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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20228301836分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日、静岡県富士市でサルを捕獲するための麻酔銃が誤って発射され矢が女性に刺さり一時気を失った事故で、市から委託を受けた業者が不適切な手順で作業をしていたことが市などへの取材で明らかになりました。

 

【住宅街で麻酔銃を誤射…】

事故が起きたのは JR富士川駅の南側、富士市中之郷の住宅街です。

野生のサルの目撃情報を受け、現場に向かった市の担当職員と委託業者がサル1匹を発見。

麻酔銃を使用できる距離にサルがいたため、委託業者が麻酔銃の準備を始めました。

その際、空気漏れを防ぐために銃身にテーピングをしましたが、誤って引き金に触れ、サルの目撃情報を伝えに来た女性の左腕に麻酔銃の矢が当たったということです。

麻酔薬の量は、体重15キロのサルに効果がある量が使われていました。

 

【この事故について 富士市の担当者は…】

富士市 環境保全課  鈴木課長:
「サル捕獲で使っている麻酔銃がエアガン、要するに空気銃でして、圧縮されたガスを開放することで薬液が入った矢が飛んでいく仕組み。空気漏れがあると思うように薬が入った矢が飛んでいかないということになるので、この委託業者はそういったことが起きないように念のためにテーピングの作業をしていた」  

そもそも、空気銃にテープを巻くことは、通常、行われる作業なのでしょうか?

富士市 環境保全課  鈴木課長:
「テーピング自体は、この方の独特の手法になるので、通常はない作業。一番問題だったのは、どういう作業をするとしても、まずは銃口が人に向いていたというところが一番の大きな問題になる。銃口を人に向けてはいけないということは基本中の基本なので、その確認を怠ってしまった」

 

30年以上、様々な銃の研究や取材を行っている専門家は・・】

銃器ジャーナリスト  津田哲也さん:
「仮に、テーピングの必要があったとすれば、矢を装填していない状態でやるべきことなので、あらかじめ矢を装填してしまっていて手入れを始め、テーピングをして準備を始めたというのは、これは通常の銃器としても危険性がある。誤射、暴発の危険性は必ずあるので、そういう手入れをする時には弾倉を空にしておくという措置は必要」

 

【去年秋から野生のサルが住宅街に出没】

富士市によりますと、この地域では去年の秋ごろから野生のサルが確認されていて、徐々に住宅街に出没するようになりました。

市では、サルは2匹いるとみていて、そのうち1匹は凶暴な性格だといいます。

今回の事故の際に目撃されたサルは、まだ捕獲されていません。

市は、今後のサルの捕獲については、県と協議して決めるとしています。







https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6c14fe36548b393f381aaadd4513d2c800da73

 

8301842分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、業者は銃身の接合部にテープを巻いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きっかけは、1週間ほど前から現れていたという、野生のサルだった。

静岡・富士市で、29日に発生した事故。
ニホンザルの駆除中に麻酔銃が誤って発射され、矢が女性に当たった。

女性は、サルを目撃したため、市の職員に居場所を話していたという。

麻酔銃の空気漏れを防ぐために、銃身の接合部にテープを巻いていた委託業者。
誤って引き金に触れ、暴発した。

サルの麻酔薬が、人にどんな影響を与えるのか、獣医師に聞くと...

こととい通り動物病院・白石政憲院長:
「成分は、人用も動物用も基本的には同じ。副作用で、急性心不全や呼吸抑制などが、まれに発現することがあるので注意が必要。用法用量を正しく守って使えば、安全な薬かと思う」

女性は、およそ1時間後に意識を取り戻し、29日夜、退院した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19af083973133ae3dbcd24b8ba8a69922b72133b 

 

8301855分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、職員2人が女性から聞き取りをしている、そのすぐ後ろで業者が麻酔銃の準備をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富士市中之郷では7月から住宅街などで頻繁にサルの目撃情報が寄せられ、市は近くの小学校が再開した26日からパトロールをしており、30日朝も登校する小学生を見守っていました。

サルを見かけた市民:
「(最近)黒っぽい大きいのがそこにいて、上に登って行った。キュウリを座って食べていた。怖いですね」

市によりますと、当時、職員2人が女性から聞き取りをしており、すぐ後ろで委託業者が麻酔銃の準備をしていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dfd94bd9f4641791690f173217b63ebbc325a4aa  

 

8302026分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、業者はサル捕獲歴30年以上のベテランだった、銃口を人に向けた状態で準備していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富士市役所にJR富士川駅近くの道路沿いに「サルがいる」と通報があり、市の職員3人と市から委託を受けている業者が現場に駆け付けると、一匹のサルを見つけました。

