







2014年3月15日付で読売新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月15日8時27分にNHK富山から、同趣旨の記事がネット配信されていた。
富山南署は14日、富山市内を走行中のワゴン車から、同日午前に毒劇物の工業用液体洗剤が落下し、行方がわからなくなっていると発表した。
液体は刺激臭があり、素手で触れると皮膚が荒れたりやけどをする危険があるため、同署は注意を呼びかけている。
発表によると、毒劇物はステンレスなど、金属を溶接した時にできる汚れを落とす酸洗剤「ラスノンウエルM―500F」1本(18ℓ)で、成分にフッ化水素酸(毒物)、硝酸(劇物)などを含む。
半透明の樹脂容器に詰められ、段ボール(縦横26cm、高さ40cm)に納められていた。
ワゴン車は、富山市内の金属加工会社に酸洗剤を配送する予定で、同日、同市の荒川、婦中町速星、稲代、東大久保、上袋、流杉などを走っており、運送会社の担当者が14日午前11時ごろ、配送先で荷物を下ろしたところ、段ボール3箱のうちの1つが無くなっていることに気づいたという。
速星で、運転していた男性が後部のハッチバックが開いているのに気付き、閉め直していたということで、途中で落下した可能性が高いという。
樹脂容器は車にひかれるなど強い衝撃が加わると破裂し、液体が外に飛び出す可能性があるため、同署は、液体に触れた場合は水で洗い流し、目に入った場合はこすらずに水で洗眼し、氷をあてて医師の手当てを受けるよう呼びかけている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20140314-OYT8T01351.htm
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065986151.html?t=1394917733518
2014年3月15日11時35分にmsn産経ニュースwestから、3月15日8時52分に読売新聞から、3月14日22時57分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日未明に発生した伊予灘を震源とする地震について、京都府が事前に登録した府民らに配信する「防災・防犯情報配信メール」が、NTTドコモの携帯電話の利用者約7500人に届かなかったことが同日、わかった。
府によると、防災メールには約2万5千人が登録。一定の震度を観測した地震の震源地や震度などの情報をメールで配信する仕組みになっている。
今回は、同日午前2時すぎに発生した地震について、同12分に1回目、19分に2回目の防災メールを自動配信した。
NTTドコモの携帯電話は、1行あたりの文字が約500文字(連続1000バイト)を超えると、システム上配信できないが、今回の地震では、震度1以上を観測した地域が広範囲にわたり、それをすべて記載すると制限を超え、配信できなかったという。
このほか、auの携帯電話も一部配信できなかった。
府は、情報を500文字未満で自動改行するようシステムを修正した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140315/waf14031511030015-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140315-OYT1T00010.htm
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140314000155
2014年3月13日23時45分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本は13日、神戸線の芦屋駅と阪和線の上野芝駅の2カ所で、自動列車停止装置(ATS)に設計ミスがあり、作動しない状態だったと発表した。
電車が制限速度を超えて走行しても減速しなくなっており、芦屋駅で約1年、上野芝駅では約20年にわたり放置。
同社が設計した段階から誤っていたためで、点検でも気付かなかったという。
JR西によると、昨年12月、同社大阪電車区の男性係長(52)が運転士の指導のため新快速電車に同乗。
上り線で芦屋駅に入る分岐点を通る際、ATSに対応するモニター画面に制限速度が正しく示されなかった。
画面は通常、運転士が見ることはなく、指導者が確認する必要もないため、これまでほかに気付いた人はいなかったという。
係長は工事担当者らに報告し、今月10日になって、同社近畿統括本部に伝えた。
同本部が調べた結果、ATSには「青信号で通過時の制限速度60km」との作動条件が組み込まれてなかった。
また、同本部管内の分岐点にあるATS約630カ所を調べたところ、上野芝駅でも信号が赤から黄色に変わる際の制限速度が反映されていなかった。
いずれの駅でも制限速度は超えていなかったとみられる。
同社では、尼崎JR脱線事故後の2005年11月にもATSの設定ミスが約100カ所で判明。
制限速度を誤って設定していたが、今回は、速度設定そのものが設計段階から抜け落ちていた。
両駅のATSはいずれも同社が設計し、設置したが、設計時にさかのぼった原因究明はしない方針。
同社は「お客様にご心配をおかけし、申し訳ない。設計段階からの点検強化で再発防止を図りたい」としている。
◇自動列車停止装置(ATS)
所定の速度を超えて通過しようとすると自動的にブレーキがかかり、減速・停止させる装置。
線路上に設置される「地上子」と列車搭載の「車上子」からなる。
2005年4月に起こった尼崎JR脱線事故の刑事裁判では、カーブへのATS設置義務が争点の一つとなった。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201403/0006777273.shtml
