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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20171170分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

お酒を飲みすぎると肝臓に良くないというイメージは、皆さん、お持ちかと思います。

古来より「酒は百薬の長」と言われるように、適度なお酒は体に良いとされています。

科学的に検証不十分な面もありますが、実際に周りを見回してみますと、個人的には、当てはまる方は多い気がします。

 

では皆さん、脳に対しては、お酒はどう影響すると思われますか。

厚生労働省は、適度な飲酒をしている方は、全く飲まない人と比較して認知症になりにくいというデータを出しています。

具体的には、危険性が半分以下になるようです。

 

適度な量というのは350ミリリットルの缶ビール1日1本程度ですので、かなり少ない量です。

1日2本程度に増えると、飲酒しない人の1.5倍の危険性に増えるようです。

それ以上飲む場合には、危険性は2倍に増えます。

 

少量のお酒がなぜ認知症の危険性を下げるのか、はっきりした理由は不明でしたが、最近、興味深いデータを目にしましたのでご紹介いたします。

 

ビールの原料の一つであるホップに含まれる「イソアルファ酸」という成分が関わっているのではないかというデータです。

ビール大手のキリンと東京大学、学習院大学のマウスを用いた共同研究で判明したそうです。

脳内の老廃物を除去する「ミクログリア細胞」を活性化させたり、アルツハイマー病の原因とされる「アミロイド」の量を減らしたりする働きがあるようです。

 

お酒好きな方には朗報かもしれませんが、あくまで適量(というよりも少量と言った方がいいかもしれません)を守らないと意味はありませんので、十分な節酒を意識してください。

 

アルコールが多くなると、アルコール自体が脳にダメージを与えますし、飲みすぎて転倒して頭にけがをすることも増えますので、適量を守っていただきたいと思います。

お酒に限らず、何事も、適度にすることが大切です。

適度な運動、適度な飲酒、適度な睡眠など、バランスの良い生活を意識して、健やかな脳を維持できるように日々お過ごしください。

 

(済生会和歌山病院 脳神経外科 医長 三木潤一郎)

 

出典

飲酒の影響 少量は認知症の危険性を下げる

http://www.sankei.com/west/news/171224/wst1712240003-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

上記報道のネタ元は見つからなかったが、厚生労働省から以下のような関連情報が発信されていた。

 

e-ヘルスネット[情報提供] アルコールと認知症 

3. 少量ないし中等量の飲酒と認知症について

 

高齢者の飲酒と認知症の危険性(リスク)に関する調査結果を図1に示します。


【図】の飲酒量は350mLのビール1本相当(1.4ドリンク)を1本としています。

また認知症の危険性とは、飲酒しない人が認知症になる危険性を1とした場合に、各飲酒量でどの程度認知症の危険性が増減するかということを示します。


このように1-6本程度の飲酒が認知症の危険性が最も低いという結果で、飲酒しないまたは大量飲酒する人より少量飲酒する人のほうが認知症の危険性を下げる、言い換えれば少量飲酒は認知症の予防になる可能性を示唆しています。

・・・・・・

 

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-01-007.html

 

 

分野別の政策一覧 健康日本21

5.アルコール

3.現状と目標

(3)「節度ある適度な飲酒」について


前述したわが国の男性を対象とした研究のほか、欧米人を対象とした研究を集積して検討した結果では、男性については1日当たり純アルコール1019gで、女性では1日当たり9gまでで最も死亡率が低く、1日当たりアルコール量が増加するに従い死亡率が上昇することが示されている。


従って、通常のアルコール代謝能を有する日本人においては「節度ある適度な飲酒」として、1日平均純アルコールで約20g程度である旨の知識を普及する。


なお、この「節度ある適度な飲酒」としては、次のことに留意する必要がある。

1) 女性は男性よりも少ない量が適当である

2) 少量の飲酒で顔面紅潮を来す等アルコール代謝能力の低い者では通常の代謝能を有する人よりも少ない量が適当である

3) 65歳以上の高齢者においては、より少量の飲酒が適当である

4) アルコール依存症者においては適切な支援のもとに完全断酒が必要である

5) 飲酒習慣のない人に対してこの量の飲酒を推奨するものではない

 

「節度ある適度な飲酒」としては、1日平均純アルコールで約20g程度である旨の知識を普及する。

 

http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/b5.html

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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