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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019211258分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前6時55分ごろ、都営浅草線泉岳寺~三田駅間でレールが破断しているのが見つかった。

 

浅草線は一時、全線で運転を見合わせたが、亀裂部分の両脇に鉄板を張る応急措置をして、約3時間後に復旧した。

 

ラッシュ時間帯と重なったため、通勤客ら約18万7000人に影響が出て、中学や大学の入試でも対応が取られた。

 

東京都交通局電車部によると、現場付近の信号機が、列車がその場にないのにあることを示す赤信号になって動かなくなったため、作業員が線路を点検。

泉岳寺駅の北、約400mで、高さ約16cmのレール1本が切れているのが見つかった。

 

浅草線では、1月20日にも浅草~本所吾妻橋駅間で線路に亀裂が入っているのが見つかっており、原因を調べている。

 

出典

『浅草線でレール破断、3時間後に復旧 泉岳寺-三田駅間』

https://mainichi.jp/articles/20190201/k00/00m/040/108000c 

 

 

211718分にNHK首都圏からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

レールの一部が数mmの幅で破断しているのが見つかった。

浅草線では、先月20日にも浅草駅と本所吾妻橋駅の間で、レールの一部に破断が見つかっている。

出典

浅草線レール破断相次ぎ対策指示

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190201/0024899.html

 

 

 

(2019年4月28日 修正1)

 

20194251748分にNHK首都圏から、2事例とも原因が判明したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

都営地下鉄の浅草線でことし1月と2月に相次いでレールの一部に破断が見つかった問題で、東京都交通局は25日、破断の原因と対策を公表した。


それによると、1月20日に浅草駅と本所吾妻橋駅の間で発生した破断は、急カーブしたレールの部分にトンネル内の漏水による腐食が起き、その後も列車が走行した結果、亀裂が入ったことが原因とみられている。


また、2月1日に泉岳寺駅と三田駅の間で発生したレールの破断は、レールの車輪と接する面にわずかな段差ができ、車輪からの衝撃が繰り返しレールに加わって亀裂が入ったことが原因とみられている。


これを受けて都の交通局は、都営地下鉄の全線について、急カーブの部分で腐食が進んでいるレールをことし6月末までに交換することや、レールに段差がある場合、削って平らにすることなどの再発防止策を進めることにしている。

 

出典

都営線レール破断は腐食など原因

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190425/0028904.html

 

 

以下は、425日付で東京都交通局HPに掲載されていたお知らせ記事の抜粋。

 

1.専門機関((公財)鉄道総合技術研究所)による見解

 

1)平成31120日の事象

トンネル内、かつ漏水が有る箇所で、金属腐食が進行しやすい環境下にあり、レールの底部に腐食(電食)が見られた。

 

また、急曲線部では列車通過による横方向への力がレールに作用しているため、レール底部の腐食部から疲労亀裂が発生、その後急速に進行し破断に至ったと考えられる。

 

2)平成3121日の事象

レール底部の腐食は比較的軽微であったが、破断面近傍の溶接箇所に微小な凹凸が見られた。

 

このため、列車が破断箇所を通過する際に繰り返し大きな荷重が作用し、レール底部の腐食部から疲労亀裂が発生、その後急速に進行し破断に至ったと考えられる。

 

2.対策

 

都営地下鉄全線において以下の対策を行うこととします。

 

1)電食箇所への対策

急曲線部における腐食(電食)箇所の亀裂が進行してレール破断に至ったことから、以下の対策を行います。

 

①急曲線部における電食発生箇所について、早期のレール交換を実施(発生箇所については、平成31年(2019年)6月までに完了予定)

 

②レールに影響を与えるトンネル内の漏水対策

 

③電食発生箇所の監視強化(曲線半径200m未満で電食が発生した箇所を、データベース化し、巡視時に経過観察)

 

2)レール溶接部への対策

 

長年の列車走行で生じたレール溶接部の凹凸により、近傍のレール底部に疲労亀裂が発生したことから、以下の対策を行います。

 

①レール溶接部の監視強化(砕石道床区間のレール溶接部に監視マークを設置し、巡視時に経過観察)

 

②監視により凹凸の大きい箇所は、レール削正を実施

 

出典

浅草線レール破断事象の原因と対策について

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2019/sub_i_201904258548_h.html 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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