3月13日23時36分に朝日新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西によると、芦屋駅には1999年にATS―Pを設置。
上り線の制限速度が60kmだったにもかかわらず、手前の信号が青の場合は時速109kmで進入しても制御されない状態だった。
旧型のATSが併設されていたこともあり事故はなかったが、昨年1月に旧型を撤去後は制御されない状態だった。
上野芝駅には94年に設置。
下り線の制限速度は45kmだったが、手前の信号が赤から黄に変わる時は、時速67kmでも制御がかからない状態だった。
いずれも,ATS―Pのシステムに入力した信号のデータが誤っていた。
JR西は毎年作動状況を確認しているが、元のデータについては一度も調べていなかった。
昨年12月、神戸線の新快速に指導で乗った社員がモニターに表示される高い速度に疑問を抱き、今月10日にようやく担当部署に報告した。
同社は管内約630カ所を緊急調査した。
同社のATS―Pをめぐっては、05年にも規定の速度を上回る設定などが96カ所で見つかっている。
ATS―Pは、列車の速度をチェックしてブレーキを自動的に作動させる装置。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG3F62RWG3FPTIL01N.html
3月13日21時7分にNHK関西NEWS WEBからも、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本によると、去年12月、JR東海道線の芦屋駅の手前で、運転士の研修のため電車に添乗していた運転区の係長が、運転席のモニター画面がATSが機能していない表示になっていることに気づいた。
係長は今月10日になって担当部署に連絡し、JRが調べたところ、芦屋駅の上り線のホームに電車が入る際、誤って、青信号のときにATSが機能しないよう設定されていたことが12日、わかった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140313/5953371.html
3月14日6時30分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
安部誠治・関西大教授(公益事業論)の話;
ATSの不備を見つけた係長が報告しながら、3カ月間も放置されていたのが最大の問題だ。
設計ミスはあり得ることで、日常的な点検で発見するのも難しいだけに、異常を発見した際の早急な対応が不可欠となる。
リスクの報告制度が中間段階で機能していなかったと考えられる。原因の調査が必要だ。
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201403/0006777528.shtml
2014年3月13日21時10分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
みずほ銀行の支店出入り口にあった足拭きマットが滑り、転倒、負傷したとして、会社役員の女性が同行に約2800万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が13日、東京高裁であった。
斎藤裁判長は請求を棄却した一審東京地裁判決を取り消し、「マットが床の上を滑りやすい状態で設置されていた」として注意義務違反を認め、約92万円の賠償を命じた。
裁判長は「事故当時、マットの裏面がやや湿っており、部分的に滑りやすくなっていた」と指摘。
「女性が右足を乗せたことでマットが横に移動し、バランスを崩して転倒した」として、慰謝料80万円と休業損害60万円を認めた。
一方で、「女性も両手に多数の荷物を抱え、不安定な状態で歩いていた」とも述べ、4割を過失相殺するなどして賠償額を算出した。
判決によると、転倒事故は2009年8月、東京都新宿区のみずほ銀行四谷支店で発生。女性は頭や腰を打撲するなどのけがをした。
みずほ銀行の話 判決文を確認の上、今後の方針を決定する。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014031300943
また3月13日22時35分にmsn産経ニュースからも、同主旨の記事が若干異なる表現で、以下のようにネット配信されていた。
東京高裁は13日、「足ふきマットが滑りやすい状態だったのに見過ごしていた」として、約92万円を支払うよう命じた。
判決によると、女性はATMを利用した後、出入り口に敷いていたマットに足を乗せたところ転倒し、頭や腰を打撲した。
銀行側は、「女性がマットの端につまずくなどしてバランスを崩して転んだ」と責任を否定したが、裁判長は、「マットの裏側がぬれており、足を乗せたことで滑ったのが原因だ。客の安全を確保する必要があるのに、管理を業者に任せきりにしていた」と、銀行側の注意義務違反を認めた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140313/trl14031322360010-n1.htm
(ブログ者コメント)
○銀行のような、一見、人身事故とは縁遠く見える職場でも事故は起こり得る・・・そんなことを教えてくれた事例だ。
○今回の事故は、危険予知などの安全活動だけでは防げなかったような気がする。
防げたとすれば、過去、雨の日にマットで滑ってけがした事例を知っていて、雨の日は毎回、マット裏をチェックするようにしていた・・・そんな場合だけではないだろうか?
