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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201788日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

88日付の京都新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

彦根労基署は7日、引火性の油について危険防止措置を講じなかったとして、彦根市の船舶バルブ用ねじ製造会社「M鋲螺製作所の代表者(73)を労安法違反の疑いで書類送検した。

 

署によると、3月3日、同市肥田町の工場で、男性従業員(73)が加工前の鉄製ねじと灯油を含む潤滑油を入れたアルミ製容器を石油ストーブにかけたところ、気化した灯油に引火。

男性に燃え移って下半身にやけどを負い、5月10日に死亡した。

 

代表者は、「ねじを扱う前にねじと潤滑油を一緒に温めていた男性を口頭で注意したが改まらなかった、安全管理が足りなかった」と説明しているという。

 

 

 

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201788日付で毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

88日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

春日井市は7日、同市御幸町の衛生プラント浄化槽汚泥貯留施設で、男性作業員(50)が施設内のマンホールから地下の貯留槽に落ち、肋骨骨折と心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症したと発表した。

 

市によると7月10日、市職員が貯留槽から汚泥を引き抜くためのマンホール(直径90cm)のふたを開け、コーンで囲うなどの安全対策をしないまま、その場を離れ別の施設に向かった。

 

その直後、汚泥回収業者の車がマンホール横に停車し、助手席から降りた作業員がふたが開いているのに気づかず、貯留槽内へ約2.5m転落した。


約5分後、作業員ははしごを登って自力で出てきたが、肋骨4本が折れ、今月初めにPTSDを発症したという。

 

市は今後、安全対策を徹底して事故防止に努めるとしている。

 

出典

『マンホール転落、骨折とPTSD 春日井 /愛知』

http://mainichi.jp/articles/20170808/ddl/k23/040/240000c 

 

 

 

 

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2017871813分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後3時40分ごろ、大阪・大正区の解体工事現場で、10代の男性作業員が強風にあおられ、高さ7mほどの足場から転落し、病院に運ばれた。


大阪市危機管理室によると、男性は19歳で、けがの程度は軽いという。

 

出典

強風で作業員が足場から転落

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170807/5840392.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

当時は台風が接近中。
11時に室戸沖にいて、21時には京都付近に来るという予報だった。

そのような状況だったが、事故現場では風はまだ、それほど強くなかったので作業していた・・・ということだったのだろうか?

 

『台風5号、近畿上陸へ 大雨や暴風に厳重警戒』

http://www.nnn.co.jp/dainichi/knews/170807/20170807006.html

 

 

 

 

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2017871859分に名古屋テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

871750分にCBC Newsから、871338分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午後0時半ごろ、熱田区三本松町の焼肉店「M苑」で「爆発が起こって店内が燃えている」と、店の客から119番通報があった。

 

警察によると、厨房での調理中、ガスコンロのすぐ脇に置かれていたカセットコンロ用のガスボンベが爆発したという。

 

当時、店は営業中で10人ほどの客がいたが、この爆発で女性店員(31)と男性客(45)が軽いやけどを、別の男性客(31)が飛び散ったガラスなどで手の甲を切る軽いけがをした。

 

警察は、ガスボンベが加熱され爆発した可能性があるとみて調べている。

 

現場は、名鉄名古屋本線神宮前駅から東に200mほどの住宅街。

近所の人によると「ドーンと大きな爆発音がして、地震のような揺れがあった。ガラスが道路に散乱していた」という。

 

 

出典

『焼肉店でガスボンベが爆発3人軽傷 名古屋・熱田』

https://www.nagoyatv.com/news/?id=170498&p=1

『焼肉店でガス爆発、3人が軽傷です』

http://hicbc.com/news/detail.asp?id=000445E3 

名古屋・熱田の飲食店で爆発、3人けが

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017080790133804.html 

 

 

 

 

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2017861717分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

千葉県君津市の消防団が、深刻な運営資金不足に陥っている。

 

これまでは、市が団員の報酬をまとめて消防団分団に支払い、それを運転資金にしてきた。

 

ところが、給与や税の手続きに使われるマイナンバー制度の導入に合わせて、今年度から団員に直接支払うようにしたためだ。

他の自治体でも同様の事例があり、後継者不足のなか、難しい問題になっている。

 

昨年12月にあった市消防委員会。

報酬の支払い方法の変更を前に、消防団員らから懸念の声が相次いだ。

 

ある消防団長は、「活動費がないからといって、団員にお金を出してくれとは言いづらい。団員の意気込みが損なわれるのが一番怖い」。

委員の一人は、「一度、個人口座に入ると、奥さんが握ってしまう。また返すと消防団のイメージが悪くなる。今の時代、こんなことをしていると、団員の後継者が出てこない」と嘆いた。

 

消防団員は、普段は会社員や自営業者として働きながら、火災時に現場に駆けつける特別職の地方公務員。

君津市のような、農山間部が多く面積の広い市にとっては、なくてはならない存在だ。

43分団883人が、災害の際の河川の点検、安否確認も行っている。

 

市は昨年度まで、年2万1千円の報酬、年6千円の打ち切りの出動手当を各分団にまとめて拠出していた。

多くの分団がこれをプールして、市から出る運営交付金数万円を加えて運営資金にしてきたという。

 

