







2025年5月22日13時16分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪市天王寺区で1月、27階建てタワーマンションの中層階が燃えて住人の70歳代夫婦が亡くなった火災は、高層階で暮らす住人が避難する難しさを浮き彫りにした。
全国でタワーマンションは増え、住人も高齢化しているとされ、専門家は「住人が避難に慣れるための取り組みが必要だ」と指摘する。
■避難したのは住人の4割のみ
「妻は足が悪く、階段で避難するのは無理だ。エレベーターが止まったら、どうしようもなかった」
火災が発生したマンションの21階に住む80歳代男性は、そう振り返る。
火災時にエレベーターは停止することも多いが、この時は動いたため、何とか避難することができたという。
天王寺署やマンション管理組合によると、火災は1月18日午前5時頃、13階の一室で発生し、住人の70歳代夫婦が一酸化炭素中毒で死亡した。
マンションに居住する約120人のうち、1階ロビーに避難したのは4割の約50人。
早朝の発生だったため、自室にとどまった住人が多かったとみられる。
タワーマンションは、住戸ごとに耐火構造の壁や床で区切られているが、延焼が拡大してさらに被害が出ていた恐れもある。
■根強い人気
都市部を中心に、利便性の高いタワーマンションの人気は根強い。
不動産鑑定会社「東京カンテイ」の調査では、20階建て以上のマンションは増加が続き、昨年末現在、全国で1561棟の約41万戸となり、このうち府内は282棟の約7万戸だった。
一方、総務省消防庁によると、2023年に11階建て以上のマンションでは509件の火災が発生した。
また、住人の高齢化も進み、円滑な避難が課題となる。
東京都新宿区が20年にまとめたタワーマンションの実態調査(22棟回答)では、世帯主が65歳以上の割合は「5割以上」としたのが2棟、「3割程度」だったのが11棟に上った。
■「訓練の参加者を増やす工夫を」
それでは、火災時にどう避難すべきなのか。
東京理科大火災科学研究所の松山賢教授は「焦らず階段を下りるのがいい。ベランダの避難はしごを使えることも知っておく必要がある」と助言する。
その上で、階段を下りるのが難しい高齢者や障害者については、排煙設備が整った「特別避難階段」の利用を呼びかける。
建築基準法で15階以上の各階に設置が義務づけられており、避難することで一定の安全性が担保されるという。
松山教授は、避難訓練を年に1回は実施することも重要とし、「訓練の参加者を増やすための工夫も求められる」と指摘する。
■はしご車が届くのは16階程度まで
タワーマンションで火災が発生した場合、消火や救助の活動も困難を伴う。
大阪市消防局によると、配備するはしご車が届く高さは50メートルほどで、マンションの16階程度に相当。
より高い上層階には、消防隊員が非常用エレベーターなどを使って駆けつける。
消防法では、7階以上の建物などには、地上から高層階に水を送る連結送水管の設置が義務づけられ、天王寺区の火災でも活用された。
11階建て以上のマンションには、スプリンクラーの設置も必要とされ、火元の13階を中心に作動したという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250522-OYT1T50061/
上記記事がネット配信された翌日、5月23日6時30分に毎日新聞からは、4月19日にも泉大津市の14階建住宅4階で火災が起きて39人が負傷うち半数は高齢者だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
煙が充満していた。
周りが見えず、進むことも戻ることもままならない。
「このままだと死んでしまう」
高層の公営住宅で、住民39人が病院に運ばれる火災が起きた。
負傷者の半数以上は避難中の高齢者だった。
なぜ被害は拡大したのか。
住民らの証言から、高層住宅で暮らすお年寄りが抱えるリスクが見えてきた。
穏やかな時間が流れる土曜日の昼時だった。
大阪府泉大津市にある「府営泉大津要池住宅」では4月19日、多くの住民がいつものようにテレビを見たり、昼食の準備を進めたりしていた。
14階建ての6号棟で暮らす上田さん(男性、74歳)は正午ごろ、ベランダの外で煙が漂っているのに気づいた。
台所の小窓からのぞくと、黒い煙が立ち上ってきた。「火事だ!」
ガスの元栓を閉めるなどした後、部屋を飛び出した。
玄関を出ると、階下から鈍い爆発音が聞こえた。
しばらくして火災報知機が鳴り響いた。
火元は4階の一室だった。
噴き出した炎は付近の部屋に燃え広がり、建物は黒煙に覆われた。
11階で暮らす上田さんは腰が悪く、移動につえが欠かせない。
普段はエレベーターを利用するが、危険を感じて階段に向かった。
火災を検知したエレベーターは午後0時7分に停止していた。
■「このままだと危ない」
建物内は電気も…
https://mainichi.jp/articles/20250522/k00/00m/040/103000c
2025年5月22日15時23分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事が固形物と容器の写真付きでネット配信されていた。
岡山県は22日、県工業技術センター(岡山市北区芳賀)内の実験室で、爆薬の過酸化アセトン(TATP)を含む不審な固形物が見つかったと発表した。
過去にはテロに使用されたことがある物質で、県は何者かが製造した可能性があるとみて岡山西署に通報。
同署は固形物を押収するとともに、爆発物取締罰則違反の疑いで調べている。
同センターによると、固形物が発見されたのは4階実験室の実験台で、職員が16日、アルコールを入れた容器内に複数の白色半透明の固形物(最大数センチ四方)を確認した。
通常はアルコールの中で固形物が生成されることがないことから成分鑑定を行い、TATPを検出した。
事態を受け、センターは関係職員への聞き取りを実施。
4月下旬には容器内に固形物は確認されていなかったという。
TATPは過酸化水素水とアセトン、塩酸などの薬品を反応させて製造する爆薬で、これらの物質は施設内にあるが、センターがTATPを製造や利用することはないとしている。
TATPは過激派組織イスラム国が用いることで知られ、2015年のパリ同時多発テロ、16年のベルギー同時テロでも使われたとされる。
横浜国立大の三宅淳巳名誉教授(安全工学)の話 :
「TATPは高性能爆薬と同等の危険性があるが、原材料は比較的入手が容易で、知識とスキルがあれば合成は難しくない。
そのため、現在では世界の爆弾テロで最も多く使われる物質の一つとなっている。