・・・

富士市によりますと、銃を扱っていた男性は捕獲歴30年以上のベテラン。

準備は銃口を人に向けた状態で行われ、女性の「痛い」という声を聞くまで誤発射にも気づきませんでした。

住宅街の裏には山があり、富士市によりますと、今年に入り、サルが頻繁に目撃されているということです」

現場周辺では、家庭菜園の野菜が食べられたり、車のバンパーが傷つけられたりしたほか…。

<住民>
「私の娘が学校に行く途中で、サルと出くわして、目が合ってしまって、サルの方が足をひっかいていった」

富士市では、サルを捕まえようと、29日は朝から周辺のパトロールをしていました。

<富士市環境保全課 鈴木課長> :
「サルは、箱罠には入らないので、麻酔銃を使わざるを得ないので、県の指導を受けながら、できる限り早く再開できるようにしたい」



https://news.yahoo.co.jp/articles/9027989f7bb98de64db1adde5a9bf22c25b1e08e

 

8301228分にNHK静岡からは、女性は1mの距離にいた、業者は誤射防止を求める県の通知に反した手順で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市によりますと、麻酔銃の準備をしていた委託業者が誤ってトリガーに触れたことで発射されたとみられ、女性は1メートルの距離にいたということです。

また、この際、委託業者は銃口の向きを確認しておらず、誤射の防止を求める県の通知に反した不適切な手順で作業をしていた疑いがあることがわかりました。

富士市の小長井義正市長は「委託業者の安全管理の不備が大きな原因と言わざるをえない。事故の検証を行い対策を講じる。毎日のようにサルが出没している現状があるので、細心の注意を払い、わなや麻酔銃による捕獲も実施していく」とするコメントを発表しました。

また、委託業者の野生動物保護管理事務所は、「当社の安全管理教育や管理態勢に不備があり、当該社員においても気の緩みがあったことは否めません。大変申し訳なく思っています」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20220830/3030017120.html

 

8301913分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、発射直前に銃身と本体を結合するなどといった麻酔銃取扱い時の安全対策が守られていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市によると、委託業者が麻酔銃の銃身にテーピングしている際、誤って引き金に触れ、矢が発射したということで、「銃口を人に向けてはいけない」、「サルを目視した後、発射直前に銃身と本体を結合する」など、麻酔銃の取り扱いや手順について安全対策が守られていなかったことが原因としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ef87abfa4ec960bf14b3d1ffa6562c6aec82ca6  

 

8301858分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、静岡市は県内で唯一、職員が麻酔銃を取り扱っている、その麻酔銃は安全装置付きだが富士市の業者の麻酔銃には付いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今回使われた「麻酔銃」には誤射を防ぐ安全装置がついていなかったことがわかりました。

県内の市町では唯一、職員が麻酔銃を取り扱う静岡市を取材しました。

野生動物による食害などを受け静岡市は、2015年から許可を得た職員が麻酔銃を取り扱っています。

静岡市中山間地振興課・望月主査:
「静岡市の場合、銃に安全装置が付いています。引き金のところに安全装置が付いているので、打つ瞬間にこれを外す。仮に何かあって(引き金を)触ってしまっても、発射されることはない。逆に、撃つ瞬間になって外すの忘れていて『アッ、飛ばない』ということもあり得るくらい。そこは徹底しています」

法律上は問題ありませんが、富士市の委託した業者が使っていた麻酔銃には安全装置はついていませんでした。

静岡市は麻酔の量も、獣医の資格を持つ職員が動物の大きさに応じて現場で調整し、緊急を要した場合でも、県や警察と連携するなど、安全対策を徹底しているといいます。

静岡市中山間地振興課・望月主査:
「一般の方が周辺にいないような状態にする。野次馬が来たりするので規制して入らないようにして、安全な状態で行うことが大前提。仮に何かあったとしても事故が起こらないように、銃口は下に向けた状態で(準備)作業を行う」

富士市の委託業者は、「安全管理教育や管理体制に不備があり、社員にも気のゆるみがあったことは否めません」とコメントし、安全装置が付いた麻酔銃への切り替えも含め、再発防止策を検討していくとしています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/7692551f28f7606a86eb4bc9b538fb8442e95963 

 

830195分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、麻酔銃はデンマーク製だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

麻酔銃はデンマーク製で、委託業者が空気漏れを防止するため、銃身をテーピングしている際に誤って引き金に触れたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6d7c8a6d9ed06e724a2327c5d2a144ad9b2e28

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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