忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(06/27)
(06/27)
(06/27)
(06/26)
(06/26)
(06/25)
(06/25)
(06/24)
(06/24)
(06/23)
(06/23)
(06/22)
(06/21)
(06/20)
(06/19)
(06/18)
(06/18)
(06/17)
(06/17)
(06/16)
(06/16)
(06/15)
(06/14)
(06/14)
(06/13)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[319]  [320]  [321]  [322]  [323]  [324]  [325]  [326]  [327]  [328]  [329

20171115191分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11151729分にNHK茨城から、1116日付で毎日新聞茨城版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前10時35分ごろ、茨城県桜川市高幡のゴルフ場「Jゴルフクラブ」のクラブハウスで「水漏れの点検を行っていた人が1階浴室の地下部分で倒れている」と119番があった。

警察によると、地下の点検用通路で作業員2人が倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

警察によると、亡くなったのは配管設備会社社長のUさん(男性、67歳)と会社員のSさん(男性、70歳)。
2人は、クラブハウス1階にある浴槽の水漏れの確認作業のため、15日午前8時半ごろから地下の点検用通路に入った。

 

約2時間たっても戻らないため、クラブハウス従業員(64)が様子を見に行ったところ、倒れているSさんを発見した。

 

駆けつけた消防隊員が正午ごろにSさんを、午後1時半ごろに通路のさらに奥にいたUさんを救出した。


2人が見つかった場所は、幅約60cm、高さ70cmほどの通路に水道管やボイラーの配管などが通っているスペースで、有毒ガスなどは検出されなかったものの、警察が駆けつけた時、温度が40℃近くあったという。

2人は発見時、全身が赤くなっていた。

 

警察が詳しい死因などを調べる。

 

出典

ゴルフ場で作業員2人死亡=水漏れ確認作業中-茨城

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111501130&g=soc 

ゴルフ場で作業員2人死亡 桜川

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20171115/1070000812.html 

『作業中死亡 ゴルフ場のクラブハウスで2人 桜川 /茨城』

http://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k08/040/087000c 

 

 

11171736分にNHK茨城からは、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。

 

警察が司法解剖をして詳しく調べたところ、2人の死因は窒息死で、2人とも腕や太ももなど全身の広い範囲にやけどをしていたこともわかったという。


警察によると、2人はクラブハウスの水漏れの点検のために地下にある通路で作業をしていて、発見された時、現場付近は熱気が充満し、かなりの高温だったという。


警察は、なぜ現場付近の酸素が薄くなったのか、ゴルフ場の関係者などから事情を聞いて、詳しく調べることにしている。

 

出典

ゴルフ場で死亡の2人は窒息死

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20171117/1070000831.html

 

 

 

(2017年12月31日 修正1 ;追記)

 

20171118日付の茨城新聞紙面に下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

通路の入り口(約50cm四方)は脱衣場の床にあり、通路はコンクリートに囲われ、通気性は良くなかったという。

 

作業開始時、ゴルフ場関係者が立ち会った際、通路は熱気が充満していたという。

通路は高さ約70cm、幅約60cmで、ボイラーで沸かした湯を浴槽に供給する配管が通っていた。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

20171114111分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ノロウイルスの感染の拡大を防ごうと、下水に含まれるウイルスの数を測定して注意喚起につなげる、全国でも初めての実証実験が仙台市で始まることになった。


ノロウイルスの感染拡大の防止に向けては、各都道府県が、医療機関を受診した患者の数が基準を超えた段階で警報を出して注意を呼びかけているが、情報のとりまとめに時間がかかることなどから、いかに、より早く、流行の兆候をつかむかが課題となっていた。


こうした中で国交省は、排せつ物が流れ込む下水に含まれるウイルスの数を測定することで兆候をいち早くつかみ、注意喚起につなげる全国でも初めての実証実験を、年度内に仙台市で始めることになった。


具体的には、仙台市宮城野区にある「南蒲生浄化センター」でウイルスの数を測定し、基準を超えた場合、ホームページで情報を公開したうえで、市内の一部の保育所や小中学校に注意を呼びかけるという。


従来より1か月ほど早く注意喚起できる可能性があるということで、国交省は、来年3月まで実験を続け、感染拡大の防止にどれだけ効果があったか検証することにしている。


今回の実証実験でノロウイルスの測定にあたるのは、東北大学・未来科学技術共同研究センターの大村達夫教授の研究チーム。


大村教授の研究チームは、4年前から、松島町などで下水に含まれるノロウイルスの数を測定する調査を行ってきた。
その結果、医療機関を受診する患者の数をもとに宮城県が警報を出す1か月ほど前に、下水のウイルスが急増していたことが分かった。


ノロウイルスに感染すると、症状が出る前から排せつ物にウイルスが含まれるようになる一方で、症状が出て医療機関を受診するまでには一定のタイムラグが生じ、情報のとりまとめにも時間がかかるためとみられている。


ノロウイルスの感染拡大を防ぐには、できるだけ早期に注意喚起し、手洗いや消毒を徹底することが欠かせないとされている。


大村教授の研究チームは、下水のウイルスの数が一定のレベルを超えた段階で注意喚起を行うことにしていて、来年3月までの期間で、従来の方法と比べて、どの程度、流行の防止に効果的だったか検証することにしている。


大村教授は、「ノロウイルスはワクチンがないので、感染しないようにするのが最も大事だ。このシステムの効果が実証できれば、全国や海外にも広げていきたい」と話していた。

 

出典

下水のウイルス測定 実証実験

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171114/5677851.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171116日付で毎日新聞兵庫版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前10時45分ごろ、猪名川町つつじが丘1の建設工事中の新名神高速道路下り線で、鋼材をクレーンでトレーラーの荷台から降ろす作業の際、つり上げた鋼材が荷台にいた男性作業員に当たった。

作業員は足を挟まれ、右足首の骨折など約3カ月の重傷。

 

警察によると、作業員は愛知県小牧市のMさん(男性、45歳)。

 

鋼材は防音壁建設用で、長さ約8m、幅約30cm、重さ約500kgの鋼材2本が1組になっていた。

鋼材にベルトを掛けようとして、わずかに持ち上げた際にバランスが崩れ、事故が起きた。

荷台にはもう1人の男性作業員がいたが、けがはなかった。

Mさんは作業の責任者だった。

 

西日本高速道路は、「作業員に安全意識を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。

 

出典

『事故 新名神建設現場、工事中また 作業員重傷 猪名川 /兵庫』

http://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k28/040/401000c

 

 

