2019年1月31日4時37分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「真っ赤に燃え上がる炎。住宅の屋根からは火の粉が舞っています。」
30日午後11時頃、八王子市宇津木町の住宅で「火が出ている」と、近所の人から通報があった。
東京消防庁のポンプ車など27台が出動し、消火にあたったが、2階建ての木造住宅およそ120m2が燃えた。
警察などによると、この火事で住宅から男性1人の遺体が見つかり、さらに消火活動にあたっていた東京消防庁の男性消防士(22)が意識が無い状態で病院に運ばれ、その後、死亡した。
住宅に住んでいた70代の女性は、煙を吸うなどして重傷。
住宅に住む70代の男性と連絡が取れておらず、警察は、遺体の身元の確認を急いでいる。
出典
『住宅火災で男性と消防士が死亡、東京・八王子市』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3587008.html
1月31日23時37分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後11時ごろ、東京都八王子市宇津木町の住宅から火が出ていると、110番があった。
木造2階建て延べ240m2を全焼し、焼け跡から、消火活動中だった八王子消防署の馬場消防副士長(男性、22歳)=同日付で消防司令補に2階級特進=と住人の男性とみられる2遺体が見つかった。
東京消防庁によると、馬場消防副士長は別の隊員2人と、2階で逃げ遅れた人がいないかを探していた。
急激に燃え広がった炎に巻き込まれたとみられる。
警察によると、住人の70代男性の行方が分からなくなっている。
男性の妻もやけどを負い病院に搬送されたが、命に別条はないという。
東京消防庁の松井理事は記者会見で、「日ごろから真摯で、将来が楽しみな職員だった。痛恨の極みで、原因を検証したい」と話した。
出典
『救出中、炎に巻き込まれたか 八王子の住宅全焼、消防隊員ら2人死亡』
https://mainichi.jp/articles/20190131/k00/00m/040/262000c
(ブログ者コメント)
住宅火災消火活動中の消防士が殉職した事故は、今年1月、能代市であったばかりだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。