そういう意味で、これは事例活用の大切さを教えてくれた事故でもあると感じた。
2014年3月12日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年11月のオープンを目指す岡山市北区のイオンモール岡山の建設工事現場で、昨年11月、コンクリートを流し込む作業中に床の型枠が崩落し、作業員5人が転落して軽いけがをする事故があったことが分かった。
岡山労基署は11日、無届けで型枠の支柱を変更していたとして、工事を請け負うゼネコン「O社」と同社の社員2人を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、昨年11月27日、地下1階の床部分の型枠にコンクリートを流し込んでいたところ、型枠が約5m下の地下2階に崩落。下請け会社の20~30代の男性作業員5人も転落して打撲などの軽いけがをした。
現場では当初、木製の型枠を使う届け出がされていたが、実際は金属製の型枠に変更されており、O社の男性現場責任者(62)と男性社員(40)が変更に必要な届け出を労基署にしていなかった疑いがある。
業務が多忙だったなどと容疑を認めているという。
同署の担当者は、「今回は軽傷で済んだが、命にかかわる事故になる恐れもあった。変更の届け出がされていれば、設計の審査などで事故を防げた可能性が高い」としている。
O社は、「全社一丸となって再発防止に努める。工程管理や社員の安全管理能力を向上させ、チェックも増やす」としている。
一方、2014年3月12日付で毎日新聞岡山版からも、同主旨の記事が以下の表現でネット配信されていた。
容疑は、昨年10月、施設地下1階の床を作る際、地下2階から床を支える柱の高さや強度を変更したのに、同署に届け出なかったとされる。
同署によると、翌11月27日午後2時ごろ、下請け業者の男性作業員5人が、地下1階でコンクリートを流して床を作っていた際、床の型枠がはずれ、約5m下の地下2階に転落する事故が起こり、原因を調べる過程で発覚した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20140312ddlk33040444000c.html
2014年3月15日8時0分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月14日午後7時12分に福井新聞から、3月15日付で毎日新聞福井版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
日本原子力研究開発機構は14日、高速増殖炉「もんじゅ」敷地内で12日、防犯対策を確認中、侵入者役に扮した危機管理室長代理の男性職員(58)が屋外フェンスから飛び降り、両足のかかとの骨を折る大けがを負ったことを明らかにした。
この事故が報告された敦賀市議会では、安全を軽視した行動にあきれる声が出た。
機構によると、男性職員は12日午後2時頃、ほかの職員2人と一緒に防犯対策を確認中に、1人でフェンスの頂部から飛び降りた。約1か月半の入院治療が必要という。
男性職員の行動について機構は、「敷地内に外部からフェンスを乗り越えて侵入するのに要する時間を調べて今後の防犯対策にいかす予定だった」と説明。
機構はこれまでも、国からの指導で必要に応じて同様の確認作業をしていた。
機構は、「飛び降りるにしても、マットを敷くなどの安全対策が不十分だった。今後はしっかりとした安全対策を講じたい」としている。
ただ、フェンスの高さや飛び降りた場所などの詳細については、核物質防護を理由に明らかにしていない。
一方、14日の市議会原子力発電所特別委員会で、この件が報告され、議員からは、「飛び降りること自体が問題なのでは」、「実際に飛び降りる意味があるのか」などと質問が集中した。
市側からも、「安全最優先という観点からも、飛び降りるという発想自体がおかしい」という答弁のほか、「基本的にやることをやっていないし、やらなければいいことでもやる。理解できない」と、機構の姿勢を疑問視する声が聞かれた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140314-OYT1T01150.htm
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/science_environment/815156.html
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20140315ddlk18040611000c.html
2014年3月14日0時9分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時50分頃、富山県射水市黒河のY社工場で、パート従業員のTさん(36)が野菜洗浄機の清掃をしていたところ、誤ってローラー部のチェーンに左手の指をはさまれ、救急搬送された。重傷の模様。
警察の発表によると、Tさんは電源を入れたまま清掃をしていたといい、警察が詳しい経緯を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140313-OYT1T00097.htm
