本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年8月9日23時9分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
集中豪雨や台風により冠水した道路で水没した車両から脱出する実験を日本自動車連盟(JAF)が実施し、脱出が難しくなっても浸水が進んで車内外の水圧差が小さくなれば、かえってドアが開きやすくなるという結果を公表した。
高架下を通る掘り下げられた道路が冠水し、車が下り斜面で停止した場面を想定し、車内に空気が残っている状態と、車内に浸水し車内外の水位が一致した状態を比較。
セダンの前席ドアとミニバンのスライドドアを開ける実験をした。
両車種とも、水深が30cmから120cmまでは、車内に空気が残っている場合は水深にかかわらず、車外の水圧でドアが開かなかった。
一方、両車種とも、車内に浸水した後は車内外の水圧差が小さくなり、水深120cmでもドアを開けられた。
車の窓ガラスをスマートフォン、ビニール傘、脱出用ハンマーなどで割る実験では、実際に割れたのはハンマーだけ。JAFは「ハンマーを運転席から手が届く範囲に置いてほしい」としている。
パワーウインドーは両車種とも、水深90cm以上だと電気系統の故障などで作動しなかった。
車両の救援件数は関東地方に猛烈な雨が降った6月25日に関東1都5県で計55件あった。
台風8号が九州を横断した際の7月11~16日には、九州7県で計366件に上った。
出典URL
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG0903S_Z00C14A8CC1000/
(ブログ者コメント)
本件、これまでに何回かテレビで同種実験の映像が放映されており、なんでいまさらJAFが?という感もあるが、まずはご参考まで。
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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