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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202314193分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前050分ごろ、韓国・ソウルで歩道橋が突然、下にグニャリと落下しました。

その瞬間を捉えた映像をよく見てみると、歩道橋を支える鉄骨から部品が飛び散り、接合部分が外れたことがわかりました。

2.5メートル、長さ105メートルの歩道橋が落下したのです。

幸い、この時に歩行者は、誰もいませんでした。

事故の前と後を比較した写真を見比べると、事故前はアーチ型の歩道橋でしたが、事故後は、逆にU型に湾曲していることがわかります。

2016年に開通した、この歩道橋。
事故の原因は…? 

住民は数日前から“ある異変”を感じていました。
住民男性:
10日くらい前に、変に揺れてる気がしました」

ソウル市などは事故の原因について、今後、設計上の問題などを調査する予定です。









https://news.yahoo.co.jp/articles/cd05992ca06d96603d1e082067b605a9faba2432

 

1月4日166分にYAHOOニュース(朝鮮日報)からは、施工会社は既に廃業、4日前から変形情報が2回寄せられていたが積極的に対応せず、昨年末の点検では異常なしなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ソウル市永登浦区新道林駅近くで鉄製の歩道橋がぐにゃりと変形する事故が起きた。

問題の歩道橋は先月の安全点検で「A等級(異常なし)」だった。

【写真】ぐにゃりと変形した道林歩道橋(ソウル市九老区)  

警察と永登浦区などによると、3日午前140分ごろ、永登浦区道林洞と新道林駅を結ぶ「道林歩道橋」が変形し、歩道橋とその下を通る遊歩道、サイクリングロードの通行が規制された。

直前の午前120分ごろ、歩道橋が傾いているという通報があり、警察と消防が現場に急行して、通行を規制した。

事故当時の監視カメラ映像を見ると、橋がい大きく揺れ、突然沈降したことが判明した。

現場調査の結果、歩道橋の両側の支持台の鉄筋コンクリートが一部破損していた。
人命被害はなかった。

この歩道橋は幅2.5メートル、長さ104.6メートルで、28億ウォン(約28700万円)をかけ、20154月に着工し、166月に開通した。

歩道橋は中央部分が高いアーチ型で、鋼材を組んで建設された。

施工会社は既に廃業している。

今回の事故について、永登浦区の対応が不十分だったとの指摘が出ている。

先月31日、行政安全部に「歩道橋の外形が変形した」という情報提供があり、2日午前には「橋が沈み込んだ」という通報もあった。

しかし、永登浦区庁は特別な措置を取っていなかった。

永登浦区によると、区庁の担当者は通報内容を事故前日の2日午後に確認したが、積極的な措置を取らなかったという。

この歩道橋は年2回の定期安全点検を受けてきたが、昨年1028日から1215日まで行われた点検では「A等級」の判定を受けていた。  

歩道橋が変形した原因は明らかになっていない。

雇用労働部大韓民国産業現場教授団の崔銘起(チェ・ミョンギ)教授は、「橋を構成する鉄素材が荷重に耐えられず変形したと推定される。荷重設計を誤ったか、資材が不十分だった可能性がある」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3604875f888e1b05cba7e947dc779f7f0a718db1

 

(ブログ者コメント)

接合部分の部品が飛んだ件だが、それは原因ではなく、橋が変形した結果として起きた現象のような気がする。

 

 

 

 

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2023121810分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高速道路上には、この先の渋滞状況や所要時間などの有益な情報を示す「電光掲示板」があります。

【画像】「えっ!? こんなところで渋滞するの?」 意外な「渋滞」発生の理由を画像で見る(22枚)  

掲示された情報のなかには「赤い三角のマーク」が表示されることがありますが、これは一体なにを意味しているのでしょうか。

週末を中心に発生する渋滞は、原因となる交通量の増減や事故処理の状況など複合的な要素によって、刻一刻と状況が変わっていきます。

そんな道路上の流動をドライバーにリアルタイムで伝えるのが電光掲示板の役割です。

随所に設置される電光掲示板の情報を参考に、ルートを変更した経験を持つ人もいるでしょう。

たとえば「この先渋滞 3km 30分」や「所沢-嵐山小川 渋滞30km 90分」、また東名高速道路や中央自動車道などで左右ルートが分かれる場合には「左ルート 工事渋滞 2km 5分」といったように、自車位置から先の周辺渋滞情報などが表示されます。

さらに渋滞の文字情報に加えて、赤い三角形のマークが表示されることがありますが、これはいったいなにを表しているのでしょうか。

この赤い三角マークの正体について、NEXCO中日本の広報担当者は以下のように話します。

「渋滞が増加傾向の場合に赤い三角マークを表示しており、渋滞が縮小傾向にある場合は表示されません。
マークの表示を確認したら、急いでいるときなど、必要や状況に応じて柔軟に経路を変更していただくことに役立てていただけたらと思います」  

この情報は、高速道路に設置されているトラフィックカウンターの情報をもとに表示されており、過去のパターンから渋滞が増加傾向になる可能性が高いと判断した場合に、所要時間の横に赤い三角マークを自動で(手動も可)表示させるといいます。

各トラフィックカウンターは、例えば首都圏近郊では2kmおき、首都高速道路では300mから600mの間隔で設置され、通行した車両の台数や小型車・大型車などの判別、通過速度などを24時間365日計測しています。

高速道路を巡回するパトロールカーなど道路職員らの目視情報なども同時に集約され、常にリアルタイムで道路交通管制センターに送られ続けています。

※ ※ ※  

赤い三角マークは、同区間で並行して通る2つの経路について、ドライバーが容易に選択しやすくするよう導入された経緯があります。

例えば、東名高速道路では「東京ICから豊川IC間」、また並行して走る新東名高速道路では「御殿場JCTから三ヶ日JCT間」にある道路情報板に表示されます。

そのときの自車の状況に応じて、迂回するルートを探すための有効な参考情報となるのです。

また他の高速道路でも、道路情報板における赤い三角マークは使用されています。

NEXCO西日本でも、5km以上の渋滞を対象として、渋滞が増加傾向にある場合に表示。

同様に、阪神高速道路では2011年から、首都高速道路では2006年から導入されており、NEXCO東日本なども導入しています。

また、首都高速道路やNEXCO東日本では、渋滞が増加しているときの右上がりの赤い三角マークだけでなく、減少傾向にあるときには右下がりの緑色の三角マークも表示されています。

なお、渋滞の迂回ルートは、NEXCOなど道路各社のホームページなどから探すことができ、各経路の目安となる通過時間も確認することができます。

高速道路で渋滞に直面してしまうと、ドライバーはついイライラしてしまいがちですが、こうした有益な情報を活用しながら、冷静な判断をおこなうとともに、安全運転を心がけましょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/721fa9e87b128032c06304f2b9040ee2affdc6e4

 

 

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2023121040分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

シリーズ「名医のいる相談室」では、各分野の専門医が病気の予防法や対処法など、健康に関する悩みをわかりやすく解説。

今回は、正月三が日に集中する「餅をのどに詰まらせてしまう事故」について、福井大学医学部付属病院救急救命科科長で総合診療部教授の林寛之先生に徹底解説してもらう。

 

【餅がのどに詰まる原因】

正月に多発する餅などを喉に詰まらせた時の対処法についてお話しします。

基本的には、餅を詰まらせる事故というのは、ほとんどが高齢者ですから、加齢に伴う嚥下機能の低下というのが一番の原因になります。

理由は、

①実際噛もうと思っていても歯が少ないためちゃんと噛めない
②唾液がちゃんと出ないので飲み込むのが下手になる
"ゴックン"と喉を持ち上げる力も弱くなる
④そして、詰まりそうなときにする咳がすごく下手になる

この4つの機序で餅が詰まったときにうまく出せなくなっています。

餅は、喉の声帯の上に詰まっている場合はまだ良いのですが、その奥の気管に入ってしまうと、鋳型のように中に詰まってしまいます。

 【画像】餅がのどに詰まったらこんな状態に…

分岐した片方に見える白いものが、餅がガッツリ詰まっているパターンです。
黒い方は餅は見えていません、もっと奥に入っています。

我々医療者が吸引器で餅を引いても、吸引器に餅が詰まってしまいます。

餅を取り除いて何回も繰り返しやるんですが、実際に脳には酸素が十分に供給できなくなってしまうという、非常に悲しい結果になります。

ですから声帯の上にある時に、なるべく餅を取れるようにしてほしいです。

この画像は、喉の声帯の下の気管に入ったところで、気管が右と左に分岐します。

 

4分間が勝負・・・窒息したら「頭を下に」】

人間は、窒息すると4分で脳がやられ始めてしまう。
4
分勝負なんです。
どんなに腕の良い医者に早くかかったとしても間に合わない。
救急車を呼んでも間に合わないということが圧倒的に多いです。

ですから、喉に餅を詰まらせた場合は、その場での対処がすごく大事になります。

ここで問題です。

食事中におじいさんが喉に餅を詰まらせて、激しく咳き込んでいます。
その時、どうしますか?

(1)そのまま咳をさせておく
(2)
背中をトントン叩く

答えは、(1)です。

咳込んでいるときは咳をさせる。
基本的には、気道に餅が引っかかっていたとしても、咳をしているということは完全には詰まっていないということ。
少しでも空気が通る道があるということは、まだ少し息が出来ている状態です。

ですから、不完全閉塞の時にはなるべく咳をさせてあげる、じっと見守ってあげてください。

時々、レストランなどに行って咳き込むと、恥ずかしくてトイレに行って咳き込もうとする人がいます。
一人で行って、そこで完全閉塞になってしまうと、誰も助けられなくなるので、誰か必ずついていってください。

実は、今の心肺蘇生のガイドラインには「背中を叩く」と書いてありますが、背中・体を起こしたままパンパン叩くと、地球には重力がありますから、餅がスポッと下がって詰まってしまい、完全閉塞の状態を作ってしまうので、今まで激しく咳をしていたおじいさんが急に咳をしなくなる。
これは完全に詰まったということになります。

背中を叩く場合は、必ず重力を利用して、頭を下げて気管の位置が真っ逆さまになるようなつもりで、頭をグッと下げて背中を叩く。

子供の場合は簡単に逆さまにできるので、自分の膝の上に乗せて逆さまにして背中を叩くと良いです。

しかし年配の方、大人の場合は、頭を下げるとなかなか角度がつかないので、大人何人かでしっかり逆さまに近い状態にして、肩甲骨の間をパンパンパンと強く5回叩いてください。

この形で出てこないかどうかを見てください。
これを繰り返します。

 

