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2021年12月27日8時0分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、調査場所の地図や写真、動画付きでネット配信されていた。
天然には存在しない有害物質「ポリ塩化ビフェニール(PCB)」による深海の汚染が予想以上に広がっている。
餌を食べずに生きる貝からも検出され、陸から遠く離れた海域でも見つかった。
浅い海とは独立した生態系を持つ深海で、今、何が起きているのか。
海洋研究開発機構の研究チームは2019年8~9月、有害物質による汚染状況を調べるため、有人潜水調査船「しんかい6500」で相模湾・初島沖の水深約900メートルの深海底を調査した。
海底から水が湧き出てミネラルが豊富な海域で、これらを栄養源にした生き物による生態系が広がる。
太陽光が届き、光合成をする植物プランクトンなどが中心の浅い海の生態系からは独立した、「もう一つの生態系」だ。
湧水(ゆうすい)の周辺では、体長10センチほどの二枚貝が密集していた。
自分では餌をとらず、エラにすむ細菌が作る有機物を栄養にして生きているシロウリガイの仲間だ。
チームはロボットアームを使って網状のスコップで貝を採集。
実験室に持ち帰って調べると、貝に含まれる脂肪分1グラムあたり平均24ナノグラムのPCBが検出された。
PCBは人工的に合成された物質だ。
水に溶けにくく、熱で分解しにくいなど、化学的に安定していることから、電気機器の絶縁油など幅広く使われていた。
一方、脂肪に溶けやすく、生物への毒性が高い。
ヒトの体内に蓄積されると、色素沈着などの皮膚症状、関節の腫れなど、多様な中毒症状を引き起こす。
日本では1968年、製造過程でPCBが混入した食用油による食中毒事件「カネミ油症事件」が起き、患者の子や孫への健康被害も指摘されている。
国内では74年に製造や輸入、使用が原則、禁止された。
だが、PCBの環境汚染は現在も続く。
加えて、プラスチックごみが細かく砕けたマイクロプラスチック(MP)の表面に吸着しやすく、海洋生物がMPを誤飲することで体内に吸収される可能性も指摘される。
食物連鎖を通して有害物質が蓄積する「生物濃縮」が起こり、浅い海の生き物の死骸を食べている深海生物にも蓄積されていくとされる。
チームの生田哲朗研究員によると、餌をとらないシロウリガイの仲間は、食物連鎖による浅い海の生き物との関わりはない。
にもかかわらず、貝から検出された濃度は、海洋汚染が深刻な東京湾などの浅い海の生物より1~2桁ほど低いものの、浅い海と食物連鎖でつながった深海の動物プランクトンなどと同程度か、わずかに下回る程度だった。
シロウリガイの仲間に蓄積されたPCBは、海水にわずかに溶けた分が取り込まれたか、偶然体内に入ったMP由来と考えられるという。
生田研究員は、「PCBそのものやMPによる海洋汚染が深海まで及んでいる証拠だ」と話す。
【ゴミのない場所からも検出の衝撃】
東京湾から約350キロ南下した伊豆・小笠原海域の「明神海丘(みょうじんかいきゅう)」と呼ばれる場所で、水深1200メートルの深海底から採集した二枚貝も調査したところ、PCBが検出された。
人口の多い地域に近い初島沖の二枚貝からの検出は予想されていたもので、チームは初島沖と比較するため、汚染が検出されない場所として明神海丘を選んだつもりだった。
しかも潜航時、しんかい6500に搭乗した生田研究員の窓の先には、目に見えるゴミのない「非常にきれいな」世界が広がっていただけに、検出は驚きだったという。
今回の結果から、有害物質の汚染が従来の想定より広範囲に及んでいる懸念が強くなった。
17年には英アバディーン大の研究チームが、太平洋で最も深いマリアナ海溝など1万メートルより深い超深海の海底で採集された甲殻類のヨコエビからPCBなどの有害物質を検出したと発表した。
海洋生物によるMPの誤食と食物連鎖を経て、有害物質が海溝底にまで到達した可能性が指摘される。
深海では、「海水は約2000年かけてゆっくり入れ替わる」とされる。
太陽光が届かない暗黒の世界で、低温、高圧という極限環境で生物が独自の進化を遂げ、熱帯雨林にも相当する多様性があるとも言われる。
だが、深海の生き物は成長が遅く、寿命が長いため、世代交代に時間がかかる。
生田研究員は、「一度影響を受けると回復には長いプロセスが必要で、場合によっては一部の生物の絶滅につながる可能性もある」と警鐘を鳴らす。
【使用規制で汚染低減に効果】
一方、今回の研究では光明が見える成果もあった。
過去30年間に海洋機構の潜航調査で採集し保管していた二枚貝を、生田研究員らのチームが改めて分析したところ、10年や19年に採集された貝から検出されたPCB濃度は89年や98年のものの半分程度だった。
PCBは90年代ごろから国際的に使用が規制されるようになっている。
生田研究員は、「近年の対策が汚染の低減に有効とみられ、今後も続けるべきだ。人間が簡単には行けない深海で、人間が出したゴミや有害物質による汚染が常態化している。深海の汚染分布をより詳しく調べていかなければならない」と話す。
https://mainichi.jp/articles/20211225/k00/00m/040/135000c
2021年12月28日19時57分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時20分ごろ、十和田市の県立三本木農業高校の敷地内にある牛舎で、この高校に通う2年生で17歳の男子生徒が頭から血を流して倒れているのを教員が見つけ、消防に通報しました。
生徒は意識のない状態で病院に搬送され、頭の骨を折っていて、28日正午前の時点で意識は戻っていないということです。
警察の調べでは、当時、牛舎では生徒7人が清掃作業などに当たっていて、男子生徒は牛舎内に6つある『牛房』と呼ばれる鉄製の柵に囲まれたスペースのうちの1つで作業をしていたということです。
この牛房では体重がおよそ600キロの牛2頭が飼育されていて、いずれも柵にはつながれていなかったということです。
警察は、現場の状況などから、男子生徒が作業中に牛と接触して頭を打った可能性があるとみて、当時の詳しい状況を調べています。
三本木農業高校の遠藤校長は、「実習中に起きた事故で、本人や家族に大変申し訳なく思う。冬休み中の実習を中止にしたうえで安全管理を見直し、再発防止策を検討していく」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211228/k10013408191000.html
12月28日17時27分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、7人の清掃作業には教師も立ち会っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、男子生徒は実習中で、他の生徒6人とともに、牛舎の清掃作業をしていた。
作業には、教師も立ち会っていたという。
青森県警は、男子生徒が牛に蹴られるなどした可能性が高いとみて、原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/de713c2dd879b0da0ca7186ae44651c1d7ef1c7b
映像を見たところ、柵に囲まれたスベースの中で2頭の牛が自由に歩き回っていた。
そこが牛房なのかもしれない。
(2022年6月18日 修正1 ;追記)
2022年6月17日20時41分にNHK青森からは、興奮した牛が生徒に近づいたため教員が追い払おうと使った道具が頭に当たったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年12月、十和田市の農業高校の牛舎で男子生徒が頭の骨を折るなどして倒れているのが見つかり、意識不明の重体となっている問題で、生徒のけがは、現場にいた教員が牛を追い払うために使用した「ピッチフォーク」と呼ばれる鉄製の道具があたってできた可能性が高いことが、関係者への取材でわかりました。