201711141853分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

防音壁を支える鋼材2本をクレーンで荷台から数cmつり上げたところ、突然倒れた。

荷台で作業中だった男性作業員(45)が鋼材で右足を挟み、足首を折る重傷。

つり上げるため鋼材を固定していたベルトが緩んでいた可能性があるという。

 

新名神高速は平成28年度末に高槻ジャンクション(JCT)-神戸JCT間(43.1km)の全線で開通予定だったが、同年4月に神戸市北区の工事現場で橋桁が落下して10人が死傷するなど、5件の事故が相次いで起きたため、29年度末に延期された。

 

出典

『新名神建設現場でまた事故、クレーンから鋼材落下で作業員重傷 兵庫・猪名川』

http://www.sankei.com/west/news/171114/wst1711140078-n1.html 

 

 

1115日付で朝日新聞阪神版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

トラックの荷台の上で、2本1組に束ねたH鋼をクレーンで下ろす作業をしていた。

H鋼は1本約500kgで、上下に重ねて束ねていたという。

 

 

 

(2017年12月31日 修正1 ;追記)

 

20171115日付の神戸新聞紙面に下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

男性作業員がクレーンで吊り上げるため鋼材にベルトをかけ、クレーンの操縦者に指示を出していた時に事故が起きたという。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171114819分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1113202分にNHK静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時半ごろ、富士市依田橋の国道1号バイパス高架下作業通路で、高架橋の補修作業をしていた男性作業員3人が倒れた。

 

このうち、いずれも40代の2人が意識のない状態で病院に搬送され、その後、1人は意識が回復したもよう。

20代の作業員は病院に搬送されたが、命に別条はないという。
警察によると、3人は焼津市に本社がある建設会社の従業員。

 

40代の2人は、高架下の高さ約10mの位置に設置された板張りの通路がある区画で、ガソリンや発動発電機を使用し、塗装の剝離作業をしていた。

20代の作業員は遅れて現場に行き、2人が倒れているのを発見した後に倒れたとみられる。

 

現場の通路は換気がしにくい構造で、3人は一酸化炭素中毒の可能性があるという。

 

現場では、同日午前9時半ごろから作業が行われていた。


警察は事故原因などを調べている。

 

出典

作業員3人倒れる 富士の高架橋、1人意識不明

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/426498.html

橋げた作業の作業員3人倒れ搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035670311.html

 

 

1114日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20代の男性が遅れて現場に到着したところ、2人が倒れているのを見つけた。

会社関係者に連絡した後、自らも体調不良を訴えたという。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201711132013分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11141120分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

茨城県神栖市の工場で、飼料タンクを清掃していた73歳の男性がトウモロコシに埋もれて窒息死する事故があった。
事故があったのは、茨城県神栖市にある飼料製造工場。

 

警察によると13日午前10時半すぎ、清掃作業をしていた鹿嶋市の男性が、飼料を貯蔵するタンク内で落ちてきたトウモロコシに埋もれた。

数時間後に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

死因は、胸を圧迫されたことによる窒息死だった。

 

当時、男性は深さ約20mのタンクの底で別の男性作業員と作業中で、タンクの壁に付いたトウモロコシの大きなくずを取り除こうとしていたという。


警察は、男性の上にトウモロコシのくずが落ち、埋もれて窒息死した可能性があるとみて調べている。

 

出典

トウモロコシに埋もれ窒息死 タンク清掃中

http://www.news24.jp/articles/2017/11/13/07377838.html 

『サイロ清掃中の男性、飼料に埋もれ死亡 茨城・神栖』

http://www.sankei.com/affairs/news/171114/afr1711140012-n1.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

20171114145分に読売新聞から、現場の写真や転落時の状況解説図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11131956分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前10時20分頃、堺市中区平井の市立平井中学校でグラウンドの一部が突然陥没し、ハンドボールの授業中だった2年の女子生徒(13)が落下。地面を踏み抜くように首まで穴にはまった。。

さらに、別の女子生徒(14)と女性講師(23)も次々と穴に落ちた。

 

女性講師は自力で脱出し、生徒1人を引き上げて救出。

他の生徒がもう1人を引き上げた。

 

生徒2人は足に擦り傷や打撲などの軽傷。

女性講師にけがはなかった。

 

市教委の発表では、穴は縦2.4m、幅0.8m、深さ5.4m。

最初に落ちた生徒を助けようと、別の女子生徒と女性講師が駆け寄ったところ、足元が崩れて落下したという。

 

穴の中には水がたまっており、深さ約3.4mあった。

最初に落ちた生徒は、あご付近まで穴にはまったが、地表から約1mに水はけ用の排水管(直径7.5cm)があり、これに足などが引っかかるなどして、底まで落ちるのを免れた可能性がある。

 

市教委は穴の周囲をフェンスで囲い、グラウンドの使用を中止。陥没の原因を調べる。

 

平井中は1985年開校で、以前は田だった。

陥没した穴の側面に木片があり、もともと井戸などがあった可能性があるという。

 

出典

『体育授業中に運動場陥没、中2女子ら3人はまる』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171113-OYT1T50106.html?from=ycont_top_txt 

『授業中に運動場が陥没、中学生2人軽傷 深さ最大5m超』

http://www.asahi.com/articles/ASKCF5WZ1KCFPPTB00K.html 

 

 

 

(2017年12月5日 修正1 ;追記)

 

2017122818分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

市は1日、全面使用禁止にしていた運動場について、4日から、陥没した箇所を除き、一部使用再開すると発表した。

 

市によると、事故後の調査で、運動場には同校造成前に井戸があったとみられる箇所が、陥没した場所以外に2カ所あったことが判明。

そこでは空洞が確認されず、これ以上の陥没の危険性はないと判断したという。

 

陥没した場所周辺は現在フェンスで囲われており、今後、専門家らが状況を確認した後、穴を埋め戻す予定。

 

出典

『陥没の運動場 穴周辺を除き使用を再開、堺市立中学校』

http://www.sankei.com/west/news/171202/wst1712020019-n1.html 

 

 

 

(2018年1月20日 修正2 ;追記)

 

20181181726分にNHK関西から、浅い部分の空洞は地下水の浸食が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は調査の結果、地下2.5mほどまでの部分については、地下水の浸食で空洞ができたことが陥没の原因と考えられると結論づけた。
ただ、それより深い部分については、「空洞ができた原因は特定できなかった」としている。

 

堺市は、調査のため手つかずだった復旧工事を19日から始め、来週の月曜日、22日には運動場を全面で利用できるようにするという。

 

出典

中学校の運動場陥没 復旧へ

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180118/4495662.html 

 

 

