2013年11月16日付で朝日新聞愛媛全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後1時45分ごろ、西条市ひうちの車両修理会社「Tトレーラー西条工場」で、同社員の男性(41)がトレーラーの荷台部分の下敷きになっていると、工場長から119番通報があった。
男性は頭を強く打ち、間もなく死亡した。
警察によると、男性はトレーラーの装置で車体を持ち上げ、下に潜って整備をしていた。
警察は、何らかの原因で車体が落下したとみて調べている。
(2014年3月21日 修正1 ;追記)
2014年3月20日19時27分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜労基署は、車体が落下しないための予防措置を取っていなかったなどとして、20日、労安法違反の疑いで、この会社と工場長を書類送検した。
書類送検されたのは、大阪市に本社があるトレーラー整備会社「Tトレーラー」と、この会社の西条工場の33歳の工場長。
この事故は、西条工場でトレーラーの下に入って整備をしていた当時41歳の作業員の男性が、突然落下した車体の下敷きになって死亡したもの。
同署によると、空気を送り込んで車体を持ち上げる装置の操作を男性が誤り、その結果、空気が抜けて車体が落下したが、会社側は、車体が落下しないための予防措置を取っておらず、作業の安全を監視する人も配置していなかったという。
調べに対して工場長は、「監視を怠っていた」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8003121671.html?t=1395350125963
(2014年4月8日 修正2 ;追記)
2014年3月21日付の愛媛新聞紙面に、車高を上げる装置のプラグを誤って抜いたなどという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
書類送検容疑は、指揮者を定めて安全支柱などの使用状況を監視させるなどの危険防止措置をとらずに、大阪本社から出張中の男性社員(41)にトレーラー台車の下に入らせて修理作業をさせた疑い。
同署によると、男性社員は一人で作業。車高を上げる装置のプラグを誤って抜き、下降してきた台車に頭を挟まれて死亡した。
工場長は、「男性は自分より経験があり、法令を守って作業してくれるだろうと思っていた」と供述している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。