県教育委員会は、高校の安全管理体制や再発防止策などを検討するため、今月下旬にも弁護士などで作る第三者委員会を設置することにしています。
去年12月、十和田市の県立三本木農業高校にある牛舎で清掃などの実習にあたっていた男子生徒1人が頭から血を流して倒れているのが見つかり、病院に搬送されました。
生徒は頭の骨を折るなどして、いまも意識不明の重体となっています。
警察などによりますと、生徒は当時、『牛房』と呼ばれる鉄製の柵に囲まれたスペースのうちの1つで作業をしていて、体重がおよそ600キロの牛2頭が飼育されていたということです。
その後の調べで、生徒のけがは、「ピッチフォーク」と呼ばれる先端のとがった鉄製の道具が頭にあたってできた可能性が高いことが、関係者への取材でわかりました。
1頭の牛が興奮した状態で生徒に近づいていたため、その場にいた男性教員が「ピッチフォーク」を使って追い払った際に頭にあたったとみられるということです。
県教育委員会は、高校の安全管理体制や再発防止策などを検討するため、今月下旬にも弁護士などで作る第三者委員会を設置することにしています。
県教育委員会は「現時点ではコメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20220617/6080016366.html
(2023年4月1日 修正2 ;追記)
2023年3月28日21時3分にgooニュース(東奥日報)からは、中間報告書がまとまった、当時、牛は威嚇行動をとっていた、そういった威嚇行動など身の危険を感じたヒヤリハット情報は教職員に共有されていなかったなど、下記趣旨の記事が牛舎の平面図付きでネット配信されていた。
県教育委員会が設置した第三者の事故調査委員会は28日、学校側が牛を扱う実習のマニュアルを作成しておらず、安全対策に不備があったとする中間報告書をまとめた。
同日、委員長の大泉・青森中央学院大教授が和嶋教育長に報告書を提出した。
最終報告書は、県警による事実認定を待って取りまとめる。
中間報告書では、事故当時、現場で牛が頭を低くする威嚇とみられる体勢を取り、至近距離で生徒と向き合う形になったことも明らかにした。
威嚇行為は約2カ月前から教職員が確認していたが、生徒に伝達していなかった。
牛舎には牛房と呼ばれる六つの空間があり、負傷生徒が1人で清掃を担当した「第6牛房」には体重約600キロの雄の牛2頭がいた。
いずれも角があり、縄などでつながれておらず、自由に動き回れる状態だった。
実習は教諭が必ず立ち会い、実習助手職員と協力して行うよう、校長から複数回指示が出されていたが、事故当時は教諭が牛舎から離れており、代替教諭の配置をしなかった。
調査委は「監督する教職員が減ったことで、非常事態発生の抑止、早期発見に影響を与えた可能性がある」とした。
同校動物科学科は慣例を踏襲する形で実習を行い、少なくとも過去5年間、実習中の安全対策を改善した形跡がなく、調査委は「安全対策が不十分だった可能性が高い」とも指摘した。
調査委は今年1月から2月にかけて、負傷生徒と同じ動物科学科の3年生にアンケートを実施。
「牛の飼養管理実習中に身の危険を感じた経験がある」と答えた生徒が約7割に上ったにもかかわらず、こうした「ヒヤリ・ハット」事例の多くは実習担当の教職員に共有されていなかった点も問題視した。
大泉委員長は中間報告について「事実の全容でないものの、県立学校の実習で活用できる教訓が詰まったもの。今後、安全対策につなげてほしい」と要望した。
和嶋教育長は「事故の背景的要因と考えられる当該校の危機管理体制や実習指導体制の問題点を取りまとめていただいた。二度とこのような事故が起こらないよう、信頼される学校づくりに努める」と述べた。
県教委によると、男子生徒は現在も意識のない状態が続いている。
本年度、同校を卒業したという。
https://news.goo.ne.jp/article/toon/region/toon-20230328210302.html
3月28日14時29分にNHK青森からは、中間報告ではヘルメットを着用せず作業効率の観点から角を切断していなかったなど安全対策が不十分だったことが指摘されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし、十和田市の農業高校の牛舎で男子生徒が頭の骨を折り重体となっている事故で、再発防止策などについて検討する事故調査委員会が県教育委員会に中間報告を行い、ヘルメットの着用がなかったことなど、安全対策が不十分だった可能性があるという認識を示しました。
中間報告書では、ヘルメットなどの保護具を着用していなかったことや、牛が威嚇行動をとる傾向にあることが生徒に伝達されていなかったこと、それに全国の農業高校の6割以上が肉牛の角を切断している中で作業効率などの観点から角が切断されていなかったことなどが指摘され、安全対策が不十分であった可能性があるという認識が示されました。
この後、行われた会見で、事故調査委員会の大泉委員長は、「責任の所在をあいまいにせず、組織内の、どの部門で何ができたのかなどの再発防止策を検討していく必要がある」と述べました。
今後は、警察の捜査で新たな事実が明らかになり次第、最終報告をとりまとめるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20230328/6080019131.html
(2024年2月29日 修正3 ;追記)
2024年2月27日19時3分にYAHOOニュース(青森朝日放送)からは、暴れそうになった牛に危険を感じる状況で生徒の位置など見極めるのは難しかったとして不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森地検八戸支部は、業務上過失傷害の疑いで書類送検されていた、当時の実習助手を不起訴処分としました。
青森地検は、不起訴処分の理由について、「実習助手は、牛が暴れそうになった際に、生徒を守ろうと農作業用フォークで牛をたたいて撃退した。危険にさらされている状況で、生徒の位置などを見極めることを求めることは難しく、実習助手の行為に過失があると認定することは困難と判断した」としました。
また、学校側の管理責任については、「過失がないか検討した結果、当時の状況で学校側の過失を認めて刑事罰を科すことは難しいと判断した」ということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89e2b94b7576a0466a17eddc577ca3be2f01f99b
(ブログ者コメント)
検察が不起訴理由を説明するのは珍しい。
原則、今回のようにしてほしいものだ。
(2024年3月21日 修正4 ;追記)
2024年3月20日18時6分にYAHOOニュース(青森放送)からは、意識不明だった男性は死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
十和田市の農業高校の牛舎で実習中に大けがをし意識不明の重体だった当時2年生の男性が今月亡くなっていたことがわかりました。
亡くなった19歳の男性は当時三本木農業高校の2年生だった2021年12月、牛舎での実習中に男性実習助手が牛を追い払おうとした農具で頭に大けがをし意識不明の重体となっていました。
県教育委員会によりますと、男性は八戸市内の自宅で療養していましたが、ことし1月末から体調を崩して市内の病院に入院し、今月15日に亡くなったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08b6ce9b7a515ed86020b1ed1a3650328220d1ee
2021年12月28日12時59分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時10分頃、埼玉県羽生市中央の食品販売店「Tチェーン羽生店」の作業場で、商品のだんごのタレを作っていた同市北、パート従業員中村さん(女性、74歳)のエプロンのひもが製造機械に挟まれた。