1191023分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委が陥没部分の調査をしたところ、地下に井戸とみられる遺構が残っていることを確認。

地中部分が地下水の浸食で空洞状態になっていたため、運動場の表層部分が陥没したとみられる。

 

市では、再び陥没しないよう、直径数mmの小石で埋め戻した上で、地表に土をかぶせるという。

 

出典

『陥没した中学校運動場、埋め戻し工事、全面開放へ 原因は地下水の浸食か 堺・平井中』

http://www.sankei.com/west/news/180119/wst1801190029-n1.html

 

 

1181939分にABC NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

その後の調査で、運動場の地下から、学校の建設前に使われていた古い井戸が見つかり、市は、陥没との関連を調べていた。

 

そして18日、「井戸の内部が空洞になっていたため陥没が起きた」という調査結果を発表。

しかし、空洞が出来た時期や原因は不明としている。

 

出典

堺市中学校グラウンド陥没 原因特定出来ず

https://www.asahi.co.jp/webnews/abc_2_009_20180118009.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171114829分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後2時50分ごろ、三川町猪子のゲームセンターで遊技中の男子高校生(16)のリュックサックから出火、中に入っていた携帯電話の充電器などが焼けた。

警察によると、充電器が火元とみられる。

 

男子高校生は、リュックを近くの椅子に置いて遊んでいた。

床に落ちたリュックから「パーン」と音がして煙が出たのに男性店長が気付き、店内にあった消火器で消火した。

知らせを受けた男性店員が119番通報した。

 

出典

充電器焼け、リュックから火 三川

http://yamagata-np.jp/news/201711/14/kj_2017111400270.php 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201711131059分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

1113131分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前9時半ごろ、佐賀市富士町市川の天山スキー場の駐車場で、車のタイヤを横滑りさせながら走る「ドリフト走行」のイベント中、長崎県西海市の20代の会社員男性が運転する乗用車が観客に突っ込んだ。

 

観戦していた佐賀県小城市の40代の会社員男性が頭を打って意識不明の重体になるなど、4人がけがをした。

 

警察などによると、運転手は頸椎損傷のけがで、助手席の長崎県西海市の30代会社員男性は胸部骨折。

観戦していた佐賀市の20代会社員男性は、あごの骨を折った。

 

警察は、運転手やイベントを主催した佐賀市の自動車整備会社の社長(38)らから、業務上過失傷害容疑などを念頭に事情を聴いている。

 

イベントには、ドリフト走行の愛好家らの車66台が参加。

駐車場をコースにしており、コンクリートブロックでできた花壇が走行スペースとの境界になっていた。

 

事故当時は8台がコースを走り、このうち1台が何らかの理由で制御不能になって、花壇に乗り上げる形で観客に突っ込んだ。

会場には参加者や観客ら約100人がいた。

 

イベントは、佐賀市内の自動車整備販売会社「C社」が、スキー場の運営会社から駐車場を借りて開催。

66台が参加し、順次、コーナーでブレーキをかけながらアクセルを踏み、ハンドルを切るドリフト走行を繰り返していた。

 

C社によると、イベントは昨秋から始めて今回で4回目。

社長は、「事故は想定外で大変申し訳ない。けがをされた方の一日も早い回復を祈りたい」と謝罪した。

 

出典

『ドリフト走行事故 観戦の男性重体 佐賀・天山スキー場』

https://mainichi.jp/articles/20171113/k00/00e/040/160000c 

『ドリフト走行車が突っ込む、観客男性が意識不明』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171112-OYT1T50032.html 

 

 

1113124分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

カーブで車のタイヤを滑らせながら高速で走る「ドリフト」を披露する走行会は、迫力のあるモータースポーツ感覚で人気を集める一方、観客への安全対策の基準はない。

 

12日に事故が起きた佐賀市の走行会も、佐賀県警は開催を把握しておらず、対策は主催者の一存で決められていた。

 

会場となったスキー場駐車場では観覧席は特に設けられず、観客はコースに近寄って見ることができた。

 

コースとその外側を区別する花壇は配置されていたが、事故を起こした車は花壇にぶつかる形で観客に突っ込んだ。

 

県警交通規制課は、「ドリフトは車の機能を超えた危険な運転。公道上なら絶対に許可は出せないが、私有地で行われた場合は規制が入る余地がない」と話す。

 

宮崎県でドリフト走行会を主催したことがある会社社長の男性(40)は、「コースと近いほど見応えがあり、観客に近寄らないよう呼び掛けても守られないケースもある」と明かす。

 

出典

『ドリフト走行会事故、安全対策、主催者任せ 公道ならともかく「私有地内は規制が入る余地なし」』

http://www.sankei.com/west/news/171113/wst1711130028-n1.html

 

 

 

(2018年11月1日 修正1 ;追記)

 

201810291513分にNHK佐賀から、主催会社の社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、事故が起きた現場は、観客などが見ていた場所と車が走るコースが、幅1mほどのコンクリート製の花壇で隔てられているだけだった。


このため、警察は29日、安全対策が不十分だったなどとして、ドリフト走行のイベントを主催した佐賀市の自動車整備会社の社長と、現場の会場を提供したスキー場の経営者ら2人の合わせて3人を業務上過失傷害の疑いで、車を運転していた20代の男性を過失運転傷害の疑いで、それぞれ書類送検した。

 

出典

ドリフト事故で4人書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20181029/5080001836.html 

 

 

10311524分に読売新聞からは、スキー場は安全対策をとって同様の催しを継続しているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

駐車場を提供したスキー場「天山リゾート」は事故後も、安全対策を講じた上で、同様に会場を提供している。

 

捜査関係者によると、佐賀県警は同様のイベントを開く業者や日本自動車連盟(JAF)から安全対策について聞くなどした結果、このイベント会場は安全対策が不十分だったと判断した。

 

同リゾートでは、事故後、専門家の意見を取り入れ、ドラム缶やタイヤ、コンクリートの壁を置くなどして、対策を講じた。

また、走行するコース内にあった穴などを舗装した。

このほか、コース内ではヘルメットの着用を義務づけた。

 

事故が発生したイベントは、主催した自動車整備販売会社の男性社長(39)が10数万円を支払い、貸し切り状態で開催されていた。

 

事故後も同様のイベントが行われ、個人でも、1日7000円を支払えばドリフト走行ができる。

同リゾートの従業員は、「スキーシーズン以外では、貴重な収入源になっている」と話す。

 

同容疑で29日に書類送検された同リゾートの男性経営者(75)は、取材に対し、「資金をかけて対策を講じたので、昨年の事故以降は一度も事故が起きていない。この場所があるおかげで、公道でドリフト走行をする人が減っている」と語った。

