本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021年6月4日8時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ノリの養殖などに必要な栄養分を増やすため、工場や家庭からの排水規制を緩和する改正瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)が3日、国会で可決、成立した。
これまで汚染物質である栄養塩(窒素、リン)の排出を減らしてきたが、海水がきれいになりすぎて生き物の栄養が不足してきたため、管理しながら流せるよう方針転換する。
同法は、1960~70年代の高度経済成長期に増えた工場・生活排水による汚染を減らすため、栄養塩などの排出総量に上限を設けて規制してきた。
その結果、水質は一部の海域を除いて大幅に改善したが、近年は栄養塩で育つ養殖ノリやワカメの色落ちが目立つようになった。
水温上昇で、栄養塩をたくさん吸収する大型の植物プランクトンが増え、競合していることも一因とされる。
改正法は、栄養塩を排出の総量規制の対象から外し、特定の海域ごとに管理しながら海に流せるようにする。
瀬戸内海に面する府県が、周辺自治体の意見を聴きながら、環境基準の範囲内で水質の目標値や測定方法などを定める。
今も栄養塩が多く赤潮が起きる海域もあるため、定期的に水質を調べ、問題があれば計画を見直す。
さらに、自然の海浜が減っていることから、海水浴や潮干狩りなどで利用しながら環境を保全する「自然海浜保全地区」に、藻場や干潟を再生したり、作ったりした場所も指定できるようにする。
https://www.asahi.com/articles/ASP634VZYP61ULBJ01C.html
(ブログ者コメント)
海が綺麗になり過ぎて・・・という記事は、これまでに何件か掲載している。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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