2014年5月29日12時39分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日20時12分に日テレNEWS24(テレビ金沢)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前9時半ごろ、金沢市神田の県道の交差点で、信号機を点検していたリフト付きの高所作業車に大型トラックが衝突した。
リフトに乗っていた作業員の男性(42)が3.6mほどの高さから道路に転落し、近くの病院に搬送されたが、頭を強く打ち意識不明の重体となっている。
警察によると、交差点の脇に停車していた作業車から車道に向かってリフトを伸ばして信号機を点検していたところ、リフトを支えるアームの部分にトラックがぶつかったという。
現場は見通しのよい交差点で、トラックは歩道寄りの車線を走っていたということで、警察はトラックを運転していた43歳の男性から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
当時、男性は1人で作業をしていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024813961.html?t=1401397976908
http://www.news24.jp/nnn/news8718990.html
(ブログ者コメント)
映像には、トラックは荷台ケーシングの左前面がややつぶれ、高所作業車はアームを伸ばしたまま倒れもしない状態で映っていた。
そこから考えると、安全帯をリフトに固定していなかったために転落したということかもしれない。
(2015年1月22日 修正1 ;追記)
2015年1月20日19時37分にNHK金沢から、会社側は道路の通行に支障が出ると思い交通規制などの計画を作っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性が勤務していた会社が十分な安全策を講じていなかったとして、金沢労基署は、会社と代表取締役の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、金沢市の有限会社「F電気商会」と65歳の代表取締役。
この事故は去年5月、金沢市神田の交差点で、作業車にトラックが衝突し、リフトに乗って信号機の点検をしていた当時42歳の男性作業員が道路に転落し、死亡したもの。
同署は、会社側が周辺で交通規制をするなど安全対策の計画を作っていなかったとして、会社と代表取締役を労安法違反の疑いで書類送検した。
これまでの調べに対し、会社側は「道路の通行に支障が出ると思い、交通規制などの計画を作っていなかった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024823531.html?t=1421787501651
2015年1月21日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からも、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
信号機の電球交換作業の際、高所作業車の作業計画を定めずに、社員に作業をさせた疑いがある。
工事を知らせる表示などを怠った結果、作業車のアーム部分に大型トラックが接触し、アーム先のカゴに乗って作業をしていた男性が転落し、頭を強く打って亡くなった。
(ブログ者コメント)
「道路の通行に支障が出ると思い・・・」という話しが本当だとすれば、何を最優先すべきか、判断を誤ったような気がする。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。