 

同容疑で書類送検された男性社長は、取材に対し、「この件に関しコメントすることはありません」と話した。

 

 

出典

『ドリフト事故後も同様の催し「貴重な収入源に」』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181031-OYT1T50087.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171112192分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1114日付で朝日新聞埼玉東部版(聞蔵)から、1116日付で毎日新聞埼玉版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前9時半頃、埼玉県草加市青柳の古綾瀬川で、通行人から「川の水が汚れている」と警察に通報があった。

 

駆け付けた署員らが、川が青緑色に変色しているのを確認。

川から約1km離れた八潮市の工場から流れ出た塩化銅が原因の可能性があり、県などが詳しく調べている。

 

県や八潮市の化学製品工場によると、工場内の貯蔵タンク(40m3)に亀裂が入り、タンク内にあった塩化銅の溶液約2~5m3が、地下の排水管を通って流れ出た可能性があるという。

タンク内はすでに空になり、流出は止まっているという。

 

県は同日午前、川の約300mにわたる流域で変色を確認。

付近ではコイやフナなど100匹以上の魚が死んだが、生活用水や農業用水ではないため、生活への影響はないという

 

川沿いでは通行人が足を止めて驚いた表情を浮かべ、草加市職員がバケツで川の水をくみ上げ、水質などを調べていた。

近くに30年以上住んでいるというパート従業員の女性(68)は、「こんなことは初めてで不気味。早く原因を解明してほしい」と不安そうな表情を浮かべていた。

 

県は、数日の間に塩化銅が自然に薄まるとみている。

 

出典

川が青緑に、魚100匹超死ぬ工場排水原因か

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171111-OYT1T50117.html 

『T化学工業 県、塩化銅流出で改善命令』

https://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k11/020/277000c 

 

 

1116110分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1116日付で朝日新聞埼玉東部版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

埼玉県は15日、草加市の古綾瀬川に塩化銅溶液を流出させたとして、八潮市新町のT化学工業(本社・東京)に、工場の排水処理設備などを改善するよう命令を出した。

改善が完了するまでは河川への排水を認めない。改善期限は29日。

 

県によると、11日午前、近隣住民から「(同川の)水面が青くなっている」と通報があった。

 

弁天橋付近で簡易の水質検査を実施した結果、銅含有量は1ℓ当たり10mg以上あり、水質汚濁防止法の排水基準(同3mg以下)を上回った。

 

15日に再検査したところ、同基準を下回った。

同日までに、水質汚染により死んだ魚約300匹を回収した。

県水環境課によると、流出の原因はタンクの経年劣化。

 

出典

『川に塩化銅を流出、業者に行政処分』

http://www.sankei.com/affairs/news/171116/afr1711160009-n1.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171191011分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

島根県浜田市は8日、同市弥栄町長安本郷の新川橋(長さ17.5m、幅5.1m)で、県の点検により橋げたにひび割れが見つかったのに、管理する市が2年以上、補修などをしていなかったと発表した。

 

市は今年5月に事態を把握して、改めて調査するとともに、7月26日に通行止めにした。

迂回路はあり、年度内に橋の廃止を含めて対応を検討する。

 

発表によると、新川橋は長安川に架かる農道のコンクリート橋。

1965年3月に県が建造し、合併前の旧弥栄村に譲与。

現在は市が管理し、近くの住民らが利用している。

 

県は、2014年7月~15年2月に同橋を点検した際、路面裏の一部にひび割れを確認。

国の基準で速やかに対策が必要な「レベル4」と診断したが、市に報告されたかどうかは、県が「15年3月頃に担当者が市に説明した」とする一方、市は「担当者は協議した記憶がないと話している」としている。

 

記者会見した市産業経済部の田村部長は、「点検結果が確実に伝わらなかったのは、連携のまずさがあった。危機管理意識が希薄で深く反省している」と陳謝し、経緯を検証する考えを示した。

 

出典

『橋のひび県が確認、市に報告うやむやで補修なし』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171109-OYT1T50031.html 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017118192分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

寝返りができるようになった赤ちゃんが大人用のベッドで寝ている間に転落してけがをしたり死亡したりする事故が相次いでいることから、消費者庁は、2歳になるまではベビーベッドで寝かせるなど、事故に注意するよう呼びかけている。


消費者庁が、情報提供を受けている全国の23の医療機関から寄せられたさまざまな事故の情報を分析したところ、大人用のベッドに寝かせられた1歳以下の赤ちゃんが転落した事故は、調査が始まってから今年6月末までの6年半で564件にのぼっていた。


このうち、4年前には、大人用ベッドで寝ていた0歳の赤ちゃんが親のいない間に転落して壁とベッドの間に挟まり、窒息して死亡したという。


このほか、ベッドから転落して頭を骨折するなど大けがをした事故も19件にのぼっていて、特に寝返りが打てるようになった1歳未満の赤ちゃんの場合、頭が重いことに加えて、何かに挟まっても自力で抜け出すことが出来ず、事故につながるケースが目立つという。


消費者庁の岡村和美長官は、「『まだ動けないはず』と思って大人用のベッドに寝かせず、2歳になるまではベビーベッドに寝かせてほしい」とした上で、大人用のベッドを使う際は赤ちゃんから目を離さないよう呼びかけている。

 

出典

大人用ベッドの赤ちゃん転落注意

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171108/0003337.html

 

 

1182038分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大人用ベッドから0~1歳児が転落する事故が相次いでいるとして、消費者庁は8日、ベッドを使う場合は柵があるベビーベッドに寝かせるように注意を呼びかけた。

 

消費者庁が医療機関(今年10月時点で23機関)から寄せられた事故報告を調べたところ、2010年12月~今年6月、0~1歳児が大人用ベッドから転落した事故は564件あった。

 

うち死亡事故は1件で、0歳児がベッドから落ちて壁との間に挟まり、窒息死した。

また、寝返りして床に落ちて頭骸骨を骨折するなどし、入院したケースも19件あった。

 

ベッドからの転落を防ぐために幼児用ベッドガードを設置しても、マットレスとガードの隙間に挟まって窒息する危険もある。

 

消費者庁は、「自力で抜け出せないこともあるため、ベッドガードは生後18カ月未満の乳幼児には使わないで」と呼びかけている。

 

出典

乳幼児、大人用ベッドから転落に注意 窒息で死亡事故も

http://www.asahi.com/articles/ASKC84WKFKC8UTFL016.html 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇以下は消費者庁からのニュースリリース。

