2019年2月1日19時1分に名古屋テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ガソリンスタンドで販売された灯油にガソリンが混ざっていた可能性がある。
ガソリンが混入した可能性がある灯油を販売したのは、三重県四日市市昌栄町にあるENEOS系列の「H店」。
消防によると、1月29日に資源エネルギー庁が行った貯蔵タンク内の灯油の抜き取り調査で、通常は40℃以上の引火点が36℃であることがわかった。
灯油を販売したH興業によると、タンクに灯油を補給した際、ホース内に残っていたガソリンが混ざった可能性があるという。
1月23日から31日までに、延べ約70人に4000ℓほどを販売したとみられ、消防は、暖房器具などに使った場合、火災につながる恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
出典
『灯油にガソリンが混入した可能性 三重・四日市市のガソリンスタンドで販売』
https://www.nagoyatv.com/news/?id=194347
2月1日17時25分にFNN PRIME(東海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
H興業社長談:
「お客さまに迷惑をかけたことに対しても、心からお詫びさせてもらいたいと思います。(タンクローリーが)前におろした所のガソリンが、若干配管の中に残っていて、最初に灯油を荷降ろしした時にガソリンと混ざったのではないか」
消防は、タンクローリーが灯油を供給した1月23日に混入したとみているが、念のため、これ以前に購入した灯油も使用しないよう呼びかけている。
出典
『ガソリン混入の灯油販売か 三重・四日市市のガソリンスタンドで約70人が購入 使用で火災の危険』
https://www.fnn.jp/posts/3941THK
2月1日21時53分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
GS内のタンクに灯油を給油した際、給油用配管内に先に荷卸しされたガソリンが残っていたとみられる。
出典
『ガソリン混入した灯油販売か 四日市のGS』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2019020190215325.html
(ブログ者コメント)
〇なぜ、配管内にガソリンが残っていたのだろうか?
マニュアルと違う操作をしたのだろうか?
それとも手順を省いたのだろうか?
〇官庁の抜き取り調査で灯油へのガソリン混入が発覚した事例は、2018年4月に可児市、2014年1月に大仙市でも起きている。(両事例ともに本ブログ掲載スミ)。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。