仮に何者かが意図的に作って容器の中に入れたとしたら非常に悪質だ。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc5ad566bbdf79d10b60584180df8ff212fe28b5
5月22日18時28分に産経新聞からは、外部の研究員も実験室やアルコールを使用するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
センターによると、16日に職員が実験台で、アルコールを保管していた容器内に固形物があるのを発見。
分析をしてTATPが含まれることが判明した。
TATPは過酸化水素水とアセトン、塩酸などの薬品を反応させて製造する爆薬で、テロに使用されたこともあるという。
センターに入る際は受付で手続きが必要で、実験室は通常施錠されていない。
実験器具の貸し出しを行っており、外部の研究員も実験室やアルコールを使用する。
https://www.sankei.com/article/20250522-BHRSVY4MRJPH7KEFKI46XIHRII/
2025年5月22日21時16分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時前、横浜市都筑区佐江戸町の木造2階建ての住宅から火が出て、この家に住む男性が玄関先で消火にあたっているのをパトロール中の警察官が見つけました。
消防車など27台が出て、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、火元の住宅が全焼したほか、近くの住宅など3棟で外壁が焼けたということです。
警察によりますと、火元の住宅に住む男性は狩猟免許を持ち、散弾銃やライフルを所持する許可を受けていて、家には数百発分の銃弾が保管されていたということで、火事のあと、近くの路上で1発の弾が見つかりました。
火事の影響で飛び出したとみられています。
また、住宅が焼けた際には、弾が破裂するような音が複数回、聞こえたということですが、火事や銃弾によるけが人はいませんでした。
警察や消防は火が出た原因を調べています。
現場は、JR中山駅から北東におよそ2キロ離れた住宅街の一角です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250522/k10014813861000.html
2025年5月22日14時18分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時半すぎ、芦屋市陽光町の阪神高速5号湾岸線に設けられた道路の点検作業用の通路で「作業中の作業員が酸欠で戻ってこない」と消防に通報がありました。
現場では3人が作業していて、このうち30代と60代の男性2人がめまいや吐き気などを訴え病院に搬送されましたが、いずれも命に別状はないということです。
3人は22日午前9時ごろから、壁や天井に囲まれて閉鎖状態となっている通路の中で作業にあたっていたということです。
消防は何らかの理由で酸素濃度が低下するなどした可能性があるとみて、詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20250522/2020028678.html
2025年5月21日17時13分にYAHOOニュース(サンテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
旧規格の古い消火器を使用すると、死亡やけがをする事故に至る危険性があることから、姫路東消防署では5月21日から、「消火器の危険が見える化シール」で安全を指導する特別査察を実施しています。
この特別査察は、2021年5月21日、姫路市内の事業所で、火を消すために従業員が消火器を操作したところ、消火器が破裂し、この従業員が負傷する事故が起きましたが、今でも、古い消火器が多数存在し、使用されていることから、実施されました。
4年前の事故で使用された消火器は、製造から30年以上が経過していて、底部が腐食していました。
21日の特別査察では、姫路東消防署の職員がJR姫路駅前の商業複合雑居ビルに入って、設置された消火器を調べ、旧規格の消火器に危険であることを記したシールを貼り付けました。
この「消火器の危険が見える化シール」は、2024年11月に実施された高校生のインターンシップで、姫路東署が受け入れた県立姫路工業高校の生徒4人が原案の作成に携わり、完成しました。
姫路東消防署は、「老朽化した消火器は早急に新しい消火器に交換していただくとともに、異常が認められるものについては、絶対に使用しないでください。さびた消火器や変形のある消火器は、火災でも訓練などでも絶対に使用しないでください。」と呼び掛けています。
姫路東消防署では、12月26日までに随時、管内100施設で特別査察を実施するということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/551e8c692248dc2c718cf2171cb55fe2b764565c
以下の過去記事1件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2023年8月3日掲載
2023年7月27日報道 和歌山県の新設トンネルで照明取り付けのため天井に穴を開けたところ内部が空洞、業者は不備を把握すれど虚偽報告、県も136回検査すべきところ6回のみ(修5)
(新情報)
道路地下のインバート部分でも調査した範囲の4割ほどが厚み不足だったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13351/
2025年5月22日6時11分にFNNプライムオンライン(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後5時50分ごろ、長野・須坂市を走行中だった長野電鉄の普通列車に、農業用ハウスがぶつかりました。
乗客3人が病院に運ばれ、長野市に住む会社員・栗原さん(男性、56歳)が死亡、50代と60代の男性がいずれも軽傷とみられています。
当時、列車に乗っていた人が撮影した画像では、農業用ハウスの屋根とみられるものなどが付近に散乱しています。
国交省によりますと、当時、列車の運転士が線路上の物体を見つけ、非常ブレーキをかけましたが間に合わなかったということです。
国交省は鉄道事故に認定し、国の運輸安全委員会が事故調査官を派遣します。
21日午後6時40分ごろの須坂市内には雨とともに強風が吹いていて、当時、長野県北部には「竜巻注意情報」が出されていました。