0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に御注意ください! -頭蓋骨骨折、窒息などの事故が起きており、危険です-

http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_171108_0001.pdf

 

〇今年8月と9月に東京で起きた死亡事故など、乳幼児が大人用ベッドから転落した事例は、本ブログでも何件か紹介している。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017111053分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1110850分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

札幌市は9日、中島公園(中央区)内にある「自由広場」前の男子トイレで天井ボードの一部が剥がれ落ちているのが見つかったと発表した。

けが人はいなかった。

 

市によると、落下したのは石こうボードで、表面の化粧材はセラミック製。

1枚が縦90cm、横180cmで重さ約10kg。

計3枚が天井から剥がれ、1枚が落ちて床で砕けていた。

 

天井裏にたまった水がボードを腐食し、落下につながった可能性があるという。

トイレは築20年が経過していた。

 

公園管理事務所の職員が8日午後4時すぎ、見回りの際に発見した。

同日午前10時に確認したときは異常はなかったという。

 

市は、市内の公園トイレ全887カ所を対象に、天井ボードの緊急点検を始めた。

建築から15年以上たつ695か所を閉鎖し、緊急点検。

残るトイレも順次点検していくという。

 

出典

重さ10キロの天井ボード落下 札幌・中島公園トイレ

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/144153 

『公園トイレの天井落下札幌市、695か所閉鎖』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171110-OYT1T50028.html 

 

 

 

(2017年11月27日 修正1 ;追記)

 

201711241153分にNHK北海道から、横展開確認結果が下記趣旨でネット配信されていた。

 

11月8日、札幌市中央区にある中島公園のトイレで重さおよそ10kgの天井の板が落ちているのが見つかったことを受け、札幌市はこれまでに540か所のトイレで調査を終えた。
その結果、ただちに危険性な状況は確認されなかったという。


ただ、10か所のトイレの天井に腐食につながる水漏れの跡が見つかったということで、札幌市は、放置すれば事故につながりかねないとして、こうしたトイレを閉鎖し年内に修繕作業を終えたいとしている。


札幌市はこのほか、冬の季節に閉鎖している347か所のトイレについても点検を進めることにしている。

 

出典

公園トイレ“ただちに危険なし”

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20171124/5928901.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017119029分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後1時半ごろ、秋田市向浜2丁目の日本製紙秋田工場で、ボイラー関連設備の整備をしていた協力会社や下請け会社の男性社員3人が顔面などに廃液を浴び、化学熱傷で1人が重傷、2人が軽傷を負った。

 

警察などによると、重傷を負ったのは秋田県由利本荘市のIさん(男性、41歳)で、軽傷はいずれも秋田市のMさん(男性、43歳)とKさん(48)の2人。

 

3人は、パルプの製造工程で発生した強アルカリ性の廃液をボイラーの燃料として再利用するために移送するポンプの設置作業をしていた。

 

廃液は配管近くから噴き出した。

警察が詳しい原因を調べている。

 

出典

『日本製紙工場で廃液漏れ 化学熱傷で3人けが、秋田』

http://www.sankei.com/affairs/news/171109/afr1711090003-n1.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171110日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

119日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

横浜市緑区の緑資源選別センターで8日、資源ごみの分別中にクマよけスプレーの缶から中身が漏れ出し、目やのどの痛みを訴えた作業員の女性11人が病院に搬送された。

いずれも軽傷で、大事を取って入院した2人も9日に退院した。

 

市によると、「缶・ビン・ペットボトル」として出されたものを、スプレー缶は穴を開けた後にリサイクルするため、ペットボトルや他の缶と分けて足元の専用かごに投げ入れていた。

 

缶に破損はなく、かごに投げ入れた時の衝撃で、成分「カプサイシン」を含んだ中身が噴き出したとみられる。

 

市は、スプレー缶は飲食物の缶と分け、中身を使い切ってから出すよう呼び掛けている。

担当者は、「中身が残る場合は、清掃事務所に相談するか、収集車の作業員に手渡ししてほしい」と話している。

 

出典

クマよけスプレー漏れ11人搬送 資源ごみ回収の分別中

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201711/CK2017111002000143.html

 

 

以下は118日付で横浜市から記者発表された資料の抜粋。

 

1 発生日時・場所

平成2911月8日(水)午前1035分頃

緑資源選別センター(横浜市緑区上山1-3-1)

 

2 事故の概要

緑資源選別センターA棟の破袋補助室にて、選別作業中、コンベヤに流れてきた熊よけスプレー を作業員が取り出し、地面にある専用かごに入れた際、スプレーに含まれるカプサイシンが外に漏 れてしまい、作業していた11名が、気分が悪いなどの体調不良を訴え、救急搬送されました。

※当該施設の管理運営は、本市が公益財団法人横浜市資源循環公社(以下「資源循環公社」という。)に委託しており、そのうち本選別業務について、横浜市資源リサイクル事業協同組合の作業員が従事しています。

 

 4 事故原因

・本来、スプレー缶として出されるべき熊よけスプレー缶が中身が入ったまま、缶・びん・ペットボトルと一緒に排出されていたため。

・選別作業において、異物を専用かごに入れる際、作業の丁寧さに欠けたため。

 

出典

『選別施設内で発生した事故について』

http://www.city.yokohama.lg.jp/shigen/top/press/pre171108.pdf

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017117日付で東京新聞夕刊から下記趣旨の記事が、トラブル件数推移の棒グラフ付きでネット配信されていた。

 

航空整備士が原因となる安全上のトラブル件数が3年連続で過去最高を更新していたことが、国交省の統計で分かった。

 

9月に航空機の部品落下が相次ぎ、国交省は機体整備の強化などを航空会社に促す検討を始めたが、専門家は「トラブル増加の背景には、整備士を取り巻く環境の悪化がある。落下物防止対策には整備士の待遇改善が必要」と指摘している。 

 

国交省が航空事故、事故には至らない重大インシデント、安全上のトラブルをまとめた統計によると、トラブル件数の合計は2008年度以降、850~991件と、ほぼ横ばいで推移している。

 

内訳を原因別でみると、整備士が原因の件数が近年急増し、11年度の17件から16年度は119件と7倍に。

14年度から16年度まで、3年連続で過去最高を更新した。

 

一方、国交省によると、09年4月~17年3月に国内の航空会社から報告を受けた部品脱落の件数は451件。

ライトやパネル、アンテナなどが飛行中に外れたとみられる。

 

整備士は飛行前後に機体の一部分を点検したり、数カ月に1度、機体全体を整備したりして安全運航を支えており、整備・点検を確実に実施すれば、脱落を防げる場合が多いという。