中村さんは首を絞められ、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
羽生署で事故の原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211228-OYT1T50050/
12月28日付で埼玉新聞からは、「ベテラン従業員死亡・・・」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時10分ごろ、羽生市中央3丁目、だんご製造販売Tチェーン羽生店内で、みたらしだんごのたれを作る作業をしていた同市北3丁目、パート女性(74)が、かくはん棒の機械でかくはん中、服の一部がかくはん棒にからまり、首などを圧迫された。
病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
https://www.saitama-np.co.jp/news/2021/12/28/04.html
2021年12月27日13時10分に読売新聞から下記趣旨の記事が、車列渋滞の空撮写真付きでネット配信されていた。
日本海側を中心に降った大雪の影響で、各地で車の立ち往生や通行止めが相次ぎ、交通が混乱した。
27日午前3時30分頃、大型トラックがスリップして走行できなくなり、約2キロの立ち往生が起きた滋賀県彦根市の国道8号。
車が動き始めたのは、7時間近くたってからだった。
同県長浜市から同県湖南市の工事現場に積み荷を運んでいた男性会社員(42)は、「3キロ進むのに3時間かかった。先方には連絡したが、たどりつくまでにはまだ時間がかかるかもしれない」と、疲れた表情を見せた。
現場近くに住む男性(81)は、「県外ナンバーのトラックは大半がチェーンをつけず、あちこちで動けなくなっていた」と話した。
京都府舞鶴市の舞鶴若狭道下り線でも27日午前6時35分頃、トラックが積雪で動けなくなり、後続の約20台が立ち往生。
現在は解消したが、舞鶴西インターチェンジ(IC)―舞鶴東IC間の上り線が通行止めとなっている。
名神高速道路でも、滋賀県と岐阜県を結ぶ区間で26日夕から通行止めが続いている。
空の便では・・・。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211227-OYT1T50103/
12月27日13時12分に産経新聞からは、迂回道路でも立ち往生が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記録的な大雪を観測した滋賀県彦根市やその周辺の国道8号では27日午前、数キロにわたり立ち往生が発生し、現場では車が延々と連なっていた。
彦根市に車で出勤途中、同県豊郷町で動けなくなった男性(44)は、「立ち往生になっていることは知らなかった。迂回したが、そこでも立ち往生が起きていて、また戻ってきた。4時間くらい動いていない」と、疲れ切った様子で話した。
午前10時半ごろ、豊郷町の8号沿いでは近所の人たちが除雪作業をしていた。
彦根市へ向かう車線の車は、数分ごとに少しずつ進む程度。
自営業の男性(47)によると、早朝には60センチくらい積もっていたという。
「車が危なくないように、雪かきをしている。こんな雪は久しぶりだ」と話した。
https://www.sankei.com/article/20211227-MXC6KDEETBIIFBKIJC5E4255ZI/
(ブログ者コメント)
4~5日前から、数年に一度の寒波襲来と報じられていた今回の大雪。
立ち往生のニュースを見ながら、思わず、「なんでやねん」と突っ込んでしまった。
立ち往生したトラックの運転手や運送会社の運行責任者は甘く考えていたということだろうか?
2021年12月26日10時0分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、1952年地震時の流氷津波の写真付きでネット配信されていた。
千島海溝と日本海溝沿いの巨大地震が冬場に起きると、北海道内の太平洋や根室海峡の沿岸地域が受ける被害は増大するとみられている。
21日に国が公表した被害想定は「流氷津波」にも着目している。
過去には、流氷が押し寄せて大きな被害が出た地震も起きている。
今回の国の想定では、積雪寒冷地の特徴的な被害として、流氷の漂着を考慮した場合の津波による全壊棟数を推定している。
流氷が到達する北海道東部が大きな被害を受ける千島海溝地震では、流氷を伴わない場合、道内の全壊棟数は最大5万7千棟だが、流氷を考慮すると最大5千棟増える可能性も示された。
道内で真冬の12月~2月にこれまで起きた津波を伴う地震は多くない。
ただ、1952(昭和27)年3月4日発生の「十勝沖地震」では、道東の浜中町を津波が流氷や漁船などを伴って襲い、大きな被害が出た。
「浜中町史」によると、この時の住宅の被害戸数は306棟。
琵琶瀬湾と北側の浜中湾に囲まれた霧多布地区の市街地は流氷が直撃し、流出・全壊した建物は全戸数の11%に及んだ。
一方、霧多布地区も含めた町内の死者は3人にとどまった。
道がまとめた「北海道十勝沖震災誌」によると、発生が午前10時20分過ぎと日中だったうえ、沖合から迫る津波が陸地から見え、消防団の半鐘などで住民が早めに避難できたことで、人的な被害はこの規模で済んだという。
当時は、現在より寒さが厳しく、道東の太平洋岸も根室半島から釧路市にかけて沿岸の遠浅の海浜や河口が結氷していた。
「震災誌」によると、琵琶瀬湾でも地震の1週間ほど前に湾内に入り込んだ流氷や海氷が残っていた。
津波の高さは、一番高いものでも3・2メートルほどだったが、地震の振動と初期の津波で流氷が砕かれ、さらに大きな第3波と第4波が流氷や船を陸に打ち上げて家屋を壊し、押し流した。
現在は温暖化の影響で、道東の太平洋沿岸では流氷の到達や結氷は珍しくなっている。
一方、流氷がオホーツク海から知床半島を回り込んで太平洋へと抜ける根室海峡沿いの羅臼、標津、別海の3町と根室市の海峡側では、期間は短くなっているとはいえ、流氷が到達したり沿岸が結氷したりする時期がある。
また、太平洋沿岸にも流氷がやってくる年もある。
千島海溝沿いの太平洋からくる津波は根室半島や国後島が遮るため、根室海峡沿岸で予想される津波の高さは最大でも5メートル前後と、20メートルを超える太平洋側沿岸に比べてかなり低めだ。
しかし、十勝沖地震では、浜中町で高さ3メートルほどの津波でも流氷が陸に打ち上げて被害を受けた。流氷や河氷を伴う津波が建築物などに与える被害を研究する寒地土木研究所(札幌市)の主任研究員、木岡信治さんは、「根室海峡地域でも沿岸が結氷していれば、浜中町のようにあまり高くない津波でも大きな被害が出る可能性はある」とみる。
また、津波で陸に遡上(そじょう)した流氷が、がれきや車などの漂流物と一緒に建物など構造物のすき間をふさぎ、流れをせき止められた津波が高さや水圧を増やして被害を拡大させる危険性も指摘されている。
流氷が積み重なって道路をふさぎ、住民の避難や緊急車両の通行を妨げる恐れもある。
「千島海溝沿いの地震で起きる津波は、数百年から千年に1回のレベル2級。ハード面の対策には限界があり、対策は避難が中心にならざるをえない。冬季の津波の襲来を考えた場合、津波とともに大量の雪氷やがれきが道路をふさぎ、救助や救援物資輸送の障害となる可能性がある。アクセスが一本で孤立しやすいような所に避難所はつくらない。雪氷などの障害物を、速やかに除去できる備えをしておくことも重要だ」と木岡さんは指摘する。
また、津波が流氷を伴えば、建造物などへの破壊力は確実に増す。
木岡さんは、「特に、浸水域で避難施設になっているビルやタワーや、石油タンクなどの重要施設は、絶対に壊れないようにしなければいけない。冬季の津波対策は、雪や氷の遡上や漂流の可能性にもよく配慮して進めるべきだ」と強調している。
【雪氷期の津波被害の例】
1894(明治27)年3月 根室沖地震 国後島で流氷を伴った津波の遡上により、家屋の倒壊3棟、船の破損5隻
