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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年9月24日18時18分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

24日午前9時半ごろ、杉並区の都立西高校で、「実験中に爆発があった」と119番通報があった。
実験室で化学薬品の調合をしていた1年生の男子生徒(15)が両手にやけどを負い軽傷。
警察は、生徒が調合方法を誤って、発火したとみて調べている。

同校によると、同日午前から25日まで文化祭の予定で、実験室では、化学部の生徒らが薬品で大きな音を出す化学実験などを披露するため、準備していた。
文化祭は予定通り行われたが、同日の実験披露は中止となった。

警察などによると、男子生徒が、花火などの材料になる過塩素酸カリウムと赤リンを乳鉢ですりつぶしていたところ発火した。少量を別々に調合する手順だったが、一緒にすりつぶしたとみられる。
実験室にはほかに部員十人前後がおり、隣の準備室には教師もいたが、けがはなかった。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

以下のような原因が考えられる。

ケース1)教師は、手順どおりやれば問題ないと思い、一緒にすりつぶしてはダメと注意しなかった。

ケース2)生徒は、注意は受けていたものの、それを軽く考え、別々だと面倒なので一緒にすりつぶした。

ケース3)あるいは、最初は少量を一緒にすりつぶし、問題なかったので量を増やしたところ、発火した。




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516日の事故に関し、東工大での過去の爆発事例を調べた結果、20081231日に読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。(他ブログに掲載されていた転載記事から引用)
 
29日午後11時10分頃、東工大すずかけ台キャンパス7階エレベーター前で、学生が手に持っていたポットが突然、爆発し、顔や手に軽傷を負った。ほかにけが人はなかった。
警察などによると、爆発したポットには、液体オゾン入り試験管(直径約1cm、長さ約15cm)と冷却用の液体窒素が入っており、学生は7階の実験室から、2階の検査室に運ぶ途中だったという。
通常は使用しない木製のふたをポットにかぶせていたといい、警察はポットが密閉されずに内部で何らかの化学反応が起きたとみて、詳しく調べている。

 
(ブログ者コメント)
 
オゾンは、強力な酸化剤であるとともに、それ自身が爆発性を有している。ブログ者が調べた範囲では、以下の記事が分かりやすかったので紹介する。
http://www.ecodesign-labo.jp/ozone/ozone/25.php
 
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516日の事故に関し、東工大での過去の爆発事例を調べた結果、20079月(配信日時不明)に神奈川新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。(他ブログに掲載されていた転載記事から引用)
 
17日午後3時20分ごろ、東工大すずかけ台キャンパスの実験室で爆発事故が起き、男子学生2人が顔や胸などにやけどを負った。命に別条はないという。
大学によると、二人はDNAの研究中で、検体をビーカーに入れて保温する準備のため、鉄製器具にシリコンオイルを入れ加熱していた。発火したため液体窒素を注入したところ、突然爆発したという。
警察は、オイルの温度を一定に保つためのセンサーの役割を果たす線が何らかの要因で外れたとみて調べている。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□加熱し過ぎて発火したということは分かったが、なぜ液体窒素を注入したのだろうか?冷却消火and/or窒息消火を試みたということだろうか?
□それ以上に、発火直後に、なぜ液体窒素を注入できたのだろうか?研究に使うためすぐに注入できるような設備になっていたのだろうか?
□詳しい状況は不明だが、窒素は消火に有効な手段だという知識と、その窒素をすぐに注入できるという状況とが実験者の頭の中で瞬時につながり、注入してしまったのかもしれない。あるいは、液体窒素の危険性を認識していなかったのかも・・・。


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20115161837分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後4時40分ごろ、横浜市緑の東京工業大学すずかけ台キャンパスの実験室で爆発があった。消防などによると、男子学生が全身にやけどを負い、重傷。ほか男子学生2人が顔などに軽いやけどを負った。
警察によると、実験室は建物の6階。実験に使ったナトリウムを廃棄するため、有機溶媒のヘキサン溶液に入れてメタノールで中和処理していたところ、爆発した。室内には当時、学生6人がいたという。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□ナトリウムは水と同様、メタノールとも反応して水素を発生する。
今回の作業は、その反応を利用してナトリウムを処理していたものだろうか?溶媒のヘキサンは、反応が急激に起こらないようにするための希釈剤として使われていたものだろうか?
もしそうだとすれば、事故の原因としては、発生した水素に引火した、あるいはヘキサンの量が少なすぎたことが考えられる。



(2011年5月23日 修正1;追記)
 
「安全門」というamazonのサイトに、以下の類似事例が掲載されていた。発生年月日や場所は不詳。
 
フラスコに残留していた金属ナトリウムにエタノールを注いで処理した後、バケツに移し替えたところ、処理しきれずに残っていた金属ナトリウム片により、バケツの中のエタノールに引火。その後、氷をバケツに投げ込んだところ、床に飛びちったエタノールも燃えた。
 
⇒移し替え時に金属ナトリウムが空気に触れて発火し、着火源となったのだろうか?
 
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20101024日 旧ブログ掲載記事)

 

2010年10月23日0時31分に、以下の趣旨の記事が読売新聞からネット配信されていた。

 

10月22日午後9時15分ごろ、東京都小金井市の東京農工大応用化学部門の実験室で薬品が爆発したと119番通報があった。

 

警察などによると、大学院生が左手小指を失い右腕もやけどするなどの重傷を負った。

院生は一人で化学実験を行っており、突然爆発が起きてビーカーが破裂したという。

 

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101023-OYT1T00050.htm

 

 

 

(2016年9月30日 修正1 ;追記)

 

20169281810分に時事ドットコムから、当時の状況など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

9282057分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

実験中に起きた爆発事故で左手小指を切断して失うなどの重傷を負った元東京農工大大学院生の男性(29)が、安全配慮義務を怠ったとして、同大に約6000万円の損害賠償を求めた訴訟は、28日、東京地裁で和解が成立した。


原告、被告双方によると、大学側が安全管理体制が不十分だったことを認めた上で、3100万円を男性に支払う。


訴状によると、同大小金井キャンパス(東京都小金井市)で、2010年10月、男性が1人で化学物質を合成する実験中、ガラス製のフラスコから化合物を取り出そうとしたところ、爆発した。

 

男性は、白衣にゴーグルと手袋を着用していただけで、「大学側が防具の使用を指導していれば、けがは防げた」と主張していた。


原告側代理人は、「本件を契機に、大学で学生が安全に研究・実験できる環境の整備が進むことを期待したい」とコメント。

 

大学は、「本学の学生が重傷を負ったことは大変遺憾で、本学にも管理責任があったと考えています。二度とこのような事故が起きないよう、再発防止と安全教育の徹底に努めます」としている。

 

出典

実験中に指損傷、和解成立=東京農工大と元院生-地裁

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092800764&g=soc 

実験中爆発、東京農工大が和解 負傷学生に3100万円

http://www.asahi.com/articles/ASJ9X633CJ9XUTIL03N.html

 

 

 

 

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(2011年1月14日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年12月23日付の静岡新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
22日午後3時10分ごろ、東大駒場キャンパスにある先端科学技術センターで、実験中に薬品の入った容器が破裂し、大学院生3人が負傷した。
警察によると、薬品は強アルカリ性の水酸化リチウムで、3人は身体に浴びたが、命に別条なし。製造実験をしており、片づけ中に容器が破裂したという。
 
 
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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