の開通で一時停止の位置が変わり、事故が相次いでいる長野市の繁華街・権堂の交差点で、また事故です。

 

午前8時半ごろ、長野市の市道「県庁緑町線」の交差点で、軽乗用車とバイクが衝突しました。

 

バイクを運転していた女性が市内の病院に運ばれましたが、軽いけがだということです。

 

この交差点は、新たな道路の開通で、一時停止の位置が変わりました。

 

県庁と長野大通りを東西に結ぶ「県庁緑町線」は61日に開通し、現在は南北を走る市道側に一時停止の標識があります。

 

しかし、開通前は丁字路で、現在は直進できる東側が一時停止の必要がありました。

 

軽乗用車を運転していた女性は、「権堂方面から来たバイクが一時停止で止まらず、気が付いてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しています。

 

警察が当時の状況を聞いて、事故の原因を調べています。

 

交差点では、開通して以降、少なくとも3件、同じような事故が続いていて、住民からは信号機の設置など対策を求める声が広がっています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6cd004774550132d066368311ccc933b9fa413b

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は、映像の6コマ。

別映像では、止まれ表示なのに、止まるどころか徐行もせず、見た目、40/h程度のスピードで交差点を走り抜ける車の映像も放映されていた。

それも2台も。

 











 

 

〇ついうっかりと、これまで慣れ親しんできたスタイルで走って
 しまう?

道路上にも止まれの表示があり、見えにくいといっても、十字路になっていることぐらいは識別できるので、そんなことはないような気がするのだが・・・。

 

 

 

 

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2020832025分にgooニュース(AFP)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

オーストラリア北西部沿岸沖でシュノーケリングをしていた観光客の女性が、クジラの尾にぶつかり重傷を負い、病院に空路搬送された。

医療関係者が3日、明らかにした。

 

事故は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されているインド洋のニンガルー・リーフ付近で発生。

 

応急処置の普及活動などに取り組む団体「セント・ジョン・アンビュランス」はAFPに対し、女性はパースで緊急治療を受けるために空港に搬送されたと明らかにした。

 

女性はクジラの尾と衝突し「胸部外傷」を負い、「重傷だが容体は安定している」という。

 

女性が衝突したのは世界最大魚のジンベイザメだと報じるメディアもあった。

 

事故が起きたエリアはジンベイザメの他、さらに大きいザトウクジラを間近で見られることで知られる。

 

どちらの種も、通常はボートや人間に対して警戒心が強い。

 

https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3297190.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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