1923(大正12)年2月 カムチャツカ地震 旧ソ連のカムチャツカ半島で波に押し流された氷塊によって魚缶詰工場が破壊
1952(昭和27)年3月 十勝沖地震 浜中町霧多布で流氷を伴った津波の遡上により家屋が多数全壊
2011(平成23)年3月 東北地方太平洋沖地震 北海道内の河川で河川結氷が漂流し、胆振(いぶり)地方の鵡川(むかわ)では氷が河道をふさいで上流の水位を上昇させる「アイスジャム」が発生
(北海道開発局「雪氷期の津波沿岸防災対策の検討報告書」2013年3月より)
https://digital.asahi.com/articles/ASPDT4VDCPDNIIPE022.html?pn=6&unlock=1#continuehere
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、2013年には網走市で、2019年には斜里町で、流氷津波を想定した訓練が行われたとの報道があった。
今回初めてクロ-ズアップされたことではなく、以前から懸念されてきた問題の模様。
『陸上の流氷 撤去苦戦*網走 真冬の津波想定し実験』
https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/5293220366001
『極寒の知床 流氷の津波に備えた避難訓練に同行した』
https://www.sankei.com/article/20190310-ZGASPV3YKRIYVIJ3BYF2KQHT5Q/
2021年12月26日23時21分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後6時55分ごろ、東京都杉並区下高井戸のメルセデス・ベンツ販売店の作業場で有毒ガスが発生したと119番通報があった。
警視庁高井戸署によると、4階建てビルの2階の作業場にいた20~30代の男性従業員7人が体調不良を訴え、搬送された。
意識はあり、命に別条はない。
署によると、従業員の1人は「車両のラジエーターを交換していたら具合が悪くなった」と話しており、署が詳しい原因を調べている。
現場は、京王線上北沢駅から北東約300メートルの甲州街道沿いで、近くには集合住宅や一戸建てが立ち並ぶ。
https://www.sankei.com/article/20211226-6WEKCEMVIRIRHFEVLE2TTKVGZY/
2021年12月25日2時0分に日本経済新聞から下記趣旨の記事が、図解や解説表付きでネット配信されていた。
新型コロナウイルスの誕生にはコウモリのウイルスが関わっているとする説を、多くの科学者が支持している。
2003年に世界を揺るがした重症急性呼吸器症候群(SARS)でも、コウモリ起源説が話題になった。
たびたび人類を震え上がらせる感染症の原因をたどっていくと、なぜかコウモリに行き着く。
そこがウイルスの貯蔵庫だからだ。
17年、中国広東省の養豚場でブタの間に深刻な感染症が広がった。
重い下痢を患い、子豚が次々と命を落とした。
少なくとも2万4000匹以上が死んだ。
18年、英科学誌に国際チームが1つの分析結果を発表した。
「命取りとなる豚急性下痢症候群は、コウモリのコロナウイルスから生まれた新たなウイルスが原因」とした。
そして数年後、人間の世界でも、新型コロナと呼ぶ別のコロナウイルスの出現が生命を脅かす。
新型コロナも、コウモリとの関係が濃厚だ。
中国雲南省にいるキクガシラコウモリのコロナウイルスと、ゲノム(全遺伝情報)の96%が一致したなどとする報告がある。
SARSや12年に発覚した中東呼吸器症候群(MERS)を招くコロナウイルスも、コウモリのウイルスが発端とみられる。
ヒトで最大90%の致死率に達するエボラウイルスや、致死率が40~75%のニパウイルスも、コウモリから広がったようだ。
病原性がないタイプを含めて、16年時点で5629タイプのウイルスがコウモリから見つかった。
コウモリをウイルスの貯蔵庫としているのは、その特異な体や暮らしぶりが背景にある。
一般に、どの動物も、体内でウイルスが増えると病気になるが、コウモリは過剰にウイルスが増えないような状況を意図せず作り出しているかもしれず、だからこそ貯蔵庫になりうる。
「貯水池」と称するコウモリ専門家もいる。
古代から伝わるイソップ物語では、コウモリは鳥と獣の争いで双方に「仲間である」といい顔をし、最後はどちらからも見放されて暗い洞窟で暮らす。
こうした振る舞いに、貯蔵庫になりえた手がかりがうかがえる。
まずは、哺乳類でありながら空を舞う。
筑波大学の小薮大輔准教授によると、化石の調査から、コウモリは6000万年前ごろに突如現れた。
哺乳類の中でも、イヌやウマなどより古い。
飛べるようになった後に大きく3グループに分かれ、2つが超音波を使って飛び回る能力を獲得した。
飛ぶには膨大なエネルギーを費やす。
体の負担を減らそうと、代謝をうまく操る方向へと進化したのか、体内を傷める過度な活性酸素が発生しにくい。
体の強さは、「想像だが、副産物として、ウイルスがいても病気を発症しにくいような抵抗力につながった可能性がある」と、小薮准教授は指摘する。
事実、コウモリは長生きだ。種によっては20~30年くらい生きる。
病気のなりにくさには、特有の生活様式が影響していると推測する専門家もいる。
昼夜で体温が大きく変動し、ウイルスの増殖を阻んでいるという見立てだ。
東京農工大学の大松勉准教授らは、デマレルーセットオオコウモリで1日の体温の変動を調べた。
セ氏24度で12時間ずつ明暗の状態を繰り返した。
昼の休眠時の体温は36度で、夜の活動時は39度だった。
「1日のうち、体温が高いときと低いときとで、どちらもウイルスが増えにくい状況になっている。病気を起こさない性質を偶然にもたらしたのではないか」(大松准教授)
さらに、ひとくくりにコウモリといっても1000種以上いる。
哺乳類の約4分の1を占める。
これだけの種類があれば、コウモリ全体で数々のウイルスがいても不思議ではない。
コウモリを感染源とみなして忌み嫌うだけでは、感染症の克服にはつながらない。
MERSウイルスはラクダ、エボラウイルスは霊長類を経たとされる。
ニパウイルスはコウモリの唾液やし尿、血液を通じてヒトやブタに飛び移る。
感染ルートの研究が欠かせない。
多くのウイルスがいても病む気配のないコウモリの謎を解き明かせば、感染症の予防や治療の参考になる。
人間がコウモリから強さの秘訣を次々と学んだとき、コウモリは解決策の宝庫と呼ばれるようになるだろう。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC208XS0Q1A221C2000000/?n_cid=NMAIL007_20211225_A&unlock=1
(ブログ者コメント)
コロナに明け、コロナに暮れた、この1年。
本ブログの今年最終日をしめくくるのにピッタシの情報があったので、紹介します。
2021年12月24日20時46分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は24日、柏崎刈羽原発(新潟県)の7号機の消火設備で消火剤を流す配管の溶接工事をした3846カ所のうち、約4割に当たる1537カ所で再施工すると発表した。
工事は施工会社6社が実施していたが、1社は酸化防止に必要な処置をしていなかったほか、3社は一部で発注の仕様書に沿った施工をしていなかった。
6、7号機の消火設備を巡っては、東電は7月に6号機で30カ所の不備が見つかったと発表。
その後、再稼働を目指す7号機で先行して調査を進めていた。
その結果、施工会社の1社の作業員が、酸化を防ぐ処置をしていなかったことを認めた。
この会社が溶接した1220カ所の中から194カ所を抜き取り調査したところ、74カ所で施工不良が見つかった。
正しい施工が確認できている1社を除くほかの4社が施工した計1673カ所についても調査を実施。
3社が施工した317カ所で、東電が求める仕様に沿った工事がされていなかった。