現職の消防団長に聞くと、ホースなど備品の修理だけで、昨年は50万円ほどかかった。

出動すれば、冬にはカップラーメン、夏はペットボトル入りの飲み物を配る。

忘年会の補助に使ったこともあるという。

 

「幹部が自腹を切る場合も多いが、グレーな使い方なのは否めない」としつつ、「報酬が少ない中でこうして運営し、士気を上げてきたのも事実」と、「個人払い」への変更に頭を抱える。

 

市はこうした実態を踏まえて、1分団当たり一律20万円の補助を含む運営交付金845万円を、6月市議会で可決された一般会計補正予算案に盛り込んだ。

 

ただ、消防団長は「全然足りない。分団の幹部が自分の報酬などを団に入れる形にするところが多いと聞いている。うちもそうするしかない」とこぼす。

 

そもそも、消防団員の報酬の扱いや額は、自治体によって異なる。

 

県の2016年度消防防災年報によると、報酬年額は1万6千円~5万円、火災の出動手当は1回0円~7千円と千差万別だ。

分団に人数分をまとめて渡す自治体がある一方で、独自に運営費を補助する自治体もある。

 

君津市の近隣では、袖ヶ浦市が昨年から個人渡しにする一方で、分団に年130万円を補助。

 

木更津市は分団にまとめて渡し、補助はない。

「報酬は分団を通じて個人に渡っているはず」という。

 

団員のなり手が減る中、団を存続する上で、運営費や報酬の扱いは喫緊の課題になっている。

君津市消防本部の小泉・消防総務課長は、「備品整備などは相談して欲しい」とした上で、財政難に直面する団の運営について「消防団側とも話し合っていきたい」としている。

 

出典

『マイナンバー導入、消防団ピンチに 報酬をプールできず』

http://www.asahi.com/articles/ASK7J6JQLK7JUDCB028.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

団員の方々は訓練や行事などに休日返上で取り組まれていることと思うが、それが年間数万円の報酬だったとは・・・。

それも、ほとんどが運営費に消えている由。

今回の記事を読み、ボランティア精神に頼るだけでは、団の維持管理はますます難しくなりそうな気がした。

 

 

 

 

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201787554分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後10時ごろ、練馬区の新青梅街道をワゴン車が走行していたところ、突然、積まれていたプロパンガスのボンベが爆発した。

 

消防などによると、爆発でワゴン車は全焼し、乗っていた40代の男性2人が軽いやけどをするなどして病院に搬送されたが、命に別状はない。


目撃者:

「この音は経験ない。本当にミサイルみたいな音だったよね」

「揺れました。地震みたいに」

「空が赤くなってて、燃えてる中で何回もバンバンって」


警察によると、信号待ちをしていたワゴン車が発進した際に、何らかの理由で、載せていた8本のボンベのうち数本が爆発したとみられている。

ボンベは、祭りで使った後に持ち帰る途中だったという。

 

警察が爆発した原因を調べている。

 

出典

『車に積まれたガスボンベ爆発 2人けが 練馬区』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000107125.html

 

 

8710分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運転席と助手席のいずれも40歳代の男性が全身にやけどを負って病院に搬送された。

いずれも意識はあるという。

 

警視庁石神井署幹部によると、積んでいたボンベ6本のうち1、2本が爆発したという。

 

現場は西武新宿線上井草駅の北東約500mの住宅街。

爆発の影響で周辺の住宅の窓ガラスが割れ、近所の男性(33)は「バーンという大きな音がして地面が揺れた。驚いて家から外に出ると、車が炎を上げていた」と話した。

 

出典

『ワゴン車荷台のガスボンベ爆発2人全身やけど』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170807-OYT1T50003.html?from=ycont_top_txt 

 

 

871220分にJ-CASTテレビウオッチ(日本テレビ「スッキリ」)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日夜10時すぎ、東京・練馬区の新青梅街道の路上で、プロパンガスのボンベを積んだトラックから出火、ボンベが次々と爆発して静かな住宅街が一時騒然となった。

 

火は1時間ほどで消し止められたが、一夜明けても原因などは不明のまま。

これもまた、解せないところだ。

 

近くに住んでいたスタッフが、事故直後からカメラを回したという生々しい映像があった。

これに視聴者の映像もあって、状況はよくわかる。

 

消防が放水する中、ボンベが一つまたひとつと爆発して、破片が飛び散る。

警察官の「破片が飛ぶから、下がって、下がって」という声も聞こえる。

 

現場近くでは、爆発の衝撃はものすごく、ビルの窓ガラス、駐車していた車のフロントガラスが割れていた。

民家でもモノが倒れたり、時計が落ちたりしたという。

 

消火後の現場はまるで爆弾事件さながら、車はバラバラになって原型をとどめず、大きな破片が辺りに散乱していた。

 

トラックに乗っていた2人は、軽傷を負っただけで済んだらしい。

しかし詳細はわからない。「警視庁が原因を調べています」とだけ。

 

出典

『東京・練馬の幹線道路で、プロパン・ガスボンベが次々に爆発 原因は不明のまま?』

https://www.j-cast.com/tv/2017/08/07305235.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○テレビ朝日の映像によれば、積まれていたのは8kgまたは10kgボンベだったように見える。

