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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20249132135分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

東京都日野市で12日、歩行者の男性が折れたイチョウの枝の下敷きになって死亡する事故があった。

13日に現場を訪れた日本樹木医会の小林明理事は、毎日新聞の取材に対し、イチョウに病気をうかがわせる様子はなく、多くのギンナンによって枝が重くなった可能性などを指摘した。

警視庁日野署によると、事故は12日午後6時半ごろに発生。

日野市多摩平4の市が管理する緑地のイチョウの枝が折れ、下を歩いていた都内に住む男性(36)が下敷きになった。

1時間後に助け出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

10メートル以上の高さから長さ数メートルの枝が折れて下の枝も巻き込み、計6本程度が折れたという。

実際に折れたイチョウを見た小林さんは、「健康な木で、腐ったり、枯れたりはしていないように見える。ただ、樹高が高すぎて、枝が長くなりすぎているように感じる」と指摘した。

今年は23年に1度の「実なりの年」で、ギンナンがたくさんついていたという。

ギンナンは上部の枝ほど多いといい、「ギンナンで枝が重くなり、上空に吹く風による経年劣化もあって枝が折れたのではないか」との見解を示した。

その上で、「樹高が高すぎたり、枝が多すぎたりすると感じた時は、管理者に連絡して対応してもらった方がいい」と話した。

日野市の大坪冬彦市長は、「御本人並びに御家族様に対し、深くおわび申し上げます。ご冥福をお祈り申し上げるとともに再発防止に向けて、全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表した。

https://mainichi.jp/articles/20240913/k00/00m/040/382000c 

 

91470分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、落下した枝の最大直径は30㎝、1960年ごろに植樹され2000年ごろに市の管理となったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日野署によると、落下した枝は最大で直径約30センチ、長さ約5メートル。

高さ約10メートル付近の枝が元から折れ、下の枝を次々と巻き込んで少なくとも6本が落下し、付近にいた男性が巻き込まれたとみられている。  

市によると、イチョウは樹齢数十年、高さ約20メートル。

緑地は近くに団地ができた1960年ごろに植樹されたとみられ、2000年ごろの再開発に伴い市が管理するようになった。

市民から「樹木を残してほしい」との要望があったためという。  

市は毎年1112月に剪定(せんてい)作業とともに目視の点検をしていた。

この緑地にはイチョウのほか、ケヤキやプラタナスなど30本が植えられているが、これまで枝木が折れるなどの問題はなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44e0f86fd2d530f52c4130409b81edc542af83ab

 

9132135分にYAHOOニュース(共同通信)からは、最後の点検は725日、事故当日は強い風は吹いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市による7月の樹木点検時に異常が確認されていなかったことが13日、市への取材で分かった。

事故を受け、市は管理する公園や緑地を一斉点検する。

市によると、最後の点検は725日。

事故があった12日は強風は吹いていなかったとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8f348b3826e5dff204ff49031d5516a23898bf

 

9131650分に朝日新聞からは、連鎖的に枝が折れた珍しいケース、ギンナンの重みで小さなヒビができ、それが蓄積されていった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

枝はなぜ、折れたのか。

現場を訪れた、全国の樹木医でつくる日本樹木医会の小林明理事(72)に聞いた。

 Q 現場を見た第一印象は?

 A こういうことがあるのか、と樹木医としての認識を新たにした。
枝の折れ方が普通ではない。
まず木の高い所にある枝が折れて落ち、下の枝を巻き込みながら、加速度的に重さを増していったとみられる。
連鎖的に枝が折れた珍しいケースだと思う。
時間にしたら、12秒ほどのことだったのではないだろうか。

 Q 最初に枝が折れた原因として、どんなことが考えられますか?