このため東電は、酸化防止の処置がされていない恐れがある1220カ所と、仕様通りの工事がされなかった317カ所の、計1537カ所の施工をやり直す。
工事は2022年夏ごろまでかかる見込みという。
7号機では、テロ対策の不備などもあり、原子力規制委員会は東電に原子炉等規制法に基づく改善命令を出しており、再稼働が凍結された状態になっている。
https://mainichi.jp/articles/20211224/k00/00m/040/340000c
12月24日18時51分にNHK新潟からは、6号機で配管の不適切溶接があったとの匿名申告があったため、7号機でも調査していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力柏崎刈羽原子力発電所で、6号機の消火設備の配管の工事で不適切な溶接が匿名の申告から明らかになった問題で、新たに7号機でも同様の不適切な溶接が多数あったことが分かりました。
この問題は、東京電力の元請け会社に対し、柏崎刈羽原発の消火設備の工事で不適切な溶接が行われていると匿名の申告が寄せられ、6号機の30か所で不適切な溶接が見つかったものです。
24日の会見で新潟本社の橘田代表は、7号機でも調査を行った結果を公表し、およそ1200か所の溶接部で抜き取り調査した194か所のうち、74か所で不適切な溶接が見つかったと発表しました。
この消火設備の溶接工事は、元請け会社の東京エネシスの協力会社の、さらに下請けの会社が担当しました。
東京エネシスは「調査の結果、定められた施工手順にのっとっていなかったことを確認した」としたうえで、工事が現場の溶接士に任せきりになっていて、施工管理が適切に行われていなかったとしています。
東京エネシスでは今後、7号機の残りのおよそ1000か所の溶接部についてすべて検査し、溶接をやり直すとともに、溶接を行う下請け会社に抜き打ちの検査をするといった再発防止策をまとめました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211224/1030019426.html
※以下は、東京エネシスHPに掲載されていたニュースリリース(12月24日付)の抜粋。21ページの資料付き。
かなり詳しく、背景にまで踏み込んで分析されていると感じた。
・・・
当社は、6号機(以下:KK6号機)及び7号機(以下:KK7号機)の固定式消火設備設置工事を実施しておりますが、その一部工事を当社より受注している一部の協力会社(以下:A社)が実施したステンレス配管の溶接箇所全てにおいて、作業方法に問題がある旨の匿名のご指摘をいただきました。
ご指摘の内容に鑑み、東京電力HD様へご報告するとともに、その直後より配管内部点検調査等を実施してまいりましたが、その結果、A社の協力会社(a1社)が施工した溶接箇所の一部に適正な施工手順で溶接されていない箇所を確認しました。
・・・
調査の結果、KK6、7号機において、A社の協力会社a1社の他、a2社に所属する溶接士(複数)が、定められた施工手順(以下:本施工手順=配管内にバックシールドガス〈裏ガス〉を流しながら溶接を行う手順)に則っていなかったことを確認いたしました。
このような対応に至った原因は、作業環境によっては裏ガスの効きが悪く、早期に作業を終わらせると同時に裏ガス用ボンベ搬入の手間を回避するために裏ガスを流すこと自体を止めてしまったこと、表面さえしっかり溶接できていれば性能上には問題ないと溶接士らが勝手な判断をしたことにより、本施工手順そのものを実施しなかったという意図的なものであることが判明しました。
なお、裏ガスを流し込むためのホースを配管へ差し込んだものの、実際には裏ガスを流さず、流したふりをしていたとする証言も確認されております。
A社においては、工事担当者が傘下の協力会社に対する施工管理を適切に行わず、また、工事担当者の力量不足から、溶接士の困りごとを吸い上げることなく、その結果、溶接士の判断任せとなり、結果的に現場管理が十分にできていない状態が常態化していました。
また、当社工事関係者には、溶接作業はJIS資格を有する溶接士に任せているとの認識があり、意図的な行為を是正することができませんでした。
以上の点から、当社は、当社に寄せられたご指摘(申告)内容の通り、不適切な作業方法による溶接が行われていたことを確認したことから、A社が施工した溶接箇所については全数再施工することといたしました。
一方、調査を進める過程において、A社以外の溶接施工箇所にも一部、発注仕様通りに溶接施工されていない箇所が確認されました。
このため、当社はA社以外の一次協力会社の溶接士に対しても聞き取り調査を実施したところ、一部、裏ガス流入に関する施工において、必要なガス置換の不足、管理方法に問題が見られました。
また、自ら管理基準を設定、運用していた一次協力会社がある一方で、溶接士任せの一次協力会社、自らの経験に頼る溶接士がいることも判明しました。
A社を含む関係者の聞き取り調査結果を基に要因分析を実施した結果、今回の不適合は、
・当該溶接工事は低クラス配管(クラス3)であったため、当社が配管施工計画を作成する手順になっておらず、「裏ガス保護を行う」との包括的な指示に留まり、一次以下の協力会社へ具体的な溶接施工方法を委ねてしまっていた
・当社の工事担当者が十分な経験を有していなかったこともあり、酸素濃度測定を一次以下の協力会社へ指示することまで考えが至らず、ガス置換が不十分となったものがあった
・当社溶接施工標準では、当社工事担当者が裏ガス置換状況を直接確認することになっておらず、施工記録の確認に留まっていたため、裏ガス用ボンベ保管状況などの現場実態把握の機会がなかった
・当社他プラントの工事では、メーカーや顧客の指導もあり、現場立ち会いや酸素濃度管理値を用いて適切に管理を行う一方で、新潟支社では酸素濃度管理値を示していない状況にあり、溶接管理において全社的な標準化ができていなかった
・現場の状況を正確に把握するため、一次協力会社の工事担当者や溶接士等と積極的なコミュニケーションを図れていなかった
・配管ルート変更による手戻り発生や干渉回避のための工事が輻輳する等により、設計変更が多く発生し、計画的な裏ガス管理が十分にできないという、他工事とは異なる工事環境要因が重なった
等が要因で発生したものと考えております。
当社は、一次協力会社、溶接士に委ねることなく、元請会社として、よりきめ細かな施工管理を行う必要があったものと考えております。
現場工事管理の立場にあって、現場の課題を的確に把握し対処するという基本姿勢が欠けていたものと重く受け止めております。
以上を踏まえ、再発防止対策として、・・・
https://www.qtes.co.jp/ir/document/news/989/
2021年12月24日17時30分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
甲賀市にある製薬会社が20年以上、承認された成分量を勝手に減らして医薬品を製造・販売していたことがわかり、滋賀県は70日間の製造停止を命じました。
健康被害は確認されていないということです。
業務停止の処分を受けたのは、甲賀市の製薬会社「N製薬」です。
県によりますと、滋養強壮剤や子ども用風邪薬など5種類の医薬品について、国や県から承認を受けた有効成分の量を、最も少ないケースでは1%にまで勝手に減らしていたほか、承認を得ていない添加物も加えていたということです。
不正は20年以上前から行われ、虚偽の製造記録も作成されていたということです。
ことし10月の県への匿名の投書をきっかけに、不正がわかったということです。
県の聞き取りに対し、会社の担当者は「沈殿物をなくすために成分を減らしていた」などと話しているということです。
県は24日付けで、製造については70日間、販売については75日間の業務停止を命じました。
会社では医薬品の自主回収を進めていますが、県によりますと、これまでのところ健康被害は確認されていないということです。