警察は、強風により農業用ハウスが飛ばされた可能性があるとみています。
https://www.fnn.jp/articles/-/875453
5月22日20時59分にYAHOOニュース(長野放送)からは、飛ばされたのはトラクター雨濡れ防止のため最近パイプやトタンなどで作った小屋、現場ではダウンバーストかガストフロントによる突風が発生していた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
3人は、先頭車両で割れた窓ガラスの近くにいたということです。
・・・
近所の住民によりますと、線路脇には、最近、パイプとトタンなどで作られた小屋があったということです。
警察も、その小屋が風に飛ばされ、列車と衝突したとみて調べています。
近所の住民:
「トラクターが雨でぬれるからやった(建てた)んだね。
屋根は両端がトタンで青いシートで巻いてあった。
あれはだめだ、飛んじゃう。
(きのうは)空が変わってきて、何かと思ったら雨と風がすごかった」
・・・
気象台は、21日午後5時40分から50分にかけて、現場周辺で発生した突風の種類はダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高いと判断したと発表しました。
その強さは風速約30m/sと推定されるとしています。
その根拠について、次のように説明しています。
・突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中であった。
・渦の目撃など、竜巻を示唆する情報が得られない。
・突風は比較的短時間(1~10 分)および比較的長時間(10 分程度)であったという証言がそれぞれ複数得られた。
・突風は強雨またはひょうを伴っていた。
ダウンバーストとは、積乱雲から強い風が吹き下ろす現象です。
ガストフロントは、積乱雲からの下降気流の先端と周囲の暖気の間で形成される前線のことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0c93397cf4306a7db318c2eb71f28bde7fca1b3
5月23日23時42分に読売新聞からは、小屋は地面に固定されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
強風で線路上に飛ばされてきたとみられる金属製のパイプ小屋を所有する農業男性(40)が23日、読売新聞の取材に応じた。
男性によると、小屋の足は地面に固定しておらず、トラクターの保管用として、事故の3~4日前に線路近くに建てたばかりだったという。
高さ2~3メートル、幅、奥行き4メートルの大きさで、「飛ばされないための対策はこれからするつもりだった」とし、「(事故で)亡くなった人がいるのは残念だ」と話した。
気象庁によると、事故当時、現場周辺では風速約30メートルの突風が吹いていたと推定される。
男性はこの日、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官から聞き取り調査を受け、小屋の設置場所や、事故当日の気象状況などを尋ねられたという。
県警も男性から任意で事情を聞いている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250523-OYT1T50169/
5月27日20時27分にYAHOOニュース(長野放送)からは、死因は頭蓋内損傷だった、事故当時は推定風速30mの突風が吹いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は27日、男性の死因は「頭蓋内損傷」と発表しました。
男性の頭と首には、何かが衝突したことによる強い打撲があり、頭の内部が損傷していたということです。
また、ガラスによる切り傷もあったということです。
亡くなった男性の隣に座っていて、自身もけがをした男性は、NBSの取材に「ガラスがバーンと、一面に散っていた。(隣の人が)仰向けになって倒れてて、血がばーっと流れていた、シートに。乗務員の『医療関係の方いらっしゃいますか』というようなアナウンスがあって、それで、看護師と医師の方が1人いらっしゃって。(心臓マッサージを?)そう。(倒れてる時の意識は?)全くなかったと思います」と事故直後の緊迫した状況を語りました。
亡くなった男性は大量に出血し、意識のない状態で倒れていたと言います。
現地調査を行った長野地方気象台によりますと、当時、現場周辺で風速30メートルと推定される突風が吹いていたとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/47361b83da0e69425649a50b3d39b35dbbac1b13
2025年5月22日9時18分にYAHOOニュース(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後1時半ごろ南陽市鍋田の工場で、配電盤部品を塗装し、塗装した部品を乾燥するためにチェーンで吊り上げて移動させる作業をしていました。
その作業中、部品を吊り上げていたチェーンが移動レールの滑車に引っかかったということです。
男性はフォークリフトの上昇させたツメに乗って、角材を使い引っかかった部分を外そうとしたところ、バランスを崩して地面に落下しました。
この事故で男性は、頭がい骨骨折、脳挫傷、右腕骨折で全治不詳の大ケガをしました。
警察が事故の原因などをくわしく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acf5b15a219535125cbb97ecfe422ebb1fc632e2
(ブログ者コメント)
雷検知器は様々な会社から販売されているが、どこも同じような状況かもしれない。
以下は今回情報の元記事。
2025年5月20日12時4分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県松本市の企業が3年前に開発したある製品が、今、注目を浴びています。
それは、雷の接近を知らせる「雷検知器」。
4月、奈良県で起きた落雷事故の後、全国から注文が寄せられ、在庫切れの状態となっています。
松本市寿にある精密機器製造の「シナノカメラ工業」。
3年前に開発したある製品が、今、注目を浴びています。
片手に収まるサイズの赤い電子機器。
ある気象現象の接近を知らせてくれます。
シナノカメラ工業・河西社長:
「一般的に、雷が近づいてゴロゴロと鳴ると、いつ落ちてもおかしくない状況ですので、音が聞こえる前に接近していることを感知して、音で知らせるという装置」
雷の検知器、その名も「雷報」です。
大気が不安定な時に発生する雷。
その力は、電圧で表すと家庭用の電気の100万倍にあたる「1億ボルト」といわれています。
こちらは雷の威力を示す実験映像。
人工の雷を発生させると。
一瞬でブロックが粉々に。
威力のすさまじさが伝わってきます。
雷報は、内蔵のアンテナが、雷の発する電磁波を感知することでアラームを発する仕組みです。
感知できる範囲は最大で半径60キロ。
雷が近づいてくると、アラームの間隔が短くなります。
シナノカメラ工業は、電子機器の受託生産をメインとしていて、自社開発の製品は「雷報」が初めてです。
なぜ、開発したのでしょうか。
河西社長:
「落雷事故をなくしたい、悲しい思いをさせたくない。未来の子どもたちとかいろんな場面で命を守れる、人の役に立てる製品になるかなと」
県内では1967年、学校登山で北アルプス西穂高岳を訪れいた松本深志高校の生徒46人が落雷に遭い、11人が死亡、13人が重軽傷を負う事故がありました。
5年ほど前に事故の話を、取引先の無線機器開発会社の役員から聞いた河西社長。
ちょうど自社製品の開発を模索していた時期で、雷検知器の開発に乗り出しました。
3年前に商品化し、2024年は1年間で80個を販売しました。
ただ、今年は4月以降で500個以上の注文が寄せられています。
理由は、奈良県で起きた落雷事故です。
4月10日、グラウンドに雷が落ち、部活動中の中学生と高校生合わせて6人が病院に搬送されました。
事故の後、教育関係の商社や県外の学校などから問い合わせが相次ぎ、在庫切れの状態となっています。
今は7月からの販売再開を目指して準備を進めています。
河西社長:
「落雷というのは、どこでもいつ起きるかわからなくて、痛ましい事故にもつながる。いかに早く避難するかという、行動をとるかというのが重要。少しでも命が助かってもらいたい、けがを防いでもらいたい、そういう強い思いがある」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ace11a0d6a25007d17a59f88f5285fd559bb1d5
2025年5月20日8時54分にYAHOOニュース(中央日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
205人が搭乗したドイツ旅客機が操縦士なしで10分間飛行した事実が明らかになったと、18日(現地時間)、ニューヨークポストが報じた。
スペイン航空調査官が発表した報告書によると、昨年2月、乗客199人と乗務員6人を乗せてドイツ・フランクフルトからスペイン・セビリアへ飛んでいたルフトハンザのエアバスA321機は、機長がトイレに行った間、副機長が操縦室で意識を失う事故が起きた。
このような恐ろしい状況は、飛行が30分ほど残った時点で発生した。
機長(43)がトイレを利用する間、副機長(38)が意識を失い、これに約10分間操縦士のいない飛行が行われた。
約8分後に戻ってきた機長が操縦室に連結されたインターコムを通じて副機長を何度も呼んだが、応答がなかった。
すべての操縦室はテロ防止のために外から強制的に開けることはできない。
結局、機長は非常コードを入力してやっと操縦室に入った。
気を失った副機長は機長が入ってきたごろに気を取り戻した。
副機長は顔が真っ白になったまま汗を流しながら体の動きが不自然だった。
機長は素早く操縦桿をつかみ、客室乗務員に助けを要請して、搭乗中だった医師から副機長が救急措置を受けさせた。
当時、医師は心臓疾患の可能性に言及したという。
副機長は自分がどれだけ長い間気を失っていたのかを覚えていなかった。
報告書によると、副機長は「スペインのサラゴサ上空を飛行した記憶だけがあり、その次に客室乗務員と医師の診療を受けていた」とし、「あまりにも突然で、他の乗務員に知らせる時間もなかった」と述べた。
当時、音声録音機にも健康上の救急状態であることを知らせる変な騒音も録音されていたことが分かった。
10分間も操縦する人がいなかったが、該当旅客機は幸いに自動操縦機能が活性化し、飛行には支障がなかった。
旅客機は最寄りの空港であるマドリード空港に引き返し、副機長は病院に運ばれた。
副機長は「神経系異常による発作」と診断された。
ルフトハンザ側はドイツDPA通信に「これは報告書を通じて認知しており、飛行安全部署も調査を進めた」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b46aad5f5f46665871f6570ae665191ba528e35
2025年5月21日9時5分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時半ごろ、兵庫県高砂市荒井町新浜2の工場で、電動工具のグラインダーを使って金属品を加工していた同県姫路市の会社員男性(37)の額に、砥石(といし)の破片が直撃した。
男性は頭蓋骨骨折の重傷。
意識はあり、命に別条は無いという。
県警高砂署によると、「バン」という異常音に気づいた同僚の男性が119番した。
同署は事故の原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49c785816d67cee5b0973c47bfc837d27aeafba3
2025年5月20日22時37分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国電力ネットワークは20日、広島県府中市諸毛町で電線の不具合の調査中に火花が生じ、付近の建物が燃える火災があったと発表した。
地元消防によると、空き家3棟が全焼したが、けが人はいなかった。
同社は「多大なご心配をおかけし、おわびする」とコメントした。
同社によると、火災は20日午前11時40分ごろ発生し、約3時間後に鎮火した。
近所の人から電線が屋根に垂れ下がっているとの連絡があり、社員1人が現場を調査。
その際、電線から火花が上がった。
https://www.sankei.com/article/20250520-NRT6RNCHEBKT5OCI4C7V3ZLGUY/
5月20日21時2分にYAHOOニュース(中国新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(記事本文は転載省略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f69771c95574f5f8277ac913ac5df7d2717a402
