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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201191日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/698/

 

 

(2018年6月6日 修正4 ;追記)

 

20185311430分にNHK神奈川から、市の訴えは棄却されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

東日本大震災の影響で音楽ホールのつり天井が落下したのは、設計業者らの取り付け方法が原因だったとして、ホールを所有する川崎市が業者ら8社に対し損害賠償を求めた裁判で、横浜地裁は31日、「落下の原因が金具の破断と断定することはできない」などとして、訴えを棄却した。


川崎市が所有する音楽ホール「ミューザ川崎シンフォニーホール」は、7年前の東日本大震災で、けが人はなかったが、つり天井がはがれ落ち、ステージや客席が壊れる被害が出た。


この事故について川崎市は、天井をつり下げていた金具が安全を確保する基準より広い間隔で取り付けられていたことなどが原因だったとして、設計担当や工事担当の業者、合わせて8社に対し20億5000万円余りの損害賠償を求める裁判を5年前に起こしていた。


31日の判決で横浜地裁の石橋裁判長は、「天井の落下の原因は、金具の破断によるものだと断定できないうえ、金具を使ったことに安全性を損なう瑕疵があったとはいえない」と指摘し、訴えを棄却した。

 

出典

音楽ホール天井落下 川崎市敗訴

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180531/1050002649.html 

 

 

5311950分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

訴訟で市側は、つり天井を支えるボルトやフック状金具の設置間隔をもっと狭めるべきだったと主張したが、裁判長は「建築当時、そのような技術水準があったとは認められない」と指摘。

 

さらにフック状金具の耐久性についても、想定地震時に受ける慣性力との比較で問題はないとし、「フック状金具を用いたことは瑕疵に当たらない」と述べた。

 

訴訟では、同ホールを本拠地とする東京交響楽団(東響)と所属演奏家も、公演会場の変更を余儀なくされたため不必要な経費負担や逸失利益があったとして、UR側に約1億4000万円の損害賠償を求めていたが、同様に棄却された。

 

出典

『ホール天井崩落、川崎市が敗訴 地裁「建築主に過失なし」』

https://www.kanaloco.jp/article/335444/ 

 

 

61日付で東京新聞神奈川版からは、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。

 

事故を巡り、市などが建築主らに損害賠償を求めた裁判で、横浜地裁は31日、請求を棄却した。

 

震災では、つり天井の崩落事故が多発。

後に法令上の安全基準が設けられたが、費用の負担がネックになり、音楽ホールの対策は遅れているとみられている。

 

震災当時、つり天井などの内装材は「地震の震動で脱落しないようにする」とされるだけで、具体的な構造基準の規定はなく、全国でつり天井が落ちる事故が約2000件発生。

九段会館(東京都千代田区)では、死傷者が出た。

 

このため国交省は、震災後、面積が200m2を超える場合などは、国の仕様を守るか、落下防止策を取ることを義務づけた。

 

学校の体育館に関しては文科省が、安全性を優先させて原則、撤去する方針を提示。

 

音楽ホールは、音響効果を計算して取り付けられているため、撤去するわけにいかず、後手に回っている施設もあるという。

 

国交省の担当者は、「昨年度に補助金を増やしたが、改修費を完全にカバーできるわけではないだろう」と話した。

 

出典

ミューザ事故、地裁が請求棄却 音楽ホールの対策に遅れ

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201806/CK2018060102000152.html 

 

 

 

(2019年11月21日 修正5 ;追記)

 

2019112150分に神奈川新聞からは、高裁に控訴を棄却された川崎市は上告を断念したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2011年の東日本大震災でミューザ川崎シンフォニーホールのつり天井の一部が落下したのは施工不良が原因だとして、川崎市が建築主の都市再生機構(UR)と清水建設など施工業者7社に約20億5千万円の損害賠償を求めた訴訟で、川崎市は20日、請求を退けた東京高裁判決について上告を断念すると発表した。

福田紀彦市長は「上告しても有利な結果を得られる可能性が極めて低いという現実的な判断から断念した」とコメントした。

18年5月の一審横浜地裁判決は「建物の基本的な安全性を損なう瑕疵(かし)はない」と判断し、市側の請求を棄却。

 

今月7日の高裁判決もこれを支持し、市側の控訴を棄却していた。

同ホールを本拠地とする東京交響楽団と所属演奏家も、公演会場の変更を余儀なくされたため不必要な経費負担や逸失利益があったとして、UR側に約1億4千万円の損害賠償を求めていたが、同様に上告を断念した。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-210057.html

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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