N製薬は「処分を重く受け止め、二度と違反行為がないよう再発防止に取り組む」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20211224/2060009533.html
12月24日23時36分に産経新聞からは、無通告の立ち入り検査で虚偽の製造指図書などが見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
虚偽の製造指図書や製造記録も見つかった。
10月に県に情報が寄せられ、無通告で立ち入り検査を実施し発覚した。
同社は承認を得ていないと認識しながら、沈殿物をなくしたり、味を良くしたりするために違反行為をしていたという。
5品目は滋養強壮剤「ビイレバーキング」や感冒薬「ニシミドン液小児用」など。
いずれも昨年10月以降製造しておらず、それ以前に製造したものは回収を進めている。
https://www.sankei.com/article/20211224-ZW4OFFNV3JIJ7CB5Z4DKNFDPXU/
12月24日13時2分に京都新聞からは、立入検査時に虚偽報告したため、県は重い処分に踏み切ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県の立ち入り検査に虚偽の報告を行っており、重い行政処分に踏み切った。
来年1月23日までの業務改善計画の提出も命じた。
同社は昨年10月、製造原料を受け入れる際に品質確認などの試験が一部適切に実施できていなかったとして、製造した全ての医薬品を自主回収していた。
5種類については現在、流通していないという。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/699712
(ブログ者コメント)
〇12月24日付で同社HPには、お詫びとお知らせとして、詳しい処分理由や再発防止策などが説明されている。
https://www.nissinka.co.jp/post/%E8%A1%8C%E6%94%BF%E5%87%A6%E5%88%86%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E8%A9%AB%E3%81%B3%E3%81%A8%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B
〇同じ社名の会社が山形県(本社)にあるが、ロゴも社長名も違うので、全くの別会社だと思われる。
ただ、不祥事を起こした会社は別会社・・・といったお知らせはHPに掲載されていない。
2021年12月24日付でサンテレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時半ごろ、尼崎市立花町の名神高速道路上りで、走行していた貨物トラックがパンクして、そのはずみで側壁に衝突し、積んでいた長さおよそ4メートルの金属製のサッシ3本が高架下に落下しました。
サッシが落下した先は幼稚園の駐輪場でしたが、事故が発生した時間は登園前で誰もおらず、けが人はいませんでした。
貨物トラックに乗っていたのは20代の男性運転手1人だったということで、警察は男性に話を聞くなど、事故当時の詳しい状況を調べています。
https://www.youtube.com/watch?v=fWJl7x5jT6g
12月24日11時55分にYAHOOニュース(神戸新聞)からは、プラスチック製の防音壁を破って落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時半ごろ、兵庫県尼崎市立花町3、名神高速道路東行き車線で、軽トラックが側壁に衝突した。
はずみで軽トラックの荷台に積まれていた金属製の棒3本(長さ約4メートル)が、道路がある高架から、約5・5メートル下にある幼稚園の敷地に落下した。
敷地に人はおらず、けが人はなかった。
トラックの運転手もけがはなかった。
県警高速隊によると、金属の棒は高速道路のプラスチック製防音壁を突き破って落ちた。
園によると、敷地は送迎時間帯に自転車やバイクを置く駐輪場として利用され、園舎は道路を挟んで離れた場所にあった。
24日は休園だったが、登園時であれば、棒が落下した場所は保護者らが自転車を止めていたといい、園の職員は「(事故が起きた)7時半ごろは園児が集まり出す時間だった。きょうが休園で本当に良かった」と話していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed8b5d85e89a52277ad7140861b1738c4bed082
12月24日11時17分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、6本積んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
午前7時半すぎに名神高速の上り線で軽トラックが防音壁に衝突する事故がありました。
トラックは荷台に長さ4mの鉄の棒を6本積んでいましたが、そのうち2本が、約5m下にある幼稚園の敷地内に落ちたということです。
幼稚園には園児や職員などがいたということですが、鉄の棒が落ちた運動場付近には誰もおらず、けが人はいないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c91027d79c0d9253a39e3b4dcd450058e8d87239
2021年12月22日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪南労働基準監督署は、外国人技能実習生の作業内容を変更した際、安全教育を行わなかったとして、建設業のK社(大阪府吹田市)と同社代表取締役を、労働安全衛生法第59条(安全衛生教育)違反の疑いで大阪地検に書類送検した。
20歳代の男性外国人技能実習生が崩壊した天井の下敷きとなり、死亡する災害が発生している。
災害は今年3月30日、同社が請負施工していた木造住宅解体工事現場で発生した。
実習生は地下1階部分に入り込み、がれきを運び出そうとしていた。
解体中だった1階床部分はコンクリート製の土間となっており、自重で崩れて落下している。
同社は実習生に対し、作業内容変更後に作業手順などの安全教育を怠った疑い。
同労基署は、「解体作業中は地下に入ってはいけないことや、地下に入る際の注意点などを教育するべきだった」と話している。
https://www.rodo.co.jp/column/118309/
2021年12月22日18時39分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
救急車が集まり、物々しい雰囲気となっているのは、東京・港区虎ノ門の工事現場。
作業員が、高さ15メートルのタワークレーンの支柱部分から転落する事故があった。
港区虎ノ門の事故現場では、事故から2時間ほど経過した午後5時半ごろ、再びビルの建設作業が始まっていた。
22日午後3時半すぎ、「工事現場で作業員が転落した」と、119番通報があった。
男性は、高さ15メートルのタワークレーンの支柱部分の上部で作業していたとみられ、地下1階へ転落したという。
男性作業員は意識がないということで、救急搬送された。
現場は、虎ノ門ヒルズやオークラなど、有名ホテル、アメリカ大使館などがある東京都心の重要エリア。
空撮の映像を見てみると、工事現場の中心部分に、建設中のタワークレーンがあるのがわかる。
高さ15メートルということから、この上部から転落したのではないかと思われる。
警視庁は、事故が起きた状況をくわしく調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/476ef0c4918a91c3f8b58e2f90f4ab5895208ebb
