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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20243271952分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日夕方、伊佐市のメガソーラーで火事がありました。

消防が駆けつけ火事の状況を確認している際に爆発が発生し、消防隊員4人がケガをし、このうち1人が重傷です。

消防によりますと、火事があったのは、伊佐市大口大田のメガソーラー、Hソーラーシステム高柳発電所です。  

27日午後6時過ぎ、近くの住民から消防に「白煙が出ている」と通報がありました。

消防が駆け付け、Hソーラーシステムの職員とともに火事の状況を確認するため発電所の扉を開けた所、爆発があったということです。

消防隊員4人がケガをし、このうち1人が顔などに重傷を負っているということです。

警察によりますと、施設内の倉庫1棟が現在も燃えているということです。

また、この火事の影響で、周辺の国道268号の一部で通行が規制されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6a2b90859557743de8a1ad8fb5df7010bae9260

 

328417分にTBS NEWS(南日本放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1079231?display=1 

 

327226分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)からは、現場は発電した電気を溜める蓄電設備だった、煙が出ていた施設の扉を開けたところ一気に火が燃え上がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後6時すぎ、伊佐市大口大田の太陽光発電施設のHソーラーシステムから白煙が出ていると近所の人から消防に通報がありました。

現場は発電した電気をためる蓄電設備で、警察によりますと駆けつけた消防隊員が煙が出ていた施設の扉を開けたところ一気に火が燃え上り、隊員4人がやけどを負うなどしたということですが、全員、意識はあるということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/677349

 

3281755分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、二次災害防止のため、水を使った消火作業はできなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場は周囲を田んぼに囲まれたメガソーラー発電所の建物。
蓄電池などが設置されていました。

近所の人が口をそろえるのが「大きな爆発音を聞いた」ということ。

近所の人 :
「家の中にいたらドカンと爆発音がした」
「経験したことのない地震というか、地響きみたいな」
 

現場で何が起きていたのでしょうか。

通行人からの通報(27日午後6時すぎ) :
「煙が出ている」
 

通報があったのは午後6時すぎ。

4人の消防隊員が現場に駆け付け、建物の外で1人が待機。
残る3人が入り口付近で煙を逃がす作業をしていた時に、激しい爆発が起きたといいます。
 

この爆発で隊員3人が軽傷、1人が中等症のやけどをしました。

元小田原市消防本部 永山さん :
「何らかの状態で中で発火して、少しくすぶっていた状態が続いていたのじゃないかと思う。
新鮮な空気が入ってしまうと燃えやすい状態になってしまうと。
バックドラフトと呼ばれる現象に近い状態が起きた可能性も」
 

ただ、この火災では水を使った消火活動ができませんでした。

消防は「蓄電池に水が掛かると危険なため、自然鎮火を待つことにした」といいます。

なぜ、危険なのでしょうか。

永山さん :
「どうしても、水は電気を伝えやすいものなので、(水を)掛けることによって別の所がショートを起こして爆発的な燃焼を起こしたり、危険な状態になってしまうことになる。
もう一つ言えるのが、感電の危険があるので、水が隊員の方に流れてきて感電事故を起こしてしまう。
二次災害の原因にもなる」

 

■“水が使えない”火災 どうすれば?
 

気になるのは、都市部の電気設備で火災が発生した場合です。

永山さん :
「(都市部でも)基本的には不用意に放水をできないのは共通。
例えばガス系の炭酸ガス、あるいは粉末系の消火薬剤。
水を使わないような消火設備もあるので、そういったものを使う方法はある」
 

警察と消防は、発電所内の電源を落とすなどの安全を確保したうえで、当時の詳しい状況を調べることにしています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/446a179bf6f7be501113f744e1bd981848946d0e

 

421343分に産経新聞からは、倉庫内にはリチウムイオン蓄電池が5基あった、メガソーラー蓄電池の火災は国内初か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

鎮火は、通報から20時間以上が経過した28日午後2時35分。

倉庫内にはリチウムイオン電池を使った蓄電装置が5基あったといい、消防担当者は「放水すると感電や爆発の恐れがあり、できなかった。延焼に備え現場周辺に人員を配置したのみで、自然鎮火を待つしかなかった」と、長期化の理由を説明する。

総務省消防庁の調査などによると、太陽光発電システムの一般家庭への普及を背景に、民家などでの火災事例の増加が懸念されている。

一般的な送電線火災は電源回路の遮断といった措置で対応できるものの、ソーラーパネルは日射があれば発電が継続するため、鎮火後も再発火や感電のリスクが残る。

また、パネルの樹脂素材部分などが燃えることで有毒ガスが発生する恐れもある。

令和元年9月に千葉県市原市の水上メガソーラーで発生した火災や、2年12月に山梨県北杜市のメガソーラー近くで起きた山林火災でも、消火活動が難航した。

ただ、今回の伊佐市の火災では、倉庫に近接した位置にソーラーパネルが設置されていたものの、被害はなかった。

一方、伊佐湧水消防組合によると、メガソーラーの蓄電設備の火災は非常に珍しく、国内初の事例との情報もあるという。

このため、「特異事案」として、消防庁の研究機関である「消防研究センター」に協力を打診。

地元警察などとともに、4月8日以降、原因究明に向けた合同調査を始める予定だ。

https://www.sankei.com/article/20240402-76VBZZNQ5RHC7NVE23LYW3SEMQ/

  

(2024年4月14日 修正1 ;追記)

20244121659分にNHK鹿児島からは、何かが発火した後、高温にさらされた蓄電池内の液体温度が上昇して可燃性ガスが発生し、それが燃えて更に・・・を繰り返した可能性も考えられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

消防と警察によりますと、出火や爆発の原因については現在も調査中だとしていて、引き続き、詳しく調べることにしています。

爆発が起きた原因について、太陽光発電の蓄電設備に詳しい鹿児島大学の野見山輝明准教授は、

「何らか原因で発火し蓄電池が高温の状態に長時間さらされると、電池の中に入っている可燃性の液体の温度が上昇しガスが発生する。
さらにひどくなるとガス漏れが起き、周りに炎があると発火や爆発を繰り返す。
蓄電設備には蓄電池が多数あるので、1台が爆発して別の爆発を誘発する状態になったと考えられる。
大規模な蓄電設備での火災は国内では聞いたことがなく、おそらく初めてではないか」

と話しています。

また、消火に向けた放水を行えなかったことについては、

「太陽光発電はほかの電力システムと異なり、電源を切ることが難しく、光がある限り発電し続ける。
高電圧の部分に水がかかると、漏電によって感電の可能性があったり、蓄電池に水がかかるとショートして、さらに火災がひどくなったりする可能性もあり、正しい判断だと思う」

と話しています。

そのうえで、再生可能エネルギーの普及のため国が蓄電池の導入促進を図っていることを踏まえ、

「蓄電池に電気を蓄えておけば電力会社に売りたい時に売れるので、太陽光発電施設の横に蓄電設備を置くのは、今後増えると思う。
同様の火災が今後、起こることも懸念され、対策が求められる」と指摘しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240412/5050026554.html

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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