 

20年に羽田空港の東京都心上空の飛行ルート導入を控える中、国交省は6日、航空機メーカーや学識者らでつくる落下物防止に関する対策会議の初会合を開催。

機体からの落下物を未然に防ぐため、航空会社に整備強化を促す基準づくりを来年3月までにまとめる。

 

ただ、元日本航空機長で航空評論家の杉江弘さん(71)によると、整備士が整備・点検に集中できる環境が危機にさらされているという。

 

杉江さんは、「格安航空会社(LCC)の拡大で世界の航空機は増えたが、整備士の人数は間に合っていない。航空料金を下げるため、整備士の処遇にもしわ寄せが及んでいる」と指摘。


「落下物防止のための整備強化には、整備士の待遇改善が欠かせない」と説明した。

 

 

<最近国内で発生した航空機の落下物> 

 

9月7、8日の2回にわたり、成田空港を発着した全日空の同じ旅客機から、脱出用シューターを収納する部分のパネルが相次いで落下した。

 

同月23日には、関西空港を離陸したKLMオランダ航空機からパネルが脱落し、走行中の乗用車に衝突した。

 

<羽田空港の東京都心ルート> 

 

羽田空港の国際線発着枠を約4万回増やすため、国交省が2020年の東京五輪・パラリンピック開催までに導入を予定。

南風時の午後3~7時に、着陸機が中野区、新宿区、渋谷区、港区、品川区などの上空を通る。

 

出典

相次ぐ部品落下 航空整備士起因のトラブル3年連続増

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017110702000252.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171171646分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

住宅の窓に取りつけるブラインドのコードについて、日本工業規格(JIS)で安全基準を定めることが、経産省への取材でわかった。

乳幼児の窒息事故を防ぐことが目的だ。

今年度内にも制定される。

 

消費者庁によると、ブラインドやカーテンのコード・ひもで6歳以下の子どもが窒息やけがをする事故が2007~13年、少なくとも10件発生し、3人が死亡した。

 

新たに設けられる規格の対象は、家庭用ブラインドの昇降に使ったり、羽根の角度を操作したりするコード。

ブラインドを下げた状態の下端から160cmの高さを基点とし、原則としてこれより下にコードが無いことを基準とする。

 

また、この基準を満たさなくても、

▽コードによってできる輪について、6kg程度の重さがかかるとコードが外れる機能がある

▽幼児の頭部が入らないサイズにする

といった条件を一つでも満たせば適合製品となる。

 

規格に適合しない製品でも販売できるが、経産省は今後、規格を周知していく。

 

一方、JISにはJISマークがつくものと、つかないものがあり、今回制定される規格はマークがつかない。

そのため、消費者にとってわかりやすいよう、適合している旨をタグなどに表示することを求める。

 

主要ブラインドメーカー4社でつくる「日本ブラインド工業会」は、海外の事故事例をふまえて、04年から安全対策を開始。

一定の重さがかかるとコードが分離する機能やコードレスの製品をすでに発売しており、規格に適合した製品を増やす方針という。

 

     ◇

 

〈日本工業規格(JIS)〉

 

鉱工業品の品質の改善や安全の保持などのために、形や性能、試験方法などを定めたもの。

工業標準化法に基づいて制定される。

今年3月時点で、土木建築や自動車、日用品などに関して計約1万の規格がある。

JISマーク表示の対象外の規格もある。

 

出典

『首にかかっても外れて安全 ブラインドのコードにJIS』

http://www.asahi.com/articles/ASKC16CZ7KC1UTFL00W.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ブラインドのコードが原因となった事故事例などについては、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017818日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7474/

 

 

(2017年11月14日 修正1 ;追記)

 

2017117849分に佐賀新聞から、薬の副作用による居眠り運転だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

小城署は6日、護送車を運転した唐津署の男性事務職員(47)を自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の疑いで、佐賀地検に書類送検した。

 

佐賀県警は、職員が運転前に服用した薬の副作用で居眠りし、中央線をはみ出したと明らかにした。

 

書類送検容疑は、8月2日、病院から処方された薬を、眠気が生じる副作用があると認識しながら飲み、護送車を運転中に居眠りしてトレーラーと衝突。

殺人未遂容疑で護送中だった男性(66)=不起訴=を死亡させ、同乗の署員2人とトレーラーの運転手に重軽傷を負わせた疑い。

県警は職員の認否を明らかにしていない。

 

県警は護送方法について、「規定にのっとっており、問題はなかった」という認識を示した。

 

一方で、既存の護送車1台にヘッドレスト(背もたれ上部の枕部分)を装着したり、シートベルトを2点式から4点式に変更したりして、護送車として適正に運用できるか検証しているという。

 

書類送検が事故から約3カ月後になったことについて、県警は「職員も重傷で入院していたため、取り調べの取りかかりが遅くなった」と説明した。

現在も入院は続いており、処分については「今後、適正に判断する」と話している。

 

出典

小城の護送車死亡事故 薬の副作用で居眠り 県警、運転の職員書類送検

http://www.saga-s.co.jp/articles/-/146067 

 

 

 

(2019年4月10日 修正2 ;追記)

 

2019491836分に佐賀テレビから、運転していた職員が危険ではなく過失運転致死傷で起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐賀地方検察庁は9日、居眠り運転が原因だったとして、運転していた警察職員を過失運転致死傷の罪で起訴した。

 

職員は運転する前に副作用で眠気を引き起こす薬を飲んでいたとして、危険運転致死傷の疑いで書類送検されていたが、過失運転致死傷に切り替えた理由について、検察は「居眠り運転は故意ではなかった」としている。

 

検察は、起訴内容に対する認否を明らかにしていない。

 

出典

『護送車事故 警察職員を起訴』

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/30248 

 

 

410830分に佐賀新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警は17年11月、被告が運転前に服用した薬の副作用で居眠り運転したとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)の容疑で地検に書類送検した。

 

地検は、薬の服用による居眠り運転への影響や職員の副作用に対する認識などを検討し、危険運転致死傷の要件は満たさないと判断。

より罰則が軽い過失運転致死傷の罪で起訴した。

 

出典

県警職員を在宅起訴 17年、小城市で護送車事故

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/360419 

 

 

49180分にNHK佐賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

起訴状によると、岩崎被告は眠気で前を見るのが困難な状況だったにも関わらず護送車の運転を続け、容疑者の男性など4人を死傷させたとして、過失運転致死傷の罪に問われている。

 

出典

護送車事故で警察職員を起訴

https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20190409/5080002765.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017119055分にgooニュース(スポーツ報知)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