【完全に詰まったら「ハイムリッヒ法」】

おじいさんが本当に餅を喉に詰まらせて、全く咳ができない、すごく弱々しくなってしまった、完全閉塞の場合はどうしたらいいのか。

この場合は、「ハイムリッヒ法」をやっていただきます。

空気鉄砲みたいなものをイメージしてください。

完全に詰まっているわけですから、空気鉄砲に栓をして押すと、栓がポンと飛び出します。

人間の肺は必ず残気量といって空気がまだ残っています。
それを利用します。

後ろから羽交い締めにして、握り拳を2つ重ねます。
そして「へそ」と「みぞおち」の間の柔らかいところにあてて、斜め上にフンッと引き上げる。
絞り込みます。

これを510回、フンッ、フンッと繰り返すと、詰まった餅がポーンと出てくる。

または、患者を寝かせて口の中を見てください。
餅が見えたら餅を取る。
もし可能であれば、大きなスプーンを少し曲げて舌根を持ち上げると、餅が見えることがあります。
そうした場合は、箸などで取ってください。
ただ、箸は喉を突くと危険なので、十分に気を付けてやってください。

餅が見えないのに指を突っ込むのは絶対にやめてください。

何となく触れそうと、餅が見えていないのに指を突っ込むと、奥に行って完全に詰まってしまったということが往々にしてあります。

従って、餅が見えたら取る。 見えなかったらハイムリッヒ法を繰り返す。

もちろん4分勝負なので、みなさんが頑張ると同時に、救急隊員になるべく早く来て欲しいので、119番は一番最初にしてください。

 

【心臓マッサージも視野に】

完全に意識も失い、ぐったりしてハイムリッヒ法でも出せない場合は、これは窒息の心肺停止状態に近いので、患者さんを仰向けに寝かせて胸骨圧迫、一般に言われる「心臓マッサージ」をする必要があります。

胸骨の下半分を押してください。
胸の厚みの3分の156センチ引っ込むぐらいやってください。
スピードは、1分間に100120回のペースで押す。
ポ~ニョ、ポ~ニョ、ポニョ魚の子、青い海からやってきた~♪
このスピードが120回です。

心臓マッサージは1分間120回ぐらいで押す方が蘇生率が高いので、それぐらいで一生懸命やってください。

胸を押すことによって、それだけでも少し詰まっているものを押し出す力になります。

心臓マッサージを一生懸命頑張って、救急車が来るのを待ってください。

そのほかにも、掃除機の先にアダプターをつけて口の中に詰まったものを吸引するという器具も市販されています。
高齢者の施設で扱っているところもあります。

しかし、実際に掃除機の先の細いところで取れるかというと、まだ検証されていないので、はっきりとはわかりません。

 

【普段から誤嚥に注意】

高齢者で普段から誤嚥しやすい人、ご飯を食べるとすぐゴホゴホ咳き込む人は、餅に限らず、肉や液体の味噌汁などでも誤嚥します。
窒息することも非常に多いです。

餅を食べる場合、1回に口に入れる量を少なくして、細かく切る。

トロットロに柔らかくしたら良いかというと、そうでもなくて、結構、喉の中で伸びて上手く飲み込めないということもあります。

奥に入ってしまい、特に気管支に入ってしまうとなかなか取れないので、良い加減の硬さにする、あまりトロトロもおすすめできません。

年配の方には、ゆっくりしっかり噛んで小さくして飲み込んでもらう。

その時に、唾液が少ないので、なるべくお茶とか飲み物で喉を濡らしながら飲み込むことが大事です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6f4fb5fffff17585acb118d9cbc13e883f84a9 

 

 

 

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202316139分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県袖ケ浦市の住民が新年早々、「異臭」に悩まされています。

市には、異臭に関する問い合わせが4日までに約100件寄せられていて、中には体調不良を訴える住民も出ています。

一体何が起きているのでしょうか。

 【写真を見る】「火事のような臭い」元日夜から“異臭”で住民困惑…原因はバイオマス発電の燃料“木質ペレット”の発火か  千葉・袖ケ浦市【news23

【元日から住宅街で“異臭” 「火事のような臭い」「外に出たくない」体調不良訴えも】

千葉県袖ケ浦市の住民が新年早々から悩まされているもの・・・。
それは、「臭い」です。

周辺住民:
「燃えるような、火事のような臭い。外に出るとやっぱり臭いので、あんまり外に出たくないなっていう気持ちになります」

周辺住民:
「あれ?うちが火事かしらって。帰ってきてすぐだったんで。すごく臭いなって」

周辺住民:
「やっぱり人体に影響があったら怖いですよね」

記者:
「異臭の原因となっているのは、発電所にあるタンクです。現在も白煙が立ち上っています」

消防などによりますと、元日の午後10時半ごろ、大阪ガスの系列会社が運営する「袖ヶ浦バイオマス発電所」で、燃料となる木質ペレットを最大1万トン貯蔵できるサイロから発火。

けが人はいませんでしたが、消防によりますと、ペレットがサイロの9割まで貯蔵されているものもあり、火災から5日目となる現在も鎮火の目処はたっていません。

15日放送時点でサイロ内に窒素を注入するなど、延焼防止の措置をとっているということです。

記者:
「発電所から約2キロ離れた住宅街でも、マスクをしていても薪を燃やしたような臭いがします」

袖ケ浦市によりますと、異臭に関しての問い合わせが14日までに、約100件寄せられているといいます。

発電所を管理する会社によりますと、人体への影響はないとみられていますが、体調不良を訴える声も寄せられていることから専門機関に依頼し、調査を行っているということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d5142c1d7838f1c421b78693c0630cad5c30263

 

162041分に毎日新聞からは、営業運転に向け試運転の段階だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県袖ケ浦市の「袖ケ浦バイオマス発電所」のサイロ内で年明け前後に火災が発生し、6日夕になってもくすぶり続けている。

周辺には焦げたような臭いが広がり、住民から市などに苦情が寄せられている。

発電所は大阪ガスグループの「Daigasガスアンドパワーソリューション」(大阪市中央区)が運営。

現在は営業運転開始に向けた試運転の段階だ。

袖ケ浦市消防本部によると、火災は1日午前3時過ぎに同社から通報があった。

3時間後に鎮火したが、同日午後10時半ごろ、再び白煙が上がったという。

燃料貯蔵サイロ内に保管していた木質ペレットが発酵し、自然発火したらしい。

散水や窒素ガスの注入によって燃焼を抑えようとしているが、鎮火のめどは立っていない。

同社は「健康被害に至る有害なものは放出されていないと考えている」としている。

ただ、周辺には焦げたような臭いが広がり、住民は困惑している。

現場に近いJR長浦駅近くの商店主は、「窓を閉めても臭いが入り込んでくる。どうにもならない」と話した。

市によると、5日までに約200件の苦情が寄せられた。

同社は「住民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げます」とのコメントを出した。

https://mainichi.jp/articles/20230106/k00/00m/040/166000c

 

(2023年1月17日 修正1 ;追記)

20231162135分に産経新聞からは、火災が収まらないため消防の出初式が中止になった、4日には別のサイロでも白煙や異臭が発生したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉県袖ケ浦市のコンビナート地区にある「袖ケ浦バイオマス発電所」(同市北袖)のサイロ内で、元日に発生した火災の収束のめどが立っていない。

市内では、この影響による異臭が発生し、市役所には発生から半月で200件超の苦情や問い合わせが寄せられた。

15日には、市消防本部の出初式が中止に追い込まれた。

×     ×

発電所は、大阪ガス(大阪市)のグループ会社「Daigasガスアンドパワーソリューション」が運営。

来月に営業運転を開始する予定だったが、遅れる見通しだという。

大阪ガス広報部によると、昨年2月から試運転を開始しており、保有する燃料サイロは一昨年12月から稼働。

4基(A1、B1、A2、B2)のサイロのうち元日にA1から白煙が上がり、異臭が発生。

消火作業を行っている中、4日にはB1でも白煙や異臭が発生。

こうした事態は今回が初めてという。

原因は調査中だが、サイロ内に保管していたバイオマス燃料の木質ペレットが自然発酵し蓄熱したことが原因ではないかと考えられるという。

異臭も、それに伴って発生したとみられる。

燃焼を防ぐためのサイロ内への窒素注入は、現在も行われている。

×   ×

市消防本部総務課によると、サイロには2日でA1に6回、6日までにB1に9回散水した。

現在は指揮隊と4人で構成される消防隊が1隊現場に残り、有毒ガスなどの環境調査をしている。

鎮火を確定するには1サイロに1万トン弱入っている木質ペレットをすべて取り出して火種がないことを確認する必要があり、かなりの時間を要するという。

そのため、消防本部は「火災が現在も継続し、鎮火のめどが立っていない」と、15日の出初式を中止にした。

新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる予定だった。

×   ×

市民が気にしているのは異臭だ。

Daigasガスアンドパワーソリューションはホームページで異臭について「健康への影響は見られないという評価をいただいています」などと説明している。

市民によると、異臭は発生当初よりは収まったが、風向きによっては焼けたような臭いが広がることもある。

記者は16日、撮影のために訪れた発電所近くで、温泉の硫黄や薫製のような臭いを感じた。

「当初は窓をしめていてもスモークの臭いがすごかった。今は窓をしめれば大丈夫だが、洗濯物はまだ外で干さない」(60代女性)
「今でも洗濯物が干せないから大変と家族は話している」(高校3年の女子生徒)

市民に話を聞くと、臭いが洗濯物につく可能性があるため、外干しができないことに困っていた。

市への200件超の苦情や問い合わせも、「なぜ臭いがするのか」、「いつ収束するのか」など、異臭に関するものがほとんどという。

https://www.sankei.com/article/20230116-5XNPAEJK6NJTHPIDN3Z7WBKQRQ/ 

 

(2023年5月2日 修正2 ;追記)

2023512232分に産経新聞からは、4ケ月後に鎮火が確認されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

千葉県袖ケ浦市のコンビナート地区にある「袖ケ浦バイオマス発電所」(同市北袖)の燃料貯蔵サイロ内で元日に火災が発生してから4カ月となった1日、市は鎮火を確認したと発表した。

市消防本部によると、先月17日からサイロ内のボーリング調査を実施。

サイロ内で保管していたバイオマス燃料の木質ペレットから火の元を確認できず、ガス濃度などに問題がないことを1日に確認した。

今後も火災が発生した原因などの調査を続けるという。

この火災は、大阪ガスの関連会社が試運転するバイオマス発電所で、燃料貯蔵サイロ4基のうち、元日に1基から白煙が上がり異臭が発生。

その消火作業を行っている中、同4日には別の1基でも白煙や異臭が起き、鎮火活動が続けられていた。

https://www.sankei.com/article/20230501-5N67VQ3OINNE7HZBHAV4VIZ2NE/

 

 

  

 

 

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1.総括

国内では知床沖の遊覧船沈没事故、村上市の製菓工場火災事故、裾野市ホールのスプリンクラー誤作動事故が、海外ではアカバ港の塩素タンク落下事故、ソウルの群衆圧死事故ならびに2月に始まったロシアのウクライナ侵攻が印象に残る年だった。

 

2.2022年の事故・トラブルの傾向

特段の傾向はなかったものの、1年の間に場所は違えどキリンが3頭も管理上のミスで死んだことには驚いた。

 

3.ブログ者の印象に残った『狭義』の産業事故

・那須サファリで確認不足により飼育員3人がトラに襲われ2人重傷(15日)

・村上市の製菓工場で深夜に火災、6人死亡、避難訓練方法などに問題あり(211日)