 

○どの局だったか失念したが、テレビに出ていた識者?が、「LPGが漏れ、空気より重いので床付近にたまっていたのではないか?」といった趣旨のコメントをしていた。
ブログ者も同感。
車内にいた2人が軽傷で済んでいるらしいことから考えると、いきなりボンベが爆発したのではなく、漏れたガスに火が着いて爆発的火災になり、その後、あぶられたボンベが爆発した、ということだったのかもしれない。

 

 

 

 

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201788日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前10時50分ごろ、新潟市西区の会社員男性(45)の妻から「車の中で夫がタバコを吸おうとしたら、何かに引火して爆発した」と、119番通報があった。

 

乗用車はフロントガラスやドアガラスが割れ、男性は顔や両手にやけどを負った。

 

警察によると、男性が自宅の車庫で車のエンジンをかけ、タバコに火をつけたところ、突然爆発が起きたという。

 

車内にはガソリン携行缶があったという。

携行缶から漏れて気化したガソリンに引火したとみて調べている。

 

 

 

 

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201786745分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前10時50分ごろ、京都市右京区梅津神田町のK染織梅津工場敷地内で、屋根の解体作業中だった同区の会社員の男性(38)が足場の上で倒れているのを別の男性作業員が発見し、119番した。

男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

 

警察によると、鉄製の足場には一部むき出しになった電線が接触していたといい、感電した可能性があるとみて調べている。

 

出典

『解体作業中に感電か 作業員男性が死亡 京都』

http://www.sankei.com/west/news/170806/wst1708060019-n1.html 

 

 

852330分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前10時50分ごろ、京都市右京区梅津神田町の染織工場の敷地内で、建物の解体作業をしていた同区嵯峨野、会社員(38)が高さ4.9mの足場の上で倒れているのを別の作業員が見つけ、搬送先で死亡が確認された。

 

警察によると、会社員はトタン屋根を外す作業中で、近くに電線があったという。

胸や膝にはやけどの痕があり、感電死とみられるという。

 

出典

建物解体作業中、感電死か 京都

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170805000137 

 

 

 

 

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2017年8月51856分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前8時すぎ、米沢市万世町梓山のリサイクル会社、「Hリサイクル」で、ドラム缶を切断する作業をしていたところ、突然ドラム缶が破裂した。


警察や消防によると、この事故で、作業をしていた59歳の男性アルバイト従業員の顔に破裂したドラム缶の上ぶたが当たって鼻の骨を折るなどのケガをし、病院で手当てを受けた。


この男性は、5日朝8時ごろから1人で、会社の敷地内で廃油が入ったドラム缶の上ぶたをガス溶断機を使って切断する作業をしていたという。
当時、会社にはほかに3人の従業員がいたが、けが人はいなかった。


警察と消防は、会社から当時の作業状況を聞くなどして、事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

工場でドラム缶破裂 1人けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025814831.html 

 

 

 

86日付の山形新聞紙面には、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ドラム缶には廃油が残っており、破裂して上ぶたが飛ばされたとみられる。

 

隣接する建物にいた社長の家族(59)が破裂音に気付いて119番通報した。

 

 

 

 

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201785621分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月3日、東京・中央区の「築地場外市場」で、飲食店などが入った建物から火が出て、火はおよそ15時間後に消し止められたが、周辺の建物なども含め、あわせて7棟、およそ935m2が全焼した。


警察は、建物の1階にあるラーメン店が火元で、厨房のコンロの熱が付近の木製の壁に伝わって出火したとみているが、この壁は火事の前から内側が熱で劣化して炭のような状態になっていたことが、警察への取材で分かった。


警察によると、この店では3日は営業を終えたあと、従業員がコンロを使って仕込みの作業を行い、火を消して店を出たという。


警察は、長年にわたって調理の熱が伝わり、壁が燃えやすい状態になっていたとみて調べている。


一方、東京消防庁によると、今回のように、壁の内側にある木材などの燃えやすい素材に熱が伝わって火が出ることを「伝導過熱」といい、去年、都内で起きた「伝導過熱」が原因の火事は21件で、このうち13件が飲食店だったという。


東京消防庁は、飲食店には火力の強い調理器具が多く設置されているため、壁の構造によっては熱がこもって火が出るおそれがあるとして、調理器具を壁から一定程度離したり、日頃から壁や器具の状態をこまめに点検したりするよう、注意を呼びかけている。

 

出典

築地火災 炭化した壁伝わり出火

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170805/5801361.html

 

 

842125分に朝日新聞からは、模式図付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

伝導過熱による火災は、一般家庭の台所でも起きることがある。

 

東京消防庁によると、昨年、管内で伝導過熱が原因で起きた火災は21件。

ほとんどが飲食店や工場だったが、3件は住宅で発生していた。

2007年以降でみると、計62件が住宅で起きている。

 

諏訪東京理科大学の須川修身教授(火災科学)によると、厨房の壁は下地の木材の上に石膏ボードなどの断熱材を入れ、ステンレスなどを張るのが一般的。

通常なら伝導過熱は起きないが、改築を繰り返して断熱材が省かれている場合などには起きる恐れがあるという。

 

