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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013129232分に秋田魁新報から、また130日付で読売新聞秋田版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後2時半ごろ、横手市雄物川町の穀物貯蔵施設・カントリーエレベーター建設工事現場(JA秋田ふるさと発注)で、作業員3人が高さ約7mの足場付近から転落した。
屋根からの落雪に巻き込まれたとみられる。

うち1人(30)が約1時間20分後、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は窒息死。
他の2名も、1人(27)は腰の骨を折り、もう一人(41)は胸の骨を折って重傷。


警察の調べでは、3人は午後1時すぎから建物南東側の屋根付近で足場の解体作業を行っていた。
地上にいた現場責任者が「ザー」という大きな音を聞いて駆け付け転落事故があったことを確認、別の作業員を通じて119番した。


3人はヘルメットと安全帯を着けて作業していたが、雪の衝撃で外れたのか、発見時は着用していなかった。地面は圧雪状態だった。

 

警察は、当時の状況について関係者から話を聞き、落雪を予測できなかったかなどを調べている。

 

出典URL

http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20130129r

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130129-OYT8T01390.htm

 

 

 

(2013年3月2日 修正1 ;追記)   

 

2013130日付の秋田魁新報紙面に、事故時の若干詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。  

 

JAによると、4段に組まれた足場のうち、一番上の足場が外されたことで、屋根の雪が一気に落下した可能性がある。

3人のうち2人は高さ約1mの雪の山から顔を含めて半身が出ていたが、死亡した男性はすっぽり雪の中に埋まって、姿が見えなかったという。

 

悲鳴を聞いてすぐに救助に向かった作業員の男性は、「雪が硬く、掘り起こすまで10分以上はかかった」と話した。

別の作業員の男性によると、屋根には全面に雪が積もっており、積雪は30cmほどあったという。

 

 

(ブログ者コメント)    

 

今冬も、落雪による被害が多発している。

屋根に積もった雪で建物が崩壊したという報道も、数回目にした。

ことほどさように、積もった雪は重いらしい。

今回事例も、掘り起こすまで10分以上かかったとのこと。

そこで、積もった雪がどの程度重いものか調べたところ、気象協会から「雪の重さを考える」というタイトルで、下記趣旨の報文がネット配信されていた。

参考までに紹介する。   

 

○雪の密度は、乾いた雪で0.05程度、湿った雪で0.1程度。

○屋根雪の平均的な密度は0.3以上。

○投影面積あたりの重さで考えると、軽乗用車で53cmの積雪に相当する。

○1mの雪なら、埋もれたら自力脱出はまず不可能。   

 

出典URL 

https://www.jwa.or.jp/news/docs/2012-02-09.pdf

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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