※以下は中国電力ネットワークからの発表資料。
引込線を支える金具が脱落していたなどと記されている。
本日、福山ネットワークセンターサービス区域内において、低圧引込線※1の不具合を調査していたところ建物が焼失する電気火災が発生しました。
この火災により、当該地域のお客さまをはじめ近隣の皆さまに多大なご心配をおかけしましたことをお詫び申しあげます。
1.火災時刻
2025年5月20日(火) 11時40分頃 発生
15時07分 鎮火
2.発生場所
広島県府中市諸毛町
3.出火原因
家屋への低圧引込線の支持点※2が脱落している連絡を受け、 調査を実施していたところ、低圧引込線が短絡(ショート) したことで火花が発生し、建物に引火した。
4.被害状況
建物への延焼範囲については調査中。
なお、人身被害はありません。
※1 電柱から家屋等へ電気を送る 100 ボルトまたは 200 ボルトの電線。
※2 引込線を支える(固定する)金具。
https://www.energia.co.jp/nw/press/assets/p20250520%20.pdf
2025年5月21日11時54分にYAHOOニュース(千葉テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月20日午前、千葉市の建設現場で男性作業員が約30mの高さから転落し、死亡する事故がありました。
事故があったのは、千葉市若葉区北谷津町にある市の清掃工場の建設現場です。
千葉県警によりますと、5月20日午前11時前、建設現場で屋根材の貼り付け作業をしていた29歳とみられる男性作業員が、何らかの原因により転落しました。
そして、下で作業していた19歳とみられる外国籍の男性に衝突したということです。
男性は約30メートルの高さから転落したとみられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
下で作業していた男性は意識があり、命に別条はないということです。
県警は、事故の原因や当時の安全措置について調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c55c0c251528ed9e4363604b4c2eec3d26438fb8
5月22日8時14分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、下にいた作業員は左脚を強打するけがをしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前10時50分頃、千葉市若葉区北谷津町の市清掃工場の建設現場で、「30メートルくらいの高さから男性が転落して意識がない。下にいた作業員も巻き添えになった」と119番があった。
転落したのは20歳代男性で、搬送先の病院で死亡が確認された。
下にいた10歳代男性は左脚を強打するけがをした。
千葉県警千葉東署などの発表によると、転落した男性は屋根の貼り付け作業をしていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/429096c7e8507028c350ccb1a07c73f260b65f59
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、底が抜けたボンベがロケットのように飛び、ボンベ内に液体のLPGが入ったまま火がついた炭場に飛び込んで大きな爆発が起きた・・・ということかもしれない。
それにしても、炭火の輻射熱だけで2m離れたカセットボンベが過熱状態になるとは・・・。
焚き火でも2m離れれば熱くないイメージなのだが・・・。
ちなみに該当省令では、炭火焼き器からは燃えやすいものを2m以上離すこととされている。
火を使用する設備等の評価方法及び防火安全対策に 関する検討部会報告書
(令和5年3月 火を使用する設備等の評価方法及び防火安全対策に関する検討部会)
P7/113
対象火気省令別表第1に定める離隔距離を適用する場合、薪ストーブにあっては周囲の温度が上がりにくい構造とするなどの安全措置が講じられたものにおいても一定の離隔距離を求められ、住宅等への設置が困難な事例があり、炭火焼き器にあっては、2メートル以上の離隔距離を求める厳しい基準となっており、設置に当たっての支障となっている状況にある。
P37/113
(業務用炭火焼き器上面に関する安全な離隔距離の追加検討)
上面 100cm の位置に設置した木壁の温度をみると、最高温度は 54.6℃ までしか上がっておらず、上面については 100cm 離隔することで木壁からの出火危険性は低いと考えられる。
一方で上部 50cm の位置に設置した木壁では、最高温度は141.8℃を計測しており、この距離では低温発火する可能性がある。
https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-122/03/houkokusho.pdf
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令
第一条 この省令は、消防法施行令(以下「令」という。)第五条及び第五条の二の規定に基づき、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定めるものとする。
https://laws.e-gov.go.jp/law/414M60000008024
以下は今回の情報。
2025年5月20日1時13分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時半ごろ、札幌市中央区南4西2の雑居ビル「南4西2ビル」(鉄筋コンクリート地上11階、地下2階建て)で「建物内から爆発音がして窓が割れた」と通行人から119番があった。
札幌中央署などによると、2階のジンギスカン店「AD店」から出火。
従業員ら男女4人がけがをして病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。
同署はガス爆発とみて、原因を調べている。
同署などによると、負傷したのは店内にいた従業員の20~40代の女性3人と、屋外で作業をしていた20代の男性1人。
女性3人はのどの痛みなどを訴え、男性は割れたガラス片で頭にけがを負った。
当時、店は開店準備中で、負傷した3人を含む従業員5人が仕込み作業をしていた。
客はいなかった。
同店を経営する「D商事」(旭川市)によると、炭をおこしていた際、近くの棚にあったガスボンベが破裂し、炭の上に落ちて爆発したという。