12月22日17時28分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、クレーンを組み上げる作業をしていたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・港区の工事現場で、クレーンをくみ上げる作業をしていたとみられる男性が地上およそ15メートルから転落し、意識不明の重体です。
東京消防庁などによりますと、きょう午後4時前、港区虎ノ門の工事現場でクレーンをくみ上げる作業をしていたとみられる男性が地上およそ15メートルの高さから地下1階部分に転落しました。
男性は地下1階部分で倒れていて、病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。
男性が転落した原因や経緯は不明ですが、警視庁などが詳しい事故のいきさつを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a681c67cceb95305a1d459841092b8dcd671b742
2021年12月22日20時46分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時ごろ、桐生市にあるNHKの放送施設「桐生梅田テレビ中継放送所」の工事のため、ヘリコプターが、容器に入れた生コンクリートおよそ900キロをつるして飛び立ちましたが、軽くなったことに気づき、ヘリポートから1キロほどの上空で引き返しました。
確認したところ、容器がほぼ空になっていて、底の開閉口が少し開いていたことから、飛行中に徐々に漏れ出し、山の中に落下したとみられています。
その後、上空から確認しましたが、落下した場所は特定できませんでした。
工事を請け負っている会社では、土地の所有者に連絡をとって場所の特定や被害の確認を進めることにしています。
国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない「重大インシデント」として、調査官を派遣して原因を調べることにしています。
NHKは「事故の状況などについて把握を進めるとともに、工事の施工会社などに対して安全管理の徹底を求めてまいります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211222/1000074158.html
2021年12月21日19時24分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「白鷺城」の名前でも知られる、世界遺産の姫路城。
その美しさを保つために、毎年この時期に行われる「姫路城クリーン作戦」には、陸上自衛隊員も参加している。
46メートルの高さにある大天守の屋根や城壁を、命綱をつけて、すす払い。
その年末の風物詩となっている活動中に、事故が起きた。
21日午前9時10分ごろ、自衛隊員から「20代の男性隊員が清掃中に壁から落ちた」と、緊急事態を知らせる119番通報が寄せられた。
事故は、城の東側にある喜斎門の近くで起きた。
陸上自衛隊によると、20代の隊員が、城の柱にロープを固定し、城壁のすす払いを行っていた。
ところが、何らかの理由で固定していたロープが外れ、隊員は、地上およそ10メートルの高さから城壁に沿うように落下した。
現場近くにいた男性:
「ちょっと緊迫感ありましたね。いつもと違う状態だったんで...。来た時には規制線が張られていて、救急車も出たあとで、皆さん心配そうにされていました」
隊員は病院に搬送され、右足首骨折の重傷だという。
姫路城のすす払いでは、初めて起きたという今回の事故。
陸上自衛隊は、ロープが外れた原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b07e2f9e0a16921f9f58efc72c5f5284098774f2
12月21日12時9分にNHK関西からは、大掃除への市民ボランティア参加は2年続いて中止されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
姫路城では、21日、昭和51年から毎年、訓練の一環として、年末恒例の行事となっている陸上自衛隊姫路駐屯地の隊員たちによる大掃除が行われていました。
隊員たちは、命綱を着けてロープや、はしごを使って石垣の間にたまった雑草やゴミを取り除いていましたが、警察や消防によりますと、27歳の隊員が高さ10メートルほどの城壁から転落しました。
隊員は頭や足にけがをして病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
年末恒例の大掃除は、新型コロナの影響で、去年に続いて市民ボランティアの参加は中止され、自衛隊員およそ450人が参加して行われていました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211221/2000055487.html
12月21日18時4分にNHK関西からは、柱に結んでいたロープが外れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
隊員は建物の柱に命綱としてロープを結んで作業をしていましたが、外れてしまったということで、原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20211221/2000055516.html
(ブログ者コメント)
〇映像を見ると、1人1本の命綱で作業していた模様。
〇同日、島原城でも自衛隊による石垣清掃が行われていた。
同じような活動が各地で行われているということで、御参考まで。
ちなみに本ブログでは今年11月、和歌山城で消防隊員が訓練を兼ねて石垣を清掃したという情報も紹介している。
(2021年12月21日 NHK長崎)
お正月を前に、島原市の観光名所、島原城では、自衛隊員100人余りが城の石垣に一斉によじ登り、生い茂った草をきれいに刈り取りました。
これは、陸上自衛隊第16普通科連隊が訓練を兼ねて毎年行っていて、21日朝、117人の隊員が地元住民の歓迎を受けながら島原城に整然と到着しました。
隊員たちは、高さ4メートルから18メートルの石垣を命綱を頼りに上り下りし、石垣に生えた草などを鎌を使ってきれいに刈り取っていきました。
・・・
自衛隊による城の石垣の清掃活動は、23日まで行われます。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20211221/5030013627.html
2021年12月19日6時39分にNHK首都圏から、「水素濃度を瞬時に測る装置開発 安全対策につながるか」というタイトルで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地球上で最も軽い気体、「水素」の濃度を瞬時に測定する装置を日本原子力研究開発機構の研究グループが開発しました。
新たなエネルギーの期待が高まる水素の安全対策につながるか、注目されます。
水素は地球上で最も軽い気体で、無味・無臭。
濃度が高まると燃える、可燃性ガスの1つです。
研究グループは、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、溶けた核燃料から発生した大量の水素がたまって爆発し、事故が深刻化したことを踏まえ、水素の濃度をいち早く測る技術開発を進めてきました。
開発では、軽い気体ほど音を伝えるスピードが速くなる性質に着目。
水素で満ちた空間は、大気よりも4倍ほど速い特性を応用し、水素を含む空間で音が伝わる時間を計測することで水素濃度が瞬時に分かる装置を開発しました。
計測にかかる時間は0.05秒未満で、350度以上の高温環境でも利用できるということです。
研究グループは、水素が、化石燃料に代わる新たなエネルギーとしての利用が広まる可能性があることから、爆発などの事故を防ぐ対策につなげたいとしています。
開発に携わった荒研究員は、「水素を使った社会インフラの整備が進んだとき、この技術を活用すれば、わずかな水素の漏れも素早く見つけられるので、安全対策への寄与を期待している」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211219/1000074002.html