 A 折れたのは雌のイチョウの木。
ちょうど今はギンナンが大きく実る時期で、花がたくさんついて受粉しやすい木の上の方にギンナンはできやすい。
さらに、枝が長く伸びていた。
そのため、風に揺られることで、ギンナンの重みで、目に見えない小さなひびが枝にでき、それが蓄積されていたのではないか。

 Q イチョウに限らず、我々の周りにはたくさんの木があります。どんなことに注意をすればよいのでしょうか。

 A 長く伸びて、下に垂れ下がっているような枝には気を付ける必要がある。
また、葉の数が少なかったり、押すと揺れたりする木も同様だ。
異変を察知したら樹木の管理者に連絡し、二度とこうしたことが起こらないような取り組みが大切だ。

https://www.asahi.com/articles/ASS9F2H6VS9FOXIE02YM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

917180分に朝日新聞からは、折れた10本の枝には腐食はみられなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日野署は1516両日、業務上過失致死容疑で現場検証した。

その結果、約616メートルの高さの計10本の枝が折れ、上の枝が下の枝を巻き込むような形だった。

いずれも枯れたり、中が空洞になっていたりするなどの腐食はみられず、折れた枝には大きな実が大量に付いていたという。

亡くなった男性は当時、勤め先の医療機関から帰宅する途中だったという。

https://www.asahi.com/articles/ASS9K2GRBS9KOXIE027M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n

 

関連情報として、913232分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、倒木事例の一つにナラ枯れがあるが、その原因はカシナガ虫の一斉攻撃など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日、東京・日野市で歩行者とみられる男性が落下してきた木の枝の下敷きとなり、死亡しました。

街路樹の倒木に関する国の調査によりますと、国や都道府県などが管理する道路では、近年、年間約5200本が倒木。

その3割は、強風など災害以外の原因で倒れたということです。

例えば“ナラ枯れ”。

意外な原因と対策を取材しました。

2023729日放送「報道特集」を再公開します。

■原因は? 突然 木が倒れテント直撃…夫婦が死傷する事故も

・・・

■ナラ枯れの意外な原因!? 体長5ミリの小さな昆虫“カシナガ”

・・・

ナラ枯れは、夏であっても冬のように葉が枯れ始めるのがその特徴だ。

ナラ枯れには意外な原因があった。

体長5ミリほどの小さな昆虫「カシノナガキクイムシ」。 通称「カシナガ」だ。

京都府森林技術センターの小林主任研究員は、ナラ枯れを食い止める対策を研究。
カシナガの生態について観察し、YouTubeなどで発信し続けてきた。

カシナガは繁殖に適した弱った木を見つけるとまず数匹が入り込み、フェロモンで仲間を集め、一斉に襲う。

いわば虫の総攻撃で、幹に大量の穴を開けた上に病原菌を運び込む。

病原菌に感染した木は、水を吸い上げられなくなって枯れる。

5年ほどで倒れる危険性が高まり、実際、全国各地で倒木による死傷事故がおこっている。

総攻撃を受けた木を見ると、カシナガが開けた多数の小さな穴が…。

樹木医 :
「楊枝の先端が入るか入らないかの小さな穴。本当に細かい粉が積もっています」

根元には木の粉が残される。

カシナガがかじった木クズと排泄物の混ざったものだ。

カシナガは幹の中で繁殖し、羽化した成虫が木から木へと被害を広げる。

ナラ枯れは1980年代から広がり、2010年度をピークに一度は減ったが、ここ数年で再び拡大。

特に目立つのが、これまで限定的だった“首都圏”だ。

東京では皇居にも被害が及び、首都圏は3年前の20倍に急増。

人の多いエリアに倒木事故のリスクが迫っている。

・・・

■ナラ枯れ対策に秘密兵器!その名も「カシナガトラップ」

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/9852780dbba404744ad8b390c6fc299f8c19d16e

 

(ブログ者コメント)

ギンナンの重みで折れた枝の下敷きになって死亡した事例は、2022年に鹿児島県でも起きている。(本ブログでも紹介スミ)




 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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