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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20152241013分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

甲府市役所4階の窓ガラス1枚(重さ約100kg)が今月17日、2階の中庭に落下したと、市が23日発表した。けが人はいなかった。

原因は調査中だが、緊急点検の結果、市役所内の別の87か所で不具合が見つかり、窓を固定するなどの措置を取ったという。

 

発表によると、17日午前5時50分頃、職員が4階の防災課の窓を開けようとしたところ、窓が枠ごと外れ、約10m下の中庭に落ちた。窓は縦約2.5m、横約1m。

中庭は来庁者に開放しているが、閉庁時間の早朝のため、誰もいなかった。

 

市ではこれまでに、同じタイプの窓計409枚を点検。

その結果、窓ガラスの上部と窓枠をつなぐ接合部分の深さが、メーカーの基準を満たしていないところが計87か所あり、基準を満たすようにするなど対処したという。

 

市役所は2013年5月に開庁したばかりの新庁舎。

市管財課は、87か所の不具合と同様、つなぎ目が浅かったのが原因の可能性があるとしたが、「施工や設計も含め、引き続き詳細に調査する」としている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150223-OYT1T50145.html

 

 

201539日付で毎日新聞山梨版から、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施工・設計者など3業者で作る緊急対策チームは8日、調査の中間報告を発表した。

窓を下から支える壁が床ごと下がったことで、窓と壁の隙間が広がり落下した可能性があるという。


緊急対策チームは、施工した竹中工務店、設計した日本設計、サッシメーカーの三協立山の3業者から構成。

これまでの調査で不具合が見つかっていた4階の南側を中心に7、8日に調査を行った。


同チームによると、不具合のあった窓ガラスは、上と下の壁に挟まれる形で固定されていた。

しかし、下から支えていた壁と床が梁からせり出す形になっているため、自重などで下に傾き、窓と壁の隙間が大きくなった可能性が高いという。


同チームは今後、実際に計測した傾きなどを分析し、3月末をめどに落下原因、対応策をまとめた最終報告を出すという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20150309ddlk19040010000c.html

 

 

 

(2015年4月4日 修正1 ;追記)

 

201541日付で読売新聞山梨版から、3つの要因が重なったことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

41日付で毎日新聞山梨版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

市は31日、窓ガラスを設置した施工会社と設計会社、サッシメーカーの3社から落下の原因について報告を受けたと発表した。

 

原因は、窓を取り付けた際の設計との誤差や、「跳ね出し」と呼ばれる窓を支えるコンクリートの変形など、複合的な要因と断定。

市で今後、専門委員会を設置し、3社が示した原因を精査することにしている。

 

この問題は、重さ約100kgで、縦約2.5m、横約1mの窓ガラスが約10m下の2階のテラスに落下したもの。

窓がある場所は跳ね出しと呼ばれ、テラス側に突き出した構造で、窓を支えていた窓枠の上部と窓ガラスの間に隙間が生じ、落下した。

 

3社が提出した調査結果では、隙間は、

〈1〉窓枠を取り付けた際に設計との誤差が生じた(規定より数mm足りなかった)

〈2〉跳ね出し部分の設置工事で、跳ね出し部分の支えを外した際にコンクリートが変形した

〈3〉このコンクリート部分を含め、2013年の完成から時間とともに4階の床が少しずつ沈下した

の3つの要因が重なり、生じたとした。

 

市や業者によると、沈下は「コンクリートが持つ自然現象」などとして、施工した工事ごとでは、あらかじめ定めた規定の範囲内という。

対策案として、落下したものと同種の窓について、窓とレールがかみ合う幅(7.5mm)を確保するなどとしている。

 

市では、建築工学に詳しい首都大学東京の西川孝夫名誉教授ら3人による専門委員会を4月初旬に設置し、3社が示した落下原因を検証する。

検証には約3か月かかるといい、市では、「市民の安全・安心のため、十分な検証を行いたい」としている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20150331-OYTNT50353.html

http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20150401ddlk19040022000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

一つ一つは正しくても、それらがまとまると正しくなくなる・・・。

そんなことがタマにあるのだが、今回も、そういうことだったのだろうか?

 

 

 

(2015年5月9日 修正2 ;追記)

 

2015582013分に山梨放送から、専門委員会は業者側報告書を妥当としたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

有識者による専門委員会は8日、床の沈み込みが原因の1つとした業者側の報告は妥当とした。


この問題をめぐっては、業者側が、落下した4階の窓枠を支える床が沈むなど複数の要因が重なったことが落下原因とする報告書をまとめている。

2回目となった8日の委員会では、前回に続き、業者側の担当者からサッシの取り付けの際の施工手順や管理体制の状況などを聞き取った。
その結果、業者側が原因の1つに挙げた床の沈み込みについて、資料や測定の結果などから妥当だとの考えを示した。


その一方で、床の沈み込みがない他の階にも落下の危険性のある窓が見つかっていることから、今後も分析を続けるとした。

次回の委員会は、今月21日に開かれる。

 

出典URL

http://www.rnb.co.jp/nnn/news8885727.html

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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