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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202211301856分にYAHOOニュース(福島放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

こちらには様々なプラスチック製品が並んでいます。
普通のプラスチックは石油が原料ですが、実は、これらの製品の原料の一部には、コメが使われているんです。
どのようにして、コメがプラスチック製品に生まれ変わるのでしょうか。

【内田記者リポート】
「ビニール袋にスプーンやフォーク。さらにプラスチック製のおもちゃなど、これらの全てにコメが使われています」

「ライスレジン」は米と石油系の原料を混ぜて作られた、新しいプラスチックです。

古いコメや、精米時に砕けたコメなど、通常なら廃棄してしまうコメを活用して作られています。

【バイオマスレジン福島・今津社長】:
「最大で70%まで、コメを混ぜることが可能です」
「使用されている、石油由来の割合が減りますので」
「環境に配慮された製品だと思っている」

このプラスチックを製造する「バイオマスレジングループ」は、国内3ヵ所目の工場を浪江町に建設し、30日、竣工式を行いました。

【内田記者リポート】
「透明の筒の中、コメと石油系の材料が落下しているのが見えます。
それぞれ、こちらの機械で一緒になり、水などを使って加熱されます」

工場の中は、まるでご飯を炊いているかのような香りに包まれています。

【バイオマスレジン福島・今津社長】 :
「餅をイメージしてもらうと、分かりやすいかと思うが、コメは熱を加えると、柔らかくなって伸びるじゃないですか。
その性質を利用して、プラスチックとコメを混ぜて、伸ばしていくような形」

熱を加えて混ぜた物体を冷やし固め、細かくすると完成です。

【内田記者リポート】:
「こちらが完成したペレットです。
まだ温かく、煎餅のような香りがします。
このペレットが様々な製品に加工されるという事です」

このプラスチックを使った製品の種類は800アイテム。
スプーンやフォークは大手ハンバーガー店で、包装紙は、全国に流通しているパックご飯のパッケージに採用されています。

【バイオマスレジン福島・今津社長】:
「一般のプラスチックと、同等の品質が保てますので」
「かなり幅広く用途が、見込めますので、そういった意味で、我々も期待している」

この工場が浪江町に進出したのには、こんな理由も…。

 【内田記者リポート】:
「浪江町の加倉地区です。
こちらの水田でプラスチックの原料にするコメを栽培しています」

原発事故の影響で、コメの作付けが中断してしまい、耕作放棄地も多い双葉郡。
その土地を有効活用し、新しい産業を作り出す事も期待されています。

【バイオマスレジン福島・今津社長】:
「人口の減少や雇用の創出など、様々な地域課題を抱えているので、そういった課題解決に、我々の工場が寄与できればいいなと考えている」

浪江町の工場では1日5トンのプラスチックを製造する予定で、将来的には1日10トンまで増やしたいとしています。















https://news.yahoo.co.jp/articles/0699eb9717e7aa7865683d1b345e90c8ce9344b0

 

11301741分にYAHOOニュース(福島民報)からは、コメの割合は5070%など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

コメを原料にしたバイオマスプラスチック「ライスレジン」を製造するバイオマスレジン福島の工場は、福島県の浪江町北産業団地に完成した。
30日、竣工(しゅんこう)式を行い、操業を始めた。

ライスレジンの製造を通じ、二酸化炭素の削減、石油資源の使用抑制に加え、原発事故被災地の遊休農地活用を図る。  

工場は鉄骨一部2階建てで、延べ床面積1776平方㍍。

コメと石油系の樹脂を混ぜ、プラスチックの材料となるライスレジンを製造する。
生産量は1日当たり5㌧から始め、最大10㌧を目指す。
年間約3000㌧を見込んでいる。

ライスレジンは、ごみ袋やレジ袋、おもちゃ、歯ブラシなどに加工される。  

コメの割合を50~70%にすることで、石油由来の素材の使用を抑える。

また、原料のコメの栽培を通じ、二酸化炭素を吸収する。

コメはくず米など、非食用を中心に利用する。
原発事故によって遊休地になっていた浪江町や飯舘村の農地を再生し、作付けされたコメもある。

同社は今後、相双地方の耕作放棄地解消にもつなげていく。

竣工式ではバイオマスレジン福島の渋佐代表取締役、井出副知事、吉田浪江町長、宮下経済産業省福島新産業・雇用創出推進室長らがテープカットし、脱炭素と復興を後押しする新工場の門出を祝った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/30e08129ac1901069925efd59967b8791ffe73c3

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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