札幌市消防局によると、消防車など16台が出動。
店内の一部を焼き、出火から約1時間半後に消し止められた。
現場は札幌市営地下鉄東豊線豊水すすきの駅から西に約30メートルで、繁華街ススキノの一角。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1161291/
5月19日17時51分にNHK北海道からは、爆発が起きた炭場は3人ほどが入れる小さなスペースだった、店は2月に開店したばかりだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日は、午後3時の開店に向けて、正午ごろに従業員1人が「炭場」でガスバーナーで炭をおこしていたということです。
「炭場」は3人ほどが入れる小さなスペースで、爆発が起きた午後1時半ごろには作業は終了していて、ガスバーナーの火も消していたほか、炭場には誰もいなかったということです。
爆発のあったビルの管理会社によりますと、ビルは地上11階建て、地下1階建てで、20店舗余りの飲食店などが入居しています。
爆発のあった2階のジンギスカン鍋店は、ことし2月に開店していて、店内はおよそ60坪の広さだということです。
爆発事故で頭にけがをしたというインドネシア人の25歳の男性は、現場のビルの近くで穴を掘る作業をしていたということです。
現場付近で取材に応じた男性は「ガラスが上からパラパラと落ちてきて、頭から血が出ていました」と話していました。
【爆発の瞬間 下の店では】
爆発した店の下にある店舗が店内に設置しているカメラの映像には、爆発の瞬間、画面がゆれて、上から白いほこりのようなものが落ちてくるのが分かります。
店内にいた2人の従業員は作業の手を止め、驚いた様子で外へと逃げていく様子が映っています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250519/7000075501.html
5月19日17時59分にYAHOOニュース(UHB)からは、工事現場でケガした技能実習生は休憩中でヘルメットを外していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場でこの男性の会社の関係者から話が聞けました。
男性は爆発のあったビルのすぐ隣の工事現場で作業をしていました。
インドネシア国籍の技能実習生で、休憩中にヘルメットを外し頭をケガ、出血があったということです。
爆発のあった店は2025年2月にオープンしたばかりで、なかなか予約が取れない人気店です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48e6f98d59f5e2edfc66faa1393b38e30d7ace7a
5月20日21時36分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、開店当初に火おこしで使ったボンベが、今は使用していないのに棚の上に物に隠れた状態で置かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
炭たき場には、炭に火をつける炭炉から約2メートルのところに棚があり、ガスが入った状態のカセットボンベが置かれていました。
店の経営者の説明によると、カセットボンベの中のガスが、炭の熱で膨張してボンベが破裂。
勢いで飛んだボンベが、天井にぶつかった後、炭炉の中に入り、ガスに炭火が引火して爆発が起きたということです。
宮田代表取締役 :
「(危険性があることは)誰も気づいていなかったというところが正直なところで、(カセットボンベは)ものの陰に隠れていた状態できのうもあった。あるとわかっていなかったところが一番の問題だと思っています」
このジンギスカン店では、現在、炭に火をつける際、カセットボンベは使っていませんが、今年2月のオープン当時に使っていたものが棚に置かれたままになっていたということです。
店の経営者によりますと、炭に火をつける炭路から約2メートル離れた棚に、ガスが入った状態のカセットボンベが置かれていて、破裂したボンベが天井にぶつかって炭路の中に入り、爆発が起きたということです。
札幌市消防局によりますと、カセットボンベの残量によって規模は変わりますが、カセットボンベ1本で今回のような被害は十分に起こり得るということです。
一般的にカセットボンベは60℃くらいで膨張しはじめ、70℃くらいで破裂するといわれています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b276c7ca9783a470ca4e1328ca209df9b38cdc6a
5月20日20時30分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、ボンベの底が抜けたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(運営会社の社長)
「このような事故を起こしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
ガスボンベの底が抜けてガスボンベが飛びまして。」
関係者への取材によりますと、爆発は店内南側の、厨房のとなりの炭場で2度、起きていました。
19日正午ごろ、炭にまとめて火を入れるため、従業員が点火器具で炭炉に火をつけ、離れます。
午後1時30分ごろ、炭炉から約2メートル離れて、棚に置かれたガスボンベが熱で膨張し1度目の爆発。
ボンベの一部が天井にぶつかり炭の中へ。
2度目の爆発が大きな被害をもたらしたとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8056af2d79bbc1f3aaab9946069ed8055b15a363
以下の過去記事2件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2024年5月28日掲載
2024年5月20日 石巻港で貨物船へのヤシ殻積込み続行のため翌朝、船倉に下りた2人が酸欠で倒れ1人死亡、酸素吸収CO2排出という植物の特性を維持、木材チップでも同種事故あり(修1)
(新情報)
酸素濃度計を調達していなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13896/
2023年11月6日掲載
2023年10月29日 神戸市の公園で開かれたハロウインのイベントでステージ上に設置された高さ2.4mの看板が強風で倒れ、ステージ裏を歩いていた女児が下敷きになって左脚骨折の重傷(修1)