・延岡市の爆薬製造工場で原料をタンクから移し替える作業中に爆発、4人死傷(31日)

・知床沖で遊覧船が沈没し死者不明26人(423日)

・上越市でワゴン車内のパソコン用バッテリーが高温になり発生した硫化水素で2人死亡(518日掲載)

[番外] アカバ港で船に積み込み中の塩素タンクが落下し、黄色い煙が地上や海上を這うようにして拡散 (627日)

・倉敷市の製油所で手順を誤り大気開放弁を開けたため油滴が広範囲に飛散 (813日)

・静岡市のビル火災現場で火元確認していた消防士3人のうち1人がはぐれて死亡 (813日)

・八幡平市の砕石場で不要爆薬処理中、燃え方が悪いのでオイルをかけたところ爆発し3人負傷 (819日)

・南国市の閉鎖工場で変圧器から低濃度PCB含有油1400ℓが漏れて川に流出 (826日)

・上田市で川沿いの駐車場に停めたクレーン車が地下空洞陥没で転倒 (103日)

・高知市の大学屋上で防水シート張り替え中、後ろ向きにシートを引っ張っていて転落死 (1015日)

・鹿嶋市の製油所で非破壊検査中、線源収納忘れで2名被曝(1016日)

・横須賀市で道路工事中に電気ケーブルを切断し、2人が感電して死傷 (1026日)

 

4.ブログ者の印象に残った『広義』の産業事故 

・キリンの死亡事故が3件発生。
4月は移送中に、10月は旭山動物園で、11月は白浜のレジャー施設で。

・大和郡山市の踏切で点字ブロック不備により全盲女性が死亡(425日)

・日南市の海岸で波消しブロックを覆っていた砂の上を歩いていた子供が吸い込まれて死亡(429日)

・愛知県の明治用水でパイピング現象が起きたため農業用水や工業用水が大量に不足(517日)

・久留米市の花火大会で不発玉が屋根を貫通して弓道場に落ち室内で爆発 (85日)

・北九州市の旦過市場で2回大規模火災、4月は原因不明、8月は凝固剤加熱天ぷら油に火が入った (810日)

[番外] イタリアの牧場で干ばつにより生育が遅れたソルガムを食べた牛が多数死ぬ (823日掲載)

・牧之原市のこども園で送迎バスに置き去りにされた女児が死亡 (95日)

・下関市の産業団地で老朽社屋の庇が崩れ3人死傷 (97日)

・森町のイベント会場で体がこわばった?女児のレーシングカーが観客の列に突っ込み幼児2名死傷 (918日)

[番外] ソウルでハロウィーン雑踏時、両方向から押されて158名が圧死(1029日)

・青森県で生のシラウオを食べた100人以上が顎口虫の幼虫寄生で皮膚異常(128日)

 

5.これまでさほど聞いたことがない事故トラブル

・米国で雷が建物に落ち、トイレの便器が砕け散る(517日掲載)

・巡視船アカツキが揺れた際、機関室に置いていたケーブルが動き、煙突に接触し続けて発火 (426日)

・郡上市の高速道で検診車走行中、半ドアを閉めに行った女性が転落して死亡(531日)

・沼田市の小学校で理科実験中、教師が1斗缶からビーカーにメタノールを補充していて出火し4人重軽傷 (630日)

・近江八幡市で大雨時に地下歩道が急速冠水し、歩いていた高齢女性が水死 (719日)

・板橋区の物流センターでスプリンクラーの水道管が破裂し書籍2万冊が水濡れ (721日)

[] 津市でトイレ詰まり解消のため水酸化カリウムを便器に投入中、それと知らずに使用した人が全身やけど (85日掲載)

・室蘭市でGSから漏れたガソリン中のベンゼンがポリエチ製の水道管を透過して水道水に混入 (923日掲載)

・裾野市のホールでスプリンクラーが作動しオーケストラの楽器が濡れるなどの被害 (924日)

・美濃加茂市で草刈り機使用中、竹の破片が胸に刺さって死亡 (1021日)

・仙台市で市道に置いたハシゴに乗って樹木剪定中、ハシゴに乗用車が衝突したため転落して死亡 (1111日)

 

6.ブログ者の印象に残った、その他の情報&トピックス 

(日付はブログ掲載日)

・全国に管理者不明の勝手橋が数多く存在している(315日)

・転覆したボート内から子どもを救出したが、ライフジャケットを着けていたら浮力が邪魔になっていたかも(55日)

・海に落ちた雷は海中を30mほど伝播する(513日掲載)

・常陸太田市の住宅造成地で下水道を市の平均値で設計したため排水能力不足で水位が上がる(617日)

・海外研究チームが偽造液体食品の発見システムを開発した (718日)

・福井県の海水浴場に人を甘噛みするイルカが出現した、被害者多数 (88日)

・古い電池と新しい電池を一緒に使うのはダメ、古い電池が過放電になり液漏れする恐れがある (810日)

・仙台市のホテルで制振装置誤作動により深夜に横揺れとキシミ音 (918日)

・台風に備え鹿児島湾のカンパチ養殖業者は生け簀を10m沈めている (923日)

・ネコからの細菌は嫌気性ゆえ、噛まれたら死ぬことがある (102日)

・蒸しパンなどを食べると呼気検査時にアルコールが検知される (1111日)

・米国の基準で作った日ハムの新球場だが、バックネットまでの距離が不足していた(1128日)

 

7.読者の方とのコミュニケーション

なし。

 

8.ブログ作成上の特記事項(変化点、工夫点、配慮点など)

なし。

                        

 以上

 

 

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20221231926分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

先月20日に韓国空軍の戦闘機KF16が墜落する事故が発生したが、その原因は12年前に整備士が機体に燃料ポンプ駆動軸を固定するナットを取り付けず、エンジンへの燃料供給が長期にわたり異常な形で続いたことが原因とみられることが分かった。
韓国空軍が30日に発表した。

直径5.5センチ、厚さ1センチのナットを締め忘れるという整備上のミスで420億ウォン(約44億円)の戦闘機が墜落し、パイロットの生命まで危険にさらされたのだ。

ある韓国軍関係者は「このような問題が発生するのは1996年にKF16が導入されてから26年間で初めてだ」とコメントした。

韓国空軍は30日にKF16墜落事故の原因に関する調査結果を公表したが、それによると、事故機にはエンジンの燃料ポンプ駆動軸のギヤに通常では発生しない摩耗の存在が確認されたという。

これによりエンジンへの燃料供給に異常が生じ、エンジンが停止し戦闘機が墜落した。

燃料ポンプ駆動軸の摩耗は、それを固定するナットの欠落が原因だったことが、調査により分かった。

上記の韓国空軍関係者は、「固定されたものが緩んで外れたのではなく、2010年に行われた整備の際にミスあるいは何らかの理由でナットが取り付けられなかったと推定されている」と説明した。

この状態で事故を起こした問題の戦闘機は、その後12年間で約600時間飛行した。

201012年の2年間は予備エンジンに分類され使用されなかったが、その後600時間使用されたものの、ナット以外に駆動軸を固定するものがあり一定期間は問題が発生しなかったようだ。

事故を起こした第19戦闘飛行団所属のKF16は先月20日の哨戒任務中、山岳地帯に墜落した。

エンジンの出力が弱まり一瞬でストップした際、パイロットは2回にわたり再始動を試みたが、直後に民家のない方向に機首を向け緊急脱出した。

今回の事故を含めると、今年発生した航空機の墜落事故は、鳥との衝突を除けば合計5件に達する。

最近、韓国軍では整備不良や綱紀の緩みなどによる様々な事故が相次いで起こっている。

今月26日に北朝鮮無人機が飛来した際には、撃墜のため出撃したKA1軽攻撃機が離陸直後に墜落した。

今年104日には北朝鮮の弾道ミサイル挑発に対抗するため江陵から東海に向けミサイル「玄武」を発射したが、このミサイルは逆方向の江陵方面に向きを変え基地周辺に落下し、危うく人命被害が発生するところだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/99a9558eb7b91851696451373624a8efd32fcfa2  

 

 

 

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202313958分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2022年最後の日、米空港の手荷物担当者が飛行機エンジンに吸い込まれ死亡する事故が発生した。

CNNなど外信によると、31日午後3時頃、米アラバマ州モンゴメリー地域空港でこのような悲劇が起こった。

当局は、この従業員が空港のランプエリアで作業中に、回転中の飛行機エンジンの中に吸い込まれたと発表した。

被害者の身元は公開されていないが、アメリカン航空の子会社・ピードモント航空に勤めていたことが分かっている。

空港の代理人は死亡事故が起こった後、「きょう午後3時頃、ピードモントの従業員が死亡する事故が起こった」とし、「現在、これ以上提供できる情報がない。私たちは故人の家族のために祈る」と述べた。

事故発生後、空港は直ちに閉鎖された。
すべての入国便・出国便が4時間以上制御され、空港側は午後8時30分に正常運行を再開したと発表した。

ピードモント航空のケアチームは、犠牲者の家族、友人、そして同僚に必要な支援を提供するとした。

アメリカン航空は「チーム員が見舞われた事故によりひどくショックを受けた」とし、「我々は故人の家族と他のチーム員のために祈る。このつらい時期にすべての関係者が必要な支援を受けられるよう努める」と述べた。

米連邦航空局(FAA)と米国家運輸安全委員会(NTSB)が詳しい事故の経緯を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50b2d269667b74e71c5e6296122224f2aa27ac72

 

2023151022分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、現地の映像付きで同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は転載省略)

https://news.yahoo.co.jp/articles/098bfb55612dff56e2c3e78d13fa2a5d2ee26cdd  

 

 

  

 

 

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20221230710分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【消防車が救急現場に来ることもある】

「火事ですか? 救急ですか?」  
119
番に電話を掛けると、まずこのように質問されます。

「救急です」と答えると、救急隊がこれから向かう場所や、急病やケガの状況などを聞かれます。

そして通報後、しばらくするとサイレンが聞こえてきますが、実際には赤い消防車(ポンプ車)が先に来たり、白い救急車と一緒に消防車が駆け付けることがあります。

火事ではないのに、なぜ消防車まで来るのでしょうか。

救急要請を受けて消防車が出場することがありますが、これはPA連携や救急支援活動と呼ばれるものです。

Pは消防ポンプ車(Pumper)、Aは救急車(Ambulance)を指します。

消防隊と救急隊が連携して救急活動にあたるというものです。

救急隊は通常、31組で活動しますが、3人では手が足りなくなることがあります。

例えば多くの救急資器材が必要になる場合や、足場が不安定な山道だったり狭い階段だったりと搬送しにくい場所、安全の確保が必要な事件・事故、野次馬の整理に追われる繁華街などの現場では、救急隊員3人だけだと活動が難航することがあります。