伝導過熱は、出火まで時間がかかる特徴がある。

須川教授は、「壁裏からの出火はすぐに見えないし、においも届きにくく、火災感知器も反応しづらい」と、その危険性を指摘する。

 

飲食店で起きたとみられる今回の火災については、「熱が毎日、木材にたまっていき、発火点を超えたのだろう」とみる。

 

出典

壁が突然発火…「伝導過熱」家庭でも 築地火災の原因か

http://digital.asahi.com/articles/ASK8466RRK84UTIL04R.html?rm=244

 

 

86日付で毎日新聞東京版からは、模式図付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、コンロの周辺の壁にはステンレス製の板が設置されていたが、その裏の木製の壁が激しく焼けていた。

 

4日実施した実況見分で、以前から壁が炭のような状態だったことが確認されたという。

コンロでは、ずんどう鍋などを使って調理が行われており、その熱が蓄積した可能性が高いとみられる。

 

ラーメン店の従業員は、火災発生の119番がある約50分前の3日午後4時ごろ、コンロの消火を確認して店を出た。

 

一方で、隣の店の関係者は「午後3時20分ごろに焦げ臭いにおいがした」と話しており、警察は出火の経緯を確認する。

 

出典

『東京・築地場外市場の火災 ラーメン店、コンロ熱で壁発火か 「伝導過熱」の可能性』

https://mainichi.jp/articles/20170806/ddm/041/040/171000c 

 

 

842121分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

火元と断定されたラーメン店は行列が出来る人気店で、3日は午前4時半から午後1時半まで営業。

閉店後の調理場で、男女3人の従業員がスープの仕込み作業をしていた。

 

壁際のコンロで数時間、ずんどう鍋を火にかけ、4時頃にガスの元栓を閉めて退店した。

 

出典

『築地火災、火元はラーメン店コンロの熱が壁に』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170804-OYT1T50074.html

 

 

 

 

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201784738分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午前10時頃、富山県黒部市宇奈月町の山中で、関西電力黒薙第2発電所に工具などを運んでいたA社(東京都江東区)のヘリコプターから、重さ約700kgの資材(縦・横いずれも約0.8m、高さ約1.1m)が落下した。

けが人は確認されていない。

 

国の運輸安全委員会は、重大インシデントにあたるとして、4日に現地に調査官2人を派遣する。

 

委託元の関電の発表によると、現場は富山地鉄・宇奈月温泉駅(黒部市)から約1.5km東の山中。

ヘリがネットでくるんだ資材をワイヤでつるして海抜約1000mの上空を飛行していたところ、操縦士が資材がなくなっていることに気付いた。

 

A社を巡っては、関電の工事用資材を運んでいた昨年3月に福井県、同8月に奈良県で、それぞれ同様の落下事故を起こしている。

 

出典

『資材重さ700キロ、ヘリから落下黒部の山中』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170803-OYT1T50143.html

 

 

831828分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

黒部市宇奈月町の離着陸場から山中の作業場まで、複数回に分け、物資を運んでいる最中だった。

 

宇奈月駅から東に約1.5km、高さ約1000mを飛行中、つり下げていた工具類の入った網が落ちるのを、搭乗者2人のうち1人が目撃したという。 (共同)

 

出典

『富山の山中 ヘリから工具類700キロ落下 けが人なし』

https://mainichi.jp/articles/20170804/k00/00m/040/002000c 

 

 

 

(ブログ者コメント))

 

A社ヘリから運搬中の資材が落下した事故を、本ブログでは過去に3件掲載している。

そのうち、福井県美浜町の事例については、事故の調査報告書が公表されたという情報を紹介したばかりだ。

 

 

 

(2017年8月25日 修正1 ;追記)

 

20178212235分に産経新聞westから、推定事故原因に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関電は21日、荷物をつり下げたフックのロック不良が原因だった可能性が高いと発表した。

運航会社のA社(東京)が21日、運輸安全委員会に報告した。

 

両社の合同調査によると、荷物をつり下げるフック部分が開いたため、落下したとみられる。

事故後の調査で、フックのロックが不完全な状態でもフックが開かずに荷物をつり上げられることがあると判明。

作業員が、不十分な状態にもかかわらずロックしたと誤認した可能性があるという。

 

また、ヘリ本体からロックを制御する電気回路が、接触不良などにより誤って解除の信号を出した可能性もあり、関電は再発防止策として、電気回路の点検内容を変更。

 

同型のフックの使用を取りやめ、作業員のロックの確認方法を変更して、22日以降、ヘリの運航を再開する。

 

出典

『ヘリ荷物落下はロック不良原因か 関電、原因特定至らず』

http://www.sankei.com/west/news/170821/wst1708210088-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関西電力HPにA社と連名で、下記趣旨の記事が掲載されていた。

添付されている写真を見ると、合いマークに合致するようにフック窓の中の指示ラインが見えるべきところ、ロック不十分状態では端のほうにずれている。

 

(2)吊フックの状況

ヘリモッコの落下後に、基地に戻ったヘリコプターの吊フックを確認した結果、吊フックのみであり、フックは隙間なく閉じていたことを目視により確認しました。
また、ヘリコプター搭乗員および地上作業員へ聞き取りを行ったところ、地上作業員の吊フックへの玉掛け作業には問題がなかったこと、およびヘリコプター搭乗員による誤操作(飛行中に誤って吊荷を落下させる操作)はなかったことを確認しました。