2014年3月12日19時20分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月13日0時26分に中日新聞からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時半過ぎ、名鉄名古屋本線の名鉄岐阜発、豊橋行きの急行電車が名古屋駅の手前を走っていたところ、前から5両目の車両の天井の空調用吸い込み口から突然、火花が出たため、乗客が非常ブザーを押した。
名古屋駅で確認したところ、吸い込み口にすすがついており、すぐ下にいた乗客の21歳の女性が頭に軽いやけどをして、病院で手当てを受けた。
急行は、名古屋駅で運転を打ち切った。
名古屋鉄道によると、車両の天井にある冷房装置の電線が溶けていたということで、何らかの理由でこの装置に過剰な電流が流れ、火花が出たとみられている。
いまの時期、冷房装置は作動していないということで、名鉄は、なぜ電流が流れたのかなど詳しい原因を調べている。
この車両は平成16年に導入され、名鉄は、現在使われている同じ型の車両、32両全てについて点検を行うことにしている。
今回のトラブルについて名鉄は12日午後、記者会見を開き、「お客様に大変なご迷惑をおかけし深くお詫びします。原因を調査し再発防止に努めます」と陳謝した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140312/5915601.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014031390002652.html
一方、名鉄HPには、原因に関し、下記趣旨の記事が掲載されていた。
空調装置のアース線に何らかの理由で過電流が流れ、アース線が溶損して、火花が出たものと考えられる。
出典URL
http://www.meitetsu.co.jp/info/2013/1237345_1478.html
2014年3月12日10時58分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前1時15分ごろ、岐阜県海津市南濃町田鶴の「ナゴヤ塗装工業岐阜工場」から出火、鉄骨平屋1000m2の北側部分などが焼けた。
警察によると、工場は自動車部品などのプラスチック塗装を扱っており、塗装を乾燥させる機械から出火したらしい。
通常の操業時間は午前1時までだが、この日は納品遅れのため従業員が残業していた。当時は6人がいたが、けが人はなかった。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014031290105742.html
2014年3月12日11時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後6時5分頃、名古屋市中村区の市営地下鉄東山線岩塚駅を出発した高畑発藤が丘行き電車(6両編成)のドアが突然開くトラブルがあった。
電車は約2m動いたが、乗客約60人にけがはなかった。
市交通局の発表によると、電車が動き出した際の揺れで男性車掌(30)がバランスを崩し、ドアの開閉ボタンに触れたことが原因という。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140311-OYT1T01085.htm
(2014年4月8日 修正1 ;追記)
2014年3月12日付の中日新聞紙面に、ドアを閉めた後、操作用の鍵が抜けないのでそのまま出発の合図をしたという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
市交通局によると、車掌は乗客の乗り降りが終わったのを確認した上でドアを閉め、運転士に出発の合図をした。
発車の際の揺れで態勢を崩し、誤ってドアを開けるボタンに触れた。
本来は、ドアを閉めた後に操作に必要な鍵を抜く必要があるが、抜かずに出発の合図をした。
「鍵がうまく抜けず、そのまま合図してしまった」と説明しているという。
(ブログ者コメント)
鍵を抜かないまま発車の合図をしたことはこれまでにもあったが、態勢を崩すことがなかったので問題が表面化しなかった・・・・といった背景があるのかもしれない。
2014年3月11日12時20分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月11日付の北海道新聞夕刊紙面にも、同主旨の記事が掲載されていた。
11日午前8時半ごろ、北見市柏陽町にあるヤマト運輸北見支店にある配送用のトラックの荷台で、荷物が入ったコンテナが倒れ、積み込み作業をしていた運送会社のアルバイトの男性(41)が下敷きになった。
男性は病院に搬送されたが、頭を強く打つなどし、まもなく死亡した。
警察によると、倒れたコンテナは高さ1m70cm、縦横1mの車輪付きで、中には本などが入っていたという。
警察によると、男性は、同僚と2人で倉庫からトラックの荷台にコンテナを積み込む作業をしていたということで、警察は、会社側から作業手順を聞くなどし、詳しい事故の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140311/5879061.html
2014年3月12日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前7時20分ごろ、四日市港防波堤灯台から南東約6.3kmの海上で、海運会社員の男性(42)が原油タンカーにかかっていた縄ばしごから転落し、頭を強く打って搬送先の病院で死亡した。
海保によると、男性はバージ船から原油タンカーに乗り移ろうとしていた際、高さ約8mから誤って落ちたという。