このような状況が通報の時点で想定される場合、消防隊も駆け付けるようにしているのです。

また、救急隊がすぐ現場へ向かうのが難しいとき、代わって近くの消防隊が先に駆け付けるケースもあります。

総務省消防庁の『令和3年版 消防白書』によると、2020年の全国の救急出動件数は5933277件でした。

これは平均すると1日およそ16211件で、約5.3秒に1回の割合で出動したことになります。

この救急出動件数は、2020年は前年から1割ほど減ったものの、長期的に見ると高齢化を受けて増加傾向が続いており10年前と比べると約8.6%増に。

一方の救急隊もそれにあわせて増設が続いていますが、10年前と比べると約7.6%増にとどまっています(2021年は5302隊)。

言うまでもありませんが、救急隊員も救急車も数に限りがあるのです。

その上、現在は、新型コロナウイルス感染症の流行で受け入れ病院の選定に時間がかかる「救急搬送困難事案」も増加。

救急隊は搬送を終えるまで傷病者に付きっきりとなるため、昼夜を問わず“出ずっぱり”の状態になることもめずらしくありません。

PA連携は、そんな多忙な救急隊の負担を軽減し、かつ、傷病者のもとにいち早く駆け付ける取り組みなのです。

 

【救急出動のうちPA連携は何割?】

では、実際にどのくらいの割合がPA連携の出動なのでしょうか。

東京消防庁の場合、2021年中の救急件数743703件のうち、PA連携はおよそ2割弱の134144件でした。

ちなみに消防隊にも救急技術の資格を持った隊員が配置されているため、基本的な救護処置は、消防隊でも可能です。

救急要請がありPA連携で出動した場合、基本的には消防隊だけでなく救急隊も現場に向かいますが、東京消防庁によると、消防隊が先着した時点で傷病の事実がなかったり、本人が搬送を頑なに辞退したりする場合は、救急隊を途上で引き揚げさせることもあるといいます。

このように、忙しい救急隊の負担を軽減し、現場到着時間を少しでも短縮する取り組みのPA連携ですが、12月に入り、状況は再び逼迫(ひっぱく)してきています。

厚生労働省の専門家会議(新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード、第112回、1228日開催)の資料では、次のように指摘されています。

「救急医療について、冬場は通常でも医療提供体制に負荷がかかるところ、全国的に救急搬送困難事案数は増加しており、今夏の感染拡大のピークを超えている。
年末年始の救急医療提供体制の確保には注意が必要」

これを裏付けるかのように、東京消防庁は20221226日、公式ツイッターで「救急車の出動率が95%を超えているため、現在非常編成した救急車31台を含む310台で運用していますが、通報を受けてから救急車の到着までに時間を要する場合があります」とツイート。

ウェブサイトでは「コロナ禍で大変な今こそ救急車の適正利用にご協力を」と呼び掛けています。

こうした状況は、東京に限らず、横浜消防局や大阪市消防局などでも同様であり、各地で「救急逼迫」が起きています。

東京消防庁管内では、2021年度に救急搬送された人の51.4%は、軽易で入院を要しない軽症でした。

救急車を呼ぶか迷ったら、救急安心センター(♯7119、一部地域で実施)に電話したり、全国版救急受診アプリ「Q助」を活用したりしましょう。

本当に病院に行く必要のある人のもとに救急車が一刻も早く到着できるよう、一人ひとりの普段からの感染予防と理解・協力が必要とされています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fecce7557046dfd40de02862fb88379a2f730797 

 


 

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202212312044分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で1230日夜、アトラクションが停止して乗客2人が高さ約50メートルに約4時間取り残されたトラブルで、同園は31日、臨時休園して全てのアトラクションを点検した。

その結果、安全が確認されたとして、予定通り11日の休園日を挟んで2日から営業を再開すると発表した。

トラブルが起きたアトラクションだけは運休して、引き続き調べる。

救助された2人は体調不良で病院に搬送されたが、31日朝に退院したという。

トラブルが起きたのは、高さ約50メートルから垂直落下するアトラクション「ジャイアントドロップ メテオ」。

4人乗りの座席が3台あり、フックで引っかけて塔の頂上付近までつり上げ、フックを外して一気に垂直降下する仕組み。

30日午後7時ごろ、3台に計7人を乗せて頂上まで上昇したところ、フックが外れなくなった。

うち2台は地上からの操作で約10分後に降下できたが、20代の男女2人が乗った1台は下ろせなかった。

作業員が点検用エレベーターで頂上付近に上がり、棒を使ってフックを外すレバーを操作しようとしたがうまくいかず、午後855分ごろ、枚方寝屋川消防組合に119番して救助要請した。

はしご車が出動したが、最大42メートルの高さまでしか届かず、救出できなかった。

その後、救助隊員が頂上からロープで降り、座席をつるす金具を手動で外し、午後11時過ぎに座席を降下させて救出した。

岡本園長は31日未明、取材に応じ、「乗客に負担をかけ、お騒がせし、申し訳ありません」と謝罪した。

岡本園長によると、年1回の法定点検や3カ月に1度の自主点検を行っており、30日の始業前の点検でも異常はなかった。

気象庁によると、30日午後11時の枚方市の気温は33度。

作業員が取り残された2人に防寒具などを渡そうとしたが、乗客は手がかじかんでいたことなどから受け取れなかったという。

https://mainichi.jp/articles/20221231/k00/00m/040/123000c

 

12302341分に産経新聞からは、2人は低体温症になっていた模様など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、高さ約50メートルから垂直落下するフリーフォール「ジャイアントドロップ メテオ」の頂上付近で乗客2人が取り残された問題で、30日午後11時ごろ、2人が救助されて地上に降ろされた。

2人は低体温症とみられ、気分不良を訴えている。

ひらかたパークと消防によると、アトラクションは午後7時ごろに停止したため、約4時間取り残されたこととなる。

2人は20代の男女とみられる。

https://www.sankei.com/article/20221230-PC5LQJ7USNIW5AGE7R7BE25IJA/

 

1231455分にNHK NEWS WEBからは、救出手段は3つあったが、どれもうまくいかなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

30日午後7時ごろ、大阪 枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で、およそ50メートルの高さから垂直に急降下する、いわゆるフリーフォールと呼ばれるアトラクションの座席が頂上付近から降りなくなるトラブルがありました。

ひらかたパークによりますと、一部の座席は緊急時の操作で地上に降ろしましたが、20代の男女2人が乗った座席は操作できず、午後9時前になって消防に通報し、救出活動が行われました。

しかし、出動したはしご車は高さが届かず、停止からおよそ4時間がたった午後11時すぎにロープで近づいたレスキュー隊が手動で金具を外して、座席を降ろす形で2人を救出しました。

消防によりますと、2人にけがはないということですが、衰弱していて病院に搬送されました。

ひらかたパークの岡本園長は、「お2人には大きな負担とご迷惑をおかけし、おわび申し上げます。通報するまでに非常時に救出する3つの方法を実行したが、どれもうまくいかなかった」と述べました。

ひらかたパークは31日、休園してトラブルの原因について調べるとともに、全てのアトラクションを点検するとしています。

 

【救助された女性「全身が痛くなり絶望感じた」】

地上50メートルの高さでおよそ4時間にわたって取り残されたという女性がSNSに写真を投稿しました。

写真には医療機器につながれた手が写されていて、腕には30日の日付けが入った入園券が巻かれています。

女性はSNSで取材に応じ、当時の状況を説明しました。

女性は、男性と2人で遊園地を訪れたということで、アトラクションに乗り頂上に着いたとたん、周りの座席とともに緊急停止したということです。

その後、「順番にゆっくり降下させます」というアナウンスが流れたものの、女性が乗っていた座席だけ全く動かなかったということです。

それから2時間ほどたったあとで救急に連絡をしますと言われ、すぐにはしご車や救急車も来ましたが、すぐに帰って行ったのでもう助からないのではないかと思ったとしています。

遊園地側からは「体調はいかがですか、もう少しで下がります」とたびたび声をかけられたということですが、取り残されている間に何回も意識がなくなったということです。

女性は当時の心境について「“ただ寒い”が強かった。寒い気持ちとずっと身動きがとれない状態で、全身が痛くなり絶望を感じた」としています。

 

【救助の様子は】

現場の遊園地のアトラクションを撮影した映像によりますと、午後10時半すぎにアトラクションの座席は頂上付近にあり、男女2人が身動きできないまま座っていて、男性が手を小刻みに動かしているのがわかります。

2人が取り残されている座席から数メートル離れた横の位置に点検用のエレベーターがあって、救助に当たっている人たちが2人に声をかけている様子が確認できます。

その後、午後1045分すぎに消防隊員と見られる人がアトラクションの頂上からロープを使って2人がいる座席の近くまで降りました。

そして午後11時すぎ、消防隊員と見られる人が座席の上部で器具を使って作業すると、2人が乗った座席が下に降りていきました。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221230/k10013938761000.html

 

1231056分に朝日新聞からは、救助隊員がフックを外して座席を急降下させ救助したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

午後7時すぎ、3基が頂上付近で止まった。

うち2基は手動で降ろすことができたが、男女2人が乗った1基が降下しなかった。

消防組合によると、最大で地上42メートルまでしか届かないはしご車だったため、はしご車による救助を断念。
アトラクションを急降下させ、救助したという。

園長の説明によると、非常停止した乗車席を下降させる方法は三つあるという。

ただ、今回停止した3基のうち、1基だけは従業員がすべての手段を試みたが、動かすことができなかったという。

最終的に、消防の救助隊員がフックを外して下降させることに成功した。

自力で復旧できなかった原因は今後調べる方針だという。

https://www.asahi.com/articles/ASQDZ76MDQDZPTIL00C.html

 

12302341分に産経新聞からは、高さ15mまで座席が移動したため救助したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防のはしご車が出動したが、高さ約40メートルまでしか届かず、ほかの救出方法を検討。

ねじなどを調整したところ、高さ約15メートルまで座席が移動したため、救助したという。

https://www.sankei.com/article/20221230-PC5LQJ7USNIW5AGE7R7BE25IJA/

 

(ブログ者コメント)

NHKの映像を見ると、救助隊員がフックを外した瞬間、座席が、下降したというよりは急速に落下した。

 

 

 

 

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20221230939分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事が火災現場の遠景写真付きでネット配信されていた。

まさに阿鼻叫喚だった。

29日午後1時49分、京畿道(キョンギド)果川(クァチョン)第2京仁(キョンイン)高速道路、北儀旺(ウィワン)IC付近の防音トンネルで火災が発生し、5人が死亡、37人が負傷した。

消防当局によると、出火したのは安養(アンヤン)から城南(ソンナム)の方向へ向かっていた廃棄物回収用トラックのエンジンルームあたりだった。

トラックを運転していたAさん(63)は警察に、「車のエンジンの方から煙が出て車を路肩に停車させたが、火災が発生した」と伝えた。

その後、火がプラスチック材質の防音トンネルに移り、あっという間に大火災に広がった。

防音トンネルには換気口などがなく、出入口を除くと密閉された構造だ。

死者5人は、出火したトラックではなく、周囲を走っていた車4台(乗用車3台、SUV1台)で発見された。

最初に火災が発生したトラックとは反対方向(城南→安養)を走っていた車だった。

消防当局は風などの影響で反対車線の車内の人が煙を吸い込んで死亡したと推定している。

負傷者37人のうち3人は顔などにやけどを負う重症で、近くの病院に搬送された。

残りの34人は軽傷に分類され、13人が近隣病院に運ばれ、21人は現場で応急処置を受けて帰宅した。

火災区間内に孤立した車は計45台だった。
車両は全焼して骨組みだけが残った。
路上には溶けたタイヤやガラスの破片が散在していた。

消防当局と火災目撃者によると、火はプラスチック素材の防音トンネルの壁に移った後、現場の状況は急激に変わった。

火災当時、車でトンネルを通過していたイ・ヒョンソクさんは、「火災車両から赤いものが見えていたが、突然パーンという音がして、あっという間にトンネル全体が変わった」とし、「周囲は何も見えず、見えない中で何とか外に出てきた」と話した。