 

(3)同型の吊フックでの検証結果

吊フックのインジケーターの指示ラインがわずかにずれ、ロックが不十分な状態でも荷物を吊り上げることができることを確認しました。

 

(4)吊フックの電気制御回路の検証結果

電気制御回路の端子部や配線において、接続端子の緩みや断線、異物の接触などにより誤った信号が出され、吊フックのロックが解除されることで、吊荷が落下する可能性があることを確認しました。

 

2.推定原因

以上の調査結果から、今回の落下原因は、以下の事象のいずれかにより、フックが開放し吊荷が落下したものと推定しました。

○吊フックのインジケーターの指示ラインをロック状態と誤認し、ロックが不十分な状態で運搬した。

○電気制御回路の誤った信号により、吊フックのロックが解除された。

 

http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0821_1j.html 

 

 

 

(2018年9月2日 修正2 ;追記)

 

20188301921分にNHK富山から、運輸安全委員会からも報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国の運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表した。


それによると、ヘリコプターから荷物をつり下げる「サブフック」と呼ばれる装置に切断や裂け目は確認できなかったという。


このため、運輸安全委員会は、飛行中に「サブフック」のロックが外れて荷物が落ちた可能性が考えられるとしている。


ロックが外れた原因について、機体の振動による一時的な誤作動や絶縁不良、また、機内などから出た電磁波の影響が考えられるとしているが、特定できなかったとしている。

 

出典

飛行中ヘリ荷物落下ロック解除か

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20180830/3060000175.html 

 

 

 

 

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201782229分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高知市の路上を自転車で走行していた際、歩行者と衝突しけがを負わせたのに逃げたとして、高知県警は2日、同市前里のパート従業員の女性(47)を180日間の自動車の運転免許停止処分にした。

 

県警によると、自転車の交通事故で免許停止になるのは高知県では初めて。

「運転者として適格性を欠き、車でも同じことをするかもしれないから」と説明している。

 

パート従業員は1月、同市の県道を自転車で走行中、同市和泉町の無職女性(77)に衝突し、転倒させて骨折の重傷を負わせたが、救護活動をせずに立ち去ったとして、6月に過失傷害と道交法違反の疑いで書類送検された。

既に罰金刑が確定している。

 

道交法は、免許を持つ人が自動車を運転することで交通に危険が生じる恐れがある時は、免許取り消しや停止ができると定めている。

 

出典

『自転車ひき逃げで免停処分 歩行者に衝突、けがさせる』

http://www.sankei.com/west/news/170802/wst1708020097-n1.html

 

 

 

 

 

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2017821838分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

スマートフォンなどに使われる「リチウムイオン電池」が発火するケースが相次いでいることを受けて、東大阪市消防局は、注意を呼びかけるため火災実験を行い、3日、動画をホームページで公開することにしている。


東大阪市と大阪市では、スマートフォンや充電器などに使われるリチウムイオン電池が原因とみられる火災が去年1年間であわせて15件起きていて、ことし6月には「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の敷地内で充電器から煙が出て、客が避難する騒ぎになった。


東大阪市消防局は、発火の危険性を広く知ってもらうため、先月、火災実験を行った。


これまでの調査で、火が出るのは、落とすなどして内部が損傷した電池に過剰に充電を続けた場合が多いため、実験では、あらかじめ衝撃を加えた古いバッテリーを使って同じ状況を再現した結果、およそ20分後に(音声;火花が出たあと爆発し、炎が上がった。


消防によると、メーカーが指定していない市販の充電器を使ったり、スマートフォンをお尻のポケットに入れたまま座って内部が損傷したりすると、発火のおそれがあるということで、電池の膨張や異臭、充電中に高温になるなど、異常を感じた時は、使用を控えるよう呼びかけている。


東大阪市消防局は、実験の動画を3日、消防局のホームページで公開することにしていて、「リチウムイオン電池の製品は、便利な一方で、使い方を誤ると危険なので十分注意して利用してほしい」と話している。

 

出典

リチウム電池火災実験動画公開

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170802/5588951.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

実験動画は、東大阪市消防局HPの下記記事から閲覧可能。

リチウムポリマーバッテリーの火災事例

(記事の日付は201385日となっているが、誤植?)

http://www.city.higashiosaka.lg.jp/0000011396.html

 

 

 

 

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2017821627分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

子どもがけがをする事故が相次いでいる組み体操について、技によっては土台となる1段目の人に瞬間的に最大で体重の4倍を超える力がかかることが専門家による実験でわかり、今後、実験結果を分析して、より安全な方法の提言につなげることにしている。

この実験は、子どもの事故防止に取り組んでいる産業技術総合研究所や東京工業大学、それに日本体育大学などの研究グループが行った。


特に事故が多いと指摘されている「ピラミッド」と「タワー」と呼ばれる2種類の技について、全身にセンサーを付けた大学生が10人ひと組となって組み体操を行い、力のかかり方などを調べた。