(ブログ者コメント)
ウイキペディアによれば、バージ船とは、平底の「はしけ船」のことらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%80
2014年3月11日18時56分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月12日8時4分に読売新聞から、3月12日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、3月13日付で島根日日新聞からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
10日、松江市の自動車専用道路で、緊急走行をしていた松江市北消防署のトラックの荷台から救助用の大型の安全マット2枚が落下し、後続の乗用車やトラックなどあわせて6台が衝突する事故があった。
この事故で、乗用車を運転していた女性2人が軽いけがをして、病院で手当を受けた。
松江市北消防署の石飛消防長が11日松江市役所で会見を開き、明らかにした。
それによると、10日午後8時頃、松江市矢田町の自動車専用道路の「松江道路」で、緊急走行していた松江市北消防署の4トントラックの荷台から救助用の安全マット2枚が落下し、うち1枚に後続の乗用車と軽乗用車、トラック合わせて5台が衝突し、さらに乗用車1台が乗用車に追突した。
この事故で、乗用車を運転していた2人の女性が首などに軽いけがをして、病院で手当を受けた。
落下した安全マットは衝撃吸収用で、縦2m30cm、幅1m80cm、高さ50cm、1枚の重さがおよそ50kgあり、樹上で命綱が絡まり動けなくなった作業員の男性を救助するため、運転の消防司令補(41)と消防士長(37)が乗り、マット4枚を積んで現場に運ぶ途中だったという。
現場到着後、マットが2枚しかないことに気付いたという。
安全マットは、シートをかけたり荷台にロープで固定したりするなどの落下防止策をとっていなかったということで、その理由について石飛消防長は、「隊員は救助現場に早く行こうと焦っていた。重たいものなので落ちることはないと考えていた」と説明した。
その上で、石飛消防長は、「高速道路上の事故で責任は重い。緊急時でも安全対策を怠るのはあってはならないことで今後、2度と起こらないよう再発防止に努めたい」と謝罪した。
同消防署によると、マットの積載についてはシートやロープを使うよう周知していたが、それを記載したマニュアルはなく、荷積みも運転手など複数の隊員で行うという。
今後、落下防止のマニュアルを作るという。
警察では、運転していた消防司令補(41)について、道路交通法違反の疑いで調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035879041.html?t=1394570620601
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140311-OYT1T00946.htm
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/30259
2014年3月10日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月9日付でびわ湖放送からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時ごろ、東近江市中小路町の工事現場で、自営業の男性(27)が小型ショベルカーの下敷きになっていると、近くの男性から119番通報があった。
男性は頭を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、男性は一人で民家の敷地内で水道配管の設置工事をしていた。
2トントラックの荷台にパワーショベルを乗り入れた際、バランスを崩して高さ約80cmの荷台からパワーショベルごと落下したとみられる。
警察は、パワーショベルが荷台に載せてあった工事で出た土に乗り上げて落下したとみて、調べを進めている。
出典URL
http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_today.php
2014年3月8日21時11分に毎日新聞から「安全意識の欠如 原子力学会も反省」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島第1原発事故の原因などを調べた日本原子力学会の事故調査委員会は8日、事故の直接原因を「事前の津波対策、過酷事故対策、事故後対策の不備」とする最終報告書を公表した。
背景として、事業者や規制当局の安全意識の欠如に加え、学会自身についても「災害への理解が足りず、専門家として役割を果たせなかった」と反省した。
報告書は、事故などの原因について、
○過去の大津波を対策に生かせなかった
○過酷事故への備えが不十分だった
○避難範囲の設定など住民の被ばく対策が不十分だった
ことなどを挙げた。
事故当時、東電の対処次第では炉心溶融を回避できた可能性も指摘しつつ、「事故当時に現場に要求することは困難だった」と分析した。
国会の事故調が、地震の揺れによる重要機器損傷の可能性を指摘したが、「安全機能に深刻な影響を与える損傷はなかった」と結論付けた。
今後については、事業者や規制当局に、災害対策などの強化や安全性向上の取り組みを続けることを求めた。
