2014年4月13日19時42分に読売新聞から、下記趣旨の記事が掲載されていた。
13日午後1時20分頃、大阪市東淀川区菅原のホームセンター「K店」で、高さ約2.5mに積まれていた合板のうち約100枚の束(重さ計約500kg)が落下し、買い物中の女性(45)に当たった。
女性は病院に搬送され、顔や両脚の骨を折る重傷を負った。
警察などによると、コンクリートの型枠用の合板(縦182cm、横91cm、厚さ1.2cm)で、100枚ごとにひもで縛られていた。
事故当時、同店の男性契約社員がフォークリフトで合板を移動させる作業をしていた。
その際、3段に積まれたうち、一番上の分が崩れ落ちたという。
警察に対し、男性契約社員は、「フォークリフトの操作を誤り、荷崩れした」と説明しており、警察は業務上過失致傷容疑で調べている。
同店を運営するK商事(本社・堺市)は、「この度は多大な迷惑をかけ、誠に申し訳ありません。従業員には再度、指導教育を周知徹底します」とのコメントを発表した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140413-OYT1T50077.html
2014年4月13日18時31分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、パネルは1枚5kg前後。
男性店員が、パネルを挟んで女性の反対側でパネルを持ち上げる作業をしていた際、リフト部分がパネルの側面に接触。数10枚が2~3mの高さから横滑りして落下し、女性に当たったとみられる。
女性のそばには、パネルが300枚ほど積まれていたという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG4F63K1G4FUEHF004.html
2014年4月14日13時39分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、コンクリートパネルは、店の屋外スペースに数100枚ごとに数列に並べてあった。
従業員がフォークリフトでパネルの束を移動させる際、別の列に当たり、高さ約4mから数10枚が崩れ落ちたとみられる。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140414k0000e040146000c.html
(2014年7月20日 修正1 ;追記)
2014年7月15日21時9分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
淀川労基署は、必要な作業計画を作っていなかったとして、K商事と、この店の店長を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署の調べによると、事故当時、店員はフォークリフトを使って1枚が縦1m80cm横90cm、重さ10kgの合板100枚を1束にしたものを1度に4束、運んでいて荷崩れを起こしたが、店では事前に必要な作業計画を作っていなかったという。
K商事は、「お客様をはじめ関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。従業員への指導教育を徹底し再発防止に努めます」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140715/3024331.html
(ブログ者コメント)
淀川労基署から発表された下記資料に、やや詳しい状況と、労安法のどの条文に違反している疑いなのかが記されている。
http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/osaka-roudoukyoku/H26/syosyo/260716.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。