その結果、4段の「ピラミッド」の場合、1段目の人にかかる力は、完成した状態でおよそ180kgと、体重の3倍に及んでいたほか、上に乗っていた人が降りようとして一段目の人に足をかけた際は、瞬間的に体重の4倍を超える250kgに達していた。


この状態でバランスを崩すと、骨折などのけがに結びつくおそれがあるということで、研究グループでは、今後、体の動きをコンピューターで詳しく解析したうえで、体を密着させて互いに支え合うようにするなど、より安全な組み体操を提言したいとしている。


産業技術総合研究所の西田さんは、「技を完成させるまでに気をつけるのはもちろん、完成して『できた』という達成感のあとに気を抜くと大きなけがをする恐れがあることが分かったので、十分注意してほしい」と話していた。

 

出典

組み体操 瞬間的に体重4倍の力

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170802/5584101.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

組み体操時の事故については、過去に何件か記事を掲載している。

 

 

 

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20178260分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

飯塚市の小学5年の男児が7月25日、宮若市内で毒ヘビにかまれ、5日間入院していたことが分かった。

 

男児が通う小学校によると、男児は25日の昼ごろ、家族と宮若市の千石峡で川遊びをしていて、体長1mほどのヘビを見つけ触ったところ、親指をかまれた。

 

母親が病院へ連れて行き、集中治療室で手当を受けるなどし、29日に退院したという。

男児は患部が痛むなどの症状が出た。

ヘビの種類は分かっていない。

 

7月29日には兵庫県で小学生がヤマカガシとみられる毒ヘビにかまれ、一時意識不明の重体になった。


学校から31日に通報を受けた飯塚市教育委員会は、「ヒアリやセアカゴケグモなどの被害が全国で報じられている。夏休み期間中だが、学校を通して注意喚起したい」としている。

 

出典

宮若でも毒ヘビ被害 飯塚の小5かまれ入院 [福岡県]

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/347700/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

兵庫県のヤマカガシ事例は、先日掲載スミ。

 

 

 

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201781125分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

航空機内に持ち込まれたパソコンや携帯電話が発火した場合に乗客らのけがを防ごうと、日航はグループ各社の全機に、電子機器を収納する「耐熱袋」を搭載した。

 

担当者は、「機器に異常があれば、すぐに袋に入れるので、客室乗務員(CA)に伝えてほしい」と呼び掛けている。

 

電子機器は、内蔵されたリチウムイオン電池が衝撃を受けたり破損したりすると、発火する恐れがある。

 

耐熱袋は、日航が繊維メーカーと共同で開発。

特殊な素材の3重構造で、火が移っても炭化し、燃え広がりにくくなっている。

目立ちやすいオレンジ色で、縦35cm、横46cm、厚さ1cm。

ノートパソコンからスマートフォンまで入れられる。

 

発熱した機器に素手で触れないよう、耐熱性のある手袋も併せて導入した。

 

電子機器を落としたり衝撃を与えてしまったりした乗客から申し出があれば、CAが預かり、袋に収納して目の届く所に置く。

3月にグループ内全機で配備完了。

6月末まで数件の使用実績があり、実際に発火した例はなかった。

 

日航では2011年、ロサンゼルス発成田行きの機内でWi-Fiルーターが発火。

すぐに消火し、けが人はなかったが、電子機器の発火への対応を検討してきた。

 

札幌発羽田行きのスカイマーク機で昨年8月、乗客の携帯式充電池が機内で発煙。

消そうとしたCA2人が電池から飛び散った液体でやけどを負った。

 

これを受け、国交省は昨秋、防護手袋などの使用を通達した。

 

今年7月には、国際民間航空機関(ICAO)の指針変更に伴い、異常に気付くのが困難な貨物室に内蔵機器を預け入れる際、電源を切りケースや衣類で保護することを義務付けた。 (共同)

 

出典

『電子機器発火に「耐熱袋」 グループ全機搭載』

https://mainichi.jp/articles/20170801/k00/00e/040/286000c 

 

 

 

 

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201781日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

福岡、大分両県で35人が死亡、6人が行方不明となっている九州北部豪雨。

 

猛烈な雨になった7月5日午後5時過ぎ、福岡県朝倉市杷木(はき)林田のSさん(46)は、両親と祖母がいる赤谷川沿いの自宅に向かった。

しかし、既に橋が川に沈んで進めなかった。

 

約2時間後、山道を遠回りして自宅手前約100mまで近付いたが、家は既に濁流にのまれていた。

両親と祖母は死亡した。

 

この日、朝倉市では、午後2時25分ごろに「赤谷川が越水している」との通報が市災害警戒本部に飛び込んでいた。

赤谷川を管理する福岡県は水位計を設置しておらず、ある市職員は、「川の状況を把握するすべがなかった」と唇をかんだ。

 

朝倉市と同県東峰村で、堤防が壊れるなどした県管理18河川のうち、赤谷川など17河川に水位計がなかった。

県河川課は、「(通信機能などを備える)水位計は1台数千万円かかり、どこにでもつけるわけにはいかなかった」と説明する。

 

水位計がない都道府県管理の河川は、過去にも大きな被害をもたらしている。

 

昨年8月の台風10号で、岩手県岩泉町では県管理の小本川が氾濫し、認知症高齢者グループホームの利用者9人が犠牲となった。

ホームから約4km下流には水位計があったが、上流部にはなかった。

 