119147分に毎日新聞から、119641分にNHK首都圏からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京・池袋のサンシャイン水族館は8日、展示の目玉になっている大型水槽「サンシャインラグーン」でトビエイ類やタカサゴ類など魚類24種類1235匹が死んだと発表した。

この水槽で飼育している生物の94%に当たり、酸欠が原因とみている。

 

9日も予定を一部変更し、通常通り営業する。

生き延びたのはトラフザメ、ヒョウモンオトメエイなど23種類73匹だけだった。

 

同水族館によると、7日午前に、一部の生き物の治療として薬品を投入。

効果を高めるため、細かい空気の泡を使ってゴミやフンを取り除く装置を止めた。

 

別の装置で酸素は供給し、同日夜まで異常がないか経過を観察していたが、8日朝になって巡回中の警備員が大量に死んでいるのを見つけた。

 

水質に問題はないものの、同装置では酸素供給もしていたため、海水に含まれる酸素の濃度が通常の半分程度に減り、魚が死んだ原因となった可能性があるという。

 

水槽をシートで覆い、予定していた水中パフォーマンス、エサやり、探検ガイドツアーなどは、当面、見送るとしている。

 

魚が死んだ水槽は同水族館最大の大きさで、2011年8月に改装した際に導入。

温暖で比較的浅い海中を再現した。

 

水槽は幅約12m、奥行き約9.6m、最大水深は2・5m、水量は240トン。

厚さ13cmで3枚のアクリルパネルで覆われている。

白い砂を敷き、光を調整するなど、幻想的な雰囲気を演出している。

 

出典

『サンシャイン水族館で魚1235匹大量死 酸欠が原因か』

https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20171109-134-OHT1T50071.html 

『サンシャイン水族館 魚が大量死 酸欠原因か』

https://mainichi.jp/articles/20171109/k00/00m/040/183000c 

サンシャイン水族館で魚大量死

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171109/0003341.html 

 

 

1191629分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

水族館によると、この水槽では魚の体にはんてんが現れる病気がはやっていたことから、7日に薬品を投入して、その効果を高めるため細かい空気の泡で水槽内のフンなどを取り除く装置を止めたところ、海水に含まれる酸素の濃度が減り、魚が死んだ可能性があるという。


大型水槽の展示は9日から再開されているが、幅およそ12mの水槽にはヨスジフエダイやトラフザメなど生き残った26種類、73匹の魚が展示されているのみで、魚の姿がほとんど見られない状況となっている。


また、クリスマスにちなんでサンタクロースの姿をしたダイバーが水槽に潜る恒例のイベントが9日から行われる予定だったが、中止となった。

 

魚が大量死したのは「サンシャインラグーン」と呼ばれる、幅およそ12mある大型の水槽で、大小様々な種類の魚を1度に見ることができ、ダイバーが潜って水中で魚を紹介するパフォーマンスも人気だ。


今回の大量死について水族館では、寄生虫が原因で白い斑点ができる「白点病」という病気が魚の間で広がったのがきっかけだと話している。
珍しい病気ではないが、寄生虫によってエラが炎症を起こして呼吸困難になり、処置が遅れると死に至ることもある。


このため水族館では、今月7日、治療のための薬を水槽に入れ、細かい空気の泡に魚のフンなどを吸着させて取り除く装置を止めた。
この装置は薬も吸着してしまうため、治療の効果を高めようとしたのだった。


水族館は、酸素を送り込む装置は正常に作動していたものの、止めた装置が、補助的に酸素を送り込む機能も果たしていたことから、酸素の濃度が想定以上に減ってしまい、魚が死んだ原因となった可能性があるとみている。


水族館で魚などが大量に死ぬケースは、他の水族館でも起きている。


東京・江戸川区の葛西臨海水族園では、クロマグロなどの回遊魚を多いときで190匹飼育していたが、3年前の11月から相次いで死に、翌年の3月には1匹が残るだけとなった。


その後の調査で、水中に溶け込んだ空気の濃度が異常に高くなり、血管に気泡ができる「ガス病」の疑いがあるほか、産卵行動に伴うストレスなど複合的な要因が重なったという報告書をまとめた。

水族館では、水中の気体の濃度を図る機器を新たに導入するなどの対策をとった。


また、ことし9月には「横浜・八景島シーパラダイス」が展示をしていない水槽で飼育していた「シンカイハクトウギンチャク」などの深海生物94匹が、冷却設備が故障し水温が上昇したことなどですべて死んだと発表した。


水族館では、水槽や生物ごとに水温の管理やエサやりなど基本作業のマニュアルを作ったほか、夜間など、担当の飼育員がいない時でも他のスタッフが異変に気づけるよう注意点を張り紙で示すなど、再発を防ぐ対策をとったという。

水族館で魚などが大量死するケースが起きていることについて専門家は、「いまの水族館では展示が大型化し、これまでにない管理や飼育に直面している」と管理の難しさを指摘した上で、「失敗の教訓をほかの施設でも生かしていくことが大切だ」と話している。


水族館の飼育員を務め、いまも水族館のアドバイザーをしている北里大学海洋生命科学部の三宅裕志准教授は、「世界的に見ても日本は水族館の数が多い。目の肥えた来場者を満足させるため、展示が大型化したり、水の流れを作ったりとこれまでにない工夫を求められている。飼育員は経験したことのないような管理や飼育に直面していると言える」と指摘している。


そのうえで、「進化する水族館を運営する中で失敗が起きる事態は避けられない。失敗を教訓にしてほかの施設でも生かしていくことが大切だ」と話している。


現在、各地の水族館の飼育員が集まり、飼育方法や繁殖方法のノウハウを発表し合う機会があり、こうした場で失敗事例も共有していくことが求められているという。

 

出典

水族館魚大量死 イベント中止も

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171109/0003371.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇NHKによれば、フンなどを取り除く装置に関し、水族館の方が下記趣旨の説明をしていた。


本来の目的は水中のタンパク質を除去するという装置だが、補助的に水槽に酸素を供給する役割もある。

なおかつ病気で体力が落ちている、そういったところが複合的に原因となったのではないかと推測している。

 

〇フンなどの除去装置は、主目的以外に重要な役割を補助的に果たしていたが、それに気付かなかった、あるいは知ってはいたが問題になるほどの影響は出ないだろうと定性的に判断して装置を停止した・・・そんなトラブルではなかっただろうか?