2021年12月18日20時32分にYAHOOニュース(中国新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後1時15分ごろ、山口県岩国市飯田町の日本製紙岩国工場から「社員が有毒ガスを吸って意識がない」と119番があった。
2人が病院に搬送され、男性社員(23)が意識不明の重体。
男性社員(50)が喉の痛みを訴え軽傷。
岩国地区消防組合によると、現場で硫化水素を検出したが、工場外への漏れはないという。
工場などによると、男性社員(23)は別の社員と2人一組で、木をパルプにする工程にある約10立方メートルの大きさのタンクを酸性の液体を使い洗浄していたという。
同社の担当者は「もともと硫化水素が発生する作業で、誤って吸った原因は調査中」としている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b405acfc0c6ca714b0907710435c66e30d5e921
2021年12月17日7時34分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
皇居・宮殿で8日、天井の点検作業をしていた宮内庁職員が転落し、5日後に死亡していたことが16日、同庁関係者への取材で分かった。
宮殿での事故で死者が出たのは初めてという。
同庁関係者によると、亡くなったのは宮殿管理官付の50代男性職員。
8日朝、宮殿「豊明殿」の廊下で、脚立を使って高さ約3メートルの天井と、屋根の間に置かれたバケツに水がたまっているかどうかを点検中に落下したとみられる。
肋骨(ろっこつ)を折るなどして東京都内の病院に救急搬送されたが、13日夜に死亡した。
この点検は通常、数日おきに複数人で行っているが、事故当日は同じグループの担当が休暇中で、1人で作業していた。
作業に当たっての明確な規則はなかった。
同庁は、改めて安全管理を徹底し、今後、1人での作業を行わないとしている。
宮殿は天皇陛下や皇族方が公的な儀式や行事の際に使われる建物。
鉄骨鉄筋造りの地上2階、地下1階で1968年に完成し、翌年から使用されている。
豊明殿は宮中晩さん会などで用いられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/029463b97c897db240185236f53c295b39b4853d
12月17日13時1分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、落下した職員は携帯で別の職員に助けを求めていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性職員は今月8日の午前、皇居の豊明殿の西廊下の天井の水漏れを調べるため、脚立を使って天井を点検していた際に、あやまって落下したということです。
西廊下の天井はおよそ3メートルの高さがあり、職員は脚立から落下した後、自分の携帯で別の職員に助けを求め、救急搬送されましたが、今月13日に死亡したということです。
こうした点検作業は本来、複数の職員で行うことになっているということで、宮内庁は事故を受けて、改めて、点検などの作業は複数人で行うよう指示を出したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c69e172f82bc2e063f4f42e82955e92fdd803207
2021年12月17日15時12分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前6時ごろ、紀の川市桃山町市場の市道で、ダンプカーの荷台が電線に引っかかり、道路脇の電柱2本が根元から折れました。
関西電力によりますと、この影響で現場周辺で一時、746戸が停電しました。
けが人はいませんでした。
警察の調べによりますと、ダンプカーを運転していた男性は、現場近くの駐車場で、ダンプカーの荷台に貯まっていた水を荷台を傾けることで流したあと、荷台を戻しつつ走行したところ、電線に引っかかったと話しているということです。
現場は、JR和歌山線の下井阪駅から南に3キロほど離れた市道です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20211217/2040010298.html
2021年12月16日21時28分にYAHOOニュース(東海テレビ)から下記趣旨の記事が、動画ならびに主要場面の写真付きでネット配信されていた。
愛知県では、11月から交通死亡事故が急増しています。
その原因を探ると、”ある条件”のときに死亡事故の発生リスクが高いことがわかりました。
11月5日の夕暮れ時、名古屋市南区で起きた交通事故。
片側1車線の道路を横断していた83歳の男性がトラックにはねられ、死亡しました。
愛知県では今、「横断中の高齢者」がはねられて死亡する事故が急増しています。
愛知県の今年の交通事故による死者数を見てみると、11月は19人と急増。
このうち7人が「歩いて横断中の高齢者」でした。
70代男性:
「横断歩道の隅っこに立っていて、一歩前に出たときに(車が)前を通り過ぎていくから、ヒヤッどころの話じゃない、オオッ!ですよね」
60代女性:
「(車が)左から来たりする時にちょっとヒヤッとしますけどね。車の人は自分の行きたい方向を見ているから」
実際、道路を渡る際にヒヤリとした経験のある高齢者が多くいました。
その横断中の死亡事故に多い「ある条件」があるといいます。
愛知県警交通総務課の担当者:
「歩行者側からすれば、左から来る車にはねられるケースが多い」
14日夜、三重県川越町で84歳の女性が死亡したひき逃げ事故では、女性は横断歩道のない道路を歩いて渡っていましたが、左から来た車にはねられました。
愛知県で、夜間に信号のない道路を横断中にはねられ死亡した高齢者のうち、「左から来た車」にはねられたケースは、「右から」の場合の3倍です。
なぜ、歩行者の左側から来る車が危険なのか、実際に自動車学校で実験してみました。
夜間に片側1車線の道路の両端にスタッフが立ち、車で時速15キロで走ってみると、左側はヘッドライトの明かりで姿が確認できますが、右側は対向車線を挟むこともあり、明かりが届かず暗闇の中にぼんやりと見える程度でした。
愛知県警交通総務課の担当者:
「(運転手は)ライトが当たる所を見てしまうということがあるかと思います。右から横断してくる歩行者に対しては、自分のライトの照射範囲内に入ってくるまで、やはり時間がかかるのかなと思います」
また、見えづらさだけでなく、別の要因もありました。
(リポート)
「車はここから70メートル離れた所にあるんですが、ヘッドライトが届いていないということもあって、かなり遠くに感じます」
70メートル離れ、遠くに見える車が時速50キロで走行すると、目の前を通過するまでに6秒もかかりません。
一方、高齢者が歩く速度で、「片側1車線、幅6メートル」のよくある道路を渡ってみると、渡りきるのに6秒かかりました。
高齢者の歩行速度は「秒速1メートル」と言われていて、横断するのにかかった時間は「6秒」。
遠くに感じても、道路を渡り切る前に車が来てしまいます。
車からの見えにくさと、渡り切るのに必要な時間。
これが、夜間に横断する際に「左から来る車」に注意が必要な理由でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5534cf24cd45edb825178736563a92f5c011c041
(ブログ者コメント)
「左からの車に注意」という情報は、過去にも本ブログで紹介スミ。
今回は違った切り口からの報道だったので、改めて紹介することにした。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

