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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20244281530分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

昨年5月に埼玉県春日部市の江戸川河川敷で開かれた「大凧あげ祭り」で、強風にあおられた重さ800キロのたこが民家に墜落した。

主催者の同市は今回、再発防止策として「風速8メートル以下が10分継続」など、たこ揚げのルールを厳格化した。

会場は住宅街に隣接しており、市は「絶対に民家に落とさない」と、安全第一での運営を誓っている。

祭りは毎年5月3、5日に開催され、10万人の観光客でにぎわう。

江戸時代後期に始まり、明治時代中期に現在の100畳大(縦15メートル、横11メートル)の大凧になったとされる。

1991年には、国の無形民俗文化財に選択された。

事故は昨年5月5日午後2時50分頃に起きた。

強風が吹き、大凧はバランスを崩して土手の向こう側の民家の屋根に刺さった。
1階にいた住人にけがはなかった。

近くで目撃した近所の主婦(80歳代)は、「たこが風に流され、危ないなと思って見ていたら落ちてきた。たこの柱が屋根に刺さる時に、ズドンとすごい音がした」と振り返る。

大凧揚げは難しい。

前年の2022年はコロナ禍で1日だけの開催となったが、風に恵まれず、大凧を揚げることができなかった。

23年は大凧が舞いあがり、「引き手の中には感激して泣いた人もいた」(市幹部)ほど、会場は達成感に包まれた。

その直後に事故が起きた。

当時は、揚げるのに適しているとされる8メートル前後の風が吹いていたものの、風の向きや強さが不安定だった。

会場から約10キロ離れた春日部市消防本部では同じ頃、9・8メートルの最大瞬間風速を観測していた。

事故報告書などによると、突風で傾いたたこに綱が引っ張られ、120人の引き手のうち先頭の数人が転倒した。

引くのをやめてしまった人も多く、制御不能になったたこを、会場の河川敷内に引っ張ることができなかったという。

事故を重く見た市は、防止策を検討してきた。

これまでは簡易風速計を使ってきたが、今回からは河川敷2か所にデジタル風速計を設置する。

3メートルほど上空の風速が計れ、デジタル表示で周囲に伝えることができるという。

市職員が常時監視し、8メートル以下の風が10分続いた場合は、無線で祭り本部に連絡し、引き手が綱を引き始める。

万が一、たこが落ちそうになった場合でも、河川敷の中に着地するよう、引き手の目安となるラインを設定。

このラインを越えるまでは川方向に綱を引き続ける新ルールも定めた。

今年の祭りに向けて、たこを揚げる「庄和大凧文化保存会」の川島会長(65)は、「安全対策をより強化して、事故のないようにしたい」と表情を引き締める。

 

大凧揚げを巡っては、他県で死亡事故が起きている。

滋賀県東近江市では15年5月31日、運動公園で催された祭りで揚げられた大凧(縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロ)が風にあおられ、観客の上に落下。

1人が死亡、6人が重軽傷を負い、県警は16年3月、市職員ら3人を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。

大津地検は19年4月、3人を不起訴(嫌疑不十分)とした。



https://www.yomiuri.co.jp/national/20240427-OYT1T50193/

 

(ブログ者コメント)

東近江市の事例は本ブログでも紹介している。

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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