具体例は思い出せないが、産業現場でも同じようなトラブルが1件か2件あったような記憶がある。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2017118日に仙台放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

118130分にNHK東北からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日夜、宮城・仙台市宮城野区の製鋼所で、鉄の棒をワイヤで束ねる機械を点検していた男性作業員が機械に全身を挟まれ、死亡する事故があった。

事故があったのは、宮城野区港1丁目の「JFEスチール仙台製造所」の工場。

 

警察によると、7日午後9時すぎ、鉄の棒をワイヤで束ねる機械に男性作業員が全身を挟まれた。

この事故で、若林区一本杉町の作業員・Cさん(男性、47歳)が仙台市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。

CさんはJFEスチールの関連会社の社員。

 

警察によると、Cさんは「棒鋼」と呼ばれる鉄の棒をワイヤで束ねる作業をする前に同僚10人と一緒に機械の点検をしていたが、Cさんは、棒鋼を束ねる位置を自動で決める台車の部分に挟まれたという。

 

警察は、点検中になんらかの理由で機械が動き出したことが事故の原因とみて、製造所の安全管理に問題がなかったかどうかについても、くわしく調べている。

 

出典

『男性作業員、機械に体挟まれ死亡』

http://ox-tv.jp/nc/smp/article.aspx?d=20171108&no=6 

機械に挟まれ男性1人死亡

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171108/5522411.html

 

 

118日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

鉄棒をまとめる結束機の作業前点検中、結束機に挟まれ死亡した。


警察によると、Cさんは同僚10人と持ち場の結束機の動作を確認していた。

死因は窒息死とみられる。

 

出典

結束機に挟まれ47歳男性が死亡 工場で作業前点検中

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201711/20171108_13049.html 

 

 

119日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、同僚10人と機械の試運転をしていたという。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20171181452分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1181141分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後8時ごろ、東京・文京区の東京ドームで開かれていた、人気アイドルグループ「乃木坂46」のライブの最中に、ワイヤーでつるされていた移動式のカメラがおよそ6mの高さから観客席に落下した。


カメラは長さが1.5m、重さが40kgほどあり、4本のワイヤーで吊るされ、客席の上を移動する仕組みになっていた。

 

そのうち1本が何らかの原因で切れてアリーナ席の椅子に落ち、座席の背もたれを直撃したあと、近くにいた18~19歳の男子大学生ら3人の足などに当たったという。

3人はいずれも打撲などの軽いけがをして手当てを受けた。

ライブはそのまま続けられたという。


警察は業務上過失傷害の疑いもあるとして、関係者に話を聞くなどして当時の状況を調べている。


制作会社によると、ライブは8日も予定どおり行われる予定だが、7日に落下したカメラなどの機材は使わないという。

 

出典

乃木坂46のライブでカメラ落下 観客3人けが

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171108/k10011215681000.html 

乃木坂コンサート、40キロの上空カメラ落下 3人けが

http://www.asahi.com/articles/ASKC83ST3KC8UTIL017.html 

 

 

1181634分にJ-CASTニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2017年11月7日に東京ドーム(東京都文京区)で行われたアイドルグループ・乃木坂46のコンサートで、ワイヤーで会場上方に吊るされていたカメラが、公演中に客席へ落下する事故が起きた。

 

各メディアの報道などによれば、落下したカメラの重さは約40kg。

観客3人が軽傷を負ったという。

 

インターネット上では、「一歩間違えば死亡事故だ」と驚く声が続出するとともに、事故の発生後も公演を続行した主催者側の判断を問題視する意見も相次いでいる。

 

【翌日の公演は予定通り開催】

 

落下事故が起きたのは、「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!」と題したコンサート。

グループ初の東京ドーム公演ということもあり、多くのファンが会場に詰め掛けていた。

 

各メディアの報道などによれば、カメラの重さは約40kgで、およそ6mの高さからアリーナ席の椅子に落下した。

4本あるワイヤーのうち1本が何らかの理由で切れたことが原因だという。

 

落下したカメラが観客に直撃したわけではないというが、椅子にぶつかったはずみで当たった観客もおり、10代の男性3人が軽傷を負った。

 

この事故をめぐっては、警察が業務上過失致傷の疑いもあるとして、当時の状況を詳しく調べている。

 

【目撃者「避ける時間はなかった」】

 

この公演に参加していた会社員男性(20)は8日、J-CASTニュースの取材に応じ、カメラが落ちたのは自分の席から「3列後ろだった」と振り返る。

 

メンバーが会場後方のステージで踊っていたことから、この男性はちょうど後ろを向いていた。

そのため、カメラが落下した瞬間を目撃したという。

 

この男性によれば、カメラは上方から急降下した。

「(観客は)誰も上を見てなかったので、避ける時間はなかった」とも振り返る。

会場では大音量で楽曲が流れていたためか、落下音や悲鳴は聞こえなかったという。

 

その後、落下したカメラは、すぐに会場のスタッフに回収された。

コンサートは中断されず、そのまま楽曲の演奏が続いたという。

 

また、男性は事故でけがをした人も目撃したとして、「スタッフが車イスを持ってきて怪我人を乗せて行きました。その時ケガ人は片足を引きずっていました」と説明した。

 

そのほか、この男性が撮影した事故現場の写真を見ると、落下の衝撃でパイプ椅子の背もたれが大きくゆがんでいる様子が分かる。

 

【運営側「当時下した判断としては、最善のものだったと考えております」】

 

今回の事故について、インターネット上では、

「一歩間違えば死亡事故」

「あと20cmずれてたら死人でてる」

などと驚く声が相次ぐと共に、カメラの落下後もそのまま公演を続行した主催者側の判断を問題視する声が続出。

 

ツイッターやネット掲示板には、

「中断、中止にしないのは有り得ない 安全確認も無しに続行は考えられない」

「カメラが落下してけが人出たら、少なくとも一旦中断だろ?乃木坂運営は何やってるんだ」

「乃木坂の運営頭おかしいだろ。普通中止するぞこのレベルの事故」

といった厳しい指摘が相次いでいる。

 

こうした指摘が出ていることについて、コンサートを主催した「乃木坂46」マネジメント会社の担当者は8日昼、J-CASTニュースの取材に対し、「私どもとしては、現場が当時下した判断としては、最善のものだったと考えております」と話した。

 

出典

『「乃木坂46」会場で「一歩間違えば死亡事故」 公演続行の判断に「考えられない」』

https://www.j-cast.com/2017/11/08313339.html?p=all 

 

 

1182157分にFNNニュースから放映された映像中、観客の一人が以下のように話していた。

 

「曲中でみんな立っていたので、人と人の隙間にちょうど
 落ちた」

 

 出典

乃木坂ライブで40kgカメラ落下 観客3人けが

https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00375847.html  

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]