学会自身も、「中立性を守る努力が不足していた。自由に意見交換できる雰囲気の醸成に努める」と改革の必要性を指摘した。
学会事故調は2012年6月に発足、約50人の専門家が事故進展や現場対応などを調べたが、既存の公表データを基にしたため、新事実は乏しい。
事故調委員長の田中知・東京大教授は、「調査に限界があり、事実解明に十分ではない点がある。学会の議論を規制や事業者の取り組みに反映させる仕組みを作りたい」と話した。
学会は今後、福島第1原発の汚染水対策、溶融燃料の取り出し、除染や放射性廃棄物の処理などに科学的な助言をする「廃炉問題検討委員会」を発足させる。
最終報告書は丸善出版から近く出版される。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140309k0000m040040000c.html
(ブログ者コメント)
事故3年目ということで、いくつかのテレビ番組で、当時の再現映像が放映されていた。
その中でブログ者が気になったのは、全電源喪失と同時に、制御室も真っ暗になったという映像だ。
これは、事故当初から報道されていたことだが、ブログ者は、本当だろうか?と懐疑の念を抱いていた。
なぜなら、ブログ者が勤務していた工場では、制御室の照明には、一部、バッテリー内蔵型を使用しており、当然、原発でも同じ対応をとっている筈だと思っていたからだ。
全電源喪失は考えられないとした想定のミスが、こんなところにも影を落としていたのかもしれないが、最後の砦である制御室には、万全の対策を施しておいてほしかった。
2014年3月8日9時30分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
資格を持たない従業員にクレーンを操縦させたとして、伊丹労基署は7日、労安法違反の疑いで兵庫県伊丹市東有岡の鉄鋼・製鉄会社「N社」と同社の男性社長(70)を書類送検した。
容疑は昨年12月19日、同社工場でクレーンの操縦資格を持たない40代の男性従業員に、荷重1トン以上の物体をクレーンに掛け外しする「玉掛け」の作業をさせたとしている。
同署によると、男性は重さ0.9トンと1.3トンの角形鋼管2本を移動させるためクレーンを操縦し、掛け外しを行おうとした際、2本の鋼管に左足を挟まれ、骨折する重傷を負ったという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140308/waf14030808450009-n1.htm
(ブログ者コメント)
同社では、この事故の3ケ月前の2013年9月7日にも、天井クレーンから鋼管が落下し、社員が下敷きとなって死亡する事故が起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3503/
2014年3月8日付の朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
八戸労基署は7日、八戸市豊洲の八戸LNGターミナルLNGタンク建設現場で発生した労災事故の報告を怠っていたとして、建設業T社(神戸市)と同K社(西宮市)、両者の社長ら3人を、労安法違反の容疑で書類送検した。
同署によると、T社と社長らは2012年10月、作業中の男性(当時66)が転倒し、足を骨折したにもかかわらず、報告しなかった。
K社と社長は昨年8月、転落事故で作業員の男性(同22)が背中の骨を折ったが、事故を報告しなかった。
T社は1次下請け、K社は2次下請けで、事故はいずれも元請けの共同企業体の川崎重工業とJXエンジニアリングからの報告で分かったという。
2014年3月7日18時32分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後2時45分ごろ、佐世保市沖新町にあるK社の第4工場で、作業員の男性が鉄骨の下敷きになったと、近くにいた作業員から警察に通報があった。
この事故で、作業をしていた下請け会社、T社の社員の男性(41)が、落下してきた鉄骨の下敷きになり、病院に搬送されたが、全身を強く打ってまもなく死亡が確認された。
この工場では、「船体ブロック」と呼ばれる大型船の骨格となる部品を作っていて、警察によると、男性を含む複数の作業員が、溶接作業をする鉄骨をジャッキアップしていたところ、鉄骨が落下して男性が下敷きになったという。
警察は、近くにいた作業員などから話を聞いて、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035804011.html?t=1394219079265
一方、3月7日付でテレビ長崎からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工場の従業員「音がして見たらそういう状況だった」
「(船の)部品が倒れたみたい」
「(Q落下した?)落下ではない」
出典URL
(2015年5月24日 修正1 ;追記)
2015年5月23日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐世保署は、船舶溶接会社の現場責任者(42)と作業員(41)を書類送検した。
鉄骨(7トン)が倒れる危険があるのに、クレーンで吊る安全対策をとらなかったなどの疑いがある。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。