小本川の氾濫を受けた内閣府の有識者検討会は、昨年12月、「国や都道府県は、水位計などの効果的な配置を検討しなければならない」と報告書で提言した。

 

ところが国交省河川環境課は、「水位計は重要だが、都道府県に設置を求めるまでには至っていない」のが現状だ。

 

 

全国の都道府県管理の2万1004河川のうち、7割以上に水位計が設置されていないことが、都道府県への取材で分かった。

国管理の109水系の本流にはすべて設置されているのに対し、都道府県管理の中小河川で設置が進んでいない実態が浮かび上がった。

 

7月の九州北部豪雨では、福岡県朝倉市と東峰村、大分県日田市で各県管理の32河川が氾濫するなどして、甚大な被害が出た。

うち30河川で自治体が水位計を設置していなかったため、毎日新聞が同月下旬、47都道府県に、管理する河川数や水位計設置数などを聞いた。

 

その結果、都道府県が管理する計2万1004河川に対し、設置台数は計4986台だった。

1河川に複数の水位計を設置しているケースもあるが、1河川に1台設置と想定して設置河川数の最大値をとった場合でも、その設置率は2割強。

7割以上の河川が未設置と推計される。

 

多くの自治体が、「水位計の必要性は認識している」としながらも、未設置の理由として、通信機能がある水位計が高額であることや管理コストなどがかかることを挙げた。

 

一方、東京都と埼玉県では設置台数が河川数を上回るなど、大都市圏で設置が進んでいる傾向もうかがえた。

 

九州大大学院の矢野真一郎教授(河川工学)は、「山間部の中小河川は後回しにされてきた。災害が起きてから設置が進むことが多いが、豪雨はどこで発生するか分からず、災害前から設置を進めていくべきだ」と指摘する。

 

出典

『九州豪雨 福岡・朝倉市、「越水」把握遅れ』

https://mainichi.jp/articles/20170801/ddm/041/040/132000c 

 

 

 

 

 

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201782142分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

812357分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後5時25分ごろ、長崎県佐世保市の大型リゾート施設「ハウステンボス」の遊具の「光のバンジージャンプ」(高さ約20m)で、福岡県古賀市の男性公務員(37)が20mの高さから飛び降りた際、体をつるす命綱のワイヤロープの部分が切れて地上に転落した。

 

エアマット(高さ約1.7m)の上に落下し、はずんで地面に落ちて、右肩を打撲する軽傷を負った。

警察が原因を調べている。

 

警察によると、命綱はジャンプ台とつなぐ部分が金属製のワイヤロープで、途中はゴム製ロープになっており、伸縮する。

 

男性が飛び降りた後、命綱が縮んでいったん体が浮き上がった時にワイヤロープが切れた。

男性は家族と一緒に遊びに来ていたという。

 

ハウステンボス社によると、バンジージャンプの遊具は2015年10月に導入。

月に2000~3000人が利用している。

 

今年5月に定期点検し、営業の前後にも目視でロープの摩耗などを確認しているが、異常はなかったという。

 

同社は2日からバンジージャンプの利用を中止する。

経営企画室は「お客様がけがをされ、危険な目に遭わせてしまい申し訳ない。原因究明と再発防止に努めたい」としている。

 

出典

『長崎 バンジージャンプ命綱が突然切れる 1人軽傷』

https://mainichi.jp/articles/20170802/k00/00m/040/132000c 

『バンジージャンプでワイヤ切れる、落下してけが』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170801-OYT1T50147.html?from=ycont_top_txt 

 

 

83日付で朝日新聞西部版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社によると、ワイヤーは鉄製で直径6.35mm。

ほぼ半年に1度のペースで交換しているといい、今回切れたワイヤーは今年2月の定期検査で交換済みで、8月中旬ごろの検査で改めて取り換える予定だったという。

 

警察は3日、道具の管理に問題がなかったかなどを現場で調べる方針。

 

 

 

(2018年4月29日 修正1 ;追記)

 

20184281820分に読売新聞から、原因は特定できなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警が「ワイヤが切れた原因を特定できなかった」として、立件を見送る方針を固めたことが27日、捜査関係者への取材でわかった。

 

捜査関係者によると、県警は、業務上過失傷害などの容疑を視野に、従業員や製造元などから事情を聞いていたが、ワイヤが切れた原因が構造上の欠陥か点検不備などの人為的ミスか特定に至らなかったことや、被害者が処罰を望んでいないことなどを考慮し、立件は困難と判断した。

 

HTBによると、バンジージャンプは事故後から営業を中止し、今年2月に一部を改修して別のアトラクションになっている。

 

出典

ハウステンボスのバンジー事故、立件見送りへ

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180428-OYT1T50002.html?from=ycont_top_txt

 

 

 

 

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201782日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

四日市市教委は1日、同市赤水町の市立県小学校のプールで泳いでいた3年生の男子児童(8つ)が溺れる事故があったと発表した。

男子児童は救助されたが、呼びかけに応じず、市内の病院の集中治療室で治療を受けているという。

 