火災が発生した防音トンネルは2017年9月、第2京仁連結高速道路の開通と共に建設された。
全長830メートルほどだ。

火災当時の映像を見ると、数百メートルの区間が真っ赤な炎に包まれ、トンネルの両端からは真っ黒な煙が噴き出ていた。

この火災で防音トンネル600メートルが焼失した。

車両牽引のために現場に進入しようとしたレッカー車の運転手のソさん(35)は、「到着した時、トンネルの入口まで炎が広がっていて、消防車も中に入れなかった」とし、「中からはミサイル爆発のようパーンという音が聞こえ、多くの人が車を捨てて出てきたようだった」と話した。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/831541296d0225ad9192a9447cd5a15ed7a288f9

 

12301051分に同じYAHOOニュース(中央日報)からは、2016年に防音トンネル内の防災施設設置が義務付けられたが、防音パネルの不燃性能基準は指針に含まれなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日に発生した第2京仁(キョンイン)高速道路防音トンネル火災で5人が死亡し、30人余りが負傷した。

被害が拡大したのは防音資材が熱と火に脆弱で、短時間に炎が広がったためだと、専門家らは指摘する。

2016年に防音トンネル内の防災施設設置が義務づけられたが、防音パネルの不燃性能基準は指針に含まれず、事実上の死角地帯だったことが明らかになった。

消防・防災専門家らによると、火災が発生した京畿道果川市(クァチョンシ)第2京仁(キョンイン)高速道路北儀旺(ウィワン)IC付近の約800メートル区間の防音トンネルには、透明プラスチックのアクリル樹脂(PMMA)が防音パネル資材として使用されていた。

都心の高速道路に設置される防音トンネルには通常、PMMAやポリカーボネート(PC)、強化ガラスが防音パネル資材として使われる。

このうちPMMAは価格が最も安く、初期に集中的に使われたという。

半面、安全性は最も落ちる。

韓国道路公社傘下の道路交通研究院が2018年に公開した報告書「高速道路トンネル型防音施設の火災安全および防災対策樹立研究」によると、3種類の資材のうちPMMAの熱分解温度(300度前後)が最も低かった。

また、実際の模擬実験で火災で防音パネルが溶け落ちてもPMMAは燃え続ける特徴を見せた。

燃えやすく溶けやすいが、溶け落ちても燃えているため、火が雨のように降り落ちるということだ。

このため研究陣は、PMMA防音材を使用すれば他の車両に2次被害をもたらす可能性が高いと憂慮した。

防音トンネルに火がつけば480-3400度までトンネル内部の温度が上がるというシミュレーション実験結果を考慮すると、火災時にPMMAを使用したトンネルは短時間の炎に包まれる可能性が高いということだ。

今回の事故の火災映像と生存者の証言などによると、トラックから出た火が防音トンネルに移り、あっという間にトンネル全体に広がった。

一般のコンクリートトンネルと違い、防音材に移った火が徐行中または後方で停車した車に広がって被害が拡大した。

似た事例が2020年8月、京畿道水原市(スウォンシ)霊通区(ヨントング)の河東(ハドン)IC高架車道でも発生した。

ここでもPMMA素材が使用され、早朝に火災が発生して人命被害はなかったものの、防音トンネル200メートル区間が焼失した。

防音トンネルの防災基準は2016年に「道路トンネル防災施設設置および管理指針」が改正されて初めて導入された。

基本的に消火設備、自動火災探知設備、非常口などを備えなければならない。

しかし防音資材の不燃基準はない。

合成樹脂に分類される防音パネルは、合成樹脂に要求される消防庁の防炎性能基準さえ遵守すればよい。

このため専門家らはその間、防音トンネルの防音材不燃基準問題を何度か指摘してきた。

2019年4月に韓国防災学会で発表された研究報告書は「防音トンネルの火災安全性に関連する設置および品質規定は一つもないのが実情」と強調した。

ソウル市立大のイ・ヨンジュ消防防災学科教授は中央日報との電話で「防音トンネルはすべて可燃性材料を使用し、火災が発生すればコンクリートトンネルより脆弱」と説明した。

交通研究院研究陣も報告書で防音資材材質基準として▼透明防音パネルの熱分解温度は400度以上▼吸音型防音パネルの吸音材は準不燃以上の難燃性能--を満たすことを提案した。

しかし防音トンネル設置区間は増え続けている。

2018年基準で民資高速道路を除いても、13件の防音トンネルが設置された。

その後も首都圏をはじめ都心を通過する高速道路では防音トンネルの設置が増加傾向にある。

漢陽大のソン・チャンヨン防災安全工学科教授は、「道路交通公社は独自の規定を改正し、新しく設置する防音トンネルにはPMMAを使用しないが、2019年までに設置されたトンネルは放置されているのが実情」と話した。

今回火災が発生した第2京仁高速道路区間は2017年12月に開通した民資道路だ。

こうした民資道路が最近増えているが、管理会社がこうした規定を持っているかについて、国土部は資料がないと明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/935f8832cf68e63eb3040d7eba22df2510e9bbca

 

(ブログ者コメント)

日本ではどうなっているか気になるところ。
調べてみた結果、多くはポリカーボネート製だが、一部、アクリル製があるという写真付きの記事が見つかった。

2020826 19:28 乗りものニュース)

・・・

都市部の高速道路などは、両サイドが高い鋼製の防音壁(遮音壁)で覆われていることがあります。

たとえば外環道の埼玉県区間は、外から見るとまるでシェルターのように、道路を覆うような防音壁が設置されています。

高架下を併走する国道298号も同様ですが、外環道の高架橋が上空にあるため暗く、昼間でもライトを点灯して走るクルマも少なくありません。

こうしたなか、新しい道路を中心に採用が増えているのが、透明の防音壁です。

東京、環状2号線の豊洲と築地を結ぶ区間では全面的に採用されており、一部区間は上空まで透明の板で覆われているほどです。

2018年に暫定開通した東京の環状2号線の豊洲~築地区間では透明の防音壁を全面的に採用。

一部はトンネル状になっている20206月、乗りものニュース編集部撮影)

このほか、ドライバーの目線くらいの高さは透明、その上は鋼製にすることで見通しをよくしたり、鋼製壁の上方を透明板にしたりといった部分的な使用も見られます。

・・・

透明の防音壁の多くはポリカーボネート(自動車のヘッドライトカバーなどに使われる)製で、一部、アクリル製もあるといいます。

ガラスなどは割れた場合の安全性に問題があるため、「NEXCOの厳しい安全基準を満たすうえでも、(耐衝撃性に優れる)ポリカーボネートが現実的な素材」(積水樹脂)だそうです。

しかし、鋼製の防音壁は内側に吸音材があり、音を吸収する一方で、透明の防音壁は音を反射してしまうのだそう。

このため、仮に透明板を全面的に使用する場合は壁が高くなるケースがあるうえ、材質としてもコストは高くなるといいます。

そこで、前出した「鋼製板と透明板の組み合わせ」が使われるほか、道路の片側は鋼製壁、もう片側は透明壁を使うケースもあります。

たとえば、東京と千葉を東西に結ぶ京葉道路がこの方式で、上り線側は鋼製壁、下り線側は透明壁で主に構成されています。

・・・

https://news.line.me/detail/oa-trafficnews/k6lzwo788yt5 

 

 

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20221229189分に東海テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前1110分ごろ。亀山市川崎町のアルミニウム工場で「大きな音がして、煙が出ている」と、通りがかった女性から110番通報がありました。

消防が駆けつけ、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、工場内のベルトコンベアや床など、およそ150平方メートルが燃えました。

この火事で、従業員など男性6人が病院に運ばれ、このうち2人は全身にヤケドを負うなどの重傷です。

警察によりますと、出火当時、年末の清掃やメンテナンスが行われていて、アルミの粉塵にバーナーの火が引火した可能性があるということです。

この工場では、28日午後にも同様の火事でおよそ1700平方メートルが燃えたばかりでした。



https://www.tokai-tv.com/tokainews/article_20221229_24182

 

12292057分に読売新聞からは、28日の事故は別の建物でアルミ粉じんにバーナーの火が引火したものだったなど、趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前11時10分頃、三重県亀山市川崎町の「Dアルミニウム工業所」亀山工場から、「爆発し、けが人がいる」と119番があった。

工場から出火して溶解工場建屋など約150平方メートルを焼き、男性作業員6人が救急搬送された。

全員やけどを負っており、2人が重傷という。

県警亀山署と同社の発表などによると、発生当時、工場は年末年始で休業しており、保守点検の作業中、溶解工場から出火したという。

同署と消防が出火原因を調べている。

亀山工場内では、28日にも別の建物でアルミの粉じんにバーナーの火が引火し、約1700平方メートルを焼く火災が発生した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221229-OYT1T50088/

 

 

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20221227日付で産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

セルフ式の給油スタンドが全国各地で増加しているのに伴い、ガソリン車に軽油を給油するといった燃料の入れ間違いのケースが目立っている。

一般社団法人の日本自動車連盟(JAF)によると、燃料の入れ間違いによる今年10月のJAFの出動件数は100件を突破。

帰省に伴う乗用車での長距離移動が増加する年末年始を控え、JAFでは「ドライバーには慎重に給油をしてほしい」と注意を呼び掛けている。

今年10月に燃料の入れ間違いによってJAFが救援した出動件数(105件)のうち、ガソリン車に軽油を給油したケースは全国で57件、ディーゼル車にガソリンを給油したケースは39件確認された(判明分のみ)。

JAFによる現場での聞き取り調査の結果、入れ間違いの理由として「レンタカーを借りて、普段の車両と違ったため」「軽自動車なので軽油を入れた」などが挙げられており、「ドライバーの認識不足がトラブルに繋がっていることが見受けられる」(JAF)という。

 

【最悪の場合には部品交換も】

JAFによると、ガソリン車に誤って軽油を給油した場合、最初はエンジン出力が下がり、加速が鈍くなる。

そのまま走り続けて供給される燃料が100%軽油だけになると、黒い排気ガスが出て、エンジンが止まってしまう恐れがあるという。

また、ディーゼル車にガソリンを誤って給油した場合、最初のうちはエンジンがかかるものの、白い排気ガスが出て、最悪の場合には部品の交換を迫られる可能性がある。

JAFは、「レンタカー、シェアカーなどのマイカーではない車両や、初めて乗る車両に自身で給油をする際には、必ず車検証や取扱説明書で燃料の種類を確認するようお願いしたい」としている。

https://www.sankei.com/article/20221227-UPXTOIFN5JGLLEGVBJZAZ3O7IM/

 

(ブログ者コメント)

誤給油情報については、本ブログでも過去に何件か紹介している。

 

 

 

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2022122782分にYAHOOニュース(モーサイ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

高速道路の走行中に、シマシマ柄の鯉のぼりのようなものを見かけたことありませんか? 

