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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201912950分に朝日新聞から、パネル設置4形態のイメージ図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

住宅用太陽光発電システムによる発火などのトラブルが、2017年11月までの約10年間で127件発生し、少なくとも7件が屋根側に延焼していたことがわかった。

 

7件の太陽電池パネル(モジュール)は、いずれも屋根と一体型で、屋根側との間に不燃材のないタイプだった。

 

同様のタイプは全国で約11万棟にあるといい、消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は28日、調査結果をまとめた報告書を公表し、注意を促した。

 

 

【消費者事故調「メーカー、対応を」】

 

事故調が調べたのは、住宅用太陽光発電システムから発生した火災や発火、発煙、過熱など。

 

消費者庁の事故情報データバンクには、08年3月~17年11月に127件の事故が登録されており、そのうち、他機関で調査をしている事案以外の72件を対象とした。

 

モジュールやケーブルから発生したのは13件。

経年変化や製造上の問題で、配線の接続部に不具合が生じて電流が流れにくくなり、別の回路に余分な負荷がかかって発火する可能性があるという。

 

この13件のうち、神奈川や東京、千葉、愛知、広島、福岡で起きた7件では、屋根側への延焼が確認された。

 

モジュールは、架台で屋根から浮いたタイプのほか、屋根と一体型がある。

 

屋根側に延焼した7件は、いずれも一体型のうち、屋根側との間に鋼板といった不燃材がないタイプだった。

 

ほか6件は、架台に置かれたものや、屋根と一体型でも不燃材が施されたものだった。

 

報告書によると、住宅用太陽光発電システムは、昨年10月時点で、全国約240万棟に設置されている。

 

そのうち、屋根との一体型で不燃材が取り付けられていないタイプは、約11万棟にあるという。

 

事故調は経済産業相に対し、こうしたタイプを製造したメーカーに対応を求めるよう要請。

該当する住人に応急点検の実施を促すよう指摘した。

 

出典

太陽光パネル、延焼リスク 屋根と一体・不燃材ない型、11万棟

https://www.asahi.com/articles/DA3S13869215.html?ref=nmail_20190129mo

 

 

1281732分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

家庭用の太陽光発電システムが火災などを起こすケースが相次いでいる。


消費者庁の安全調査委員会、いわゆる消費者事故調は、老朽化などが背景にあるとして、国に対し、点検の実施をメーカーに促すよう求める報告書をまとめた。

家庭用の太陽光発電システムから火や煙が出たといった事故は、平成29年11月までの9年間に全国で127件報告されていて、消費者事故調は、調査が進んでいなかったこのうちの72件を調べた。


その結果、59件は「パワーコンディショナー」と呼ばれる装置などから出火していて、使用中に中に水が入るなど、取り付け時の不備が主な原因とみられることがわかった。


また、太陽光パネルやケーブルの火災も13件あり、このうち5件は設置から7年以上たったパネルから出火していたほか、ケーブルが挟まっているなど、不適切な設置方法が原因と見られるケースも6件あった。


特に、太陽光パネルの火災は、パネルと屋根の間に延焼を防ぐ部材が挟まれていないケースも多く、深刻な被害につながる危険性が大きいとしている。


一方、太陽光発電を設置している1500人を対象にしたアンケート調査では、1000人あまりが「保守点検を行ったことがない」と答えている。


このため消費者事故調は、28日まとめた報告書の中で、経産省に対し、応急の点検を行うようメーカーに促すとともに、異常を検知して利用者に知らせる機能などの開発を進めるよう求めた。


消費者事故調の中川丈久委員長は、「電気を売却すれば消費者も事業者と見なされ、保守点検を義務づけられる。まずは専門の業者に点検を依頼してほしい」と話している。

千葉県内の住宅では、平成23年9月に、それまで7年半使っていた太陽光パネルから出火する火事があった。


このケースでは、屋根とパネルの間に延焼を防ぐ部材が挟まれていなかったため、屋根や屋根裏に延焼していて、住民が洗濯物を取り込もうとベランダに出た際に、軒先から煙が出ているのに気づいたという。


屋根などの一部が焼けたが、けが人はなかったということで、消防などが調べたところ、太陽光パネルのケーブルが接触不良を起こして過熱したのが原因とみられている。

 

出典

太陽光発電で出火 応急点検要請

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190128/0024648.html 

 

 

※ちょっと前、東洋経済の2018922号に、シャープ製のパネルで火災が多いという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

シャープ製のパネルが数多く使われているのなら、それに比例して・・・ということも考えられるのだが、委細不明。

 

住宅の屋根に設置された太陽光発電設備で、火災事故が相次いでいる。

 

「メーカーの点検で何も問題が見つからなかったので、まさかわが家で火事が起こるとは思いも寄らなかった。家財に被害がなかったことが不幸中の幸いだった」。

川崎市に住む50代の男性は、2年5カ月前の出来事を今も鮮明に覚えている。

 

2016年の4月11日午前11時30分すぎ、男性宅の屋根から煙が上がっているのを通りかかった人が見つけて、消防に通報した。

 

このとき、男性宅には誰もいなかったが、消防隊員による消火活動が功を奏し、被害は屋根の一部を焼くにとどまった。

 

この男性宅に限らず、太陽光パネルに起因する火災の報告が目立っている。

 

消費者庁などの「事故情報データバンクシステム」に登録された太陽電池モジュール(いわゆる太陽光パネル)に関連した火災事故は、11年以降で19件。

そのうち10件をシャープ製が占めている。

男性宅のパネルもシャープ製だった。

 

・・・・・

 

(以降、有料)

 

出典

『シャープ製パネルで相次ぐ火災時の真相 太陽光発電の落とし穴』

https://premium.toyokeizai.net/articles/-/18880 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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