同市教委によると、同日午後1時40分ごろ、水深約60cmの低学年用プールで泳いでいた児童らが「様子がおかしい」と声を上げたため、声に気付いた監視員がプールで溺れていた男子児童を救助するとともに、救急に通報した。

 

男子児童は嘔吐していたため人工呼吸ができず、また備え付けのAEDが使用不可の状況だったため、監視員による心臓マッサージを経て病院に搬送。

呼吸と脈は確認できたが意識はもうろうとしており、肺には水がたまった状態という。

 

同校では市の委託事業として、PTAによって夏休み期間中の21―2日までプールを一般開放しており、この日は午後1時半から3時まで開放していた。

事故を受けて同校では、2日の開放中止を決定した。

 

市の規定では、一般救命講習などを受けた監視員が6人以上立ち会うこととなっており、当時は保護者ら7人が現場にいたという。

 

事前に保護者から提出を受けた健康カードに問題はなく、準備運動にも参加していたといい、同市教委教育総務課の長谷川課長は、「原因究明を進めて、二度とないようにしたい」と話した。

 

出典

『学校プールで児童溺れる 四日市で救急搬送 三重県』

http://www.isenp.co.jp/2017/08/02/5844/  

 

 

822035分にNHK三重からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後1時40分ごろ、四日市市立県小学校のプールで、この学校に通う小学3年生の8歳の男子児童が溺れた。


男の子は搬送時、意識がなかったが、市の教育委員会によると、2日午前になって、呼吸が落ち着いてきているという。
ただ、引き続き、集中治療室で治療を続けているという。


教育委員会によると、プールの開放は、市の事業を学校のPTAに委託する形で行われていて、当時、プールには監視員の保護者6人と学童保育所の引率者など、あわせて9人の大人がいたという。


プールは午後1時半に開放され、約10分後に男子児童が低学年用のコースで溺れているのが見つかったという。


市の教育委員会では2日朝から、監視していた保護者らから聞き取りを行い、当時の状況を調べている。


監視にあたっていた40代の女性の保護者は、「プールが始まったあと、子どもたちが騒ぎ出し、溺れた子のまわりに集まっていた。プールに入って、すぐにこういう事故が起こるのは怖いです」と話していた。

 

出典

プール事故で市教委が聞き取り

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075672591.html 

 

 

82日付で中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後1時40分ごろ、四日市市赤水町の市立県小学校の低学年用プールで、3年生の男子児童(8つ)がおぼれているのを他の児童が見つけ、監視員が引き上げた。

消防によると、男子児童は意識不明の状態で市内の病院に搬送された。

 

市教委によると、プールサイドに引き上げられた際、男子児童は嘔吐、監視員が心臓マッサージを施した。

当時、保護者7人が監視員を務め、62人がプールを利用していた。

 

プールは長さ25m、幅13m。

3分の1ほどが低学年用で水深60cm、高学年用は水深110cm。

夏休みに入って7月21日から8月2日までの予定で児童向けに開放されていた。

 

会見した市教委の上浦教育監は、「原因を究明し、再発防止に努めたい」と話した。

プールの開放は、2日は中止となる。

 

出典

小3おぼれ意識不明 四日市市立小、開放中のプール

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20170802/CK2017080202000017.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKから放映されていた解説図によれば、プールの四隅と長辺の真ん中に計6人の監視員がおり、それらに加え、指導員1人がプールを周回しながら監視していた由。

また、図によれば、長辺の真ん中にいる監視員のすぐそばで溺れた模様だ。

 

 

 

 

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20177312010分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

宅配ロッカーは分譲マンションではかなり普及しているが、便利さの一方で、子供が閉じこめられる事故も起きている。

 

東京消防庁によると、都内で2012年以降、子供が遊んでいる最中に宅配ロッカー内に閉じこめられる事故が4件発生した。

 

昨年6月には都内のマンションで、かくれんぼしていた当時7歳の男児がロッカー内に入ったら自動的に鍵がかかって出られなくなり、救出されて搬送された。

 

夏に長時間閉じこめられた場合には熱中症になり、危険な状態になる可能性もある。

同庁や国民生活センターは、「子供に事故の危険性を教えてほしい」と注意喚起している。

 

一方、宅配ロッカーのメーカーも、事故防止のため、内側に緊急解錠レバーを設けるなどして対応している。

 

出典

『宅配ロッカーで閉じこめ事故も自動的にロック』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170731-OYT1T50078.html?from=ycont_top_txt

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

東京消防庁のHPに昨年6月事例の写真が掲載されているが、思ったより小さなボックスだ。

また、それ以外にも以下の3事例が掲載されている。

 

○3歳男児が宅配ボックスから出られなくなった。
【平成25年7月 3歳男児 不搬送】

 

○子供4人がマンション玄関付近でかくれんぼをしていて、1階に設置してある宅配ボックスに入り、かくれていた。

その後、他の子供が外からダイヤルを動かしたため鍵がかかり、閉じ込められてしまった。

【平成24年9月 8歳男児 不搬送】

 

○5歳男児が兄と自宅マンション内の宅配ボックスで遊んでおり、扉を閉めた際、自動的にカギが掛かってしまい、出られなくなった為、通行人が119番通報した。

【平成24年4月 5歳男児 軽症】

 

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/takuhaibox.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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