正式名称を「吹き流し」といいますが、これは運転中に風になびくのぼりを見て楽しむもの……ではなく、風の強さや向きを示してクルマやバイクの運転者に注意を促すための重要な目印です。

【画像】吹き流しの角度で風速の目安が分かる!! 見方をイラストで解説

ドライバーやライダーが高速道路を安全に走るための大事な情報源となりますので、吹き流しの意味と見かけた時の対処法を覚えておきましょう!

 

【高速道路で吹き流しを見かけたら横風に注意!】

高速走行中で怖いのが横からの強風です。

突然の横風に車のハンドルをとられたり、バイクでバランスを崩しそうになったことがある人もいるかもしれません。

そんな、突然やってくる風のあおりに注意を促してくれるのが吹き流しです。

走行中に見かけたら、吹き流しの動きをよく観察し、強風や横風に備えましょう。

高速道路は一般道より高い位置を走ることが多いので、強い風が吹きやすくなります。

さらに、高速で走行しているので、車体が受ける風の影響も増え、走行中はいっそう注意が必要です。

 

【風の強さはどうやって判断する?吹き流しの角度で分かる風速の目安】

風の強さを判断するには、吹き流しのなびいている角度を見ます。

どれだけ角度が付いているかで現在の風速の目安になります。

吹き流しの角度が約30度で風速34m/s、約45度で風速5m/s、地面と水平(真横)になっていたら風速10m/s以上という目安です。

「風速10m/s以上で車が横に流される感覚を受ける」と言われますので、吹き流しがほぼ真横にまでなっていたら要注意!

高速走行中にハンドルをとられるとかなりヒヤッとしますよね。

風速10m/sで車が横転するということはめったにありませんが、横に流されて車線をはみ出してしまうことは十分考えられます。

バイクの場合は、二輪の特性上バランスを崩すと転倒の可能性も考えられますので、より注意が必要です。

 

【吹き流しが大きくなびいていたらどうすればいい?】

吹き流しが真横近くまでなびいていたら、まずはスピードを落としましょう。

走行スピードが速いほど、車が受ける風圧も強くなります。

突風を受ける可能性もありますので、ハンドルをしっかり握り、落ち着いて操縦できる速度にまで落としておくのが安全です。

バイクの場合は、ニーグリップでバランスを保つようにしましょう。

上半身にはあまり力を入れず、下半身でバランスをとる方が、風にあおられた時に体勢を立て直しやすくなります。

そして、走行車線はなるべく真ん中を走るようにしましょう。

横風で車体が左右に振られ、車線をはみ出して事故につながる危険があります。

特にバイクの場合、教習所では車線の左端を走るよう教わると思いますが、横風を受けてそのまま左に流されてしまうと危険です。

強風時は走行車線の真ん中を走り、両サイドのスペースに安全マージン(余裕)を確保しておきましょう。

 

【強風が発生しやすい場所は?】

高速道路のどんな場所で強風が発生しやすいのでしょうか?

代表的なのが、
「トンネルの出口」
「橋の上」
「山間部」
「高層ビルの間」
です。

風を遮るものがないひらけた場所や、風の通りやすい吹き抜けのような場所で発生しやすくなります。

このような場所には、吹き流しのほかに「横風注意」の標識が設置されている場合もあります。

 

【横風の影響を受けやすいのはどんな車種?】

横風の影響を受けやすいのは、「重量が軽い車両」、「背の高い車両」が代表的です。

重量の軽い軽自動車や、背の高いSUV・ミニバンなどは横風の影響をモロに受け、左右に流されやすくなります。

ミニバンは側面部が四角く広いため、横風を受けやすい構造になっていることにも注意が必要です。

自分で運転していなくても、周りに上記のような車が走っていたら、横風発生時は普段よりも車間距離をあけておくと、事故に巻き込まれるリスクを下げられるでしょう。

 

【吹き流しは風速を可視化できる目印!危険サインを見逃すな!】

窓を閉め切った車内では、風の強さを把握することは難しいです。

吹き流しは、そんな目に見えない風の強さを可視化する重要な目印となってくれます。

高速で走行している時、急に横風を受けて隣の車線にはみ出してしまったら……。
そして、そこへ猛スピードの車が走ってきたら……
と考えると、ゾッとしますよね。

高速道路の吹き流しは、そんな危険を知らせてくれるサインです。

吹き流しの意味と対処法をおさえ、強風の起こりやすい場所でも落ち着いた運転を心がけましょう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8477319398a73e79289678396526d7dbf85614e0 

 

 

 

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202212281213分にYAHOOニュース(大分朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12月27日夕方、大分県大分市大在の海上で漁船が転覆する事故がありました。

乗組員1人が行方不明となっていて、現在も捜索が続いています。

江藤記者:
「午後11時を過ぎた今も海と空からの捜索が続いていて、こちらにもヘリコプターの音が響いています」

12月27日午後5時40分ごろ、船をえい航していた小型の引き船から、「ロープに釣り船が接触し、船の下に潜り込んだ」と大分海上保安部に通報がありました。

海上保安部によりますと、現場は大分市大在の岸から5キロほど離れた海上で、引き船は180メートルほどのロープで船をえい航していました。

転覆した釣り船には3人が乗っていて、2人はすぐに救助されましたが、男性1人の行方が分かっていません。

12月27日夜から巡視船3隻とヘリコプター1機が出動し、現在も捜索が続けられています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/a2105258a0e73a554014dfa004ff86d9ba700e24

 

1228116分にYAHOOニュース(大分放送)からは、救助時の目撃情報など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日夕方、大分市沖の別府湾で、作業船をえい航していたロープに釣り船が接触して転覆し、乗っていた男性1人が行方不明になり捜索が続いています。

 【写真を見る】えい航船のロープに釣り船接触 転覆 1人行方不明 大分・別府湾

27日午後540分頃、大分市の大在沖、およそ5キロの別府湾で、作業船をえい航していた大盛丸(19トン)の乗組員から「えい航ロープに釣り船が接触し、作業船の下に潜り込んだ」と通報がありました。

この事故で大分市の釣り船、裕太丸(1.8トン)が転覆し、乗っていた3人のうち2人は救助され病院へ搬送されましたが、大分市に住む36歳の男性の行方がわからなくなっています。

3人は釣りを終えて港に戻る途中だったということです。

(救助活動を見た人):
2人だけがこちらに救出されたのを見た。1人目は元気で2人目は手は動かせていた感じだった」

大分海上保安部は巡視船や巡視艇、ヘリコプターを出動させ、男性の捜索を続けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d7e8d941bdd121f37f265ce6b9c1256ed2a3feb

 

 

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202212281153分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日、東京・墨田区の化学工場で起きた大規模火災で、液体せっけんを作るための配合室の近くから火が出たことが分かりました。

午前10時ごろ、墨田区立花の液体せっけんの加工などを行う化学工場で火事があり、近くの住宅など合わせて7棟、2437平方メートルが焼け、火は28日午前5時ごろに消し止められました。

火元となった会社によりますと、液体せっけんの配合室の近くで火が出ているのを従業員が発見して通報し、その後、従業員らで消火器で対応しましたが、消し切れずに避難しました。

また、この火事で会社の在庫が焼失し、出荷ができない状況だということです。

今年、都内で起きた火災では最も被害面積が大きく、警視庁などは年明けにも会社や工場の現場検証を行い、火災原因の特定を行う方針です。





https://news.yahoo.co.jp/articles/8bbe6fa72595131da36e1a5b46813df88a26be54

 

(2023年1月7日 修正1; 追記)

2023151637分にNHK首都圏からは、ヤシ油などを原料とする液体を容器に移し替える作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

先月27日、東京・墨田区立花の第一化学工業所の工場から火が出て、あわせて16棟、およそ2400平方メートルが焼け、従業員1人が煙を吸ってけがをしました。

この火事で、警視庁は5日朝から東京消防庁と合同で現場検証を行っています。

警視庁によりますと、当時、工場ではせっけんを作るためにヤシ油などを原料とする液体を容器に移し替える作業が行われていたということで、この作業中に何らかの原因で出火したとみられるということです。

警視庁は当日の作業工程などを詳しく調べ、火が出た原因の特定を進めることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230105/1000088311.html

 

 

 

 

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2022122673分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 ※冒頭は講談社の編集者から装丁デザイナーへの業務依頼内容などにつき
   転載省略。

・・・

(装幀依頼書を取り出す)
「本のイメージは、こんな感じです。
ゲラもお渡ししますが、少しだけ概要を説明させてください。

2008
年に千葉県犬吠埼(いぬぼうさき)から350キロメートルほど離れた海上で「第58寿和丸(すわまる)」という全長40メートルぐらいの中型の漁船が突然転覆・沈没し、乗組員のうち17名が死亡・行方不明となる大きな事故がありました。

ところが、『なぜ沈んだのか』がほとんど解明されておらず、いまも謎のままなんです」

「? どういうことでしょう?」

「はい。まず、事故当日の海況ですが、多少の波はあったものの、警戒が必要なほどではありませんでした。
そのため、船が転覆する寸前まで、乗船者のほとんどが休息中で、のんびりベッドで休んでいたりしたんです。
つまり、まったく深刻な状況ではなかったわけです。

しかも、(海上の碇泊では)もっとも安全とされているパラシュートのようなアンカー()を使って碇泊していた。

そもそも、数キロ離れたところには、一緒に漁に出ていた僚船もいました。

それなのになぜか、この第58寿和丸だけが、突然転覆して沈んでしまったんです」

「たしかに不思議ですね。
でも、なんで事故前の詳しい状況がそこまでわかっているんですか?」

「実は、3人だけ生存・帰還された方がいます。
彼らの証言では、『それまで静かだった船が突然二度の衝撃を受け、あっという間に大きく傾いた』と。
その後、わずか12分で船は転覆し、そのはずみで甲板に逃げていた彼らも船から投げ出されます。

この人たちは、船から漏れ出たと思われる重油で黒く染まった海を必死になって漂いながらも、なんとか助かることができました。

 この「黒く染まった海」というのが実は大きなポイントです。
なぜかというと、事故後に国土交通省の運輸安全委員会が公表した「事故調査報告書」では、「転覆・沈没の原因は大きな波の可能性が高い」、そして「船から漏れ出たとされる油の量は一斗缶1缶程度(よって、船が損傷した可能性は低い)」とされているからです。

一斗缶程度の少量の油が広大な海に流れたところで、周辺の海が黒く染まるわけがない。
つまり、この報告書は生還者の証言をほとんど採用しておらず、二度にわたる船の衝撃も『波によるものだった』、大きな波が船に流れこんで船がバランスを崩して転覆、沈んだという、そんなことあるのかな、みたいなことを主張しているわけです。