(新情報)
看板には当初予定されていた重りの半分程度しかつけられていなかったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13529/
2025年5月17日20時31分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時ごろ、堺市西区築港浜寺町のENEOS堺製油所で「ガスが漏えいし、それを吸った従業員2人が倒れている」と従業員から119番があった。
大阪府警西堺署や堺市消防局によると、約1時間後に40~70代の男性従業員3人が病院に搬送され、堺市西区菱木3丁の吉岡さん(44)の死亡が確認された。
別の男性(62)が意識不明の状態という。
もう一人の男性(72)は意識があり、命に別条はない。
ガスには有毒な硫化水素が含まれていた可能性があり、府警などが原因を調べている。
同署によると、事故は製油所内のガスタービン発電所内で発生した。
定期修理で配管の接合部を取り外した際に、内部に残っていたガスが漏れたとみられる。
午前10時半ごろにはガス漏れ停止が確認された。
近隣住民への影響は確認されていない。
現場は南海本線諏訪ノ森駅の西約1キロの工業地帯にある製油プラント。
https://mainichi.jp/articles/20250517/k00/00m/040/100000c
5月17日13時23分に産経新聞からは、前日にも別の場所でLPGが漏れていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、エネオスは同日、緊急対策本部を立ち上げたことを明らかにした。
情報収集にあたっている。
ガス漏れは製油所内の「GTGプラント」で発生。
余ったガスを使ってタービンを回して発電する装置で、当時数人が作業していたとの情報があるという。
この製油所では、16日午後にも、配管から液化石油ガス(LPG)が漏れたと消防へ通報があったが、エネオスの担当者は「距離のある全く別の場所の事案で、今回との関係はない」と説明している。
https://www.sankei.com/article/20250517-KGEDFXIW4NJ7JN6TKHL7DIS6JY/
2025年5月15日20時51分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後2時ごろ、枝幸町新港町にある枝幸漁業協同組合のホタテの加工場にある汚水処理場で「作業員がタンク内に落ちた」と消防に通報がありました。
警察によりますと、現場では有毒な硫化水素が発生していて、40代の男性2人が病院に搬送され、このうち1人の死亡が確認されました。
また、消防によりますと、もう1人も搬送時に意識がなかったということです。
警察によりますと、死亡した男性は当時、汚水タンクのポンプを交換する作業を行っていて、水を抜いたタンクの内部にはしごを使って入ったところ倒れ、さらに救助しようとタンクに入った男性も倒れたということです。
警察は、現場にいたほかの作業員に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20250515/7000075418.html
5月15日19時25分に毎日新聞からは、最初に入った人はタンク内で清掃などしていたところ倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道警によると、現場では3人が午後から、汚水貯蔵用タンクのポンプを交換する作業をしていた。
1人がはしごでタンク内に入り、清掃や内部の確認作業をしていたところ倒れたといい、その様子を見て助けようと内部に入った別の1人も倒れたという。
https://mainichi.jp/articles/20250515/k00/00m/040/213000c
5月15日17時32分に札幌テレビからは、「硫化水素が発生するところに落ちた」という通報だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
枝幸町新港町の工場で午後2時ごろ「硫化水素が発生するところに男性2名が落ちた」と通報がありました。
警察と消防によりますと、40代の男性2人が意識不明の状態で病院に搬送され、このうち1人の死亡が確認されました。
警察や枝幸漁協などによりますと、現場はホタテの干し貝柱を製造する工場で、2人は汚水排水を貯蔵するタンクのポンプを交換する作業をしていました。
男性1人がはしごを使用してタンクに入ったところ倒れ、もう1人が助けようとタンク内に入り倒れたということです。
この状況を、別の作業員が目撃していました。
https://www.stv.jp/news/stvnews/kiji/st296d99d8c4704f8394ba122ad91ca6e9.html
5月17日15時29分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、死因は硫化水素中毒だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
司法解剖の結果、江上さんの死因は、急性硫化水素中毒だったことがわかりました。
一方、江上さんを助けようとタンクの中に入った44歳の男性は、いまも意識不明の重体が続いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a32aaa765813408d394ca439ca0a830a13813ea
2025年5月14日6時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・関西万博の最寄り駅として1月に開業した大阪メトロ夢洲(ゆめしま)駅に「カームダウン・クールダウンスペース」が設置されている。
明かりをまぶしく感じたり大きな音が怖かったりする感覚過敏の症状がある人らのために音や光を遮断して気持ちを落ち着かせる空間だ。
大阪メトロによると、鉄道駅への設置は全国初。
しかし、カームダウンスペースの販売も手がける企業「クリスタルロード」(東京都中央区)の社長で、感覚過敏当事者の加藤さん(19)は「(スペースには)まだ課題が多い」と指摘する。
その理由はどこにあるのか。
加藤さんは2020年に感覚過敏の情報発信や商品開発をする団体「感覚過敏研究所」(東京都中央区)を設立し、企業や大学と共同で研究したり商品開発をしたりしている。
研究所がウェブ上で実施したアンケートでは、休憩場所がないことなどから、感覚過敏の人の8割以上が「外出を諦めた経験がある」と答えたという。
