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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201512287分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12
12118分にNHK横浜から、122732分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前10時10分ごろ、横浜市磯子区の小学校で、重さ約300kgのステンレス製防煙シャッターが落下、6年の女子児童(12)が挟まれた。

市教育委員会によると、背中を強く打って病院に搬送され、搬送時に意識はあった。

警察が、詳しい状況を調べている。

市教委によると、シャッターは幅約3.1m、高さ約2.6mで、巻き上げるワイヤが切れていた。

シャッターは、操作盤のハンドルを回すなどして動かす仕組み。
年2回の定期点検をしており、9月の点検で異常はなかった。

女子児童は、火災を想定した避難訓練の終了後、校庭から4階の教室に戻る途中だった。

別のシャッターが訓練のため閉じられ、階段の1階部分をふさいでいたため、教諭が手動で上げる作業をしていて、女子児童は他の児童らと一緒に、作業が終わるのを待っていた。

落下したのは、教諭が作業していたシャッターの隣に設置されていたものだった。

そばにいた担任の男性教諭がシャッターを押さえ、女子児童を逃がしたという。

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/151202/afr1512020005-n1.html

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053952641.html?t=1449003720211

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151202-OYT1T50005.html?from=ycont_top_txt

 

 

122182分にNHK首都圏NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市教委によると、男性教諭が誤って開いているシャッターを更に開ける方向にハンドルを回したあとにワイヤーが切れ、シャッターが落下したという。

ハンドルには、どのシャッターを動かすためのものかという表示はなかったということで、男性教諭は、「勘違いしてしまった」と話しているという。

市教委によると、学校が定めた訓練のマニュアルの中で、「シャッターの操作は児童が教室に戻ってから行う」とされていたが、今回は守られていなかったという。

これついて横浜市の林市長は、記者会見で「けがをされた児童と保護者に心からおわびし、お見舞い申し上げます」と謝罪した上で、「マニュアルが守られず、本当に申し訳ない。どんな油断もならないということを徹底し、必要な安全確保のための措置を講じていきたい」と述べた。

市教委は、この事故を受けて、2日、市が管轄する学校に対し、シャッターを操作する際には児童や生徒を近づけないことを徹底するよう、文書で通知した。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151202/3974411.html

 

12373分に産経新聞神奈川版から、1222033分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

シャッターは、壁のハンドルを回しワイヤを巻いて開ける仕組み。

市教委によると、火災を想定した避難訓練が終了した後、校内の清掃などを行う40代の女性技能職員が、降りていたシャッターを上げようとして隣にある別のシャッターの巻き上げハンドルを誤って操作。

職員から「ハンドルが重くて回らない」と頼まれた30代の男性教諭が手伝い、両シャッター前の廊下に児童らを待機させてハンドルを3~4回ほど回したところ、隣のシャッターが落下、待機していた女子児童が数秒間はさまれたという。

同校の避難誘導マニュアルでは、児童が教室に戻ってからシャッターを上げることになっていたが、市教委の聴取に対して職員は、「なるべく速やかに児童を戻したかった」と説明したという。

シャッターは昭和55年に製造されたもので、ワイヤが切れていた。

ワイヤの交換は35年間行われていなかった可能性があるという。

出典URL

http://www.sankei.com/region/news/151203/rgn1512030042-n1.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151202-OYT1T50134.html?from=ycont_top_txt

 

(ブログ者コメント)

掃除のおばちゃん?にまでは、訓練マニュアルを周知していなかったのかもしれない。
それは大いに考えられることだ。

しかし、おばちゃん?に頼まれてハンドル操作した教諭には、周知されていたはず。

児童が教室に戻っていないのに、なぜ、この教諭はハンドル操作を手伝ったのだろうか?

可能性の一つとしては、頼まれた瞬間、その操作の達成こそが第一と考え、その操作の是非にまでは考えが及ばなかった・・・・そんな心理状態になっていたことも考えられる。

 

(2015年12月10日 修正1 ;追記)

20151291932分に読売新聞から、市立校の古いシャッターのワイヤーを交換するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故を受け、市教委は9日、緊急対策として市立279校に設置された同型の古いシャッター計2501台のワイヤを全て交換すると明らかにした。

費用は約1億5000万円で、年度内にも作業を完了させる方針。

事故が起きたシャッターは1980年の設置。手でハンドルを回し、ワイヤを巻き上げて開く。

事故後の県警の調べで、ワイヤが切れていたことが判明した。

さびなどワイヤの劣化状態は外見からでは完全には把握できないといい、市教委は保護者らの不安解消のため、劣化の有無にかかわらず古いものから順次取り換えることにした。

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20151209-OYT1T50161.html

 

(2017年2月2日 修正2 ;追記)

2017211539分にNHK横浜から、操作した教諭らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場には2つのシャッターがあり、一つは閉まった状態だったが、警察によると、39歳の当時の担任教諭が、児童たちが通りやすいように閉まったシャッターを開けようとした際、誤って開いていたシャッターのハンドルを無理に操作し、ワイヤーが切断してシャッターが突然、閉まったことがわかったという。

学校では、訓練前に、児童がシャッターの下を通る際には、開け閉めの操作をしないとするルールを決め、教諭らに伝えていたという。

このため、警察は、こうしたルールを守っていなかったことが事故の原因だったとして、当時の担任教諭と安全管理の責任者だった59歳の当時の副校長を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。

出典

シャッター事故で教諭書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1053541211.html?t=1485983518864 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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