一方、生還者や関係者の方は、船が“何か”にぶつかって破損して沈没、船倉にあった燃料タンクから大量に重油が漏れ出たのではないかと考えている。

だとしたら、”何か”ってナニ? という話です。

つまりですね、船が沈没した原因も謎なんですが、運輸安全委員会がなんでそんな報告書を出したのかも謎めいているんです。

ちなみに、沈没した海域は深さ5000メートル以上の深海なので、今日までいっさい現物の船に関する現場の調査は行われていません。」

「なるほど。それで、この装幀依頼書に「ミステリーの要素」と書いてあるわけですね」

「はい。この事件の不思議・謎めいた感じを表紙で表すことができないかと考え、ノンフィクションではありますが、ミステリーのようなイメージの表紙をお願いしたいのです。
ミステリーといっても、推理小説とは違いますけど、すべて実話だけに、独特の迫力があります。

著者は、ある証言や出来事をきっかけに、ぶつかって船を沈めた”何か”、つまり「真犯人」を特定できないかと取材を重ねていきます。

そして、その物語と並行する形で、生還された方々の苦しみや、残されたご遺族たちの今も癒されない思い、そして船会社の社長の孤独な闘いなど、事故に関わった人々のドラマも展開していきます。」

「わかりました。私のほうでもゲラを読んで、それからラフのイメージを何点か出してみますね」

「ありがとうございます。それではよろしくお願いいたします」

・・・

以降、装丁に関する詳細打ち合わせなど(転載省略)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfd742d58b566245f365e38e9bae799e49c2be3d 

 

同じ日、122681分にYAHOOニュース(東洋経済オンライン)からは、更に詳細な下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道・知床半島沿岸を行く観光船「KAZU (カズワン)」の沈没事故から8カ月になる。

乗員2人と旅客18人が死亡し、旅客6人の行方は今もわかっていない。

痛ましい観光船の事故に関し、国の運輸安全委員会は1215日、事故原因をほぼ特定できたとして「経過報告」を公表した。

迅速で的確な調査といえるが、実は沈没事故に関する過去の調査には、たくさんの「?」がついたままのものがある。

17人もの死者・行方不明者を出した2008年の漁船沈没がそれだ。

これをめぐっては、運輸安全委員会の隠蔽体質を問う訴訟も東京地裁で続いている。

・・・

運輸安全委員会の事故調査は、犠牲者の数や船の種類によって“ランク付け”とも“格差”とも受け取れる状態になっていることをご存じだろうか。

運輸安全委員会事務局組織規則をひもとくと、第9条には次のように記されている。

国のいう「重大な船舶事故等」とは、何を指すのかという定義付けだ。

第九条 国土交通省組織令第二百四十三条の八第一号の国土交通省令で定める重大な船舶事故等は、次の各号のいずれかに該当するものとする。
一 旅客のうちに、死亡者若しくは行方不明者又は二人以上の重傷者を生じたもの
二 五人以上の死亡者又は行方不明者が発生したもの
三 国際航海(一国の港と他の国の港との間の航海をいう。)に従事する船舶(総トン数五百トン未満の物の運送をする事業の用に供する船舶及び全ての漁船を除く。)に係る船舶事故であって、当該船舶が全損となったもの又は死亡者若しくは行方不明者が発生したもの
(
四以降、略) 

死者・行方不明者に着目してこれらの条文を読むと、旅客の場合、死者・行方不明者が1人でも生じるか、または2人以上の重傷者が出ると、重大な船舶事故に該当する(第一項)

日本と外国を結ぶような国際航路の場合も、死者・行方不明者が1人でも出ると、「重大」になる。

ただし、国際的に運用されていても、漁船の場合は該当しない。

問題は漁船である。
法律を読み慣れた方は、すぐにピンと来るだろう。
漁船が該当するのは「第二項」しかないが、「五人以上の死亡者又は行方不明者」が出ないと、漁船の場合は「重大」にはならないと読み取れる。

人命に軽重はないはずなのに、なぜこんな“格差”が明文化されているのだろうか。

ほとんどの人は記憶していないと思われるが、20086月に千葉県の犬吠埼沖で起きた漁船「第58寿和丸」の転覆・沈没事故と比較してみたい。

 

【「原則1年」を大幅に超過、内容も疑問符だらけ】

事故が起きたのは、ちょうどお昼時だった。

安全で安定性も高いパラシュート・アンカーを使って洋上で碇泊中、突然の2度の衝撃を受け、たった12分で転覆。
1
時間ほどで沈没した。

乗組員20人のうち、17人が死亡・行方不明。
3
人が助かったのは、奇跡といってよかった。

この事故について、運輸安全委員会は法の求める「原則1年」という期限を大幅に超過し、最終の調査報告を出すまでに、なんと3年近くを費やしている。

国会で明らかになったところによると、調査費用は200万円足らず。
船体引き揚げに巨費を投じたKAZU Ⅰのケースとは大きな差がある。

しかも、第58寿和丸報告書の内容は疑問符だらけだったという。

生存者の証言と報告書の描く状況がまったくといっていいほど一致しないうえ、現場海域を真っ黒に染めていた大量の油について、合理的な回答も示せていないというのだ。

船主や生存者たちは、今現在も、
「調査結果にはまったく納得できない」
「原因は波とされたが、あの状況下で波によって転覆し、あんな短時間で沈没するはずがない」
といった疑念を持ち続けている。
「漁師だから軽く見られ、まともな調査をしてもらえなかったのではないか」という声もある。

ただし、この事故を記憶している人はほとんどいないと思う。

発生直後は大きなニュースになったとしても、そもそも漁船の事故は、すぐに報道の量が減っていく。

事故原因についても、「原因は波」と国が結論付けてしまえば、それに疑問を投げかけるメディアはない。

 

【生存者の証言と報告書は完全に矛盾】

そんな中、第58寿和丸の事故に注目し、3年以上の年月をかけて地道に取材し続けてきたジャーナリストがいる。
東京在住の伊澤理江氏だ。

生存者や船主はもちろん、運輸安全委員会の関係者、船舶や気象などの専門家・研究者を丹念に訪ね歩いた執念の取材は、先ごろ、調査報道ノンフィクション『黒い海 船は突然、深海に消えた』(講談社)として刊行された。

その取材の過程で、伊澤氏は運輸安全委員会の事故調査という“迷路”に翻弄されることになる。

58寿和丸の事故は20086月に発生し、調査報告書は20114月に公表された。

先述したように3年近くもの年月を要したうえ、東日本大震災の直後とあって、まったくといっていいほどニュースにならなかった。

伊澤氏によると、報告書の最大の矛盾は「大量の油」である。

事故後、現場海域には生存者や僚船の乗組員らが「真っ黒だった」と表現するほどの油が浮遊していた。
58寿和丸から漏れ出た燃料のA重油である。

生存者は油の海を泳ぎ、全身が真っ黒になった。
誰かを引っ張り上げようとすると、ヌルヌルで滑って手をつかめない。

伊澤氏は次のように言う。
「生存者らは、ドロドロの油の海を泳いで、命からがら助かりました。
ところが、運輸安全委員会が出した結論は、漏れた油は約1523リットルだったというのです。
一斗缶1個分です。
そんな少量では、『真っ黒い油の海』は出現しません。
そもそも、12分で転覆し、沈没した場合、証言にあるような大量の油は流出しません。
船体が損傷しない限りは」

「真っ黒な油の海。
生存者らが口をそろえる、その状況は、運輸安全委員会の報告書と完全に矛盾しています。
しかも、報告書の言うとおりの量だと、生存者が体験した状況は、どうしてもつくり出せません。
油防除で日本屈指の専門家は『運輸安全委員会の報告書は「kl」の「k」がミスで抜けてるんじゃないの?』とまで言っています。
それほど不合理な報告書なのです」

・・・

伊澤氏は「何らかの外力とは何だったか」を徹底追究していく。

千葉県沖の太平洋に氷山はない。
種々の状況からクジラなどの海洋生物の可能性はほぼゼロ……。
各分野の専門家らへの取材を続け、可能性を1つずつ潰していく。

そうしたプロセスを経てたどり着いた結論は、波による転覆事故ではなく、“事件の可能性がある”というものだった。

・・・

【叡智を集めたはずの結論でも間違いはある】

58寿和丸の報告書をめぐる情報公開は、現在、非開示を不当として、伊澤氏側が国(運輸安全委員会)を相手取って開示するよう東京地裁に訴えている。
提訴は昨年7月。

国側は依然として、「真っ黒に塗った公文書でOKなのだ」という方針を崩さず、そのまま押し切ろうとしているが、裁判長は国側に再三、非開示の根拠を具体的に示すよう求めており、文書のタイトルすら秘密にしようとする運輸安全委員会の姿勢は、さすがに法廷では通用しないだろうと思われる。

伊澤氏はこう言う。
「私たちはしばしば、物事を『国が結論を出したから』、『もう決まったことでしょう』と捉えがちです。
しかし、当たり前のことですが、専門家の叡智を集めたはずの結論であっても、間違いや納得のいかないことはある。
そして、『決まったこと』に対して疑問を持ったり、声を出したりする人を疎ましいと思いがち。
そこをどうするか、だと思います。
私が著書『黒い海』で問いたかったのも、まさにその点です。
58寿和丸の事故に関しては、声は埋もれがちですが、疑問を持ち続ける人は何人もいる。
そういった問題はほかにもたくさんあるでしょう。
そこにこそ、ジャーナリストの活動の領域はあるはずです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/1f2b4b773bcc27178225c728b0543302bebe6fbb

 

122972分にYAHOOニュース(現代ビジネス)からは、報道陣の非常識な行動など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(内容は転載省略)

「何を言っているんだ、こいつは…」転覆した漁船の仲間を懸命に捜す漁協幹部に、民放在京キー局の記者が放った「非常識すぎる一言」

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b930e6bbbdfe71a13b71ae6bc71296af47fce4b

 

20231172分にYAHOOニュース(現代ビジネス)じゃらは、最初はドスーンという衝撃、78秒後には構造物が破損したような、より強い衝撃があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

原因は、絶対に「波のせいじゃない」…漁船転覆事件の「謎」と深まる「疑惑」

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a2826a8c820961043c11b43dd79603b5d96cfc9

 

(ブログ者コメント)

この報道に接し思い出したのが、昨年起きた潜水艦「そうりゅう」の事故。
本ブログでも紹介しているが、訓練浮上中に確認不足で貨物船に衝突した、あの事故だ。

まさか、どこかの国の潜水艦が急浮上して事故を起こした?
「黒い海」は読んでいないが、そんな可能性もゼロではなさそうな気がした。

 

 

 

 

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本年も拙ブログをご覧いただき、有難うございました。

この1年、わが国では知床遊覧船沈没事故、海外ではロシアのウクライナ侵攻という大変な事態が起きてしまいました。

また、ソウルの群衆圧死事故も、安全管理の抜けが目立った事例として記憶に残りました。

そんな1年でしたが、来年こそは平穏な年になりますように。

それでは皆様、良いお年を。

新年は1月4日が書初めといたします。

       