大阪メトロによると、カームダウン・クールダウンスペースは夢洲駅の改札内外に1カ所ずつあり、それぞれに二つのブースが設置されている。
壁に沿って置かれた箱型で、高さ約1・8メートル、幅約1・5メートル、奥行き約1・5メートル。
中には灰色のソファがある。
3月に利用した加藤さんは、ブースの外観が壁と同系色の黒色で、人もあまり来なそうな場所にあり、最初は良い印象を受けた。
しかし、ブースには天井がなく、真上にあった照明の光が直接降り注いでくる。
壁も反射しやすい素材で、余計にまぶしく感じられた。
また、隣のブースと出入り口が近く、人の気配が気になってしまう。
加藤さんは「特に精神障害で感覚過敏のある人は出入りするところを見られたくない気持ちが強い」と残念がる。
使用中であることを知らせる表示もなく、誰かが入ってくるかもしれないことも気になった。
大阪・関西万博の会場内にもカームダウン・クールダウンスペースが各所に設置されている。
そのうちの一つは、加藤さんがアドバイザーとしてかかわり、独立した一つの部屋で、遮音がしっかりしているほか、室内の調光もできるようになっているという。
加藤さんが課題として感じた点を大阪メトロ広報戦略部に記者が伝えると、担当者から「カームダウンスペースは道半ばの段階だ」と返ってきた。
「光がまぶしい」という指摘に対しては、他の障害のある人たちに体験してもらったところ「暗い」との意見もあったため、全員の希望に合わせることができなかったという。
理想は天井があって利用者が調光できることだが、担当者は「設備面や防犯面から難しい」と回答。
二つのブースの出入り口が近い点については、「カームダウン・クールダウンスペースの場所を広く取れなかったため」と説明した。
一方、使用中の表示に関しては、「中に入ると、人がいて驚いた」という声が寄せられたことから、その後、外から使用中であることが分かるランプを取り付けた。
しかし、ランプは二つのブースにつき一つしかなく、どちらのブースが使用中なのかわからない。
また、人の動きに反応するセンサーが使われているため、ブース内でじっとしているとランプは消えてしまう。
担当者は「利用者の意見をいただきながら改善していきたい」と話す。
加藤さんは夢洲駅のスペースの課題を指摘しつつ、駅などの公共の場で設置が広がることを歓迎する。
確かに、遮音・遮光された空間は、災害時のアナウンスが聞こえなかったり、犯罪に悪用されたりする恐れがあるため、設置に難しさもつきまとうという。
加藤さんは「カームダウンスペースは、実際に使われなかったとしても、存在するだけで安心感につながり、外出先の選択肢が増える」と、今後の広がりを期待している。
以下の過去記事4件に、新情報を追記しました。
詳細は、元記事(添付URL)を参照願います。
2025年5月9日掲載
2025年5月2日 秋田市の風力発電所で強風下、風車のプロペラ1枚が折れて破片が風に飛ばされ、敷地外を歩いていた男性の頭に当たって死亡(修1)
(新情報)
大型連休中だったため5つの保守チームを1チームに縮小していたが、その1チームは事故当時、青森で異常対応中だったなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14534/
2025年2月3日掲載
2025年1月27日 広島県廿日市市の中国自動車道で工事のため吊り足場を設置中、足場が崩れ、安全帯着用5人が落下して死傷、1人だけ落下せず、アンカー位置を誤っていた(修3)
(新情報)
重傷を負った作業員が「現場監督から浅く打ち込むよう指示された、事故当日にアンカー1か所が折れたため監督に改めて進言したが工事継続となった」と話したなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14369/
2024年4月21日掲載
2024年3月27日 鹿児島県伊佐市のメガソーラー発電所蓄電池建屋から白煙、消防などが確認のため煙の出ていた扉を開けたところ爆発的燃焼が起こり4人重軽傷 (修正2)
(新情報)
・出火原因はバッテリーの内部ショート。
・爆発原因はバッテリーから発生した蒸気に引火など。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13803/
2023年8月12日掲載
[昔] 2023年6月3日 三原市の工場で検査会社が配管溶接線の放射線検査実施時、遠隔操作ではなく部屋に5時間とどまって検査したため、2人が最大40mSvの被曝(修1)
(新情報)
今回の事故はレベル1と評価されたなど。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/13366/
2025年5月13日20時54分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
総務省は13日、SNS(交流サイト)などで拡散する偽・誤情報に関する実態調査の結果を公表した。
過去にあった偽・誤情報を例に挙げ15歳以上の男女2820人を対象に調べたところ、およそ半数が「正しい情報」と誤認していたことが判明。
さらに4人に1人が何らかの手段で偽・誤情報を拡散していた。
例に挙げたのは、日本ファクトチェックセンターの検証で偽・誤情報と確認した15項目。
昔からある「イワシやクジラの大量漂着は地震の前触れ」や、能登半島地震後にX(ツイッター)で拡散した「隆起の影響で消波ブロックが海岸の障害となった」が含まれる。
これらの情報が一つでも「正しい」「おそらく正しい」と回答した人は計47・7%。
情報を直接、第三者に話したり、SNSに書き込んだりして拡散した人は25・5%に及んだ。
情報を拡散した理由(複数回答)は「情報が驚きの内容だった」(27・1%)が最も多い。
「情報が興味深い」(20・9%)、「他の人にとって有益だと思った」(20・2%)など、情報に価値があると感じて拡散したという回答も多かった。
では、情報の真偽をどのように判断しているのだろうか。
10代では、発信元や情報源が公的機関や専門家であることを基準にする人が多い一方で、60代では自身の考えや信念と一致することなどを判断材料とする人が目立った。
テレビや新聞などで誤った情報だと報じられていたり、SNSや動画共有サービスのコメント欄の指摘を見たりして偽・誤情報だと気づいたという人も多かった。
https://mainichi.jp/articles/20250513/k00/00m/040/254000c


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。