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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20231125811分にYAHOOニュース(Merkmal;フリーライター熊谷氏の寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【カラー舗装の多彩な役割】

道路を普段走っていて、交差点や道路の脇がペイントされているのを見たことがあるだろうか。

これは「カラー舗装」と呼ばれるもので、道路に色をつけて危険であることを知らせたり、道路脇や自転車横断帯を示していたりする。

塗られている色や場所によって伝えたいメッセージは異なっている。

全国道路標識・標示業協会の資料によると、路面に色を塗ることによって

・視環境の改善による抑止力の強化
・滑り止め効果による交通安全対策
・歩道道部の確保による歩行者保護
・目標物の表示

といった効果や目的を狙っている。

香川県が発表したデータによると、カラー舗装された交差点での事故は約52%減少し、そのうち正面衝突事故は、なんと68%も減少したという。

国土交通省のデータによると、生活道路内で路側帯をカラー舗装したところ、舗装前と比べ、通行車両の速度が軒並み低下したという。

このように、視覚的に直感できる警告システムとしてのカラー舗装の有効性は実証されており、事故防止対策として全国各地に広がっている。

しかし、カラー舗装の色や使い方はさまざまで、標準化されていないのが現実である。

ということで本稿では、これまで多くの人が何気なく目にしてきたカラー舗装について解説する。

 

【危険箇所を示すカラー舗装】

カラー舗装が抑止力として機能する場面には、事故が頻発する危険な交差点や、スピードを抑える必要のあるカーブなどがある。

道路を走っていると、赤く塗られた交差点に出くわすことがある。

これらは事故が頻発している危険箇所であり、色のついた舗装はドライバーに注意を払うよう伝えている。

左右の見通しが悪い場所だけでなく、障害物が多く漫然と走りがちな田舎道の交差点でも赤く塗られていることがある。

事故の原因はさまざまなので、過去の事故を踏まえて設置されているのだろう。

首都高速道路会社でも、首都高速道路のカーブでの交通事故を防ぐためにカラー舗装を駆使している。

同社のウェブサイトには、

「近年、カーブ区間で速度超過が原因と考えられる施設接触事故(側壁等に衝突する事故)が増加する傾にあり、施設接触事故が特に多いカーブ区間の舗装を赤くしてお知らせしています。
赤い舗装が見えたら、特に速度を落して走行することを心がけてください」

との記載がある。

道路を赤く塗ることで、スピードの低減を促している。

赤色の表示は、危険なイメージを植え付けるのに一定の効果がある。

また、道路を赤く塗るだけでなく、速度を落とす必要性を強調するために、わずかな段差をつけたり、等間隔に白線を引いたりすることもある。

なかには、滑り止め効果のある塗料もあるようだ。

さらに、危険箇所を示すカラー舗装のなかには、横断歩道の下地を赤色にして強調したり、駐停車禁止区域を赤色でカラー表示したりしている場所も存在するようだ。

赤色は危険・注意をイメージしやすく、通行するドライバーに危険を認識させる効果が期待できる。

 

【さまざまな種類のカラー舗装】

カラー舗装の出番は、ほかにもたくさんある。

まずは路側帯を紹介しよう。

道路に歩道がない場合、道路端の白線の外側のスペースは路側帯と呼ばれ、「歩行者用通路」として整理される。

外線の本数や表示方法によっては、車両の駐車が禁止されたり、自転車の通行が禁止されたりする。

その箇所を緑にカラー表示している例は多い。

特に通学路などに設置されているのを見かけたことがある人も多いのではないだろうか。

すべての路側帯が塗られているわけではないが、通学路やスクールゾーンなど歩行者の通行が多い場所では、歩行者が保護される場所として強調表示され、ドライバーに注意を促している。

また、道路脇や歩道上の自転車横断帯は、青色で表示されることが多い。

これは、自転車が通行すべき自転車横断帯を明示することで、自動車と歩行者との衝突事故を減らすためである。

自転車は車道の左側を走るのが原則だが、進行方向を見誤らないよう、矢羽根や矢印で表示されている歩道もある。

このように、カラー舗装はさまざまな場所で使われ、私たちの日常生活の一部となっている。

このほか、カラー舗装にはどんな秘密があるのだろうか。

 

【カラー舗装の行方】

カラー舗装にはさまざまな種類があり、それぞれに意味がある。

安全のために設置されるものだが、実は色の規定は道路標識ほど細かくはなく、自治体が自由に変更することが許されている。

警察庁の「法定外表示等の設置指針ついて」では、バスレーンは茶色、自転車通行空間路面は青色系、通学路の路側帯は緑色系を原則とする。
ただし、景観保全や地元の意向を考慮すれば、他の色も認められる。

このような路面標示は、何気なく通り過ぎてしまうドライバーに注意を促す非常に効果的な方法である。

また、路面標示のなかには、単に色を塗るだけでなく、イメージハンプと呼ばれる、ドライバーの注意をより強く引きつけて減速させるようなラインを描いたり、舗装の色や材質を変えたりして物理的な凹凸をなくし立体的に見せるものもある。

自治体によって色や表示方法が異なる可能性は混乱を招くかもしれないが、最も重要なことは、「そこに注意すべき何かがある」のを認識することだ。

したがって、色の違いはさておき、ドライバーに届くように効果的に配置することが重要である。

また、あちこちにペンキを塗りすぎると、せっかくの効果が薄れてしまうので、カラー舗装の使いすぎには注意が必要かもしれない。

あらゆる手段を使って交通事故を防ぐ努力がなされている。

ドライバーもこれらの対策の意味を理解し、表示にしたがって運転しなければならない。

また、カラー表示がないからといって潜在的な危険がないわけではないことを理解し、常に細心の注意を払って運転することも重要である。

熊谷透(フリーライター)

https://news.yahoo.co.jp/articles/40af0b0f15cbb4d979ace2ed027ede509b72ab9c

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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