       ブログ者

 

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20221226170分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

群馬県みなかみ町藤原の奈良俣ダムで24日に潜水作業中の男性が死亡した事故で、県警沼田署は25日、男性が埼玉県内の水中工事会社の潜水士(68)と判明したと発表した。

同署によると、男性は水門ゲート取り換えのため、水深約3メートルで作業。

堤防からクレーンでつるしたゴンドラに乗り、ドライスーツを着て1人で潜っていた。

地上のコンプレッサーで空気を送っていた。

堤防で補助をしていた作業員が、ドライスーツが膨らんで浮いてきた男性に気付いて引き揚げたが、既に呼吸をしていなかったという。

同署が詳しい事故原因を調べている。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/221527  

 

 

 

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202212232056分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ゆで卵などを製造・販売する八幡平市の食品加工会社が、製造過程で使用が認められていない消毒剤を使っていたとして、県から無期限の営業禁止処分を受けました。

県は健康に影響はないとしていますが、会社は製品の自主回収を進めています。

処分を受けたのは、八幡平市の食品加工会社「I社」です。

県によりますと、この会社が製造・販売した「味付ゆで卵」を今月21日、保健所が検査したところ、卵の殻から食品添加物として認められていない「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」が高い濃度で検出されたということです。

これは、畜舎などの消毒に使われる薬品で、殻にカビが生えるのを防ぐために使ったとみられるということです。

食べる部分からは検出されておらず、県は、健康への影響はないとしていますが、23日付で会社を無期限の営業禁止処分にしました。

I社」は、この「味付ゆで卵」のほか、同じ加工場で製造した温泉卵や半熟卵など合わせて15品目、およそ90万個を自主回収し、電話で相談を受け付けています。

大川社長はコメントを発表し、カビを防ぐために使用し、使用が認められていないという認識も一部の幹部職員にはあったとしました。

その上で、「基本的な食品安全の意識に欠如があったと言わざるを得ません。お客様、関係機関の皆様の信頼を大きく損なう事になりましたこと、心からおわび申し上げます」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20221223/6040016385.html  

 

1224730分に読売新聞からは、動物用の消毒剤を茹で湯につかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

食品での使用が禁止されている動物用の消毒剤を味付きゆで卵の製造で使用したとして、岩手県央保健所は23日、食品衛生法に基づき、総菜製造会社「I社」(八幡平市)の製造所を無期限の営業禁止処分にした。

発表では、消毒剤「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」が殻から検出された。

県は「通常の食べ方で健康被害は考えにくい」としている。

同社によると、味付きゆでたまごは1日約12万個製造しており、製造部門がカビを予防する目的でゆで湯に使用したという。

コンビニ店や飲食店などに出荷され、同社が自主回収を進めている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221223-OYT1T50319/

 

12232017分に産経新聞からは、責任者は指定外添加物であることを認識していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

岩手県は23日、「I社」(同県八幡平市)が製造する「味付ゆでたまご」から指定外添加物が検出され、同日付で無期限の営業禁止を命じたと発表した。

同社によると、全国のローソンなどに出荷。

この製品約60万個を含む全ての卵製品約90万個の回収を進めている。

県が21日に同社を立ち入り検査。

卵の殻から、農場などで消毒薬として使用される指定外添加物の「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」が検出された。

卵本体からは検出されず、健康被害も確認されていない。

同社によると、殻に付くカビを抑制するため、卵をゆでる湯に添加していた。

責任者は指定外添加物であることを認識しており、詳しい経緯を調べている。

https://www.sankei.com/article/20221223-AOHGELNTDRIWNEEYFQ7YNBLRIA/

 

1224日付で岩手日報からは、殻の部分から4.6ppmの消毒剤が検出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

検出されたのは塩化ジデシルジメチルアンモニウム。

主に畜鶏舎の消毒や病気のまん延時に養鶏に噴霧、経口摂取させる消毒、殺菌剤として使用される。

県などによると、21日に同社工場の立ち入り検査などを実施。

ゆで卵の殻の部分から4・6ppmの塩化ジデシルジメチルアンモニウムが検出された。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2022/12/24/131737

 

(2023年1月12日 修正1 ;追記)

20231111849分に読売新聞からは、会長と次長が逮捕されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ゆで卵を製造する際、食品で使用が認められていない消毒剤を使ったとして、岩手県警は11日、総菜製造会社「I社」(岩手県八幡平市)会長の田村容疑者(65)と生産部次長の荒屋容疑者(45)を食品衛生法違反の疑いで逮捕した。

発表によると、2人は昨年12月21日、消毒剤「塩化ジデシルジメチルアンモニウム」を入れた湯でゆで卵を製造した疑い。

消毒剤は鶏舎の消毒などに使われるもので、県の調査に対し、同社の担当者はカビを防ぐために使ったと説明。

健康被害は確認されていないという。

同社は1日12万個を製造し、大手コンビニなどに出荷していたが、県から昨年12月、無期限の営業禁止処分を受けた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20230111-OYT1T50160/

 

  

 

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2022122380分にYAHOOニュース(まいどなニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

積み上げられたギュウギュウの四角い塊。
なんと、こちらは空き缶の処理過程を撮影したもの。

普段の生活では見慣れない衝撃画像とともに、「地域によって違いますが、軽くゆすいで“潰さずに”出してという自治体が少なくないです。おはようございます。ゴミ清掃員の滝沢です。理由は写真のように機械で潰して互いの缶で噛み合わせているので、潰れていると噛み合わなくなるからです。なので蓋は取ってくれると嬉しいです!」と、Twitterにアップしたマシンガンズ滝沢さん(@takizawa0914)の投稿に注目が集まっています。

 【写真】機械で缶を潰すと、空き缶同士がしっかりかみ合い、スクラップを持ち上げても崩れません

ふいに「空き缶の捨て方、どうしてます?」と聞かれ、「え?普通に潰して捨ててますけど?」と答えが返ってくることのいかに多いことか。

リプライにも

「すみません、ずっと潰してました」
「かさを減らしたくて、缶潰し器で潰しまくってました」
「かさばるじゃん、とか思ってたけど、理由を聞いて納得」
「なるほど~!!理由が分かると、蓋は外すし、潰さない」

など、驚きの声を寄せる“潰す派”が続出。

ほかにも、

「うちの自治体は潰す派でした!こうして問題提起してくださると調べるきっかけになってありがたい」
「なんで『潰さず』なのか疑問に思ってました」
「うちはまさにそれです。潰した空き缶は、資源ゴミではなく金属ゴミに入れてとまで言われてます」

と、投稿をきっかけに捨て方を見直す人、ナゾが解けスッキリした人など、様々な反応が相次いで寄せられています。

今回の投稿者マシンガンズ滝沢さんは、芸人として活動の傍ら、ゴミ清掃員として働きながら『ゴミ清掃員の日常(講談社コミックプラス)』『このゴミは収集できません(角川文庫)』『ごみ育(太田出版)』など、多くの著作を上梓。

2020年には環境省の「サステナビリティ広報大使」第一号に任命され、今やゴミ研究家としても知られる滝沢さんに、反響についてお話を聞きました。

 

【空き缶は「資源ゴミ」ではなく「資源」となるように回収日に出すのが大切!】

Q.「潰す」か「潰さない」か、自治体で空き缶の捨て方に違いがあったとは驚きです。

A.「そうですね。画像で示したように固めるところもあれば、処理方法が違うところもあるので、一概に「潰さないで」というわけではないんですが。
本来、潰さない方がありがたい所でも、良かれと思って潰して出してる方も多いんですよね。
実際、潰した方が量を減らして、たくさん出せるから、という所もありますし」

Q.恥ずかしながら、そもそも「潰す」のが当たり前だと思ってました。
ドラマとかで、ビール缶を飲み終わった後にグシャッってシーンもよくありますが…。

A.「あ~~って思うこともあります。そこの自治体の案内、見てるかなって。
機械で固めるところだと、捨てる時点で潰してしまってたら噛み合わないから、漏れ出てしまうのですよね。
アルミ缶みたいに、リサイクルできるものを『資源ゴミ』って言うけど、あれは『資源』であって『ゴミ』じゃないですから」

Q.「資源」であって「ゴミ」じゃない!
当たり前ですが、改めて聞くとハッとします。

A.「仕方ないですよね、ゴミのことを誰も学ばない。
ゴミ捨ての日に出してしまった後、どうなるのか知らない人がほとんどですよね。
目の前からなくなると『消えた』ように思っているけど、燃やしてもゴミはなくならないんです。
何かを燃やした時も、燃えカスは残るでしょ。それと同じです」

Q.確かにそうですよね。
ゴミを燃やした後の大量の燃えカスって…。

A.「最終処分場で埋め立てになります。
その残余年数が、日本全国平均で約20年くらいなんですよね。
言い換えると、20年くらいでゴミを捨てる場所がなくなってしまう。
その猶予も自治体によってバラバラで、東京は50年分。少ない所だと45年ってところもあるんです。
これは環境省のホームページにも公表されてること。
だからリサイクルできる『資源』は大切で、正しく活用するために、ゴミの捨て方を知ることが重要なんです」

.まさにゴミは学びですね。ゴミの捨て方もきちんと学びたいです。

A.「はい。だから僕も“ゴミ研究家”を名乗ってます。
生きてると必ずゴミはでてくるし、人間が生きる営みの循環の中に必ずある。
だから、できれば子どものうちに学んでおくことが大切だと思う」

 

子どもが読みやすいよう、絵本『ゴミはボクらのたからもの(幻冬舎)』(共著・326 ナカムラミツル)も出版しているマシンガンズ滝沢さん。

大人の方々は、好評発売中の新刊『このゴミは収集できません(角川文庫)』をぜひ。

さて、自分が住む自治体では、捨てた空き缶がどうなっているのか。

マシンガンズ滝沢さんのツイートをきっかけに、
「確認してみようと思います」
「難しいですね、いろんな情報があって」
「ペットボトルはどうなんでしょ?」
「ツナ缶のようなプルタブ蓋は、そのまま捨てると危ないと思うのですが、どうやって捨てるのがベスト?」

と、我を省みる人から、さらなる探究心を見せる人まで、Twitterでもゴミの捨て方に対する関心が広がっています。

うっかり、そのまま捨てると大惨事の「リチウム電池」や「ウレタンビーズクッション」。

聞かれると即答できない「包丁」の捨て方など、マシンガンズ滝沢さんの投稿には、ゴミ出し問題の解答やゴミの行く末まで、知っておきたいゴミ情報が盛りだくさんです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed276a5f8997fa3593ab9919d1b9836e0eb0442f?page=1

 

(ブログ者コメント)

これまで缶は潰して出していたブログ者。
気になり、住んでいる市原市に問い合わせたところ、潰しても潰さなくても、どちらでもいいということだった。
ちなみに、ペットボトルのキャップをはずした後に残るリングについても聞いてみたが、こちらも外さなくていいということだった。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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